JP2000346972A - 使用済燃料貯蔵施設 - Google Patents

使用済燃料貯蔵施設

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JP2000346972A
JP2000346972A JP11157091A JP15709199A JP2000346972A JP 2000346972 A JP2000346972 A JP 2000346972A JP 11157091 A JP11157091 A JP 11157091A JP 15709199 A JP15709199 A JP 15709199A JP 2000346972 A JP2000346972 A JP 2000346972A
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spent fuel
fuel storage
pool
containment vessel
spent
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Tomoharu Kamijo
智春 上條
Takahiro Sone
孝浩 曽根
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】現状の原子炉建屋の平面寸法を増加させること
なく、使用済燃料貯蔵プールの貯蔵容量を拡大する。 【解決手段】原子炉建屋5にシリンダ型鉄筋コンクリー
ト製格納容器12を設置し、この格納容器12の上部に
使用済燃料を貯蔵する使用済燃料貯蔵プール10および
機器プール6をそれぞれ配置し、機器プール6の所定ス
ペースを除いたシリンダ型鉄筋コンクリート製格納容器
12上部スペースを全て使用済燃料貯蔵プール10とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電設備に
おいて原子炉建屋にシリンダ型鉄筋コンクリート製原子
炉格納容器(以下、RCCVと称する)を採用し、上記
原子炉建屋内に配置した使用済燃料貯蔵プールの容量を
拡大する使用済燃料貯蔵施設に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原子炉建屋内プールとその近傍の
構造を図10〜図13に概略的に示す。図10は従来の
使用済燃料貯蔵プールを設置した原子炉建屋を示す断面
構成図、図11は図10の概略平面図、図12は従来の
使用済燃料貯蔵ラックへ使用済燃料を収納する状態を示
す説明図、図13は従来の使用済燃料貯蔵プールを設置
した原子炉建屋を示す縦断面構成図である。
【0003】従来、改良型沸騰水形原子炉(ABWR)
では、図10に示すように原子炉圧力容器1内の定期検
査や燃料交換を行う場合、トップカバー2を取り外した
後、原子炉圧力容器1内から蒸気乾燥器3および気水分
離器4を取り出し、これら蒸気乾燥器3および気水分離
器4を、原子炉圧力容器1内の検査および燃料交換を行
っている間、原子炉建屋5に設置された機器プール6内
に移送し一時保管している。
【0004】また、オペレーションフロア7には、図1
1に示すように燃料交換機8が設置され、この燃料交換
機8によって原子炉圧力容器1から取り出された使用済
燃料9は、使用済燃料貯蔵プール10内に設置された使
用済燃料貯蔵ラック11に移送して収納され、一定の冷
却期間貯蔵される。そして、機器プール6および使用済
燃料貯蔵プール10は、定期検査,燃料交換作業を効率
的に行うため、RCCVである原子炉一次格納容器12
の上部に設置された原子炉ウエル13に隣接して配置さ
れている。なお、図10において符号14は、RCCV
上部エリアを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原子力発電
所における使用済燃料9は、基本的に原子炉建屋5内に
設置された使用済燃料貯蔵プール10内に貯蔵している
ものの、この使用済燃料貯蔵プール10の貯蔵容量を超
える使用済燃料9が発生した場合には、同じサイト内の
他の原子炉建屋において貯蔵余裕のある使用済燃料貯蔵
プールまたは専用(サイト内に複数機設置のプラントで
は共用)の燃料貯蔵施設を新たに増設し再貯蔵してい
