JP2000356346A - 着火の容易な備長炭セット - Google Patents
着火の容易な備長炭セットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 きわめて容易に着火することができるばかり
か、携行性にも優れる。 【解決手段】 所定形状の段ボール材を折り曲げて組み
立てた方体型の包装箱内1に、包装箱1にほぼ内接する
形状の下網2、所定量の燃料用備長炭3、所定量の着火
種火用備長炭4および所定量の細棒状燃料5が収納され
ているとともに、包装箱1は、方形に四方を囲う各側板
12a,12b,12c,12dの上端および下端に底
板構成部片15a,15b,15c,15dならびに蓋
板構成部片16a,16b,16c,16dがそれぞれ
折曲線を介して連結され、且つ前記側板12a,12
b,12c,12dと底板構成部片15a,15b,1
5c,15dには所定の位置にH型の切込み17a,1
7b,17c,17dおよび18a,18b,18c,
18dがそれぞれ形成されており、底板構成部片15
a,15b,15c,15dの内、互いに対向する一組
は各側端部がほぼ三角形状に折り畳まれている。
か、携行性にも優れる。 【解決手段】 所定形状の段ボール材を折り曲げて組み
立てた方体型の包装箱内1に、包装箱1にほぼ内接する
形状の下網2、所定量の燃料用備長炭3、所定量の着火
種火用備長炭4および所定量の細棒状燃料5が収納され
ているとともに、包装箱1は、方形に四方を囲う各側板
12a,12b,12c,12dの上端および下端に底
板構成部片15a,15b,15c,15dならびに蓋
板構成部片16a,16b,16c,16dがそれぞれ
折曲線を介して連結され、且つ前記側板12a,12
b,12c,12dと底板構成部片15a,15b,1
5c,15dには所定の位置にH型の切込み17a,1
7b,17c,17dおよび18a,18b,18c,
18dがそれぞれ形成されており、底板構成部片15
a,15b,15c,15dの内、互いに対向する一組
は各側端部がほぼ三角形状に折り畳まれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着火の容易な備長
炭セットに関するものである。
炭セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】備長炭は、火力が強く、火持ちが良いと
ともに、燃焼すると表面から2〜5ミクロンの近赤外線
を放射することから、例えば肉類を焼いた場合には肉類
の表面組織を固めて、旨味成分を逃がさないことから、
ウナギの蒲焼き、焼き肉、焼き鳥、バーベキューなどの
燃料として従来から用いられている。
ともに、燃焼すると表面から2〜5ミクロンの近赤外線
を放射することから、例えば肉類を焼いた場合には肉類
の表面組織を固めて、旨味成分を逃がさないことから、
ウナギの蒲焼き、焼き肉、焼き鳥、バーベキューなどの
燃料として従来から用いられている。
【0003】ところが、反面、備長炭は鋼のように堅く
表面が密であり、更に炭は空気中で一定量の水分を含ん
でいることもあって着火しににく、従来、着火には七輪
のような専用の着火具が必要であるばかりか熟練を要し
ている。
表面が密であり、更に炭は空気中で一定量の水分を含ん
でいることもあって着火しににく、従来、着火には七輪
のような専用の着火具が必要であるばかりか熟練を要し
ている。
【0004】従って、キャンプなど野外でバーベキュー
などのために用いるなど、日頃、炭を使用しない人が、
七輪のような専用の着火具がないなど着火条件の悪い環
境で使用する場合などには着火がきわめて困難であっ
た。
などのために用いるなど、日頃、炭を使用しない人が、
七輪のような専用の着火具がないなど着火条件の悪い環
境で使用する場合などには着火がきわめて困難であっ
た。
【0005】また、備長炭に着火する目的で灯油を掛け
たり、固形燃料を含浸させた紙片等が着火補助剤として
用いられている。
たり、固形燃料を含浸させた紙片等が着火補助剤として
用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来使
用されている前記着火補助剤の主成分は、着火性を有す
る溶剤であり、保管ならびに運搬時に危険を伴うととも
に使用に際してもやけどの心配があるなど安全性に欠け
るものであった。
用されている前記着火補助剤の主成分は、着火性を有す
