JP2000500378A - 子宮内胎便検出システム - Google Patents

子宮内胎便検出システム

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Abstract

(57)【要約】 胎便または血液のような、1つ以上の生物学的物質の子宮内検出のためのシステムを開示する。かかる生物学的物質の羊水内における存在が、異常状態を示し、これにより、分娩および出産を監督する開業医の側での介入を正当化する。子宮内に挿入可能な可撓性ケーブル(14)が備えられ、これには少なくとも2つのルーメンが含まれる。第1のルーメンは、当該ルーメン内のポート(16)を通じ、子宮の外側の第1のルーメンの端部にある観察チェンバに、羊水を引き込むために用いられる。流体は、開業医によって視覚的に観察され、生物学的物質の存在が検出される。あるいは、生物学的物質は、記載した数個の計器のいずれか1つによって検出することも可能である。計器を用いて生物学的物質を検出する場合、透明な視覚観察チェンバも含ませ、視覚的検出も可能とすることが好ましい。本装置は、染色された流体を子宮から導出し、きれいな流体を子宮に注入し、子宮内の望ましくない生物学的物質の濃度の低下および影響の低減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】 子宮内胎便検出システム 背景 1.発明の分野 本発明は、産婦人科学の分野において用いる装置および方法に関し、更に特定 すれば、分娩および出産の間子宮の状態を監視するために用いられる装置および 方法に関するものである。 2.発明の背景 人間の胎児の発育の間、粘液、胆汁、および上皮細胞のような種々の生物学的 物質が、胎児の結腸に蓄積する。胎児の腸管に蓄積されるかかる物質のことを、 胎便と呼ぶ。 通常、胎児は分娩後の日々の間に、蓄積された胎便を排出する。望ましくない のは、出生の前または間に、胎児が胎便を羊水内に取り込む可能性があることで ある。例えば、緊張度の高い出生のために、分娩および出産の間に胎児が胎便を 羊水に取り込む場合がある。 出生の前に胎便を取り込むと、その物質の多くが羊水に浮遊することになる。 羊水内に胎便が存在すると羊水が濃くなり、そのためこれを羊水の「胎便染色(m econium staining)」と呼んでいる。 重要なのは、胎便染色を伴って誕生した乳児は、胎便染色を伴わずに誕生した 乳児よりも、一般的に乳児評価(APGAR)点数が全体的に低いことがこれま でに示されていることである。出生前または分娩中に胎便が羊水に入り込むと、 乳児が胎便をその肺に吸入する危険性が非常に高いので、重大である。出産の間 に胎便を吸入すると、その結果、「胎便吸引症候群」(MAS:Meconium Aspiratio n Syndrome)と呼ばれる状態となる。これはしばしば非常に重症の肺炎の形態と して顕在化し、乳児の死亡、または一生にわたって肺機能に支障を来たす可能性 がある。胎便の吸引は、誕生する1万人の乳児中10ないし20人もの乳児には 、 生命を脅かす問題となり得る。 MASを回避するのに役立ち得る医学的決定を行うためには、開業医(medical practitioner)、例えば、産科医や小児科医は、分娩および出産過程の早い内に 、発生した胎便染色の程度がわかるとよい。開業医が分娩および出産過程の早い 時期に、胎便吸引を起こす危険度が高いことを判定することができれば、そのた めの危害を回避するために、例えば、新生児の咽頭の切り出しによって胎便を除 去したり、新生児の肺に挿管を行って胎便を除去したり、あるいは極端な場合に は帝王切開によって乳児を出産する等、介入処置を取ることができる。 MASを重大な関心事として認識し、開業医は、場合によっては、羊水の直接 可視化によって胎便染色に注目し始めており、例えば、白いリネンの切片上で羊 水の濃さまたは色を調べている。しかしながら、十分な羊水がリネンに導出され るまで待って羊水染色を観察するのでは、余りに長すぎて有効な介入処置を取る ことができない。 分娩過程の前およびその間において胎便染色を検出する従来の手順を提供する ために、子宮内プローブを利用し、羊水のサンプルを得ることなく、胎便染色の 量を判定しようとすることを提案した者がいる。このような以前に提案された装 置には、いくつかの欠点がある。欠点の1つは、それらが高価な単一使用装置で あり、胎便染色の検出以外の目的には通常用を為さないことである。更に、この ような従来から入手可能な装置は、多くの場合光放射装置および光検出装置を子 宮内に挿入すること、または光ファイバ・プローブを子宮内に挿入することを必 要とする。更に、このような従来から入手可能な装置は、胎脂(胎児を覆ってい るろう状物質)または血液も羊水内に存在する場合、胎便を検出する判別能力に 欠ける可能性がある。 上述の問題に鑑み、分娩および出産過程の間羊水の胎便染色を精度高く検出し 、しかも追加の装置を子宮内に導入する必要性を回避する装置を提供することが できれば、当技術分野における発展となろう。 発明の目的および簡単な概要 上述の技術的現状に鑑み、本発明は、以下の目的および効果を実現しようとす るものである。 本発明の目的の1つは、分娩および出産過程中における、羊水内の胎便の存在 および濃度を検出するためのシステムを提供することである。 本発明の追加的な目的は、分娩および出産過程中における、例えば、血液や胎 便のような、羊水中の1つ以上の生物学的物質の検出のためのシステムを提供す ることである。 本発明の別の目的は、分娩および出産過程中における、羊水内の胎便の検出、 および子宮内圧力の測定双方のためのシステムを提供することである。 本発明の更に別の目的は、安価でありしかも使用が容易な、羊水の胎便染色を 検出するシステムおよび方法を提供することである。 本発明の更に他の目的は、胎便の視覚的検出および自動化検出双方を備えた、 羊水の胎便染色検出システムを提供することである。 本発明の更に別の目的は、十分に便利かつ安価に使用し、全ての出産において 慣例的に採用可能な、羊水の胎便染色検出システムを提供することである。 本発明の更にまた別の目的は、分娩および出産の間に、羊水内において胎便を 検出し、更に1つ以上の追加の胎児または母体生理学的パラメータの測定も可能 なシステムを提供することである。 本発明の更に他の目的は、胎便の子宮内検出を、外部から供給される流体によ る羊水注入(amnioinfusion)で羊水を希釈する手段と組み合わせ、単一の装置に よってこれら検出機能および羊水注入機能を与えるシステムおよび方法を提供す ることである。 本発明の更に他の目的は、胎便の子宮内検出を、子宮から液体を回収する手段 と組み合わせ、単一の装置によって双方の機能を与えるシステムおよび方法を提 供することである。 本発明のこれらおよびその他の目的および利点は、以下に続く説明および請求 の範囲から更に明らかとなり、あるいは本発明の実施によって修得することがで きよう。 本発明は、胎便や血液のような1つ以上の生物学的物質の子宮内検出のための システムを提供する。生物学的物質が羊水内に存在することが異常状態を示し、 母親の分娩および乳児の出産を監督する開業医の側での介入を正当化する。 その好適な実施形態では、本発明は、少なくとも第1のルーメン(lumen )を備えた手段を含み、この第1のルーメンは当該ルーメンの遠位端に位置する 第1のポートを有する。第1のポートを子宮内に挿入する手段は、好ましくは、 子宮内に容易に挿入可能な可撓性ケーブル状構造を備えることができる。 第1のルーメンと流体連通し、第1のルーメンの近位端に配置されたシリンジ (syringe)が備えられる。このシリンジは、子宮からの流体を第1ポー ト内および第1のルーメン内に引き込むのに好ましい手段である。第1のルーメ ンの近位端には、流体を観察する手段があり、流体の胎便染色のような、生物学 的物質の存在が検出可能となっている。本発明の別の態様によれば、生理的食塩 水のような外部から供給される流体を、第1のルーメンを通じて、または本装置 上に備えられた他のルーメンを通じて子宮内に注入し、胎便の濃度を低下させる 。本発明の更に他の態様によれば、装置上に備えられた1つ以上のルーメンを通 じて、流体の除去および注入が可能である。 第1のルーメンまで引き上げられた流体を観察する手段は、好ましくは、第1 のルーメンと流体連通する透明なキュベット(cuvette)を備える。また 、第1のルーメンまで引き上げられた流体を観察する手段は、ある体積の流体を 保持する手段と、流体の外観を視覚的に観察する目視手段と、保持手段の内部を 照明し、流体内に存在する胎便の少なくともいずれかのスレシホルド量を観察可 能とする手段とを備えることができる。また、好ましくは、色基準スケールまた は色パッチも含むことにより、胎便の視覚的検出、または血液のような他の生物 学的物質の視覚的検出を補助することができる。 また、流体を観察する手段は、好ましくは、流体を保持する手段を備え、生物 学的物質を計器によって検出するための構造と組み合わせた、流体の外観を視覚 的に観察する手段を有することができる。生物学的物質を計器によって検出する ための構造は、好ましくは、光放射手段および光検出手段、蛍光放射手段および 蛍光検出手段、処理手段、ならびに人間による知覚が可能な方法で、羊水内の胎 便またはその他のいずれかの生物学的物質の検出を示す手段を含むことができる 。 本発明の他の態様によれば、圧力変換器が、第1のルーメンの遠位端に隣接し て備えられる。圧力変換器は子宮内に位置し、分娩および出産の間子宮内の圧力 を検出する。圧力変換器上に保護用クッション手段を配置し、子宮内に挿入する 本装置に所望の剛性を分与する手段を備え、子宮内への挿入を容易にする。 圧力変換器はダイアフラムを含み、圧力伝達物質が、子宮内の流体からのあら ゆる圧力パルスをダイアフラムの第1側に伝達する手段として作用する。好まし くは、第2のルーメンが、ダイアフラムの第2側を大気圧に連通させる手段とし て機能し、子宮内の正確な圧力検出を保証するためにも備えられる。好ましくは 、導電体が、圧力変換器をモニタ装置に電気的に接続する導電手段として機能し 、圧力変換器が検知した圧力に対応するデータを表示する。 また、本発明は、選択された生物学的物質の子宮内検出のための対応する方法 も提供する。この方法は、少なくとも第1のルーメンであって、当該ルーメンの 遠位端に位置する第1のポートを有する第1のルーメンを用意するステップと、 第1のポートを子宮内に挿入するステップと、子宮内の流体を第1のポートおよ び第1のルーメンに引き込むステップと、ルーメンまで引き上げられた流体を観 察し、流体内の生物学的物質を検出可能とするステップとを含む。 図面の簡単な説明 本発明の先に引用した利点および目的、ならびにその他の利点および目的がい かにして得られるかをよりよく認めるために、添付図面に示す特定の実施形態を 参照しながら、先に簡単に記載した本発明を更に特定した説明を行う。