JP2000501708A - 痛み処置用組成物 - Google Patents

痛み処置用組成物

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JP2000501708A JP09521366A JP52136697A JP2000501708A JP 2000501708 A JP2000501708 A JP 2000501708A JP 09521366 A JP09521366 A JP 09521366A JP 52136697 A JP52136697 A JP 52136697A JP 2000501708 A JP2000501708 A JP 2000501708A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、「選択されたムスカリン性化合物」および「非ステロイド性抗炎症薬」、アセトアミノフェン、オピオイドおよびα−アドレナリン作動性化合物からなる群の中から選ばれる1つまたはそれ以上の化合物を使用する、痛みを処置するための組成物および方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 痛み処置用組成物 本発明は痛みを処置するために化合物の組合わせ物を使用する方法に関する。 本発明は鎮痛活性を付与する化合物の治療学的組合わせに関する。 より活性の高い鎮痛薬の併用効果が要求され続けているが、それは、少ない投 与量で痛みを緩解でき、それにより高用量であれば引き起こされるであろう予想 される副作用および毒性が減じられるという魅力的な可能性があるからである。 相乗作用が得られる併用効果は、特に望ましいであろう。このような組成物が本 発明の主題である。 本発明の組成物は、当業者には個々に知られている化合物を使用することによ り、相乗的に有効である驚くほどの痛みの処置を可能とする。本発明組成物の相 乗効果により、組成物中の各化合物は低用量でしか使用しない痛みの処置手段が 提供されるので、より望ましい副作用プロファイルを有する処置が可能となる。 本発明は、式I: および式I': [式中、Wは酸素または硫黄、 Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)[ここに、R4は、1つまたはそれ以上のハロゲン(群)、−C F3、−CN、Y、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたはフェノキ シはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、− CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていることがある)に よってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−アルケ ニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または Rは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O-R5−Z−R4 または−S−R5−Z−R4(ここに、Zは酸素または硫黄、R5はC1-15−アル キル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Yは5または6員ヘテロ環基 )であり、 Gは式: で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または Gは置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されている ことがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR67である)であり、 ここに、R6およびR7は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6お よびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6'、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6'は水素、C1-6−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 - - - - -は単結合または二重結合を示す] および、式I1'[式中、W’は酸素または硫黄、 R’は水素、アミノ、ハロゲン、NHR6'、NR6'7'、R4'、−OR4'、 −SR4'、−SOR4'、−SO24'、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シ クロアルキルアルキル)、−Z'−C3-10−シクロアルキルおよび−Z'−C4-12 −(シクロアルキルアルキル)[ここに、R4'は、1つまたはそれ以上のハロゲ ン、−CF3、−CN、Y'、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたは フェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OC F3、−CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていることがあ る)によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15− アルケニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または R'は、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはべンジルオキシカルボニルであるか、または R'は-OR5'Y'、−SR5'Y'、OR5'−Z'-Y'、−SR5'Z'Y’、−O− R5'−Z−R4'または−S−R5'−Z'−R4'(ここに、Z'は酸素または硫黄、 R5'はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Y'は5 または6員ヘテロ環基)であり、 G'は式: で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または G'は置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されてい ることがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR6'7'である)であ り、 ここに、R6'およびR7'は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6' およびR7'は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6''、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6''は水素、C1-15−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 - - - - -は単結合または二重結合を示す] で示される化合物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群 から選ばれる第一の化合物、および1つまたはそれ以上の「相乗的鎮痛薬」を含 有し、その「相乗的鎮痛薬」に対する「第一の化合物」の重量比が約1から約1 000であることを特徴とする、痛み処置に有用な組成物を提供する。 本発明は、式I: および式I': [式中、Wは酸素または硫黄、 Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)[ここに、R4は、1つまたはそれ以上のハロゲン、−CF3、− CN、Y、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたはフェノキシはハロ ゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、−CF3、− CONH2または−CSNH2によって置換されていることがある)によってそれ ぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2- 15 −アルキニルである]であるか、または Rは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはべンジルオキシカルボニルであるか、または Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z-Y、−SR5ZY、−O−R5−Z−R4 または−S−R5−Z−R4(ここに、Zは酸素または硫黄、R5はC1-15−アル キル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Yは5または6員ヘテロ環基 )であり、 Gは式: で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または Gは置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されている ことがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR67である)であり、 ここに、R6およびR7は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6お よびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6'、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6'は水素、C1-6−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 - - - - -は単結合または二重結合を示す] および、式I1'[式中、W’は酸素または硫黄、 R’は水素、アミノ、ハロゲン、NHR6'、NR6'7'、R4'、−OR4'、− SR4'、−SOR4'、−SO24'、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シク ロアルキルアルキル)、−Z'−C3-10−シクロアルキルおよび−Z'−C4-12− (シクロアルキルアルキル)[ここに、R4'は、1つまたはそれ以上のハロゲン 、−CF3、−CN、Y'、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたはフ ェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていることがある )によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−ア ルケニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または R'は、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはべンジルオキシカルボニルであるか、または R'は-OR5'Y'、−SR5'Y'、OR5'−Z'-Y'、−SR5'Z'Y’、−O− R5'−Z−R4'または−S−R5'−Z'−R4'(ここに、Z'は酸素または硫黄、 R5'はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Y'は5 または6員ヘテロ環基)であり、 G'は式: で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または G'は置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されてい ることがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR6'7'である)であ り、 ここに、R6'およびR7'は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6 ' およびR7'は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6''、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6''は水素、C1-15−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 - - - - -は単結合または二重結合を示す] で示される化合物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群 から選ばれる第一の化合物、および1つまたはそれ以上の「相乗的鎮痛薬」を含 有し、その「相乗的鎮痛薬」に対する「第一の化合物」の重量比が約1から約1 000である鎮痛性組成物を使用し、痛み処置が必要な患者にそれを投与するこ とを特徴とする、痛み処置のための方法を提供する。 本発明の範囲は、本発明化合物における個々の立体異性体、ならびに純粋なジ アステレオマー、純粋なエナンチオマーおよびこれらのラセミ体を使用すること にも及ぶことは理解されよう。 本明細書中、「相乗的鎮痛薬」および「相乗的鎮痛薬群」とは、非ステロイド 性抗炎症薬(NSAIDS)、アセトアミノフェン、α−アドレナリン作動性活 性化合物、およびオピオイドからなる群を意味する。 本明細書中、「選択されたムスカリン化合物」および「選択されたムスカリン 化合物群」とは、式I: および式I': [式中、Wは酸素または硫黄、 Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)[ここに、R4は、1つまたはそれ以上のハロゲン、−CF3、− CN、Y、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたはフェノキシはハロ ゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、−CF3、− CONH2または-CSNH2によって置換されていることがある)によってそれ ぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2- 15 −アルキニルである]であるか、または Rは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z− R4または−S−R5−Z−R4(ここに、Zは酸素または硫黄、R5はC1-15−ア ルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Yは5または6員ヘテロ環 基)であり、 Gは式:で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または Gは置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されている ことがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR67である)であり、 ここに、R6およびR7は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6お よびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6'、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6'は水素、C1-6−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 - - - - -は単結合または二重結合を示す] および、式I1'[式中、W’は酸素または硫黄、 R’は水素、アミノ、ハロゲン、NHR6'、NR6'7'、R4'、−OR4'、 −SR4'、−SOR4'、−SO24'、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シ クロアルキルアルキル)、−Z'−C3-10−シクロアルキルおよび−Z'−C4-12 −(シクロアルキルアルキル)[ここに、R4'は、1つまたはそれ以上のハロゲ ン、−CF3、−CN、Y'、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたは フェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OC F3、−CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていることがあ る)によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15− アルケニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または R'は、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または R'は−OR5'Y'、−SR5'Y’、OR5'−Z'−Y'、−SR5'Z'Y’、− O−R5'−Z−R4'または−S−R5'−Z'−R4'(ここに、Z'は酸素または硫 黄、R5'はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Y' は5または6員ヘテロ環基)であり、 G'は式:で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または G'は置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されてい ることがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR6'7'である)であ り、 ここに、R6'およびR7'は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6 ' およびR7'は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6''、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6''は水素、C1-15−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、- - - - -は単結合または二重結合を示す] で示される化合物、またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる 群の中から選ばれる化合物を意昧する。 「アルキル」なる用語は、示している炭素原子の数を意味するが、数を特定し ていないときはこの用語はC1-6アルキルを意味する。アルキルは特に明記しな い限り直鎖状または分枝鎖状いずれであってもよい。 本明細書中、Gおよび/またはG'置換分に関連し、−(CH2)r'−W'−チア ジアゾール、−(CH2)r−W−オキサジアゾールまたは−(CH2)r−W−ピラジ ン部分はアザシクロまたはアザビシクロ環上のいずれの炭素原子にも結合 することができる。さらに、Gおよび/またはG'置換分のR1およびR2は、−( CH2)r'−W'−チアジアゾール、−(CH2)r−W−オキサジアゾールまたは− (CH2)r−W−ピラジン部分との結合部分を含むあらゆる部位に存在することが できる。 本明細書中、Gおよび/またはG'置換分に関連し、「R6およびR7は隣接す る窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき」および「R6'およびR7' は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき」とは、R6 およびR7またはR6'およびR7'がそれぞれ独立して水素、C1-6−アルキル[こ こに、基:R6およびR7またはR6'およびR7'は一緒になって窒素を含む4−か ら6−員環を形成できる]であることを意味する。例えば、一緒になることので きる基として、式: で示される基が挙げられるが、これらに限定されない。 G置換分に関連し、番号付けは次に従う: 本明細書中、用語「α」は、G置換分のN原子から1つ離れた位置であるG置 換分上の位置を意味する。例えば、以下の図(1E)では、2位および6位の2 つの位置がαである。用語「γ」はN原子と反対側のG置換分上の位置を意味す る。例えば、以下の図(1E)では、4位がγである。同様に、「β」は以下の 図では3位および5位を意味する。 本明細書中、「ムスカリン様コリン作動性レセプターと相互作用する」なる用 語は、ムスカリン様コリン作動性レセプターをブロックし、またはこのようなレ セプターを調整する化合物を包含する意味を有する。同様に、「ニコチン様コリ ン作動性レセプターと相互作用する」なる用語は、そのレセプターをブロックし 、または調整する化合物を包含する意味を有する。この用語は、コリン作動性レ セプターにおいて化合物がアゴニスト、部分アゴニストおよび/またはアンタゴ ニストとして機能する際に観察される効果も包含する。 本明細書中、「h+」はアルコキシド金属を意味し、「アルコキシド金属」と はアルコキシド形成に適切な金属を意味する。このようなアルコキシド金属には Li+、K+、Na+、Cs+およびCa++が包含されるが、これらに限定されない 。特に好ましいアルコキシド金属にはLi+、K+およびNa+がある。 本明細書中、「ハロゲン」なる用語はCl、Br、FおよびIを意味する。特に 好ましいハロゲンにはCI、BrおよびIがある。 本明細書中、「から選ばれる1つまたはそれ以上の」なる用語はより好ましく は1−3個の置換分を意味する。さらに好ましくはこの用語は1−2個の置換分 を意味する。 本明細書中、「C1−Cn'アルキル(ここに、n'は2から15であり得る) 」なる用語は炭素原子数1から特定した数の原子を有している分枝鎖状または直 鎖状アルキル基を示す。典型的なC1−C6アルキル基にはメチル、エチル、n− プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert −ブチル、ペンチル、ヘキシルなどがあるが、これらに限定されない。 本明細書中、「C2−Cn'アルケニル(ここに、n'は3から10であり得る )」なる用語は炭素原子数2から特定した数の原子を有する少なくとも1つの二 重結合を有しているオレフィン系列の不飽和分枝鎖状または直鎖状の基を示す。 このような基の例としては1−プロペニル、2−プロペニル(−CH2−CH= CH2)、1,3−ブタジエニル(−CH=CHCH=CH2)、1−ブテニル( −CH=CHCH2CH3)、ヘキセニル、ペンテニルなどが挙げられるが、これ らに限定されない。 本明細書中、「C2−C5アルキニル」なる用語は少なくとも1つの三重結合を 有する不飽和分枝鎖状または直鎖状の炭素原子数2から5の基を意味する。この ような基の例としては1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブ チニル、1−ペンチニルなどが挙げられるが、これらに限定されない。 本明細書中、「ハロゲン(C1−C6)アルキル」および「ハロゲン(C2−C6 )アルケニル」なる用語は、1つまたはそれ以上の許容される炭素原子に結合し た1つまたはそれ以上の独立して選択されるハロゲン原子を有するアルキルまた はアルケニル置換分を意味する。これらの用語にはクロロメチル、1−ブロモエ チル、2−ブロモエチル、1,1,1−トリフルオロエチル、1,1,2−トリフル オロエチル、1,2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、 トリフルオロメチル、トリフルオロエチレニル、3−ブロモプロピル、3−ブロ モ−1−プロペニル、2−ブロモプロピル、2−ブロモ−1−プロペニル、3− クロロブチル、3−クロロ−2−ブテニル、2,3−ジクロロブチル、1−クロ ロエチレニル、2−クロロエチレニル、5−フルオロ−3−ペンテニル、3−ク ロロ−2−ブロモ−5−ヘキセニル、3−クロロ−2−ブロモブチル、トリクロ ロメチル、1,1−ジクロロエチル、1,2−ジクロロエチル、2,2−ジクロロ エチル、1,4−ジクロロブチル、3−ブロモペンチル、1,3−ジクロロブチル 、1,1−ジクロロプロピルなどが挙げられるが、これらに限定されない。 「C2−C10アルカノイル」なる用語は、式:C(O)(C1−C9)アルキル で示される基を示す。代表的なC2−C10アルカノイル基としてはアセチル、プ ロパノイル、ブタノイルなどが挙げられる。 「(C1−C6アルキル)アミノ」なる用語は、モノアルキルアミノ基を意味す る。そのような基の例としてメチルアミノ、エチルアミノ、イソ−プロピルアミ ノ、n−プロピルアミノ、(n−プロピル)アミノ、(イソ−プロピル)アミノ 、n−プロピルアミノ、t−ブチルアミノなどが挙げられる。 「C3−Cnシクロアルキル(ここに、n=4−8)」なる用語は、シクロプロ ピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよび シクロオクチルを示す。 「置換(C5−Cn)シクロアルキル」なる用語は、シクロアルキル基が、水素 、C1−C6アルキル、NO2、ハロゲン、ハロゲン(C1−C6)アルキル、ハロ ゲン(C2−C6)アルケニル、C2−C6アルケニル、CO220、(C1−C6ア ルキル)アミノ、−SR20およびOR20(ここに、R20はC1-15−アルキル、C2-15 −アルケニル、C2-15−アルキニルからなる群から選択される)からなる群 から独立して選択される1から4個の置換基によって置換されていることがある 上記のシクロアルキル基を意味する。 「C3−C8シクロアルキル−(C1−C3)アルキル」なる用語は、末端炭素が C3−C8シクロアルキル基によって置換されているアルキル基を示す。代表的な シクロアルキルアルキル基には、シクロヘキシルエチル、シクロヘキシルメチル 、3−シクロペンチルプロピルなどがある。 「C5−C8シクロアルケニル」なる用語は、炭素原子数5から8であるオレフ ィン系列の不飽和環基を示す。そのような基には、シクロヘキシル−1,3−ジ エニル、シクロヘキセニル、シクロペンテニル、シクロヘプテニル、シクロオク テニル、シクロヘキシル−1,4−ジエニル、シクロヘプチル−1,4−ジエニル 、シクロオクチル−1,3,5−トリエニルなどが挙げられるが、これらに限定さ れるものではない。 「置換(C5−C8)シクロアルケニル」なる用語は、シクロアルケニル基が、 水素、C1−C6アルキル、NO2、ハロゲン、ハロゲン(C1−C6)アルキル、 ハロゲン(C2−C6)アルケニル、C2−C6アルケニル、COR20、C2−C10 アル カノイル、C7−C16アリ−ルアルキル、CO220、(C1−C6アルキル)アミ ノ、−SR20および−OR20(ここに、R20はC1-15−アルキル、C2-15−アル ケニルおよびC2-15−アルキニルからなる群から選択される)からなる群から独 立して選択される1から4個の置換基によって置換されていることがある上記の シクロアルケニル基を意味する。 「C5−C8シクロアルケニル−(C1−C3)アルキル」なる用語は、末端炭素 がC5−C8シクロアルケニル基によって置換されているC1−C3アルキル基を示 す。 本明細書中で使用している「5または6員ヘテロ環基」なる語句は、1から4 個の窒素(N)、酸素(O)または硫黄(S)原子またはそれらの組合わせを含 む基であって、ヘテロ環基の炭素または窒素原子がC1-6アルキル、−CF3、フ ェニル、ベンジルまたはチエニルによって置換されていることがあり、またはヘ テロ環基の炭素原子が酸素原子と一緒になってカルボニル基を形成し、またはヘ テロ環基がフェニル基と融合していることがある基を意味する。「5または6員 ヘテロ環基」なる語句としては、1つのヘテロ原子を有する5員ヘテロ環(例え ば、チオフェン類、ピロ−ル類、フラン類);1,2または1,3位に2つのヘテ ロ原子を有する5員ヘテロ環(例えば、オキサゾ−ル類、ピラゾ−ル類、イミダ ゾ−ル類、チアゾ−ル類、プリン類);3つのヘテロ原子を有する5員ヘテロ環 基(例えば、トリアゾ−ル類、チアジアゾ−ル類);3−ヘテロ原子を有する5 員ヘテロ環基;1つのヘテロ原子を有する6員ヘテロ環基(例えば、ピリジン、 キノリン、イソキノリン、フェナントリン、5,6−シクロヘプテノピリジン) ;2つのヘテロ原子を有する6員ヘテロ環基(例えば、ピリダジン類、シンノリ ン類、フタラジン類、ピラジン類、ピリミジン類、キナゾリン類);3つのヘテ ロ原子を有する6員ヘテロ環基(例えば、1,3,5−トリアジン);および4つ のヘテロ原子を有する6員ヘテロ環基が挙げられるが、これに限定されるもので はない。特に好ましいのは、チオフェン類、ピリジン類およびフラン類である。 本明細書中で使用している「カルボキシ」なる用語は、結合部位が基の炭素ま たは酸素原子を介してよい、当業者が理解できる普通の意味を有する置換基を意 味する。 本明細書中で使用されている「アリ−ル」なる用語は、1つの原子が失われて 芳香族炭化水素から誘導される有機基を意味し、例えば、フェニルまたはナフチ ルである。最も好ましくは、アリ−ルは6から10の炭素原子からなる、あらゆ るアルキル置換基を含むアリ−ル環系であるC6−C10アリ−ルを意味し、例え ば、フェニル、3,3−ジメチルフェニル、ナフチルなどがある。アリ−ル基は 、1つまたは2つの直鎖状または分枝鎖状のC1−C6アルキルによって置換され ていてもよい。「アリ−ル(C1−C3)アルキル」なる用語は、アルキル基を介 して母核と結合しているアリ−ル基を意味する。 本明細書中で使用している「リン(III)化合物」なる用語は、その用語につ いて容認されている意味を有する。例えば、この用語には、トリフェニルホスフ ィン、トリ(p−トルイル)ホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(p−ジ メチルアミノフェニル)ホスフィン、トリエチルホスフィンおよびトリメチルホ スフィンが包含されるが、それらに限定されるものではない。当業者は化学者が 一般に利用可能な方法および文献を参照して他の適切なリン(III)化合物を選 択することができる。 本明細書中で使用している「アゾジカルボキシレ−トのジエステル体」なる用 語はその用語について容認されている意味を有する。例えば、この用語には、ジ エチルアゾジカルボキシレ−ト、ジメチルアゾジカルボキシレ−ト、ジイソプロ ピルジカルボキシレ−トおよびジtert-ブチルアゾジカルボキシレ−トが包含さ れるが、それらに限定されるものではない。当業者は化学者が容易に利用可能な 方法および文献を使用して他の適切なアゾジカルボキシレ−トのジエステル体を 決定することができる。 製薬的に許容される塩の例には、塩化水素、臭化水素、硫酸塩、リン酸塩、酢 酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩また は類似の製薬的に許容される無機および有機酸付加塩のような無機および有機酸 付加塩、および当業者には既知の「ジャ−ナル・オブ・ファ−マシュ−ティカ ル・サイエンス(Journal of Pharmaceutical Science)、66、2(1977)」に 記載されている製薬的に許容される塩が挙げられる。本発明の化合物は当業者に 既知の方法を用いて標準的な低分子量溶媒と溶媒和物を形成できる。 式I'で示される化合物は以下の反応式Iに示す化学的経路によって製造する ことができる。この経路の出発物質は市販されており、または当業者に既知の方 法によって作成できる。 反応式I 反応式Iでは、Gは前記と同じ意味を有する。反応式Iでは、「Ha1」なる 用語はC1、BrおよびR9SO2を意味する。反応式Iの方法において好ましい 酸化剤はオキソンおよび過酸化ナトリウムである。オキソンはこの反応式Iの方 法では特に好ましい酸化剤である。反応式I中、式3で示される化合物(ここに 、OR基は基R4で置換される)は、当業者に周知の方法によって製造できる。 例えば、米国特許第5,043,345号を参照。 さらに、式Iの化合物は以下の反応式IIに示す方法によって製造できる。反応式II 反応式II中、QはN、OまたはSであってよく、R24は水素、R4、R5、R6 およびR7からなる群から選ばれる基であり、R25はSOR4およびSO24の 中から選ばれ、他のすべての定義は前記と同意義である。 式Iで示される他の化合物は以下の反応式IIIに示す方法によって製造できる 。 反応式III 反応式III中、Hal、W、rおよびGは前記と同意義である。反応式III中、 R22およびR23は個別に、水素、R6およびR7からなる群の中から選ばれる基で ある。 本発明の特定の中間体は以下の反応式IVに示す方法によって製造できる。反応式IV 式IV中、R8、Si、R10、R11、R12、R13、R14、R15'、R15およびR16 は、前記と同意義である。例えば、R8N[(R101112Si)(R1314 15'Si)としてはリチウム ビス(トリ−2−プロピルシリル)アミド、ナト リウム ビス(トリメチルシリル)アミド、カリウム ビス(トリメチルシリル) アミド、リチウム ビス(トリ−2−プロピルシリル)アミド、ナトリウムビス (エチルジメチルシリル)アミド、カリウム ビス(1−プロピルエチルメチル シリル)アミド、リチウム ビス(トリフェニルシリル)アミド、ナトリウム ビ ス(トリフェニルメチルシリル)アミド、カリウム ビス(2−ブチル−2プロ ピルメチルシリル)アミド、リチウム(トリ−2−プロピルシリル)(2−ブチ ルジエチルシリル)アミド、ナトリウム(トリメチルシリル)(トリフェニルシ リル)アミド、カリウム(ジメチルフェニルシリル)(エチルジメチルシリル) アミドなどが挙げられるが、これらに限定されない。化合物10から化合物11 を製造するのに反応式IIIの方法を用いる場合、R15およびR16がそれぞれ水素 であることが最も好ましい。中間体10は標準的なニトロソ化手法によってニト ロソ化することができる。好ましいニトロソ化剤は亜硝酸イソアミルであるが、 他の既知のニトロソ化剤も好適である。反応式IIIで使用している 用語「Cu(Br,I)」は臭化銅(I)、臭化銅(II)、またはヨウ化銅(I)を意 味する。当業者であれば、臭化銅(I)、臭化銅(II)またはヨウ化銅(I)試薬に 応じて反応式IIIにて示される反応生成物の置換分が相違してくることは理解さ れよう。 本発明の化合物の中には以下の反応式Vに示すように、リン(III)化合物およ びアゾジカルボキシレートのジエステル体の存在下、ヒドロキシアルキルアミン (G−OH)[ここに、Gは前記と同意義である]を用いて1,2,5−チアジ アゾイルオキシアルキルアミンを得る反応によって製造するのがより好ましいも のがある。 反応式V 基:Gは前記と同意義である。R'は水素、ハロゲン、NR67、R4、−OR '、−SR4、−SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シ クロアルキルアルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12− (シクロアルキルアルキル)からなる群の中から選ばれる基であり; R4は、ハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフェノキシ(ここに フェニルまたはフェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アル コキシ、−OCF3または−CF3からなる群の中から独立して選ばれる1つまた はそれ以上の基によって置換されていることがある)からなる群の中から独立し て選ばれる1つまたはそれ以上の基によってそれぞれが置換されていることがあ るC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニルからなる群から 選ばれる基であるか;または R'は、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 および−CF3からなる群の中から独立して選ばれる1つまたはそれ以上の基 によってそれぞれが置換されていることがあるフェニルまたはベンジルオキシカ ルボニルであるか;または R'は−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z− R4および−S−R5−Z−R4からなる群の中から選ばれる基であり; Zは酸素または硫黄であり; R5はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニルおよびC2-15−アルキニルから なる群の中から選ばれる基であり; Yは5または6員ヘテロ環基であり; R1'はフェニル、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5−アルキニル および(NR2')3からなる群の中から選ばれる基であり; R2'およびR3'は独立して、水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、 C2-5−アルキニル、ならびにハロゲンおよびフェニルからなる群の中から選ば れる1つまたはそれ以上の基によって置換されているC1-5−アルキルからなる 群の中から選ばれる基であり; Wは酸素または硫黄であり; R6およびR7は個別にC1-6−アルキルであるか;または R6およびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき ; R1およびR2は個別に、水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2- 5 −アルキニル、C1-10−アルコキシ、ならびに−COR6'、ハロゲンおよびフ ェニルからなる群の中から選ばれる1つまたはそれ以上の基によって置換されて いるC1-5−アルキルからなる群の中から選ばれる基であり; R6'は水素またはC1-3アルキルであり; R3はC1-5−アルキル、C2-5−アルケニルおよびC2-5−アルキニルからなる 群の中から選ばれる基であり; nは0、1または2であり; mは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは1または2であり; rは0、1または2であり; - - - - -は単結合または二重結合を示す。 好ましいR1'基は、フェニル、C1-15−アルキルおよび(NR2')3などである 。反応式IVの方法はヒドロキシ基と結合しているGにおける炭素の立体化学を 転化する方法を提供できるので、特に有利な方法である。 以下の反応式VIで示される別の新たな方法は以下の一連の反応を包含してい る:リン(III)化合物およびアゾジカルボキシレートのジエステル体の存在下、 3,4−ジヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾールとG−OH[ここにGは前 記と同意義]とを反応し、ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾールエーテルI'' を得、これを単離せずに、次いでこの化合物I''をリン(III)化合物およびア ゾジカルボキシレートのジエステル体の存在下、R4OH[ここにR4は前記と同 意義]と反応させることにより、ムスカリン様アゴニストおよびアンタゴニスト として有用である3,4−ジヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾールのジエー テル体を得る。(0rg.Prep.& Procedures 1969,1,255-258を参照)反応式VI に示す置換分は前記と同意義である。 反応式VI あるいは、アルコール体を入れる順序を上記のように逆にして、ヒドロキシ− 1,2,5−チアジアゾールエーテルIIを得、これを単離せずに、次いでこの 化合物を上記と同じムスカリン様活性化合物に変換してもよい。 反応式VIIで示される方法は、フェノールまたはヒドロキシヘテロアリール化 合物をリン(III)化合物およびアゾジカルボキシレートのジエステル体の存在下 、化合物IIIと反応させ、化合物IVを得る方法を包含する。 