JP2000351069A - 裏溶接式手摺り

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(57)【要約】〔課題〕裏面溶接方式による製作方法で製作時間の大
巾短縮と溶接箇所の見えない美しい手摺りを提供する。〔解決手段〕取付板（２）に適当な穴をあけ握り手
（１）を差し込み取付板の裏より溶接することを特徴と
する。

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の属する技術分野〕この発明は金属
製手摺りを作る時の溶接方法に関するものである。

【０００２】〔従来の技術〕従来の表溶接方法では溶接
箇所が見え、なおかつ握り手側と取付板側との角度合せ
が非常に難かしく多くの時間を用した。

【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕これには
次のような欠点があった。（イ）溶接箇所が見え、美的に違和感があった。（ロ）握り手と取付板との溶接の時、その角度合せに手
間取り長時間を用していた。本発明は、これらの欠点を解決するためになされたもの
である。

【０００４】〔課題を解決するための手段〕握り手
（１）の外径と取付板（２）にあけた穴径をほゞ同径に
しておく。

【０００５】〔発明の実施の形態〕あらかじめ取付板
（２）にあけておいた穴に握り手（１）を差し込み、角
度調整をして裏側から溶接する。

【０００６】〔実施例〕以下、本発明の実施例について
説明する。（イ）握り手（１）をほゞ９０°に切断する。（ロ）取付板（２）に握り手（１）の外径よりやゝ大き
目でなおかつゆるくない程度の穴をあける。（ハ）握り手（１）を取付板（２）の穴に差し込み取付
板の平面調整をして裏側より溶接する。

【０００７】〔発明の効果〕（イ）溶接箇所が表から見えず美しい。（ロ）握り手を取付板への差し込み方式の為、取付板の
平面調整が簡単で製作時間が短縮できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の単品部品図である。

【図２】本発明の要部断面図である。

【図３】本発明の斜め下よりの図である。

【符号の説明】

（１）握り手（２）取付板

【特許請求の範囲】