これらの 図面は、本発明の典型的な実施形態のみを描くものであり、したがってその範囲 の限定と見做すべきでないことを理解した上で、添付図面を用いて、更に特定し かつ詳細に本発明の記載および説明を行う。 図1は、出産の間の子宮内における、本発明の実施形態の配置を示す一部切断 斜視図である。 図2は、本発明の第1の現好適実施形態の斜視図である。 図2のAは、本発明の第1の実施形態に含まれる、羊水観察構成の詳細図であ る。 図2のBは、図2の線2B−2Bに沿って描いたケーブル構造体の断面図であ る。 図3は、本発明の第2の実施形態に含まれる、他の羊水観察構成の詳細斜視図 である。 図4は、本発明の第3の実施形態に含まれる、他の羊水観察構成の詳細斜視図 である。 図5は、本発明の第4の実施形態に含まれる、他の羊水観察構成の詳細斜視図 である。 図6は、本発明の第5の実施形態に含まれる、更に他の羊水観察構成の詳細斜 視図である。 図7は、本発明の第6の実施形態に含まれる、更に他の羊水観察構成の詳細斜 視図である。 図8は、羊水観察機能を与え、本発明の第7の実施形態に含まれる、シリンジ を用いる、他の羊水観察構成の詳細斜視図である。 図9は、本発明の第8の実施形態に含まれる、別の羊水観察構成の詳細斜視図 である。 好適な実施形態の詳細な説明 これより図面を参照するが、同様の構造には同様の参照符号を付することにす る。 最初に図1を参照すると、本発明の第1の現好適実施形態の使用法が示されて いる。先に論じたように、分娩および出産過程の初期に胎便または血液染色に関 する情報を開業医に与えるという課題は、本発明の出現以前では、当業界では未 だ認識されていないか、あるいは適切に解決されていない。 図1は、子宮および胎児の部分断面図であり、第1の現好適実施形態のケーブ ル構造体を、全体として10で示し、これを子宮内に導入して、子宮内圧力およ び羊水の胎便染色の双方を監視する。当技術分野では理解されようが、患者は、 背側切石術位置(dorsal lithotomy position)にあり、子宮内膜が破裂し、ケー ブル構造体10の挿入の前に、子宮頚が適当に拡張している。図示のように手お よび指を用いてケーブル構造体10を案内し、羊膜空間に十分侵入するまで、子 宮頚に挿入する。挿入は、注意深くかつ優しく、力を入れずに行わなければなら ない。いずれかの頚部4分円部位(cervical quadrant)を用いてもよい。 本発明によれば、導入構造(図面には示されていない)を用いて、ケーブル構 造体を子宮内の位置に案内してもよい。また、ケーブル構造体は、十分な剛性を 有するように製造し、子宮の外側から装置を操作している間、ケーブル構造体1 0が胎児の頭部を通過し、子宮内に位置することができるようにすることも可能 である。 図1に示す実施形態のケーブル構造体はケーブル14を含み、その遠位端には 、圧力検知素子を収容するブーツ(boot)12、および羊水をサンプル可能な遠位 端ポート16が備えられている。また、望ましくは、1つ以上の挿入マーク18 を、ケーブル14に沿って選択した位置に設けることができるようにする。これ らの構造に関する更なる情報は、程なく与える。図示の実施形態は、羊水染色の 検出および子宮内圧力の監視双方を行うことができるという利点があるが、本発 明の実施形態は、生物学的物質の検出と、当業者には認識される、胎児の心拍数 、母体の心拍数のような別の生理学的パラメータ、または羊水のサンプリングお よび注入(infusion)等とを組み合わせることが可能であることが認められよう。 次に、本発明の第1の現好適実施形態の斜視図である図2を参照する。図2に 示すのは、ブーツ12および遠位端ポート16を有するケーブル構造体10であ る。図示のように、ブーツ12には孔20が形成されており、これが、ブーツ1 2内に含まれる圧力検知素子(21で示す)と連通する。孔20には適切な圧力 伝達物質を充填し、周囲環境から圧力検知素子21を分離するように機能するこ とが好ましい。流体や組織が孔20を塞ぎ、圧力測定を妨害するのを防止するた めには、図2に示すように、ブーツ12には、孔20周囲に複数の溝26を形成 することができるようにすると有利である。 ケーブル14はブーツ12から延出し、圧力検知素子からの電気信号を搬送す る導体(図2のBに示す)を含む。この電気信号は子宮内の圧力を表し、モニタ 24に至る、再利用可能なレセプタクル22に接続されたプラグ28に伝えられ 、圧力データが適切にモニタに表示され、記録される。例えば、22で示すプラ グは、当業者によって考案可能な、または当業界で入手可能なモニタ24に至る 。 ケーブル構造体に含まれる圧力検知素子を備えるための、現在において好適な 構成は、圧力変換器(Pressure Transducer)と題する米国特許第4,610, 256号、子宮内圧力および胎児心拍数監視用使い捨て装置(Disposal Appara tus for Monitoring Intrauterine Pressure and Fetal Heart Rate)と題する米国 特許第4,873,986号、および使い捨て室内圧力変換器(Disposal Intr acompartmental Pressure Transducer)と題する米国特許第4,785,82 2号に記載されており、これらは全てこの言及により、その全体が本願にも含ま れるものとする。 次に図2のAおよび図2のBを参照し、羊水の胎便染色を含む、羊水内の生物 学的物質の検出を行うために用いる、好適な構造について説明する。図2のBは 、図2の線2B−2Bに沿って描いたケーブル14の断面図である。図2のBは 、絶縁導体32を示す。これは、ブーツ12内に収容されている圧力検知素子が 発生する信号を搬送するために用いられる好適な一構造の例である。導体32は 、当技術分野で入手可能な適切な導電体であればいずれでもよい。更に、当業界 で入手可能ないずれかの媒体、または将来入手可能となるいずれかの媒体にも、 ケーブル構造体10の遠位端に位置する素子が発生する信号を搬送するのに用い て好適なものもあり得る。 先に言及し本願にも含まれるものとした刊行物に説明されているように、正確 な子宮内圧力の測定値を得るためには、変換装置10の圧力読み取り値を、何ら かの実質的に一定な基準圧力と比較する(reference)する必要がある。基準圧力 は、ベント・ルーメン(vent lumen)34によって伝えられる。先に 引用した刊行物に説明されているように、ベント・ルーメン34は、通常、大気 圧に通じている。また、ベント・ルーメン34は、圧力検出素子21の較正を行 うためにも使用可能である。例えば、ベント・ルーメン34を通じて真空を導入 し、あらゆる必要な較正を行うことができる。 ケーブル構造体10の近位端に圧力検出素子を設け、ケーブル構造体10内に 設けられたルーメンによって保持された流体柱(column of fluid)を通じて圧力 検出素子に子宮内の圧力を伝えるようにすることも、本発明の範囲内のことであ る。図2のBに最良に示されるように、流体ルーメン(fluid lumen )30が、ケーブル構造体10内部に備えられている。流体ルーメン30は、遠 位端ポート16および流体ルーメン30と連通する近位端ポート36の間の流体 連通を可能とする。図1に示すように子宮内にケーブル構造体10を挿入し、遠 位端ポート16を羊水と接触させると、ケーブル構造体10の流体ルーメン(図 2の Bにおける30)内に羊水を引き込むことができる。近位端ポート36は、ケー ブル14に沿った適切な位置であればどこにでも配置することができるが、プラ グ28上に示した位置に配置することが好ましいことは認められよう。 図2のAは、全体として50で示す、視覚観察チェンバの詳細図を示す。視覚 観察チェンバは、羊水内の胎便染色のような生物学的物質の視覚検出を行うため のものである。ケーブル14には、近位端ポート36が備えられ、これが流体ル ーメン(図2のBにおける30)に接続されている。したがって、遠位端ポート (図2における16)および近位端ポート36間に流体結合が得られ、子宮内の 遠位端ポート16に存在するあらゆる流体を、近位端ポート36に導出すること が可能となる。 近位端ポート36には、転換バルブ39を備え、選択的に近位端ポート36を ポート41に接続することが好ましい。ポート41は、流体ルーメン(図2のB における30)内に含まれる流体をポート41に転換し、収集装置内にサンプル を収集するために使用可能とすることが好ましい。あるいは、分娩および出産の 間に開業医が望む場合があるように、ポート41を通じて、流体を流体ルーメン (図2のBにおける30)内に注入してもよい。 転換バルブ39は、視覚観察チェンバ50上に備えられた入力40を通じて、 流体を転換し視覚観察チェンバ50に導入することも可能である。入力40は、 当業界では公知のルアー型コネクタ38を介して転換バルブ39に取り付けるこ とが好ましい。視覚観察チェンバ50は、透明物質で製作し、キュベット(cuvet te)42を含むことが好ましい。観察チェンバ上の出力56が、全体的に58で 示すシリンジに接続されている。シリンジ58は、子宮から流体ルーメン(図2 のBにおける30)に流体を引き込み、更に視覚観察チェンバ50まで引き込む ための好適な構成の1つである。シリンジ58は、シリンジ本体62を含み、当 技術分野では公知の体積目盛(volume marking)が付けられていることが好ましい 。把持用ループ60がシリンジ・プランジャ60の端部上に備えられ、開業医が 流体を視覚観察チェンバ50に容易に吸引できるようにすることが好ましい。 転換バルブ64が、視覚観察チェンバ50およびシリンジ58間の流体路内に 接続されている。第1の位置にある場合、転換バルブ64は視覚観察チェンバ5 0およびシリンジ58間に流体路を形成するので、羊水は視覚観察チェンバ50 に容易に引き込むことができる。第2の位置にある場合、変換バルブ64はシリ ンジ58およびポート66間に流体路を形成し、シリンジの収容物を排出し、必 要であれば、追加の流体を視覚観察チェンバ50内に引き込むようにすることが できる。 キュベット42は、その中に吸引された羊水の色および混濁度を、開業医が精 度高く観察できるような光学的特性を有するように製作することが好ましい。キ ュベット42内には、背景板44が備えられており、羊水内の胎便またはその他 の生物学的物質の存在および濃度を検出する開業医の能力を向上させるように配 置され、着色されている。光学スケール46を備えることも好ましい。光学スケ ール46は、グレー・スケール、カラー・スケール、または双方のタイプのスケ ールの組み合わせが可能であることが好ましい。尚、胎便だけでなく血液の検出 およびそのための光学スケールを備えることも、本発明の範囲内に該当する。 照明装置48が、コード52を通じて、バッテリのような電源54に接続され ている。照明装置48は、白熱電球のような当業界では公知の多数の異なる装置 で構成することができ、羊水内の胎便を視覚的に検出するのに最も適した照明ス ペクトルを与えるフィルタを含むことができる。 