JP2000354285A - 次世代スピーカー - Google Patents

次世代スピーカー

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JP2000354285A
JP2000354285A JP11202139A JP20213999A JP2000354285A JP 2000354285 A JP2000354285 A JP 2000354285A JP 11202139 A JP11202139 A JP 11202139A JP 20213999 A JP20213999 A JP 20213999A JP 2000354285 A JP2000354285 A JP 2000354285A
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JP
Japan
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compression driver
speaker
horn
enclosure
woofer
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JP11202139A
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English (en)
Inventor
Yoshito Maruo
義人 丸尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊な装置を使わず、音の広がりと音の立ち上
がりを両立させ、自然で立体的な音場と音像で、音楽を
楽しむ事が出来る、スピーカーを創ること。 【解決手段】スピーカーユニット13を 低音用ウーハ
ー15と中音用コンプレッシヨンドライバー16と高音
用ホーンツィーター17で構成しウーハーとコンプレッ
シヨンドライバーをエンクロージャー12の上壁に上向
きにして取り付ける この時、コンプレッシヨンドライバーは外付けホーンを
外し、その開口部は内部スロートより広くなっている。
ホーンツィーターを前記コンプレッシヨンドライバーの
真後ろに、高さをもって直角に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内で音楽鑑賞
に使用するスピーカーに関するものです。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭内のスピーカーは、図7に示
す直接放射型71であり、その構成は3ウエイを例にと
るとエンクロージャー72にウーハー75、スコーカー
74、ツィーター73がバッフル板77を介して前面に
付けられておりこれらスピーカーユニット76と図示し
ないアンプ接続用入力端子を接続する図示しないネット
ワークが後壁に付けられている。
【0003】該直接放射型スピーカーでは、音の広がり
感は有るが音の立ち上がりが悪い。ホーンスピーカー
(ホーン+コンプレッションドライバー)を高域に用い
た場合、音の立ち上がりの良さはでるが、音の広がり感
が悪いこのように従来スピーカーでは、音の広がり感と
音の立ち上がりが、両立しないという欠点があった。更
に、一枚のバッフル板に取り付けられている前記スピー
カーユニットが作る、音像と音場は衝立状となり、立体
感が無い。(図7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記、従来のスピーカ
ーの音が、衝立状、平面的で、音像と音場が絡み広がら
ない。音の広がり感と、音の立ち上がりが、両立しな
い。この2つの問題を、特殊な装置を使わずスピーカー
だけで解決し、自然で、立体的な音楽を楽しめる事にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成のため、
請求項1の発明は、エンクロージャーと、スピーカーユ
ニット、これらに設けたアンプ接続用入力端子とを接続
するネットワークで構成されたスピーカー装置であり前
記スピーカーユニットが、低音用コーンスピーカー(ウ
ーハー) 中音用ホーンスピーカー(コンプレッションドライバー
のみ使用) 高音用ホーンスピーカー(ツイーター)から、なってお
り、ウーハーとコンプレッシヨンドライバーは、エンク
ロージャーの上壁に上向きに取り付けられ前記コンプレ
ッションドライバーはホーンを外している。
【0006】請求項2の発明は、請求項1においてコン
プレッションドライバーは、その外周面をエンクロージ
ャーの上壁に開けられた取り付け穴との間に、コルク板