る。このように燃料貯蔵施設を新たに増設することは、
それだけ工期および工費がかかるという不具合がある。
【0006】また、使用済燃料貯蔵プール10は、図1
2に示すように移動中の燃料上部の遮蔽水深a(約2
m)と、使用済燃料貯蔵ラック11の上部を通過する使
用済燃料9の長さと燃料移送クリアランスを加えた高さ
(約4.5m)bと、使用済燃料貯蔵ラック11の高さ
c(約5m)をそれぞれ確保するため、約11m以上の
プール水深dが必要となっており、原子炉建屋階高決定
上の制約条件となっている。
【0007】そして、原子炉一次格納容器(RCCV)
12に隣接する使用済燃料貯蔵プール10においては、
図13に示すように燃料上部の遮蔽水深a(約2m)を
確保するため、躯体段差15が形成されており、この躯
体段差15により使用済燃料貯蔵プール10の水深が増
加するという課題がある。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、現状の原子炉建屋の平面寸法を増加させること
なく、使用済燃料貯蔵プールの貯蔵容量を拡大すること
が可能な使用済燃料貯蔵施設を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、原子炉建屋にシリンダ型鉄
筋コンクリート製格納容器を設置し、この格納容器の上
部に使用済燃料を貯蔵する使用済燃料貯蔵プールおよび
機器プールをそれぞれ配置した使用済燃料貯蔵施設にお
いて、前記機器プールの所定スペースを除いた前記シリ
ンダ型鉄筋コンクリート製格納容器上部スペースを全て
前記使用済燃料貯蔵プールとしたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によれば、シリンダ型鉄筋
コンクリート製格納容器上部スペースに現状余裕がある
ことに着目し、その上部スペースにも使用済燃料を貯蔵
することで、原子炉建屋の平面寸法を拡大することな
く、使用済燃料貯蔵プールの貯蔵容量を拡大することが
できる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の使用済
燃料貯蔵施設において、使用済燃料貯蔵プールと機器プ
ールとで円環状のプールを形成する一方、シリンダ型鉄
筋コンクリート製格納容器上部に設置したオペレーショ
ンフロアに、前記円環状プールに対して周回移動および
往復移動可能なポーラー型燃料交換機を設置したことを
特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、使用済燃料貯蔵
プールと機器プールとで円環状のプールを形成し、機器
プール以外の使用済燃料貯蔵プールへ使用済燃料を貯蔵
し、前記円環状プールに対して周回移動および往復移動
可能なポーラー型燃料交換機を設置したことにより、使
用済燃料貯蔵プールにおける燃料貯蔵スペースを有効に
活用することができ、燃料交換時間を短縮することが可
能となり、燃料交換作業の高効率化を図ることができ
る。
【0013】請求項3の発明は、請求項1記載の使用済
燃料貯蔵施設において、使用済燃料貯蔵プールと機器プ
ールとで矩形状のプールを形成する一方、シリンダ型鉄
筋コンクリート製格納容器上部に設置したオペレーショ
ンフロアに、前記矩形状プールに対して大スパンで往復
移動可能な燃料交換機を設置したことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、シリンダ型鉄筋
コンクリート製格納容器上部スペースを全て矩形のプー
ルとし、機器プール以外の使用済燃料貯蔵プールへ使用
済燃料を貯蔵し、大スパンで往復移動可能な燃料交換機
により使用済燃料を移送することで、使用済燃料貯蔵プ
ールにおける燃料貯蔵スペースを有効に活用することが
でき、燃料交換時間を短縮することが可能となり、燃料
交換作業の高効率化を図ることができる。
【0015】請求項4の発明は、原子炉建屋にシリンダ
型鉄筋コンクリート製格納容器を設置し、この格納容器
の上部に使用済燃料貯蔵プールを設置し、この使用済燃
料貯蔵プール内に使用済燃料を収納する使用済燃料貯蔵
ラックを配置した使用済燃料貯蔵施設において、前記使
用済燃料貯蔵ラックは、横方向から使用済燃料を挿入可