使用時に、開業医は、図1に示し図2に表したように、ケーブル構造体10を 子宮内に挿入し、プラグ28をレセプタクル22に受容させることにより、子宮 内で検出される圧力をモニタ24上に表示できるようにする。分娩および出産過 程の初期に、遠位端ポート16(図2)から流体ルーメン30(図2のB)およ び視覚観察チェンバ16(図2のA)を介してシリンジ58内に至る流体路を形 成するように、転換バルブ39および64を位置付ける。羊水は視覚観察チェン バ50内に吸引され、開業医は、羊水の状態を視覚的に観察し、胎便またはその 他の生物学的物質を検出する。活性可能な濃度の胎便が検出された場合、開業医 は適切な処置を取ることができる。 かかる適切な介入処置は、本発明によれば、流体ルーメン(図2のBにおける 30)を通じて、あるいは他のルーメンまたは子宮内に設けられる流体路を通じ て、子宮内への追加流体の注入を含むことができる。追加流体を子宮内に注入す ることによって、存在するあらゆる胎便の濃度を低下させ、胎児によって吸引さ れる恐れのある胎便量を減少させる。また、本装置によって形成される流体路の 1つを用いて子宮から流体を導出し、胎便のない流体を子宮内に注入することに よって、子宮流体内に存在する胎便濃度を低下させることも、本発明の範囲内で ある。単一のルーメン、例えば、図2のBにおける流体ルーメン30を用いて、 子宮からの流体の導出および子宮への流体の注入を交互に行えることを、当業者 は認めよう。あるいは、本発明の装置は、追加の流体ルーメンを含むことができ 、子宮からの流体の導出および子宮への流体の注入を同時に行うことも可能であ る。ケーブル(図1における14)に沿った流体の導出および注入に用いられる ルーメンに接続された遠位端ポートの位置は、胎便で染色された流体の除去およ び子宮内へのきれいな流体の注入が最も効率的に行えるように選択可能であるこ とは認められよう。羊水注入(amnioinfusion)は、単独でも、子宮からの流体の 導出と共に用いても、子宮内にある胎便のような望ましくない生物学的物質の影 響を低減するのに有効である。 次に図3を参照し、図2および図2のAに示した視覚観察チェンバ50の代替 物として使用可能な、濃度計観察チェンバ(densitometer observation chamber) 100について説明する。入力(注入口:inlet)102が近位端ポート( 図2における36)に接続され、子宮に至る流体ルーメンまでの流体路を形成す る。出力(出口:outlet)104は、図2および図2のAに示したシリン ジ58のような、子宮からの流体を導出する装置に接続することが好ましい。 濃度計観察チェンバ100は、吸引流体における胎便の視覚的検出、および濃 度測定技法を用いた胎便濃度の計器測定の双方を提供するという利点がある。キ ュベット106には、全体的に122で示す不透明部分、および全体的124で 示す透明部分が備えられている。光放射部108が、キュベット106内部の不 透明部分122内に備えられている。また、光検出部110もキュベット106 内部に備えられている。光放射部108および光検出部110は、それぞれ、ケ ーブル108Aおよび110Aを通じて、モニタ118に接続されている。 光放射部108および光検出部110はキュベット10の不透明部分122内 に配置されているので、開業医が濃度計観察チェンバ100に流体を吸引した後 に、キュベットに流体が満たされている場合、最適な量の流体が光放射部108 および光検出部110間に配される。光放射部108および光検出部110は、 図3における配置のように光検出部が透過光を受光するように構成したり、光検 出部110が反射光または散乱光を受光するように構成することができる。光放 射部108および光検出部110は、当技術分野において入手可能なものから選 択することが好ましく、キュベット106に引き込まれる流体からの必要な保護 を全て与えるように分離する。キュベット106の不透明部分122は、周囲光 から光検出部110を遮蔽するために備えられている。キュベット106内部に は、複数のバッフル112Aおよび112Bも備えられ、周囲光がキュベット1 06から漏れて光検出部110に到達するのを防止する。 光放射部108および光検出部110は、適切な光波長を利用するように選択 する。胎便の組成は胎児毎に異なるので、使用する波長を広く取り、適切な検出 を可能とすることが望ましい。胎便は約400ナノメートル(nm)ないし約4 20nmの範囲の放射光を吸収する場合が多く、光放射部108および光検出部 110は適切に選択することができる。光検出部110が発生する信号は、デジ タル技法またはアナログ技法のいずれかを用いてモニタ118によって処理し、 ディスプレイ120上に対応する値を示す。 キュベット106の透明部分124内には、背景板116、およびケーブル1 14Aを通じてモニタ118に接続されている照明装置114の双方が備えられ ており、先に述べた胎便の視覚的検出を補助する。 次に図4を参照し、図2および図3に示した他の観察構成に対する代替物とし て使用可能な比色計(測色計)観察チェンバ150について説明する。図4に示 すように、入力(注入口)152が近位端ポート(図における36)に接続され 、子宮に至る流体ルーメンまでの流体路を形成する。出力(出口)154が、図 2および図2のAに示したシリンジ58のような、子宮から流体を導出する装置 に接続されることが好ましい。 比色計観察チェンバ150は、吸引流体における胎便の視覚的検出、および比 色計測技法を用いた計器による胎便濃度の測定双方を提供する利点がある。キュ ベット156には、全体的に172で示す不透明部分、および全体的に174で 示す透明部分が備えられている。1対の光放射部158Aおよび158Bが、キ ュベット106内部の不透明部分122内に備えられている。また、1対の光検 出部160Aおよび160Bも、キュベット156内部に備えられている。光放 射部158Aおよび158Bならびに光検出部160Aおよび160Bは、それ ぞれ、ケーブル158Cおよび158Dならびに160Cおよび160Dを通じ て、モニタ168に接続されている。 光放射部158Aおよび158Bならびに光検出部160Aおよび160Bは 、キュベット156の不透明部分172内に配置されているので、開業医が流体 を比色計観察チェンバ150内に流体を吸引した後に、キュベットに流体が充満 している場合、最適な量の流体が光放射部158Aおよび158Bならびに光検 出部160Aおよび160B間に配される。光放射部158Aおよび158Bな らびに光検出部160Aおよび160Bは、図4における配置のように、光検出 部が透過光を受光するように構成したり、光検出部160Aおよび160Bが反 射光または散乱光を受光するように構成することができる。光放射部158Aお よび158Bならびに光検出部160Aおよび160Bは、当技術分野において 入手可能なものから選択することが好ましく、キュベット156内に引き込まれ る流体からの分離および/または保護を与えるように収容する。キュベット15 6の不透明部分172は、光検出部160Aおよび160Bを周囲光から遮蔽す るために備えられている。複数のバッフル(baffle)162Aおよび16 2Bもキュベット156内部に備えられており、周囲光がキュベット156から 漏れて光検出部160Aおよび160Bに到達するのを防止する。 場合によっては、例えば、胎脂の脱落および散乱のために、吸引流体が混濁す ることが認められよう。かかる場合、光放射部158Aおよび158Bからの反 射光または散乱光を受光するように光検出部160Aおよび160Bを位置決め することができ、便利である。 光放射部158Aおよび158Bならびに光検出部160Aおよび160Bは 、適切な光波長を利用するように選択する。例えば、胎便が多く吸収する波長( 約400ないし420nm)、および胎便による吸収がさほど多くない他の波長 (例えば、約500nm)という2つの異なる波長において、光検出部160A およ び160Bが交互に動作ようにしてもよい。また、胎便の検出に用いられる波長 と共に、血液によって吸収される波長(例えば、約575nm)を放射し検出す ることも、本発明の範囲内である。必要であれば、第3の光放射部および第3の 光検出部(図には示されていない)も追加し、羊水内の2種類の対象生物学的物 質(例えば、胎便および血液)の検出を適切に行うことも可能である。 光検出部160Aおよび160Bは、当業界において入手可能な広帯域光検出 部から選択することができ、あるいは光放射部158Aおよび158Bが放射す る特定波長を検出するように選択してもよい。あるいは、光放射部158Aおよ び158Bを広帯域光放射部とし、適切なフィルタを光放射部158Aおよび1 58Bまたは光検出部160Aおよび160Bに任意に備えることも可能である 。胎便の組成は胎児毎に変化するので、使用する波長を十分広くし、適切な検出 を可能とすることが重要である。 光検出部160Aおよび160Bが発生する信号は、モニタ168によって処 理され、ディスプレイ170上に対応する値を示す。当業者には認められようが 、モニタは、光放射部158および158Bのための電源、光検出部160Aお よび160Bが発生する信号のための増幅器、アナログ−デジタル変換器、およ びここに含まれる情報を用い、公知の技法にしたがって容易にプログラムが可能 なマイクロプロセッサを含むことが好ましい。 キュベット156の透明部分174には、背景板166、およびケーブル16 4Aを通じてモニタ168に接続されている照明装置164双方が備えられ、先 に述べたような胎便の視覚的検出を補助する。 次に図5を参照し、図2、図3および図4に示した観察チェンバの代替物とし て、またはそれと共に使用可能な他の観察構成200について説明する。図5に 示すように、透明管は入力202を含む。これは近位端ポート(図2における3 6)に接続し、子宮に至る流体ルーメンに流体路を形成することが好ましい。ま た、透明管は出力204も含み、図2および図2のAに示したシリンジ58のよ うな、子宮から流体を導出する装置に接続されることが好ましい。 色基準ブロック206が備えられ、羊水内における胎便濃度、または他のいず れかの生物学的物質の単体または胎便との混合物の濃度を開業医が視覚的に判定 する際に、補助となる利点がある。色基準ブロック206は、視覚的判定を行う 際に開業医に最も有効に役立つ材料で製作することが好ましい。例えば、色基準 ブロック206を白いプラスチック材料で製作することが現在では好適である。 チャネル210を色基準ブロック206内に形成し、羊水を含む透明管が密着す るようにこれを受容する。透明管は、色基準ブロック206に固定することがで き、あるいは患者毎に移動し、再使用することも可能である。 色基準ブロック206の上面上には、色基準パッチ208A〜208Lが備え られている。各色基準パッチ208A〜108Lは、色相、クロマ(chrom a)、および羊水内における胎便、他のいずれかの生物学的物質、または胎便と 他のいずれかの生物学的物質との混合物の特定濃度の視覚的外観に対応する強度 を与える。