JP2000357171A - データベース分析システム - Google Patents

データベース分析システム

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JP2000357171A
JP2000357171A JP11169061A JP16906199A JP2000357171A JP 2000357171 A JP2000357171 A JP 2000357171A JP 11169061 A JP11169061 A JP 11169061A JP 16906199 A JP16906199 A JP 16906199A JP 2000357171 A JP2000357171 A JP 2000357171A
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Japan
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data
analysis
table data
index
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Noboru Matsufuji
登 松藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースを簡便にアクセスし、その分析
結果を出力する。 【解決手段】 指定手段は、データベース中に含まれる
任意のテーブルデータと、そのテーブルデータ中で検索
の対象となる対象項目と、データベース分析のための指
標の指定とを受け付ける。条件検索文生成手段は、指定
手段がテーブルデータの指定を受け付けたとき、データ
ベース中の該当するテーブルデータを参照する条件検索
文を生成し、そのテーブルデータ中で検索の対象となる
対象項目の指定を受け付けたとき、テーブルデータ中の
該当する対象項目に関するデータを参照する条件検索文
を生成し、データベース分析のための指標の指定を受け
付けたとき、参照データ中から該当するデータを抽出す
る条件検索文を生成する。分析実行手段は、条件検索文
リストに従ってデータベースをアクセスし、対象項目を
指標に従って分析した結果を生成して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースを簡
便にアクセスし、その分析結果を出力するデータベース
分析システムに関する。
【0002】
【従来の技術】顧客管理や販売管理、その他様々なシス
テムの管理のために、コンピュータによるデータベース
が広く利用されている。こうしたデータベースの内容は
日々更新され、必要に応じて様々な形で出力され各種の
業務に利用される。また、例えば販売管理のデータベー
スを用いて、どのような商品がどの年齢層の顧客に向け
て多く販売されているかといった傾向をつかみ、販売戦
略に活用することが行われる。このような場合、一定の
条件を入力し、データベースをソートしたりフィルタリ
ングして必要なデータの抽出を行う。また、得られた出
力をグラフ化するような機能が備えられたアプリケーシ
ョンの利用も行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
多種の情報を受け入れて構築されるデータベースの内容
はますまず複雑になり、リレーショナルデータベースの
ような形式で保存される。このような複雑なデータベー
スから所定の条件に見合ったデータを抽出し分析するた
めには、複雑な手順が必要になる。特にデータベースの
条件検索には単純なマクロプログラムを採用することが
難しい。頻繁に実行されるデータベースの分析作業のた
めには、専門のソフトウェア開発者が多くの開発期間を
かけて開発した専用のプログラムが使用される。しかし
ながら、これらのプログラムには相当の開発時間がかか
り、限定されたデータベースにのみ利用可能な汎用性が
少ないものになるという欠点があった。また、データベ
ース解析のニーズは様々な分野でますます高まりつつあ
り、データベースを簡単にアクセスし、希望する任意の
分析結果を速やかに出力することのできるツールの開発
が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉データベース中に含まれる任意のテーブルデ
ータと、そのテーブルデータ中で検索の対象となる対象
項目と、データベース分析のための指標の指定とを受け
付ける指定手段と、上記指定手段が上記テーブルデータ
の指定を受け付けたとき、上記データベース中の該当す
