JP2000348185A - 動画処理装置及び記憶媒体 - Google Patents
動画処理装置及び記憶媒体Info
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Abstract
移動検査対象としてサンプリングすることにより、多数
のフレームから構成される動画データを再生成する際の
処理工数とコストを低減する動画処理装置及び記憶媒体
を提供することである。 【解決手段】 CPU2は、動画合成処理において、設
定処理を実行し、動画抽出処理を実行し、抽出された動
画の保存の要否を判定し、抽出された動画の合成の要否
を判定し、当該画像の合成を開始し、動画の再抽出の要
否を判定し、動画のみ記憶するか否かの判定をオペレー
タに促し、動画データメモリ5aに格納されている動画
データをファイルに保存し、当該処理を終了する。
Description
画処理装置及び記憶媒体に係り、詳細には、複数のフレ
ームの中から移動した色域を抽出して、動画として再構
成する動画処理装置及び記憶媒体に関する。
ソコン上で動作する数々のマルチメディアコンテンツ等
のような動画合成技術は、欠かすことのできないものと
なっている。このような動画合成技術において、例え
ば、動いている人物の部分と、静止している背景部分を
別々に撮影し、コンピュータの画像処理を用いて各部分
を合成することにより、現実にはあり得ないような視覚
的効果を演出するというものが代表的である。
ク」技術が一般的に利用されている。動画データは、通
常1秒間に複数枚の静止画像(以下、フレームと称す
る)を連続表示することにより構成されている。動画撮
影時には、人物等の動いている部分を「ブルーバック」
等の単色を背景として撮影し、コンピュータ上でブルー
の部分を選択して「マスク」を作成する。そして、ブル
ーバックの部分を画像から除去し、この画像と別途撮影
された背景画像を合成する。
動画処理装置及び記憶媒体では、以下のような問題点が
あった。動画部分と背景部分を連続的に自動合成する技
術が確立されていないため、動画の合成作業は、1フレ
ーム単位で行う必要があった。ところが、仮に1秒間に
30フレームの動画データがあった場合、5分間のシー
ンに必要なフレーム数は9,000フレームにも及ぶ。
この9,000枚の静止画像の全てに対して、マスクを
作成し、背景画像と合成するには、膨大な作業時間、労
力が必要であった。
リング、アニメーション撮影、光源を用いた光の効果
等、様々なものがあるが、その中でも人物等の撮影デー
タを合成する作業に時間や労力を費やしていた。ここ
で、図15は、動画データ(図11参照)の不要部分に
マスク処理を施して作成した画像データの一例を示す図
である。図15に示すように、オペレータは、全てのフ
レームに対して不要部分を除去する必要があるため、数
フレームの動画データの加工の際にも、膨大な作業量を
要することになる。
を移動検査対象としてサンプリングすることにより、多
数のフレームから構成される動画データを再生成する際
の処理工数とコストを低減する動画処理装置及び記憶媒
体を提供することである。
複数の静止画フレームから構成される動画データの中か
ら任意の数のフレームを動画検出の対象として選択する
フレーム選択手段と、この選択手段により選択されたフ
レームの中から色が近似する色域を当該フレームごとに
抽出する色域抽出手段と、この色域抽出手段により抽出
された第1のフレーム内の色域の位置に対して、第2の
フレーム内の同一の色域の位置が移動したか否かを判定
する判定手段と、この判定手段により第2のフレーム内
の前記色域の位置の移動が判定された場合、当該色域を
動画の対象として検出する色域検出手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
択手段は、複数の静止画フレームから構成される動画デ
ータの中から任意の数のフレームを動画検出の対象とし
て選択し、色域抽出手段は、前記選択手段により選択さ
れたフレームの中から色が近似する色域を当該フレーム
ごとに抽出し、判定手段は、前記色域抽出手段により抽
出された第1のフレーム内の色域の位置に対して、第2
のフレーム内の同一の色域の位置が移動したか否かを判
定し、色域検出手段は、前記判定手段により第2のフレ
ーム内の前記色域の位置の移動が判定された場合、当該
色域を動画の対象として検出する。
動検査対象としてサンプリングする機能を有することに
より、動画合成に不必要な色域を検出することなく、適
確かつ効率的に所望の色域を抽出できる。このため、多
数のフレームから構成される動画データを再生成する際
の処理工数とコストを低減することができる。
動画処理装置1の実施の形態を詳細に説明する。図1〜
図19は、第1の実施の形態及びその変形例における動
画処理装置1及び動画処理装置1が実行する処理を示す
図である。
実施の形態における動画処理装置1の要部構成を示すブ
ロック図である。図1において、動画処理装置1は、C
PU2(請求項1記載の色域抽出手段、判定手段、色域
検出手段、及び、請求項2記載の動画構成手段、及び、
請求項5記載のフレーム切替手段、及び、請求項6記載
の画像生成手段に対応する)、表示装置3(請求項3及
び4及び5記載の色域表示手段、設定色域表示手段に対
応する)、入力装置4(請求項1及び5記載のフレーム