能に構成したことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、横方向からの挿
入が可能な使用済燃料貯蔵ラックとすることで、シリン
ダ型鉄筋コンクリート製格納容器上部へ燃料を貯蔵する
場合でも、現状のプール水深および建屋階高を増加させ
ることなく、使用済燃料の貯蔵容量を拡大することがで
きる。また、燃料交換作業時の燃料移送距離を短縮する
ことが可能となる。
【0017】請求項5の発明は、原子炉建屋にシリンダ
型鉄筋コンクリート製格納容器を設置し、この格納容器
の上部に使用済燃料を貯蔵する使用済燃料貯蔵プールを
設置した使用済燃料貯蔵施設において、前記使用済燃料
貯蔵プールの底部に固定手段を設け、この固定手段に、
使用済燃料を収納した使用済燃料貯蔵用キャニスタを取
り付けたことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、使用済燃料貯蔵
プール底部に設けた固定手段に固定可能な燃料貯蔵用キ
ャニスタに使用済燃料を収納して貯蔵することで、シリ
ンダ型鉄筋コンクリート製格納容器上部へ燃料を貯蔵す
る場合でも、現状のプール水深および建屋階高を増加さ
せることなく、使用済燃料の貯蔵容量を拡大することが
できるとともに、使用済燃料貯蔵容器として耐震性を向
上させることが可能となる。
【0019】請求項6の発明は、請求項5記載の使用済
燃料貯蔵施設において、使用済燃料貯蔵用キャニスタ
は、上部に放射線を遮蔽する遮蔽体を有することを特徴
とする。
【0020】請求項6の発明によれば、放射線を遮蔽す
る遮蔽体を有する燃料貯蔵用キャニスタに使用済燃料を
収納して貯蔵することで、シリンダ型鉄筋コンクリート
製格納容器上部へ燃料を貯蔵する場合でも、既に貯蔵さ
れた燃料の上部を通過することができ、現状のプール水
深および建屋階高を増加させることなく、使用済燃料の
貯蔵容量を拡大することができるとともに、燃料移送時
の安全性を向上させることができる。
【0021】請求項7の発明は、原子炉建屋にシリンダ
型鉄筋コンクリート製格納容器を設置し、この格納容器
の上部に使用済燃料貯蔵プールおよびオペレーションフ
ロアを設置した使用済燃料貯蔵施設において、前記オペ
レーションフロアに、使用済燃料の放射線を遮蔽する遮
蔽体を有する燃料交換機を設置したことを特徴とする。
【0022】請求項7の発明によれば、使用済燃料を遮
蔽機能を有した燃料交換機により移送し貯蔵すること
で、シリンダ型鉄筋コンクリート製格納容器上部へ燃料
を貯蔵する場合でも、遮蔽水深が不要となり、既に貯蔵
された燃料の上部を通過することができ、現状のプール
水深および建屋階高を増加させることなく、使用済燃料
の貯蔵容量を拡大することができるとともに、燃料移送
時の安全性を向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0024】[第1実施形態]図1は本発明に係る使用
済燃料貯蔵施設の第1実施形態を示す縦断面構成図、図
2は図1の平面図である。なお、従来の構成と同一また
は対応する部分には、図10〜図13と同一の符号を用
いて説明する。
【0025】図1に示すように、原子炉建屋5内にはR
CCVである原子炉一次格納容器12が設置され、この
原子炉一次格納容器12の上部スペースにおいて、機器
プール6の所定スペースを除いた全域に使用済燃料貯蔵
プール10が設置されている。すなわち、原子炉一次格
納容器12の上部スペースには、図2に示すように機器
プール6と使用済燃料貯蔵プール10とが組み合わされ
て平面円環状のプールに形成され、この円環状プールが
原子炉ウエル13の周囲に配置されている。
【0026】また、使用済燃料貯蔵プール10の上部に
おけるオペレーションフロア7には、図2に示すように
2本の直線軌道17と周回軌道18が敷設され、これら
2本の直線軌道17と周回軌道18には、ポーラー型燃
料交換機19が走行および周回可能に設置され、このポ
ーラー型燃料交換機19は、周回軌道18に沿って36
0°回転するとともに、2本の直線軌道17に沿って往
復動する。
【0027】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0028】本実施形態では、原子炉一次格納容器12
