JP2000504420A - 電離放射線場に吸収されている線量の測定における装置および感応媒体 - Google Patents

電離放射線場に吸収されている線量の測定における装置および感応媒体

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、電離放射線場での吸収線量を測定する装置と、電離箱に入れて使用する感応媒体とに関する。この装置は検出器体(11)を含んでおり、この検出器体は、電離箱タイプであって、2枚の互いに離間している電極要素(20、30)と、これら電極要素とともにこの検出器体の中に感応媒体を入れる測定用の第1チャンバ(40)を画成する手段(50)とを有している。第2チャンバ(60)がその測定チャンバとは離して設けられており、そして、流路(61)がそれら電極要素の内の1つを通って延在し、以て、測定チャンバを第2チャンバとつないでいる。感応媒体は液体である。本発明によれば、この感応媒体は、イソオクタン(C818)とテトラメチルシラン(Si(CH3)4)との混合物である。

Description

【発明の詳細な説明】 電離放射線場に吸収されている線量の測定における装置および感応媒体 本発明は、電離放射線場に吸収されている線量の測定のための装置および感応 媒体に関する。本発明は、特に、その材料との放射の相互作用が生体組織との放 射の相互作用と似ているような材料の特定の点における吸収線量の大きさを決定 するための装置に関する。本発明は、また、このような装置における適切な液体 混合物などの感応媒体の利用に関する。 吸収線量とは、単位質量当たりの被放射材料に対して電離放射線が与えるエネ ルギを意味する。吸収線量の単位はGy(J/kg)である。 放射線治療や放射線診断などでの患者の安全という観点では、電離放射線場で 放射線にさらされる生体組織への生物学的影響を予想することが最優先で重要な ことである。このことに関しては、組織に照射する以前に吸収線量と生体組織内 でのその分布とを予測できることが望ましい。近傍の各点で受ける電離放射線を 測定し、電離放射線場のマッピングをするようにすることに関心が持たれている 。治療装置において放射線場のマッピングを正確に繰り返し行えば患者の安全性 を高めることができる。 治療および放射線診断に関連した電離フォトン放射線場や電子放射場の例とし ては、30keVから50MeVまでのエネルギ範囲のフォトン、および電子放 射場がある。断続的放射において重要な線量率間隔は、0.1mGy/分から1 0mGy/分までで、μ秒のパルスのパルス放射の場合は、1パルス当たりの吸 収線量は5mGy/パルスまで、繰り返し周波数は1分当たり1,000パルス までである。線量率とは、単位質量当たり、線量、即ち単位時間当たりに与えら れたエネルギが増加していく割合を意味する。 例えば、コンピュータ・トモグラフィーにおいて患者が受けるエネルギ/吸収 線量は、検出器を入れてある組織様の材料(通常は水)を有する人工人体を与え 、この人体を電離放射線場にさらして予測することができる。性能のよい検出器 を使えば、吸収線量とその分布は、この検出器からの信号から、そして予め分か っているこの検出器の設置場所とから判断することができる。従って、概ね同じ 条 件(中でもエネルギと時間)の同様の放射線場に患者をさらしたときは、この患 者が受ける線量は予測することができるのである。 前述の応用分野において、現在、最も一般的なタイプの検出器は、感応媒体と して気体を使用する電離箱である。電離箱は、チャンバに閉じ込めた感応媒体を 照射する原理に基づいて動作するものであって、放射線が気体と相互作用した結 果与えられるエネルギに比例してイオンが放出されるのである。これらのイオン は、2つの電極の間に作り出されている電場によって捕捉される。捕捉した電荷 を測定して、感応媒体に吸収された線量の大きさを決定する。 これらの検出器の1つの欠点はそのサイズであり、具体的に言えば、十分な精 度の感応媒体として気体を使用可能にするのに必要なサイズ、即ち体積である。 更に、この検出器は、感応媒体が受けたエネルギの総量に対応するので、放射線 場の局所的なスパイクは隠れてしまい、従って、電離放射線場中のエネルギ密度 にそのような変化がある場合は、この検出器は使用できないか、信頼できないも のになってしまうのである。放射線場の変動は、現在の放射線源の多くから生じ ている。例えば、患者の組織への実際の吸収線量が予測線量よりも大きくかけ離 れている点が生じ得るのである。 半導体ダイオードは、別の通常の検出器の例である。この検出器は、電離放射 線がダイオードのp−n接合に自由電荷を発生させるという原理に基づいて動作 する。電離箱の技術と同様、この電荷が吸収線量の決定に使用される。 これらのタイプの検出器における一般的な特徴は、線量率や吸収線量にそれぞ れ比例した電流か電荷を測定することにある。