反応式VII 化合物III中、G(CH2)rWは前記と同意義であり、 R6'はR7、−OR7、−SR7、−SOR7、−SO27、C3-10−シクロアル キル、C4-12−(シクロアルキルアルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルお よび−Z−C4-12−(シクロアルキルアルキル)からなる群の中から選ばれる基 であり; R7は、ハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフェノキシ(ここに フェニルまたはフェノキシは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−ア ルコキシ、−OCF3および−CF3からなる群の中から独立して選ばれる1つま たはそれ以上の基によって置換されていることがある)からなる群の中から独立 して選ばれる1つまたはそれ以上の基によってそれぞれが置換されていることが あるC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニルからなる群か ら選ばれる基であり、 ただし、R6'で示される少なくとも1つのアルキル原子はヒドロキシ基によっ て置換されているか、またはR6'は−OR8Y、−SR8Y、OR8−Z−Y、 −SR8ZY、−O−R8−Z−R7および−S−R8−Z−R7[ここに、−OR8 Y、−SR8Y、OR8−Z−Y、−SR8ZY、−O−R8−Z-R7および−S− R8−Z−R7はそれぞれアルキルヒドロキシによって置換されている]からなる 群の中から選ばれる置換分であり; Yは5または6員ヘテロ環基であり; Zは酸素または硫黄であり; R8はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニルであり; アリールおよびヘテロアリールは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1 -4 −アルコキシ、C1-4−アルキルチオ、C1-4−アルキルスルホン、C1-4−ア ルキルスルホキシド、−OCF3、NO2、N(R7)2および−CF3からなる群の 中から独立して選ばれる1つまたはそれ以上の基によって置換されていることが あり; ヘテロアリール基は1から4個のN、OまたはS原子またはそれらの組合わせ を含有する5または6員のヘテロ環基である。 以下の反応式VIIIによって示される本発明の他の方法は、両性非プロトン系 溶媒の存在または不存在下に3−ハロ−4−アルキルチオ−1,2,5−チアジ アゾール類を水性アルカリ金属ヒドロキシドで処理することによる3−ヒドロキ シ−4−アルキルチオ−1,2,5−チアジアゾール類の合成である。この反応 式では、Halは前記と同意義、Mはアルカリ金属、Wは0またはSである。 反応式VIII Rは水素、R4、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキルアルキ ル)、R4−Z−C3-10−シクロアルキルおよびR4−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)であり; R4は、ハロゲン、−CF3、Y、フェニルおよびフェノキシ(ここにフェニル またはフェノキシは、ハロゲン、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシおよび− CF3からなる群の中から選ばれる1つまたはそれ以上の基によって置換されて いることがある)からなる群の中から独立して選ばれる1つまたはそれ以上の基 によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−アル ケニルおよびC2-15−アルキニルからなる群から選ばれる基であるか; または RRは、ハロゲン、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、および−CF3から なる群の中から選ばれる1つまたはそれ以上の基によってそれぞれが置換されて いることがあるフェニルまたはべンジルオキシカルボニルであるか;または RRはR4−OR5Y、R4−SR5Y、R4−OR5−Z−Y、R4−SR5ZY、 R4−O−R5−Z−R4またはR4−S−R5−Z−であり; Zは酸素または硫黄であり; R5はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニルおよびC2-15−アルキニルから なる群の中から選ばれる基であり; Yは5または6員ヘテロ環基であり; R6およびR7は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6およびR7 は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき; R1およびR2は個別に、水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5 −アルキニル、C1-10−アルコキシ、ならびに−OH、−COR6'、CH2−O H、ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1 -5 −アルキルであり; R6'は水素またはC1-3アルキルであり; WはOまたはSであり; HalはCl、Br、F、Iの中から選ばれ、Wが0の時はHa1はSO24' となることができ、 R4'はC1−C3アルキルまたはフェニルである。 化合物(11)は1,2,5−チアジアゾール化合物を製造するための有用な 中間体である。当業者ならば、この中間体11は、反応式I、IIおよびIIIの 反応に示しているように1,2,5−チアジアゾール化合物の製造に有用である ことは理解されよう。 G置換分が保護基によって保護されている2級窒素を含有する場合、その保護 基は当業者に既知の標準的方法によって除去することができる。特に好ましい保 護基はカルバメートである。保護基に関する1つの特に有用な文献はGreene,Pro tecting Groups in 0rganic Synthesis,(John Wiley & Sons,New York,1981)で ある。 本発明の化合物は以下の反応式IIの方法によって製造することができる。 反応式II 当業者ならば、この反応式IIの方法の出発物質は市販されているか、または 当業者に馴染み深い方法によって製造できることは理解されよう。 RがR4基である式Iの化合物は、当業者に周知の方法によって製造できる。 例えば、米国特許第5,043,345号を参照。 さらに、式Iの化合物は以下の反応式IIIに示す方法によって製造することが できる。 反応式III 反応式III中、QはN、OまたはSであることができ、R24は水素、R4、R5 、R6およびR7からなる群の中から選ばれ、R25はSOR4およびSO24から なる群の中から選ばれ、他のすべての置換基は前記と同意義である。 式Iで示されるさらなる化合物は反応式IVに示す方法によって製造できる。 反応式IV 反応式IV中、Hal、W、rおよびGは前記と同意義である。反応式IV中 、R22およびR23は、水素、R6およびR7からなる群の中から独立して選ばれる 基である。 式I'で示される化合物は、 a)式II: [式中、G、Wおよびrは前記と同意義] で示される化合物をh+QR[ここに、h+はアルコキシド金属、Qは0またはS 、Rは前記と同意義である] で示される化合物と反応させるか、または b)式IIIまたはIV:[式中、PはR9SO2またはハロゲン、R9はC1-8直鎖状または分枝鎖状のアル キルまたはアリール、Rは前記と同意義である] で示される化合物をG−(CH2)r−W-−h+[ここに、h+、G、Wおよびr は前記と同意義である] で示される化合物と反応させる、ことによって製造できる。 式I'の化合物は前記のようにして、および反応式Iに示す化学的方法によっ て製造できる。この方法の出発物質は市販されているか、または当業者に既知の 方法によって製造できる。 反応式I 反応式I中、R、h+、およびGは前記と同意義である。反応式I中、「Ha l」はCl、Br、IおよびR9SO2を意味する。 G置換分が保護基によって保護されている2級窒素を含有する場合、その保護 基は当業者に既知の標準的方法によって除去することができる。特に好ましい保 護基はカルバメートである。保護基に関する1つの特に有用な文献はGreene,Pro tecting Groups in Organic Synthesis,(John Wiley & Sons, New York,1981) である。 本発明の化合物の中には、反応式Vの方法によってより好ましく製造できるも のがある。反応式V カリウムt−ブトキシドまたは他の適当なアルカリ金属塩基を約0℃にてTHF 中のアルキルチオールに加え、攪拌した。ハロオピラジンを加え、反応物をおよ そ室温にて攪拌した。約1N酸のサンプルを加え、得られた水溶液を洗浄した。 そのpHを約12.0に調節した。生成物を抽出し、乾燥し、蒸留した。要すれ ば、常法によって塩を形成させることができた。 本発明の化合物の中には、反応式VIの方法によってより好ましく製造できる ものがある。 反応式VI THF中、カリウムt−ブトキシドの混合物に室温にてアルコール体を加えた 。この反応物を約5℃に冷却した。THF中、2,3−ジクロロピラジンをこの 混合物に加えた。反応混合物を約室温にて2時間攪拌し、濃縮し、水および酢酸 エチルで希釈した。有機層溶液を乾燥し、濃縮した。クロロピラジン誘導体およ び硫化ナトリウム(Na2S・9H2O)をDMF中にて約50℃に約3.5時間 加熱し、約0℃に冷却した。次いで、2−ブロモエチルメチルエーテルを加えた 。反応物を約室温にて一晩攪拌し、酢酸エチルおよび約5N酸で希釈した。水層 を洗浄し、pHを約12.0に調節した。得られた生成物を抽出し、乾燥し、濃 縮 し、HPLCによって精製した。生成物の塩形態は常法によって得ることができ た。 本明細書にて使用している「鎮痛的用量」とは、痛みを感じやすいまたは痛み に襲われているヒトに投与し、そのようなヒトを予防または処置するのに必要な 化合物の量を意味する。例えば、1日投与量は通常、約0.005から約500 mg/kg体重の範囲となるであろう。ヒト成人を処置するには、約0.05か ら約100mg/kgを1回投与または分割して投与するのが好ましい。しかし 、実際に投与する化合物の量は、個々の患者における処置する状態、選択する投 与化合物、年齢、体重および応答性、患者症状の重篤度、選択する投与経路を参 酌して医師により決定されるので、この用量範囲はいかなる意味においても本発 明の範囲の限定を意図するものでない。本発明の化合物は、不安を感じやすいま たは不安に襲われているヒトに好ましくは経口投与するのが、この化合物は経皮 的、非経口的、皮下、鼻腔内、筋肉内および静脈内投与などの種々の経路によっ ても投与することができる。このような製剤は当業者に既知の製剤手法によって 遅延放出または放出制御するようデザインすることができる。 本明細書中、「NSAIDS」とは、当業者ならば確認できる非ステロイド性 抗炎症薬を意味する。例えば、Merck Manual,16th版,メルク・リサーチ・レボ ラトリーズ(1990)1308-1309には、NSAIDSの周知の例が挙げられている。 この用語にはサリチル酸様類、例えばアスピリン、インドメタシン、イブプロフ ェン、ナプロキセン、フェノプロフェン、トルメチン、スリンダック、メクロフ ェナメート、ケオプロフェン、ピロキシカム、フルルビプロフェンおよびジクロ フェナックなどを包含するが、これらに限定されない。特に好ましいNSAID Sはアスピリン、イブプロフェンおよびナプロキセンである。別の好ましいNS AIDSはインドメタシン、イブプロフェン、ナプロキセン、フェノプロフェン 、トルメチン、スリンダック、メクロフェナメート、ケオプロフェン、ピロキシ カム、フルルビプロフェンおよびジクロフェナックである。特別に好ましいNS AIDSはアスピリンおよびイブプロフェンである。サリチル酸様類にはアセチ ルサリチル酸、アセチルサリチル酸ナトリウム、アセチルサリチル酸カルシウム 、 サリチル酸およびサリチル酸ナトリウムがある。特に好ましいNSAIDSはイ ブプロフェンである。 本明細書にて使用している「アセトアミノフェン」なる用語は当業界にて認め られている意義を有しており、N−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミドお yび4'−ヒドロキシアセトアニリドを意味する。この化合物は米国特許第2,9 98,450号にて特許請求されており、当業者には既知の化合物である。 本明細書にて使用している「中枢性α−アドレナリン作動性活性化合物」なる 用語は、中枢性α−アドレナリン作動性レセプター活性を有している化合物を意 味する。最も好ましい中枢性α−アドレナリン作動性活性化合物は、化学名:2 −(2,6−ジクロロフェニルアミノ)−2−イミダゾリンを有するクロニジン またはその製薬的に許容される塩である。 クロニジンは高血圧症を処置するのに有用であることが知られている。 Physicians' Desk Reference,45th版(1991)673頁を参照。 本明細書にて使用している「オピオイド」なる用語は、天然オピオイド鎮痛薬 、合成オピオイド鎮痛薬、オピオイドアンタゴニスト、オピオイドアゴニスト− アンタゴニストなどのオピオイド性鎮痛薬およびアンタゴニストを意味する。好 ましいオピオイド化合物は、モルフィネ、コデイン、メペリジン、メサドン、プ ロポキシフェン、レボルファノール、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、オ キシコドン、ブロンプトンズ・カクテル(brompton's cocktail)、ナロキソン、 ナルトレキソン、ペンタゾシン、ブトルファノール、ナブフィン、およびブプレ ノルフィンからなる群の中から選ばれる。より好ましいオピオイド化合物はコデ イン、ナブフィン、ナロキソンおよびナルトレキソンからなる群の中から選ばれ る。 好ましいオピオイド化合物はモルフィネ、コデイン、メペリジン、メサドン、 プロポキシフェン、レボルファノール、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、 オキシコドン、ブロンプトンズ・カクテル、ナロキソン、ナルトレキソン、ペン タゾシン、ブトルファノール、ナブフィンおよびブプレノルフィンである。 特に好ましいオピオイド化合物はヒドロモルフォン、ヒドロコドン、メペリド ン、ブプレノルフィン、ブトルフェノール、ナルブフィン、ペンタゾシン、オキ シモルフィン、オキシコドン、レボルファノール、フェンタニルおよびアルファ プロジンからなる群の中から選ばれる。 特別に好ましいオピオイド化合物はプロポキシフェン、メサドン、モルフィン 、ヒドロコドン、ヒドロモルフィンおよびコデインからなる群の中から選ばれる 。特に特別に好ましいオピオイド化合物はモルフィンおよびコデインからなる群 の中から選ばれる。 本明細書にて使用している「1つまたはそれ以上」なる用語は最も好ましくは 、1つを意味するが、2つ、3つまたはそれ以上の意味でも使用できる。 本発明者らは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)と一緒に使用した場 合、ムスカリン性コリン作動活性を有する一群の化合物が痛みの処置に特に有用 であり得ることを発見した。より詳細には、本発明は、特定の既知化合物(本明 細書では包括的に「選択されたムスカリン性化合物」と称する)をNSAIDS とともに用いて相乗効果を得ることによりヒトの痛みを処置する方法を提供する 。「選択されたムスカリン性化合物」はムスカリン作動性レセプターにおける活 性に基づいて活性であると考えられる。しかし、本発明はこの作用メカニズムに よっては何ら制限されない。 本発明者らは、アセトアミノフェンと一緒に使用した場合、ムスカリン性コリ ン作動活性を有する一群の化合物が痛みの処置に特に有用であり得ることを発見 した。より詳細には、本発明は、特定の「選択されたムスカリン性化合物」をア セトアミノフェンとともに用いて相乗効果を得ることによりヒトの痛みを処置す る方法を提供する。 さらに、本発明者らは、中枢性α−アドレナリン作動性活性化合物と一緒に使 用した場合、ムスカリン性コリン作動活性を有する一群の化合物が痛みの処置に 特に有用であり得ることを発見した。より詳細には、本発明は、特定の「選択さ れたムスカリン性化合物」を中枢性α−アドレナリン作動性活性化合物とともに 用いて相乗効果を得ることによりヒトの痛みを処置する方法を提供する。 アスピリンとコデインまたは他の麻薬性鎮痛薬とを組合わせて経口投与すると 、ヒトにおいて相加的な鎮痛効果を得られることが知られている。The Pharmacological Basis of Therapeutics,5th版,Macmillan出版社,1975,325-3 58頁。 本発明はさらに、1つまたはそれ以上の「選択されたムスカリン性化合物」を 本発明の組成物中に同時に使用し、所望の鎮痛効果を得ることができることも包 含する。 本発明発明の組成物では、「選択されたムスカリン性化合物」およびNSAI DS化合物を、NSAIDS化合物に対する「選択されたムスカリン性化合物」 の重量比約1から約1000で組合わせる。 好ましい組成はNSAIDSに対するムスカリン性化合物の重量比が約1から 約100である。特に好ましい比は約1から約30である。さらに好ましい比は 約1から約10とすることができる。最終的に好ましい比は約1から約3とする ことができる。 NSAIDSは文献中にて、かつ当業者にその多くが知られている。 本発明の組成物では、「選択されたムスカリン性化合物」およびアセトアミノ フェンを、アセトアミノフェンに対する「選択されたムスカリン性化合物」の重 量比約1から約1000で組合わせる。 好ましい組成はアセトアミノフェンに対するムスカリン性化合物の重量比が約 1から約100である。特に好ましい比は約1から約30である。さらに好まし い比は約1から約10とすることができる。最終的に好ましい比は約1から約3 とすることができる。 「選択されたムスカリン性化合物」は広い用量範囲で有効であるが、可能な限 り低用量で投与するのが望ましい。組成物中に存在するNSAIDSの量は上記 のように、「選択されたムスカリン性化合物」の用量に対する重量比に調節する 。組成物中に存在するアセトアミノフェンの量は上記のように、「選択されたム スカリン性化合物」の用量に対する重量比に調節する。 本発明の組成物では、「選択されたムスカリン性化合物」および1つまたはそ れ以上のオピオイド化合物は、オピオイド化合物に対する「選択されたムスカリ ン性化合物」の重量比約1から約1000で組合わせる。 好ましい組成はオピオイド化合物に対する「選択されたムスカリン性化合物」 の重量比が約1から約100である。特に好ましい比は約1から約30である。 さらに好ましい比は約1から約10とすることができる。最終的に好ましい比は 約1から約3とすることができる。 組成物中に存在するオピオイド化合物の量は上記のように、「選択されたムス カリン性化合物」の用量に対する重量比に調節する。 しかし、特許請求している各組成物において、実際に投与する「選択されたム スカリン性化合物」の量は、処置する状態、「選択されたムスカリン性化合物」 の選択、個々の患者における年齢、体重および応答性、患者症状の重篤度、選択 する投与経路を参酌して医師により決定されるので、この用量範囲はいかなる意 味においても本発明の範囲の限定を意図するものでないことは理解されよう。本 発明の化合物は、痛みを感じやすいまたは痛みに襲われているヒトに好ましくは 経口投与するのが、この化合物は経皮的、非経口的、皮下、鼻腔内、筋肉内およ び静脈内投与などの種々の経路によっても投与することができる。このような製 剤は当業者に既知の製剤手法によって遅延放出または放出制御するようデザイン することができる。 特許請求している本発明化合物を含有する経皮的製剤は最も好ましくは、有効 量の活性物質を約3日から約7日の間供給する。しかし、関節炎または癌の痛み のような慢性的な痛みには、約3日から約2週までの経費的供給が望ましい。あ るいは、特許請求している組成物の有効量を約1日から約3日の間経皮的に供給 するのも好ましい場合がある。 本明細書にて使用している「処置」なる用語は身体的および/または精神的症 状の予防、または発症した身体的および/または精神的症状が確立した際のこの ような症状の改善または消失、またはこのような症状の特徴的徴候の軽減を包含 する。 本発明において使用する「選択されたムスカリン性化合物」はヒトにおけるG ABA/ベンゾジアゼピン、5HT1AまたはD1レセプター系を介して作用す るものではないと考えられる。むしろ、本発明の「選択されたムスカリン性化合 物」の鎮痛薬としての活性は、ムスカリン性コリン作動性レセプターの調整に基 づくと考えられる。しかし、本発明化合物が機能するメカニズムはこの機序であ るとは限らず、本発明はいかなる作用モードによっても制限されない。 製薬的に許容される塩の例としては、塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酢 酸塩、蟻酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、シユウ酸塩など の無機および有機酸付加塩、または同様の製薬的に許容される無機または有機酸 付加塩が挙げられ、また当業者に知られているJournal of PharmacuticalScienc e,66,2(1977)に列挙されている製薬的に許容される塩がある。本発明化合物は 当業者に既知に方法によって標準的な低分子量溶媒と溶媒和物を形成できる。 投与経路は活性化合物を適切なまたは所望の作用部位に効果的に輸送するあら ゆる経路とすることができ、例えば経口または非経口、例えば経直腸、経皮、デ ポ(depot)、皮内、静脈内、筋肉内または鼻腔内が挙げられるが、経口投与が好 ましい。 投与量は既知の因子によって当然に変動し、それには個々の化合物の薬力学的 特性;投与モードと経路;患者の年齢、健康および体重;症状の性質と程度;同 時処置手段、処置の回数、および望む効果などがある。通常、1日投与量として は、約0.2mg/kgから約100mg/kg体重の「選択されたムスカリン 性化合物」および約0.6から約200mg/kgのNSAIDSの活性成分を 投与することができる。 内服用の組成物は約0.5ミリグラムから約600ミリグラムの活性成分を1 単位当たりに含有する。この医薬組成物では、活性成分は組成物の総量に対して 通常、約0.5から約95重量%で存在させる。 アセトアミノフェンを含有する組成物では、通常、1日投与量としては、約0 .2mg/kgから約500mg/kg体重の「選択されたムスカリン性化合物 」および約0.6から約200mg/kgのアセトアミノフェンの活性成分を投 与することができる。 通常の組成物は、担体または希釈剤となり得る、または担体によって希釈でき る製薬的に許容される賦形剤とともにある、またはカプセル剤、サシエ剤、ペー パー剤または他のコンテナ剤となり得る担体内に封入されている「選択されたム スカリン性化合物」および1つまたはそれ以上のNSAIDSの化合物を、含有 している。組成物を製造するには、医薬組成物を調製する通常の手法を使用でき る。例えば、活性化合物を通常、担体と混合し、または担体で希釈し、またはア ンプル、カプセル、サシエ、ペーパーもしくは他のコンテナの形態にできる担体 内に充填する。担体を希釈剤として利用する際には、担体は固形物、半固形物ま たは、活性成分のビヒクル、賦形剤もしくは媒質として機能する液状物質である ことができる。活性化合物は顆粒固形容器、例えばサシエ内に吸着することがで きる。適当な担体を幾つか例示すれば、水、塩溶液、アルコール、ポリエチレン グリコール類、ポリヒドロキシエトキシル化ひまし油、ゼラチン、ラクトース、 アミロース、ステアリン酸マグネシウム、タルク、珪酸、脂肪酸モノグリセリド 類およびジグリセリド類、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル類、ヒドロキシ メチルセルロースおよび、ポリビニルピロリドンが挙げられる。本発明の製剤は さらに、湿潤剤、乳化および懸濁化剤、保存剤、甘味料または香料を含むことが できる。本発明の製剤は、患者に投与した後、活性成分を即時に、持続して、ま たは徐放して放出するよう当業者に周知の手法によって製剤化することができる 。 通常の組成物は、担体または希釈剤となり得る、または担体によって希釈でき る製薬的に許容される賦形剤とともに、またはカプセル剤、サシエ剤、ペーパー 剤または他のコンテナ剤となり得る担体内に封入されている「選択されたムスカ リン性化合物」および1つまたはそれ以上のNSAIDSの化合物を、含有して いる。組成物を製造するには、医薬組成物を調製する上記の通常の手法を使用で きる。 好ましい組成は、中枢性α-アドレナリン作動性活性化合物に対する「選択さ れたムスカリン性化合物」の重量比が約1から約100までのものである。特に 好ましい比は約1から約30までである。さらに好ましい比は約1から約10ま でとすることができる。最も好ましい比は約1から約3までだろう。 「選択されたムスカリン性化合物」は広い用量範囲で有効であるが、できる限 り低い用量を投与することが望ましい。本組成物中に存在する中枢性α-アドレ ナリン作動性活性化合物の量は、「選択されたムスカリン性化合物」の用量に対 して上述の比となるように調節する。 通常、1日投与量としては、活性成分が約0.2mg/kg〜約500mg/kg-体 重の「選択されたムスカリン性化合物」と約0.6〜約200mg/kgの中枢性α -アドレナリン作動性活性化合物で投与されるような1日投与量にすることがで きる。 典型的な組成物は、担体や希釈剤などの製薬的に許容できる賦形剤と混合され た、または担体で希釈された、もしくはカプセル、サシエ、ペーパー、その他の コンテナの形態をとりうる担体内に封入された「選択されたムスカリン性化合物 」と1つまたはそれ以上の中枢性α-アドレナリン作動性活性化合物を含む。こ れら組成物の製造には、従来の医薬組成物製造技術を使用できる。 これらの医薬調製物は滅菌し、所望であれば、活性化合物と有害な反応を起さ ない補助剤、乳化剤、浸透圧に影響を与える塩、緩衝剤および/または着色料な どと混合することができる。 非経口投与には、注射溶液または注射懸濁液、好ましくはポリヒドロキシル化 ヒマシ油に溶解した活性化合物を含む水溶液が特に好適である。 タルクおよび/または炭水化物担体、結合剤などを含む錠剤、糖衣錠またはカ プセル剤は、経口投与に特に適している。錠剤、糖衣錠またはカプセル剤に適し た担体には、乳糖、トウモロコシ澱粉および/または馬鈴薯澱粉がある。甘味ビ ヒクルを使用できる場合は、シロップやエリキシルを使用できる。 一般には、単位投与あたり約0.1から約300mgを含む単位剤形として、本 発明化合物を製薬的に許容できる担体に分散させる。 本発明の組成物は動物への投与に適しうる。そのような動物には、家畜、例え ば畜産動物、研究用動物、家庭用ペットと野生動物のような非家畜動物の両方が 含まれる。その動物は脊椎動物であることがより好ましい。最も好ましくは、本 発明の組成物を哺乳動物に投与する。その動物が哺乳類家畜またはヒトであるこ とは、特に好ましい。最も好ましい哺乳動物はヒトである。家畜動物用の場合、 本発明の組成物は飼料添加物として与えることができる。 下記のモデルとアッセイは特許請求する組成物の有効性を説明するのに有用で ある。侵害性の痛みモデル 酢酸誘発性の苦悶: 異なるクラスの鎮痛薬の鎮痛活性を検出し、比較するため の一般的手法であってヒト鎮痛活性と良好な相関関係を持つものは、マウスにお ける酢酸誘導性の苦悶の予防である。マウスに様々な用量の本発明組成物を皮下 投与し、指定した観察期間の5分前に酢酸(0.5%溶液,10ml/kg)を 腹腔内注射する。記録のために、酢酸投与から5分後に始める観察期間中の全身 の伸展または腹部の収縮をもって「苦悶」とする。苦悶行動の抑制が鎮痛活性の 証明となる。 (Haubrich,D.R.,Ward,S.J.,Baizman,E.,Bell,M.R.,Bradford,J.,Ferra ri,R.,Miller,M.,Perrone,M.,Pierson,A.K.,Saelens,J.K.およびLutti nger,D.「Pharmacology of pravadoline:a new analgesicagent(新しい鎮痛 薬pravadolineの薬理)」,The Journal of Pharmacology andExperimental The rapeutics 255(1990)511-522を参照)神経障害性の痛みモデル 坐骨神経結紮モデル: ラットを麻酔し、神経結紮術を施す。総坐骨神経を露出 させ、その周りに約1mmの間隔で4つの結紮糸を緩く結ぶ。手術後1日〜10週 の間に、侵害試験を行なう。ラットを透明なガラス床を持つチャンバーに入れ、 その床の真下から、処置した足の足底表面に放射熱源を向けることにより、不快 な熱に対する反応を測定する。後足を引っ込めるまでの時間が増大すれば、鎮痛 活性の証明になる。通常の非侵害性の機械的剌激に対する反応は、ラットを網床 を持つチャンバーに入れ、その後足の足底表面を、等級づけしたフォン・フライ 毛(これらは、それを曲げるのに必要な力のグラム数で較正される)で刺激する ことによって測定する。坐骨神経結紮を持つラットは、手術されていないラット よりも低いグラム数の機械的刺激に反応し、足を反射的に引っ込める。通常の非 侵害的な刺激に対するこの反応は異痛と呼ばれる。足を引っ込める反応を生むの に必要な機械的力のグラム数が増大すれば、抗異痛活性の証明になる。 (Bennett,G.J.およびXie,Y.-K.「A peripheral mononeuropathy in rat thatp roduces disorders of pain sensation like those seen in man(人に認められ るような痛感の障害を生むラットにおける末梢単神経障害)」Pain 33(1988)87- 107を参照のこと。またLee,Y.-W.,Chaplan,S.R.およびYaksh,T.L.「Systemi c and supraspinal,but not spinal,opiates suppress allodyniain a rat ne uropathic pain model(ラット神経障害性痛みモデルにおける異痛は全身性およ び上脊髄性アヘン剤によって抑制されるが、脊髄性アヘン剤では抑制されない) 」Neuroci Lett 186(1995)111-114も参照のこと)。 ホルマリン足テスト: ラットを麻酔し、自発的運動が喪失した時に、そのラッ トの後足の背側表面に、5%ホルマリン溶液50μlを30ゲージ針で皮下注射 する。次に、ラットを個別に、観察用の開いたプレクシグラス製チャンバーに入 れ、最大間隔1〜2分以内にラットは麻酔から回復し、自発的活動と正常な運動 機能を示す。注射した足における自発的な畏縮/震えの発生を定期的に数えるこ とによって、痛み行動を定量化する。畏縮は10から60分の間に1〜2分間、 5〜6分間および5分間の間隔をおき、1分間数える。痛み行動の抑制は鎮痛活 性の証明となる。 (Halmberg,A.B.およびYaksh,T.L.「Antinociceptive actions of spinalnonst eroidal anti-inflammatory agents on the formalin test in the rat(ラット におけるホルマリン試験に対する脊髄性非ステロイド性抗炎症剤の抗侵害受容作 用)」The Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics263(1992) 136-146を参照のこと)。炎症性痛みモデル 醸造用酵母誘発性の痛覚過敏(ランダル-セリット試験): ラットにおける侵 害受容閾値を評価するために、ユーゴ・バジル・アナルゲシー・メーター(UgoB asile Analgesy Meter)のモーター駆動力で、足に加える圧力を徐々に増大させ る。ラットはこの圧力に反応して、装置から逃れようと引っ張るか、もがくか、 声を出す。0.9%食塩水中の1%醸造用酵母懸濁液0.1mlを後足足底下に 注射し、痛覚過敏を誘発する。醸造用酵母の注射後、様々な時点(0〜4時間) で、本発明の組成物を投与し、炎症を起した足について再び圧力閾値を様々な時 点で測定する。行動上の反応を生む圧力の増大は、鎮痛活性の証拠となる。 (Haubrich,D.R.,Ward,S.J.,Baizman,E.,Bell,M.R.,Bradford,J.,Ferr ari,R.,Miller,M.,Perrone,M.,Pierson,A.K.,Saelens,J.K.およびLutt inger,D.「Pharmacology of pravadoline:a new analgesic agent(新しい鎮 痛薬pravadolineの薬理)」The Journal of Pharmacology andExperimental The rapeutics 255(1990)511-522を参照のこと。)。 有効性試験法 本発明組成物の予想外に増大した鎮痛活性は、まずマウスで行なった試験によ って立証される。雄マウスを16〜22時間絶食させ、体重を測定する。試験時 点で体重約18〜22グラムのマウスを以下の試験に使用する。すべてのマウス に本発明組成物の懸濁液を経口的に逐次投与する。投与量は観察者の知らない符 号で暗号にしておく。 らなる)を含む水系ビヒクル約40mlと、活性成分とを混合することにより、 被検組成物の原懸濁液を調製する。超音波装置を用いて、その混合物を約10〜 約15秒間超音波処理する。投与懸濁液はすべて、この原懸濁液をMethocel/Tw een 80で希釈することにより調製する。すべての懸濁液は調製後2時間以内に 使用する。 マウス苦悶試験 クラスが異なる鎮痛性化合物の鎮痛活性を検出し比較するものとして一般に認 められた標準であって、ヒト鎮痛活性と良好な相関関係を持つものは、フェニル −p−ベンゾキノンによってマウスに誘発される苦悶の予防である[H.Blumber gら,Proc.Soc.Exp.biol.Med.,118,763-766(1965)]。 様々な用量の「選択されたムスカリン性化合物」、組成物またはビヒクルで処 置したマウスに、フェニル−p−ベンゾキノンの標準的チャレンジ量を、指定し た観察期間の5分前に腹腔内注射する。フェニル−p−ベンゾキノンは、約5容 量%のエタノール水溶液中、約0.1mg/ml溶液として調製する。苦悶用量 は1.25mg/kgで、これを約0.25ml/10gの体積で注射する。記 録のために、フェニル−p−ベンゾキノン投与の約5分後に始める観察期間中の 全身の伸展または腹部の収縮をもって「苦悶」とする。 一般に認められている統計法を用いて、すべてのED50値とその95%信頼 限界を求める。例えば、W.F.Thompson,Bacteriological Rev.,11,115-145(1 947)を参照のこと。フェニル−p−ベンゾキノンによってマウスに誘発される苦 悶に対する投薬の相互作用は、レーヴェ・アイソボログラム(Loeweisobologram; S.Loewe,Pharm.Rev.9,237-242(1957))によって立証される。 特許請求している「選択されたムスカリン性化合物」(単独)と「相乗的鎮痛薬 」(単独)のED50投与量を結ぶ実線は、これらの組合わせ効果が単純な相加 によって記述されると仮定した場合の「選択されたムスカリン性化合物」と古典 的な鎮痛薬との組合わせに関するED50の予想位置を示す「ED50相加線」 である。ED50相加線に関する95%信頼限界は、ED50相加線の上と下に ある破線の間の領域によって示される。 レーヴェのアイソボリック理論(Loewe's isobolic theory)によると、鎮痛 作用が単に相加的であるに過ぎない場合は、それぞれ固定された投与量比の「選 択されたムスカリン性化合物」と「相乗的鎮痛薬」成分とのED50の予想位置 は、ED50相加線の領域内に含まれるか、その領域に重なるだろう。ED50 相加線よりも有意に低い位置にある組合わせED50は、予想外に増大した鎮痛 活性を表わし、ED50加重線よりも上に位置する組合わせED50は、鎮痛作 用が予想外に減少していることを表わすだろう。 このような予想外に増大または減少した活性を確証する一つの方法は、標準的 な数理解析法を用いて、観察されるED50に最も合う多項式回帰線を計算する ことである。 このような実験により、「選択されたムスカリン性化合物」と1つまたはそれ 以上の「相乗的鎮痛薬」からなる組成物が、統計的に有意な相乗的鎮痛作用を与 えることが立証される。 式I'で示される好ましい化合物は以下の化合物群の中から選ばれる: (+/−)−3−ブチルチオ−4−(アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−ピラジン、(+/−)−3−(2−ブチルオキシ)−4−[(+/ −)−3−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−ピラジン、(+/− )−3−ブチルオキシ−4−[エンド−(+/−)−6−[1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチルオキシ)]−ピラジン、3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプ タフルオロブチルオキシ)−4−[(+/−)−3−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチルオキシ)]−ピラジン、3−メトキシ−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−ピラジン、3−ペンチルチオ−4ー( 1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−ピラジン、トランス− 3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチルオキシ)−ピラジ ン、3−ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−ピラジン、3−(3− N−(2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−ピラジン、3−クロロ−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−ピラジン、3−(2−2−チオ−5−ト リフルオロメチルチエニル)エチルチオ)−4−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3−オキシ−ピラジン、3−ブチルチオ−4−[3−±−エンド−(1-ア ザビシクロ[2.2.1]へプチルオキシ)]−ピラジン、3−ヘキシルオキシ− 4−[6−±−エンド−(2−アザビシクロ[2.2.2]オシルオキシ)−ピラ ジン、3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−[2−±−エキソ−( 7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−ピラジン、3− (2−フェノキシエチルチオ)−4−[3−±−エンド−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチルオキシ)]−ピラジン、3−(5−ヘキセニルオキシ)−4 −[7−±−エンド−(2−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−ピラ ジン、3−ブチル−4−[5−(1-アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ )−ピラジン、および3−シクロブチルメチル−4−[2−±−エンド−(8- アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)−ピラジン。 本発明の鎮痛性組成物に使用される式I'で示される化合物の幾つかを以下に 例示するが、これらに限定されない: 2−[エキソ−(+/−)−3−[1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオ キシ)ピラジン、3−ブチルチオ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3−オキシ)ピラジン、3−ブチルオキシ−2−[3−±−エンド−(1− アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、3−(2−ブチニルオ キシ−2−[6−±−エンド−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ )]ピラジン、3−ヘキシルチオ−2−[6−±−エキソ−(2−アザビシクロ [2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、3−(3−フェニルプロピニルチオ )−2−[2−±−エキソ−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ) ピラジン、3−(2−メチルチオエトキシ)−2−[3−±−エキソ−(1−ア ザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)ピラジン、3−プロパルギル−2−[ 4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、および3− シクロプロピルメチルチオ−2−[2−±−エキソ−(8−アザビシクロ[3. 2.1]オクチルオキシ)ピラジン。 