色基準ブロック206上に備えられる色基準パッチ208A〜208 Lの数は、図5に示すものよりも多くすることも、少なくすることも可能である ことが認められよう。更に、色基準パッチ208A〜208Lは、各々、物質濃 度の異なる値を表すことができ、あるいは、濃度を視覚的に判定する際に開業医 を補佐することが望ましいような場合に、2つ以上の色基準パッチを用いて、特 定の物質濃度を表すようにすることも可能である。観察構成200は、単体、ま たは他の濃度検出構成と共に使用可能であることは理解されよう。 管をチャネル210内に配する場合、開業医は羊水の外観と、この羊水の色に 最もよく対応する色基準パッチ208A〜208Lとの間で視覚による照合を行 うことができる。色基準パッチ208A〜208Lの各々には、羊水内の視覚的 に検出可能な生物学的物質(群)の濃度に対応する文字値(literal value)(例え ば、数値および/またはアルファベット)を与える凡例(図には示されていない )を備えることが好ましい。 次に図6を参照し、同様に羊水内の胎便およびその他の生物学的物質の濃度を 視覚的に判定する際に使用可能な観察構成230について説明する。図6に示す ように、透明な物質で製作された管は、入力(注入口)232および出力(出口 )234を含む。入力232は、近位端ポート(図2における36)に結合し、 子宮に至る流体ルーメンまでの流体路を形成することが好ましい。出力234は 、図2および図2のAに示したシリンジ58のような、子宮から流体を導出する 装 置に接続することが好ましい。 色基準帯236A〜236Eを備えており、羊水内における胎便またはその他 の生物学的物質の濃度を開業医が視覚的に判定する際に補助するという利点があ る。好ましくは、色基準帯236A〜236Eの各々は、羊水内の特定の濃度の 視覚的外観に対応する異なる色(先に説明した)を与える。入力232および出 力234間に備えられる色帯236A〜236Eの数は、図6に示すものよりも 多くすることも、少なくすることも可能であることは認められよう。更に、ここ に記載した他の胎便観察構成におけると同様、色帯236A〜236Eは、染色 された羊水の視覚的観察に都合がよければ、流体路に沿ったいずれの場所にでも 配置することが可能である。色帯236A〜236Eの各々は、物質の濃度の異 なる値を表すことができ、あるいは、開業医が実際の物質濃度を視覚的に判定す るのを補佐するのであれば、2つ以上の色基準パットを用いて、物質の濃度を表 すことも可能である。 使用時に、開業医は、羊水の外観、および羊水の外観に最もよく対応する色帯 236A〜236Eの間で視覚的照合を行う。また、先に述べたように、色帯2 36A〜236Eの各々に、それぞれの物質濃度に対応する凡例(図には示され ていない)を備えることが好ましい。 次に図7を参照し、図2ないし図6に示した観察構成の代替物として、または それらと共に使用可能な他の観察構成250について説明する。図7に示すのは 、子宮に至る流体ルーメンまでの流体路を形成する入力(注入口)252(図2 の近位端ポート36に接続することが好ましい)、および図2および図2のAに 示したシリンジ58のような、子宮から流体を導出する装置に接続することが好 ましい出力254を含む透明管である。 観察構成250では、照明色ブロック256が備えられ、入力252および出 力(出口)254間にある羊水内の物質の濃度の視覚的判定を行う際に、開業医 を更に補佐する。照明色基準ブロック256は、内部が中空の不透明プラスチッ ク材料で製作することが好ましい。色基準ブロック256の内部には、光放射部 258が収容され、光放射部258は当業界において入手可能な多数の素子のい ずれを用いても組み立てることができる。電源260は、バッテリであることが 好ましく、スイッチ262および光発信器258に接続されており、スイッチ2 62を作動させたときに、光放射部が照明するようになっている。 半透明の窓266がチャネル内に備えられている。チャネルは、管をその入力 252および出力254間に受容する。スイッチ262を作動させると、半透明 窓262を通じて透過される拡散光が、管内に透過される。更に、複数の色基準 パッチ窓264A〜264Lが、照明色ブロック256の上面に形成されている 。各色基準パッチ窓264A〜264Lには、羊水内の物質または物質群の特定 の濃度の視覚的外観に対応する色を与える透明度が付けられている。色基準パッ チ窓264A〜264Lの数は、様々に変更可能であり、各色基準パッチ窓が、 物質濃度の個々の値に専用となっている。あるいは、2つ以上の基準パッチ窓を 用いて特定の物質濃度を表すようにすることも可能であり、観察構成250を単 体で用いることも、他の濃度検出構成と共に用いることも可能である。入力25 2および出力254間にある羊水、および光放射部258によって照明された色 基準パッチ窓264A〜264Lに得られる色の透明性の双方によって、羊水の 外観と、この羊水の色に最もよく対応する色基準パッチ窓264A〜264Lに おいて見いだされる適切な色との視覚的照合を行う際、開業医は大いに助けられ る。 次に図8を参照すると、以前の図面に示した観察チェンバに対する代替物とし て、またはそれらと共に使用可能な、他の観察構成280の詳細斜視図が与えら れている。図8に示す観察構成280は、子宮から流体を導出する装置の代用と なることを意図するものであり、図2および図2のAに示したシリンジ58の後 にパターン化(patterned)することが好ましい。シリンジ本体284は、透明物 質で製作することが好適である。シリンジ本体284上に備えられている入力( 注入口)282は、近位端ポート(図2における36)に接続し、子宮内に至る 流体ルーメンまでの流体路を形成することが好ましい。シリンジのプランジャ2 86をシリンジ本体284から導出すると、流体がシリンジ本体284内に吸引 される。 羊水がシリンジ本体284内に集まると、開業医は、羊水の外観を、シリンジ 本体284上に備えられている色帯288A〜288Eと比較する。これらの色 帯は、図6との関連において述べた色帯236A〜236Eと同様に製作可能で あることが好ましい。 次に図9を参照して、図2ないし図8に示した観察構成に対する代替物として 、またはそれらと共に使用可能な、他の観察構成300について説明する。図9 に示すのは透明管であり、子宮内に至る流体ルーメンまでの流体路を形成する入 力302(図2の近位端ポート36に接続することが好ましい)と、子宮から流 体を導出する装置(図2および図2のAに示すシリンジ58のような)に接続す ることが好ましい出力304も含む。 図9に示す観察構成300では、ハウジング306が蛍光検出システムを内臓 する。蛍光検出システムは、蛍光放射部310、蛍光検出部312、およびプロ セッサ314から成る。蛍光放射部310、蛍光検出部312、およびプロセッ サ314は、図9には単に概略的に表されているに過ぎず、ビリルビン(bil irubin)を検出するために当業界において使用可能なそれらの後にパター ン化することが好ましいが、本発明の範囲内において、他の素子を使用すること も可能である。電源316、例えば、バッテリ、およびスイッチ320が、電流 をプロセッサ314に供給する。プロセッサ314は蛍光放射部310および蛍 光検出部312に接続され、これらを動作させる。 当業者には認められようが、プロセッサ314は、蛍光放射部310のための 電源、蛍光検出部312、蛍光検出部312が発生する信号のために増幅器、ア ナログ−デジタル変換器、およびマイクロプロセッサから成ることが好ましく、 これらは全てプロセッサ314で代表されている。マイクロプロセッサは、ここ に含まれる情報を用い、更に公知の技法にしたがって容易にプログラムすること ができるものである。ハウジング306内に形成された、対応するチャネル30 8内に管を配置したときに、ディスプレイ318が、入力(注入口)302およ び出力(出口)304間に存在する羊水内の物質濃度に対応する、視覚的に読み 取り可能な値を与える。チャネル308内には、内部に蛍光放射部310および 蛍光検出部312が配置されている。観察構成300は、再利用可能なユニット として、または単一使用ユニットとしてのいずれかで作成することができる。 以上の説明から、視覚的検出のみ、または機械検出および視覚的検出の組み合 わせ、または機械検出のみを用いるという本発明の特徴によって、これまでは当 業界において得ることができなかった利点が提供されることが認められよう。ま た、本発明は、より効率的で、容易に使用でき、費用効率が高い、分娩および出 産の間に羊水内の生物学的物質を検出するシステムを提供する。更に、本発明は 、分娩および出産の間に胎便を測定するシステムも提供し、これは、子宮内圧力 のような1つ以上の胎児または母体についての生理学的パラメータも追加測定す ることができる。更にまた、本発明は、胎便の視覚的検出および自動化検出双方 を提供し、全ての分娩および出産過程において慣例的に使用可能な、羊水の胎便 染色検出システムも提供する。 本発明は、その精神および本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定形態 においても実施が可能である。これまでに記載した実施形態は、あらゆる観点に おいて、例示として見做すべきであり、限定として見做すべきではない。したが って、本発明の範囲は、前述の記載によってではなく、添付の請求の範囲によっ て示されるものとする。請求の範囲の均等の意味および範囲に該当する変更は全 て、その範囲内に含まれるものとする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月14日(1997.10.14) 【補正内容】 特許請求の範囲 1.少なくとも1つの生物学的物質の子宮内検出のためのシステムであって、 第1のルーメンを備える第1のルーメン手段であって、該第1のルーメン手段 の遠位端に位置する第1のポートを有し、近位端も有する前記第1のルーメン手 段と、 前記第1のポートおよび前記第1のルーメン手段の少なくとも一部分を子宮内 に挿入する手段と、 前記子宮からの流体サンプルを、前記第1のポートおよび前記第1のルーメン 手段を通じ、前記第1のルーメン手段の近位端まで引き込む手段と、 前記近位端に接続され、前記第1のルーメン手段の近位端まで引き上げられた 前記流体サンプルを観察し、前記流体の前記生物学的物質を検出可能とする手段 と、 から成ることを特徴とするシステム。 2.更に、 第1側および第2側を備えたダイアフラムを有する圧力変換器であって、前記 第1のルーメン手段上に位置付けられた該圧力変換器と、 前記流体からのあらゆる圧力パルスを前記ダイアフラムの前記第1側に伝達す る手段と、 前記ダイアフラムの前記第2側を大気圧に連通させる手段と、 前記圧力変換器をモニタ装置に電気的に接続し、前記圧力変換器によって検知 された圧力に対応するデータを表示する導電手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 3.