るテーブルデータを参照する条件検索文を生成し、その
テーブルデータ中で検索の対象となる対象項目の指定を
受け付けたとき、上記テーブルデータ中の該当する対象
項目に関するデータを参照する条件検索文を生成し、デ
ータベース分析のための指標の指定を受け付けたとき、
その指標に基づいて参照データ中から該当するデータを
抽出する条件検索文を生成する条件検索文生成手段と、
この条件検索文生成手段の生成した条件検索文リストを
保持する記憶手段と、条件検索開始命令が入力されたと
き、上記記憶手段に記憶された条件検索文リストに従っ
て上記データベースをアクセスし、上記参照データ中か
ら該当するデータを抽出する処理を実行し、対象項目を
上記指標に従って分析した結果を生成して出力する分析
実行手段とを備えたことを特徴とするデータベース分析
システム。
【0005】〈構成2〉構成1に記載のデータベース分
析システムにおいて、条件検索文生成手段は、複数のデ
ータベースに共通にアクセスできる条件検索文のみを生
成することを特徴とするデータベース分析システム。
【0006】〈構成3〉構成1に記載のデータベース分
析システムにおいて、条件検索文は、分析結果を出力す
るテーブルデータの各セル毎に生成されることを特徴と
するデータベース分析システム。
【0007】〈構成4〉データベース中に含まれる任意
のテーブルデータと、そのテーブルデータ中で検索の対
象となる対象項目と、データベース分析のための指標の
指定とを受け付ける指定処理と、上記指定手段が上記テ
ーブルデータの指定を受け付けたとき、上記データベー
ス中の該当するテーブルデータを参照する条件検索文を
生成し、そのテーブルデータ中で検索の対象となる対象
項目の指定を受け付けたとき、上記テーブルデータ中の
該当する対象項目に関するデータを参照する条件検索文
を生成し、データベース分析のための指標の指定を受け
付けたとき、その指標に基づいて参照データ中から該当
するデータを抽出する条件検索文を生成する条件検索文
生成処理と、生成した条件検索文リストを保持する記憶
処理と、条件検索開始命令が入力されたとき、上記記憶
手段に記憶された条件検索文リストに従って上記データ
ベースをアクセスし、上記参照データ中から該当するデ
ータを抽出する処理を指定された範囲で繰り返し、対象
項目を上記指標に従って分析した結果を生成して出力す
る分析実行処理とを実行するコンピュータプログラムを
記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明のデータベース分析システム
のブロック図である。この発明で分析可能なデータベー
スは、例えば表計算ソフト等で作成された表形式のデー
タベースである。また、表形式のデータベースを相互に
リンクしたリレーショナルデータベースである。表形式
のデータベースは、各種の項目の関係を2次元の表で表
したデータである。例えば、チェーン店の顧客である会
員の年齢分布を示すテーブルデータの場合、横軸にはチ
ェーン店の営業店名が並べられ、縦軸には会員の年齢区
分が表示され、表の各欄にはどの店舗に年齢がいくつの
会員が何人いるといった内容になる。
【0009】ここで、関西地区の10代の会員数を調べ
たいといった場合には、関西地区の営業店名に範囲を絞
り、年齢が10代の範囲で会員数を抽出し、その総和を
求める。また、このテーブルデータの内容が毎月更新さ
れるとすれば、会員数の経時的変化も分析できる。こう
したデータの分析をする場合に、例えばテーブルデータ
中の営業店名を記入した部分をX軸、会員の年齢を記入
した部分をY軸、時間軸をZ軸とする。そして、それぞ
れどのような項目について、どのような範囲のデータを
抽出して分析するかといった指示を行う。これで、デー
タベースの分析が可能になる。本発明では、このような
分析のための条件指定に、図1に示すようなツールが使
用される。
【0010】ディスプレイ1は、例えばパーソナルコン
ピュータやワークステーション等に備え付けられた表示
装置である。この他に、このツールは、キーボード2、
条件検索文生成手段3、メモリ4、分析実行手段5、プ
リンタ6等を備える。ディスプレイ1には、上記のよう
なテーブルデータのX軸、Y軸、Z軸について、それぞ
れ分析対象となる対象項目を指定するための画面7が表
示されている。キーボード2や図示しないマウス等は、
検索条件を指定するための指定手段として利用される。
メモリ4は記憶手段、プリンタ6は出力手段として利用
される。
【0011】具体的には、例えばX軸の「テーブル一
覧」というドロップダウンリスト中に表示されたいくつ
かのテーブルデータのうちから、分析対象となるテーブ