選択手段、及び、請求項3記載の近似率設定手段、及
び、請求項4記載の移動率設定手段に対応する)、RA
M5、印刷装置6、記憶媒体8を備える記憶装置7、バ
ス9により構成されている。
は、入力装置4を介して入力される指示に基づいて記憶
装置7から所定のプログラムを読み出してRAM5に展
開し、展開されたプログラムを一時的に格納し、当該プ
ログラムに基づく各種処理を実行し、動画処理装置1の
各部を集中制御する。
定プログラムに基づいて各種処理を実行し、その処理結
果をRAM5内のメモリエリアに格納すると共に表示装
置3に表示させる。また、入力装置4から入力される指
示に基づいて前記処理結果を記憶装置7若しくは記憶装
置7内の記憶媒体8に保存させる。
(図3参照)において、設定処理を実行し、動画抽出処
理を実行し、抽出された動画の保存の要否を判定し、抽
出された動画の合成の要否を判定し、当該画像の合成を
開始し、動画の再抽出の要否を判定し、動画のみ記憶す
るか否かの判定をオペレータに促し、動画データメモリ
5a(図2参照)に格納されている動画データをファイ
ルに保存し、当該処理を終了する。
4参照)において、オペレータにより入力装置4からの
入力指示の有無を判定し、入力装置4による移動基準値
の変更の有無を判定し、当該変更に応じて表示装置3へ
の移動基準値の表示を変更し、ここで設定された新たな
移動基準値をRAM5の移動基準値メモリ5f(図2参
照)に記憶し、入力装置4による近似色設定値の変更の
有無を判定し、当該変更に応じて表示装置3への近似色
設定値の表示を変更し、ここで設定された新たな近似色
設定値をRAM5の近似色設定値メモリ5e(図2参
照)に記憶する。
5参照)において、この時点でRAM5の近似色設定値
メモリ5e(図2参照)に記憶されている近似色設定値
に基づいて1、2フレームを色域分解し、1フレームの
最初の色域を選択し、選択された色域が次のフレームに
おいて同座標にあるか否かを判定し、色域が座標移動し
た距離を算出し、算出された距離とこの時点でRAM5
の移動基準値メモリ5f(図2参照)に格納されている
移動基準値とを比較し、選択された色域が対象となるフ
レーム内で最後の色域であるか否かを判定する。
(図6参照)において、「動きサンプリング」の開始指
示の入力があると、動画データの全フレームを表示装置
3の画面にリスト表示させ、サンプリングの対象となる
複数のフレームが選択されると、サンプリングを開始
し、複数のサンプリングフレームの中から最初のフレー
ムを選択して取得し、取得されたフレームを近似色設定
値に基づいて色域分解し、全色域の中から最初の色域を
選択して取得し、その色域が次のフレームにおいて同座
標にあるか否かを判定し、その色域が座標移動した距離
を算出し、算出された移動距離と移動基準値を比較す
る。
(図7参照)において、抽出された全移動色域のみを用
いて当該フレームを再構成し、当該フレームが最後のサ
ンプリングフレームであるか否かを判定し、再構成され
た全てのサンプリングフレームの中から最初のサンプリ
ングフレームを選択し、抽出された全移動色域のみを用
いて当該フレームを再構成し、全動画の最初のフレーム
が終了したか否かを判定する。
(図8参照)において、CPU2は、抽出された全移動
色域のみを用いて当該フレームを再構成し、全動画中の
最後のフレームが終了したか否かを判定し、最後のフレ
ームが終了していない場合、再構成されたフレーム中の
次のフレームを選択し、全動画中の最後のフレームが終
了した場合、構成されたフレームの全てを用いて動画デ
ータを再構成し、再構成された動画データを表示装置3
の画面に確認表示する。
処理(図9参照)において、現在選択されているサンプ
リングフレームより1フレーム前のフレームを選択し、
選択されたフレームを現時点でRAM5の近似色設定値
メモリ5e(図2参照)に格納されている近似色設定値
に基づいて色域分解し、1フレーム前のフレームにおい
て選択されている色域と同じ色域を抽出して、抽出した
色域をRAM5の移動色域データメモリ5h(図2参
照)に格納し、当該フレームが最後のサンプリングフレ
ームであるか否かを判定し、当該フレーム中の最後の色
域が終了したか否かを判定する。
処理(図10参照)において、現在選択されているサン
プリングフレームより1フレーム前のフレームを選択
し、選択されたフレームを現時点でRAM5の近似色設
定値メモリ5e(図2参照)に格納されている近似色設
定値に基づいて色域分解し、1フレーム前のフレームに
おいて選択されている色域と同じ色域を抽出して、抽出
した色域をRAM5の移動色域データメモリ5h(図2
参照)に格納し、当該フレームが最初のサンプリングフ
レームであるか否かを判定し、当該フレーム中の最後の
色域が終了したか否かを判定する。
等により構成され、CPU2から入力される表示データ
を表示する。入力装置4は、数字入力キー、上下左右移
動キー、及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマ
ウス等のポインティングデバイスを含み、キーボードに
おいて押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号を
CPU2に出力する。
U2が各種アプリケーションプログラムを実行する際に
各種プログラムを展開するプログラム格納領域を形成す