る溶剤であり、保管ならびに運搬時に危険を伴うととも
に使用に際してもやけどの心配があるなど安全性に欠け
るものであった。
【0007】また、従来、炭をおこすために一般に用い
られる七輪のような専用の着火具は重量を有することか
ら携行性が劣り、使用後に持ち帰って保管しておく必要
があるなどきわめて不便である。
られる七輪のような専用の着火具は重量を有することか
ら携行性が劣り、使用後に持ち帰って保管しておく必要
があるなどきわめて不便である。
【0008】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであって、きわめて容易に着火することができるば
かりか、携行性にも優れた備長炭セットを提供するもの
である。
ものであって、きわめて容易に着火することができるば
かりか、携行性にも優れた備長炭セットを提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、所定
形状の段ボール材を折り曲げて組み立てた方体型の包装
箱内に、前記包装箱にほぼ内接する形状の下網、所定量
の燃料用備長炭、所定量の着火種火用備長炭および所定
量の細棒状燃料が収納されているとともに、前記包装箱
は、方形に四方を囲う各側板の上端および下端に底板構
成部片ならびに蓋板構成部片がそれぞれ折曲線を介して
連結され、且つ前記側板と底板構成部片には所定の位置
にH型の切込みがそれぞれ形成されており、前記底板構
成部片の内、互いに対向する一組は各側端部がほぼ三角
形状に折り畳まれていることとした。
形状の段ボール材を折り曲げて組み立てた方体型の包装
箱内に、前記包装箱にほぼ内接する形状の下網、所定量
の燃料用備長炭、所定量の着火種火用備長炭および所定
量の細棒状燃料が収納されているとともに、前記包装箱
は、方形に四方を囲う各側板の上端および下端に底板構
成部片ならびに蓋板構成部片がそれぞれ折曲線を介して
連結され、且つ前記側板と底板構成部片には所定の位置
にH型の切込みがそれぞれ形成されており、前記底板構
成部片の内、互いに対向する一組は各側端部がほぼ三角
形状に折り畳まれていることとした。
【0010】また、前記包装箱内に、かご型の上網が収
容されている場合には更に好ましい。
容されている場合には更に好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0012】図1は例えばバーベキューに用いるために
設定された本発明の好ましい実施の形態の一例を示すも
のであり、所定形状に打ち抜かれた適宜厚さの段ボール
材を折り曲げて組み立てた直方体の包装箱1と、この包
装箱1に収容される下網2と、所定量の燃料用備長炭3
と、所定量の着火種火用備長炭4と、所定量の例えば木
材または竹材からなる細棒状燃料5と、かご型の上網6
とからなっている。
設定された本発明の好ましい実施の形態の一例を示すも
のであり、所定形状に打ち抜かれた適宜厚さの段ボール
材を折り曲げて組み立てた直方体の包装箱1と、この包
装箱1に収容される下網2と、所定量の燃料用備長炭3
と、所定量の着火種火用備長炭4と、所定量の例えば木
材または竹材からなる細棒状燃料5と、かご型の上網6
とからなっている。
【0013】そして、包装箱1は、例えば図2(A)に
示すように、縦430cm、横100cm程度の方形状
の段ボール紙10の所定位置に、切れ目と折れ目を形成
して、図2(B)に示すように直方体型の箱に組み立て
てある。
示すように、縦430cm、横100cm程度の方形状
の段ボール紙10の所定位置に、切れ目と折れ目を形成
して、図2(B)に示すように直方体型の箱に組み立て
てある。
【0014】更に、詳しく説明すると、段ボール紙10
には、上下方向の中央部に折れ目11a,11b,11
cにおいて内側方向へ直角に折り曲げるとともに糊代1
2eにより接合されて四方を囲う4枚の側板12a,1
2b,12c,12dが形成されており、これらの側板
12a,12b,12c,12dの上端および下端に折
曲線13a,13b,13c,13dならびに14a,
14b,14c,14dを介して底板構成部片15a,
15b,15c,15dならびに蓋板構成部片16a,
16b,16c,16dがそれぞれそ連結されており、
各底板構成部片15a,15b,15c,15dならび
に蓋板構成部片16a,16b,16c,16dを内側
方向へ向けてほぼ直角方向へ折り曲げて通常用いられて