の上部スペース全域に機器プール6と使用済燃料貯蔵プ
ール10とを円環状に組み合わせた円環状プールが設置
され、機器プール6の所定スペースを除いた使用済燃料
貯蔵プール10へ使用済燃料を貯蔵することにより、従
来と比較して原子炉建屋5の平面寸法を拡大することな
く、使用済燃料の貯蔵容量を1.8倍程度に拡大するこ
とができる。
【0029】また、原子炉一次格納容器12の上部に使
用済燃料を貯蔵することにより、従来のように原子炉一
次格納容器12の横方向近傍に発生していた使用済燃料
貯蔵プール10の躯体段差をなくし、原子炉建屋5の構
造を簡素化させることができる。
【0030】さらに、使用済燃料貯蔵プール10の上部
に、燃料移送を360°および2方向への移動を可能と
したポーラー型燃料交換機19を設置したことにより、
燃料交換作業の高効率化を図ることができる。
【0031】次に、本実施形態の効果を説明する。
【0032】(1)このように本実施形態によれば、原
子炉一次格納容器12の上部スペースを使用済燃料貯蔵
プール10として使用することで、新規の使用済燃料貯
蔵施設を増設することなく、サイト内における使用済燃
料の貯蔵容量を拡大することができる。そして、この使
用済燃料の貯蔵容量の拡大化においても、原子炉建屋5
の平面寸法を拡大させないため、原子炉建屋5のコンパ
クト化を図ることができる。
【0033】(2)また、本実施形態によれば、使用済
燃料貯蔵プール10における原子炉一次格納容器12上
部スペースに使用済燃料を貯蔵することにより、従来原
子炉一次格納容器12の横方向近傍に形成していた使用
済燃料貯蔵プール10の躯体段差がなくなり、原子炉建
屋5構造の簡素化、原子炉建屋5の建設工期短縮、およ
び原子炉建屋5の耐震性の向上が可能となる。
【0034】(3)さらに、本実施形態によれば、使用
済燃料貯蔵プール10における燃料交換作業時に使用す
る燃料交換機において、燃料移送を360°および2方
向への移動を可能としたポーラー型燃料交換機19を使
用し、使用済燃料貯蔵プール10内の任意方向への燃料
移送を可能とすることにより、使用済燃料貯蔵プール1
0における燃料貯蔵スペースの有効活用化を図ることが
できる。
【0035】(4)さらにまた、本実施形態によれば、
ポーラー型燃料交換機19を使用し、使用済燃料貯蔵プ
ール10内の任意方向へ燃料を移送することにより、燃
料交換にかかる時間を短縮し、燃料交換作業の高効率化
を図ることができる。
【0036】[第2実施形態]図3は本発明に係る使用
済燃料貯蔵施設の第2実施形態を示す平面図である。な
お、前記第1実施形態と同一の部分には図1および図2
と同一の符号を付して説明する。以下の各実施形態も同
様である。
【0037】図3に示すように、本実施形態では、原子
炉一次格納容器12の上部スペースにおいて、使用済燃
料貯蔵プール10と機器プール6とで原子炉ウエル13
の周囲に矩形状のプールを形成する一方、オペレーショ
ンフロア7には、2本の直線軌道20が敷設され、これ
ら2本の直線軌道20には上記矩形状プールに対して大
スパン用の燃料交換機21が往復移動可能に設置されて
いる。
【0038】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0039】本実施形態では、原子炉一次格納容器12
の上部スペース全域に機器プール6と使用済燃料貯蔵プ
ール10とを矩形状に組み合わせた矩形状プールを設置
し、機器プール6の所定スペースを除いた使用済燃料貯
蔵プール10へ使用済燃料を貯蔵することにより、従来
と比較して原子炉建屋5の平面寸法を拡大することな
く、使用済燃料の貯蔵容量を3倍程度に拡大することが
できる。
【0040】また、使用済燃料貯蔵プール10の上部に
おけるオペレーションフロア7に、燃料移送を大スパン
で2方向への移動を可能とした燃料交換機21を設置し
たことにより、燃料交換作業の高効率化を図ることがで
きる。
【0041】次に、本実施形態の効果を説明する。
【0042】(1)本実施形態によれば、前記第1実施
形態の効果(1)および(2)に加え、燃料交換作業時
に使用する燃料交換機において、大スパンで2方向への