ると共に、CPU2が各種処理を実行する際に処理され
る式データや図形データ等を展開するメモリ領域を形成
する。印刷装置6は、CPU2から入力される印字デー
タを所定の記録紙に印字して出力する。
め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒
体8は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体8には動画処理装置1に対応する各種
処理プログラム、及び当該プログラムで処理されたデー
タ等を記憶する。
グラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他
の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に通
信回線等を介して接続された他の機器側に前記記憶媒体
8を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体8に記憶され
ているプログラム、データ等を通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
5に格納されるメモリ構成を示す図である。図2に示す
ように、RAM5には、後述する各処理を実行する際の
必要に応じて、動画データメモリ5a、選択フレームN
oメモリ5b、今回フレーム色域データメモリ5c、次
回フレーム色域データメモリ5d、近似色設定値メモリ
5e、移動基準値メモリ5f、移動距離メモリ5g、移
動色域データメモリ5h、ワークメモリ5i等のメモリ
エリアが形成される。そして、当該メモリエリアに各種
処理データ、画像データが処理内容に応じて一時的に格
納される。
により実行される動画合成処理の概要について図3に示
すフローチャートに基づいて説明する。なお、図3中の
設定処理、動画抽出処理等の定義済み処理については後
に詳細に説明する。
ット分の画像(通常数分程度)が指定されると(ステッ
プS1)、CPU2は、後述する設定処理を実行する
(ステップS2)。その後、CPU2は、動画抽出処理
を実行し(ステップS3)、抽出された動画の保存の要
否の判定をオペレータに促す(ステップS4)。ここ
で、オペレータが動画保存を選択した場合(ステップS
4;Yes)、CPU2は、その動画に名称を付けて保
存し(ステップS5)、当該動画合成処理を終了する。
が動画保存を選択しなかった場合(ステップS4;N
o)、CPU2は、抽出された動画の合成の要否の判定
をオペレータに促す(ステップS6)。ここで、オペレ
ータが動画合成を選択した場合(ステップS6;Ye
s)、オペレータにより合成の対象となる動画が選択さ
れると(ステップS7)、CPU2は、当該画像の合成
を開始し(ステップS8)、当該動画合成処理を終了す
る。
が動画合成を選択しなかった場合(ステップS6;N
o)、CPU2は、動画の再抽出の要否の判定をオペレ
ータに促す(ステップS9)。ここで、オペレータが動
画の再抽出を選択した場合(ステップS9;Yes)、
再度ステップS1に戻り、CPU2は、それ以降の処理
を実行する。
が動画の再抽出を選択しなかった場合(ステップS9;
No)、CPU2は、動画のみ記憶するか否かの判定を
オペレータに促す(ステップS10)。ここで、オペレ
ータが動画のみの記憶を選択した場合(ステップS1
0;Yes)、CPU2は、動画データメモリ5a(図
2参照)に格納されている動画データをファイルに保存
し(ステップS11)、当該動画合成処理を終了する。
タが動画のみの記憶を選択しなかった場合(ステップS
10;No)、再度ステップS4に戻り、CPU2は、
それ以降の処理を実行する。
処理について図4に示すフローチャートに基づいて説明
する。
力装置4からの入力指示の有無を判定する(ステップS
21)。ステップS21において、入力がなければ(ス
テップS21;No)、CPU2は、入力装置4による
移動基準値の変更の有無を判定する(ステップS2
2)。ここで、移動基準値とは、移動の有無を判定する
際に指標となる数値であり、色域内の所定のドットの移
動距離がこの値以上になった場合、当該色域が移動した
ものとみなされる。
値の変更があれば(ステップS22;Yes)、CPU
2は、当該変更に応じて表示装置3への移動基準値の表
示を変更し(ステップS23)、ここで設定された新た
な移動基準値をRAM5の移動基準値メモリ5f(図2
参照)に記憶する(ステップS24)。また、ステップ
S22において、移動基準値の変更がなければ(ステッ
プS22;No)、ステップS25以降の処理に移行す
る。
色設定値の変更の有無を判定する(ステップS25)。
ここで、近似色設定値とは、所定の色域内のドット色が
他のドット色と近似しているか否かを判定する際の指標
となる数値であり、この値が大きい程、近似とみなされ
る色域の範囲が広がることとなる。
変更があれば(ステップS25;Yes)、CPU2
は、当該変更に応じて表示装置3への近似色設定値の表
示を変更し(ステップS26)、ここで設定された新た
な近似色設定値をRAM5の近似色設定値メモリ5e
(図2参照)に記憶する(ステップS27)。また、ス
テップS25において、近似色設定値の変更がなければ
(ステップS25;No)、ステップS28以降の処理
に移行する。
入力指示により、上記移動基準値及び近似色設定値が確
