JP2000350647A - ロール物の展示装置 - Google Patents

ロール物の展示装置

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JP2000350647A
JP2000350647A JP11166850A JP16685099A JP2000350647A JP 2000350647 A JP2000350647 A JP 2000350647A JP 11166850 A JP11166850 A JP 11166850A JP 16685099 A JP16685099 A JP 16685099A JP 2000350647 A JP2000350647 A JP 2000350647A
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JP
Japan
Prior art keywords
winding
label
roll
winding shaft
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP11166850A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Eguchi
健一郎 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール物を長尺なまま動かしながら、関心を
惹くように展示できる展示装置を提供する。 【解決手段】 透明箱2内の上部に巻き軸4を設けモー
タ6で正転/逆転切り替えながら回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシール、ラベル、リ
ボン、テープ、ラップ、ホイル、フィルム、テーブルク
ロス、壁紙、反物、ケーブル、ファイバ、ホースなどの
長尺なロール物を展示するのに用いて好適なロール物の
展示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールやラベルなど、ロール状に
巻かれた長尺物を展示するには、ロール物の一部をほぐ
して並べたり、切り取った小片を並べ、あるいは配布す
るなどの方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、連続的な模様
やデザインの施されたもの、光線の角度で見え方が異な
るものなどは動かしながら展示する方が見る者の関心を
惹きやすいものである。かといって、自由に手に触れら
れるような展示方法では、ロール物がしわになったり、
指紋で汚れたり紛失し易いという欠点がある。本発明は
上記従来技術の問題に鑑み成されたもので、本発明の目
的はロール物を長尺なままで連続的に動かしながら、見
る者の関心を惹くように展示できるロール物の展示装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明によれば、外部から中が透視できる展示ケース
と、該展示ケースの上部に設けられた巻き軸と、該巻き
軸を回転駆動する動力源と、前記巻き軸の回転方向を切
り替える切り替え手段とから構成されるロール物の展示
装置が提供される。
【0005】ここで、前記巻き軸に巻き取られた巻き取
り量を検出する巻き取り量検出手段を設け、該巻き取り
量検出手段の検出結果に基づき、前記切り替え手段を制
御するようにしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図1ないし図7を用いて
本発明の実施の形態を詳述する。図1、図2は第1の実
施形態に係るラベルの展示装置1を示し、当該展示装置
1は後述する透明箱2、筐体3、巻き軸4、モータ6、
切り替え装置7などから構成されている。
【0007】2は展示ケースとしての透明箱を示し、該
透明箱2はアクリル樹脂やガラスなどの透明な材料から
正面板2Aおよび側板2B、2Cを含む断面略コ字状の
箱体として形成され、外から内部が観察できるようにな
っている。そして、正面板2Aと対向する側は開口部と
なり、後述する筐体3の蓋板3Aによって施蓋されてい
る。
【0008】3は前記透明箱2に隣接して設けられた筐
体を示し、該筐体3は前記透明箱2の側板2B、2Cか
らなる開口部を奥行き方向に延長する側板3B、3C
と、正面板2Aとほば同寸法の蓋板3Aとからなり、蓋
板3Aによって透明箱2の内部から画成されている。
【0009】4は前記筐体3内から蓋板3Aを貫いて透
明箱2内の上部に突設された巻き軸を示し、該巻き軸4
の先端側には展示物としてのラベルロール5(ロール物)
が装着されている。これは長尺なラベル帯5Aのロール
物である。また、巻き軸4の基端側は筐体3内に設けら
れた駆動源としてのモータ6に結合されている。
【0010】6のモータは正回転/逆回転が可能なもの
で、巻き軸4先端のラベルロール5は透明箱2の中で図
1中の矢示A方向(巻き出し方向)と矢示B方向(巻き取
り方向)に、回転方向が切り替えられるようになってい
る。
【0011】7はモータ6の回転方向を切り替える切り
替え装置で、該切り替え装置7は例えばモータ6の駆動
時間とラベルロール5の巻き出し量、巻き取り量を予め
関係付けしておき、最大巻き取り量または最小巻き取り
