JP2000342584A - 脈波検出装置 - Google Patents

脈波検出装置

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JP2000342584A
JP2000342584A JP11157289A JP15728999A JP2000342584A JP 2000342584 A JP2000342584 A JP 2000342584A JP 11157289 A JP11157289 A JP 11157289A JP 15728999 A JP15728999 A JP 15728999A JP 2000342584 A JP2000342584 A JP 2000342584A
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pulse
wave
pulse wave
ultrasonic wave
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Hiroyuki Odagiri
博之 小田切
Keisuke Tsubata
佳介 津端
Chiaki Nakamura
千秋 中村
Kazusane Sakumoto
和実 佐久本
Masataka Araogi
正隆 新荻
Takashi Kamimoto
隆志 紙本
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を抑えることが可能な脈波検出装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 超音波発振手段11から周波数10MH
zの超音波f0を体表面から動脈2に向けて発信し、反
射対象物(測定対象)である血流のドップラー効果で周
波数変調された反射波f1を超音波受信手段21で受信
する。この受信した反射波f1をFM検波(周波数検
波)することで脈波を抽出し、さらに脈拍を計数して
(脈波情報取得手段)、脈波波形や脈拍数を表示する
(出力手段)。一方、超音波受信手段21で受信した反
射波f1から検出される脈流による変化量に応じた値を
出力パワー制御手段13に取り込み、超音波発信手段1
1から発信される超音波の出力パワーを最適値に自動的
に設定する。最適な出力パワーで超音波を発信すること
で、無駄な電力消費を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脈波検出装置に係
り、詳細には、動脈に対する超音波の送受信により脈波
を検出する脈波検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動脈を流れる血流による脈波を検出する
ことは、医療現場や健康管理を行う際に広く行われてい
る。この脈波検出は、触診により所定時間の脈拍数とし
て検出する場合の他、脈波検出装置を使用して電子的に
脈拍数等を自動検出することも広く行われている。電子
的に脈波を検出して脈拍数を得る装置として、ピエゾ型
の圧電素子をセンサとして動脈上に配置し、動脈内部の
圧力変化に伴う表皮の圧力変化(圧力による表皮の変
位)から脈拍数を検出するものや、超音波を利用して脈
拍数を検出するものが存在する。超音波を利用する脈波
検出装置としては、血流によるドップラ効果を利用した
ものがあり、例えば、特開平1−214335号公報
や、USP4086916で提案されている。
【0003】図7は、このようなドップラ効果による超
音波の周波数変化の様子を表したものである。いま、図
7(a)に示されるような周波数f0の超音波を体表面
から動脈に向けて発信すると、発信した超音波は動脈を
流れる血液で反射される。この反射波を受信素子で受信
すると、反射波の周波数の変化を検出することができ
る。すなわち、受信波の周波数をf1とすると、図7
(b)に示すように、心臓の収縮期は動脈を流れる血流
の速度が速いので、反射波の周波数はドップラ効果によ
り高くなり(A部分)、逆に心臓が弛緩している間の血
流速は低いためA部分よりも周波数が低くなる(B部
分)。このように、心臓の拍動に従って流速が変化する
動脈内の血流に超音波を照射して、周波数の変化を検出
することで脈波を検出し、更に脈拍数を検出したり、血
流速を検出したりすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように超音波を利
用して脈波を検出する従来の脈波検出装置では、出力す
る超音波の出力パワーが一定値に設定されている。この
出力パワーが低いと、超音波の発信部と受信部の体表面
における位置が体動等によってずれた場合に、受信信号
が弱すぎて測定できなくなる場合がある。そこで従来の
脈波検出装置では、出力パワーを高めに設定しているた
め、消費電力が高くなっていた。このように消費電力が
高くなると、バッテリ容量に制限がある携帯用の脈波検
出装置には適さず、特に腕時計に脈波検出装置を組み込
んで長時間使用測定することはできなかった。
【0005】そこで本発明は、消費電力を抑えることが
可能な脈波検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の脈波検出装置で
は、動脈に向けて超音波を発信する発信手段と、この発
信手段から発信され前記動脈を流れる血液で反射された
超音波を受信する受信手段と、前記発信手段から発信さ
れる超音波の出力パワーを最適値に制御する出力パワー
