JP2000502734A - 分離剤として充填可能ポリマー溶液を使用するキャピラリー電気泳動分離法 - Google Patents

分離剤として充填可能ポリマー溶液を使用するキャピラリー電気泳動分離法

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Abstract

(57)【要約】 50から600mPa・sの粘性を有する、(a)10から30重量%の100000より小さい平均分子量を有する実質的に非架橋水溶性ポリマー、(b)50重量%までの水と混和性の少なくとも一つの有機溶媒、および(c)少なくとも20重量%の水性緩衝液を含む実質的に尿素非含有の組成物、本組成物は荷電有機化合物、特に低分子量オリゴヌクレオチドの混合物を分離するためのキャピラリー電気泳動装置のキャピラリーにおける固定相として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 分離剤として充填可能ポリマー溶液を使用する キャピラリー電気泳動分離法 本発明は、50から600mPa・sの粘性を有する、(a)10から30重量% の100000より小さい平均分子量を有する実質的に非架橋水溶性ポリマー、 (b)50重量%までの水と混和性の少なくとも一つの有機溶媒、および(c)少な くとも20重量%の水性緩衝液を含む実質的に尿素非含有の組成物;キャピラリ ーの固定相として本組成物を使用することを含む、少なくとも300から約50 000の範囲の分子量を有する有機化合物の混合物のキャピラリー電気泳動分離 法;固定相として本組成物を使用する電気泳動分離装置用キャピラリーおよび電 気泳動分離装置のキャピラリーに再充填できる固定相としての本組成物の使用に 関する。 例えば、オリゴヌクレオチドの分離のために固定相としてゲルを使用するキャ ピラリー電気泳動は既知であり、とりわけA.Paulus et al.,Journal of Chrom atography 507,(1990),113-123頁に記載されている。ポリアクリルアミドを基 本にするゲルは、キャピラリーに重合可能で架橋可能な水性緩衝液を直接充填し 、続いて重合化させることにより製造する。ポリマーはキャピラリー表面に、典 型的にメタクリルオキシプロピルトリメトキシシランである架橋剤で共有結合し ている。約12から50ヌクレオチドを有するオリゴヌクレオチドの場合に良好 な分離が達成される。反復分離操作後、キャピラリーの浄化が費用が懸かりすぎ るか、不可能であり、またキャピラリーの固定相を置換(廃棄する)ことができな いため、キャピラリーは、更に使用することができない。分離過程中、小泡がし ばしば形成され、分離を完全に損なうか、不可能なほど減じ、従って、固定相の 置換が必要となる。固定相はまた、分離を常に新しい固定相で行うことができな い場合、記載方法でのように必要な高い再生が保証できない程、試験サンプルに より不純となる。 WO95/18813は、少なくとも12%(重量/容量)のポリマー、尿素、 有機溶媒および適当な場合、16.2%までの水を含むキャピラリー電気泳動用 組成物を記載し、その組成物によりオリゴヌクレオチドが分離できる。この場合 のポリマーはまたキャピラリー中で製造し、移動できないように共有結合してい る。この組成物において分子量および粘性は、架橋が可能でありさえすれば、重 要ではない。少なくとも5molの高尿素含量は変性のために作用し、多くの場合 効率的な分離に必要ない。相対的に長い溶出時間および低い分離がまた欠点であ る。良好な分離性能は、高容量の有機溶媒を使用した時のみに見られる。 Applied and Theoretical Electrophoresis(1994),4,39-41頁において、C.H eller et al.は、直鎖ポリアクリルアミドが平均分子量80000を有する場合 、得られる粘性に依存して、水性緩衝液中のポリアクリルアミドの10%を、キ ャピラリー電気泳動において充填可能で除去可能な移動相として使用できると述 べている。オリゴヌクレオチドの少ない移動性により、長い溶出時間が見られる 。分析(ピークの広がりおよび重なり)は、また、特に短い鎖のオリゴヌクレオチ ドの場合、不十分に終わる。 驚くべきことに、本発明により、好ましくは少なくともほぼ300から、約5 0000Daの範囲の分子量を有する、電気的に荷電した有機化合物の混合物の 場合、特定の粘性の充填可能で除去可能なポリマー溶液を水と混和可能な有機溶 媒を更に加えて使用した場合、実質的に高能力化された分離およびより速い移動 が得られることが判明した。加えて、再現性(有機化合物の溶出時間)が驚くべき ことに高く、これらの移動相が、一方では、自動化のために、他方では、未知の 化合物混合物の定性分析の標準化に適している。驚くべきことに、オリゴヌクレ オチドを分離する場合、リン酸化体がチオリン酸化体または他の修飾オリゴヌク レオチドからでさえ分離され、これは合成オリゴヌクレオチドを試験する場合、 非常に重要である。多くの場合、分析は非常に高程度であり、一つの単位または 他の一つの構造要素が異なるのみのオリゴマー化合物が分離および測定できる。 