更に、 前記子宮を保護する保護用クッション手段であって、少なくとも第1のルーメ ンを備える前記第1のルーメン手段の近位端に位置する該保護用クッション手段 と、 少なくとも第1のルーメンを備える前記手段に所望の剛性を分与し、第1のル ーメンを備える前記手段の子宮への挿入を容易にする手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 4.前記第1のルーメン手段が、第1のルーメンおよび第2のルーメンを備える 手段から成ることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内 検出のためのシステム。 5.更に、前記第1のルーメン手段内、および前記第1のポートを通じて前記子 宮内に流体を注入する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された 生物学的物質の子宮内検出のためのシステム。 6.更に、 第2のルーメンを備える第2のルーメン手段であって、該第2のルーメン手段 の遠位端に位置する第2のポートを有する該第2のルーメン手段と、 前記第2のルーメン手段および前記第2のポートを通じて前記子宮内に流体を 注入する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 7.前記選択された生物学的物質は、胎便および血液から成る群から選択される 少なくとも1つの物質であることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学 的物質の子宮内検出のためのシステム。 8.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび第1のルーメン手段に引き込 む手段は、シリンジを備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学 的物質の子宮内検出のためのシステム。 9.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび前記第1のルーメン手段に引 き込む手段が、更に、 前記第1のルーメン手段の近位端に接合された第1のコネクタと、 前記シリンジに接合された第2のコネクタと、 を備え、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタが、それらの間に着脱自 在の液密接続を形成することを特徴とする請求項8記載の選択された生物学的物 質の子宮内検出のためのシステム。 10.前記流体サンプルを観察する手段は、第1のルーメンを備える前記手段と 液体連通する、透明なキュベットを備えることを特徴とする請求項1記載の選択 された生物学的物質の子宮内検出のためのシステム。 11.前記流体サンプルを観察する手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記流体内に存在する胎便の、少なくともいずれかのスレシホルド量を検出可 能とするように前記保持手段の内部を照明する照明手段であって、羊水内の胎便 の検出に適した照明スペクトルを与える手段を備える該照明手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 12.前記照明手段は、白色光光源から成ることを特徴とする請求項11記載の 選択された生物学的物質の子宮内検出のためのシステム。 13.更に、前記照明手段によって照明される色基準チャートを備えることを特 徴とする請求項11記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のためのシステ ム。 14.前記流体サンプルを観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段であって、透明な管を備える前記保持手段 と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記流体内に存在する胎便の、少なくともスレシホルド量を検出可能とするよ うに前記保持手段の内部を照明する照明手段であって、羊水内の胎便の検出に適 した照明スペクトルを与える手段を備える該照明手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 15.前記流体サンプルを観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段であって、管状で、透明であり、かつ外面 を有する該保持手段と、 前記保持手段の前記外面上に形成された複数の視覚的に知覚可能な基準パッチ であって、前記流体の異なる予測外観を表す前記複数の視覚的に知覚可能な該基 準パッチと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 16.前記流体サンプルを観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段であって、管状で、透明であり、かつ外面 を有する該保持手段と、 前記保持手段に隣接する実質的な視覚的中立面と、 前記保持手段を、前記実質的な視覚的中立面に隣接して固着する手段と、 前記視覚的中立面上に形成された複数の視覚的に知覚可能な基準パッチであっ て、前記流体の異なる予測外観を表す前記複数の視覚的に知覚可能な該基準パッ チと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 17.前記流体サンプルを観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段であって、管状で、透明であり、かつ外面 を有する該保持手段と、 前記保持手段に隣接する実質的な視覚的中立面と、 前記保持手段を、前記実質的な視覚的中立面に隣接して固着する手段と、 前記保持手段の内部を照明する手段と、 前記視覚的中立面上に形成された複数の視覚的に知覚可能な基準パッチであっ て、少なくとも半透明であり、前記流体の異なる予測外観を表す前記複数の視覚 的に知覚可能な該基準パッチと、 前記複数の視覚的に知覚可能な透明度基準パットの内少なくとも数個を介して 、前記保持手段の内部にいずれかの光を通過させ、前記視覚的知覚可能透明度基 準パッチにバックライトを与えるようにした手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 18.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび前記第1のルーメン手段を 備える前記手段に引き込む前記手段が、シリンジを備え、前記観察手段が、シリ ンジ本体と、該シリンジ本体上に形成された複数の視覚的に知覚可能な基準パッ トとを備え、前記複数の視覚的に知覚可能な基準パッチが、前記流体の異なる予 測外観を表すことを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内 検出のためのシステム。 19.前記流体サンプルを観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する第1の手段と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記第1の保持手段の内部を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくと もスレシホルド量を検出可能とする第1の手段と、 ある体積の前記流体を保持する第2の手段と、 内部に含まれるあらゆる流体を保持する前記第2の手段内に光線を放射する光 放射手段であって、第1の波長の光線を放射する該光放射手段と、 前記第2の保持手段内の前記流体によって吸収される、第1の波長の前記光線 を知覚する光検出手段と、 人間による知覚が可能な方法で、前記第1の波長の前記光線の吸収度に応じて 、前記流体内の胎便の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 20.前記流体サンプルを観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する第1の手段と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記第1の保持手段の内部を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくと もスレシホルド量を検出可能とする第1の手段と、 ある体積の前記流体を保持する第2の手段と、 内部に含まれるあらゆる流体を保持する前記第2の手段に光線を放射する第1 の光放射手段であって、第1の波長の光線を放射する該第1の光放射手段と、 前記第2の保持手段内の前記流体によって吸収される、前記第1の波長の前記 光線を知覚する第1の光検出手段と、 前記第1の光検出部上に照明する前記第1の手段の影響を遮断する手段と、 人間による知覚が可能な方法で、前記第1の波長の前記光線の吸収度に応じて 、前記流体内の胎便の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 21.前記流体サンプルを観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段と、 前記保持手段内に光線を放射する放射手段であって、前記選択された生物学的 物質に蛍光を発生させる波長の光線を放射する該放射手段と、 前記保持手段から放射される蛍光を知覚する蛍光検出手段と、 人間による知覚が可能な方法で、前記保持手段内に含まれる前記生物学的物質 の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 22.子宮内の少なくとも1つの望ましくない生物学的物質の影響を低減させる ためのシステムであって、 少なくとも第1のルーメンを備える第1のルーメン手段であって、該ルーメン の遠位端に位置する第1のポートを有し、更に近位端を有する該第1のルーメン 手段と、 前記第1のポートおよび前記第1のルーメン手段の少なくとも一部分を子宮内 に挿入する手段と、 前記子宮からの流体サンプルを、前記第1のポート、および前記第1のルーメ ン手段を通じて前記第1のルーメン手段の近位端まで引き込む手段と、 前記近位端に接続され、前記第1のルーメン手段の近位端まで引き上げられた 前記流体サンプルを観察し、前記流体内における前記生物学的物質の存在を検出 可能とする手段と、 前記第1のルーメン手段から流体を導出する手段と、 前記子宮内に注入流体を注入する手段と、 を備えることを特徴とするシステム。 23.更に、 第2のルーメンを備える第2のルーメン手段であって、該第2のルーメン手段 の遠位端に位置する第2のポートを有する該第2のルーメン手段と、 前記第2のルーメン手段および前記第2のポートを通じて前記子宮内に流体を 注入する手段と、 を備えることを特徴とする請求項22記載のシステム。 