そして、この測定結果をこの検出 器を照射している間か、直後に直接記録するのである。 吸収線量を測定するもう1つのクラスの検出器としては、検出器を照射した後 、放射線による検出器材料の変化を記録することを可能にするものである。この タイプの検出器の1つの例が、いわゆるフリッケ線量計であって、照射された液 体の分光評価を用いる。このタイプの検出器における1つの欠点は、我々が本文 で述べている適用において、必要な感度を持たせつつ十分に小さく作ることがで きないということである。 別のタイプの検出器は、いわゆる熱ルミネセンス線量計であって、ある材料を 照射すると、特定の量の電子が放射線によって励起され、その材料の中に励起状 態のまま残ってしまうという現象を利用している。続いて、この照射された材料 を加熱すると、それらの電子が励起状態から戻され、これによって生じる光の量 は、ある条件の下でその材料が吸収した線量に比例するのである。 これらの検出器では、線量は直接読み取れないし、出される信号と水での吸収 線量との間の比例関係が、最良の場合でも、所定のエネルギ範囲で約40%ばら ついてしまう。半導体検出器は小さいユニット(わずか数mm)に作ることはで きるが、前記の重要なエネルギ範囲での応答で500%のばらつきを持っている 。このようなばらつきでは不十分である。 30−200keVのフォトン・エネルギ範囲で、また限られた大きさで、信 頼性があり且つ感度のよい検出器については、近年になって復活してきている腫 瘍治療の形態であるが、癌腫瘍に植え込んで放射線治療(組織内放射線治療)を するための小さな放射能線源の回りの吸収線量や線量分布を決定するのをこれら 検出器の目的としているときは、明らかにニーズがある。 別の重要な応用分野としては、コンピュータ・トモグラフィーを受けている患 者の吸収線量の大きさとその分布を決定するというのがある。スウェーデンや、 その他多くの国においては、線量を一定間隔で測定して、患者の安全を保証しな ければならないという法規制がある。 本発明の目的は、電離放射線にさらされる材料、特に、生体組織疑似材料の吸 収線量を測定する装置を提供することである。 別の目的は、 a)吸収線量の変化に関連して寸法の小さな放射線感応体を持つ装置を提供する ことである。実際には、検出器の感応体がどの方向にも数mmを越えないことが 望ましいということである。応用分野によっては、この感応体が少なくとも1方 向には十分の数mm以下の寸法でなければならないものもあって; b)これが照射される材料の中にあっても、無視できる程しか妨害したり混乱さ せたりせず; c)測定した信号と測定を行う材料の吸収線量との間の比例関係が、放射線のエ ネルギ・スペクトルのばらつき(放射線品質のばらつき)に関して認識できる程 には変化しないことを確実にし; d)測定した信号と吸収線量との間の比例関係が線量率や吸収線量の大きさを顕 著な程には変化させず;そして e)吸収線量を、特に放射線治療をベースにした測定の場合に決定するときの精 度が数%より確実に高くなるようにすることである。 条件c)が満足されないとしたら、信頼できる線量測定のためには放射線のエ ネルギ・スペクトルのばらつきについて正確に知ることが必要になる。エネルギ ・スペクトルは、照射される対象物に空洞があっただけでも往々にして変化する ので、吸収線量と同様にそれを決定するのは困難である。 本発明のこれらの目的およびその他の目的は、請求の範囲のそれぞれの項に述 べられている発明装置によって達成される。 電離放射線場における吸収線量を測定する発明の装置は、電離箱タイプの検出 器体であって、2枚の互いに離間している電極要素と、これらの電極要素ととも に感応媒体のための測定チャンバをこの検出器体の中に画成する手段とを含む検 出器体を有しており、この装置は、また、測定チャンバからは離間している第2 チャンバと、それら電極の内の1つを通って延在し、測定チャンバを第2チャン バにつないでいるクロスフロー流路とを含み、感応媒体は液体である。 第2チャンバは、この感応媒体の体積変化を吸収する手段をその中に含むこと もできる。 気体と液体を比較すると、液体の方が密度が高いので、検出器の感応媒体とし て使用したときに、同じ感度を持たせるのに数百分の1の体積で済み、このこと は前述したように検出器の精度の点で重要な要素である。しかし、電離箱で試験 されてきたこれら液体の欠点は、これらが時間的に、そして必要なエネルギ範囲 全域にわたって十分に安定した信号を出さないということである。これらは、ま た、この範囲全域にわたって安定した較正ファクタも示さなかったのである。 我々は、これらの要素総てを驚異的に改善する液体混合物を発見した。この感 応媒体は、イソオクタン ISO (2−2−4−トリメチルペンタンC818) と、テトラメチルシラン TMS (Si(CH3)4)とを含む液体からなってい る。特に好適な混合物はISOが2とTMSが1の割合である。