いる段ボール箱と同様にテープやステプラーを用いて箱
状に組立られている。
には、上下方向の中央部に折れ目11a,11b,11
cにおいて内側方向へ直角に折り曲げるとともに糊代1
2eにより接合されて四方を囲う4枚の側板12a,1
2b,12c,12dが形成されており、これらの側板
12a,12b,12c,12dの上端および下端に折
曲線13a,13b,13c,13dならびに14a,
14b,14c,14dを介して底板構成部片15a,
15b,15c,15dならびに蓋板構成部片16a,
16b,16c,16dがそれぞれそ連結されており、
各底板構成部片15a,15b,15c,15dならび
に蓋板構成部片16a,16b,16c,16dを内側
方向へ向けてほぼ直角方向へ折り曲げて通常用いられて
いる段ボール箱と同様にテープやステプラーを用いて箱
状に組立られている。
【0015】加えて、各側板12a,12b,12c,
12dに横向きH型の切込み17a,17b,17c,
17dが、および底板構成部片15a,15b,15
c,15dには横向きH型の切込み18a,18b,1
8c,18dがそれぞれ形成されているとともに、互い
に対向する一組の底板構成部片15b,15dは各側端
部がほぼ三角形状に折り畳まれている。
12dに横向きH型の切込み17a,17b,17c,
17dが、および底板構成部片15a,15b,15
c,15dには横向きH型の切込み18a,18b,1
8c,18dがそれぞれ形成されているとともに、互い
に対向する一組の底板構成部片15b,15dは各側端
部がほぼ三角形状に折り畳まれている。
【0016】また、前記下網2は、例えば直径が2mm
程度の鉄線により15mm程度の網目を有して形成さ
れ、全体が前記包装箱1の四方を囲う4枚の側板12
a,12b,12c,12dによって形成される方形に
内接する形状、即ち、水平にした状態で包装箱1に収容
可能な矩形状を呈している。
程度の鉄線により15mm程度の網目を有して形成さ
れ、全体が前記包装箱1の四方を囲う4枚の側板12
a,12b,12c,12dによって形成される方形に
内接する形状、即ち、水平にした状態で包装箱1に収容
可能な矩形状を呈している。
【0017】更に、燃料用備長炭3は、例えば直径が3
〜6cm、長さが6〜20cm程度のものが好ましく、
約2.2kg位が例えばビニール袋31に収容されてお
り、着火種火用備長炭4は、例えば、高さが1〜8c
m、長さ5〜10cm、幅1〜5cm程度の角柱状ある
いは半割円柱状のものが好ましく、約800g位が例え
ば紙袋41に収容されている。
〜6cm、長さが6〜20cm程度のものが好ましく、
約2.2kg位が例えばビニール袋31に収容されてお
り、着火種火用備長炭4は、例えば、高さが1〜8c
m、長さ5〜10cm、幅1〜5cm程度の角柱状ある
いは半割円柱状のものが好ましく、約800g位が例え
ば紙袋41に収容されている。
【0018】更にまた、細棒状燃料5は、直径が5m
m、長さが前記下網2の長辺にほぼ等しい棒状に形成さ
れており、約40本程度が包装箱1に収容されている。
m、長さが前記下網2の長辺にほぼ等しい棒状に形成さ
れており、約40本程度が包装箱1に収容されている。
【0019】加えて、かご型の上網6は、鉄材などの金
属製で、前記下網2とほぼ同形の開口部を有する長四角
のかご型に形成され、例えば3mm程度の細かい網目を
有している。
属製で、前記下網2とほぼ同形の開口部を有する長四角
のかご型に形成され、例えば3mm程度の細かい網目を
有している。
【0020】以上のような本実施の形態は、包装箱1内
に、図1に示した下網2と、所定量の燃料用備長炭3
と、所定量の着火種火用備長炭4と、所定量の細棒状燃
料5と、かご型の上網6とを収容して蓋をした状態(図
2(B)に示した状態)で工場から出荷される。従っ
て、使用者は、包装箱の状態で購入、保管ならびに運搬
すればよく、きわめて便利である。
に、図1に示した下網2と、所定量の燃料用備長炭3
と、所定量の着火種火用備長炭4と、所定量の細棒状燃
料5と、かご型の上網6とを収容して蓋をした状態(図
2(B)に示した状態)で工場から出荷される。従っ
て、使用者は、包装箱の状態で購入、保管ならびに運搬
すればよく、きわめて便利である。
【0021】次に、本実施の形態の使用方法を図3乃至
図5を参照して説明する。
図5を参照して説明する。
【0022】まず、図3および図4に示すように、収容
物を取り出した包装箱1の蓋板構成部片16a,16