制御手段と、前記受信手段で受信された超音波から脈波
に関する脈波情報を取得する脈波情報取得手段と、この
脈波情報取得手段により取得された脈波情報を出力する
出力手段とを具備する。例えば、出力パワー制御手段
は、超音波受信手段21で受信した反射波f1から検出
される脈流による変化量に応じた値をフィードバックし
て、超音波発信手段から発信される超音波の出力パワー
を最適値に制御する。最適な出力パワーで超音波を発信
することで、無駄な電力消費を抑えることができる。ま
た、出力パワーを常時最適値に制御することで、体動等
によって受信手段で受信する超音波(受信波)の信号レ
ベル(受信波のパワー)が低くなったとしても、発信手
段による出力パワーを自動的に高くするように制御され
るので、受信する超音波のパワーは所定の値に維持され
る。これにより、体動等によって発信手段と受信手段の
動脈に対する位置関係が変化したとしても、安定的に脈
波の検出を行うことができる。そして、受信波の信号レ
ベルの低下に応じて発信手段で発信する超音波の出力パ
ワーを高くするが、この出力パワーが所定以上になった
場合、そのまま高出力パワーでの超音波出力を継続させ
ると、消費電力が増加するので、これを抑えるために、
出力パワー制御手段は超音波を間欠的に出力することで
平均消費電力を低く抑えるように制御する。
【0007】この本発明の脈波検出装置において、前記
脈波情報取得手段は、前記脈波情報を記憶する記憶手段
を備え、前記出力手段は、この記憶手段に格納された脈
波情報を出力する、ようにしてもよい。すなわち、所定
時間分の脈拍情報や検波情報を記憶手段に格納してお
き、例えば、医療診断装置等の外部装置に対して出力す
ることで、総合的な医療診断に利用することができる。
また本発明の脈波検出装置において、前記脈波情報取得
手段は、前記検波信号から脈拍数を脈波情報として取得
し、前記出力手段は、前記脈波情報取得手段により取得
された脈拍数を出力するようにしてもよい。これによ
り、最も一般的な脈拍を日常的に確認することができ
る。また本発明の脈波検出装置では、さらに表示手段を
備え、前記脈波情報取得手段は、前記検波信号から脈波
に関する情報として脈拍数又は脈波波形を取得し、前記
出力手段は、前記脈波情報取得手段により取得された脈
拍数又は脈波波形を前記表示手段に出力する、ようにし
てもよい。これにより、脈拍数又は脈波波形を表示する
ことで、日常生活のなかでも容易に脈拍数や脈波波形を
確認することができる。また、本発明の脈波検出装置で
は、発信系を間欠的に駆動するのに同期させて、受信系
も間欠的に駆動するようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の脈波検出装置にお
ける好適な実施の形態について、図1から図6を参照し
て詳細に説明する。 (1)本実施形態の概要 本実施形態の脈波検出装置では、超音波発信手段11か
ら周波数10MHzの超音波f0を体表面から動脈2に
向けて発信し、反射対象物(測定対象)である血流のド
ップラ効果で周波数変調された反射波f1を超音波受信
手段21で受信する。この受信した反射波f1をFM検
波(周波数検波)することで脈波を抽出し、さらに脈拍
を計数して(脈波情報取得手段)、脈波波形や脈拍数を
表示する(出力手段)。一方、超音波受信手段21で受
信した反射波f1から検出される脈流による変化量に応
じた値を出力パワー制御手段13に取り込み、超音波発
信手段11から発信される超音波の出力パワーを最適値
に自動的に設定する。最適な出力パワーで超音波を発信
することで、無駄な電力消費を抑えることができる。
【0009】(2)本実施形態の詳細 図1は、第1の実施形態における脈波検出装置の回路構
成を表したものである。この図1に示すように、脈波検
出装置は、超音波を発信する発信系として、超音波発信
手段11と出力パワー制御手段13を備えており、また
動脈2を流れる血液で反射された超音波(反射波)を受
信して脈波の処理を行う超音波受信系として、超音波受
信手段21と、検波回路22と、増幅回路23と、波形
整形回路24と、脈拍数演算回路30と、表示装置40
とを備えている。
【0010】超音波発信系における、超音波発信手段1
1は、圧電素子からなる発信子を備えており、この発信
子に印加される電圧に応じた出力パワーの超音波を発信
する。この超音波発信手段11からは、10MHzの超
音波が、体表面から動脈2に向けて発信されるようにな
っている。
【0011】超音波発信手段11から発信された10M
Hzの超音波は、動脈2を流れる血液で反射されて超音
波受信手段21で受信される。この反射波は、血流速の
ドップラ効果によって周波数変調され、この周波数の変
化から脈波を検出することが可能になる。すなわち、動
脈2を流れる血液は、心臓の収縮期(脈拍)と弛緩期に
よって、血流速度が変化する。このため発信した超音波
の周波数は、血流で反射される際のドップラ効果によっ
て変化する。この場合の反射波の周波数f1は、超音波
の周波数をf0、血流速をv、体内での音速をc、血流
速に対する超音波の入射角をθとした場合、次の式
(1)から求まる。 f1=f0(1+2v×cosθ/c) …(1) そして、超音波の周波数は、反射によってf0からf1
の範囲で変化し、その偏位dfは、次の式(2)とな
る。 df=f1−f0=f0×2v×cosθ/c …(2) 従って、例えば各値を、c=155m/s、v=0.3
m/s、f0=9.5とすると、周波数偏位dfは3.