を介在させ、その本体を高さ調整台に載せている。請求
項3の発明は、請求項1又は2においてコンプレッショ
ンドライバーは、その開口部(ホーン取り付け部)を内
部スロートより広くしている
【0007】請求項4の発明は、請求項1又は2におい
て、ホーンツィーターが、ウーハーと コンプレッショ
ンドライバーのあるエンクロージャーの上壁にあって前
記、二つのスピーカーユニットの中心を結ぶ線とほぼ平
行してコンプレッションドライバーの真後ろに高さをも
って、直角に取り付けられている。請求項5の発明は請
求項1又は4において、エンクロージャーの上壁と、上
部側面を高さをもって均等に、前記ホーンツィター、ウ
ーハーコンプレッションドライバーを覆うサランネット
が張られている。請求項6の発明は請求項5において、
エンクロージャー本体は、前方を小さく、後方に大きな
カーブをもつた、特異な形状を特徴とするスピーカー
【0008】
【発明実施の形態】この発明の一実施の形態を、図面で
説明する。図1は本発明スピーカーの一部破断の斜め側
面図 図2、3はそれぞれ正面図と後面図 図4は一部破断の平面図、図5は分解斜透視図 図6はコンプレッションドライバーとホーンツィーター
の位置関係を示す平面図と断面図 図1と図4において、11はスピーカー装置でありエン
クロージャー12とスピーカーユニット13とこれらス
ピーカーユニットとエンクロージャーに取り付けた、図
示しないアンプ接続用入力端子と接続する図示しないネ
ットワークで構成され、スピーカーユニット13は、低
音用ウーハー15、中音用コンプレッションドライバー
16高音用ホーンツィーター17である。
【0009】図5においてウーハー15はエンクロージ
ャー12の上壁(バッフル板)に開けた取り付け穴18
にその振動板が上を向くように載せてやると、バッフル
板より前記外周部20の厚みだけ、上へ出っ張る。取り
付けは、外周部に複数個有るネジ穴21よりボルト22
で行なう。25はウーハー15のバスレフ用のダクトで
あり、エンクロージャー内部から外側へ延びた中空の筒
が複数個ある。
【0010】コンプレッションドライバー16はエンク
ロージャー12の上壁に開けた取り付け穴27と、その
外周面との間にコルク板28を介在させ、同時に本体を
エンクロージャー底部に固定した高さ調整台29に上向
きで載っている。このときの取り付け状態は前記エンク
ロージャー12の上壁からの出っ張りがウーハー15の
外周部20の厚みと同じであること。更に、コンプレッ
ションドライバー16は、その開口部(ホーン取り付け
部)が、内部スロートより広くなっている。(図6参
照)
【0011】ホーンツィーター17は、ウーハー15と
コンプレッションドライバー16のあるエンクロージャ
ー12の上壁にあって、前記、二つのユニットの中心を
結ぶ線とほぼ平行に、そしてコンプレッションドライバ
ー16の真後ろに、やや高さをもって取り付け板30
が、L金具で直角に取り付けられ、この取り付け板30
に開けられた取り付け穴35にホーンツィーター17が
開口部を前面に向け、嵌合装着される。このとき、エン
クロージャー12の上壁であるバッフル面とホーンツィ
ーター17の下端まで約55mmほどである。
【0012】エンクロージャー12の上壁と上部側面
を、高さをもって均等に、前記ホーンツィーター17、
ウーハー15、コンプレッションドライバー16を覆う
サランネット41が張られている。サランのみでは、形
が保てないので、強度のあるワイヤーフレーム42で骨
組し、サランを被せる。足部53は、回転してエンクロ
ージャーの高さ調整可能なネジ式の足である。
【0013】エンクロージャー12本体は、前方を小さ
く後方に大きなカーブをもった、特異な形をしている。
スピーカーの配置は、2台のスピーカーを、壁を背にし
て、左右のホーンツイーターとリスナーが正三角形を描
く形にする。ウーハーが外側になることで、広がり感が
でる。ホーンツイーターは、その発音部とリスナーの耳
が一直線となる様、調整する。
【0014】前記した実施の形態は一例であって、これ
に限定されるものではない。図面に示した実施の形態以
外のものでも、発明に含まれる事がありうる。また、実
施の形態における構成の一部については均等の範囲で別
の構成に置き換える事も可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明スピーカーによれば、ウーハーと
コンプレッションドライバーが上を向いている。コンプ
レッションドライバーはホーンを外している。更に、コ
ンプレッションドライバーは開口部が広くなっている。
以上の事で音の広がりと立体感が出てきた。コンプレッ