b,16c,16dおよび底板構成部片15a,15
b,15c,15dを側板12a,12b,12c,1
2dと同一面となるように開放して全体を筒型とし、更
に、各側板12a,12b,12c,12dおよび底板
構成部片15a,15b,15c,15dに形成されて
いる横向きH型の切込み17a,17b,17c,17
dおよびが18a,18b,18c,18dを内側に折
り曲げるとともに、別途持参した適量の新聞紙等の火着
け紙7を軽く丸めた状態で底部に詰め且つその端71を
各底板構成部片15a,15b,15c,15dの間に
形成される4つの三角形状の隙間19a,19b,19
c,19dから突出させた状態で、例えばバーベキュー
コンロのような火床8上に立てる。
物を取り出した包装箱1の蓋板構成部片16a,16
b,16c,16dおよび底板構成部片15a,15
b,15c,15dを側板12a,12b,12c,1
2dと同一面となるように開放して全体を筒型とし、更
に、各側板12a,12b,12c,12dおよび底板
構成部片15a,15b,15c,15dに形成されて
いる横向きH型の切込み17a,17b,17c,17
dおよびが18a,18b,18c,18dを内側に折
り曲げるとともに、別途持参した適量の新聞紙等の火着
け紙7を軽く丸めた状態で底部に詰め且つその端71を
各底板構成部片15a,15b,15c,15dの間に
形成される4つの三角形状の隙間19a,19b,19
c,19dから突出させた状態で、例えばバーベキュー
コンロのような火床8上に立てる。
【0023】このとき、予め所定の間隔を有して火床8
上に配置した例えば2本の燃料用備長炭3,3が包装箱
1の内部にくるように包装箱1を火床8上に置く。
上に配置した例えば2本の燃料用備長炭3,3が包装箱
1の内部にくるように包装箱1を火床8上に置く。
【0024】そして、次に、下網2を上方の開放口から
包装箱1内に水平に収容し、各側板15a,15b,1
5c,15dに形成された横向きH型の切込み18a,
18b,18c,18dを内側に折り曲げることにより
形成される突片181a,181b,181c,181
dに係止させて包装箱1の内部における所定の高さ位置
に支持する。
包装箱1内に水平に収容し、各側板15a,15b,1
5c,15dに形成された横向きH型の切込み18a,
18b,18c,18dを内側に折り曲げることにより
形成される突片181a,181b,181c,181
dに係止させて包装箱1の内部における所定の高さ位置
に支持する。
【0025】更に、下網2の上に細棒状燃料5を万遍な
く敷き、その上に、所定量の着火種火用備長炭4を置
き、上網6を被せ着火前の準備を終了する。
く敷き、その上に、所定量の着火種火用備長炭4を置
き、上網6を被せ着火前の準備を終了する。
【0026】そして、前記包装箱1の下部に形成された
4カ所の三角形状の隙間19a,19b,19c,19
dから突出している火着け紙7の各端71にそれぞれ着
火して、包装箱1を下部から均等に燃やしていく。
4カ所の三角形状の隙間19a,19b,19c,19
dから突出している火着け紙7の各端71にそれぞれ着
火して、包装箱1を下部から均等に燃やしていく。
【0027】このとき、包装箱1は、下部に設けられた
横向きH型の切込み17a,17b,17c,17dお
よびが18a,18b,18c,18dを内側へ折り曲
げて形成した空気孔が空気取入口としての作用をして、
恰もかまどの状態を形成するので、そのままの状態でも
火が包装箱1全体を最後に朽ちるまで強火で確実に燃や
すことができる。
横向きH型の切込み17a,17b,17c,17dお
よびが18a,18b,18c,18dを内側へ折り曲
げて形成した空気孔が空気取入口としての作用をして、
恰もかまどの状態を形成するので、そのままの状態でも
火が包装箱1全体を最後に朽ちるまで強火で確実に燃や
すことができる。
【0028】このように包装箱1が燃え朽ちるまでに
は、下網2の上に載せた細棒状燃料5が炭化して更に燃
焼する。このとき、細棒状燃料5が一旦炭化するがその
後、時間を掛けて燃えるので、その上に載せてある着火
種火用備長炭4に着火する。
は、下網2の上に載せた細棒状燃料5が炭化して更に燃
焼する。このとき、細棒状燃料5が一旦炭化するがその
後、時間を掛けて燃えるので、その上に載せてある着火
種火用備長炭4に着火する。
【0029】殊に、着火種火用備長炭4は包装箱1の燃