24.前記望ましくない生物学的物質は、胎便および血液から成る群から選択さ れる少なくとも1つの物質であることを特徴とする請求項22記載のシステム。 25.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび第1のルーメン手段に引き 込む手段は、シリンジから成ることを特徴とする請求項22記載の選択された生 物学的物質の子宮内検出のためのシステム。 26.前記流体を注入する手段が、 第2のルーメンを備える第2のルーメン手段であって、該第2のルーメン手段 の遠位端に位置する第2のポートを有する該第2のルーメン手段と、 前記第2のルーメン手段に接続されたシリンジと、 を備えることを特徴とする請求項22記載の選択された生物学的物質の子宮内検 出のためのシステム。 27.選択された生物学的物質の子宮内検出のための方法であって、 少なくとも第1のルーメンであって、該ルーメンの遠位端に位置する第1のポ ートを有し、更に近位端を有する該第1のルーメンを用意するステップと、 前記第1のルーメンの少なくとも一部分および前記第1のポートを子宮内に挿 入するステップと、 前記子宮からの流体サンプルを、前記第1のポート、および前記第1のルーメ ンの近位端に引き込むステップと、 前記近位端において前記流体サンプルを観察し、前記流体内における前記生物 学的物質の存在を検出可能とするステップと、 から成ることを特徴とする方法。 28.更に、 第1側および第2側を備えたダイアフラムを有する圧力変換器であって、前記 第1のルーメン上に、その半分よりも前記遠位端よりに位置付けられた該圧力変 換器を用意するステップと、 前記流体からのあらゆる圧力パルスを前記ダイアフラムの前記第1側に伝達す るステップと、 前記ダイアフラムの前記第2側を大気圧に連通させるステップと、 前記圧力変換器をモニタ装置に電気的に接続し、前記圧力変換器によって検知 された圧力に対応するデータを表示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 29.更に、 前記第1のルーメンの遠位端に位置する保護用クッション手段を用意するステ ップと、 前記第1のルーメンに所望の剛性を分与し、前記第1のルーメンの挿入を容易 にするステップと、 を含むことを特徴とする請求項28記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 30.少なくとも第1のルーメンを用意する前記ステップが、第1のルーメンを 用意するステップおよび第2のルーメンを用意するステップを含むことを特徴と する請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のための方法。 31.前記子宮からの流体を、前記第1のポート、および前記第1のルーメンに 引き込む前記ステップが、前記第1のルーメン内に真空を形成するステップを含 むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のた めの方法。 32.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび前記第1のルーメンに引き 込む前記ステップが、更に、 シリンジを用意するステップと、 前記第1のルーメンの前記近位端に第1のコネクタを接合するステップと、 前記シリンジに第2のコネクタを接合するステップと、 を備え、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタが、それらの間に着脱自 在の液密接続を形成することを特徴とする請求項31記載の選択された生物学的 物質の子宮内検出のための方法。 33.前記第1のルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記 ステップは、第1のルーメンと液体連通する、透明なキュベットを用意するステ ップを含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内 検出のための方法。 34.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記ステッ プが、 ある体積の前記流体を保持するステップと、 前記流体を保持しつつ、前記流体の外観を観察するステップと、 前記保持されている体積の流体を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少な くともいずれかのスレシホルド量を検出可能とするステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 35.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記ステッ プが、 ある体積の前記流体を前記透明管に保持するステップと、 前記流体を保持しつつ、前記流体の外観を観察するステップと、 前記体積の流体を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくともスレシホ ルド量を検出可能とするステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 36.前記体積の流体を照明する前記ステップが、白色光源を用いて前記体積の 流体を照明するステップを含むことを特徴とする請求項34記載の選択された生 物学的物質の子宮内検出のための方法。 37.更に、前記体積の流体の外観を色基準チャートと比較するステップを含む ことを特徴とする請求項34記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のため の方法。 38.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記ステッ プが、 第1の体積の前記流体を保持するステップと、 前記第1の体積の前記流体の外観を観察するステップと、 前記第1の体積の前記流体を照明し、前記第1の体積の前記流体内に存在する 胎便の、少なくともスレシホルド量を検出可能とするステップと、 第2の体積の流体を保持するステップと、 前記第2の体積の流体内に第1の波長の光線を放射するステップと、 前記第2の体積の流体によって吸収される、前記第1の波長の前記光線を検出 するステップと、 人間による知覚が可能な方法で、前記第1の波長の前記光線の吸収度に応じて 、前記第2の体積の流体内の胎便の検出を指示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 39.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記手段が 、 第1の体積の前記流体を保持するステップと、 前記第1の体積の前記流体の外観を観察するステップと、 前記第1の体積の前記流体を照明し、前記第1の体積の前記流体内に存在する 胎便の、少なくともスレシホルド量を検出可能とするステップと、 第2の体積の流体を保持するステップと、 前記第2の体積の流体内に第1の波長の光線を放射するステップと、 前記第2の体積の流体によって吸収される、前記第1の波長の前記光線を検出 するステップと、 前記第2の体積の流体によって吸収される、第1の波長の前記光線の検出に対 する、前記第1の体積の流体の照明の影響を遮断するステップと、 人間による知覚が可能な方法で、前記第1の波長の前記光線の吸収度に応じて 、前記第2の体積の流体内の胎便の検出を指示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 40.前記流体を観察する前記ステップが、 第1の波長の光線を、前記第1の体積の流体内に放射するステップと、 前記第1の体積の流体内の前記生物学的物質の蛍光を検出するステップと、 人間による知覚が可能な方法で、前記検出した蛍光を指示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 41.人間の胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を検出するた め、および少なくとも1つの母体/胎児の生理学的パラメータを監視するための システムであって、 胴体空洞内に挿入するための細長い部材を備え、その内部に配置された第1の ルーメンを含むケーブル手段であって、近位端および遠位端を含む該ケーブル手 段と、 前記ケーブル手段の前記遠位端に少なくとも部分的に位置し、第1の生理学的 パラメータを検知し、前記第1生理学的パラメータを表す第1の信号を発生する 手段と、 前記第1の信号を前記ケーブル手段の前記近位端に伝える導体手段と、 前記ケーブル手段の前記遠位端に位置し、前記第1のルーメンに接続された第 1のポートと、 前記子宮からの流体を、前記第1のポートおよび前記第1のルーメンに引き込 み、流体サンプルを得る手段と、 前記近位端に接続され、前記流体サンプルを観察し、前記流体内の胎便および 血液から成る群から選択されたいずれかの生物学的物質の存在を検出可能とする 手段と、 から成ることを特徴とするシステム。 42.第1の生理学的パラメータを検知する前記手段が、圧力変換器を備え、前 記第1の信号を伝える前記導体手段が、複数の導電体を備えることを特徴とする 請求項41記載の人間の胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を 検出するためのシステム。 43.前記子宮からの流体を、前記第1のポートおよび前記第1のルーメンに引 き込む前記手段が、シリンジを備えることを特徴とする請求項41記載の人間の 胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を検出するためのシステム 。 44.前記流体を観察する前記手段が、透明保持具を備えることを特徴とする請 求項41記載の人間の胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を検 出するためのシステム。 45.前記流体を観察する前記手段が、 前記流体内に光線を放射するように配置された光放射部と、 前記流体による前記光線の吸収度を検出する光検出部と、 人間による知覚が可能な方法で、前記光線の吸収度に応じて、前記選択された 生物学的物質の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項41記載の人間の胎児の分娩および出産の間に 選択された生物学的物質を検出するためのシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの生物学的物質の子宮内検出のためのシステムであって、 少なくとも第1のルーメンであって、該ルーメンの遠位端に位置する第1のポ ートを有し、更に近位端を有する該第1のルーメンを備える手段と、 前記第1のポートを子宮内に挿入する手段と、 前記子宮からの流体を、前記第1のポート、および前記第1のルーメンを備え る前記手段に引き込む手段と、 前記第1のルーメンを備える前記手段の近位端まで引き上げられた前記流体を 観察し、前記流体の前記生物学的物質を検出可能とする手段と、 から成ることを特徴とするシステム。 