鎮痛用には、式Iで示される化合物が好ましい場合がある。あるいは、式I' で示される化合物が好ましい場合がある。あるいは、式I1'で示される化合物が 好ましい場合がある。 本発明の鎮痛性組成物に使用される式I'で示される化合物の幾つかの好まし い特性は以下のようになる: A)WがS; B)rが1または2; C)Gがhet−1またはhet−5; D)Gが不飽和; E)Gがhet−4; F)Gが7つの環炭素原子および窒素原子を有するアザビシクロ環基; G)Gがhet−6; H)rが0; I)Rがハロゲン、−OR5Y、−SR5Y、−OR5ZY、−SR5ZY、−O R5ZR4、−SR5ZR4、−OR4および−SR4; J)WがO; K)mが1; L)nが1; M)pが2; N)Gがhet−3 O)Gがhet−2 P)式I'で示される化合物 Q)式I'で示される化合物 [ここに、Wは酸素または硫黄; Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル); R4はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニルおよびC2-15 −アルキニル(これらはそれぞれ、1つまたはそれ以上のハロゲン、−CF3、 −CN、Y、フェニルおよびフェノキシ(ここにフェニルまたはフェノキシは1 つまたはそれ以上のハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、 −OCF3、−CF3、−CONH2および−CSNH2からなる群の中から選ばれ る基によって置換されていることがある)によって置換されていることがある) からなる群の中から選ばれる基であるか、または Rはフェニルまたはベンジルオキシカルボニル(これらはそれぞれ、ハロゲン 、 −CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、−CF3、−CON H2および−CSNH2からなる群の中から独立して選ばれる1つまたはそれ以上 の置換分よって置換されていることがある)であるか、または Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z− R4および−S−R5−Z−R4からなる群の中から選ばれ; Zは酸素または硫黄であり; R5はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニルおよびC2-15−アルキニルから なる群の中から選ばれ; Yは5または6員ヘテロ環基であり;そして Gは式: で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または Gは置換C3−C8シクロアルキル(ここに該置換基は−NR67)であり; R6およびR7は個別に水素およびC1-6−アルキルからなる群の中から選ばれ る基であるか、またはR6およびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から 6−員環を形成でき; R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、ならびに−OH、−COR6'、CH2−O H、ハロゲン、−NH2、カルボキシおよびフェニルからなる群の中から独立し て選ばれる置換分によって置換されているC1-5−アルキルであり; R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルおよびC2-5−アルキニルか らなる群の中から選ばれ; R6'は水素およびC1-6−アルキルからなる群の中から選ばれ; nは0、1または2であり; mは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは1または2であり; rは0、1または2であり; - - - - -は単結合または二重結合を示し、 ただし、WがOでありGが7から11個の環炭素原子および窒素原子(ここに 、この窒素原子はW原子とは2から3炭素原子離れている)を含有する飽和アザ ビシクロ基である場合] またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物; R)G置換分が式:で示される基からなる群の中から選ばれる S)G置換分が式: で示される T)Rが、−SR4'、SOR4'、−SO24'、置換ベンジルオキシカルボニ ル(ここに置換分は−CN、−OCF3、−CF3、−CONH2および−CSN H2からなる群の中から独立して選ばれる1つまたはそれ以上の基である)から なる群の中から選ばれる基であるか、 またはC3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキルアルキル)、−Z −C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアルキルアルキル)で ある. U)RがR4、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキルアルキル )、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアルキルアル キル)、 R4は置換C5-15−アルキル、置換されていることがあるC2-15−アルケニル および置換されていることがあるC2-15−アルキニル(ここに、該置換分はハロ ゲン(群)、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフェノキシ(ここにフェニ ルまたはフェノキシは1つまたはそれ以上のハロゲン、−CN、C1-4−アルキ ル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、−CF3、−CONH2および−CSNH2 からなる群の中から独立して選ばれる基によって置換されていることがある)か らなる群の中から選ばれる1つまたはそれ以上の基である)からなる群の中から 選ばれる基である. V)Gがhet−4、het−7、het−6(ここにn=2);het−3 (ここにnおよびmの一方は0または2);het−3(ここにIまたはI'基 はhet−3の橋頭に結合している)からなる群の中から選ばれる。 特に好ましい本発明の化合物は特性A−F、P;A−F、Q;特性A、G、 H、M、F;特性G−O、Q;または特性G−J、M、P;またはG−J、M、 Qを有している。RおよびSの特性はとりわけ好ましい場合がある。 さらに、特に好ましいR基には、フェニル、ベンジルオキシカルボニル、−O R5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R4−Z−R5または− S−R4−Z−R5、−SOR4、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロア ルキルアルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シク ロアルキルアルキル)[ここに、Zは酸素または硫黄、R5はC1-15−アルキル 、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Yは1から4個のN、Oもしくは S原子(群)またはそれらの組合わせを含有する5または6員ヘテロ環基、R4 はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニルおよび2-15−アルキニルからなる群の 中から選ばれる。 式でI1示される好ましい化合物は、 (±)−3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−エトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−プロピルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ペンチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ヘキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4−メチルペンチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−プロピルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (S)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−へキシルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3,3−ジメチルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−(2−チエニルチオ)エチルチオ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルチオ)−4−(1 −アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジア ゾール、 (±)−3−(3−(2−チエニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルチオ−4−((1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン− 3−イル)メトキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エキソ−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オ クチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オ クチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1] ヘプチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘ プチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チ アジアゾール、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−3−ピロリジニルオキシ)−1 ,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルチオ−4−(1−メチル−3−ピペリジルオキシ)−1,2 ,5−チアジアゾール、 3−ブチルチオ−4−(1−メチル−4−ピペリジルオキシ)−1,2,5−チ アジアゾール、 (S)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−2−ピロリジニルメトキシ)− 1,2,5−チアジアゾール、 (S)−3−ブチルオキシ−4−(2−ピロリジニルメトキシ)−1,2,5− チアジアゾール、 3−ブチルオキシ−4−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チ アジアゾール、 3−ブチルチオ−4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チア ジアゾール、 3−ブチルオキシ−4−(2−(トリメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5− チアジアゾールヨウ化物、 (R)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4−メチルペンチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4−フルオロベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−フェニルエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−フェニルオキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 エンド−3−ブチルオキシ−4−(N−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(6−(N−メチル−8−アザビシク ロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシ))−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−エキソ−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル −6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル −6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 3−ブチルオキシ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ ール、 3−ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ− ル、 (±)−トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチ ルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルチオ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾール、 (±)−3−(2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エチルチオ )−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−3−(3−N−(2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー ル、 (±)3−ブチルチオ−4−(エキソ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ −6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)3−(2,2,3,3,4,4,4−へプタフルオロブチルオキシ)−4 −[−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5 −チアジアゾール、 (±)3−(1−ブチルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール、 (±)3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール、 (±)3−[3−(4−フルオロフェニル)プロピルチオ]−4−[−3−(1 −アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾー ル、 (±)3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピルチオ}−4 −[−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5 −チアジアゾール;および (±)3−(1−ブチルアミノ)−4−[−3−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール;および (±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1, 2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルスルホニル4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−プロピルスルホニル4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−フェニルプロピニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、(±)−3 −(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、(±)−3−( 2−メトキシエトキシ).−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−ブチンオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オ クチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−(メチルチオ)エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4−フルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−[4−クロロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−[2−メトキシ−5−ピリジル]プロピルオキシ)−4−( 1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾール、 (±)−3−(トランス−3−クロロ−2−プロペニルオキシ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー ル、 (±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−3−(4−ペンテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−フルオロプロピルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(シクロブチルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロピルオキシ)−4−( 1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾール、 (±)−3−(2−[フェニルチオ]エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−[1−ナフチルオキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−[4−ブロモフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール、 (±)エキソ−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]へプチ ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エトキシ) −4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5 −チアジアゾール、 (±)エキソ−3−ブチルオキシ−4−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプ チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピペリジニルオキシ)−1,2,5−チ アジアゾール、 3−ブチルオキシ−4−(シス−1R−2−アミノシクロペンタンオキシ)−1 ,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−ヘキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1] オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (5S,6S)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2. 1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5-チアジアゾール、 (5R,6R)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2. 1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.0]ノ ニル−5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−シス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.0]ノニル −5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチル オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1,2,5−チアジア ゾール、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(N−tert−ブチルカルボキシ−4− ヒドロキシピロリジン−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(4−ヒドロキシピロリジン−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オ クチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4−フェニルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−フェニル−2−プロペニルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]プロパン−3−オンチオ)−4− (1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チア ジアゾール、 (±)−3−(3−[N−フェノチアジニル]プロピルチオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]−3−[4−フルオロフェノキシ ]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキ シ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−フェニル−3−[4−トリフルオロメチルフェノキシ]プロ ピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)− 1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(3−[3−ピリジル]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−フェノキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エキソ−3−プロピチオ−4−(2−メトキシカルボニル−2−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−エキソ−3−プロピルスルホニル4−(2−メトキシカルボニル−2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ ール、 (±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2− メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ) −1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ ール、 (±)−エキソ−3−(へキシルオキシ)−4−(2−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ ール、 (±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2− メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ) −1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ ール、 (±)−エンド−3−プロピルチオ−4−(1-アザビシクロ[3.2.1] オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−プロピルスルホニル4−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−エンド−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−メチルチオエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)エ トキシ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1 ,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(4−メチルチオベンジルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−チエニルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−シクロヘキセニルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−ペンチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−へキシニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−[2−(2−ナフタリル)エトキシ]−4−(1−ア ザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー ル、 (±)−エンド−3−(4−クロロ−α−シクロプロピルベンジルオキシ)−4 −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ アジアゾール、 (±)−エンド−3−(4−メチル−3−ペンテニルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−エンド−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−メトキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(4,4,4,3,3,2,2−へプタフルオロブトキシ )−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−[2−(3−トリフルオロメチルフェニル)エトキシ]− 4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5− チアジアゾール、 (±)−エンド−3−[2−(2−チエニル)エトキシ]−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロポキシ)−4 −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ アジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(4−n−ブチルベンジルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−[3−(4−メトキシフェニル)プロポキシ]−4−(1 −アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア ゾール、 (±)−エンド−3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−エンド−3−[4−(トリフルオロメトキシ)べンジルオキシ]−4− (1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チア ジアゾール、 (±)−エンド−3−(4−フルオロブトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(4−tert−ブチルベンジルオキシ)−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(1−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(2−シクロヘキシルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー ル、 (±)−エンド−3−(4−シクロヘキシルブトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−ブチン−2−オキシ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(3−メチル−3−フェニルブトキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−エンド−3−(3−フルオロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−[3−(2−チエニル)プロポキシ]−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 、 (±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1, 2,5−チアジアゾール、 (±)−3−へキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エトキシ)− 4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5− チアジアゾール、 および (±)エキソ−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチ ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール から構成される群から選ばれる1つまたはそれ以上の化合物である。 式Iで示される好ましい化合物は、 (+/−)−3−ブチルチオ−4−(ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ ール、 (+/−)−3−(2−ブチルオキシ)−4−[(+/−)−3−アザビシク ロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−オキサジアゾール、 (+/−)−3−ブチルオキシ−4−[エンド−(+/−)−6−[1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−オキサジアゾール、 3−(2,2,3,3,4,4,4−へプタフルオロブチルオキシ)−4−[ (+/−)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1, 2,5−オキサジアゾール、 3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ )−1,2,5−オキサジアゾール、 3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾール、 トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチルオキ シ)−1,2,5−オキサジアゾール、 3−ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−オキサジア ゾール、 3−(3−N−(2−チアゾリドニル)プロビルチオ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾール、 3−クロロ−4−(1-アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ) −1,2,5−オキサジアゾール、 3−(2−2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エチルチオ)−4−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ−1,2,5−オキサジアゾー ル、 3−ブチルチオ−4−[3−±−エンド−(1−アザビシクロ[2.2.1] ヘプチルオキシ)]−1,2,5−オキサジアゾール、 3−ヘキシルオキシ−4−[6−±−エンド−(2−アザビシクロ[2.2. 2]オシルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾール、 3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−[2−±−エキソ−(7 -アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾー ル、 3−(2−フェノキシエチルチオ)−4−[3−±−エンド−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−オキサジアゾール、 3−(5−へキセニルオキシ)−4−[7−±−エンド−(2−アザビシクロ [2.2.1]ヘプチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾール、 3−ブチル−4−[5−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ) −1,2,5−オキサジアゾール、および 3−シクロブチルメチル−4−[2−±−エンド−(8−アザビシクロ[3. 2.1]オクチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾールからなる群から選ば れる。 本発明の組成物における式Iで示される化合物に関するいくつかの好ましい特 性は: A)WはSである; B)rは1または2である; C)Gはhet−1およびhet−5から選択される; D)Gは不飽和である; E)Gはhet−4である; F)Gは7環炭素原子および1窒素原子をもつアザビシクロ環である; G)Gはhet−6である; H)rは0である; I)Rはハロゲン、−OR5Y、−SR5Y、−OR5ZY、−SR5ZY、−O R5ZR4、−SR5ZR4、−OR4および−SR4から選択される; J)WはOである; K)mは1である; L)nは1である; M)pは2である; N)Gはhet−3である; O)Gはhet−2である; P)式Iで示される化合物 Q)式Iで示される化合物 R)式Iで示される化合物 [ここにWは酸素または硫黄であり; Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)からなる基より選択され;R4はC1-15−アルキル、C2-15−ア ルケニル、C2-15−アルキニル[これらはそれぞれがハロゲン(群)、−CF3 、−CN、Y、フェニルおよびフェノキシ(ここに、フェニルまたはフェノキシ は ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、−CF3 、−CONH2および−CSNH2からなる基より選択される1つまたはそれ以上 の基によって置換されていることもある)より独立して選択される1つまたはそ れ以上の基によって置換されていることもある]からなる基から選択され;ある いは Rはフェニルまたはべンジルオキシカルボニル(これらはそれぞれがハロゲン 、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、−CF3、−CO NH2および−CSNH2からなる基より独立して選択される1つまたはそれ以上 の置換分によって置換されていることもある)であり;あるいは Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z− R4および−S−R5−Z−R4からなる基より選択され; Zは酸素または硫黄であり; R5はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニルおよびC2-15−アルキニルから なる基より選択され; Yは5または6員複素環基であり; Gは以下のアザシクロまたはアザビシクロ環系の1つより選択され: あるいはGは−NR67によって置換されていることもあるC3−C8シクロア ルキルであり; R6およびR7は水素およびC1-6−アルキルからなる基より独立して選択され ;あるいはR6およびR7はいっしょになって窒素原子と共に4−〜6−員環を形 成することもあり; R1およびR2は水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5−アルキ ニル、C1-10−アルコキシならびに−OH、−COR6'、CH2−OH、ハロゲ ン、−NH2、カルボキシおよびフェニルからなる基から独立して選択される置 換分によって置換されたC1-5−アルキルからなる基より独立して選択され; R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルおよびC2-5−アルキニルか らなる基より選択され; R6'は水素およびC1-6−アルキルからなる基より選択され; nは0、1または2であり; mは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは1または2であり; rは0、1または2であり; ......は一重または二重結合であり; ただし、WがOでありGが7〜11の環炭素原子および1つの窒素原子を含有 する飽和アザビシクロ基である場合、ここにその窒素原子はW原子から2〜3の 環炭素原子を隔てて離れている] または製薬的に許容されるその塩もしくは溶媒和物。 S)G置換分は からなる基より選択される。 T)G置換分は である。 U)Rは−SR4'、SOR4'、−SO24'、置換ベンジルオキシカルボニル (ここに、その置換分は−CN、−OCF3、−CF3、−CONH2および−C SNH2からなる基より独立して選択される1つまたはそれ以上の基である)、 あるいはC3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキルアルキル)、−Z −C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアルキルアルキル)か らなる基より選択される。 V)RはR4、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキルアルキル )、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロアルキルアル キル)からなる基より選択され; R4は置換C5-15−アルキル、置換されていることもあるC2-15−アルケニル および置換されていることもあるC2-15アルキニル[ここに、その置換分はハロ ゲン(群)、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフェノキシ(ここに、フェ ニルまたはフェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキ シ、−OCF3、−CF3、−CONH2および−CSNH2からなる基より選択さ れる1つまたはそれ以上の置換分によって置換されていることもある)からなる 基より独立して選択される1つまたはそれ以上の基である]からなる基より選択 される。 W)Gはhet−4、het−7、het−6(ここに、n=2);het− 3(ここに、nおよびmの1つは0または2である);およびhet−3(ここ に、IまたはI基がhet−3の橋頭に結合している)からなる基より選択され る。 本発明の特に好ましい化合物は特性A−F、P;A−F、Q;特性A、G、H 、M、F;特性G−O、Q;または特性G−J、M、P;もしくはG−J、M、 Qを有する化合物である。特性RおよびSも特に好ましい。 さらに、特に好ましいR基はフェニル、ベンジルオキシカルボニル、−OR5 Y、−SR5Y、OR5-Z−Y、−SR5ZY、−O−R4−Z−R5または−S− R4−Z−R5、−SOR4、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキ ルアルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルおよび−Z−C4-12−(シクロア ルキルアルキル)(ここに、Zは酸素または硫黄であり、R5はC1-15−アルキ ル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニルであり、Yは1〜4つのN、Oも しくはS原子またはそれらを組み合わせて含有する5または6員複素環基であり 、R4はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニルおよびC2-15−アルキニルであ る)などである。 