定したか否かを判定する(ステップS28)。ここで、
これらの値が確定した場合(ステップS28;Ye
s)、ステップS3以降の処理に移行する(図3参
照)。また、これらの値が確定しない場合(ステップS
28;No)、ステップS29以降の処理に移行する。
なお、ステップS21において、入力がある場合(ステ
ップS21;Yes)、ステップS22〜28の処理を
省略して、ステップS29以降の処理に移行する。
て、図4、5を参照して説明する。CPU2は、この時
点でRAM5の近似色設定値メモリ5e(図2参照)に
記憶されている近似色設定値に基づいて1、2フレーム
を色域分解する(ステップS29)。次に、CPU2
は、1フレームの最初の色域を選択する(ステップS3
0)。次に、CPU2は、選択された色域が次のフレー
ムにおいて同座標にあるか否かを判定する(ステップS
31、32)。
が同座標にある場合(ステップS32;Yes)、ステ
ップS33〜35の処理を省略して、ステップS36以
降の処理に移行する。また、選択された色域が同座標に
ない場合(ステップS32;No)、CPU2は、その
色域が座標移動した距離を算出する(ステップS3
3)。ここで、座標移動距離の概算値は、以下の数式か
ら導かれる。移動前の色域の中心座標を(X1、Y1)、
移動後の色域の中心座標を(X2、Y2)、移動距離をZ
とすると、Z2=(X1−X2)2+(Y1−Y2)2とな
る。
時点でRAM5の移動基準値メモリ5f(図2参照)に
格納されている移動基準値とを比較する(ステップS3
4)。CPU2は、色域の移動距離が当該移動基準値よ
り大きい場合(ステップS34;Yes)、移動した色
域をRAM5の移動色域データメモリ5h(図2参照)
に格納する(ステップS35)。また、ステップS34
において、色域の移動距離が当該移動基準値より小さい
場合(ステップS34;No)、ステップS34の処理
を省略して、ステップS36以降の処理に移行する。
て、選択された色域が対象となるフレーム内で最後の色
域であるか否かを判定する(ステップS36)。ここ
で、最後の色域である場合(ステップS36;Ye
s)、CPU2は、後述するステップS65(図8、1
0参照)で抽出された全移動色域に基づいて、そのフレ
ームを再構成する(ステップS38)。次に、CPU2
は、ここで再構成されたフレームを表示装置4に表示す
る(ステップS39)。そして、再び図4のステップS
21に戻り、それ以降の処理に移行する。
域でない場合(ステップS36;No)、CPU2は、
同一フレーム内の次の色域を選択する(ステップS3
7)。そして、再び図4のステップS31に戻り、それ
以降の処理に移行する。
抽出処理について、図6に示すフローチャートに基づい
て説明する。
介して「動きサンプリング」の開始指示の入力があると
(ステップS41)、CPU2は、当該処理の対象とな
る動画データの全フレームを表示装置3の画面にリスト
表示させる(ステップS42)。次に、オペレータによ
り、入力装置4を介してサンプリングの対象となる複数
のフレームが選択されると(ステップS43)、CPU
2は、サンプリングを開始する。
レームの中から最初のフレームを選択して取得する(ス
テップS44)。次に、CPU2は、取得されたフレー
ムを現時点でRAM5の近似色設定値メモリ5e(図2
参照)に格納されている近似色設定値に基づいて色域分
解する(ステップS45)。次に、CPU2は、ステッ
プS44において選択されたフレームの次のフレームを
当該近似色設定値に基づいて色域分解する(ステップS
46)。
色域を選択して取得する(ステップS47)。次に、C
PU2は、ステップS47で取得された色域が次のフレ
ームにおいて同座標にあるか否かを判定する(ステップ
S48、49)。ここで、色域が同座標にない場合(ス
テップS49;No)、CPU2は、その色域が座標移
動した距離を算出する。ここで、座標移動距離の概算値
は、以下の数式から導かれる。移動前の色域の中心座標
を(X1、Y1)、移動後の色域の中心座標を(X2、
Y2)、移動距離をZとすると、Z2=(X1−X2)2+
(Y1−Y2)2となる。
とこの時点でRAM5の移動基準値メモリ5f(図2参
照)に格納されている移動基準値とを比較する(ステッ
プS50)。CPU2は、色域の移動距離Zが当該移動
基準値より大きい場合(ステップS51;Yes)、移
動した色域をRAM5の移動色域データメモリ5h(図
2参照)に格納する(ステップS52)。また、ステッ
プS51において、色域の移動距離が当該移動基準値よ
り小さい場合(ステップS51;No)、ステップS5
2の処理を省略して、ステップS53以降の処理に移行
する。
S47で取得された色域が次のフレームにおいて同座標
にある場合、(ステップS49;Yes)、前述のステ
ップS50〜52の処理を省略して、ステップS53以
降の処理に移行する。
された色域が当該サンプリングフレーム中の最後の色域
であるか否かを判定する(ステップS53)。ここで、
最後の色域でない場合(ステップS53;No)、CP
U2は、同一フレーム内の次の色域を選択する(ステッ
プS54)。そして、再びステップS48に戻り、それ
以降の処理に移行する。
域である場合(ステップS53;Yes)、図7に示す
処理に移行する。以降の処理を図7に基づいて説明す
る。