ルデータを選択する。「フィールド一覧」には、そのテ
ーブルデータを構成するフィールド名がリストアップさ
れる。例えば、チェーン店の顧客である会員の年齢分布
を示すテーブルデータの場合、「フィールド一覧」に、
Y軸ではチェーン店の営業店名、X軸では会員の年齢区
分が表示される。このフィールド中から例えば関西地区
の営業店名を選択すると、それが「対象項目」に表示さ
れる。「指標」というのは、分析結果となるデータの単
位であって、例えば営業店の数とか会員の人数等を指定
するためのものである。
【0012】画面7の具体的な内容や利用方法は後で説
明するが、本発明のツールは、このような画面7を用い
て、検索の対象となる対象項目とデータベース分析のた
めの指標の指定を行うと、条件検索文が自動的に生成さ
れる。条件検索文生成手段3は、このような条件検索文
を生成する機能を持つ。条件検索文生成手段3は、具体
的には指定された条件を解析し、SQL文を生成するコ
ンピュータプログラム等から構成される。
【0013】SQL(Structured Query Language)と
は、データベースとの対話を効率よく実現するための言
語で、1つの文(命令)で1つの完結した意味を持つ。
SQLではデータを表という形でとらえ、行や列という
概念を使ってデータベースを参照する。また、汎用性の
高い言語であり、本発明ではこのSQL文による条件検
索文の特徴を有効に利用する。
【0014】メモリ4は、条件検索文生成手段3が生成
した条件検索文リスト8を記憶する記憶手段である。分
析実行手段5は、条件の指定が終了し、分析実行が要求
されたとき、条件検索文リスト8に示す条件検索文に従
ってテーブルデータを参照し、対象項目に関するデータ
を参照して、指定された指標に基づき、該当するデータ
を抽出する機能を持つ。この分析実行手段5も、該当す
る処理を実行するコンピュータプログラム等により構成
される。プリンタ6は、ディスプレイ1と共に分析結果
を出力するための出力手段として機能する。
【0015】図2は、本発明のツールの動作フローチャ
ートである。図1に示すような画面7を用いて、データ
ベース分析のための条件指定を行う場合には、例えばこ
の図に示すような手順が実行される。ここには最も簡単
な動作例を示す。まず、ステップS1において、利用者
は、図1に示すキーボード2や図示しないマウス等を用
いてX軸のテーブル一覧でテーブルT1を選択する。次
に、ステップS2で、X軸のフィールド一覧でフィール
ドAを選択する。
【0016】次に、ステップS3において、Y軸のテー
ブル一覧でテーブルT2を選択する。ステップS4で
は、Y軸のフィールド一覧でフィールドBを選択する。
更に、ステップS5で、Z軸のテーブル一覧でテーブル
T3を選択し、ステップS6で、Z軸のフィールド一覧
でフィールドCを選択する。今度は、ステップS7にお
いて、Z軸の対象指標を設定し、ステップS8で、指定
したフィールドの範囲や値を設定する。最後に、ステッ
プS9において、分析実行ボタンをクリックすると、分
析が実行される。
【0017】ステップS8における範囲や値を設定する
方法は次の通りである。図3に、範囲・値の設定画面外
観図を示す。図に示すディスプレイ1には、検索結果出
力のフォームを示す画面11が表示され、ここにはX
軸、Y軸、Z軸で選択された対象項目名が表示される。
そして、各対象項目名をダブルクリックすると、図に示
すように、範囲・値の設定画面12が表示される。例え
ばX軸が会員の年齢の場合、年齢が20才〜29才とい
った具体的な範囲を指定する。この作業をX軸とY軸の
全ての対象項目について行う。
【0018】利用者はここで、要求する分析結果の出力
形式を具体的に指定するのである。このような画面を用
いて、分析結果の出力フォーマットも指定することがで
きる。即ち、例えばタイトルや出力される表のデザイン
等も、全てこの画面によって指定できる。また、このよ
うに、X軸とY軸の各対象項目の具体的な検索範囲が指
定されると、このテーブルデータの各セル毎の検索条件
が決まる。この検索条件に従って、SQL文が生成され
るのである。
【0019】次に、図1に示した条件検索文生成手段3
が具体的に生成する条件検索文の例を説明する。図4
は、条件検索文リストの説明図である。例えば、図2の
ステップS1において、X軸のテーブル一覧でテーブル
T1が選択され、フィールド一覧でフィールドAが選択
された場合を説明する。この場合、図4の最上行にある
ように、SQL文の内容が「テーブルT1,フィールド
A」となる。
【0020】図2のステップS3とステップS4におい