燃料移送を可能とした燃料交換機21を使用し、使用済
燃料貯蔵プール10内の任意方向への燃料移送を可能と
することにより、使用済燃料貯蔵プール10における燃
料貯蔵スペースを有効に活用することができる。
【0043】(2)また、燃料交換機21を使用し、使
用済燃料貯蔵プール10内の任意方向への燃料移送を可
能とすることにより、燃料交換にかかる時間を短縮し、
燃料交換作業の高効率化を図ることができる。
【0044】[第3実施形態]図4は本発明に係る使用
済燃料貯蔵施設の第3実施形態を示す概略構成図、図5
は図4の使用済燃料貯蔵ラックのラック構成体を示す斜
視図、図6(A),(B)は図5のラック構成体の燃料
固定手段を示す説明図である。
【0045】図4に示すように、原子炉一次格納容器1
2の上部スペースには、使用済燃料貯蔵プール10が設
置され、この使用済燃料貯蔵プール10には使用済燃料
9を収納する使用済燃料貯蔵ラック22が配置されてい
る。この使用済燃料貯蔵ラック22は、横方向から使用
済燃料9が挿入可能に構成されている。
【0046】すなわち、使用済燃料貯蔵ラック22は、
図5に示すようなラック構成体23が多数格子状に組み
合わされて固着され、このラック構成体23は例えば図
6(A)に示すように燃料固定棒23aが上下2段回動
可能に取り付けられ、使用済燃料を挿入する場合には各
燃料固定棒23aを上方に回動させておき、使用済燃料
の挿入後には各燃料固定棒23aを下方に回動させて水
平状態として使用済燃料9を固定する。
【0047】なお、ラック構成体23は、図6(B)に
示すようにその横方向開口部の上下方向に摺動溝を形成
し、その摺動溝に沿って上下に摺動可能な閉止板24を
設け、使用済燃料9を挿入する場合には閉止板24を上
記横方向開口部から取り外しておき、使用済燃料9の挿
入後には閉止板24を摺動溝に沿って摺動させて閉止し
て使用済燃料9を固定するようにしてもよい。
【0048】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0049】使用済燃料貯蔵プール10内において、使
用済燃料9を使用済燃料貯蔵ラックに収納するには、横
方向からの収納が可能な使用済燃料貯蔵ラック22を使
用することで、原子炉一次格納容器12の上部へ使用済
燃料9を貯蔵する場合でも、従来の原子炉一次格納容器
12の上部での使用済燃料貯蔵プール10の水深d(約
7〜8m)および建屋階高を増加することなく、使用済
燃料9の貯蔵容量の拡大を図ることができる。
【0050】次に、本実施形態の効果を説明する。
【0051】(1)このように本実施形態によれば、使
用済燃料貯蔵ラック22は、横方向から使用済燃料9を
挿入可能に構成したことにより、使用済燃料貯蔵プール
10の水深および建屋階高を増加させることなく、使用
済燃料9の貯蔵容量を拡大することができる。
【0052】(2)また、使用済燃料9の横方向からの
収納が可能な使用済燃料貯蔵ラック22を使用すること
により、燃料交換作業時の燃料移送距離を短縮すること
が可能となる。これにより、燃料交換作業時間を短縮す
るとともに、作業員の被曝の低減を図ることができる。
【0053】[第4実施形態]図7は本発明に係る使用
済燃料貯蔵施設の第4実施形態を示す概略構成図、図8
(A),(B)は図7の燃料貯蔵用キャニスタを示す説
明図である。
【0054】図7に示すように、原子炉一次格納容器1
2の上部スペースには、使用済燃料貯蔵プール10が設
置され、この使用済燃料貯蔵プール10内の底部には、
固定手段としてのアンカーボルト25が多数植設されて
いる。
【0055】一方、図8(A)に示すように使用済燃料
9は、燃料貯蔵用キャニスタ26内に10〜20体収納
され、この燃料貯蔵用キャニスタ26の底部には、取付
フランジ27が固定され、この取付フランジ27にアン
カーボルト25が挿通する取付孔28が複数穿設されて
いる。そして、燃料貯蔵用キャニスタ26の胴部上下に
は、冷却水流入用開口部29が形成されている。
【0056】なお、本実施形態では、図8(B)に示す
ように使用済燃料貯蔵プール10内の底部に植設したア
ンカーボルト25に固定可能で、かつ上部蓋に放射線を
遮蔽する遮蔽体30aを設けた燃料貯蔵用キャニスタ3