さらに、特に好ましいG基は以下の複素環を含む: ;[ここに、−(CH2r−W−基への結合部は指し示した通りである]。 特に好ましいG基のいくつかはなどである。 本発明のもう1つの好ましい態様は、特にWが酸素である場合に、Gがアザビシ クロ環基でないことである。 さらに、本発明の好ましいもう1つの態様はWがOであり、Gがアルキルであ る場合に、Rがハロゲンでないことである。 以下に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に記載する。式I’で示される多くの 化合物は以下の実施例に示した方法および手法によって製造することができる。 以下の実施例は本発明を例示するためのものであり、いかなる意味においても本 発明の範囲を限定するものと理解するべきではない。NSAIDSは商業販売元 から購入可能であり、あるいは当分野に周知の方法を用いて製造することができ る。 実施例1 3−クロロ−4−(1−ブチルチオ)−1,2,5−チアジアゾール モル)気泡を吹き込んだ。この溶液に温度が−5℃を越えないような速度でジエ モル)を滴加した。この反応物を5時間0℃以下に維持した後、室温で一晩撹拌 した。容器の温度が50℃に達するまでエーテルを反応物から蒸留した。この反 一晩撹拌した。この反応液を氷−水浴で冷却し、温度を40℃以下に保ちながら H2Oを注意して加えて過剰の一塩化硫黄を破壊した。液状物を半固形の硫黄沈 殿物からデカンテーションし、この硫黄残留物をヘキサンでトリチュレートした 。水相をヘキサン(3×)で抽出し、抽出物およびトリチュレート物をまとめ、 H2O(水)、水性NaHCO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた 。 残留物を2mmHg下で蒸留し、黄色の液状物(24.6g)を得た。融点10 5〜110℃。(化合物1)。 実施例2 3−クロロ−4−ブチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール チアジアゾール(2.1g、0.01モル)を滴加した。24時間後、THFを 蒸発させ、残留物をエーテル(3×)で抽出した。抽出物をH2Oで洗浄し、乾 燥し、溶媒を蒸発させ、透明な液状物を得た。30%EtOAc(酢酸エチル) /ヘキサンで溶出する放射状クロマトグラフィーによって、無色の液状物(2. 3g)を得た。(化合物2)。 実施例3 3−クロロ−4−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール 9モル)気泡を吹き込んだ。この溶液に温度が−5℃を越えないような速度でジ ル)を滴加した。この反応物を5時間0℃以下に維持した後、室温で一晩撹拌し た。容器の温度が50℃に達するまでエーテルを反応物から蒸留した。この反応 一晩撹拌した。この反応物をEtOH−氷浴で冷却し、温度を35℃以下に保ち ながら水を滴加して過剰の一塩化硫黄を破壊した。液状物を半固形の硫黄沈殿物 からデカンテーションし、この硫黄残留物をヘキサンでトリチュレートした。水 相をヘキサン(3×)で抽出し、抽出物およびトリチュレート物をまとめ、H2 O、水性NaHCO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。茶色の 液状残留物を3mmHg下で蒸留し、黄色の液状物(80.2g)を得た。融点 91〜96℃。(化合物3)。 実施例4 3−クロロ−4−エチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール 5−チアジアゾール(12.2g、0.067モル)を加えた。一晩撹拌した後 、THFを蒸発させ、残留物をエーテル(3×)で抽出した。得られた抽出物を H2O、水性NaHCO3およびブラインで洗浄し、次いで溶媒を乾燥し、蒸発さ せ、透明な液状物を得た(13.6g)。(化合物4)。 実施例5(±)−3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(1.36g、0.0104モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘ アゾール(2.08g、0.0107モル)を加え、反応物を40℃まで2時間 加熱し、次いで室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HCl( 塩酸)で酸性にし、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOA cで抽出した。抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を 放射状クロマトグラフィー(2.5%EtOH−0.25%NH4OH−CHC l3)によって精製し、透明な油状物を得た。得られた油状物のHCl塩(0. 85g)をMeOH−EtOAcから結晶化した。融点197〜198℃。(化 合物5)。 実施例6(±)−3−エトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(0.75g、0.0059モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘ アゾール(1.0g、0.0048モル)を加え、反応物を60℃まで5時間加 熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、混合物をエーテル で抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。抽出物をH2Oで洗浄し 、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。得られた油状物のHCl塩( 0.47g)を2−プロパノールから結晶化した。融点212〜213℃。(化 合物6)。 実施例7(±)−3−プロピルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(1.1g、0.0087モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキ アゾール(1.3g、0.0059モル)を加え、反応物を60℃まで4時間加 熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、混合物をエーテル で抽出した。水相を塩基性にし、EtOAcで抽出した。抽出物をH2Oで洗浄 し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。得られた油状物のHCl塩 (0.59g)を2−プロパノールから結晶化した。融点218〜219℃。( 化合物7)。 実施例8(±)−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(2.2g、0.0168モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキ アジアゾール(1.98g、0.084モル)を加え、反応物を52℃まで3. 5時間加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、混合物を エーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOAcで抽出した。抽出物をH2 Oで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。得られた油状物の HCl塩(2.0g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。融 点204〜205℃。(化合物8)。 実施例9(±)−3−ペンチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(0.75g、0.0059モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘ チアジアゾール(1.0g、0.004モル)を加え、反応物を60℃まで4時 間加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、混合物をエー テルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。抽出物をH2Oで洗 浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。得られた油状物のHCl 塩(0.75g)をEtOAcから結晶化した。融点171〜172℃。(化合 物9)。 実施例10(±)−3−ヘキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(2.2g、0.0168モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキ チアジアゾール(2.2g、0.004モル)を加え、反応物を52℃まで3. 5時間加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、混合物を エーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。抽出物をH2O で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。得られた油状物のH Cl塩(1.76g)をEtOAcから結晶化した。融点165〜166℃。( 化合物10)。 実施例11(±)−3−(4−メチルペンチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(0.75g、0.0059モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘ −1,2,5−チアジアゾール(1.2g、0.0045モル)を加え、反応物 を6時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、混 合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。抽出物を H2Oで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。得られた油状 物のHCl塩(1.1g)をEtOAcから結晶化した。融点179〜180℃ 。(化合物11)。 実施例12(±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾール ル(1.1g、0.0084モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキ ール(2.1g、0.0086モル)の溶液に温度が32℃を越えないような速 ルで洗浄し、塩基性にし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発さ せ、残留物を放射状クロマトグラフィー(2.5% EtOH−0.25% NH4 OH−CHCl3)によって精製し、麦わら色の液状物(1.1g)を得た。そ のシュウ酸塩(0.39g)をMeOH−EtOAcから結晶化した。融点15 4〜156℃。(化合物12)。(±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾールの別合成法: ル(1.2g、0.0092モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキ 2,5−チアジアゾール(1.83g、0.0086モル)の溶液を滴加した。 15分後、冷却をやめ、反応物を一晩撹拌した。この反応物をH2O(10ml ) た。水相をエーテルで洗浄し、塩基性にし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥 し、溶媒を蒸発させ、粗製の(化合物12)(1.05g)を茶色がかった液状 物として得た。(±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾールの別合成法: 1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(12.7g、0.1 物を5℃にまで冷却し、この混合物にシアン(7.25g、0.139モル)気 泡を吹き込んだ。この反応物をさらに1時間撹拌した後、一晩放置し室温に戻し 溶液に滴加した。滴加後、冷却をやめると反応物は32℃にまで発熱した。5時 間後、反応物を冷却し、H2Oを注意して加えることによって過剰のS2Cl2を 破壊した。この反応物をさらにH2O(300ml)で希釈し、得られた水相を 硫黄残留物からデカンテーションした。この硫黄残留物をH2Oでトリチュレー トし、水相をまとめ,少量(150ml)にまで蒸発させた。この溶液をエーテ ルで洗浄し、次いで温度を30℃以下に保ちながら、50% NaOHで塩基性 にした。混合物をCHCl3で抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を充分に蒸発させ た。残留物をエーテル中に懸濁し、乾燥し、濾過し、溶媒を蒸発させ、(化合物 12) (18.1g)を徐々に固化する黄色の油状物として得た。 実施例13(±)−3−プロピルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール の溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.8g、0.0075モル)で 少しずつ処理した。40分後、1−ブロモプロパン(1.25g、0.010モ ル)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで 酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽 出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら色の液状物を得た。 そのHCl塩(1.28g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化し た。融点174〜176℃。(化合物13)。 実施例14(±)−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.94g、0.0081モル)で 少しずつ処理した。1時間後、1−ヨードブタン(2g、0.011モル)を加 え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし 、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。 得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら色の液状物を得た。そのHC l塩(1.82g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。融点 151〜153℃。(化合物14)。 実施例15(±)−3−ぺンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール の溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.8g、0.0075モル)で 少しずつ処理した。1時間後、1−ブロモペンタン(1.53g、0.010モ ル)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで 酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽 出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら色の液状物を得た。 そのHCl塩(1.07g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化し た。融点186〜187℃。(化合物15)。 実施例16(S)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 3−オール(2.0g、0.0157モル)の溶液を10℃にまで冷却し、n− 1,2,5−チアジアゾール(3.34g、0.0157モル)で処理し、16 エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、油状物(1. 2S−9H2O(1.83g、0.0076モル)で少しずつ処理し、加熱(4 0℃)した。1.25時間後、1−ブロモペンタン(1.58g、0.0105 モル)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HCl で酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで 抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら色の液状物を得、 これを放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0.5% NH4OH−CH Cl3)によって精製した。そのHCl塩(0.87g)をCHCl3−EtOA c−エーテルから結晶化した。融点194〜195℃、[α]D=25.41゜ (EtOH)。(化合物16)。 実施例17(±)−3−ヘキシルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.94g、0.0081モル)で 少しずつ処理した。1時間後、1−ヨードヘキサン(2.3g、0.011モル )を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸 性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出 した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら色の液状物を得た。そ のHCl塩(1.0g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。 融点165〜167℃。(化合物17)。 実施例18(±)−3−(3,3−ジメチルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル)の溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.24g、0.0051モ ル)で少しずつ処理した。1時間後、1−ブロモ−3,3−ジメチルブタン(1 . 18g、0.007モル)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残 留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基 性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わ ら色の液状物を得た。そのHCl塩(0.41g)をCHCl3−EtOAc− エーテルから結晶化した。融点189〜190℃。(化合物18)。 実施例19(±)−3−(2−(2−チエニルチオ)エチルチオ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール の溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.1g、0.0045モル)で 少しずつ処理した。1時間後、1−クロロ−2−(2−チエニルチオ)エタン( 1.1g、0.0062モル)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ 、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を 塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、 残留物をフラッシュクロマトグラフィー(10% EtOH−1% NH4OH− CHCl3)によって精製し、液状物を得た。そのHCl塩(0.88g)をエ ーテルから結晶化した。融点179.5〜181℃。(化合物19)。 実施例20(±)−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルチオ)−4−(1 −アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジア ゾール の溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(0.53g、0.0022モル) で少しずつ処理した。1時間後、1−メタンスルホンオキシ−2,2,3,3, 3−ペンタフルオロプロパン(0.003モル)を加え、反応物を一晩撹拌した 。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで 抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、 溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(5% EtOH−0 .5% NH4OH−CHCl3)によって精製し、液状物を得た。そのHCl塩 (0.016g)をエーテルから結晶化した。融点138〜140℃。(化合物 20)。 実施例21(±)−3−(3−(2−チエニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール の溶液を新たに薄片にしたNa2S−9H2O(0.6g、0.0027モル)で 少しずつ処理した。1時間後、1−クロロ−3−(2−チエニル)プロパン(0 .6g、0.0036モル)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、 残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩 基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残 留物をフラッシュクロマトグラフィー(10% EtOH−1%NH4OH−CH Cl3)によって精製し、液状物を得た。そのHCl塩(0.16g)をEtO H−EtOAcから結晶化した。融点194〜196℃。(化合物21)。 実施例22(±)−3−ブチルチオ−4−((1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン− 3−イル)−メトキシ)−1,2,5−チアジアゾール 2]オクタン(1.4g、0.01モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6 −1,2,5−チアジアゾール(2.21g、0.0104モル)を滴加した。 冷却をやめ、反応物を一晩撹拌した。この反応物をH2Oで処理し、エーテルで 洗浄し、塩基性にし、エーテルで抽出した。この抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発さ に溶解し、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(2.5g、0.0104モル) で少しずつ処理した。55分後、反応物を1−ヨードブタン(2.6g、0.0 14モル)で処理し、一晩44℃まであたためた。溶媒を蒸発させ、残留物を1 N HClで酸性にし、この混合物をEtOAc−エーテル(1:1)で抽出し た。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。このエーテルを乾燥し、溶媒を蒸 発させ、残留物を放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0.5% NH4 OH−CHCl3)によって精製し、液状物を得た。そのHCl塩(0.84g )をEtOAc−エーテルから結晶化した。融点170〜171℃。(化合物2 2)。 実施例23(±)−エキソ−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オ クチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールおよび(±)−エンド−3 −ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]−オクチル−6−オキ シ)−1,2,5−チアジアゾール ルのエンド/エキソ混合物(1.95g、0.0153モル、参考文献 Sterbac h,L.H.;Kaiser,S.J.Amer.Chem.Soc.1952,74,2215-2218.)の溶液を ロ−4−エチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(2.96g、0.0 14モル)を滴加し、反応物を一晩撹拌した。この反応物をH2Oで処理し、エ 基性にし、エーテルで抽出し、この抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、オレンジ 新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.82g、0.0076モル)で少しず つ処理した。40分後、1−ブロモペンタン(1.55g、0.0103モル) を加え、反応物を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を酸性にし、この混合 物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出し、この抽出物を 乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を放射状クロマトグラフィー(2.5% E tOH−0.25% NH4OH−CHCl3)によって精製し、まずエキソ異性 体を液状物として溶出した。そのHCl塩(0.26g)EtOAcから結晶化 した。融点159〜160℃。(化合物23)。さらに溶出してエンド異性体を 液状物として得た。そのHCl塩(0.23g)をEtOAcから結晶化した。 融点190〜193℃。(化合物24)。 実施例24(±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘ プチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール クロ[2.2.1]ヘプタン3−オールの混合物(0.5g、0.0044モル )(参考文献 J.Org.Chem.1969,34,3674-3676)の溶液を氷−水浴で冷却し 、 で滴下処理した。冷却をやめ、3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1, 2,5−チアジアゾール(1.4g、0.0059モル)を加え、この反応物を 6時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この 混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOAcで抽出した。得ら れた抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。 放射状クロマトグラフィー(5% EtOH、0.5%NH4OH、CHCl3) によって、2つのUV活性なスポットのうち極性の高い方が標題化合物として溶 出した。標題化合物のHCl塩(0.5g)を1/4モルのH2Oと共にEtO Acから結晶化した。融点161.5〜163℃。(化合物25)。 実施例25(±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘ プチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール (化合物25)の単離から得た混合フラクションの再クロマトグラフィー(5 % EtOH、0.5% NH4OH、CHCl3)によって、極性の低いUV活性 物質を得た。そのHCl塩(0.036g)を1/4モルの水と共にEtOAc から結晶化した。融点156〜157℃。(化合物26)。 実施例26(±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チ アジアゾール を1−t−ブチルカルバモイル−3−ヒドロキシピロリジン(参考文献 Syn.Co mmun.15,587.)(0.5g、0.0027モル)で処理し、反応物を50℃ま オキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(0.55g、0 .0027モル)を加え、この反応物を2.5時間加熱還流した。溶媒を蒸発さ せ、残留物を氷−水で処理し、この混合物をエーテルで抽出した。得られた抽出 物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。この残留物をエーテル(5 0m 水で抽出した。水相をエーテルで洗浄し、塩基性にし、EtOAcで抽出した。 得られた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を 得た。そのHCl塩(0.42g)をEtOAcから結晶化した。融点127〜 128℃。(化合物27)。 実施例27(±)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−3−ピロリジニルオキシ)−1 ,2,5−チアジアゾール 0.005モル)で処理した。この溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスルホ ニル−1,2,5−チアジアゾール(1.0g、0.0042モル)を加え、反 応物を一晩加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷1N HClで酸性にし 、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOAcで抽出し、得ら れた抽出物を水で洗浄した。この抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、液状物を得 た。そのHCl塩(0.7g)をEtOAcから結晶化した。融点157〜15 8℃。(化合物28)。 実施例28(±)−3−ブチルチオ−4−(1−メチル−3−ピペリジルオキシ)−1,2 ,5−チアジアゾール 0.0095モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン溶液(5. ジアゾール(1.83g、0.0086モル)で滴下処理した。冷却をやめ、反 応物を一晩撹拌した。混合物をH2Oで処理し、1N HClで酸性にし、エーテ ルで希釈した。水相をエーテルで洗浄し、塩基性にし、エーテルで抽出した。得 られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、茶色の液状物(1.95g)を得た。 20(2.98g、0.0124モル)で少しずつ処理した。1時間後、この混 合物を1−ヨードブタン(3.1g、0.0169モル)で処理し、64時間撹 拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエー テルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾 燥し、溶媒を蒸発させ、オレンジ色の液状物を得た。放射状クロマトグラフィー (2.5% EtOH−0.25% NH4OH−CHCl3)によって精製し、液 状物を得、そのHCl塩(1.4g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから 結晶化した。融点141〜142℃。(化合物29)。 実施例293−ブチルチオ−4−(1−メチル−4−ピペリジルオキシ)−1,2,5−チ アジアゾール 0.0095モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン溶液(5. ジアゾール(1.83g、0.0086モル)で滴下処理した。冷却をやめ、反 応物を一晩撹拌した。混合物をH2Oで処理し、1N HClで酸性にし、エーテ ルで希釈した。水相をエーテルで洗浄し、塩基性にし、エーテルで抽出した。得 られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、茶色の液状物(1.52g)を得た。 2O(2.32g、0.0097モル)で少しずつ処理した。50分後、この混 合物を1−ヨードブタン(2.4g、0.013モル)で処理し、63時間撹拌 した。溶媒を蒸発させ、残留物を希釈HClで酸性にし、この混合物をエーテル で抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し 、 溶媒を蒸発させ、液状物1.3gを得た。そのHCl塩(1.3g)をEtOA c−エーテルから結晶化した。融点140〜142℃。(化合物30)。 実施例30(S)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−2−ピロリジニルメトキシ)− 1,2,5−チアジアゾール 86、0.0075モル)の溶液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン溶液 4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.2g、0.005モ ル)を加え、反応物を6.5時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷1 N HClで酸性にし、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、Et OAcで抽出した。得られた抽出物を水で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、液 状物を得た。そのHCl塩(0.72g)をEtOAcから結晶化した。融点1 15〜116℃。(化合物31)。 実施例31(S)−3−ブチルオキシ−4−(2−ピロリジニルメトキシ)−1,2,5− チアジアゾール NaH(0.24g、0.006モル)の60%懸濁液に加えた。1時間後、こ の混合物を緩やかな還流温度まで1時間加熱した。この溶液に3−ブチルオキシ −4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1g、0.0042モ ル)を加え、反応物を一晩加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷H2Oで 処理し、混合物をEtOAcで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、乾燥HCl 気流で3分間処理した。さらに1時間後、溶媒を蒸発させ、残留物を冷H2Oで 処理し、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOACで抽出し た。得られた抽出物を水で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、液状物を得た。そ のHCl塩(0.72g)をEtOAcから結晶化した。融点99〜100℃。 (化合物32)。 実施例323−ブチルオキシ−4−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チ アジアゾール 0.0075モル)で処理した。この溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスル ホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.2g、0.005モル)を加え、反 応物を6時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷1N HClで酸性に し、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOAcで抽出した。 得られた抽出物を水で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物を得た。 そのHCl塩(0.94g)をEtOAcから再結晶し、白色固形物を得た。融 点97〜98℃。(化合物33)。 実施例333−ブチルチオ−4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チア ジアゾール 0.0095モル)で処理した。得られた混合物を8℃にまで冷却し、THF( 2(1.83g、0.0086モル)で滴下処理した。冷却をやめ、反応物を一晩 撹拌した。この混合物をH2Oで処理し、1N HClで酸性にし、エーテルで希 釈した。水相をエーテルで洗浄し、塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた 抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、茶色の液状物(1.6g)を得た。得られた 43g、0.010モル)で少しずつ処理した。50分後、この混合物を1−ヨ ードブタン(2.52g、0.0137モル)で処理し、46時間撹拌した。溶 媒を蒸発させ、残留物を希釈HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出し た。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を 蒸発させ、残留物を放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0.5% NH4 OH−CHCl3)によって精製し、液状物を得た。そのHCl塩(1.15g )をEtOAc−エーテルから結晶化した。融点95〜97℃。(化合物34) 。 実施例343−ブチルオキシ−4−(2−(トリメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5− チアジアゾールヨーダイド 集め、EtOAcで洗浄し、乾燥し、白色固形物(0.64g)を得た。融点1 37〜138℃。(化合物35)。 実施例353−ブチルオキシ−4−(2−(ジメチルアミノ)エチルチオ)−1,2,5− チアジアゾール g、0.004モル)の懸濁液をn−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン溶液( 5 スルホニル−1,2,5−チアジアゾール(0.71g、0.003モル)を加 え、反応物を2時間加熱還流し、次いで室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、 残留物を冷1N HClで酸性にし、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基 性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を水で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸 発させた。残留物を放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0.5% NH4 OH−CHCl3)によって精製し、黄褐色の液状物を得た。そのHCl塩(0 .22g)をEtOAcから再結晶し、白色固形物を得た。融点108〜109 ℃。(化合物36)。 実施例36 3−クロロ−4−(1−プロピルチオ)−1,2,5−チアジアゾール モル)気泡を吹き込んだ。この溶液に温度が−5℃を越えないような速度でジエ を一晩撹拌した。容器の温度が50℃に達するまでエーテルを反応物から蒸留し と、反応物は35℃にまで発熱し、これを30℃以下に再冷却した後、一晩撹拌 した。この反応液をEtOH−氷中で冷却し、温度が30℃越えないようにH2 をヘキサンで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。 残留物を1.5mmHg下で蒸留し、黄色の液状物(98.6g)を得た。融点 84〜94℃。(化合物37)。 