一つの態様において、本発明は、(a)10から30重量%の100000より 小さい平均分子量を有する実質的に非架橋水溶性ポリマー、(b)50重量%まで の水と混和性の少なくとも一つの有機溶媒、および(c)少なくとも20重量%の 水性緩衝液を含む実質的に尿素非含有の組成物に関する。 重量パーセントは常に100%となる。分子量は、例えば、既知の分子量のポ リアクリルアミドの既知の標準を使用したゲル浸透クロマトグラフィーで測定す る。粘性は回転粘度計(Low Shear 30//MS 1/1;Gontraves)で30℃で測定する。 多くの適当な水溶性ポリマーが既知である。粘性をポリマーの選択およびその 分子量ならびに組成物におけるその濃度から測定する。必要な分子量は特異的合 成または、例えば、高分子量ポリマーの加水分解的分解により達成できる。ポリ マーは選択した分離条件下で安定でなければならない。合成および天然ポリマー を使用することが可能である。典型的な例は、所望によりエーテル化またはエス テル化されているポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレ ートまたはポリメタクリレート(これらは所望によりN−モノアルキル化または N−ジアルキル化されている)、ポリエチレングリコールまたは1,2−プロピレ ングリコールのようなエチレングリコールと1,2−ジオールのコポリマー;セ ルロースまたはセルロースエーテル、デンプン、デキストランおよびカラゲナン のようなポリサッカライドまたはポリサッカライド誘導体である。デンドリマー がまたポリマーとして適当である。 好ましい水溶性ポリマーは、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミドお よびポリビニルアルコールである。 分子量は、好ましくは5000から100000、より好ましくは10000 から80000、特に好ましくは20000から60000である。 本質的に尿素非含有は、分離に慣用的に使用する水性緩衝液システムが尿素を 含み得るが、組成物に大量の尿素を添加しないことを意味する。 有機溶媒の量は、同様に、組成物の粘性を調節するためだけでなく、分離性能 に影響するよう使用できる。組成物は、好ましくは5から50重量%、好ましく は5から40重量%、より好ましくは10から40重量%、特に好ましくは10 から30重量%の溶媒を含む。溶媒は、例えば、極性およびプロトン性または好 ましくは非プロトン性溶媒であり得る。説明的例は、非置換またはメトキシ−ま たはエトキシ−置換アルカノールおよびポリオール、典型的にメタノール、エタ ノール、プロパノールおよびブタノール、メトキシエタノールおよびエトキシエ タノール;エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、シクロヘ キサンジオールのようなジオール;グリセロールまたはトリメチロオールプロパ ンのようなトリオール;およびペンタエリスリトールのようなテトロール;N− 原子が2個または1個のメチルまたはエチル置換を含み得るカルボキシアミドお よびラクタム、典型的にホルムアミド、アセトアミド、カプロラクタム、ジメチ ルホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドン、ケトンお よびアルデヒド、典型的にアセトアルデヒドまたはアセトン、ジメチルスルホン 、ジエチルスルホンおよびテトラメチレンスルホンのようなスルホン;スルフオ キシド、典型的にジメチルスルフオキシド、ジエチルスルフオキシドおよびテト ラメチレンスルフオキシド;およびアセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロ ニトリルおよびベンゾニトリルのようなニトリルである。 組成物は、好ましくは20から85重量%、より好ましくは20から80重量 %、特に好ましくは25から70重量%および最も好ましくは30から60重量 %の水性緩衝液を含む。水性緩衝液のpHは2から12、好ましくは4から9の 範囲であり得る。 緩衝液のタイプ、量および濃度は、キャピラリー電気泳動システムの性能が約 5ワットまで、好ましくは3ワットまでおよび特に好ましくは1ワットまでであ るように選択する。適当な緩衝液はリン酸およびホウ酸を基本にしたもの、例え ば10から500mmolのTRIS(トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン)およ び10から500mmolのホウ酸である。BIS(ビス(2−ヒドロキシエチル)ア ミノトリスヒドロキシメチルメタン)の使用または付加的使用も可能である。 組成物の粘性は好ましくは50から500mPa・s、より好ましくは100から 500mPa・s、特に好ましくは150から400mPa・sである。 本発明の組成物は透明で粘性な溶液であり、キャピラリー電気泳動装置への充 填に適しており、その組成物は分離の後に除去(廃棄)でき、更なる測定のために 再びキャピラリーに充填できる。