量となった時点でタイマーによりモータ6の回転方向を
切り替えるようにするとよい。
【0012】本実施形態は以上の構成を有するもので、
ラベルロール5は最大巻き取り径に巻き取られた状態で
巻き軸4にセットされ、モータ6はラベル帯5Aの巻き
出し方向(A方向)から回転を始める。このとき、ラベル
帯5Aはある程度の巻き癖を保ったまま垂れ下がり、先
端が透明箱2の下部に到達すると、巻き癖に応じて湾曲
しながら徐々に積み重なり、湾曲部が側板に当接すると
逆向きに湾曲するなど、うねうねとくねりながら複雑に
透明箱の中に積層されていく。
【0013】このように、ラベル帯5Aは透明箱2の中
で概ねつづら折りに折り畳まれ、ふんわりと積み重ねら
れる。ラベル帯5Aの湾曲度合は主にラベルを構成する
基材やセパレータの厚さや腰の強さに左右されるが、常
に同一個所で湾曲が反転する訳でなく、湾曲したラベル
帯5Aが元の形に伸びようとする復元力やラベル帯同士
の摩擦、既に折り畳まれたラベル帯の仰角等にも左右さ
れ、モータ6の回転速度等も影響してより複雑な動きを
する。
【0014】そして、ラベル帯5Aの巻き出し量が所定
値となるとモータ6が反転動作し、ラベルロール5を逆
方向(矢印B:巻き取り方向)に回転して透明箱2内の
ラベル帯を巻き取る。透明箱2内部のラベル帯が全て巻
き取られるとセンサ8Bが巻径を検知し、モータ6が再
度反転動作し、前述した動作を繰り返す。
【0015】以上、本実施形態によれば、ラベル帯5A
が動きのある展示物のように振る舞い、光沢や艶などの
質感もその動きに従って変化し、表面も裏面も観察でき
るため人目を惹き易くなり、大きな集客効果、PR効果
を発揮する。また、透明箱2の中でモータ6による自動
巻き取りを繰り返すため、展示物がしわになったり、汚
れたり紛失するのを防止できる。
【0016】次に他の実施形態を説明するが、以降、前
述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一符号を付
しその説明を省略する。図3、図4は第2の実施形態に
係るラベルの展示装置を示し、本実施形態の特徴は巻き
軸に巻き取られた巻き取り量を検出する巻き取り量検出
手段を設け、該巻き取り量検出手段の検出結果に基づき
前記切り替え手段を制御する構成としたことにある。
【0017】図中、8は巻き取り量検出手段としての反
射型光センサを示し、該光センサ8は前記蓋板3A上の
巻き軸4の近傍でラベルロール5の最小巻き取り量とな
る位置に設けられた第1のセンサ8Aと、最大巻き取り
量となる位置に設けられた第2のセンサ8Bの2個が設
けられている。そして、光センサ8A,8Bはその検出
結果に基づきモータ6の回転方向を正回転/逆回転方向
に切り替える図示しない切り替え装置に接続され、該切
り替え装置はセンサ8A、8Bが共にロール物を検出し
たとき、又は共に検出しないときに回転方向を逆転し、
それ以外の場合はそれまでの回転状態を維持するように
設定されている。
【0018】即ち、センサ8A,8Bが共にロール物を
検出した場合を(+,+)、8A,8Bが共にロール物を
検出しない場合を(−,−)、8Aのみがロール物を検出
したことを(+,−)と表すと、ラベルロール5は図4に
示す如く、最大巻き取り量(+,+)と最小巻き取り量
(−,−)を境に逆回転を繰り返すようになるため、前述
した第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0019】次に、図5は第3の実施形態を示し、本実
施形態の特徴はラベルロールを巻き締めするガイドロー
ラを設けたことにある。図中の9はガイドローラを示
し、該ガイドローラ9は巻き軸4よりも上で蓋板3Aに
設けられた取付部9Aと、該取付部9Aを支点として上
下方向に回動可能に取り付けられたアーム部9Bと、該
アーム部9Bの先端に設けられたローラ9Cとからな
り、該ガイドローラ9は自重によって常時ラベルロール
5の外周面に当接し、ロール5が巻き出し方向(A方向)
に回転するときにラベルロール5の巻きが緩むのを防止
する。
【0020】一方、巻き軸4の回転方向が逆転し、ラベ
ルロール5が巻き取り方向(B方向)に回転し始めたとき
にはローラ9Cがラベルロール5の表面に適当な押圧力
を付与しつつ回転し、ラベル帯5Aを密に巻き取る。
【0021】これにより、ラベル帯5A同士の間の隙間
を排除し、ラベルロール5の最大巻き取り量(外形寸法)
が変化したりセンサ8Bが誤動作するのを防止する。
【0022】次に、図6は第4の実施形態を示し、本実
施形態の特徴は前記第3の実施形態のガイドローラに代
え、ガイドカバーを用いたことにある。図中、10はガ
イドカバーを示し、該ガイドカバー10は巻き軸4より
上で蓋板3Aに設けられた取付部10Aと、該取付部1
0Aを支点として上下方向に回動可能に取り付けられた
ガイド部10Bとからなり、該ガイドカバー10は自重
により常時ラベルロール5の外周面に当接し、ロール5
が巻き出し方向(A方向)に回転するときにはラベルロー
ル5の巻きが緩むのを防止する。そして、巻き軸4の回
転方向が逆転し、ラベルロール5が巻き取り方向(B方
向)に回転し始めたときにはガイド部10Bがラベルロ
ール5の表面に適当な押圧力を付与する。かくして、本
実施形態によっても前記第3の実施形態と同様の作用効