0を使用してもよい。この燃料貯蔵用キャニスタ30に
おいて、その他の構成は燃料貯蔵用キャニスタ26と同
様であるので、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0057】また、本実施形態では、燃料貯蔵用キャニ
スタ26を固定する固定手段としてアンカーボルト25
を用いたが、これに限らずフックなどの他の固定手段を
使用してもよい。
【0058】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0059】10〜20体の使用済燃料が収納された燃
料貯蔵用キャニスタ26は、図示しない燃料交換機によ
り移送され、使用済燃料貯蔵プール10の底部に植設さ
れたアンカーボルト25に燃料貯蔵用キャニスタ26の
取付孔28を挿通させて図示しないナットをアンカーボ
ルト25に螺合させることで、固定される。
【0060】したがって、使用済燃料貯蔵プール10内
において、使用済燃料9をアンカーボルト25に固定可
能な燃料貯蔵用キャニスタ26内に収納し貯蔵すること
で、原子炉一次格納容器12上部へ燃料を貯蔵する場合
でも、現状のプール水深および建屋階高が増加すること
なく、使用済燃料9の貯蔵容量を拡大することができ
る。
【0061】また、上部蓋に遮蔽体機能を有した燃料貯
蔵用キャニスタ30に使用済燃料9を収納し貯蔵する場
合は、既に貯蔵された燃料の上部を通過することがで
き、燃料移送時の安全性を向上させることが可能とな
る。
【0062】次に、本実施形態の効果を説明する。
【0063】(1)このように本実施形態によれば、前
記第3実施形態の効果(1)に加え、使用済燃料9を収
納した燃料貯蔵用キャニスタ26を移送し、使用済燃料
貯蔵プール10底部のアンカーボルト25に固定するこ
とにより、使用済燃料貯蔵容器として耐震性を向上させ
るとともに、燃料移送時の安全性の向上が可能となる。
【0064】(2)また、使用済燃料9を収納した燃料
貯蔵用キャニスタ30の上部蓋を遮蔽体30aとするこ
とにより、燃料貯蔵用キャニスタ30の移送時に使用済
燃料貯蔵プール10の遮蔽水深に依存することなく、既
に貯蔵された燃料の上部を通過することができるため、
燃料移送用スペースを設定する必要がなくなり、使用済
燃料貯蔵プール10内のスペースを有効に活用すること
ができる。さらに、燃料貯蔵用キャニスタ30の上部蓋
を、放射線を遮蔽する遮蔽体30aとしたことにより、
燃料交換作業時間を短縮するとともに、作業員の被曝を
低減することができる。
【0065】[第5実施形態]図9は本発明に係る使用
済燃料貯蔵施設の第5実施形態を示す概略構成図であ
る。
【0066】図9に示すように、本実施形態では、原子
炉一次格納容器12上部に使用済燃料貯蔵プール10お
よびオペレーションフロア7を設置し、このオペレーシ
ョンフロア7に、使用済燃料9の放射線を遮蔽する遮蔽
体31aを有する燃料交換機31が設置されている。こ
の遮蔽体31aは、円筒状または角筒状に形成され、鉄
板により造られている。
【0067】なお、燃料交換機31は、前記第1実施形
態のようなポーラー型燃料交換機や前記第2実施形態の
ような大スパン用の燃料交換機のいずれであってもよ
い。
【0068】本実施形態の作用を説明する。
【0069】使用済燃料貯蔵プール10において、使用
済燃料9を遮蔽機能を有した燃料交換機31により移送
し貯蔵することで、原子炉一次格納容器12上部へ燃料
を貯蔵する場合でも、現状のプール水深および建屋階高
が増加させることなく、使用済燃料9の貯蔵容量を拡大
することができ、かつ燃料移送時の安全性を向上させる
ことができる。
【0070】このように本実施形態によれば、前記第3
実施形態の効果(1)に加え、使用済燃料9を移送し貯
蔵する場合に、遮蔽機能を有した燃料交換機31を使用
することにより、使用済燃料貯蔵プール10の遮蔽水深
が不要となり、既に貯蔵された燃料の上部を通過するこ
とができ、燃料移送時の安全性を向上させることができ
る。また、遮蔽機能を有した燃料交換機31を使用する
ことにより、燃料移送用スペースを設定する必要がなく
なり、使用済燃料貯蔵プール10内のスペースを有効に
活用することができる。さらに、燃料交換作業時間を短
縮するとともに、作業員の被曝を低減することができ