この割合は体積 の割 合である。 本発明をその好適実施例を参照し、添付図面を参照しながら更に詳細に説明し て行くが、これらの図面では相対応する部品は同じ参照符号を割り当てている。 図1は、本発明の第1実施態様による検出器の断面図である。 図2は、本発明の第2実施態様による検出器の断面図である。 図3および4は、感応媒体として相異なる液体混合物を使い、図2に示してい る検出器を使って試験をした結果をグラフにして示したものである。 図1に、本発明の第1実施態様による電離箱タイプの検出器10を示している 。この検出器は、第1平坦端面12を持つ概ね円筒形の円筒体11を含んでいる 。2枚の概ね円盤形の電極20および30が、前記面のやや内側にこれに平行に 取り付けられている。これら2枚の電極は、互いに平行で離間している。電離放 射線場は前記端面12に当たるようになっており、矢印Fを参照して戴きたい。 これらの電極の間にこの検出器の感応媒体を収容しているチャンバ40が位置 している。チャンバ40は、電極20、30の間に延在し、非導電材料からなる 曲面壁50で周辺を区切られている。この壁の材料は、また、感応媒体の化学的 影響、および電離放射線に対して耐性を持っている。この壁の材料は、例えばレ クソライト(登録商標)などの絶縁性スチレン共重合体が好ましい。 電極は、この検出器体内を通って延びているそれぞれの対応導体25、35の 媒体を通じてこれらの電極へ電圧を供給することのできる公知の装置に接続され ており、受けた線量からの応答を読みとるのである。このような装置は電離箱の 技術ではよく知られているので、本文ではこれ以上の説明はしない。 図の左手の電離放射線に最初に当たる電極20は高圧電極であり、もう一方の 電極30はコレクタ電極である。これら電極間の電界強度は、0.3から3MV /mまで変化する。測定精度に関しては、この電界強度が線量率や液体層の厚さ に対して最適である。 この検出器体は、また、感応媒体を収容している別のチャンバ60を含んでい る。この第2のチャンバは、端壁12から見て第1チャンバ40よりも奥に位置 している。これら2つのチャンバ40および60は、流路61の媒体を介して互 いに流通するようになっている。図示している特に好適な実施態様においては、 この流路はコレクタ電極30を通って延びている。 本発明に使用されている感応媒体は液体であって、図示している実施態様にお いては、検出器体の後部から延びている流路62を通じてこの装置に導入される 。流路の入口はねじを切った栓で塞ぐのが好ましい。 動作中、この検出器は温度変化にさらされるので、封入している液体の温度に 関連した体積変動が問題である。体積が著しく増加すると、検出器体に圧力が掛 かるのを免れられず、漏れてしまうことになる。この問題を解決するために、第 2空間60に収容されている液体に気体の泡64を入れてやる。この気体の泡が 液体の体積変動を吸収してくれ、液漏れの危険性を取り除いてくれる。 この気体の泡が第1チャンバに入って行くのを防ぐために、気体止め65を第 2チャンバへの流路に、好ましくは流路オリフィスに、あるいはこの回りに設け る。この気体止めは、例えば、気体の泡が流路61に入って行くのを防止するよ うな狭窄する形にすればよい。 本発明の場合、検出器体は中心軸を中心にして回転対称になっているが、流路 62と導体接続25および35は例外である。しかし、他の構成は本発明の範囲 内において考えつき得るものとすることができる。この検出器体1は、所望の数 の部品で構成でき、例えば、単一の成型構造にもできるし、また、図1の実施態 様の場合のように、1つまたは数種類の材料からなる複数の個別の部品から組み 立てることもできる。 図1の実施態様の検出器体1は、4個の機械加工された部品からなり、これら は総て1種類の同じ材料レクソライト(登録商標)でできている。 電極20および30は炭素電極であり、感応媒体は液体、泡64の中の気体は 空気である。 図2に、本発明の検出器のもう1つの実施態様を示している。この実施態様の 検出器も、また、中心軸を中心にして概ね回転対称で、いくつかの部品からなる 検出器体2を含んでいる。電極が同軸に設けられているが、外側に位置している 高圧電極20と、概ね棒状のコレクタ電極30とからなっている。高圧電極20 は、前記中心軸と同軸に延在する開口あるいは穴を含み、棒状のコレクタ電極3 0がこの中に延びている。このようにしてこれら電極の間に、この装置の感応媒 体を収容する、本質的に管状の第1空間、即ちチャンバ40が形成されている。 コレクタ電極は凹部の一番奥までは延びておらず、従ってまた、感応媒体が前記 チャンバ内に突出しているコレクタ電極30の先端を取り巻いている。 前述の実施態様と同様、この装置は、所期の目的に相応しい装置に電極を接続 する導体を含んでいる。 第2の感応媒体収容チャンバ60は、前記中心軸の方に第1チャンバから離間 している。