焼に伴って、充分に乾燥して着火しやすい状態となって
おり、一部は包装箱1の燃焼によって生じる炎で着火す
る。
焼に伴って、充分に乾燥して着火しやすい状態となって
おり、一部は包装箱1の燃焼によって生じる炎で着火す
る。
【0030】尚、本実施の形態の使用方法では、火床8
上の包装箱1の内部に、予め所定の間隔を有して2本の
燃料用備長炭3,3を配置してあるので、包装箱1が燃
え朽ちても下網2はそのまま燃料用備長炭3,3に支持
される。また、下網2にはその上に載せた細棒状燃料5
および着火種火用備長炭4を被う上網6が被せられてお
り、着火種火用備長炭4の着火時に生じる火の粉などが
包装箱1の燃焼に伴って生じる炎や上昇気流によって周
囲に飛散するのを防ぐのできわめて安全である。
上の包装箱1の内部に、予め所定の間隔を有して2本の
燃料用備長炭3,3を配置してあるので、包装箱1が燃
え朽ちても下網2はそのまま燃料用備長炭3,3に支持
される。また、下網2にはその上に載せた細棒状燃料5
および着火種火用備長炭4を被う上網6が被せられてお
り、着火種火用備長炭4の着火時に生じる火の粉などが
包装箱1の燃焼に伴って生じる炎や上昇気流によって周
囲に飛散するのを防ぐのできわめて安全である。
【0031】そして、包装箱1が燃え朽ちたならば、上
網6を取り除き、下網2をひっくり返し、上に載ってい
た炭化して燃えている細棒状燃料5および着火した着火
種火用備長炭4を、火床8上の予め所定の間隔を有して
配置してある2本の燃料用備長炭3,3の間に撒き、必
要であれば。更に2本の燃料用備長炭3,3(図面で鎖
線で示す)を加え、下網2を載せて(図5に示す状
態)、うちわ等を用いて扇ぎ、燃料用備長炭3に万遍な
く着火する。尚、追加する燃料用備長炭3は着火した着
火火種用備長炭4と炭化して燃えている細棒状燃料5を
まとめて燃焼効率を上げるとともに、うちわ等で扇いだ
ときに、着火火種用備長炭4と炭化して燃えている細棒
状燃料5の飛散を防ぐ働きもする。
網6を取り除き、下網2をひっくり返し、上に載ってい
た炭化して燃えている細棒状燃料5および着火した着火
種火用備長炭4を、火床8上の予め所定の間隔を有して
配置してある2本の燃料用備長炭3,3の間に撒き、必
要であれば。更に2本の燃料用備長炭3,3(図面で鎖
線で示す)を加え、下網2を載せて(図5に示す状
態)、うちわ等を用いて扇ぎ、燃料用備長炭3に万遍な
く着火する。尚、追加する燃料用備長炭3は着火した着
火火種用備長炭4と炭化して燃えている細棒状燃料5を
まとめて燃焼効率を上げるとともに、うちわ等で扇いだ
ときに、着火火種用備長炭4と炭化して燃えている細棒
状燃料5の飛散を防ぐ働きもする。
【0032】燃料用備長炭3に万遍なく火が着いたら、
これを平坦にして、その上に残りの燃料用備長炭3を徐
々に加え、火の粉悲惨防止のために上網6を被せ、うち
わ等を用いて扇いで残りの燃料用備長炭3に着火する
(図示せず)。
これを平坦にして、その上に残りの燃料用備長炭3を徐
々に加え、火の粉悲惨防止のために上網6を被せ、うち
わ等を用いて扇いで残りの燃料用備長炭3に着火する
(図示せず)。
【0033】以上のように、本実施の形態によれば、き
わめて容易に且つ安全に燃料用備長炭3に着火すること
ができる。
わめて容易に且つ安全に燃料用備長炭3に着火すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、熟練者でなくとも、七
輪のような嵩張って重量のある特別な道具を用いること
なしに容易に着火することができる。
輪のような嵩張って重量のある特別な道具を用いること
なしに容易に着火することができる。
【0035】また、包装箱に全てを収納してあるため、
そのまま保管ならびに運搬すればよく、きわめて便利で
あるとともに、工場での多量生産にも適しており、安価
に提供することもできる。
そのまま保管ならびに運搬すればよく、きわめて便利で
あるとともに、工場での多量生産にも適しており、安価
に提供することもできる。
【0036】更に、危険な引火性物質などを含んでいな
いため使用の際は勿論、保管、運搬に関してもきわめて
安全である。
いため使用の際は勿論、保管、運搬に関してもきわめて
安全である。
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1に示した実施の形態に示した包装箱を示す
ものであり、(A)は展開図、(B)は組立図。