8KHzとなる。式(2)において、血流速vは脈拍に
よって変動するため、周波数偏位dfは約2KHz〜4
HHzの範囲で変化することになる。
【0012】本実施形態では、この周波数偏位dfの変
化を、周波数変調波の復調方式によって検出すること
で、脈波を検出するようにしている。すなわち、図1に
おける超音波受信手段21で受信した反射波は検波回路
に供給される。検波回路22では、脈によって変化する
受信周波数の変化を電圧の変化として取り出して、増幅
回路23に供給する。増幅回路23では、供給される電
圧の変化を増幅し、波形整形回路24及び出力パワー制
御手段13のA/D変換部134に供給する。波形整形
回路24では、脈によって変化する増幅後の電圧波形を
パルス波に整形して脈拍数演算回路30に供給する。
【0013】脈拍数演算回路30では、例えば、比較回
路により比較値を超えた場合にパルス波を発生させ、こ
のパルス波の時間間隔を所定回数(例えば、3回、5
回、7回、10回等)測定し、各回の測定時間の平均時
間Tから1分間の脈拍数Nを次の数式(3)に従って求
めるようになっている。 N=60/T … (3) なお、脈拍間の平均時間Tから脈拍数を求める場合に限
られず、例えば、所定時間t(例えば、10秒)内に発
生するパルス数wを検出し、次の数式(4)により1分
間の脈拍数Nを求めるようにしてもよい。 N=w×(60/t) … (2) 脈拍数演算部30は、この求めた脈拍数Nと、各脈拍に
対応して発生するパルス信号とを表示装置40に供給す
る。
【0014】表示装置40では、供給された脈拍数Nを
液晶表示画面にデジタル表示すると共に、供給されるパ
ルス信号に応じて緑色の点滅表示を行うことで脈拍の存
在を示す。この緑色の点滅を見ることで、ユーザは自分
の脈波を視覚的に認識することができる。なお、供給さ
れるパルス信号に応じてパルス音を出力することで脈拍
の存在を聴覚により認識できるようにしてもよい。
【0015】一方、出力パワー制御手段13は、発信用
の高周波電圧を超音波発信手段11に供給することで超
音波を発信させると共に、超音波受信手段21で受信さ
れる受信波の最大値に応じて、超音波発信手段11に供
給する高周波電圧の電圧値を変化させることで、超音波
の出力パワーが最適値となるように制御する。この出力
パワー制御手段13は、高周波信号を発振する発振回路
132と、この高周波を所定周波数に分周してA/D変
換部134に動作クロック信号を供給する分周回路13
3と、A/D変換部134と、デジタルコンパレータ1
35と電圧発生部138と、比較器136と、電圧制御
用トランジスタ137を備えている。
【0016】A/D変換部134には、増幅回路23で
増幅された脈波に応じて変化する電圧が、超音波受信手
段21で受信した反射波f1から検出される脈流による
変化量に応じた値として入力される。A/D変換部13
4では、入力される電圧(脈波波形)の最大値を0〜1
5の16レベルで表し、4ビットのデジタル信号(00
00〜1111)に変換してデジタルコンパレータ13
5に供給するようになっている。
【0017】デジタルコンパレータ135は、供給され
る4ビットのデジタル信号の値に応じて3種類の信号
a、b、cのうちのいずれか1の信号を出力する。すな
わちデジタルコンパレータ135は、A/D変換部13
5から供給される4ビットのデジタル信号の値が0(0
000)から7(0111)までの値である場合に信号
cを出力し、8(1000)の場合に信号bを出力し、
9(1001)から15(1111)の場合に信号aを
出力するようになっている。
【0018】電圧発生部138は、3種類の電圧Va、
Vb、Vc(Va>Vb>Vc)を発生するようになっ
ている。電圧発生部138は、直列に接続された抵抗r
1とr2とNチャネル、エンハンスメント型のFET1
38aを備えている。抵抗r1の一端は電源電圧VDD
に接続され、抵抗r1の他端は比較機136の非反転入
力端子と抵抗r2の一端に接続され、抵抗r2の他端は
FET138aのドレイン端子に接続され、FET13
8aのソース端子は基準電圧VSSに接続されている。
そして、デジタルコンパレータ135から出力される信
号aは、FET138aのゲート端子に供給されるよう
になっており、信号aの供給によってFET138aが
オン状態になり、抵抗r1と抵抗r2によって分圧され
た電圧Vaが電圧発生部138から出力されるようにな
っている。同様に、電圧発生部138は、直列に接続さ
れた抵抗r3、抵抗r4、FET138bと、直列に接
続された抵抗r5、抵抗r6、FET138cを備えて
おり、FET138bのゲートにデジタルコンパレータ
135から信号bが供給されることで抵抗r3と抵抗r
4によって分圧された電圧Vbが電圧発生部138から