る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、シリンダ型鉄筋コンクリート製格納容器上部ス
ペースにも使用済燃料を貯蔵することで、原子炉建屋の
平面寸法を拡大することなく、サイト内における使用済
燃料貯蔵プールの貯蔵容量を拡大することができる。ま
た、使用済燃料貯蔵プールの躯体段差がなくなり、原子
炉建屋構造の簡素化、原子炉建屋の建設工期短縮、およ
び原子炉建屋の耐震性の向上が可能となる。
【0072】請求項2の発明によれば、使用済燃料貯蔵
プールと機器プールとで円環状のプールを形成し、機器
プール以外の使用済燃料貯蔵プールへ使用済燃料を貯蔵
し、円環状プールに対して周回移動および往復移動可能
なポーラー型燃料交換機を設置したことにより、燃料交
換時間を短縮することが可能となる。
【0073】請求項3の発明によれば、シリンダ型鉄筋
コンクリート製格納容器上部スペースを全て矩形のプー
ルとし、機器プール以外の使用済燃料貯蔵プールへ使用
済燃料を貯蔵し、大スパンで往復移動可能な燃料交換機
により使用済燃料を移送することで、使用済燃料貯蔵プ
ールにおける燃料貯蔵スペースを有効に活用することが
できるとともに、燃料交換時間を短縮することが可能と
なる。
【0074】請求項4の発明によれば、横方向からの挿
入が可能な使用済燃料貯蔵ラックとすることで、シリン
ダ型鉄筋コンクリート製格納容器上部へ燃料を貯蔵する
場合でも、現状のプール水深および建屋階高が増加する
ことなく、使用済燃料の貯蔵容量を拡大することができ
る。
【0075】請求項5の発明によれば、使用済燃料貯蔵
プール底部に設けた固定手段に固定可能な燃料貯蔵用キ
ャニスタに使用済燃料を収納して貯蔵することで、シリ
ンダ型鉄筋コンクリート製格納容器上部へ燃料を貯蔵す
る場合でも、現状のプール水深および建屋階高が増加す
ることなく、使用済燃料の貯蔵容量を拡大することがで
きるとともに、使用済燃料貯蔵容器として耐震性を向上
させることが可能となる。
【0076】請求項6の発明によれば、放射線を遮蔽す
る遮蔽体を有する燃料貯蔵用キャニスタに使用済燃料を
収納して貯蔵することで、シリンダ型鉄筋コンクリート
製格納容器上部へ燃料を貯蔵する場合でも、既に貯蔵さ
れた燃料の上部を通過することができ、現状のプール水
深および建屋階高が増加することなく、使用済燃料の貯
蔵容量を拡大することができるとともに、燃料移送時の
安全性を向上させることができる。
【0077】請求項7の発明によれば、使用済燃料を遮
蔽機能を有した燃料交換機により移送し貯蔵すること
で、請求項6と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使用済燃料貯蔵施設の第1実施形
態を示す縦断面構成図。
【図2】図1の平面図。
【図3】本発明に係る使用済燃料貯蔵施設の第2実施形
態を示す平面図。
【図4】本発明に係る使用済燃料貯蔵施設の第3実施形
態を示す概略構成図。
【図5】図4の使用済燃料貯蔵ラックのラック構成体を
示す斜視図。
【図6】(A),(B)は図5のラック構成体の燃料固
定手段を示す説明図。
【図7】本発明に係る使用済燃料貯蔵施設の第4実施形
態を示す概略構成図。
【図8】(A),(B)は図7の燃料貯蔵用キャニスタ
を示す説明図。
【図9】本発明に係る使用済燃料貯蔵施設の第5実施形
態を示す概略構成図。
【図10】従来の使用済燃料貯蔵プールを設置した原子
炉建屋を示す断面構成図。
【図11】図10の概略平面図。
【図12】従来の使用済燃料貯蔵ラックへ使用済燃料を
収納する状態を示す説明図。
【図13】従来の使用済燃料貯蔵プールを設置した原子
炉建屋を示す縦断面構成図。
【符号の説明】
5 原子炉建屋 6 機器プール 7 オペレーションフロア 9 使用済燃料 10 使用済燃料貯蔵プール 11 使用済燃料貯蔵ラック 12 原子炉一次格納容器(RCCV) 13 原子炉ウエル 17 直線軌道 18 周回軌道 19 ポーラー型燃料交換機 20 直線軌道 21 燃料交換機 22 使用済燃料貯蔵ラック 23 ラック構成体 24 閉止板 25 アンカーボルト(固定手段) 26 燃料貯蔵用キャニスタ 27 取付フランジ 28 取付孔 29 冷却水流入用開口部 30 燃料貯蔵用キャニスタ 30a 遮蔽体 31 燃料交換機 31a 遮蔽体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉建屋にシリンダ型鉄筋コンクリー
