JP2000502429A - プラスチックチューブのための自己貫通蛇口弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明に関するプラスチックチューブのための自己貫通蛇口弁は分岐接続構造（２）と弁体（３）とを保持するプラスチック筐体（１）を備え、そこには捩子が切られたスピンドル（６）に連係する封止体（５）および加工のための打抜きリング（９）とを備え、プラスチックチューブの開口は分岐接続構造（２）への接続を阻止する弁座金（１０）によって軸上にて連係されて動かされ、置き換え可能に配置される。封止リングを避けるために、弁体は少なくとも一つの開口（１１）へと導く側面（１３）において、円周状の溝（１２）を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチックチューブのための自己貫通蛇口弁 本発明は、請求の範囲１の序言によるプラスチックチューブのための自己貫通 蛇口弁に関する。 この種の自己貫通蛇口弁はＤＥ４４０８８１７Ｃ１が知られており、プラスチ ック筐体が含むのは、分岐接続構造および複数の封止リングの補助により挿入さ れた弁であり、筐体と弁との両者の間には同じく弁の構成要素がある。分岐接続 構造の中に突出した分岐スリーブは分割されて設計されている。この種の蛇口は 複雑な構造および惜しげのない組み立て工程とを含む。封止リングは経時変化と 、および、かような漏出を課題とする。 本発明の目的は請求の範囲１の序言による自己貫通蛇口弁を提供することであ り、本質的に複数分割の載置の封止リングを使用することなく、簡単な形状と載 置とをもたらす。 この目的は請求の範囲１により示唆されて得られる。 さらに本発明の好適な構造は従属する請求の範囲にて明らかにされる。 以下に続くことから、本発明はさらに明確になり、添付された図に描かれた構 造が補助となる。 図１は軸上での自己貫通蛇口の構造の一部分断面を示している。 図２は変更された自己貫通蛇口の構造の選択された断面図を示している゜ 図１に示される自己貫通蛇口が含むのは、プラスチック材料の射出成形により 製作された筐体１であって、そこには分岐接続構造２も一体として提供される。 筐体１は図示されない鞍部が一体となっており、これにより、押し込んでプラス チックパイプに接続することができ、もしくはそれら の鞍部に溶着することができる。 筐体１は弁体３を保持し、分岐接続構造２の内部に突出した分岐スリーブ４に て提供される。弁体３は自身にて、回転しない手段たとえば断面が六角形で回転 しない形状の封止体５を伴って提供され、弁体３は一致する内部断面の形状によ り提供される。封止体５は捩子が切られたスピンドル６に連係し、それらは弁体 ３の軸上を捩子が切られたスピンドル６により回転されつつ移動可能とされる。 封止体５はリング７を形成している。リング７は封止素子１９と打抜きリング ９を支持し、それらの裁断端部はプラスチックパイプの中に侵入でき軸上にて封 止体５と、筐体１の侵入開口１１の近傍の弁座金１０を通過して置き換えられ、 自己貫通蛇口の弁がプラスチックパイプに固定されて開口を提供する。打抜き手 段９によれば、プラスチックパイプの打抜いた部分を保持し、そして封止素子１ ９は弁座金１０の押し付け力に抗し、かつ侵入開口１１を閉じる。 弁体３は少なくとも一つの円周状の溝１２を、吐出開口１１へと続けて案内す る脚１３に備える。その溝はＩ形状に設計され、もしくは形状１２ａ、１２ｂ、 １２ｃ、１２ｄおよび１２ｅに示される幾何学的形状を備える。脚１３は少なく とも部分的に反対方向の圧力を作り出す。このように最適の封止が達成される。 筐体１は弁体３と分岐スリーブ４とを射出成形により囲み、それらの筐体１のプ ラスチック材料は溝１２にもまた充填される。このように、自己調整の封止が媒 介する限りにおいて実際には結局のところ弁体３と筐体１との間の空間に押し入 る圧力となり、この圧力に起因して、脚１３は溝１２の下端部へと向かい、その ようにして自動的な封止効果が出現する。 このようにすれば、別な方法による通常の筐体１と弁体３との間の封止リング を避けることができ、そして構造と組み立ても容易になる。 弁体３は封止体５の隣接する肩部１４に形作られる。 図２に示された構造において、弁体３は捩じ込み手段により、弁座金１０と一 体にリング１８に接続される。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年１１月３日（１９９７．１１．３） 【補正内容】 請求の範囲 １． プラスチック製の筐体（１）と、分岐接続構造（２）と受けの弁体（３ ）とを備え、弁体（３）は侵入開口（１１）へと案内される脚（１３）において 少なくとも一つの円周状の溝（１２）を含み、筐体（１）は弁体（３）を取り囲 んで射出成形され、それらの円周状の溝（１２）は筐体（１）のプラスチック材 料で充填され、それらの脚（１３）は筐体（１）と弁体（３）との間を封止して いることを特徴とするプラスチックチューブのための自己貫通蛇口弁。 ２． 弁体（３）が射出成形された分岐接続構造（２）によって囲まれる分岐 スリーブ（４）によって提供されることを特徴とする、請求の範囲１記載のプラ スチックチューブのための自己貫通蛇口弁。 ３． 弁体（３）が一体もしくは複数より構成される弁座金（１０）を含むこ とを特徴とする、請求の範囲１もしくは２記載のプラスチックチューブのための 自己貫通蛇口弁。 ４． 弁体（３）は複数より構成され、支えの表面上の誘導リング（１７）は 弁体（３）を停止させる部材として提供されて筐体の内部構造に突出しているこ とを特徴とする、請求の範囲１、２記載のプラスチックチューブのための自己貫 通蛇口弁。 ５． 分岐スリーブ（４）が弁体（３）と一体に形成されていることを特徴と する、請求の範囲３もしくは４記載のプラスチックチューブのための自己貫通蛇 口弁。 ６． 弁体（３）が複数にて構成され、ベアリング（１８）が弁座金を支える ことを特徴とする、請求の範囲３、４記載のプラスチックチューブのための自己 貫通蛇口弁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． プラスチック製の筐体（１）と、分岐接続構造（２）と受けの弁体（３ ）とを備え、弁体（３）は侵入開口（１１）へと案内される脚（１３）において 少なくとも一つの円周状の溝（１２）を含み、筐体（１）は弁体（３）を取り囲 んで射出成形されていることを特徴とするプラスチックチューブのための自己貫 通蛇口弁。 ２． 弁体（３）が射出成形された分岐接続構造（２）によって囲まれる分岐 スリーブ（４）によって提供されることを特徴とする、請求の範囲１記載のプラ スチックチューブのための自己貫通蛇口弁。 ３． 弁体（３）が一体もしくは複数より構成される弁座金（１０）を含むこ とを特徴とする、請求の範囲１もしくは２記載のプラスチックチューブのための 自己貫通蛇口弁。 ４． 弁体（３）は複数より構成され、支えの表面上の誘導リング（１７）は 弁体（３）を停止させる部材として提供されて筐体の内部構造に突出しているこ とを特徴とする、請求の範囲１、２記載のプラスチックチューブのための自己貫 通蛇口弁。 ５． 分岐スリーブ（４）が弁体（３）と一体に形成されていることを特徴と する、請求の範囲３もしくは４記載のプラスチックチューブのための自己貫通蛇 口弁。 ６． 弁体（３）が複数にて構成され、ベアリング（１８）が弁座金を支える ことを特徴とする、請求の範囲３、４記載のプラスチックチューブのための自己 貫通蛇口弁。