ションドライバーの真後ろに、その開口部と直角に交差
して、高さをもってホーンツィーターが取り付けられて
いる。これにより音像定位、音場感が同軸スピーカー並
の、シャープな音が得られる。コンプレッションドライ
バーとホーンツィーターの併用で音の立ち上がりが、良
い。
【0016】この発明によって、はじめて得られた効果
ですがコンサートに100回行って3回位しか得られな
いといわれる感動、これが家庭で得らる。しかも世界の
著名なホールでの、一流演奏家の演奏がです。この感動
は、直接音と間接音の絶妙なバランスと対比が、原因と
思われます。本発明でいえば、ホーンツィーターだけが
リスナーに向いている、これが直接音です。しかもホー
ンですから音の立ち上がり(トランジェント)が良い。
ウーハー、コンプレッションドライバーの音域は間接音
と考えられますが、一部分直接来ることもあるでしょ
う。そして、上方向への音の放射が、最も自然なので
す。周波数とその指向性を考えると周波数は、高くなる
と、光りに似て直進し広がらないという特性があります
直接音としてマイクや人の耳に、最初に入ってくるの
は、周波数の高い音と推測できます。この事を踏まえ
て、はじめてマイクの置かれた空間の広さが分かるので
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す一部破断の斜め側面
【図2】同上の正面図
【図3】同上の後面図
【図4】同上の平面図
【図5】同上の透視分解図
【図6】同上のホーンツィーターとコンプレッションド
ライバーの位置関係図(平面、断面)
【図7】従来技術の概念図
【符号の説明】
11 スピーカーシステム 12 エンクロージャー 13 スピーカーユニット 15 低音用ウーハー 16 中音用コンプレッションドライバー 17 高音用ホーンツィーター 28 コルク板 29 高さ調整台 30 ツィーター取り付け板 41 サランネット 42 ワイヤーフレーム 53 高さ調整足

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンクロージャーと、スピーカーユニッ
    ト、これらに設けたアンプ接続用の入力端子とを接続す
    るネットワークとから構成されているスピーカー装置で
    あって、前記スピーカーユニットが低音用コーンスピー
    カー(ウーハー) 中音用ホーンスピーカー (コンプレッションドライバーのみ使用) 高音用ホーンスピーカー(ツイーター)から、なってお
    り前記ウーハーとコンプレッションドライバーがエンク
    ロージャーの上壁に、上向きに取り付けられ前記コンプ
    レッションドライバーは、ホーンを外しているスピーカ
  2. 【請求項2】コンプレッションドライバーが、その外周
    面とエンクロージャーの上壁に開けた取り付け穴との間
    にコルク板を介在させ、その本体を高さ調整台に載せて
    いる請求項1記載のスピーカー
  3. 【請求項3】コンプレッションドライバーは、その開口
    部(ホーン取り付け部)を、内部スロートより広くして
    いる請求項1又は2記載のスピーカー
  4. 【請求項4】ホーンツィーターが、ウーハーとコンプレ
    ッションドライバーの有る上壁にあって前記、二つのユ
    ニットの中心を結ぶ線とほぼ平行にコンプレッションド
    ライバーの真後ろに高さをもって直角に、取り付けられ
    ている請求項1又は2記載のスピーカー
  5. 【請求項5】エンクロージャーの上壁と上部側面を、高
    さをもって均等に、前記ホーンツィーター、ウーハーコ
    ンプレッションドライバーを覆うサランネットが張られ
    ている請求項1又は4記載のスピーカー
  6. 【請求項6】エンクロージャー本体は、前方を小さく、
    後方に大きなカーブをもった、特異な形状をした請求項
    5記載のスピーカー
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100509989B1 (ko) * 2002-02-22 2005-08-25 주식회사 사운드웨어 삼각기둥형 스피커 시스템
EP1655991A1 (en) * 2003-08-07 2006-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Speaker system for video receiver and method for installing speaker

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