出力され、FET138cのゲートに信号cが供給され
ることで抵抗r5と抵抗r6によって分圧された電圧V
cが電圧発生部138から出力される。
【0019】比較器136は、非反転入力端子が電圧変
換部135の出力端子に接続され、反転入力端子が電圧
制御用トランジスタ137のドレイン端子に接続され、
出力端子が電圧制御用トランジスタ137のゲート端子
に接続されている。電圧制御用トランジスタ137は、
ソース端子がVDDに接続され、ドレイン端子が超音波
発信手段11に接続されており、比較器136から供給
される電圧が大きくなるとオン抵抗が大きくなる方向に
変化するようになっている。
【0020】このように構成された脈波検出装置におけ
る超音波発信手段から発信される超音波の出力パワーを
最適値に自動調整する動作について次に説明する。脈波
検出装置の起動当初において、出力パワー制御手段13
のデジタルコンパレータ135から信号aが出力され、
FET138aがオン状態となる。これにより、電圧発
生部138からは最も大きな電圧Vaが出力され、この
電圧Vaが比較器136に供給されることで、超音波発
信手段11に加わる電圧が小さくなる。これにより、起
動当初において脈波検出装置の超音波発信手段11から
は、図2(a)に示されるように、最も小さいパワーに
よる10MHzの超音波f0が動脈に向けて発信され
る。この発信される超音波f0が、動脈を流れる血液で
反射されて超音波受信手段21で受信され、検波回路2
2で受信した反射波の周波数変化を電圧の変化に変換さ
れ、更に増幅回路23で増幅された後、出力パワー制御
手段13のA/D変換部134に供給される。
【0021】このように超音波受信手段21で受信した
反射波の周波数変化状態が出力パワー制御手段13に供
給されることで、周波数変化量が小さく場合には超音波
発信手段11で発信する超音波の出力パワーを上げし、
周波数変化量が大きい場合には超音波の出力パワーを下
げるように制御が行われる。すなわち、増幅回路23の
出力振幅が小さい(レベルが0〜7)場合、デジタルコ
ンパレータ135から信号cが出力され、電圧発生部1
38から最も低い電圧Vcが出力されることで、超音波
発信手段11には大きな電圧が印加されることで、図2
(b)に示されるように最大パワーの超音波fnが出力
される。一方、増幅回路23の出力振幅が大きい(レベ
ル9〜15)場合、必要以上のパワーで超音波が発信さ
れており電力消費が大きくなるため、デジタルコンパレ
ータ135から信号aが選択され、電圧発生部138か
ら最も高い電圧Vaが出力されることで、超音波発信手
段11には小さな電圧が印加され、最小パワーの超音波
f0が出力される。なお、最適なパワーでの超音波が発
信されている(レベル8)場合には、デジタルコンパレ
ータ135から信号bが選択され、中間レベルのパワー
で超音波が発信される。
【0022】このように、本実施形態によれば、超音波
受信手段により受信する反射波の周波数変化の程度に応
じて、適切なパワーの超音波を発信するようにしたの
で、消費電力を抑えることが可能になる。なお、説明し
た実施形態では、電圧発生部138で発生可能な電圧を
Va、Vb、Vcの3種類とし、これに対応してデジタ
ルコンパレータ135から出力される信号をa、b、c
の3種類としたが、電圧発生部138における発生電圧
とデジタルコンパレータ135の出力信号を4種類以上
としてもよい。このように、4種類以上とすることで、
増幅回路23での出力振幅に応じてより細かな超音波の
パワー制御を行うことができる。
【0023】図3は、このような脈波検出装置を時計に
組み込んで脈波を検出する状態を表したものである。こ
の図3に示されるように脈波検出装置(時計)60は、
時計本体61と、ベルト62を備えており、ベルト62
の内側にはセンサ19が取り付けられている。時計60
は、一般の時計と同様に、時計本体61を手の甲側にし
て左(又は右)手首2aに取り付けるようになってい
る。その際、センサ19の位置は、図3(b)に示され
るように、とう骨動脈上に位置するようにセンサ19を
ベルト62の長さ方向に移動して位置調整できるように
なっている。センサ19には、超音波発信手段11と超
音波受信手段21とが、図3(c)に示されるように、
とう骨動脈2に沿ってベルト62の長さ方向と直交する
方向に並べられ、手先側に超音波発信手段11が肩側に
超音波受信手段21が配置されている。なお、超音波発
信手段11と超音波受信手段21の配置位置は、この逆
であってもよい。
【0024】時計本体61には、時計のムーブメント等
の駆動部の他、出力パワー制御手段13、検波回路2
2、増幅回路23、波形整形回路24、脈拍数演算回路
30、及び表示装置40が配置されている。なお、出力