実施例37(R)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 3−オール(3.0g、0.0236モル)の溶液を10℃にまで冷却し、n− −1,2,5−チアジアゾール(5.01g、0.0236モル)で処理し、2 し、エーテルで抽出した。この抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、油状物(2. したNa2S−9H2O(2.53g、0.0105モル)で少しずつ処理し、加 熱した(40℃)。1.25時間後、1−ブロモペンタン(2.18g、0.0 145モル)を加え、反応物を38℃で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物 を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性に し、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら色 の液状物を液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0 .5% NH4OH−CHCl3)によって精製し、そのHCl塩(1.68g) をCHCl3−EtOAcから結晶化した。融点195〜196℃、[α]D=− 2 4.6° (EtOH)。(化合物38)。 実施例38(±)−3−(4−メチルペンチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル)の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.83g、0.0076 モル)で少しずつ処理した。1時間後、1−ブロモ−4−メチルペンタン(1. 73g、0.0105モル)を加え、反応物を40℃で3日間撹拌した。溶媒を 蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した 。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸 発させ、麦わら色の液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー(5% Et OH−0.5% NH4OH−CHCl3)によって精製した。そのHCI塩(0 .74g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。融点183〜 185℃。(化合物39)。 実施例39(±)−3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(0.97g、0.004モル) で少しずつ処理した。1時間後、1−ブロモ−3−フェニルプロパン(1.11 g、0.056モル)を加え、反応物を50℃で17時間撹拌した。溶媒を蒸発 させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水 相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発さ せ、麦わら色の液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー(2.5% Et OH−0.25% NH4OH−CHCl3)によって精製した。そのHCl塩( 0.42g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。融点210 〜212℃。(化合物40)。 実施例40(±)−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル-3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル)の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.68g、0.007モ ル)で少しずつ処理した。1時間後、4−シアノベンジルブロミド(1.85g 、0.094モル)を加え、反応物を22時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留 物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性 にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら 色の液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0.5% NH4OH−CHCl3)によって精製した。そのHCl塩(0.12g)をCH Cl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。融点211〜213℃。(化合 物41)。 実施例41(±)−3−(4−フルオロベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル)の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.68g、0.007モ ル)で少しずつ処理した。1時間後、4−フルオロベンジルクロライド(1.3 7g、0.094モル)を加え、反応物を22時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、 残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩 基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦 わら色の液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0. 5% NH4OH−CHCl3)によって精製した。そのHCl塩(0.89g) をMeOH−EtOAc−エーテルから結晶化した。融点236〜237℃。( 化合物42)。 実施例42(±)−3−(2−フェニルエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル)の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.68g、0.007モ ル)で少しずつ処理した。1時間後、この反応物を−30℃にまで冷却し、DMモル)で滴下処理した。1時間後に冷却をやめ、反応物を22時間撹拌した。溶 媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出 した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒 を蒸発させ、麦わら色の液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー(5%E tOH−0.5% NH4OH−CHCl3)によって精製した。そのHCl塩( 0.53g)をMeOH−EtOAc−エーテルから結晶化した。融点181〜 183℃。(化合物43)。 実施例43(±)−3−(2−フェニルオキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[22.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール ル)の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.68g、0.007モ ル)で少しずつ処理した。1時間後、この反応物を−50℃にまで冷却し、DM 095モル)で滴下処理した。1時間後に冷却をやめ、反応物を22時間撹拌し g、0.0095モル)の溶液を、−30℃にまで冷却しながら2回に分けて加 えた。2時間後、溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合 物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、CHCl3で抽出した。得られた 抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、麦わら色の液状物を得、これを放射状クロマ トグラフィー(5% EtOH−0.5% NH4OH−CHCl3)によって精製 した。そのHCl塩(1.29g)をMeOH−EtOAc−エーテルから結晶 化した。融点193〜194℃。(化合物44)。 実施例44エンド−3−ブチルオキシ−4−(N−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール タンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(2.04g、0.0086モル ) 性にした。この水相をエーテルで抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、透 明な油状物を得た。得られた油状物を放射状クロマトグラフィー(5% EtO H−0.5% NH4OH−CHCl3)によって精製し、そのHCl塩(1.4 9g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。融点168〜16 9℃。(化合物45)。 実施例45(±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(6−(N−メチル−8−アザビシク ロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシ))−1,2,5−チアジアゾール を(±)−エキソ−6−ヒドロキシトロピノン(1.36g、0.0094モル )で処理し、反応物を50℃まで1時間加熱した。この溶液に3−ブチルオキシ −4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(0.55g、0.00 27モル)を加え、反応物を2時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を氷 −水中に懸濁し、酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性に し、エーテルで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、 透明な油状物を得た。得られた油状物を放射状クロマトグラフィー(2.5% EtOH−0.25% NH4OH−CHCl3)によって精製し、そのHCl塩 (0.325g)をEtOAcから結晶化した。融点178〜179℃。(化合 物46)。 実施例46(±)−エキソ−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル −6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールおよび(±)−エンド−3−クロ ロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾール 1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オールのエンド/エキソ混合 物(13g、0.102モル、参考文献 Sternbach,L.H.;Kaiser,S.J.Ame 48モル)気泡をこの溶液中へ吹き込んだ。1時間後、冷却をやめ、反応物をさ ル)の溶液へ滴加した。冷却をやめ、反応物を一晩撹拌し、さらに冷却した後、 釈し、水相をデカンテーションし、硫黄残留物をH2O中へトリチュレートした 。 冷却し、50%NaOHで塩基性にし、CHCl3で抽出した。得られた抽出物 を乾燥し、溶媒を充分に蒸発させ、残留物をエーテル中へ懸濁し、濾過した。溶 媒を蒸発させ、茶色の液状物(12.76g)を得、標品0.8gを放射状クロ マトグラフィー(10%EtOH−1%NH4OH−CHCl3)によって精製し た。エキソ異性体がまず溶出し、これをHCl塩(0.1g)に変換し、アセト ンから結晶化した。融点226℃、分解。(化合物47)。さらに溶出してエン ド異性体を得、これを2−プロパノールからHCl塩(0.2g)として結晶化 した。融点199.5〜201℃。(化合物48)。 実施例47(±)−エンド−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール (2.3g、0.0094モル)の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O (3.36g、0.014モル)で少しずつ処理した。2時間後、反応物を−3 7g、0.0189モル)で滴下処理した。冷却をやめ、1.5時間後、反応物 よびH2Oの混液中へ溶解し、CHCI3抽出相を分離し、H2Oで洗浄した。有 機抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を放射状クロマトグラフィー(5% EtOH−0.5%NH4OH−EtOAc)によって精製し、エンド異性体を 得た。そのHCl塩(0.31g)をMeOH−EtOAc−エーテルから結 晶化した。融点250〜251℃。(化合物49)。 実施例483−ブチルオキシ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ ール −t−ブチルカルバモイル−3−ヒドロキシアゼチジン(1.1g、0.006 ルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.0g、0 .0042モル)を加えた。この反応物を4時間加熱還流し、溶媒を蒸発させ、 残留物を氷−水で処理し、混合物をEtOAcで抽出した。得られた抽出物を乾 燥し、HClの緩気流で3分間処理した。0.5時間後、溶媒を蒸発させ、残留 物を氷−水で処理し、溶液をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOA c抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な油状物 を得た。そのHCl塩(077g)を2−プロパノールから結晶化した。融点1 67〜168.5℃。(化合物50)。 実施例493−ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾー −t−ブチルカルバモイル−3−ヒドロキシアゼチジン(1.6g、0.009 2モル)で処理し、反応物を1時間撹拌した。8℃にまで冷却した後、THF( 5 .96g、0.0092モル)を加え、反応物を30分間撹拌し、30分間冷却 をやめ、反応物を35℃まで45分間加熱した。加熱をやめ、反応物を一晩撹拌 し、溶媒を蒸発させた。残留物を冷水中へ懸濁し、この混合物をEtOAcで抽 出し、得られた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、黄褐色の たに薄片にしたNa2S−9H2O(3.3g、0.0138モル)で処理した。 水で希釈し、エーテルで抽出した。エーテルを乾燥させ、溶媒を蒸発させ、残留 物をEtOAc中へ溶解し、この溶液を乾燥HCl気流で5分間処理した。1時 間後、反応物を氷水で処理し、有機溶媒を蒸発させた。水相をエーテルで抽出し 、塩基性にし、EtOAcで抽出した。このEtOAc抽出物を乾燥し、溶媒を 蒸発させ、黄褐色の液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー(10%Et OH−1%NH4OH−CHCl3)によって精製した。そのHCl塩(0.41 g)をEtOAcから結晶化した。融点138〜139℃。(化合物51)。 実施例50(±)−トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチ ルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール )−トランス−ジメチルアミノシクロペンタノール(0.8g、0.006モル )で処理し、反応物を1時間加熱還流し、次いで3−ブチルオキシ−4−メタン スルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.0g)0.0042モル)を加 え、加熱を一晩継続した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷水中へ懸濁し、混合物を 酸性にした。この溶液をエーテルで抽出し、塩基性にし、EtOAcで抽出した 。このEtOAc抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物 を放射状クロマトグラフィー(10%EtOH−1%NH4OH−CHCl3)に よって精製した。そのHCl塩(0.98g)をEtOAcから結晶化した。融 点148〜149℃。(化合物52)。 実施例51(±)−3−ブチルチオ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾール )−1−t−ブチルカルバモイル−3−ヒドロキシピロリジン(1.73g、0 .0092モル)で処理し、反応物を35分間加熱還流した。10℃にまで冷却 し チアジアゾール(1.96g、0.0092モル)を加え、冷却をやめ、反応物 を35℃で16時間加熱した。この反応物をH2Oで希釈し、エーテルを加え、 エーテル抽出物を分離した。このエーテル抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、溶 媒を蒸発させ、黄褐色の液状物(3.05g)を得た。得られた液状物のDMF 38モル)で処理した。1時間後、1−ヨードブタン(3.42g、0.018 6モル)を加え、反応物を40℃で16時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物 を冷水で希釈し、混合物をエーテルで抽出した。エーテルを乾燥させ、溶媒を蒸 発させ、残留物をエーテル中へ溶解し、この溶液を乾燥HCl気流で5分間処理 した。66時間後、反応物を氷−水で処理し、有機溶媒を蒸発させた。水相をエ ーテルで抽出し、塩基性にし、エーテルで抽出した。このエーテル抽出物を乾燥 し、溶媒を蒸発させ、黄褐色の液状物を得、これを放射状クロマトグラフィー( 5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)によって精製した。そのHCl 塩(0.67g)をEtOAcから結晶化した。融点99〜100.5℃。(化 合物53)。 実施例52 1−クロロ−2−(2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エタン 0105モル、J.F1uorine Chem.1990,46,445-459)の溶液を−40℃にま 03モル)を滴加した。2時間後、反応物を−78℃にまで冷却し、S(0.3 2g、0.01モル)を加え、この反応物を2時間撹拌した。冷却をやめ、温度 が0℃に達した時にH2Oおよび希釈NaOHで反応を停止した。得られた混合 物をエーテルで抽出し、水相を酸性にし、混合物をエーテルで抽出した。最終の エーテル抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、物質2gを得た。これをTHF(2 3g、0.001モル)および1−ブロモ−2−クロロエタン(1.4g、0. 01モル)の混合物へ加え、この反応物を室温で一晩撹拌した。この混合物をH2 0中へ注ぎ、CH2Cl2で抽出し、得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ た。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(5%EtOAc−ヘキサン)によ って精製し、液状物(0.42g)を得た。(化合物54)。 実施例53(±)−3−(2−(2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エチルチオ )−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾール の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(0.41g、0.0017モル )で少しずつ処理した。1時間後、1−クロロ−2−(2−チオ−5−トリフル オロメチルチエニル)エタン(0.42g、0.0017モル)を加え、反応物 を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物 をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出 物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を放射状クロマトグラフィー(10%Et HO−1%NH4OH−CHCl3)によって精製し、液状物を得た。そのシュウ 酸塩(0.107g)を2−プロパノールから結晶化した。融点65〜69℃。 (化合物55)。 実施例54 2−(5−(2−チエニル)チオフェン)チオール 02モル)の溶液を−40℃にまで冷却し、n−ブチルリチウムの1.6Mヘキ 物を−78℃にまで冷却し、S(1.8g、0.0575モル)を加え、反応物 を2時間撹拌した。冷却をやめ、温度が0℃に達した時にH2Oおよび希釈Na OHで反応を停止した。この混合物をエーテルで抽出し、水相を酸性にし、混合 物をエーテルで抽出した。最終のエーテル抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、物 質9.9gを得た。(化合物56)。 実施例55(±)−3−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール .2g、0.0061モル)、カリウムt−ブトキシド(0.5g、0.004 5モル)および微量の18−クラウン−6の混合物を1.5時間撹拌した。この 溶液に(化合物12)(1.0g、0.0041モル)を加え、反応物を一晩加 熱還流した。この反応物をH2O中へ注ぎ、エーテルで抽出し、抽出物を乾燥し 、溶媒を蒸発させた。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(5%EtOH− 0.5%NH4OH−CHCl3)によって精製し、そのシュウ酸塩(0.41g )をアセトンから結晶化した。融点215℃、分解。(化合物57)。 実施例561−クロロ−2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エタン 粗製の2−(5−(2−チエニル)チオフェン)チオール(3g、0.015 N(ブチル)4HSO4(0.51g、0.0015モル)および1−ブロモ−2 −クロロエタン(2.2g、0.0152モル)の混合物へ加え、この反応物を 室温で一晩撹拌した。この混合物をH2O中へ注ぎ、CH2Cl2で抽出し、得ら れた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、所望の生成物(3.5g)を得た。(化 合物58)。 実施例57(±)−3−(2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エチルチオ )−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾール の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(0.55g、0.023モル) で少しずつ処理した。1時間後、1−クロロ−2−(2−(5−(2−チエニル )チエニル)チオ)エタン(0.6g、0.0023モル)を加え、反応物を一 晩撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエ ーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を 乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(5%EtO H−0.5%NH4OH−CHCl3)によって精製し、液状物を得た。そのシュ ウ酸塩(0.43g)をアセトンから結晶化した。融点102〜105℃。(化 合物59)。 実施例58(±)−3−(2−チエニル)チオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール モル)およびK2CO3(0.59g、0.0043モル)の混合物を60℃で3 時間加熱した。この溶液に(化合物12)(0.89g)0.0036モル)を エーテルで抽出し、水相を塩基性にし、この混合物をEtOAcで抽出した。こ のEtOAc抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマトグ ラフィー(5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)によって精製した。 そのシュウ酸塩(0.095g)をアセトンから結晶化した。融点133〜13 6℃。(化合物60)。 実施例59(±)−3−(3−N−(2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(0.55g、0.0023モル )で少しずつ処理した。1時間後、1−クロロ−3−N−(2−チアゾリドン) プロパン(0.41g、0.0023モル)を加え、反応物を一晩撹拌した。溶 媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、この混合物をエーテルで抽出し た。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を 蒸発させ、残留物を放射状クロマトグラフィー(10%EtOH−1%NH4H −CHCl3)によって精製し、液状物を得た。そのシュウ酸塩(0.148g )をアセトンーエーテルから結晶化した。融点70〜75℃。(化合物61)。 実施例60(±)エキソ−メチル−7−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]オク タ−5−エン−2−カルボキシレート −2−アザビシクロ[2.2.2]オクト−5−エン−2−カルボキシレート( J.0rg.Chem.1989,54,2893)2.1g(8.4ミリモル)の溶液を氷浴で冷 却した。この混合物にKOH2.4g(42ミリモル)、次いでNaBH40. 65g(17ミリモル)を加えた。15分後、氷浴をやめ、反応物を16時間撹 抽出物をまとめ、NaCl/Na2SO4で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物 のシリカゲルクロマトグラフィー(25%EtOAc/ヘキサン)によってエキ ソ メチル 7−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクト−5−エン −2−カルボキシレート1.47gおよびエンドメチル7−ヒドロキシ−2−ア ザビシクロ[2.2.2]オクト−5−エン−2−カルボキシレート135mg を得た。(化合物62)。 実施例61 ( ±)エキソ-メチル−6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]オク タン−2−カルボキシレート .2.2]オクト−5−エン−2−カルボキシレート1.47g(8ミリモル) および5%Pd/C0.15gの溶液を室温で5時間、パーシェイカー(Par r shaker)上にて50psiで水素化した。濾過によって触媒を取り除 き、次いで減圧下で蒸発させ、1.43gを得た。(化合物63)。 実施例62(±)3−ブチルチオ−4−(エキソ−2−メトキシカルボニル−2−アザビシ クロ[2.2.2]オクタ−6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール 2.2]オクタン−2−カルボキシレート1.3g(7.1ミリモル)およびカ リウムt−ブトキシド0.80g(7.1ミリモル)の溶液に3−クロロ−4− ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール1.5 9(7.1ミリモル)を加え た。この混合物を室温で20時間撹拌後、ブライン50mlを加え、溶液をEt し、減圧下で蒸発させた。シリカゲルクロマトグラフィー(25%EtOAc/ ヘキサン)により1.42gを得た。(化合物64)。 実施例63(±)3−ブチルチオ−4−(エキソ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ −6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール ビシクロ[2.2.2]オクト−6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾー ルの溶液へ加えた。室温で5時間撹拌した後、溶液を減圧下で蒸発させた。飽和 をまとめ、NaCl/Na2SO4で乾燥し、減圧下で蒸発させた。残留物のシリ カゲルクロマトグラフィー(10%EtOH、1%NH4OH−CHCl3)を行 い、得られた油状物をそのシュウ酸塩へ変換した。EtOH/EtOAcから再 結晶し789mgを得た(融点148〜150℃)。(化合物65)。 実施例643−アミノ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール 3−クロロ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール標品1.04gを にまで冷却した。ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドのTHF溶液(1 物のpHを2.0に調節した。混合物を15分間撹拌し、次いでNaOHを用い てpHを11に調節した。混合物をエーテルで抽出した。有機相をまとめ、乾燥 し、濾過した。濾液を濃縮乾固した。得られた生成物をカラムクロマトグラフィ ーにより精製した。収量:1.07g(65%)。N,N−ビス(トリメチルシ リル)−3−アミノ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾールを3N H Cl中へ懸濁し、約50℃まで加熱した。混合物を3時間撹拌した。NaOHを 用いてpHを11に調節した。混合物をt−ブチルメチルエステルで抽出した。 有機相をまとめ、乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。収量:0.43g(45%) 。(化合物66)。本方法をここの記載に実質的にしたがって繰り返し、所望の 3−アミノ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾールを収率82%で得た 。 実施例65 3−ブロモ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール 臭化第二銅標品0.42g、亜硝酸イソアミル0.28およびアセトニトリル トニトリル混合物を4−アミノ−3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール 0.30gを含むアセトニトリル4m17へ加えた。混合物を65℃で30分間撹 有機相をまとめ、乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。収量:0.38g(94%) 。得られた物質をカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、物質0.30g( 7 3%)を得た。(化合物67)。 ヨウ化銅(I)(0.61 9)を用いて上記の方法を実質的に行い、3−ヨ −ド−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾールを得た。収量:0.23g (48%)。(化合物68)。 実施例66(±)3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルオキシ)−4 −[−3−(1−アザビシクロ[2,2,2]オクチルオキシ)−1,2,5− チアジアゾール 0.016モル)で処理した。5分後、化合物12(0.75g、0.003モ ル)を加え、反応物を2時間撹拌し、次いで1.5時間加熱還流した。室温で一 晩撹拌し、さらに1.5時間加熱還流した後、溶媒を蒸発させ、残留物をH2O 中へ懸濁し、混合物をEtOAcで抽出した。この抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発 させ、残留物を放射状クロマトグラフィー(20%EtOH−2%NH4OH− CHCl3)によって精製し、油状物を得た。その塩酸塩をEtOAcからH20 1/2モルと共に綿状白色固形物(0.43g)として結晶化した。融点168 .5〜169.5℃0(化合物69)。 実施例67(±)3−(1−ブチルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール モル)の溶液をエンド−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール (0.64g、0.005モル)で処理した。5分後、3−クロロ−4−(1− ブチルチオ)−1,2,5−チアジアゾール(1.2g、0.0057モル)を 加えた。一晩撹拌した後、溶媒を蒸発させ、残留物をH2Oで希釈し、酸性にし 、エーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOAcで抽出し、この抽出物を 乾燥し、ブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を放射状クロマ トグラフィー(20%EtOH−2%NH4OH−CHCl3)によって精製した 。そのHCl塩をEtOAcから結晶化し白色固形物(0.68g)を得た。融 点201〜202℃、分解。(化合物70)。 実施例68(±)3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール 新たに薄片にしたNa2S−9H2O(0.97g、0.004モル)で少しずつ 処理した。2時間後、反応物を1−ブロモ−3−フェニルプロパン(1.11g 、0.0059モル)で滴下処理し、反応物を3.25時間撹拌し、次いでさら に 059モル)を滴加した。一晩撹拌した後、溶媒を蒸発させ、残留物をH2O中 へ懸濁し、酸性にし、この混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、C HCl3で抽出し、得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を放射 状クロマトグラフィー(MeOH:EtOAc:NH4OH/15:30:1) によって精製し、油状物を得た。そのHCl塩(0.41g)をCHCl3−E tOAc−エーテルから結晶化した。融点178〜179℃。(化合物72)。 実施例69(±)3−[3−(4−フルオロフェニル)プロピルチオ]−4−[−3−(1 −アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾー の溶液を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.68g、0.007モル) フルオロフェニル)プロパン(1.63g、0.0095モル)を滴加し、反応 物を2.5日間撹拌した。次いでこの反応物をさらに1−クロロ−3−(4−フ ルオロフェニル)プロパン(0.815g、0.0047モル)で処理し、35 ℃で6時間あたためた。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性にし、こ の混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性にし、エーテルで抽出した。得ら れた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を放射状クロマトグラフィー(M eOH:EtOAc:NH4OH/15:30:1)によって精製した。そのH Cl塩(0.19g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化した。融 点189〜191℃。(化合物73)。 実施例70( ±)3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピルチオ}−4− [−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5− チアジアゾール を、新たに薄片にしたNa2S−9H2O(1.68g、0.007モル)で少し 中の1−ブロモ−3−[4−(トリフルオフロメチル)フェニル)プロパン(2 .53g、0.0095モル)で滴下処理し、反応物を2時間撹拌した。冷却を やめ、反応物を3.5時間撹拌し、再び−35℃にまで冷却した。次いでこの反 応 フェニル)プロパン(1.75g、0.0043モル)で処理し、冷却をやめ、 リフルオロメチル)フェニル)プロパン(0.75g、0.0028モル)を加 え、撹拌を1.5時間継続した。溶媒を蒸発させ、残留物をH2O中へ懸濁し、 混合物をエーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留 物を放射状クロマトグラフィー(MeOH:EtOAc:NH4OH/15:3 0:1)によって精製した。そのHCl塩(0.32g)をCHCl3−EtO Ac−エーテルから結晶化した。融点182〜184℃。(化合物74)。 実施例713−(1−ブチルアミノ)−4−[(+,−)−3−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール 化合物12(1.15g,0.0047モル)および1−ブチルアミン(20 ml)の混合物を22時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物をH2O中へ懸 濁し、混合物を酸性にし、エーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOAc で抽出し、得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を放射状クロマ トグラフィー(MeOH:EtOAc:NH4OH/15:30:1)によって 精製し、HCl塩へ変換し、固形の部分水和物(0.046g)を得た。融点1 93〜195℃。(化合物75)。 実施例72 シアン ブチルオキシイミド を−8℃にまで冷却し、温度を2℃以下に保ちながらシアン(58g、1.12 モル)気泡をこの溶液にゆっくりと吹き込んだ。次いで反応物を7mmHg下で 蒸留し、透明な液状物(119.4g)を得た。融点43〜49℃。(化合物7 6)。 実施例73 3−クロロ−4−ブチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール し、化合物76(119.4g、0.095モル)を温度が10℃を越えないよ うに滴加した。冷却をやめ、反応物を一晩撹拌した。この反応物を氷−水浴で冷 却し、H2Oを温度が30℃を越えないように滴加して過剰の一塩化硫黄を破壊 した。液状物を半固形の硫黄沈殿物からデカンテーションし、この硫黄残留物を ヘキサンでトリチュレートした。水相をヘキサン(3×)で抽出し、抽出物およ びトリチュレート物をまとめ、H2O、水性NaHCO3、ブラインで洗浄し、乾 燥し、溶媒を蒸発させた。黄色の液状残留物を14mmHg下で蒸留し、透明な 液状物(153g)を得た。融点120〜125℃。(化合物77)。 実施例74 3−メチルチオ−4−ブチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール 撹拌しながら、薄片にしたNa2S−9H2O(8g、0.034モル)を加えた 。 出した。得られた抽出物をH2O(2×)で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、 透明な液状物(6.04g)を得た。(化合物78)。 実施例75 3−メチルスルホニル−4−ブチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール 拌した後、有機相を蒸発させ、残留物をエーテル(3×)で抽出した。得られた 抽出物をH2O(2×)で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を50% EtOAc−ヘキサンで溶出する放射状クロマトグラフィーによって精製し、無 色透明の液状物(2.93g)を得、これを放置して固化させた。融点39〜4 0℃。(化合物79)。 