て、Y軸のテーブル一覧でテーブルT2が選択され、フ
ィールドBが選択されると、図4の上から2番目の行に
示したように、「テーブルT2,フィールドB」という
SQL文が生成される。図2のステップS5とステップ
S6において、Z軸のテーブルT3とフィールドCが選
択されると、「テーブルT3,フィールドC」というS
QL文が生成される。
【0021】また、図2のステップS8において、X軸
のある項目でフィールドAの値を“1”と指定した場合
には、図4の上から3行目に示すように、「テーブルT
1,フィールドA=1」というように、該当する項目の
最初に生成したSQL文が訂正される。次に、YS I
のある項目でフィールドBが100〜1000というよ
うに範囲指定されると、図4の(4)に示すように、テ
ーブルT2のフィールドBが100以上であって、かつ
テーブルT2のフィールドBが1000以下であること
を意味するSQL文が生成される。これによりY軸の該
当する項目の最初に生成したSQL文が訂正される。
【0022】最後に、図2のステップS9において、分
析実行ボタンをクリックすると、条件検索文生成手段3
は、X軸とY軸の各項目のSQL文に基づいて、両方の
条件を満足する結果を出力するための各セル毎のSQL
文を生成する。(1)〜(5)までで生成したSQL文
によれば、図4の(6)に示すように、テーブルT1,
T2,T3において、フィールドAが“1”で、フィー
ルドBが100〜1000の間に該当するデータを抽出
して、そのカウント値を出力するといった内容のSQL
文が生成される。このSQL文は該当するセルに対応す
るように条件検索文リスト8(図1)中に含められる。
そして、分析実行手段5は、テーブルT1,T2,T3
を参照し、各セル毎の条件検索文を順番に実行し、その
結果を抽出する。
【0023】図5は、具体的な分析結果出力フォーマッ
トの説明図である。例えば、この例では、X軸の対象項
目を2種類、Y軸の対象項目を2種類指定して、データ
ベースの分析を行うことができるようにデザインしてい
る。即ち、本発明のデータベース分析システムは、起動
されると、まず図1に示すような画面7を表示し、キー
ボード2等の指定手段を用いて条件が指定されると、図
4を用いて説明したようなSQL文を生成し、メモリ4
に記憶する。
【0024】そして、分析を開始すると、分析実行用の
SQL文を順に実行し、データベース中の該当するテー
ブルデータを参照し、該当する対象項目に対するデータ
を参照し、更にデータ分析のための指標に基づいて、参
照データ中から該当するデータを抽出する。そして、そ
の結果を予めデザインしておいた図5に示すような出力
フォーマットに従って出力する。その結果は、図1に示
したディスプレイ1に表示され、あるいは図1に示した
プリンタ6によって印刷される。
【0025】利用者が分析の対象となる対象項目と範囲
や値を指定すると、自動的に各セルごとにSQL文が生
成されるから、利用者がSQL文を意識する必要はな
い。利用者は、希望する分析結果のフォーマットを指定
すれば足りる。また、SQL文は、アプリケーションの
種類を問わず、各種のデータベースを参照することがで
きる共通の命令から成る。従って、様々な用途に利用で
き、複雑なデータ分析が可能になる。
【0026】例えば図5において、SQL文は、分析結
果を出力するためのテーブルデータの各セル毎に生成さ
れる。即ち、図5の例えば一番左上の結果出力用セルに
対応して、X軸の「条件1−1」と「条件1−2」と、
Y軸の「条件A−1」と「条件A−2」の4条件を満た
した検索結果が出力されるようにSQL文が生成され
る。図の一番上の左から2番目のセルに対応して、X軸
の「条件2−1」と「条件2−2」を満たし、Y軸の
「条件A−1」と「条件A−2」を満たした検索結果が
出力されるようにSQL文が生成される。
【0027】出力されるテーブルデータの全てのセルに
ついて、1つずつSQL文が自動的に生成されると、全
てのSQL文を実行すれば、図5に示すような分析結果
の出力が完成する。例えば、X軸の条件とY軸の条件を
部分的に変更すれば、各セル毎のSQL文は自動的に変
更されるから自由に出力内容を操作できる。利用者は検
索文そのものを意識する必要はない。
【0028】以下に、具体的に図5に示すような分析結
果出力フォーマットを用いて、分析結果を出力する例を
説明する。図6は、実例として説明するデータベースと
項目指定内容の説明図である。この例では、例えばキャ
ッシュカードに関するデータベースを取り上げる。この
データベースは、図に示すように、顧客のカードの流動