    ト製格納容器を設置し、この格納容器の上部に使用済燃
    料を貯蔵する使用済燃料貯蔵プールおよび機器プールを
    それぞれ配置した使用済燃料貯蔵施設において、前記機
    器プールの所定スペースを除いた前記シリンダ型鉄筋コ
    ンクリート製格納容器上部スペースを全て前記使用済燃
    料貯蔵プールとしたことを特徴とする使用済燃料貯蔵施
    設。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵施設にお
    いて、使用済燃料貯蔵プールと機器プールとで円環状の
    プールを形成する一方、シリンダ型鉄筋コンクリート製
    格納容器上部に設置したオペレーションフロアに、前記
    円環状プールに対して周回移動および往復移動可能なポ
    ーラー型燃料交換機を設置したことを特徴とする使用済
    燃料貯蔵施設。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵施設にお
    いて、使用済燃料貯蔵プールと機器プールとで矩形状の
    プールを形成する一方、シリンダ型鉄筋コンクリート製
    格納容器上部に設置したオペレーションフロアに、前記
    矩形状プールに対して大スパンで往復移動可能な燃料交
    換機を設置したことを特徴とする使用済燃料貯蔵施設。
  4. 【請求項4】 原子炉建屋にシリンダ型鉄筋コンクリー
    ト製格納容器を設置し、この格納容器の上部に使用済燃
    料貯蔵プールを設置し、この使用済燃料貯蔵プール内に
    使用済燃料を収納する使用済燃料貯蔵ラックを配置した
    使用済燃料貯蔵施設において、前記使用済燃料貯蔵ラッ
    クは、横方向から使用済燃料を挿入可能に構成したこと
    を特徴とする使用済燃料貯蔵施設。
  5. 【請求項5】 原子炉建屋にシリンダ型鉄筋コンクリー
    ト製格納容器を設置し、この格納容器の上部に使用済燃
    料を貯蔵する使用済燃料貯蔵プールを設置した使用済燃
    料貯蔵施設において、前記使用済燃料貯蔵プールの底部
    に固定手段を設け、この固定手段に、使用済燃料を収納
    した使用済燃料貯蔵用キャニスタを取り付けたことを特
    徴とする使用済燃料貯蔵施設。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の使用済燃料貯蔵施設にお
    いて、使用済燃料貯蔵用キャニスタは、上部に放射線を
    遮蔽する遮蔽体を有することを特徴とする使用済燃料貯
    蔵施設。
  7. 【請求項7】 原子炉建屋にシリンダ型鉄筋コンクリー
    ト製格納容器を設置し、この格納容器の上部に使用済燃
    料貯蔵プールおよびオペレーションフロアを設置した使
    用済燃料貯蔵施設において、前記オペレーションフロア
    に、使用済燃料の放射線を遮蔽する遮蔽体を有する燃料
    交換機を設置したことを特徴とする使用済燃料貯蔵施
    設。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300251A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Toshihisa Shirakawa Bwrの燃料プール(7)
CN111554420A (zh) * 2020-05-15 2020-08-18 中国核动力研究设计院 核电站装罐池防护装置

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JP2009300251A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Toshihisa Shirakawa Bwrの燃料プール(7)
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