全移動色域のみを用いて当該フレームを再構成する(ス
テップS55)。次に、CPU2は、当該フレームが最
後のサンプリングフレームであるか否かを判定する(ス
テップS56)。ここで、当該フレームが最後のサンプ
リングフレームでない場合(ステップS56;No)、
CPU2は、次のフレームを選択し(ステップS5
7)、次回フレーム色域データを今回フレーム色域デー
タとする(ステップS58)。そして、再びステップS
47に戻り、それ以降の処理に移行する。
ムが最後のサンプリングフレームである場合(ステップ
S56;Yes)、CPU2は、ステップS55で再構
成された全てのサンプリングフレームの中から最初のサ
ンプリングフレームを選択し(ステップS59)、後述
する色域抽出処理(図9参照)を実行する(ステップS
60)。
9参照)で抽出された全移動色域のみを用いて当該フレ
ームを再構成する(ステップS61)。次に、CPU2
は、全動画の最初のフレームが終了したか否かを判定す
る(ステップS62)。最初のフレームが終了していな
い場合(ステップS62;No)、CPU2は、ステッ
プS61で再構成されたフレームよりひとつ前のフレー
ムを選択する(ステップS63)。そして、後述するス
テップS82以降の処理(図9参照)に移行する。
テップS62;Yes)、CPU2は、最後のサンプリ
ングフレームを選択する(ステップS64)。次いで、
CPU2は、図8に示す処理に移行する。図8におい
て、後述する色域抽出処理(図10参照)を実行する
(ステップS65)。
10参照)で抽出された全移動色域のみを用いて当該フ
レームを再構成する(ステップS66)。次に、CPU
2は、全動画中の最後のフレームが終了したか否かを判
定する(ステップS67)。最後のフレームが終了して
いない場合(ステップS67;No)、CPU2は、ス
テップS66で再構成されたフレーム中の次のフレーム
を選択する(ステップS68)。そして、後述するステ
ップS92以降の処理(図10参照)に移行する。
の最後のフレームが終了した場合(ステップS67;Y
es)、CPU2は、ステップS61(図7参照)及
び、ステップS66で構成されたフレームの全てを用い
て動画データを再構成する(ステップS69)。そし
て、再構成された動画データを表示装置3の画面に確認
表示し(ステップS70)、当該動画抽出処理を終了す
る。
色域抽出処理(図7のステップS60)について、図9
に示すフローチャートに基づいて説明する。
ンプリングフレームより1フレーム前のフレームを選択
する(ステップS81)。次に、CPU2は、選択され
たフレームを現時点でRAM5の近似色設定値メモリ5
e(図2参照)に格納されている近似色設定値に基づい
て色域分解する(ステップS82)。次に、CPU2
は、1フレーム前のフレームにおいて選択されている色
域と同じ色域を抽出して、抽出した色域をRAM5の移
動色域データメモリ5h(図2参照)に格納する(ステ
ップS83)。
サンプリングフレームであるか否かを判定する(ステッ
プS84)。ここで、当該フレームが最後のサンプリン
グフレームでない場合(ステップS84;No)、CP
U2は、次のフレームの中からステップS83でRAM
5の移動色域データメモリ5h(図2参照)に格納され
た色域と同じ色域を選択する(ステップS85)。そし
て、再度ステップS83に戻り、それ以降の処理に移行
する。
S81で選択されたフレームが最後のサンプリングフレ
ームである場合(ステップS84;Yes)、CPU2
は、当該フレーム中の最後の色域が終了したか否かを判
定する(ステップS86)。そして、最後の色域が終了
した場合(ステップS86;Yes)、図7のステップ
S61以降の処理に移行する。
S81で選択されたサンプリングフレーム中の最後の色
域が終了していない場合(ステップS86;No)、当
該フレーム中の次の色域を選択する(ステップS8
7)。そして、再度ステップS83に戻り、それ以降の
処理に移行する。
色域抽出処理(図8のステップS65)について、図1
0に示すフローチャートに基づいて説明する。
ンプリングフレームより1フレーム前のフレームを選択
する(ステップS91)。次に、CPU2は、選択され
たフレームを現時点でRAM5の近似色設定値メモリ5
e(図2参照)に格納されている近似色設定値に基づい
て色域分解する(ステップS92)。次に、CPU2
は、1フレーム前のフレームにおいて選択されている色
域と同じ色域を抽出して、抽出した色域をRAM5の移
動色域データメモリ5h(図2参照)に格納する(ステ
ップS93)。
サンプリングフレームであるか否かを判定する(ステッ
プS94)。ここで、当該フレームが最後のサンプリン
グフレームでない場合(ステップS94;No)、CP
U2は、次のフレームの中からステップS93でRAM
5の移動色域データメモリ5h(図2参照)に格納され
た色域と同じ色域を選択する(ステップS95)。そし
て、再度ステップS93に戻り、それ以降の処理に移行
する。
S91で選択されたフレームが最初のサンプリングフレ
ームである場合(ステップS94;Yes)、CPU2
は、当該フレーム中の最後の色域が終了したか否かを判
定する(ステップS96)。そして、最後の色域が終了
した場合(ステップS96;Yes)、図8のステップ
S66以降の処理に移行する。
S91で選択されたサンプリングフレーム中の最後の色