実施例76 3−メチルチオ−4−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール ジアゾール(CA60、2796e、1964)(1.1g、0.005モル) の溶液を高速に撹拌しながら、薄片にしたNa2S−9H2O(1.5g)0.0 ル(2×)で抽出した。得られた抽出物をH2O(2×)で洗浄し、乾燥し、溶 媒を蒸発させ、透明な液状物(1.05g)を得た。(化合物80)。 実施例77 3−メチルスルホニル−4−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール2O(100ml)中のオキソン(18.4g、0.03モル)の溶液にT H 日間撹拌した後、有機相を蒸発させ、残留物をエーテル(3×)で抽出した。得 られた抽出物をH2O(2×)で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を 50%EtOAc−ヘキサンで溶出する放射状クロマトグラフィーによって精製 し、無色透明の液状物(3.58g)を得た。(化合物81)。 実施例78 シアン プロピルオキシイミド 6g、0.69モル)気泡をこの溶液にゆっくりと吹き込んだ。次いで反応混合 物を20mHg下で蒸留し、透明な液状物(59g)を得た。融点63〜64℃ 。(化合物82)。 実施例79 3−クロロ−4−プロピルオキシ−1,2,5−チアジアゾール ℃にまで冷却し、化合物82(59g、0.527モル)を温度が10℃を越え ないように滴加した。冷却をやめ、反応物を一晩撹拌した。この反応物を氷−水 浴で冷却し、H2Oを温度が30℃を越えないように滴加して過剰の一塩化硫黄 を破壊した。液状物を半固形の硫黄沈殿物からデカンテーションし、この硫黄残 留物をヘキサンでトリチュレートした。水相をヘキサン(3×)で抽出し、抽出 物およびトリチュレート物をまとめ、H2O、水性NaHCO3、ブラインで洗浄 し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。黄色の液状残留物を15mmHg下で蒸留し、 透明な液状物(79.9g)を得た。融点103〜106℃。(化合物83)。 実施例80 3−メチルチオ−4−プロピルオキシ−1,2,5−チアジアゾール を高速に撹拌しながら、薄片にしたNa2S−9H2O(16.4g)0.068 モル)をこの溶液へ加えた。1時間後、CH3I(6ml、0.096モル)を 加 合物をヘキサン(3×)で抽出した。得られた抽出物をH2O(2)で洗浄し、 乾燥し、溶媒を蒸発させ、透明な液状物(11.02g)を得た。(化合物84 )。 実施例81(±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール の溶液を0℃にまで冷却し、カリウムt−ブトキシド(0.65g)を加えた。 た。残留物を水に懸濁し、エーテルで抽出した。水相を塩基性にし、EtOAc で抽出した。得られた抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を20%−Et OH−1%−NH4OH−CHCl3で溶出する放射状クロマトグラフィーによっ て精製し、透明な油状物を得た。そのHCl塩をEtOAc−エーテルから再結 晶し、白色固形物(0.43g)を得た。融点122〜124℃。(化合物10 4)。 実施例82( ±)−エンド−3−プロピルスルホニル−4−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール 1N HCl(24ml)中の(±)−エンド−3−プロピルチオ−4−(1 −アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア ゾ 6.8g)を5分間かけて滴加した。冷却をやめ、5時間後、NaHSO3で過 剰のオキシダントを破壊した。反応物を氷に注ぎ、pHを12に調節した。この 混合物をEtOAcで抽出し、得られた抽出物を水で洗浄し、溶媒を乾燥し、溶 媒を蒸発させ、分析上純粋な(±)−エンド−3−プロピルスルホニル−4−( 1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾール(4.6g)を油状物として得た。(化合物166)。 実施例83(+/−)−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾール 5−オキサジアゾールオキサイド(4.6g、0.126モル、参考文献J.Che m.Soc.1964,904.)の懸濁液を55〜60℃にまで加熱し、ナトリウム1− 1時間後、溶媒を蒸発させ、残留物をH2Oで処理し、混合物をエーテル(3× )で抽出した。得られた抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ、白 色 をエーテルで抽出し、得られた抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発 させ、黄色の液状物を得た。放射状クロマトグラフィー(15%EtOAc/ ヘキサン)により透明な液状物(1.85g)を得た。得られた液状物をTHF 物へ滴加した。次いで反応物を52℃まで5時間あたためた。冷却した反応物を 希釈HClで酸性にし、エーテルで希釈した。水相をエーテルで洗浄し、塩基性 にし、エーテルで抽出した。得られた抽出物を乾燥し、蒸発させ、透明な液状物 を得た。そのHCl塩(1.4g)をCHCl3−EtOAc−エーテルから結 晶化した。融点186〜188℃。(化合物1)。実施例1’ (±)−エンド−2−(4−メチル-3-ペンテニルチオ)−3−(1− アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19および1−ブロモ−4−メチル−3−ペンテンより、泡状物として 収率8%で得た。(化合物43) 実施例2’ (+/−)−3−クロロ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)ビラジン 1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(5g、0.039m mol)のTHF(400ml)溶液をヘキサン(25ml、0.04mol) 中、1.6Mn−ブチルリチウムで処理した。1時間後、この溶液を氷水浴中で 冷却し、THF(30mol)中2,3−ジクロロピラジン(6.6g、0.0 44mol)を一度に加えた。冷却を止めて30分後、反応物を2.5時間加熱 還流した。溶媒を留去し、残留物を1N塩酸で酸性にし、混合物をエーテルで抽 出した。水性画分を塩基性にし、エーテルで抽出した。抽出物を水洗し、乾燥し 、溶媒を留去し、粘着性の固形物を得た。エーテルから再結晶し、黄色固形物( 1.74g)を得た。融点:112.5−114℃。(化合物2) 実施例3’ (+/−)−3−ブチルオキシ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3-オキシ)ピラジン ナトリウム ブチルオキシド(0.25gNa、0.0109mol、1-ブタノ ール、30ml)の溶液を化合物2(0.48g、0.002mol)に加え、 反応物を一晩撹拌し、次いで80℃に4時間加熱した。溶液を酸性にし、溶媒を 留去した。得られた残留物を水に懸濁させ、エーテルで抽出し、水溶液を塩基性 にした。水性画分を酢酸エチルで抽出し、抽出物を水洗し、乾燥し、溶媒を留去 し、黄色油状物を得た。酢酸エチルから結晶化し、塩酸塩(0.32g)を 白色粉末として得た。融点:150−151℃。 (化合物3) 実施例4’ (+/−)−3−プロピルオキシ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク チル−3−オキシ)ピラジン リチウム1−プロピルオキシド(7m1 1.6M n−ブチルリチウム、0 . 011mol、1−プロパノール、30ml)の溶液に化合物2(0.63g 、0.0026mol)を加え、反応物を6時間加熱還流した。溶媒を留去し、 得られた残留物を水に懸濁させ、混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出物を水洗 し、乾燥し、溶媒を留去し、油状物を得た。アセトンから結晶化し、塩酸塩(0 .34g)を黄褐色の固形物として得た。融点:186−190℃。(化合物4) 実施例5’ (+/−)−3−ヘキシルオキシ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク チル−3−オキシ)ピラジン リチウム 1−ヘキシルオキシド(7.8ml 1.6 M n−ブチルリチウ ム、0.013mol、1−ヘキサノール、20ml)の溶液に化合物2(0. 6g、0.0025mol)を加え、反応物を80℃に一晩加熱した。溶液を冷 却し、1N塩酸(15ml)で処理し、溶媒を留去した。得られた残留物を水に 懸濁させ、混合物をエーテルで抽出し、塩基性にした。水性画分を酢酸エチルで 抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を留去し、油状物を得た。酢酸エチルから結晶化 し、塩酸塩(0.34g)を半水和物として得た。融点:162−164℃。( 化合物5) 実施例6’ (+/−)−3−ブチルチオ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)ピラジン 1−ブタンチオール(1.1ml)のTHF(100ml)溶液をヘキサン (4.7ml、0.0075mol)中、1.6Mn−ブチルリチウムで処理し た。10分後、化合物2(0.6g、0.0025mo1)を加え、反応物を3 時間加熱還流した。溶媒を留去し、残留物を冷希塩酸で酸性にし、混合物をエー テルで抽出した。水層を塩基性にし、エーテルで抽出した。そのエーテル層を乾 燥し、溶媒を留去し、清澄な液体を得た。酢酸エチルから結晶化し、塩酸塩(0 .59g)を白色結晶として得た。融点:192−193℃。(化合物6) 実施例7’ (+/−)−3−ペンチルチオ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3−オキシ)ピラジン 1−ペンタンチオール(1.2ml)のTHF(50ml)溶液をへキサン( 4.7m1、0.0075mol)中、1.6Mn−ブチルリチウムで処理した 。10分後、化合物2(0.6g、0.0025mol)を加え、反応物を2時 間加熱還流した。溶媒を留去し、残留物を冷希塩酸で酸性にし、混合物をエーテ ルで抽出した。水層を塩基性にし、エーテルで抽出した。その水層を塩基性にし 、酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル層を乾燥し、溶媒を留去し、清澄な液 体を得た。酢酸エチルから結晶化し、塩酸塩(0.44g)を得た。融点:16 9−171℃。(化合物7) 実施例8’ (+/−)−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)ピ ラジン 油中60%NaHのDMF(30ml)中懸濁液を1−アザビシクロ[2.2 .2]オクタン−3−オール(3.28g、0.025mol)で処理し、混合 物を50℃に65分間加熱した。混合物を2−クロロピラジン(3.16g、0 .027mol)を滴加して処理し、3時間加熱を続行した。加熱を中断し、反 応物を一晩撹拌した。溶媒を留去し、残留物を水で処理し、酸性にし、エーテル で抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を留去し、得られた残留物を放射状クロマト グ ラフィー(30%メタノール−エタノール−微量NH4OH)により精製し、油 状物を得た。メタノール−エタノールから結晶化し、塩酸塩(2.07g)を得 た。融点:256−258℃0(化合物8) 実施例9’ (+/−)−3−(1−ペンチルオキシ)−2−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)ピラジン リチウム 1−ペントキシド(1.6M n−ブチルリチウム、7.6ml、 0.012mol、1−ペンタノール、20ml)の溶液に化合物2(0.58 g、0.0024mol)を加え、反応物を90℃に一晩加熱した。溶液を酸性 にし、溶媒を留去した。残留物を水に懸濁させ、エーテルで抽出し、得られた水 溶液を塩基性にした。水性画分を酢酸エチルで抽出し、抽出物を水洗し、乾燥し 、溶媒を留去し、油状物を得た。この油状物を放射状クロマトグラフィー(10 %エタノール−1%NH4OH−CHCl3)によって精製し、酢酸エチルから結 晶化させ、塩酸塩(0.2g)を白色粉末として得た。融点:163−165℃ 。(化合物9) 実施例10’ (+/−)−3−メトキシ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)ピラジン ナトリウムメトキシド(Na、0.4g)0.0174mol、メタノール、 25ml)の溶液に化合物2(0.8g、0.0033mol)を加え、反応物 を一晩加熱還流した。溶媒を留去し、残留物を水に懸濁させ、混合物を酢酸エチ ルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を留去し、得られた残留物を放射状クロマ トグラフィー(10%エタノール−1%NH4OH−CHCl3)によって精製し た。2−プロパノールから結晶化させ、塩酸塩(0.34g)を半水和物として 得た。融点:215−218℃。(化合物10)実施例11’ (+/−)−3−エトキシ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)ピラジン ナトリウムエトキシド(Na、0.4g0.0174mol、エタノール、2 5ml)の溶液に化合物2(0.8g、0.0033mol)を加え、反応物を 一晩加熱還流した。溶媒を留去し、残留物を水に懸濁させ、混合物を酢酸エチル で抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を留去し、得られた残留物を放射状クロマト グラフィー(10%エタノール−1%NH4OH−CHCl3)によって精製した 。2−プロパノールから結晶化させ、塩酸塩(0.086g)を得た。融点:2 15−218℃。(化合物11) 実施例12’ (+/−)−3−(1−へキシルチオ)−2−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)ピラジン 1−ヘキサンチオール(1.4ml)のTHF(50ml)溶液をヘキサン (4.7ml、0.0075mol)中、1.6M n−ブチルリチウムで処理 した。10分後、化合物2(0.6g、0.0025mol)を加え、反応物を 4時間加熱還流した。溶媒を留去し、残留物を冷希塩酸で酸性にし、混合物をエ −テルで抽出した。水層を塩基性にし、酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル 層を乾燥し、溶媒を留去し、清澄な液体を得た。酢酸エチルから結晶化し、塩酸 塩(0.57g)を得た。融点:171−174℃。(化合物12) 実施例13’ (+/−)−3−メチルチオ−2−(1−アザビシクロ「2.2.2]オクチル −3−オキシ)ピラジン NaH(0.42g、0.018mol)のDMF(25ml)溶液をDMF (6.44ml、0.033mol)中、5.19Mメタンチオールで処理した 。10分後、化合物2(0.8g、0.0033mol)を加え、反応物を5 0℃に3時間加熱した。反応物を冷却し、酸性にし、溶媒を留去した。残留物を 冷水中に懸濁し、エーテルで抽出し、水層を塩基性にし、そして得られた混合物 を酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル層を乾燥し、溶媒を留去し、清澄な液 体を得た。メタノール−酢酸エチルから結晶化し、塩酸塩(0.63g)を得た 。融点:243−247℃。(化合物13) 実施例14’ (+/−)−3−エチルチオ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)ピラジン エタンチオール(2.6ml)のTHF(90ml)溶液をヘキサン(9ml 、0.0167mol)中、1.6M n−ブチルリチウムで処理した。15分 後、化合物2(0.6g、0.0025mol)加え、反応物を4時間加熱還流 した。溶媒を留去し、残留物を冷希塩酸で酸性にし、混合物をエーテルで抽出し た。水層を塩基性にし、酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル層を乾燥し、溶 媒を留去し、得られた残留物を放射状クロマトグラフィー(5%エタノール−0 .5%NH4OH−CHCl3)によって精製した。酢酸エチルから結晶化し、塩 酸塩(0.48g)を得た。融点:269−272℃。(化合物14) 実施例15’ (+/−)−3−(1−プロピルチオ)−2−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)ピラジン 1−プロパンチオール(2.7ml)のTHF(90ml)溶液をヘキサン( 7m1、0.0117mol)中、1.6Mn−ブチルリチウムで処理した。1 5分後、化合物2(0.7g、0.0029mol)を加え、反応物を4時間加 熱還流した。溶媒を留去し、残留物を冷希塩酸で酸性にし、混合物をエーテルで 抽出した。水層を塩基性にし、酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル層を乾燥 し、溶媒を留去し、油状物を得た。メタノール−酢酸エチルから結晶化し、塩酸 塩(0.76g)を得た。融点:231−234℃。(化合物15)実施例16’ (+/−)−3−(1−ヘプチルチオ)−2−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)ピラジン 1−ヘプタンチオール(4.9ml)のTHF(90ml)溶液をヘキサン( 7ml、0.0117mol)中、1.6M n−ブチルリチウムで処理した。 15分後、化合物2(0.7g、0.0029mol)を加え、反応物を4時間 加熱還流した。溶媒を留去し、残留物を冷希塩酸で酸性にし、混合物をエーテル で抽出した。水層を塩基性にし、酢酸エチルで抽出した。その酢酸エチル層を乾 燥し、溶媒を留去し、油状物を得た。メタノール−酢酸エチルから結晶化し、塩 酸塩(0.767g)を得た。融点:169−173℃。(化合物16) 実施例17’ 3−(1−ブチルチオ−2−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)ピラジン 氷水浴中にて冷却下、2−ジメチルアミノエタノール(2.13ml、0.0 21mol)のTHF(130ml)溶液をヘキサン(13.1ml、0.02 1mol)中、1.6M n−ブチルリチウムで処理した。この溶液に2,3− ジクロロピラジン(3.13g、0.021mol)を加え、反応物を一晩加熱 還流した。溶媒を留去し、残留物を冷1N塩酸で酸性にし、混合物をエーテルで 抽出した。水層を塩基性にし、酢酸エチルで抽出した。その抽出液を水洗し、乾 燥し、溶媒を留去し、清澄な油状物を得た(3.86g)。この油状物をTHF (100ml)中のリチウム1−ブタンチオキシド(1.6Mn−ブタンチオキ シド(1.6M n−ブチルリチウム、17ml,0.0273mol、1−ブ タンチオール、19.7ml、0.184mol)の溶液に加え、反応物を2時 間加熱還流し、熱源を取り除き、反応物を週末にかけて撹拌した。溶媒を留去し 、残留物を希塩酸に溶解し、混合物をエーテルで抽出した。水層を塩基性にし、 酢酸エチルで抽出し、抽出液を乾燥し、溶媒を留去した。得られた残留物を放射 状クロマトグラフィー(5%エタノール−NH4OH−CHCl3)により精製 し、油状物(3.4g)を得た。酢酸エチルから結晶化し、塩酸塩を白色固形物 として得た。融点:120−123℃。(化合物17) 実施例18’ 3−(1−ブチルチオ)−2−(2−(トリメチルアミノ) エトキシ)ピラジン ヨウダイド 化合物17(0.7g、0.0028mol)の酢酸エチル溶液(40ml) をヨードメタン(0.4ml)で処理し、反応物を一晩攪拌した。白色固形物( 1.04g)を濾取し、乾燥した。融点:140−142℃。(化合物18) 実施例19’ 3−クロロ−2−[エンド−(+,−)−6−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチルオキシ)]ピラジン カリウムt−ブトキシド(0.62g、0.0055mol)のTHF(10 ml)溶液をエンド−(+,−)−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン− 6−オール(0.64g、0.005mol)で処理した。5分後、2,3−ジ クロロピラジン(2g、0.0134mol)を加え、反応物を一晩撹拌した。 得られた反応物を水で希釈し、酸性にし、エーテルで抽出した。水層を塩基性に し、酢酸エチルで抽出し、抽出物を乾燥し、塩水で洗浄し、乾燥し、溶媒を留去 した。残留物を放射状クロマトグラフィー(20%エタノール−2%NH4OH −CHCl3)によって精製し、油状物を得た。アセトンから結晶化し、塩酸塩 (0.44g)を得た。融点:200℃(分解)。(化合物19) 実施例20’ 3−メチル−2−[エンド−(+,−)−6−(1−アザビシクロ「3.2.1 」オクチルオキシ)]ピラジン カリウムt−ブトキシド(0.62g、0.0055mol)のTHF(10 ml)溶液をエンド−(+,−)−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン −6−オール(0.64g、0.005mol)で処理した。5分後、その反応 物を氷水浴中で冷却し、2−クロロ−3−メチルピラジン(1.3g、0.01 mol)を一度に加えた。冷却を止め、反応物を3日間撹拌した。溶媒を留去し 、残留物を水で希釈し、酸性にし、エーテルで抽出した。水層を塩基性にし、酢 酸エチルで抽出し、抽出物を乾燥し、塩水で洗浄し、乾燥し、溶媒を留去した。 残留物を塩酸塩に変換し、2−プロパノールから再結晶させ、綿状粉末(0.5 g)を得た。融点:240℃(分解)。(化合物20) 実施例21’ 2−[エンド−(+,−)−6−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオ キシ)]ピラジン カリウムt−ブトキシド(0.62g)0.0055mol)のTHF(10 ml)溶液をエンド−(+,−)−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン− 6−オール(0.64g、0.005mol)で処理した。5分後、その反応物 を氷水浴中で冷却し、2−クロロ−3−メチルピラジン(1.2g、0.01m ol)を一度に加えた。冷却を止め、反応物を4時間攪拌した。溶媒を留去し、 残留物を水で希釈し、酸性にし、エーテルで抽出した。水層を塩基性にし、酢酸 エチルで抽出し、抽出物を乾燥し、塩水で洗浄し、乾燥し、溶媒を留去した。固 .形状残留物を塩酸塩に変換し、2−プロパノールから再結晶させ、白色固形物 (0.92g)を得た。融点:250℃(分解)。(化合物21) 実施例22’ 6−クロロ−2−[エンド−(+,−)−6−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチルオキシ)]ピラジン カリウムt−ブトキシド(0.62g、0.0055mol)のTHF(10 ml)溶液をエンド−(+,−)−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン− 6−オール(0.64g、0005mol)で処理した。5分後、その反応物を 氷水浴中で冷却し、2,6−ジクロロピラジン(1g、0.0067mo 1)を一度に加えた。冷却を止め、反応物を一晩撹拌した。溶媒を留去し、残留 物を水で希釈し、酸性にし、エーテルで抽出した。水層を塩基性にし、酢酸エチ ルで抽出し、抽出物を乾燥し、塩水で洗浄し、乾燥し、溶媒を留去した。残留物 を放射状クロマトグラフィー(20%エタノール−2%NH4OH−CHCl3) によって精製した。アセトンから塩酸塩を結晶化し、白色固形物(0.33g) を得た。融点:211−213℃(分解)。(化合物22) 実施例23’ 3−(1−ブチルオキシ)−2−[エンド−(+,−)−6−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチルオキシ)]ピラジン カリウムt−ブトキシド(1g、0.0089mol)のTHF(20ml) 溶液を1−ブタノール(1ml)で処理した。5分後、その反応物を氷水浴中で 冷却し、THF(10ml)中、化合物19(0.65g、0.0027mol )を加えた。冷却を止め、反応物を3日間攪拌した。溶媒を留去し、残留物を水 で希釈し、酸性にし、エーテルで抽出した。水層を塩基性にし、酢酸エチルで抽 出し、抽出物を乾燥し、塩水で洗浄し、乾燥し、溶媒を留去した。残留物を放射 状クロマトグラフィー(20%エタノール−2%NH4OH−CHCl3)によっ て精製した。酢酸エチルから塩酸塩を結晶化し、白色固形物(0.23g)を得 た。融点:171.5−172.5℃(分解)。(化合物23) 実施例24’ 3−(1−ブチルチオ)−2−[エンド−(+,−)−6−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチルオキシ)]ピラジン カリウムt−ブトキシド(1g、0.0089mol)のTHF(20ml) 溶液を氷水浴中で冷却し、1−ブタンチオール(1ml)で処理した。5分後、 冷却を止め、THF(10ml)中、化合物19(0.6g、0.0025mo l)を加えた。一晩撹拌した後、溶媒を留去し、残留物を水で希釈し、酸性にし 、エーテルで抽出した。水層を塩基性にし、酢酸エチルで抽出し、抽出物を乾燥 し、 塩水で洗浄し、乾燥し、溶媒を留去した。残留物を放射状クロマトグラフィー( 20%エタノール−2%NH4OH−CHCl3)によって精製した。酢酸エチル から塩酸塩を結晶化し、白色固形物(0.64g)を得た。融点:157−15 8℃(分解)。(化合物24) 実施例25’ エンド−(8−メチル-8−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−3−オキシ )]ピラジン カリウムtert-ブトキシド(0.62g)のTHF(15ml)溶液をトロピ ン(0.7g)で処理した。5分後、反応物を氷水浴中で冷却し、クロロピラジ ン(1.2g)を加えた。冷却を止め、反応物を一晩撹拌した。溶媒を留去し、 残留物を冷1N塩酸に溶解し、混合物をエーテルで抽出した。水性画分を塩基性 にし、酢酸エチルで抽出し、抽出物を水、塩水で洗浄し、溶媒を乾燥し、留去し た。残留物を、20%エタノール−2%NH4OH−CHCl3で溶出する放射状 クロマトグラフィーによって精製し、エンド−(8−メチル−8−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−3−オキシ)]ピラジン(0.6g)を得、これを2 −プロパノールから塩酸塩として結晶化した。融点:240℃(分解)。(化合 物25) 実施例26’ 2−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピラジン 2−ジメチルアミノエタノール(1ml)のTHF(20ml)溶液をカリウ ムtert−ブトキシド(1.2g)で処理した。5分後、クロロピラジン(2g) を加え、反応物を2時間攪拌した。溶媒を留去し、残留物を冷水中に懸濁し、混 合物を酸性にし、エーテルで抽出した。水性画分を塩基性にし、酢酸エチルで抽 出した。抽出物を乾燥し、溶媒を留去し、得られた残留物を10%エタノール− 1%NH4OH−CHCl3で溶出する放射状クロマトグラフィーによって精製し 、2−(2−ジメチルアミノエトキシ)ピラジン(1.3g)を得た。2−プ ロパノールから塩酸塩を結晶化し、白色固形物を得た。融点:151−153℃ (分解)。(化合物26) 実施例27’ 2−(2−トリメチルアミノエトキシ)ピラジン ヨウダイド 遊離塩基形態の化合物26(0.7g)の酢酸エチル(40ml)溶液をヨウ 化メチル(1ml)で処理し、反応物を一晩撹拌した。得られた固形物を採取し 、乾燥し、2−(2−トリメチルアミノエトキシ)ピラジン ヨウダイドを灰色 がかった白色固形物として得た(1.34g)。融点:164℃(分解)。(化 合物27) 実施例28’ (S)−2−(1−メチル−2−ピロリジニルメトキシ)ピラジン (S)−1−メチル−2−ピロリジンメタノール(1.15g)のTHF(4 5ml)溶液をカリウムtert−ブトキシド(1.2g)で処理した。10分後、 クロロピラジンを加え、反応物を1.5時間攪拌した。5N塩酸(4ml)を用 いて反応を停止させ、溶媒を留去した。残留物を水中に懸濁し、エーテルで抽出 した。水性画分を塩基性にし、クロロホルムで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒 を留去し、得られた残留物を20%エタノール−2%NH4OH−CHCl3で溶 出する放射状クロマトグラフィーによって精製し、(S)−2−(1−メチル− 2−ピロリジニルメトキシ)ピラジン(1.1)を得た。酢酸エチルから塩酸塩 を結晶化し、白色固形物を得た。融点:121−122℃。(化合物28) 実施例29’ (±)エンド−2−プロピルチオ−3−(1−アザビシクロ[3.2.1オクチ ル−6−オキシ)ピラジン カリウムt−ブトキシド(0.9g、8mmol)をTHF(20ml)中、 プロパンチオール(0.61g、8mmol)に0℃にて加え、5分間攪拌した 。 化合物19(0.5g、2mmol)加え、反応物を24時間室温にて撹拌した。 1N塩酸200mlを加え、得られた水溶液を酢酸エチルで洗浄した。pHを1 2.0に調節した。生成物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、留 去した。エーテル中にて塩酸塩を形成させ、濾過し、(±)−エンド−2−プロ ピルチオ−3−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラ ジン塩酸塩(0.38g)を得た。融点:159−160℃。(化合物29) プロパンチオールを適当なアルキルチオールと置き換えることで、上記化合物2 9の調製法に実質的に従い、以下の化合物を調製した。 実施例30’ (±)エンド−2−ペンチルチオ−3−(1−アザビシクロ[3.2.1オクチ ル−6−オキシ)ピラジン 化合物19およびペンタンチオールから収率60%で得た。融点:159−1 60℃。(化合物30) 実施例31’ (±)−エンド−2−(2−メチルプロピルチオ)−3−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19および2−メチルプロパンチオールから収率8%で得た。融点:1 42−143℃。(化合物31) 実施例32’ (±)エンド−2−エチルチオ−3−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチ ル−6−オキシ)ピラジン 化合物19およびエタンチオールから収率53%で得た。融点:196−19 7℃。(化合物32)実施例33’ (±)−エンド−2−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ)−3−(1−ア ザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19および2,2,2−トリフルオロエタンチオールから収率14%で 得た。融点:116−117℃。(化合物33)実施例34’ (±)−エンド−2−(トランス−2−ブテニルチオ)−3−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19およびトランス−2−ブテンチオールから収率13%で得た。融点 :128−130℃。(化合物34) 実施例35’ (±)−エンド−2−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−3−(1−ア ザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19および4,4,4−トリフルオロブタンチオールから収率30%で 得た。融点:173−174℃。(化合物35) 実施例36’ (±)−エンド−2−(2−プロベニルチオ)−3−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ ピラジン 化合物19および2−プロペンチオールから収率70%で得た。融点:254 −255℃。(化合物36) 実施例37’ (±)−エンド−2−(3−メチルブチルチオ)−3−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19および3−メチルブタンチオールから収率26%で得た。融点:1 74−176℃。(化合物37) 実施例38’ (±)−エンド−2−(4−トリフルオロメトキシベンジルチオ)−3−(1− アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19および4−トリフルオロメトキシベンジルチオールから収率57% で得た。融点:175−176℃。(化合物38) 実施例39’ (±)−エンド−2−プロピルチオ−6−(1−アザビシクロ[3.2.1オク チル−6−オキシ)ピラジン 化合物22およびプロパンチオールから泡状物として収率11%で得た。(化 合物39) 実施例40’ (±)−エンド−2−(2,2,2−トリフルオロエチルチオ )−6−(1− アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物22および2,2,2−トリフルオロエタンチオールから収率7%で得 た。融点:125−126℃。(化合物40) 実施例41’ (±)−エンド−2−(2−メトキシエチルチオ)−3−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19(1.15g)4.7mmol)および硫化ナトリウム(Na2S ・9H2O、1.68g、7mmol)をDMF30ml中、50℃にて3.5 時間加熱し、0℃に冷却し、2−ブロモエチルメチルエーテル(1.3g、9m mol)を加えた。この反応物を室温にて一晩攪拌し、酢酸エチルおよび5N塩 酸100mlで希釈した。水層を酢酸エチルで洗浄し、そのpHを12.0に 調節した。生成物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、9 4%CHCl3/5%エタノール/1%水酸化アンモニウムで溶出するHPLC によって精製した。エーテル中にて塩酸塩を形成させ、濾過し、(±)−エンド −2−(2−メトキシエチルチオ)−3−(1−アザビシクロ[3.2.1]オ クチル−6−オキシ)ピラジン塩酸塩(0.3g)を得た。融点:165−16 6℃。(化合物41) 2−ブロモエチルメチルエーテルを適当なアルキルハライドと置き換えること で、上記化合物41の調製法に実質的に従い、以下の化合物を調製した。 実施例42’ (±)−エンド−2−(3−フェニル−2−プロペニルチオ)−3−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)ピラジン 化合物19およびシンナミル・ブロミドから収率36%で得た。融点:165 −167℃。(化合物42)実施例43’ 化合物19合成の別法 (±)−エンド−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール (3.0g)23.6mmol)を、撹拌しているカリウムt−ブトキシド(2 .9g、26mmol)のTHF溶液(60ml)に加えた。この反応物を5℃ に冷却し、THF15ml中2,3−ジクロロピラジン(7.03g、47mm ol)を加えた。溶液を室温にて2時間撹拌し、水および酢酸エチルで希釈した 。有機溶液を乾燥し、濃縮した。94%クロロホルム、5%エタノール、1%水 酸化アンモニウムで溶出するHPLCによって精製し、生成物4.9gを得た。 (化合物19)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/495 A61K 31/495 45/00 45/00 (31)優先権主張番号 60/008,274 (32)優先日 平成7年12月6日(1995.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/008,275 (32)優先日 平成7年12月6日(1995.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/008,276 (32)優先日 平成7年12月6日(1995.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/008,279 (32)優先日 平成7年12月6日(1995.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/008,280 (32)優先日 平成7年12月6日(1995.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/008,510 (32)優先日 平成7年12月6日(1995.12.6) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 以下の式I、式I'および式II'で示される化合物またはその製薬的に 許容される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる「第一の化合物」の 鎮痛性用量、および1つまたはそれ以上の「相乗的鎮痛薬」を含有し、その「相 乗的鎮痛薬」に対する「第一の化合物」の重量比が約1から約1000であるこ とを特徴とする、痛みを処置するための組成物: 式I: および式I’: [式中、Wは酸素または硫黄、 Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルまたは−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)[ここに、R4は、1つまたはそれ以上のハロゲン(群)、−C F3、−CN、Y、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたはフェノキ シはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていることがある )によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−ア ルケニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または Rは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z− R4または−S−R5−Z−R4(ここに、Zは酸素または硫黄、R5はC1-15−ア ルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Yは5または6員ヘテロ環 基)であり、 Gは式: で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または Gは置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されている ことがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR67である)であり、 ここに、R6およびR7は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6お よびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6'、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6'は水素、C1-6−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 -----は単結合または二重結合を示す] および、式I1': [式中、W’は酸素または硫黄、 R’は水素、アミノ、ハロゲン、NHR6'、NR6'R7'、R4'、−OR4'、− SR4'、−SOR4'、−SO24'、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シク ロアルキルアルキル)、−Z'−C3-10−シクロアルキルおよび−Z'−C4-12− (シクロアルキルアルキル)[ここに、R4'は、1つまたはそれ以上のハロゲン (群)、−CF3、−CN、 Y'、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニル またはフェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、 −OCF3、−CF3、−CONH2または−CSNH2によって置 換されていることがある)によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15 −アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニルである]であるか、また は R'は、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または R'は−OR5'Y'、−SR5'Y'、OR5'−Z'−Y'、−SR5'Z'Y'、−O −R5'−Z−R4'または−S−R5'−Z'−R4'(ここに、Z'は酸素または硫黄 、R5'はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Y'は 5または6員ヘテロ環基)であり、 G'は式: で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または G'は置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されてい ることがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR6'R7'である)であ ることができ、 ここに、R6'およびR7'は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6 'およびR7'は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6"、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6"は水素、C1-15−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 -----は単結合または二重結合を示す]。 