ものであり、(A)は展開図、(B)は組立図。
【図3】図1に示した実施の形態の使用状態を示す拡大
斜視図。
斜視図。
【図4】図1に示した実施の形態の異なる使用状態を示
す拡大断面図。
す拡大断面図。
【図5】図1に示した実施の形態の使用状態を示す部分
斜視図。
斜視図。
1 包装箱、2 下網、3 燃料用備長炭、4 着火種
火用備長炭、5 細棒状燃料、6 上網、12a,12
b,12c,12d 側板、15a,15b,15c,
15d 底板構成部片、16a,16b,16c,16
d 蓋板構成部片、17a,17b,17c,17d
切込み、18a,18b,18c,18d 切込み。
火用備長炭、5 細棒状燃料、6 上網、12a,12
b,12c,12d 側板、15a,15b,15c,
15d 底板構成部片、16a,16b,16c,16
d 蓋板構成部片、17a,17b,17c,17d
切込み、18a,18b,18c,18d 切込み。
Claims (2)
- 【請求項1】 所定形状の段ボール材を折り曲げて組み
立てた方体型の包装箱内に、前記包装箱にほぼ内接する
形状の下網、所定量の燃料用備長炭、所定量の着火種火
用備長炭および所定量の細棒状燃料が収納されていると
ともに、前記包装箱は、方形に四方を囲う各側板の上端
および下端に底板構成部片ならびに蓋板構成部片がそれ
ぞれ折曲線を介して連結され、且つ前記側板と底板構成
部片には所定の位置にH型の切込みがそれぞれ形成され
ており、前記底板構成部片の内、互いに対向する一組は
各側端部がほぼ三角形状に折り畳まれていることを特徴
とする着火の容易な備長炭セット。 - 【請求項2】 前記包装箱内に、かご型の上網が収容さ
れている請求項1記載の着火の容易な備長炭セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206624A JP2000356346A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 着火の容易な備長炭セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11206624A JP2000356346A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 着火の容易な備長炭セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000356346A true JP2000356346A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=16526465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11206624A Pending JP2000356346A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 着火の容易な備長炭セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000356346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012078310A3 (en) * | 2010-11-10 | 2012-08-02 | David Wares | Fire ignition system |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP11206624A patent/JP2000356346A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012078310A3 (en) * | 2010-11-10 | 2012-08-02 | David Wares | Fire ignition system |
CN103250001A (zh) * | 2010-11-10 | 2013-08-14 | 大卫·瓦莱斯 | 点火系统 |
US9322547B2 (en) | 2010-11-10 | 2016-04-26 | The Clorox Company | Fire ignition system |
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