パワー制御手段13における発信回路132として、時
計機能で使用される駆動回路を兼用にしてもよい。セン
サ19と、時計本体61に配置された出力パワー制御手
段13、検波回路22とは、ベルト62内に組み込まれ
た図示しない配線によって接続されている。時計本体6
1の表示面(文字盤)は、時計としての時刻(や日、曜
日等)が表示される時計表示部63と、表示装置40と
を備えている。表示装置40は、脈拍数Nが表示される
脈拍数表示部64と、各脈拍に応じて緑色点滅する脈拍
表示部65を有している。なお、脈拍表示部65の点滅
色を脈拍数に応じて変えるようにしてもよい。例えば、
69以下を黄色点滅、脈拍数が70〜90の間は青色点
滅、91〜110の間を緑色点滅、111〜130の間
を橙色点滅、131以上を赤色点滅とする。このよう
に、脈拍数に応じて脈拍表示部65の点滅色が変化する
ので、現在の脈拍の状態を容易に区別することができ
る。
【0025】以上説明した実施形態によれば、超音波発
信手段11から発信される超音波の出力パワーが最適値
に自動設定されるので、無駄な電力消費が抑えられる。
【0026】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。第1の実施形態では、出力パワーを最適値に自動設
定し、設定した出力パワーの超音波を超音波発信手段1
1から継続的に出力するようにしたのに対して、第2の
実施形態では、自動設定した最適な出力パワーが所定値
を超えた場合に、超音波を間欠的に発信するようにした
ものである。このように、間欠的に超音波を発信するこ
とで、最適な出力パワーの値が所定値を超えた場合であ
っても消費電力が大きくなることが防止される。出力パ
ワー制御手段13は、超音波を超音波発信手段11から
間欠的に発信するように制御する。
【0027】図4は、本実施形態で各状態における波形
を表したものである。図4(a)は、出力パワー制御手
段で設定された最適出力パワーPが所定のしきい値Ps
以下である場合に、超音波発信手段11から発信される
超音波波形f0を表したものである。この発信される超
音波f0の周波数は10MHzである。そして、最適出
力パワーPがしきい値Psよりも大きくなると、出力パ
ワー制御手段13では、間欠駆動するための低周波の間
欠駆動信号F0を発生させる。本実施形態においてこの
間欠駆動信号F0の周波数は64Hzである。出力パワ
ー制御手段13では、図4(a)の周波数10MHzの
超音波と、(b)の間欠駆動信号F0とを合成すること
で、図4(c)に示されるように、超音波発信手段11
から間欠的に超音波を発信させる。これにより、超音波
発信手段11は、間欠的に駆動されるため、出力パワー
の平均は1/2になり、消費電力の増加を抑えることが
できる。このように、出力パワーの平均値を下げること
で消費電力を下げているが、出力される超音波の出力パ
ワーは最適値に維持されているので、受信系で受信され
る反射波の信号レベルも最適値に維持することができ、
検出精度の低下を抑えることができる。
【0028】なお、この第2実施形態において、間欠駆
動信号F0の周波数をF0=64Hzとしたが、想定さ
れる最大脈拍数の倍以上の周波数で間欠駆動すればよ
い。例えば、想定最大脈拍数を240拍/分として、間
欠駆動信号の周波数をF0=8Hz、又はそれ以上の周
波数としてもよい。また、間欠駆動信号を周波数F0=
128Hzとしてもよい。このように、間欠駆動信号
を、商用電力の周波数の倍以上の周波数とすることで、
商用周波数によるノイズの影響を受けにくくすることが
できる。
【0029】次に第3の実施形態について説明する。第
1及び第2の実施形態では、超音波発信手段11から発
信する超音波の周波数を10MHzとすることで、血流
速に応じて反射波の周波数が変化することに着目して周
波数変化から脈波を検出するようにしたものである。こ
れに対して、第3実施形態では、動脈を流れる血流量に
よる超音波の減衰を利用して脈波を取得するようにした
ものである。
【0030】先ず、本実施形態による脈波検出の原理及
び概要について図5を参照して説明する。動脈は、脈波
により血流量が変化すると、超音波が伝搬する場合の伝
達係数が変化する。これは、脈波によって動脈の血流量
及び血液密度が変化し、超音波の減衰率が変化するため
であると考えられる。本実施形態では、以上の原理に基
づいて、超音波発信手段11から動脈に向けて、図5
(a)に示す超音波を発信する。この場合の超音波の周
波数f3は、血流による周波数変調を目的とした超音波
の周波数f0=10MHzよりも小さい値であるf3=
32KHzとすることで、動脈2中を伝搬しながら超音
波受信手段21に伝わる。この超音波が動脈2中の脈流
によって減衰しながら伝搬され、図5(b)に示すよう