2. 「第一の化合物」が式I1'および式Iからなる群の中から選ばれる化合 物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項1記載の組 成物。 3. 「相乗的鎮痛薬」が非ステロイド性抗炎症薬である、請求項1記載の組 −成物。 4. 非ステロイド性抗炎症薬がインドメタシン、イブプロフェン、ナプロキ セン、フェノプロフェン、トルメチン、スリンダック、メクロフェナメート、ケ オプロフェン、ピロキシカム、フルルビプロフェンおよびジクロフェナックから なる群の中から選ばれる、請求項3記載の組成物。 5. 非ステロイド性抗炎症薬がイブプロフェンである、請求項3記載の組成 物。 6. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'で示される化合物またはその製薬 的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる、請求項3記載 の組成物。 7. 「第一の化合物」が以下に示す化合物またはその製薬的に許容される塩 もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる、請求項3記載の組成物: (±)−3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−エトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−プロピルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3-オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ペンチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ヘキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−メチルペンチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキ シ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−プロピルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、(±)−3−ペンチルチオ−4−(1− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、(S)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、(±)−3−ヘキシルチオ−4−( 1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ −ル、 (±)−3−(3,3−ジメチルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−(2−チエニルチオ)エチルチオ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルチオ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−(2−チエニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−((1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3 −イル)メトキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプ チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプ チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−3−ピロリジニルオキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−(1−メチル−3−ピペリジルオキシ)−1,2, 5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−(1−メチル−4−ピペリジルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 (S)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−2−ピロリジニルメトキシ)− 1,2,5−チアジアゾ−ル、 (S)−3−ブチルオキシ−4−(2−ピロリジニルメトキシ)−1,2,5−チ アジアゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(2−(トリメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チ アジアゾ−ルヨウ化物、 (R)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−メチルペンチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−フルオロベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−フェニルエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−フェニルオキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 エンド−3−ブチルオキシ−4−(N−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(6−(N−メチル−8−アザビシク ロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシ))−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル− 6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル− 6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)-1,2,5-チアジアゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ− ル、 3−ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチ ルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (±)−3−(2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エチルチオ )−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5− チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−N−(2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−ブチルチオ−4−(エキソ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ− 6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルオキシ)−4−[− 3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジア ゾ−ル、 (±)3−(1−ブチルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−[3−(4−フルオロフェニル)プロピルチオ]−4−[−3− (1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ− ル、 (±)3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピルチオ}−4 −[−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チ アジアゾ−ル;および (±)3−(1−ブチルアミノ)−4−[−3−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ−ル;および (±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルスルホニル4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−プロピルスルホニル4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オ クチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニルプロピニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オ クチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−メトキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−ブチンオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−(メチルチオ)エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−フルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−クロロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[2−メトキシ−5−ピリジル]プロピルオキシ)−4−( 1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ −ル、 (±)−3−(トランス−3−クロロ−2−プロペニルオキシ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビ シクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−ベンテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フルオロプロピルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(シクロブチルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロピルオキシ)−4−(1− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−3−(2−[フェニルチオ]エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[1−ナフチルオキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−ブロモフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)エキソ−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エトキシ)−4 −(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾール、 (±)エキソ−3−ブチルオキシ−4−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチ ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピペリジニルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(シス−1R−2−アミノシクロペンタンオキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ヘキシルオキシ−4−(1-アザビシクロ[3.2.1] オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (5S,6S)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5-チアジアゾ−ル、 (5R,6R)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5-チアジアゾ−ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.0]ノニ ル−5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−シス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.0]ノニル− 5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチル オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1,2,5−チアジアゾ −ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(N−tert−ブチルカルボキシ−4− ヒドロキシピロリジン−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(4−ヒドロキシピロリジン−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−フェニルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニル−2−プロペニルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]プロパン−3−オンチオ)−4− (1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジア ゾ−ル、 (±)−3−(3−[N−フェノチアジニル]プロピルチオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]−3−[4−フルオロフェノキシ ]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ )−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニル−3−[4−トリフルオロメチルフェノキシ]プロ ピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[3−ピリジル]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−フェノキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−プロピチオ−4−(2−メトキシカルボニル−2−アザビ シクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−プロピルスルホニル4−(2−メトキシカルボニル−2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−メ トキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(ヘキシルオキシ)−4−(2−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2− メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ) −1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−エンド−3−プロピルチオ−4−(1-アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−プロピルスルホニル4−(1−アザビシクロ[3.2.1] オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−メチルチオエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−(4−メチル−1,3−チアゾ−ル−5−イル)エ トキシ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1, 2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−メチルチオベンジルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,6-チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−チエニルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−シクロヘキセニルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ペンチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ヘキシニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[2−(2−ナフタリル)エトキシ]−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−クロロ−α−シクロプロピルベンジルオキシ)−4 −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−メチル−3−ベンテニルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−メトキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4,4,4,3,3,2,2−ヘプタフルオロブトキシ)−4 −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (±)−エンド−3−[2−(3−トリフルオロメチルフェニル)エトキシ]− 4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[2−(2−チエニル)エトキシ]−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3,3,2,2−ペンタフルオロプロポキシ)−4−(1 −アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5-チアジアゾ− ル、 (±)−エンド−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5-チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−n−ブチルベンジルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[3−(4−メトキシフェニル)プロポキシ]−4−(1 −アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5-チアジアゾ− ル、 (±)−エンド−3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ]−4− (1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5-チアジア ゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−フルオロブトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−tert−ブチルベンジルオキシ)−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(1−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−シクロヘキシルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−シクロヘキシルブトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ブチン−2−オキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−メチル−3−フェニルブトキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−フルオロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[3−(2−チエニル)プロポキシ]−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エトキシ)−4 −(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (+/−)−3−ブチルチオ−4−(アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、(+/−)−3−(2−ブチルオキシ )−4−[(+/−)−3−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1, 2,5−オキサジアゾ−ル、(+/−)−3−ブチルオキシ−4−[エンド−(+ /−)−6−[1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5− オキサジ アゾ−ル、3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルオキシ)−4− [(+/−)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2 ,5−オキサジアゾール、3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾール、3−ペンチルチオ−4 −(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−オキサ ジアゾ−ル、トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペ ンチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−ブチルチオ−4−(3−ア ゼチジニルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−(3−N−(2−チア ゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−クロロ−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3− (2−2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エチルチオ)−4−アザビ シクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3− ブチルチオ−4−[3−±−エンド−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル オキシ)]−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−ヘキシルオキシ−4−[6−± −エンド−(2−アザビシクロ[2.2.2]オシルオキシ)−1,2,5−オキサ ジアゾ−ル、3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−[2−±−エキ −(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−1,2,5−オキサジア ゾ−ル、3−(2−フェノキシエチルチオ)−4−[3−±−エンド−(1−ア ザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5-オキサジアゾ−ル、3 −(5−ヘキセニルオキシ)−4−[7−±−エンド−(2−アザビシクロ[2 .2.1]ヘプチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−ブチル−4−[ 5−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)−1,2,5−オキサジア ゾ−ル、および3−シクロブチルメチル−4−[2−±−エンド−(8−アザビ シクロ[3.2.1]オクチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル (+/−)−3−ブチルチオ−4−(アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オ キシ)−ピラジン、(+/−)−3−(2−ブチルオキシ)−4−[(+/−)− 3−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−ピラジン、(+/−)−3 −ブチルオキシ−4−[エンド−(+/−)−6−[1−アザビシクロ[3.2. 1]オクチルオキシ)]−ピラジン、3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフル オロブチルオキシ)−4−[(+/−)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチルオキシ)]−ピラジン、3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−ピラジン、3−ペンチルチオ−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−ピラジン、トランス−3−ブ チルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチルオキシ)−ピラジン、3 −ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−ピラジン、3−(3−N−( 2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オ クチル−3−オキシ)−ピラジン、3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−ピラジン、3−(2−2−チオ−5−トリフ ルオロメチルチエニル)エチルチオ)−4−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ−ピラジン、3−ブチルチオ−4−[3−±−エンド−(1−アザ ビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]−ピラジン、3−へキシルオキシ−4 −[6−±−エンド−(2−アザビシクロ[2.2.2]オシルオキシ)−ピラジ ン、3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−[2−±−エキソ−(7 −アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−ピラジン、3−(2−フェノキ シエチルチオ)−4−[3−±−エンド−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チルオキシ)]−ピラジン、3−(5−ヘキセニルオキシ)−4−[7−±−エ ンド−(2−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−ピラジン、3−ブチ ル−4−[5−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)−ピラジン、 および3−シクロブチルメチル−4−[2−±−エンド−(8−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチルオキシ)−ピラジン。 2−[エキソ−(+/−)−3−[1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキ シ)]ピラジン、3−ブチルチオ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3−オキシ)]ピラジン、3−ブチルオキシ−2−[3−±−エンド− (1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、3−(2−ブチ ニルオキシ)−2−[6−±−エンド−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチ ルオキシ)]ピラジン、3−ヘキシルチオ−2−[6−±−エキソ−(2−アザ ビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、3−(3−フェニルプロピ ニルチオ)−2−[2−±−エキソ−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル オキシ)]ピラジン、3−(2−メチルチオエトキシ)−2−[3−±−エキソ −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]ピラジン、3−プロパル ギル−2−[4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン 、および3−シクロプロピルメチルチオ−2−[2−±−エキソ−(8−アザビ シクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]ピラジン。 8. 「相乗的鎮痛薬」がオピオイドである、請求項1記載の組成物。 9. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'で示される化合物またはその製薬 的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる、請求項8記載 の組成物。 10. 「第一の化合物」が式I'で示される化合物またはその製薬的に許容 される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる、請求項8記載の組成物 。 11.「第一の化合物」が以下の化合物またはその製薬的に許容される塩から なる群の中から選ばれる、請求項8記載の組成物: (±)−3−エトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−プロピルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ペンチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−へキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル− 3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−メチルペンチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキ シ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−プロピルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (S)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ヘキシルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3,3−ジメチルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2 .2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−(2−チエニルチオ)エチルチオ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルチオ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−(2−チエニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−((1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3 −イル)メトキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプ チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプ チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−3−ピロリジニルオキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−(1−メチル−3−ピペリジルオキシ)−1,2, 5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−(1−メチル−4−ピペリジルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 (S)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−2−ピロリジニルメトキシ)− 1,2,5−チアジアゾ−ル、 (S)−3−ブチルオキシ−4−(2−ピロリジニルメトキシ)−1,2,5−チ アジアゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(2−(トリメチルアミノ)エトキシ)−1,2,5−チ アジアゾ−ルヨウ化物、 (R)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3 −オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、(±)−3−(4−メチルペンチルチ オ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5 −チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−フルオロベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−フェニルエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−フェニルオキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 エンド−3−ブチルオキシ−4−(N−メチル−8−アザビシクロ[3.2.1] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(6−(N−メチル−8−アザビシク ロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシ))−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル− 6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル− 6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ− ル、 3−ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチル オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルチオ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,5−チアジ アゾール、 (±)−3−(2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エチルチオ )−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5− チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−N−(2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−ブチルチオ−4−(エキソ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ− 6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルオキシ)−4−[− 3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジア ゾ−ル、 (±)3−(1−ブチルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−[3−(4−フルオロフェニル)プロピルチオ]−4−[−3−(1 −アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピルチオ}−4− [−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チア ジアゾ−ル;および (±)3−(1−ブチルアミノ)−4−[−3−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾ−ル;および (±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2, 5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルスルホニル4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−プロピルスルホニル4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オ クチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニルプロピニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オ クチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−メトキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−ブチンオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク チル-3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−(メチルチオ)エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−フルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−クロロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[2−メトキシ−5−ピリジル]プロピルオキシ)−4−( 1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ −ル、 (±)−3−(トランス−3−クロロ−2−プロペニルオキシ)−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビ シクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−ペンテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フルオロプロピルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2. 