JP2000342402A - 商品陳列用トレイ - Google Patents

商品陳列用トレイ

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JP2000342402A
JP2000342402A JP11161310A JP16131099A JP2000342402A JP 2000342402 A JP2000342402 A JP 2000342402A JP 11161310 A JP11161310 A JP 11161310A JP 16131099 A JP16131099 A JP 16131099A JP 2000342402 A JP2000342402 A JP 2000342402A
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JP
Japan
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fitting
corner
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members
sliding
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Pending
Application number
JP11161310A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Yamamoto
賀之 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUBISHI CHUO KK
MARUBISHO CO Ltd
Original Assignee
MARUBISHI CHUO KK
MARUBISHO CO Ltd
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Publication date
Application filed by MARUBISHI CHUO KK, MARUBISHO CO Ltd filed Critical MARUBISHI CHUO KK
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Publication of JP2000342402A publication Critical patent/JP2000342402A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種の商品の包装箱に対応する柔軟性を備え
るにもかかわらず、セッティングが容易な商品陳列用ト
レイを提供する。 【解決手段】 底板と側板が一体となった断面L字形の
一対のコーナー部材1A、1Bと、これらのコーナー部
材を互いの底板が内側に向いた状態で結合するベース部
材10からなり、ベース部材と一方のコーナー部材は嵌
合位置を複数の中から選択可能とした嵌合部材5、11
同士の嵌合により結合可能とすると共に、ベース部材と
他方のコーナー部材はそれぞれに設けた摺嵌部材6、
7、8、12、13、14同士の摺嵌により任意位置に
おいて結合可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は店頭等において商
品を陳列するためのトレイに関し、より詳細には小箱入
りの商品を体裁よく陳列するためのトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、薬品や菓子等の包装箱入りの商
品に関しては、包装箱自体が小箱なのでそれをそのまま
店頭の陳列棚や陳列ケースに載置してもまとまりが悪
い。そこで、同一の商品を複数個まとめて収容する容器
を使用することが陳列効果を高め、又、陳列商品を整理
する上で望ましかった。
【0003】従来、この種の用途のためには低く立ち上
がった一対の側板間に包装箱入りの商品を横一列又は複
数列で前後に複数個嵌め込む機能を有する陳列用トレイ
が公知であった。そして、この場合、連結部材に対し摺
動させることにより一対の側板同士の間隔を可変可能と
した陳列用トレイも公知であった(例えば実開平6−5
9216)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知技術のう
ち、前者のものは側板同士の間隔が固定されているの
で、嵌め込まれる商品とトレイの対応関係が固定されて
おり汎用性が無いという問題があった。そのため、側板
同士の間隔を無段階に可変できる後者の公知技術の方が
使い勝手が良いように思われがちであった。
【0005】ところで、取引の現実においては、この種
のトレイは自社商品を店頭において体裁よく陳列しても
らうために商品のメーカーから小売店等に販促品として
提供される場合が多い。従って、トレイの供給者におい
て商品の包装箱とトレイの寸法の対応関係が予め把握さ
れている場合が多い。一方、小売店側においては、人件
費等の販売経費を削減するために商品の陳列は極力短時
間に行われることが望まれ、セッティングに時間を要す
る陳列用トレイは嫌われがちであった。この場合、側板
同士の間隔を無段階に可変できる後者の公知技術のトレ
イの場合、商品を実際にトレイに合わせるまで側板同士
の間隔を決定できない煩わしさがあり、むしろ最初から
商品に合わせて間隔が固定されている前者の公知技術の
トレイの方がセッティング効率が良く好まれがちであっ