域が終了していない場合(ステップS96;No)、当
該フレーム中の次の色域を選択する(ステップS9
7)。そして、再度ステップS93に戻り、それ以降の
処理に移行する。
して、図11〜図17を参照して、本実施の形態におけ
る動画合成方法について説明する。
より構成される1カット分の合成元動画データを示す図
である。図11において、例えば、(6)のフレームを
選択して、前述したステップS29(図4参照)の処理
に基づいて当該フレームの色域分解を行うと、図12の
輪郭線に示すように“空”、“木”、“芝”、“髪”、
“服”、“腕”、“クラブ”、“ズボン”、“靴”がそ
れぞれ独立した色域として抽出される。
プS32(図5参照)の処理に基づいて、図11の
(7)に示す次フレームにおいて、各色域の座標が移動
したか否かを判定する。この判定により、フレーム間で
移動のない色域は、図13の(a)〜(c)に示すよう
に、色域1〜3として抽出される。同様に、フレーム間
で移動した色域は、図14の(a)〜(c)に示すよう
に、色域4〜6として抽出されることになる。このよう
にして、前後のフレーム間で移動した色域のみを抽出、
表示した例を図15に示す。なお、図15の(1)〜
(14)のフレームは、それぞれ図11の(1)〜(14)
のフレームに対応している。
(図4参照)で設定された近似色設定値に応じて、抽出
される色域が変化する様子を示した図である。ここで、
近似色設定値とは、色が近似しているとみなすための許
容範囲を示す値であり、例えば、近似色設定値が“5
%”であれば、その色域は、RGBそれぞれの値に5%
程度のズレがあっても同じ色域とみなす。すなわち、こ
の値が大きい程、抽出される色域の範囲が広がり、逆に
この値が小さい程、抽出される色域の範囲が狭まること
になる。
が“46%”と大き過ぎて、人物周辺の不要な部分まで
人物と同一色域として抽出されているのがわかる。逆
に、(b)は、近似色設定値が“2%”と小さ過ぎて、
同一色域まで異なる色域と判定され、服の一部が消失し
てしまっている。
設定値をオペレータに解放している。このため、オペレ
ータが近似色設定値をボリューム31aの操作によって
連続可変させると同時に、動画処理装置1は、抽出・再
生成される動画の出力結果をリアルタイムに表示領域3
1に表示させることにより、オペレータは、表示画像や
近似色設定値表示領域31bの数値を確認しながら最適
な近似色設定値を容易に設定することができる。
(図4参照)で設定された移動基準値に応じて、抽出さ
れる色域が変化する様子を示した図である。ここで、移
動基準値とは、色域が移動したものとみなすための許容
範囲を示す値であり、例えば、移動基準値が“10do
t”であれば、色域が10dot以上移動した場合にの
み移動色域とみなす。すなわち、この値が小さい程、抽
出される色域の範囲が広がり、逆にこの値が大きい程、
抽出される色域の範囲が狭まることになる。
“2dot”と小さ過ぎて、風にかすかに揺れている木
の葉等の不要部分まで移動色域として抽出されているの
がわかる。逆に、(b)は、移動基準値が“89do
t”と大き過ぎて、特に動きの大きい色域しか抽出され
ていない。
準値をオペレータに解放している。このため、オペレー
タが移動基準値をボリューム32aの操作によって連続
可変させると同時に、動画処理装置1は、抽出・再生成
される動画の出力結果をリアルタイムに表示領域32に
表示させることにより、オペレータは、表示画像や移動
基準値表示領域32bの数値を確認しながら最適な移動
基準値を容易に設定することができる。
フレームより構成される動画データの中から任意のフレ
ームを合成対象として選択し、選択された各フレームご
とに近似する色合いの色域を抽出する。そして、他のフ
レーム内の同じ色域の位置が抽出された色域の位置に対
して移動していれば、その色域を合成対象として抽出す
る。
みサンプリングするだけで、その前後の数秒〜数分間の
シーンにおいて、動画合成に必要な部分のみ抽出して動
画データを自動的に生成することができる。また、従来
のように撮影時にマスク処理を行うためのブルーバック
背景をセッティングする必要がないため、動画の合成に
要する時間と労力は、従来に比べて著しく低減されるこ
とになる。
記述内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で適宜変更可能である。
ップS43(図6参照)の処理において、サンプリング
対象となるフレームは、オペレータが手動で選択してい
た。このため、サンプリングフレーム内の抽出対象とな
る部分が表示画面中に収まっており、かつ、当該部分に
ある程度の動きがあることが必要となる。そこで、サン
プリングフレームの選択処理を自動化することにより、
サンプリング数を可変させ、かつ、同時に抽出、再生成
される動画をリアルタイムで表示装置3に表示させるよ
うにしても良い。
認しながら、停止スイッチ33b(図18参照)を押す
だけで、最適なフレームのサンプリングを行うことがで
きる。ここで、図18のフレーム選択ボリューム33a
は、全動画データ中における現在のサンプリング位置を
示すものである。さらに、オペレータは、走査中に当該
フレーム選択ボリューム33aを操作してサンプリング
位置を手動調整することにより、サンプリングフレーム
を確認、変更することもできる。
た際の表示例を示す図である。(a)は、図11(6)