2.更に、 第1側および第2側を備えたダイアフラムを有する圧力変換器であって、前記 ルーメンを備える手段上に、その半分よりも前記近位端よりに位置付けられた前 記圧力変換器と、 前記流体からのあらゆる圧力パルスを前記ダイアフラムの前記第1側に伝達す る手段と、 前記ダイアフラムの前記第2側を大気圧に連通させる手段と、 前記圧力変換器をモニタ装置に電気的に接続し、前記圧力変換器によって検知 された圧力に対応するデータを表示する導電手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 3.更に、少なくとも第1のルーメンを備える前記手段の近位端に位置する保護 用クッション手段と、 少なくとも第1のルーメンを備える前記手段に所望の剛性を分与し、第1のル ーメンを備える前記手段の子宮への挿入を容易にする手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 4.少なくとも第1のルーメンを備える前記手段が、第1のルーメンおよび第2 のルーメンを備える手段から成ることを特徴とする請求項1記載の選択された生 物学的物質の子宮内検出のためのシステム。 5.更に、前記第1のルーメン内、および前記第1のポートを通じて前記子宮内 に流体を注入する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物 学的物質の子宮内検出のためのシステム。 6.更に、 第2のルーメンであって、該第2のルーメンの遠位端に位置する第2のポート を有する前記第2のルーメンを備える手段と、 前記第2のルーメンおよび前記第2のポートを通じて前記子宮内に流体を注入 する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 7.前記選択された生物学的物質は、胎便および血液から成る群から選択される 少なくとも1つの物質であることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学 的物質の子宮内検出のためのシステム。 8.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび第1のルーメンに引き込む手 段は、シリンジから成ることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物 質の子宮内検出のためのシステム。 9.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび前記第1のルーメンに引き込 む手段が、更に、 前記第1のルーメンの近位端に接合された第1のコネクタと、 前記シリンジに接合された第2のコネクタと、 を備え、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタが、それらの間に着脱自 在の液密接続を形成することを特徴とする請求項8記載の選択された生物学的物 質の子宮内検出のためのシステム。 10.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する手段は、第 1のルーメンを備える前記手段と液体連通する、透明なキュベットを備えること を特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のためのシス テム。 11.前記第1のルーメンを備える前記手段の前記近位端まで引き上げられた前 記流体を観察する手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記保持手段の内部を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくともいず れかのスレシホルド量を検出可能とする手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 12.前記照明する第1の手段は、白色光光源から成ることを特徴とする請求項 11記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のためのシステム。 13.更に、前記照明する第1の手段によって照明される色基準チャートを備え ることを特徴とする請求項11記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のた めのシステム。 14.前記第1のルーメンを備える前記手段の前記近位端まで引き上げられた前 記流体を観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記保持手段の内部を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくともスレ シホルド量を検出可能とする手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 15.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記手段が 、 ある体積の前記流体を保持する管状透明手段であって、外面を有する前記保持 する管状透明手段と、 前記保持手段の前記外面上に形成された複数の視覚的に知覚可能な基準パッチ であって、前記流体の異なる予測外観を表す前記複数の視覚的に知覚可能な基準 パッチと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 16.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記手段が 、 ある体積の前記流体を保持する管状透明手段であって、外面を有する前記保持 する管状透明手段と、 前記保持手段に隣接して、実質的な視覚的中立面を与える手段と、 前記保持手段を、前記視覚的中立面に隣接して固着する手段と、 前記視覚的中立面上に形成された複数の視覚的に知覚可能な基準パッチであっ て、前記流体の異なる予測外観を表す前記複数の視覚的に知覚可能な基準パッチ と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 17.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記手段が 、 ある体積の前記流体を保持する管状透明手段であって、外面を有する前記保持 する管状透明手段と、 前記保持手段に隣接して、実質的な視覚的中立面を与える手段と、 前記保持手段を、前記視覚的中立面に隣接して固着する手段と、 前記保持手段の内部を照明する手段と、 前記視覚的中立面上に形成された複数の視覚的に知覚可能な透明度基準パッチ であって、前記流体の異なる予測外観を表す前記複数の視覚的に知覚可能な基準 パッチと、 前記複数の視覚的に知覚可能な透明度基準パットの内少なくとも数個を介して 、前記保持手段の内部にいずれかの光を通過させ、前記視覚的知覚可能透明基準 パッチにバックライトを与えるようにした手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 18.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび前記第1のルーメンを備え る前記手段に引き込む前記手段が、シリンジから成り、前記観察手段が、シリン ジ本体と、該シリンジ本体上に形成された複数の視覚的に知覚可能な基準パット とを備え、前記複数の視覚的に知覚可能な基準パッチが、前記流体の異なる予測 外観を表すことを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検 出のためのシステム。 19.第1のルーメンを備える前記手段の前記近位端まで引き上げられた前記流 体を観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する第1の手段と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記第1の保持手段の内部を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくと もスレシホルド量を検出可能とする第1の手段と、 ある体積の前記流体を保持する第2の手段と、 内部に含まれるあらゆる流体を保持する前記第2の手段に光線を放射する光放 射手段であって、第1の波長の光線を放射する前記光放射手段と、 前記第2の保持手段内の前記流体によって吸収される、第1の波長の前記光線 を知覚する光検出手段と、 人間による知覚が可能な方法で、第1の波長の前記光線の吸収度に応じて、前 記流体内の胎便の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 20.ルーメンを備える前記手段の前記近位端まで引き上げられた前記流体を観 察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する第1の手段と、 前記流体を保持する手段内の前記流体の外観を観察する目視手段と、 前記第1の保持手段の内部を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくと もスレシホルド量を検出可能とする第1の手段と、 ある体積の前記流体を保持する第2の手段と、 内部に含まれるあらゆる流体を保持する前記第2の手段に光線を放射する第1 の光放射手段であって、第1の波長の光線を放射する前記第1の光放射手段と、 前記第2の保持手段内の前記流体によって吸収される、第1の波長の前記光線 を知覚する第1の光検出手段と、 前記第1の光検出部上に照明する前記第1の手段の影響を遮断する手段と、 人間による知覚が可能な方法で、前記第1の波長の前記光線の吸収度に応じて 、前記流体内の胎便の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 21.前記第1のルーメンを備える前記手段の前記近位端まで引き上げられた前 記流体を観察する前記手段が、 ある体積の前記流体を保持する手段と、 前記保持手段内に光線を放射する蛍光放射手段と、 前記保持手段から放射される蛍光を知覚する蛍光検出手段と、 人間による知覚が可能な方法で、前記保持手段内に含まれる前記生物学的物質 の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のためのシステム。 22.