2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(シクロブチルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロピルオキシ)−4−(1− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−3−(2−[フェニルチオ]エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[1−ナフチルオキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−ブロモフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシ クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)エキソ−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル −3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エトキシ)−4 −(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (±)エキソ−3−ブチルオキシ−4−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチ ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピペリジニルオキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 3−ブチルオキシ−4−(シス−1R−2−アミノシクロペンタンオキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ヘキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オ クチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (5S,6S)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (5R,6R)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.0]ノニ ル−5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−シス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.0]ノニル− 5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチル オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1,2,5−チアジアゾ −ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(N−tert−ブチルカルボキシ−4 −ヒドロキシピロリジン−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(4−ヒドロキシピロリジン−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4−フェニルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニル−2−プロペニルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]プロパン−3−オンチオ)−4− (1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジア ゾ−ル、 (±)−3−(3−[N−フェノチアジニル]プロピルチオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]−3−[4−フルオロフェノキシ ]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ )−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−フェニル−3−[4−トリフルオロメチルフェノキシ]プロ ピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(3−[3−ピリジル]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ [2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−フェノキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−プロピチオ−4−(2−メトキシカルボニル−2−アザビ シクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−プロピルスルホニル4−(2−メトキシカルボニル−2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−メ トキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1 ,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(ヘキシルオキシ)−4−(2−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2− メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)− 1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2− アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル 、 (±)−エンド−3−プロピルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−プロピルスルホニル4−(1−アザビシクロ[3.2.1] オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−メチルチオエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−(4−メチル−1,3−チアゾ−ル−5−イル)エ トキシ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1, 2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−メチルチオベンジルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−チエニルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−シクロヘキセニルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ベンチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ヘキシニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[2−(2−ナフタリル)エトキシ]−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−クロロ−α−シクロプロピルベンジルオキシ)−4 −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−メチル−3−ベンテニルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ [3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−メトキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4,4,4,3,3,2,2−ヘプタフルオロブトキシ)−4 −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (±)−エンド−3−[2−(3−トリフルオロメチルフェニル)エトキシ]− 4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チア ジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[2−(2−チエニル)エトキシ]−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロポキシ)−4−( 1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ −ル、 (±)−エンド−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−n−ブチルベンジルオキシ)−4−(1−アザビシ クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[3−(4−メトキシフェニル)プロポキシ]−4−(1 −アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ− ル、 (±)−エンド−3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ]−4− (1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア ゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−フルオロブトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3 .2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−tert−ブチルベンジルオキシ)−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール、 (±)−エンド−3−(1−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(2−シクロヘキシルエトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(4−シクロヘキシルブトキシ)−4−(1−アザビシク ロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−ブチン−2−オキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−メチル−3−フェニルブトキシ)−4−(1−アザ ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−(3−フルオロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[ 3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−エンド−3−[3−(2−チエニル)プロポキシ]−4−(1−アザビ シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(1−アザ ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.2. 2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2 ,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ キシ)−1,2,5−チアジアゾ−ル、 3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾ−ル、 (±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エトキシ)−4 −(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ アゾ−ル、 (+/−)−3−ブチルチオ−4−(アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、(+/−)−3−(2−ブチルオキシ )−4−[(+/−)−3−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1, 2,5−オキサジアゾ−ル、(+/−)−3−ブチルオキシ−4−[エンド−(+ /−)−6−[1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5− オキサジアゾ−ル、3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルオキシ )−4−[(+/−)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ) ]−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[ 2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−ペンチ ルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2, 5−オキサジアゾ−ル、トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミ ノシクロベンチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−ブチルチオ−4 −(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−(3−N− (2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2] オクチル−3−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−クロロ−4−(1 −アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−オキサジアゾ −ル、3−(2−2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エチルチオ)− 4−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ−1,2,5−オキサジアゾ −ル、3− ブチルチオ−4−[3−±−エンド−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル オキシ)]−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−ヘキシルオキシ−4−[6−± −エンド−(2−アザビシクロ[2.2.2]オシルオキシ)−1,2,5−オキサ ジアゾ−ル、3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−[2−±−エキ −(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−1,2,5−オキサジア ゾ−ル、3−(2−フェノキシエチルチオ)−4−[3−±−エンド−(1−ア ザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3 −(5−へキセニルオキシ)−4−[7−±−エンド−(2−アザビシクロ[2 .2.1]ヘプチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル、3−ブチル−4−[ 5−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)−1,2,5−オキサジア ゾ−ル、および3−シクロブチルメチル−4−[2−±−エンド−(8−アザビ シクロ[3.2.1]オクチルオキシ)−1,2,5−オキサジアゾ−ル (+/−)−3−ブチルチオ−4−(アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3− オキシ)−ピラジン、(+/−)−3−(2−ブチルオキシ)−4−[(+/−) −3−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−ピラジン、(+/−)− 3−ブチルオキシ−4−[エンド−(+/−)−6−[1−アザビシクロ[3.2 .1]オクチルオキシ)]−ピラジン、3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフ ルオロブチルオキシ)−4−[(+/−)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2 ]オクチルオキシ)]−ピラジン、3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2 .2.2]オクチル−3−オキシ)−ビラジン、3−ペンチルチオ−4−(1−ア ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−ピラジン、トランス−3−ブ チルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロペンチルオキシ)−ピラジン、3 −ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−ピラジン、3−(3−N−( 2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オ クチル−3−オキシ)−ピラジン、3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3. 2.1]オクチル−6−オキシ)−ピラジン、3−(2−2−チオ−5−トリフ ルオロメチルチエニル)エチルチオ)−4−アザビシクロ[2.2.2]オクチル −3−オキシ −ピラジン、3−ブチルチオ−4−[3−±−エンド−(1−アザビシクロ[2 .2.1]ヘプチルオキシ)]−ピラジン、3−ヘキシルオキシ−4−[6−±− エンド−(2−アザビシクロ[2.2.2]オシルオキシ)−ピラジン、3−(4 ,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−[2−±−エキソ−(7−アザビシク ロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−ピラジン、3−(2−フェノキシエチルチオ )−4−[3−±−エンド−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ) ]−ピラジン、3−(5−ヘキセニルオキシ)−4−[7−±−エンド−(2− アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)−ピラジン、3−ブチル−4−[5 −(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)−ピラジン、および3−シ クロブチルメチル−4−[2−±−エンド−(8−アザビシクロ[3.2.1]オ クチルオキシ)−ピラジン。 2−[エキソ−(+/−)−3−[1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキ シ)]ピラジン、3−ブチルチオ−2−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ ル−3−オキシ)]ピラジン、3−ブチルオキシ−2−[3−±−エンド−(1 −アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、3−(2−ブチニル オキシ)−2−[6−±−エンド−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオ キシ)]ピラジン、3−ヘキシルチオ−2−[6−±−エキソ−(2−アザビシ クロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、3−(3−フェニルプロピニル チオ)−2−[2−±−エキソ−(7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキ シ)]ピラジン、3−(2−メチルチオエトキシ)−2−[3−±−エキソ−( 1−アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]ピラジン、3−プロパルギル −2−[4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチルオキシ)]ピラジン、お よび3−シクロプロピルメチルチオ−2−[2−±−エキソ−(8−アザビシク ロ[3.2.1]オクチルオキシ)]ピラジン。 12. オピオイドがモルフィネ、コデイン、メペリジン、メサドン、プロポ キシフェン、レボルファノール、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、オキシ コドン、ブロンプトンズ・カクテル、ナロキソン、ナルトレキソン、ペンタゾシ ン、ブトルファノール、ナブフィンおよびブプレノルフィンからなる群の中から 選ばれる、請求項8記載の組成物。 13. オピオイドがヒドロモルフォン、ヒドロコドン、メベリドン、ブプレ ノルフィン、ブトルフェノール、ナルブフィン、ペンタゾシン、オキシモルフィ ネ、オキシコドン、レボルファノール、フェンタニルおよびアルファプロジンか らなる群の中から選ばれる、請求項8記載の組成物。 14. オピオイドがプロポキシフェン、メサドン、ヒドロコドン、ヒドロモ ルフィネおよびコデインからなる群の中から選ばれる、請求項8記載の組成物。 15. 「相乗的鎮痛薬」がアセトアミノフェンである、請求項1記載の組成 物。 16. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'からなる群の中から選ばれる化 合物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項15記載 の組成物。 17. 「第一の化合物」が式I'で示される化合物またはその製薬的に許容 される塩である、請求項15記載の組成物。 18. 「相乗的鎮痛薬」がα−アドレナリン作動性化合物である、請求項1 記載の組成物。 19. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'からなる群の中から選ばれる化 合物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項18記載 の組成物。 20. 「第一の化合物」が式I'で示される化合物またはその製薬的に許容 される塩である、請求項15記載の組成物。 21. 以下の式I、式I'および式I1'で示される化合物またはその製薬的 に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる「第一の化合物」 および1つまたはそれ以上の「相乗的鎮痛薬」を含有し、その「相乗的鎮痛薬」 に対する「第一の化合物」の重量比が約1から約1000である組成物の鎮痛性 用量を投与することを特徴とする、痛みを処置するための方法: 式I: および式I': [式中、Wは酸素または硫黄、 Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルまたは−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)[ここに、R4は、1つまたはそれ以上のハロゲン(群)、−C F3、−CN、Y、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたはフェノキ シはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、− CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていることがある)に よってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−アルケ ニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または Rは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z− R4または−S−R5−Z−R4(ここに、Zは酸素または硫黄、R5はC1-15− アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Yは5または6員ヘテロ 環基)であり、 Gは式:で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または Gは置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されている ことがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR67である)であり、 ここに、R6およびR7は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6お よびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および-OH、−COR6'、CH2−OH、ハ ロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5−ア ルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6'は水素、C1-6−アルキルであり、 nは0,1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 -----は単結合または二重結合を示す]および、式I1': [式中、W’は酸素または硫黄、 R’は水素、アミノ、ハロゲン、NHR6'、NR6'R7'、R4'、−OR4'、− SR4'、−SOR4'、−SO24'、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シク ロアルキルアルキル)、−Z'−C3-10−シクロアルキルおよび−Z'−C4-12− (シクロアルキルアルキル)[ここに、R4'は、1つまたはそれ以上のハロゲン (群)、−CF3、−CN、Y'、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルま たはフェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、− OCF3、−CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていること がある)によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2- 15 −アルケニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または R'は、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または R'は−OR5'Y'、−SR5'Y'、OR5'−Z'−Y'、−SR5'Z'Y'、−O− R5'−Z−R4'または−S−R5'−Z'−R4'(ここに、Z'は酸素または硫 黄、R5'はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Y' は5または6員ヘテロ環基)であり、 G'は式:で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または G'は置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されてい ることがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR6'R7'である)であ ることができ、 ここに、R6'およびR7'は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6 'およびR7'は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5−ア ルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6"、CH2−OH、ハ ロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5−ア ルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6"は水素、C1-15−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0,1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 -----は単結合または二重結合を示す]。 22. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'からなる群の中から選ばれる化 合物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項21記載 の方法。 23. 「相乗的鎮痛薬」が非ステロイド性抗炎症薬である、請求項21記載 の方法。 24. 非ステロイド性抗炎症薬がインドメタシン、イブプロフェン、ナプロ キセン、フェノプロフェン、トルメチン、スリンダック、メクロフェナメート、 ケオプロフェン、ピロキシカム、フルルビプロフェンおよびジクロフェナックか らなる群の中から選ばれる、請求項23記載の方法。 25. 非ステロイド性抗炎症薬がイブプロフェンである、請求項23記載の 方法。 26. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'で示される化合物またはその製 薬的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる、請求項23 記載の方法。 27. 「相乗的鎮痛薬」がオピオイドである、請求項21記載の方法。 28. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'で示される化合物またはその製 薬的に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる、請求項27 記載の方法。 29. 「第一の化合物」が式I'で示される化合物またはその製薬的に許容 される塩からなる群の中から選ばれる、請求項27記載の方法。 30. オピオイドがモルフィネ、コデイン、メペリジン、メサドン、プロポ キシフェン、レボルファノール、ヒドロモルフォン、オキシモルフォン、オキシ コドン、ブロンプトンズ・カクテル、ナロキソン、ナルトレキソン、ペンタゾシ ン、ブトルファノール、ナブフィンおよびブプレノルフィンからなる群の中から 選ばれる、請求項27記載の方法。 31. オピオイドがヒドロモルフォン、ヒドロコドン、メペリドン、ブプレ ノルフィン、ブトルフェノール、ナルブフィン、ペンタゾシン、オキシモルフィ ネ、オキシコドン、レボルファノール、フェンタニルおよびアルファプロジンか らなる群の中から選ばれる、請求項27記載の方法。 32. オピオイドがプロポキシフェン、メサドン、ヒドロコドン、ヒドロモ ルフィネおよびコデインからなる群の中から選ばれる、請求項27記載の方法。 33. 「相乗的鎮痛薬」がアセトアミノフェンである、請求項21記載の方 法。 34. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'からなる群の中から選ばれる化 合物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項33記載 の方法。 35. 「相乗的鎮痛薬」がα−アドレナリン作動性化合物である、請求項2 1記載の方法。 36. 「第一の化合物」が式Iおよび式I1'からなる群の中から選ばれる化 合物またはその製薬的に許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項35記載 の方法。 37. 以下の式I、式I'および式I1'で示される化合物またはその製薬的 に許容される塩もしくは溶媒和物からなる群の中から選ばれる「第一の化合物」 および1つまたはそれ以上の「相乗的鎮痛薬」であって、その「相乗的鎮痛薬」 に対する「第一の化合物」の重量比が約1から約1000であるものにおける、 痛みを処置する治療用医薬を製造するための使用: 式I: および式I': [式中、Wは酸素または硫黄、 Rは水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR67、R4、−OR4、−SR4、 −SOR4、−SO24、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シクロアルキル アルキル)、−Z−C3-10−シクロアルキルまたは−Z−C4-12−(シクロアル キルアルキル)[ここに、R4は、1つまたはそれ以上のハロゲン(群)、−C F3、−CN、Y、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルまたはフェノキ シはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3、− CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていることがある)に よってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2-15−アルケ ニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または Rは、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または Rは−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z− R4または−S−R5−Z−R4(ここに、Zは酸素または硫黄、R5はC1-15−ア ルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Yは5または6員ヘテロ環 基)であり、 Gは式:で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または Gは置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されている ことがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR67である)であり、 ここに、R6およびR7は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6お よびR7は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6'、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6'は水素、C1-6−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、-----は単結合または二重結合を示す] および、式I1': [式中、W’は酸素または硫黄、 R’は水素、アミノ、ハロゲン、NHR6'、NR6'R7'、R4'、−OR4'、− SR4'、−SOR4'、−SO24'、C3-10−シクロアルキル、C4-12−(シク ロアルキルアルキル)、−Z'−C3-10−シクロアルキルおよび−Z'−C4-12− (シクロアルキルアルキル)[ここに、R4'は、1つまたはそれ以上のハロゲン (群)、−CF3、−CN、Y'、フェニルまたはフェノキシ(ここにフェニルま たはフェノキシはハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、− OCF3、−CF3、−CONH2または−CSNH2によって置換されていること がある)によってそれぞれが置換されていることがあるC1-15−アルキル、C2- 15 −アルケニル、C2-15−アルキニルである]であるか、または R'は、ハロゲン、−CN、C1-4−アルキル、C1-4−アルコキシ、−OCF3 、−CF3、−CONH2または−CSNH2によってそれぞれが置換されている ことがあるフェニルまたはベンジルオキシカルボニルであるか、または R'は−OR5'Y'、−SR5'Y'、OR5'−Z'−Y'、−SR5'Z'Y'、−O −R5'−Z−R4'または−S−R5'−Z'−R4'(ここに、Z'は酸素または硫黄 、R5'はC1-15−アルキル、C2-15−アルケニル、C2-15−アルキニル、Y'は 5または6員ヘテロ環基)であり、 G'は式:で示されるアザシクロまたはアザビシクロ環系の中から選ばれるひとつであるか 、または G'は置換されていることがあるC3−C8シクロアルキルまたは置換されてい ることがあるC1-6−アルキル(ここに、該置換基は−NR6'R7'である)であ ることができ、 ここに、R6'およびR7'は個別に水素、C1-6−アルキルであるか、またはR6 'およびR7'は隣接する窒素原子と一緒になって4−から6−員環を形成でき、 R1およびR2は個別に水素、C1-15−アルキル、C2-5−アルケニル、C2-5− アルキニル、C1-10−アルコキシ、および−OH、−COR6"、CH2−OH、 ハロゲン、−NH2、カルボキシまたはフェニルによって置換されているC1-5− アルキルであり、 R3は水素、C1-5−アルキル、C2-5−アルケニルまたはC2-5−アルキニルで あり、 R6"は水素、C1-15−アルキルであり、 nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 pは0、1または2であり、 qは1または2であり、 rは0、1または2であり、 -----は単結合または二重結合を示す]。 38. 「相乗的鎮痛薬」がオピオイドである、請求項37記載の使用。 39. 「相乗的鎮痛薬」がアセトアミノフェンである、請求項37記載の使 用。 40.「相乗的鎮痛薬」が非ステロイド性抗炎症薬である、請求項37記載の 使用。 41.「相乗的鎮痛薬」がα−アドレナリン作動性化合物である、請求項37 記載の使用。
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