に、脈拍に対応して減衰(矢印G部分)した超音波(伝
搬波)が超音波受信手段21で受信され、受信した超音
波の振幅検波を行うことで図5(c)に示す脈波波形
(脈波情報)Hが得られるものである。
【0031】本実施形態では、このような原理に基づい
て、超音波発信手段11から発信される超音波の減衰量
の変化を検出することで脈波を検出する。そして、超音
波発信手段11で発信する超音波の出力パワーを出力パ
ワー制御手段13により最適値に制御し、また、第2実
施形態と同様に64Hzで間欠駆動することで平均出力
パワーを下げる。発信周波数10MHzに対してドップ
ラ効果による周波数変化が2〜4KHzと小さい値(数
%の範囲)であるのに対して、減衰率の変化量は出力パ
ワーの10%以上であることから、本実施形態では脈波
による減衰率の変化をより正確に検出することが可能に
なる。
【0032】次に第4の実施形態について説明する。こ
の第4の実施形態では、所定期間内に増幅回路23から
出力されるピーク電圧を検出し、そのピーク電圧に逆比
例するパワーの超音波を出力するようにしたものであ
る。図6は第4の実施形態における脈波検出装置の回路
構成を表したものである。なお、図1に示した第1実施
形態における脈波検出装置の回路構成と同一の部分には
同一の符号を付して適宜その説明を省略する。図6に示
すように第4実施形態における出力パワー制御手段14
は、発信回路132、分周回路133、ピーク検出器1
41、FET142、スイッチ143、入力電圧を保持
するためのコンデンサ144、比較器136、及び電圧
制御用トランジスタ137を備えている。
【0033】ピーク検出器141は、比較器141aと
ダイオード141bとコンデンサ141cを備えてい
る。この比較器141aは、非反転入力端子(+)には
増幅回路23からの出力電圧が供給されると共に、出力
端子は保護用のダイオード141bを介して反転入力端
子(−)に接続されることでボルテージホロワ回路を構
成している。そして、ダイオード141bのカソード端
子は、コンデンサ141cを介して基準電位VSSに接
続されると共に、ピーク検出器141の出力として、F
ET142及びスイッチ143の入力端子に接続されて
いる。この比較器141aによれば、増幅回路23の所
定期間における最大(ピーク)電圧が記憶されることに
なる。
【0034】ピーク検出器141の出力(ダイオード1
41bのカソード)は、ソース(S)が基準電位VSS
に接続されたFET142のドレイン(D)に接続され
ている。このFET142は、定期的にピーク電圧をモ
ニタするためにコンデンサ141cを放電させるための
スイッチとして機能する。本実施形態における分周回路
133は、図1に示した1の出力端子の他に、第2の出
力端子を備えており、所定時間(本実施形態では1秒
毎)にパルス信号を出力するようになっている。この第
2出力端子がFET142のゲートに接続されており、
パルス信号の供給によりFET142がオン状態にな
り、ピーク検出器141のコンデンサ141cが放電さ
れるようになっている。
【0035】スイッチ143は、PチャネルとNチャネ
ルの2つのMOSFETと、インバータを備えており、
これらによりトランスミッションゲートを構成してい
る。すなわち、両FETのチャネルが並列に接続される
と共に、PチャネルFETの基板(B)が電源電圧VD
Dに接続され、NチャネルFETの基板(B)が基準電
圧VSSに接続されている。そして、分周回路133の
第2出力端子が、PチャネルFETのゲートに接続さ
れ、更にインバータを介してNチャンネルFETのゲー
トに接続されている。このスイッチ143は、通常オン
状態にあり、分周回路133の第2出力端子から出力さ
れるパルス信号によりオフ状態になる。すなわち、FE
T142のオン、オフと逆の状態をとるようになってい
る。
【0036】一方、スイッチ143の他方の端子(チャ
ネル)は、比較器136の反転入力端子(+)に接続さ
れると共に、コンデンサ144を介して基準電位VSS
に接続されている。このコンデンサ144は、ピーク検
出器141のコンデンサ141cを放電する際にスイッ
チ143によってピーク検出器141と比較器136と
の接続が切り離されるので、その際の比較器136への
入力電位を保持するためのコンデンサである。このコン
デンサ144の静電容量は、蓄積されている電荷を、ス
イッチ143がオン状態に戻った際にコンデンサ141
cに対して放電可能とするために、コンデンサ141c
の静電容量よりも小さい値が選択される。
【0037】このように構成された第4実施形態におけ
る動作について説明する。なお、出力パワー制御手段1
4の動作以外の動作については、他の実施形態と同様な
ので、出力パワーの制御動作を中心に説明する。超音波