装置は従って再使用可能であり、かなりの経済 的利点である。これは商品として利用可能なキャピラリーと分離機の完全なシス テム(いわゆるキット)を製造する可能性を開く。 本発明はまた本発明の組成物が充填された電気泳動分離装置用キャピラリーに も関する。 検出装置(例えば、UV吸収測定)を備えたキャピラリー電気泳動装置は既知で あり、技術的文献に記載され、異なる製造者から、例えば、ベックマン、フレル トン、CA、USAから提供されるP/ACE5000またはヒューレット・パ ッカード、ワルドブロン、ドイツから提供される3DCEのように、商品として入 手可能である。固定相のpH値で電気浸透流を防止するために、キャピラリー壁 を、例えば、ポリビニルアルコールの薄層で被覆する。この層は簡便にはリンカ ーにより結合している。 キャピラリーの内部直径は、例えば、5から200μm、および好ましくは5 0から150μmである。キャピラリーの長さは、例えば2から100cm、好ま しくは5から50cmである。本発明の組成物は簡便には、典型的に約105から 107Paの範囲の加圧下でキャピラリーに充填する。 キャピラリーは電気絶縁体、例えばガラス、石英またはテフロンのようなプラ スチック物質である物質から形成され得る。単一キャピラリーはしばしば、典型 的にポリイミドから成る損傷に対する防御層を備える。エッチング法、平面単体 の打ち出しまたは平削りにより得られるキャピラリーまたはキャピラリーシステ ムもまた使用可能である。 電気泳動分離装置のための新規キャピラリーは、特に、少なくともほぼ300 から約50000、好ましくは1000から30000Da、特に好ましくは1 500から15000Da、非常に好ましくは1500から80000Daの範 囲の分子量を有する生物有機化合物の荷電した有機化合物の分離に非常に適して いる。本発明の組成物をキャピラリー内で置換することにより、その装置は再使 用できる。組成物は、例えば、水、有機溶媒または水と有機溶媒の混合物を使用 した加圧下の単純な方法で廃棄できる。 有機化合物は、天然または合成化合物混合物、例えば、約100までのヌクレ オチド単位を有するオリゴヌクレオチド、約100までのヌクレオチド単位を有 するオリゴマーRNAまたはDNA配列、約100までの糖単位を有するオリゴ マー炭化水素ならびに約80までのアミノ酸単位を有するオリゴマーペプチドお よびタンパク質であり得る。 本発明はまた有機化合物の溶液でのキャピラリー電気泳動装置の荷電、少なく とも50ボルト/cmの電場の確立および続く有機化合物の検出を含む方法であり 、そのキャピラリーが本発明の組成物で充填されている、ほぼ少なくとも300 から約50000Daの範囲の分子量を有する電気的荷電有機化合物のキャピラ リー電気泳動による分離法にも関する。 電場は、例えば、50から2000ボルト/cm、好ましくは100から150 0ボルト/cm、特に好ましくは200から1200ボルト/cm、もっとも好まし くは200から600ボルト/cmであり得る。 有機化合物の検出は、簡便には光学法、例えば、ほとんどの場合UV範囲であ る波長での吸収測定またはレーザー誘導蛍光のような蛍光検出;またマススペク トルまたはNMR−スペクトル法により行う。 試験サンプル(溶液)中の有機化合物の濃度はミリモルからマイクロモルおよび フェムトモル範囲までであり得る。 測定は通常、典型的に0から100℃、好ましくは20から50℃の範囲の一 定温度で行う。 有機化合物は水、水性緩衝液もしくは水または緩衝液と水混和性有機溶媒との 混合物に溶解できる。キャピラリーを荷電するために、その一端を試験サンプル に浸し、ボルト数を短時間(例えば、1から10秒)かけることができ、有機化合 物が電気泳動により吸着される。荷電はまたキャピラリー端の間に圧力差を作る ことによる水力学的方法でも製造できる。吸着された量は数分子からアトモルお よびピコモル範囲までであり得る。 本発明はまたキャピラリー電気泳動装置のキャピラリーにおける固定相として の新規組成物の使用にも関する。 以下の実施例は本発明を説明する。 図1および2は、5から25単位の配列を含むチミジンチオホスフェートの2 5量体の合成混合物の分離のエレクトロフェログラムを示す。図1は溶媒非添加 での分離を示すが、一方図2はアセトニトリル20重量%を使用する。実質的に 改善された分離性能が明らかに見られる。A)ポリマーの作業実施例 実施例A1: ポリアクリルアミドの製造 アクリルアミド5gを水45mlに溶解し、溶液をヘリウムで30分脱気する。 過硫酸アンモニウム300mgおよびN,N,N',N'−テトラメチレンジアミン3 00mgを次いで添加し、混合物を一晩25℃の温度で重合化する。次いでポリマ ー溶液を透析して低分子量生産物、過硫酸アンモニウムおよびN,N,N',N'− テトラメチレンジアミンを除去する。次いでメタノール200mlを精製ポリマー 溶液に添加し、沈殿したポリアクリルアミドを乾燥させる。平均分子量は:Mw =60000;Mn=40000である。