〜(9)の適切なフレームをサンプリングした場合の表
示例であり、(b)は、図11(1)〜(4)の不適切
なフレームをサンプリングした例である。(a)のフレ
ーム群では、動作している人物全体が万遍なく表示され
ているのに対して、(b)では、人物の下半身がほとん
ど動いていないため、下半身が消失してしまっている。
タの中から移動部分を抽出した動画データを生成するの
みであった。しかし、背景画像と合成するのが最終的な
目的であるので、他の背景画像との合成を移動部分の抽
出と同時に行うようにしても良い。すなわち、オペレー
タが予め合成対象となる背景画像データを選定しておく
ことにより、ステップS3(図3参照)において抽出さ
れた動画と選択された背景画像を合成してフレームを生
成すれば、図19に示すような背景と合成された動画が
出力される。
グフレームとしてカラー画像を使用することを前提とし
たが、動画処理装置1は、カラー画像に限らずモノクロ
画像の合成処理にも適用できる。この場合、黒色濃度に
基づいて色域を抽出するようにしても良い。
フレームの中から動画部分の色域抽出を行う際に動画部
分の再構成を行うものとしたが、色域抽出時には動画部
分の色域のみを記憶しておき、最初のフレームから順
次、色域動画部分の抽出及び再構成を行うことにより、
所望のサンプリングフレームに至った時に記憶された色
域に基づいて動画部分の再構成を行うようにしても良
い。
判定及び抽出を同時に行うものとしたが、所定のフレー
ムと他のフレームを比較した際に、動いている色域の位
置を記憶しておき、全ての色域の移動判定が終了した時
点で、記憶されている色域の位置情報に基づいて動画対
象を元の画像から一括抽出するようにしても良い。これ
により、色域を再構成することなく、合成画像を生成す
ることができる。
任意の数フレームの色域を移動検査対象としてサンプリ
ングする機能を有することにより、動画合成に不必要な
色域を検出することなく、適確かつ効率的に所望の色域
を抽出できる。このため、多数のフレームから構成され
る動画データを再生成する際の処理工数とコストを低減
することができる。
載の発明の効果に加えて、検出された複数の色域を動画
データとして再構成する機能を有することにより、オペ
レータは抽出されたフレームを動画として参照すること
ができる。
たは2記載の発明の効果に加えて、色域検出の際の近似
率を任意の値に調整する機能を有することにより、オペ
レータは、必要に応じて検出対象となる色域を微調整す
ることが可能となり、初期値による検出に比べてより適
切な色域を検出することができる。
たは2記載の発明の効果に加えて、色域検出の際の移動
率を任意の値に調整する機能を有することにより、オペ
レータは、必要に応じて検出対象となる色域を微調整す
ることが可能となり、初期値による検出に比べてより適
切な色域を検出することができる。
たは2記載の発明の効果に加えて、表示された色域に基
づいて、フレームを前後に切り替えて表示する機能を有
することにより、オペレータは、必要なフレームを任意
に選択することが可能となり、所望の色域を迅速に検出
することができる。
たは2記載の発明の効果に加えて、動画データと背景デ
ータを時系列に自動合成して合成画像を1フレームごと
に生成する機能を有することにより、迅速かつ効率的に
合成画像を生成することができる。
示すブロック図である。
を示す図である。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
動画データの一例を示す図である。
ームを抽出した図である。
示す図であり、(a)〜(c)は、それぞれ色域1〜3
を示す。
を示す図であり、(a)〜(c)は、それぞれ色域4〜
6を示す。
動色域から構成される動画データの一例を示す図であ
る。
対応する出力結果の一例を示す図である。
応する出力結果の一例を示す図である。
レームに対応する出力結果を示す図の一例である。
出力した動画データの一例を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】複数の静止画フレームから構成される動画
データの中から任意の数のフレームを動画検出の対象と
して選択するフレーム選択手段と、 この選択手段により選択されたフレームの中から色が近
似する色域を当該フレームごとに抽出する色域抽出手段
と、 この色域抽出手段により抽出された第1のフレーム内の
色域の位置に対して、第2のフレーム内の同一の色域の
位置が移動したか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により第2のフレーム内の前記色域の位置
の移動が判定された場合、当該色域を動画の対象として
検出する色域検出手段と、 を備えたことを特徴とする動画処理装置。 - 【請求項2】前記色域検出手段により検出された複数の
色域を一連の動画データとして再構成する動画構成手
段、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の動画処理
装置。 - 【請求項3】前記色域検出手段により検出された色域を
画像データとして表示する色域表示手段と、 この色域表示手段に表示された色域に基づいて、前記色
域検出手段の検出対象となる色域内の色の近似の度合い