受信手段21で受信した反射波の周波数変化に応じて変
化する電圧が増幅回路23から出力され、この電圧がピ
ーク検出器141に連続的に入力される。そして、FE
T142がオフ状態で、スイッチ143がオン状態にあ
る通常状態において、増幅回路23から供給される電圧
のピーク電圧がコンデンサ141cとコンデンサ144
に供給され、このピーク電圧が大きいと比較器136に
入力される電圧も大きくなり、超音波発信手段11に加
わる電圧が小さく抑えられて発信される超音波のパワー
も小さくおさえられ、一方、ピーク電圧が小さと超音波
発信手段11に加わる電圧が大きくなり発信される超音
波のパワーも大きくなる。
【0038】そして、分周回路133の第2出力端子か
らパルス信号が出力されると、FET142がオフする
と共に、スイッチ143がオフする。これによりコンデ
ンサ141cはFET142を介して放電する。この
間、比較器136には、コンデンサ144の電圧が入力
される。パルス信号の出力が終了し、FET142とス
イッチ143が再度通常状態に復帰すると、コンデンサ
144は、その電位が放電済みのコンデンサ141cの
電位よりも高いため、増幅回路23から供給される電圧
と等しくなるまで、スイッチ143を介してコンデンサ
141cにむけて放電をおこなう。コンデンサ141
c、コンデンサ144、増幅回路23の電圧が等しくな
った後は、増幅回路23のピーク電圧が両コンデンサ1
41c、144に保持される。
【0039】以上本発明の好適な実施形態について説明
したが、本発明はかかる実施形態の構成に限定されるも
のではなく、本発明の範囲において他の実施形態を採用
し、また、変形することが可能である。例えば、説明し
た実施形態では、脈拍数演算回路30をデジタル的に信
号処理及び記憶処理を行う脈拍演算制御部により構成す
るようにしてもよい。この場合、波形整形回路24から
出力されるパルス波が脈拍演算制御部に供給されると共
に、増幅回路23で増幅後の電圧波形がデジタル変換し
て脈拍演算制御部に供給される。そして、脈拍演算制御
部には、表示装置40に加えて、パーソナルコンピュー
タや医療用の診断装置等の各種外部装置が接続可能にな
っている。
【0040】脈拍演算制御部は、主として、CPU(中
央演算装置)、ROM(リード・オンリー・メモリ)、
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、その他を計時
部等を供えたマイコンシステムで構成される。また脈拍
演算制御部には、DRAM、SRAM、EEPROM、
ハードディスク等の、データを磁気的、電気的、光学的
に記憶する各種記憶媒体が具備され、その記憶容量は任
意であるが、少なくとも1時間分〜1日分、好ましくは
1週間分、さらに好ましくは1ヶ月分の脈波情報(脈拍
数の時間変化、増幅回路23からの脈拍波形等)の蓄積
が可能な記憶容量が採用される。このように、記憶媒体
に脈波報(脈拍波形)を所定期間分蓄積しておくこと
で、後日、外部装置を脈波検出装置に接続して、蓄積し
た脈波情報を出力し、医療診断等に使用することができ
る。このように、医療用の診断装置(外部装置)におい
て、長時間分の脈波情報が得られ、そのユーザの日常生
活での状態を医療的な観点からより正確に診断すること
ができる。例えば、脈拍の揺らぎを調べることでユーザ
の心理的緊張状態やリラックスした状態か否かを調べる
ことができる。また、脈波のリズム、脈拍の大きさ、脈
拍の立ち上がり速度(速いか遅いか)等を調べることも
可能である。
【0041】また、第1実施形態及び第4実施形態で
は、出力パワー制御回路13、14に受信系の信号とし
て増幅回路23の出力電圧を入力するようにしたが、本
発明では、増幅前の信号、すなわち、検波回路22の出
力信号を供給するようにしてもよい。この場合、出力パ
ワー制御部13、14において、必要に応じて電圧増幅
した後にA/D変換部134(第1実施形態)、ピーク
検出器141(第4実施形態)入力供給するようにして
もよい。
【0042】
【発明の効果】本発明の脈波検出装置によれば、発信手
段から発信される超音波の出力パワーを最適値に制御す
るようにしたので、むだな消費電力を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における脈波検出装置の
構成図である。
【図2】同上、脈波検出装置の超音波発信手段から発信
される超音波の波形を表した説明図である。
【図3】同上、時計に組み込んだ脈波検出装置により脈
波を検出する状態を表した説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態における脈波検出の原理
及び概要についての説明図である。