果を得ることができる。
【0023】次に、図7は第5の実施形態を示し、本実
施形態の特徴はラベルロールの巻き取り時に巻き締めす
るニップローラを設けたことにある。図中、11はニッ
プローラを示し、該ニップローラ11は巻き軸4より下
で蓋板3Aに設けられた固定ローラ11Aと、ラベル帯
5Aを挟んで該固定ローラ11Aに対向し、固定ローラ
11Aと離間、当接すべく移動可能に設けられた可動ロ
ーラ11Bとからなる。
【0024】そして、該ニップローラ11はラベルロー
ル5が巻き出し方向(A方向)に回転するときには可動ロ
ーラ11Bが破線で示す如く固定ローラ11Aから離間
して、ラベルロール5の巻き出しを許容する。一方、巻
き軸4の回転方向が逆転し、ラベルロール5が巻き取り
方向(B方向)に回転し始めたときに該可動ローラ11B
は実線で示す如く固定ローラ11Aに当接し、ラベル帯
5Aを挟んで巻き取り時のラベル帯5Aに適当な張力を
付与する。かくして、本実施形態によっても前記第3、
第4の実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0025】なお、前記各実施の形態では、ラベル帯5
Aの巻き出し、巻き取りの都度にモータ6を反転した
が、巻き軸4とラベル終端を接合しておき、全てのラベ
ル帯を巻き出した後も同一方向に回転させ続けても、ラ
ベル帯5Aが表裏逆に巻き取られ、巻き取りが完了した
時点で駆動源を逆転すれば良い。また、巻き軸の回転中
心を偏らせたり回転速度に揺らぎを持たせると、展示ケ
ース内に積層するラベルの形態に複雑な変化を与えるこ
とができる。さらに、本発明はラベルの展示の他に、セ
パレータやテープのような帯状の物品の展示にも利用で
き、展示物が広幅な場合には透明箱の奥行きを長くする
他、巻き軸を正面板と平行に設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明によれば、
展示ケース内でロール物が動きのある展示物のように振
る舞い、色や模様、光沢や艶などの質感がその動きに応
じて変化するので、人目を惹き易くなり、大きな集客効
果、PR効果を奏する。また、展示ケースの中で自動巻
き取りを繰り返すため、展示物がしわになったり、汚れ
たり紛失するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る展示装置の一部破断の斜
視図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】第2の実施形態に係る展示装置の正面図であ
る。
【図4】光センサと切り替え装置の動作関係を示す説明
図である。
【図5】第3の実施の形態を示す展示装置の正面図であ
る。
【図6】第4の実施の形態を示す展示装置の正面図であ
る。
【図7】第5の実施の形態を示す展示装置の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ラベルの展示装置 2 透明箱(展示ケース) 4 巻き軸 5 ラベルロール(ロール物) 6 モータ(駆動源) 7 切り替え装置(切り替え手段) 8 光センサ(巻き取り量検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から中が透視できる展示ケースと、
    該展示ケースの上部に設けられた巻き軸と、該巻き軸を
    回転駆動する動力源と、前記巻き軸の回転方向を切り替
    える切り替え手段とからなるロール物の展示装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記巻き軸に巻き取られた巻き
    取り量を検出する巻き取り量検出手段を設け、該巻き取
    り量検出手段の検出結果に基づき、前記切り替え手段を
    制御する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の
    ロール物の展示装置。
JP11166850A 1999-06-14 1999-06-14 ロール物の展示装置 Pending JP2000350647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166850A JP2000350647A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 ロール物の展示装置

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JP11166850A JP2000350647A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 ロール物の展示装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device
CN111713929A (zh) * 2019-03-18 2020-09-29 合肥精显电子科技有限公司 一种lcd灯带展示设备
CN114886251A (zh) * 2022-06-28 2022-08-12 陶冶 一种建筑设计用可调式展示系统

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