ポリマーを貯蔵し、使用前に所望の緩 衝液に溶解することができる。B)キャピラリーの製造 実施例B1: 固定相中のポリエチレングリコールでのキャピラリーの製造 ポリビニルアルコールで被覆し、100μmの内部直径、33.8cmの長さおよ び25.4cmの検出窓を有するガラスキャピラリー(融解石英)(製造者ヒューレッ ト・パッカード)を7・105Paの圧力で10分、ポリマー溶液[水55mlに溶 解し、1時間脱気し、次いでアセトニトリル20gで荷電した25%のポリエチ レングリコール(フルカのPEG3500O0)、1.23gのホウ酸および4.1 8gのBIS-TRIS(ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノトリス(ヒドロキシ)メタン) の混合物]でフラッシュする。重量パーセントは全組成物を基本にする。比較実施例: キャピラリーを実施例B1に従ってフラッシュするが、溶媒としてのアセトニ トリルを除く。ポリエチレングリコールの量はまた約25重量%である。C)使用実施例 実施例C1: オリゴヌクレオチド合成混合物の分離 実施例B1に従った装置をp(dT)6-25チミジンのホスホロチオエート(p(d T)6-25の10-5モル水溶液)で荷電する。荷電(カソード側)を105Paの異な る圧力での24秒の水力学で行う。電気泳動装置はヒューレット・パッカード( タイプ3DCE)から得る。使用するボルト数は−25kVであり、電流は12μA である。分離を30℃で行い、検出を260nmでのUV吸収により行う。 同じ分離を、比較実施例の装置を使用して行う。結果は図1および2に示す。 エレクトロフェログラム(y軸吸収、x軸時間)は溶出時間が短縮され、分離の程 度が実質的に改善され、ホスフェートでさえチオホスフェートの存在を検出でき るという比較を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG ,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HU, IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR,L T,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA,US, UZ,VN (72)発明者 バルメ,イーリス ドイツ連邦共和国デー―79576バイル・ア ム・ライン、アルテ・シュタットゲルトネ ライ5番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.50から600mPa・sの粘性を有する、(a)10から30重量%の100 000より小さい平均分子量を有する実質的に非架橋水溶性ポリマー、(b)50 重量%までの水と混和性の少なくとも一つの有機溶媒、および(c)少なくとも2 0重量%の水性緩衝液を含む実質的に尿素非含有の組成物。 2.ポリマー(a)がポリエチレングリコール、ポリアクリルアミドおよびポリ ビニルアルコールからなる群から選択される、請求項1記載の組成物。 3.ポリマー(a)の平均分子量が20000から60000である、請求項1 記載の組成物。 4.有機溶媒(b)の量が10から40重量%である、請求項1記載の組成物。 5.有機溶媒(b)が極性でプロトン性または非プロトン性溶媒である、請求項 1記載の組成物。 6.有機溶媒(b)がアセトニトリルである、請求項1記載の組成物。 7.水性緩衝液(c)が20から85重量%の量である、請求項1記載の組成物 。 8.水性緩衝液(c)が30から60重量%である、請求項1記載の組成物。 9.粘性が50から500mPa・sである、請求項1記載の組成物。 10.50から600mPa・sの粘性を有する、(a)10から30重量%の10 0000より小さい平均分子量を有する実質的に非架橋水溶性ポリマー、(b)5 0重量%までの水と混和性の少なくとも一つの有機溶媒、および(c)少なくとも 20重量%の水性緩衝液を含む実質的に尿素非含有の組成物を充填された電気泳 動装置用キャピラリー。 11.2から100cmの長さである、請求項10記載のキャピラリー。 12.有機化合物の溶液でのキャピラリー電気泳動装置の荷電、少なくとも5 0ボルト/cmの電場の確立および続く有機化合物の検出を含む方法であり、その キャピラリーは.50から600mPa・sの粘性を有する、(a)10から30重量 %の100000より小さい平均分子量を有する実質的に非架橋水溶性ポリマー 、(b)50重量%までの水と混和性の少なくとも一つの有機溶媒、および(c)少 なくとも20重量%の水性緩衝液を含む実質的に尿素非含有の組成物で充填され て いる、ほぼ少なくとも300から約50000Daの範囲の分子量を有する電気 的荷電有機化合物のキャピラリー電気泳動による分離法。 13.キャピラリー電気泳動装置のためのキャピラリーにおける固定相として の請求項1記載の本発明の組成物の使用。
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