子宮内の少なくとも1つの望ましくない生物学的物質の影響を低減させる ためのシステムであって、 少なくとも第1のルーメンであって、該ルーメンの遠位端に位置する第1のポ ートを有し、更に近位端を有する該第1のルーメンを備える手段と、 前記第1のポートを子宮内に挿入する手段と、 前記子宮からの流体を、前記第1のポート、および前記第1のルーメンを備え る前記手段に引き込む手段と、 前記第1のルーメンを備える前記手段の近位端まで引き上げられた前記流体を 観察し、前記流体内における前記生物学的物質の存在を検出可能とする手段と、 前記第1のルーメンから流体を導出する手段と、 前記子宮内に流体を注入する手段と、 を備えることを特徴とするシステム。 23.更に、 第2のルーメンであって、該第2のルーメンの遠位端に位置する第2のポート を有する前記第2のルーメンを備える手段と、 前記第2のルーメンおよび前記第2のポートを通じて前記子宮内に流体を注入 するる手段と、 を備えることを特徴とする請求項22記載のシステム。 24.前記望ましくない生物学的物質は、胎便および血液から成る群から選択さ れる少なくとも1つの物質であることを特徴とする請求項22記載のシステム。 25.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび第1のルーメンに引き込む 手段は、シリンジから成ることを特徴とする請求項22記載の選択された生物学 的物質の子宮内検出のためのシステム。 26.前記流体を注入する手段が、 第2のルーメンであって、該第2のルーメンの遠位端に位置する第2のポート を有する前記第2のルーメンを備える手段と、 前記第2のルーメンに接続されたシリンジと、 を備えることを特徴とする請求項22記載の選択された生物学的物質の子宮内検 出のためのシステム。 27.選択された生物学的物質の子宮内検出のための方法であって、 少なくとも第1のルーメンであって、該ルーメンの遠位端に位置する第1のポ ートを有し、更に近位端を有する該第1のルーメンを用意するステップと、 前記第1のポートを子宮内に挿入するステップと、 前記子宮からの流体を、前記第1のポート、および前記第1のルーメンに引き 込むステップと、 前記第1のルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察し、前記流体 内において前記生物学的物質の存在を検出可能とするステップと、 から成ることを特徴とする方法。 28.更に、 第1側および第2側を備えたダイアフラムを有する圧力変換器であって、前記 ルーメンを備える手段上に、その半分よりも前記遠位端よりに位置付けられた前 記圧力変換器を用意するステップと、 前記流体からのあらゆる圧力パルスを前記ダイアフラムの前記第1側に伝達す るステップと、 前記ダイアフラムの前記第2側を大気圧に連通させるステップと、 前記圧力変換器をモニタ装置に電気的に接続し、前記圧力変換器によって検知 された圧力に対応するデータを表示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 29.更に、 前記第1のルーメンの遠位端に位置する保護用クッション手段を用意するステ ップと、 前記第1のルーメンに所望の剛性を分与し、前記第1のルーメンの挿入を容易 にするステップと、 を含むことを特徴とする請求項28記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 30.少なくとも第1のルーメンを用意する前記ステップが、第1のルーメンを 用意するステップおよび第2のルーメンを用意するステップを含むことを特徴と する請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のための方法。 31.前記子宮からの流体を、前記第1のポート、および前記第1のルーメンに 引き込む前記ステップが、前記第1のルーメン内に真空を形成するステップを含 むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のた めの方法。 32.前記子宮からの流体を前記第1のポートおよび前記第1のルーメンに引き 込む前記ステップが、 シリンジを用意するステップと、 前記第1のルーメンの前記近位端に第1のコネクタを接合するステップと、 前記シリンジに第2のコネクタを接合するステップと、 を備え、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタが、それらの間に着脱自 在の液密接続を形成することを特徴とする請求項31記載の選択された生物学的 物質の子宮内検出のための方法。 33.前記第1のルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記 ステップは、前記第1のルーメンと液体連通する、透明なキュベットを用意する ステップを含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子 宮内検出のための方法。 34.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記ステッ プが、 ある体積の前記流体を保持するステップと、 前記流体を保持しつつ、前記流体の外観を観察するステップと、 前記保持されている体積の流体を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少な くともいずれかのスレシホルド量を検出可能とするステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 35.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記ステッ プが、 ある体積の前記流体を保持するステップと、 前記流体を保持しつつ、前記流体の外観を観察するステップと、 前記体積の流体を照明し、前記流体内に存在する胎便の、少なくともスレシホ ルド量を検出可能とするステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 36.前記体積の流体を照明する前記ステップが、白色光源を用いて前記体積の 流体を照明するステップを含むことを特徴とする請求項34記載の選択された生 物学的物質の子宮内検出のための方法。 37.更に、前記体積の流体の外観を色基準チャートと比較するステップを含む ことを特徴とする請求項34記載の選択された生物学的物質の子宮内検出のため の方法。 38.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記ステッ プが、 第1の体積の前記流体を保持するステップと、 前記第1の体積の前記流体の外観を観察するステップと、 前記第1の体積の前記流体を照明し、前記第1の体積の前記流体内に存在する 胎便の、少なくともスレシホルド量を検出可能とするステップと、 第2の体積の流体を保持するステップと、 前記第2の体積の流体内に第1の波長の光線を放射するステップと、 前記第2の体積の流体によって吸収される、第1の波長の前記光線を検出する ステップと、 人間による知覚が可能な方法で、第1の波長の前記光線の吸収度に応じて、前 記第2の体積の流体内の胎便の検出を指示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 39.前記ルーメンの近位端まで引き上げられた前記流体を観察する前記手段が 、 第1の体積の前記流体を保持するステップと、 前記第1の体積の前記流体の外観を観察するステップと、 前記第1の体積の前記流体を照明し、前記第1の体積の前記流体内に存在する 胎便の、少なくともスレシホルド量を検出可能とするステップと、 第2の体積の流体を保持するステップと、 前記第2の体積の流体内に第1の波長の光線を放射するステップと、 前記第2の体積の流体によって吸収される、第1の波長の前記光線を検出する ステップと、 前記第2の体積の流体によって吸収される、第1の波長の前記光線の検出に対 する、前記第1の体積の流体の照明の影響を遮断するステップと、 人間による知覚が可能な方法で、前記第1の波長の前記光線の吸収度に応じて 、前記第2の体積の流体内の胎便の検出を指示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 40.前記流体を観察する前記ステップが、 第1の波長の光線を、前記第1の体積の流体内に放射するステップと、 前記第1の体積の流体内の前記生物学的物質の蛍光を検出するステップと、 人間による知覚が可能な方法で、前記検出した蛍光を指示するステップと、 を含むことを特徴とする請求項27記載の選択された生物学的物質の子宮内検出 のための方法。 41.人間の胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を検出するた め、および少なくとも1つの母体/胎児の生理学的パラメータを監視するための システムであって、 第1のルーメンを備えるケーブル手段であって、近位端および遠位端を含む前 記ケーブル手段と、 前記ケーブル手段の前記遠位端に少なくとも部分的に位置し、第1の生理学的 パラメータを検知し、前記第1生理学的パラメータを表す第1の信号を発生する 手段と、 前記第1の信号を前記ケーブル手段の前記近位端に伝える導体手段と、 前記ケーブル手段の前記遠位端に位置し、前記第1のルーメンに接続された第 1のポートと、 前記子宮からの流体を、前記第1のポートおよび前記第1のルーメンに引き込 む手段と、 前記ルーメンの前記近位端まで引き上げられた前記流体を観察し、前記流体内 の胎便および血液から成る群から選択されたいずれかの生物学的物質の存在を検 出可能とする手段と、 から成ることを特徴とするシステム。 42.第1の生理学的パラメータを検知する前記手段が、圧力変換器を備え、前 記第1の信号を伝える前記導体手段が、複数の導電体から成ることを特徴とする 請求項41記載の人間の胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を 検出するためのシステム。 43.前記子宮からの流体を、前記第1のポートおよび前記第1のルーメンに引 き込む前記手段が、シリンジを備えることを特徴とする請求項41記載の人間の 胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を検出するためのシステム 。 44.前記流体を観察する前記手段が、透明保持具を備えることを特徴とする請 求項41記載の人間の胎児の分娩および出産の間に選択された生物学的物質を検 出するためのシステム。 45.前記流体を観察する前記手段が、 前記流体内に光線を放射するように配置された光放射部と、 前記流体による前記光線の吸収度を検出する光検出部と、 人間による知覚が可能な方法で、前記光線の吸収度に応じて、前記選択された 生物学的物質の検出を指示する手段と、 を備えることを特徴とする請求項41記載の人間の胎児の分娩および出産の間に 選択された生物学的物質を検出するためのシステム。
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