性残高、顧客のカードの定期性残高、顧客が特定の種類
のXXカードの契約者がどうかとういうデータ、顧客の
性別、顧客の年齢といったデータが入力され、それぞれ
の相関関係を示すテーブルデータが用意されたものであ
る。
【0029】ここで、このデータベース分析のために、
X軸の対象項目を顧客の年齢と性別にする。また、Y軸
の対象項目を流動性残高と定期性残高にする。Z軸の対
象項目はXXカードの契約者とする。また、Z軸の対象
指標を件数とする。このような指定を行って分析を実行
すると、図7に示すような結果が得られる。
【0030】図7は、分析結果出力画面の外観図であ
る。図に示すように、X軸では、年齢が、20〜29
才、30〜39才、性別が、男、女というように、各項
目の範囲が指定されている。また、Y軸では、上が流動
性残高、下が定期性残高になるように対象項目が指定さ
れている。流動性残高は、20万以下、20万〜50
万、50万以上といった要領で範囲指定され、定期性残
高は、100万以下、100万〜300万、300万以
上といった要領で範囲指定されている。
【0031】例えばこのテーブルデータの一番左上のセ
ル上段に対応するSQL文は20才〜29才の男子であ
って、流動性残高が20万以下、定期性残高が100万
以下の人数をカウントして出力するといった内容のもの
が用意される。さらに、こうして抽出されたデータのう
ち、XXカードを契約している者の件数を求める旨のS
QL文がそのセルの下段のために生成される。この例で
は1つのセルに2つの結果が表示されるように設定され
ている。他のセルについても同様で、それぞれX軸の項
目指定とY軸の項目指定に従ったSQL文が自動的に生
成され、分析を実行すると、これらの条件に応じたデー
タベースの抽出結果が表示される。
【0032】従って、X軸、Y軸のみならずZ軸も含め
た条件検索の結果が、この図に示すように具体的に表示
される。図1に示す画面7の「分析画面」の切替ボタン
を押すと、この図7に示すような画面が表示され、更に
図7に示す分析実行ボタン21を押すと、生成された全
てのSQL文が実行され、全てのセルにデータベースの
抽出結果が表示される。
【0033】また、グラフボタン22を押すと、一般の
表計算ソフトのアプリケーションに備え付けられている
ように、縦軸や横軸を設定し、自由な形式のグラフを形
成することができる。そのグラフ生成手順の内容自体は
従来のものと変わらないので、ここでは説明を省略す
る。印刷ボタン23を押すと、図1に示すプリンタ6に
この画面の内容が印刷される。また、グラフの内容を印
刷することもできる。条件設定画面24を押すと、図1
に示す画面7が再び表示され、別の条件を入力し、分析
条件の変更を行うことが可能になる。
【0034】なお、図1に示した画面7に、例えばNOT
EQUALといった別の演算条件を含めることもできる。即
ち、例えば「20才〜29才を除外する」といった指定
も可能である。こうした複雑な条件設定により、更にき
めの細かいデータベース分析が可能になる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、データベース中に含まれ
るテーブルデータと、テーブルデータ中での検索対象と
なる対象項目と、データ分析のための指標等を指定手段
により指定し、こうした指定を受け付けたとき、該当す
る条件検索文を生成し、実行すべき全ての条件検索文の
リストを記憶部に記憶して、各条件検索文を実行するよ
うにすれば、データベース分析用プログラムの開発等を
することなく、簡便にデータベースの分析とその結果出
力が可能になる。しかも、指定する項目や条件や出力フ
ォーマットの自由度が高く、また条件検索文についてユ
ーザが意識することなく検索と分析を実行できるという
効果がある。
【0036】特に、利用者の希望する分析結果の出力フ
ォーマットを利用者が直接自由に指定して、そのまま検
索を行うことができるので、従来のこの種のアプリケー
ションによる画一的な出力フォーマットと比較すると、
利用者にとってはるかに利用度の高いものになる。更
に、条件検索文を様々なデータベースに共通にアクセス
できるものを利用することによって、汎用性の高い、利
用範囲の広いデータベース分析システムとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータベース分析システムのブロック
図である。
【図2】本発明のツールの動作フローチャートである。
【図3】範囲・値の設定画面外観図である。
【図4】条件検索文リストの説明図である。
【図5】分析結果出力フォーマットの説明図である。