を示す近似率を任意の値に設定する近似率設定手段と、 この近似率設定手段により設定された色域を画像データ
として表示する設定色域表示手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
動画処理装置。 - 【請求項4】前記色域検出手段により検出された色域を
画像データとして表示する色域表示手段と、 この色域表示手段に表示された色域に基づいて、前記色
域検出手段の検出対象となる色域の移動率を任意の値に
設定する移動率設定手段と、 この移動率設定手段により設定された色域を画像データ
として表示する設定色域表示手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
動画処理装置。 - 【請求項5】前記フレーム選択手段は、画像合成の対象
となる複数のフレームを時間の経過に伴って順次変更し
て選択し、 前記色域検出手段は、前記フレーム選択手段により選択
された複数のフレームの色域を検出し、 前記色域検出手段により検出された色域を画像データと
して表示する色域表示手段と、 この色域表示手段に表示された色域に基づいて、前記フ
レームをその前後のフレームに切り替えて表示すること
により、選択フレームを確定するフレーム切替手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
動画処理装置。 - 【請求項6】前記動画構成手段により構成された動画デ
ータと、複数のフレームからなる背景データを、時系列
かつ自動的に合成することにより、合成画像を1フレー
ムごとに生成する画像生成手段、 を更に備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
動画処理装置。 - 【請求項7】画像処理を行うためのコンピュータが実行
可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 複数の静止画フレームから構成される動画データの中か
ら任意のフレームを画像合成の対象として選択するため
のコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 選択されたフレームの中から色が近似する色域を当該フ
レームごとに抽出するためのコンピュータが実行可能な
プログラムコードと、 抽出された第1のフレーム内の色域の位置に対して、第
2のフレーム内の同一の色域の位置が移動したか否かを
判定するためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
ードと、 第2のフレーム内の前記色域の位置の移動が判定された
場合、当該色域を動画合成の対象として検出するための
コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15406199A JP3882396B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 動画処理装置及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15406199A JP3882396B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 動画処理装置及び記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348185A true JP2000348185A (ja) | 2000-12-15 |
JP3882396B2 JP3882396B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=15576058
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3882396B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11232768B2 (en) | 2005-04-12 | 2022-01-25 | Douglas G. Richardson | Embedding animation in electronic mail, text messages and websites |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP15406199A patent/JP3882396B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US11232768B2 (en) | 2005-04-12 | 2022-01-25 | Douglas G. Richardson | Embedding animation in electronic mail, text messages and websites |
US11263998B2 (en) | 2005-04-12 | 2022-03-01 | Douglas G. Richardson | Embedding animation in electronic mail, text messages and websites |
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