【図5】本発明の第3実施形態における脈波検出の原理
についての説明図である。
【図6】本発明の第4実施形態における脈波検出装置の
構成図である。
【図7】ドップラ効果による超音波の周波数変化の様子
を表した説明図である。
【符号の説明】
2 動脈 11 超音波発信手段 13、14 出力パワー制御手段 132 発振回路 133 分周回路 134 A/D変換部 135 デジタルコンパレータ 136 比較器 137 電圧制御用トランジスタ 138 電圧発生部 141 ピーク検出器 142 FET 143 スイッチ 144 コンデンサ 21 超音波受信手段 22 検波回路 23 増幅回路 24 波形整形回路 30 脈拍数演算回路 40 表示装置 60 時計 61 時計本体 62 ベルト 63 時計表示部 64 脈拍数表示部 65 脈拍表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 千秋 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番 セイ コーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 佐久本 和実 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番 セイ コーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 新荻 正隆 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番 セイ コーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 紙本 隆志 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番 セイ コーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA09 AC20 BC14 BC16 FF15 4C301 AA01 AA03 CC10 DD01 DD02 DD10 EE18 HH01 HH02 HH53 JB03 JB23 KK02 KK31 KK34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動脈に向けて超音波を発信する発信手段
    と、 この発信手段から発信され前記動脈を流れる血液で反射
    された超音波を受信する受信手段と、 前記発信手段から発信される超音波の出力パワーを最適
    値に制御する出力パワー制御手段と、 前記受信手段で受信された超音波から脈波に関する脈波
    情報を取得する脈波情報取得手段と、 この脈波情報取得手段により取得された脈波情報を出力
    する出力手段と、を具備することを特徴とする脈波検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記脈波情報取得手段は、前記受信手段
    で受信された超音波の周波数変化を検出する周波数検波
    手段又は振幅変化を検出する振幅検波手段を有し、前記
    周波数検波手段又は振幅検波手段による検波信号から脈
    波情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の脈
    波検出装置。
  3. 【請求項3】 前記出力パワー制御手段は、前記発信手
    段から発信される超音波の出力パワーの最適値が所定値
    を超える場合に、前記発信手段を間欠的に駆動すること
    で、出力パワーの平均値を下げることを特徴とする請求
    項1に記載の脈波検出装置。
JP11157289A 1999-06-04 1999-06-04 脈波検出装置 Pending JP2000342584A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011527588A (ja) * 2008-07-11 2011-11-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ドップラレーダーに関する自動送信出力調整

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011527588A (ja) * 2008-07-11 2011-11-04 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ドップラレーダーに関する自動送信出力調整

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