図示している実施態様の場合、第2チャンバ60は、コレクタ電極3 0から見てチャンバ20の向こうに位置している。流路61がこれら2つのチャ ンバの間に延在している。泡止め65がこの流路近傍に設けられていて、第2チ ャンバ60の感応媒体にある気体の泡62が第1チャンバ40に移動するのを防 止している。この実施態様では、この流路は高圧電極20を通って延びている。 この実施態様では、検出器体の中心軸に対して、この検出器体の周縁であれば どの点を取っても本質的に直角に第1チャンバ40に放射線場が当たるように意 図されている。従って、放射線場が当たることのできるこの検出器体の表面とい うのは、この検出器体の回りに帯になっている。 前述した本発明の実施態様は例示だけのために与えたもので、本発明は、また 、例えば鏡像の構造を持った検出器や、別の幾何学的構造で構成した検出器も包 含している。 本発明の特に好適な実施態様によれば、感応媒体は、イソオクタン ISO (C818)と、テトラメチルシラン TMS (Si(CH3)4)とを含む液体で ある。TMSとISOの混合物からなる感応媒体に対して行った試験では、医療 用として重要で、水の詰まった人体や他の生体組織疑似材料でできている人体が 吸収する線量を決定するのに検出器が使用される30−200keVのフォトン ・エネルギ範囲全体にわたって、測定信号と吸収線量との間の比率を実際上一定 にすることができた。 図3の曲線は、30から120keVまでの低エネルギ・フォトン範囲をX軸 に、較正ファクタN(D,V)をY軸にしてこのエネルギ依存性を、感応媒体とし て使用した4つの異なる液体について示している。較正ファクタN(D,V)は、 集められた電荷の量で除算した水の吸収線量として表現される。この検出器の有 用性と信頼性に関しては、エネルギの変動に対して変わりにくい較正ファクタを 持っている感応媒体が望ましい。図から見て取れるように、65%のISOと3 5%のTMSの混合物が特に良好な特性を持っている。 最適な混合物を本発明検出器に入れて再現性試験を行ったところ、予期しなか ったことであるが、この混合物は、また、他のISOとTMSの混合物よりもよ い結果を出したのである。図4にこのような試験の1つを示しており、65%の ISOと35%のTMSからなる本発明の感応媒体からの、応答、正味の信号の 相対的変動を150暦日の間にわたって試験した。使用した分極電圧は−300 Vで、測定は、放射線源としてCo60を使い、測定点での線量率を約1mGy /分として空中で行った。応答の相対的変化は試験の期間中±0.2%以内で、 これは非常に低いと考えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電離放射線場で吸収線量を測定する装置において、電離箱タイプの検出器体 1であって、2つの互いに離間している電極要素(20、30)と、この検出器 体においてこれらの電極とともに感応媒体を収容する測定用の第1チャンバ(4 0)を画成する手段(50)とを有する検出器体をこの装置が有しており、前記 測定チャンバとは離間して設けられている第2チャンバ(60)と、それら電極 要素の内の1つを通って延在し、測定用第1チャンバを前記第2チャンバとつな いでいる流路(61)とを特徴とする装置において、その感応媒体が液体である 装置。 2.請求の範囲第1項に記載の装置であって、第2チャンバ(60)内の感応媒 体の体積変化を吸収する手段(64)を特徴とする装置。 3.前記請求の範囲のいずれかの項に記載の装置であって、電極要素(20、3 0)が面平行で概ね円盤状をしていることを特徴とする装置。 4.請求の範囲第1項または第2項に記載の装置であって、第1電極要素(30 )が第2電極要素(20)に設けられている開口の中に配設され、第2電極要素 によって回りを囲まれていることを特徴とする装置。 5.請求の範囲第4項に記載の装置であって、流路(61)が第2電極要素(2 0)に設けられていることを特徴とする装置。 6.前記請求の範囲のいずれかの項に記載の装置であって、体積変化を吸収する 手段(64)が気体の泡であることを特徴とする装置。 7.前記請求の範囲のいずれかの項に記載の装置であって、体積変化を吸収する 手段(64)が空気の泡であることを特徴とする装置。 8.電離箱に収容されている感応媒体であって、この感応媒体がイソオクタン( C818)とテトラメチルシラン(Si(CH3)4)との混合物であることを特徴 とする感応媒体。 9.請求の範囲第8項に記載の感応媒体であって、前記感応媒体が体積で2/3 のイソオクタン(2−2−4−トリメチルペンタン、(C818)と、体積で1 /3のテトラメチルシラン(Si(CH3)4)とから成る混合物であることを特徴 とする感応媒体。
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