【図6】データベースと項目指定内容説明図である。
【図7】分析結果出力画面外観図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 キーボード 3 条件検索文生成手段 4 メモリ 5 分析実行手段 6 プリンタ 8 条件検索文リスト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベース中に含まれる任意のテーブ
    ルデータと、そのテーブルデータ中で検索の対象となる
    対象項目と、データベース分析のための指標の指定とを
    受け付ける指定手段と、 前記指定手段が前記テーブルデータの指定を受け付けた
    とき、前記データベース中の該当するテーブルデータを
    参照する条件検索文を生成し、そのテーブルデータ中で
    検索の対象となる対象項目の指定を受け付けたとき、前
    記テーブルデータ中の該当する対象項目に関するデータ
    を参照する条件検索文を生成し、データベース分析のた
    めの指標の指定を受け付けたとき、その指標に基づいて
    参照データ中から該当するデータを抽出する条件検索文
    を生成する条件検索文生成手段と、 この条件検索文生成手段の生成した条件検索文リストを
    保持する記憶手段と、条件検索開始命令が入力されたと
    き、前記記憶手段に記憶された条件検索文リストに従っ
    て前記データベースをアクセスし、前記参照データ中か
    ら該当するデータを抽出する処理を実行し、対象項目を
    前記指標に従って分析した結果を生成して出力する分析
    実行手段とを備えたことを特徴とするデータベース分析
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータベース分析シス
    テムにおいて、 条件検索文生成手段は、複数のデータベースに共通にア
    クセスできる条件検索文のみを生成することを特徴とす
    るデータベース分析システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータベース分析シス
    テムにおいて、 条件検索文は、分析結果を出力するテーブルデータの各
    セル毎に生成されることを特徴とするデータベース分析
    システム。
  4. 【請求項4】 データベース中に含まれる任意のテーブ
    ルデータと、そのテーブルデータ中で検索の対象となる
    対象項目と、データベース分析のための指標の指定とを
    受け付ける指定処理と、 前記指定手段が前記テーブルデータの指定を受け付けた
    とき、前記データベース中の該当するテーブルデータを
    参照する条件検索文を生成し、そのテーブルデータ中で
    検索の対象となる対象項目の指定を受け付けたとき、前
    記テーブルデータ中の該当する対象項目に関するデータ
    を参照する条件検索文を生成し、データベース分析のた
    めの指標の指定を受け付けたとき、その指標に基づいて
    参照データ中から該当するデータを抽出する条件検索文
    を生成する条件検索文生成処理と、 生成した条件検索文リストを保持する記憶処理と、 条件検索開始命令が入力されたとき、前記記憶手段に記
    憶された条件検索文リストに従って前記データベースを
    アクセスし、前記参照データ中から該当するデータを抽
    出する処理を指定された範囲で繰り返し、対象項目を前
    記指標に従って分析した結果を生成して出力する分析実
    行処理とを実行するコンピュータプログラムを記録し
    た、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128950A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Fuji Xerox Co Ltd 文書解析支援装置およびプログラム
JP2012243013A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Hitachi Systems Ltd データ分析のデータ抽出システム、方法、及びプログラム
JP2019159406A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 株式会社東芝 データ解析システム、データ解析方法、及びプログラム

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