た。しかしながら、その反面、販売者において異種の商
品をトレイに収容したい場面もあり、この場合には側板
同士の間隔を無段階に可変できるトレイが必要とされ
た。又、トレイの供給者においては、商品毎に異なる寸
法のトレイを用意することは製造手間や金型代等の経費
が増すことを意味し、現実的ではなかった。
【0006】この発明は以上の従来技術の問題点に鑑み
て創作されたものであり、多種の商品の包装箱に対応す
る柔軟性を備えるにもかかわらず、セッティングが容易
な商品陳列用トレイを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の商品陳
列用トレイは底板と側板が一体となった断面L字形の一
対のコーナー部材と、これらのコーナー部材を互いの底
板が内側に向いた状態で結合するベース部材からなり、
ベース部材と一方のコーナー部材は嵌合位置を複数の中
から選択可能とした嵌合部材同士の嵌合により結合可能
とすると共に、ベース部材と他方のコーナー部材はそれ
ぞれに設けた摺嵌部材同士の摺嵌により任意位置におい
て結合可能としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施例を
添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明のトレイ
を各構成部材に分解した図である。この実施例において
は、トレイの各部材の素材としてプラスチックを想定し
ているが、これに限られないことは勿論である。
【0009】図中符号1A及び1Bはトレイの両側板を
構成するコーナー部材である。これらのコーナー部材は
底板と側板2A、2Bが一体となった断面L字形に構成
されるが、この実施例においてはそれぞれの底板の平面
形状を山部3A、3Bと谷部4A、4Bの連続からなる
形状とすると共に、コーナー部材同士の谷部と山部が進
入し合うように山部と谷部の位置を設定している。尚、
この実施例ではコーナー部材1A側の山部及び谷部とし
て2つの山部3A、3Aと3つの谷部4A・・・4A
を、コーナー部材1B側の山部及び谷部として3つの山
部3B・・・3Bと2つの谷部4B、4Bを想定してい
る。
【0010】次に、図中符号10は上記のコーナー部材
1A及び1Bが結合されるベース部材である。この発明
の特徴は、ベース部材とコーナー部材との結合にあた
り、一方のコーナー部材1Aは嵌合位置を複数の中から
選択可能とした嵌合部材同士の嵌合により結合している
のに対し、他方のコーナー部材1Bはそれぞれに設けた
摺嵌部材同士の摺嵌により任意位置において結合可能と
している点にある。
【0011】この実施例においては、ベース部材10と
一方のコーナー部材1Aを結合する嵌合部材として、コ
ーナー部材1Aの底板の2つの山部3A、3Aの裏面に
等ピッチで配列した複数個の突起5・・・5と、この突
起と等ピッチでベース部材10に配列すると共にこの突
起が嵌入可能な複数個の孔11・・・11の組み合わせ
を採用している。尚、この場合に孔11・・・11に代
えて、突起5・・・5が嵌入可能な凹部をベース部材1
0に設けてもよく、更に、コーナー部材1A側を孔に、
ベース部材10側を突起にしてもよいことは勿論であ
る。
【0012】又、ベース部材10と他方のコーナー部材
1Bを結合する摺嵌部材として、コーナー部材1Bの底
板の3つの山部3B・・・3Bの裏面に突設した摺嵌突
起6、7、8と、この摺嵌突起が摺嵌可能なようにベー
ス部材に設けられる長溝12、長孔13、長溝14の組
み合わせを採用している。そして、長孔13を貫通して
ベース部材10の裏面に露出するコーナー部材1Bの摺
嵌突起7の端部の孔7Xにフランジ部材9のピン9Yを
嵌入することにより、ベース部材10に対するコーナー
部材1Bの抜け止め手段としている(図2参照)。尚、
この場合に長溝12、長溝14に代えて全て長孔として
もよく、更に、コーナー部材1B側を長溝又は長孔に、
ベース部材10側を摺嵌突起にしてもよいことは勿論で
ある。
【0013】以上の各部材は、ベース部材10の孔11
・・・11にコーナー部材1Aの底板の突起5・・・5
を強圧嵌入すると共に、ベース部材10の長溝12、長
孔13、長溝14にコーナー部材1Bの底板の摺嵌突起
6、7、8を嵌めて、長孔13を貫通した摺嵌突起7の
端部にフランジ部材9を結合することによりトレイとし
て組み立てられる(図3及び4参照)。この場合、ベー
ス部材10の複数の孔11・・・11とコーナー部材1
Aの複数の突起5・・・5は互いに等ピッチで配列され
ているので、孔の数に応じた数の嵌合位置を選択するこ
とができ、それぞれの嵌合位置に応じてベース部材10
に対しコーナー部材1Aが拡縮することになる。又、ベ
ース部材10に対し、摺嵌突起6、7、8及び長溝1
2、長孔13、長溝14をもってコーナー部材1Bを摺
動させることにより、ベース部材10に対しコーナー部
材1Bが無段階に拡縮することになる。
【0014】次に、図中符号20、20はこの発明の商
品陳列用トレイの正面にPOPや価格等を表示するカー
ドを配することを可能とする一対のクリップ部材であ
る。このクリップ部材20はトレイのコーナー部材1A
及び1Bの正面に設けられた鞘部7A、7Bに挿入可能
な脚部21に上方を差し込み口としたクリップ部22を
設けた構成よりなり、鞘部7A、7Bの正面に立設され
ると共にそれぞれのクリップ部22、22にカードPの
両側端が差し込まれる(図2及び5参照)。
【0015】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明の商品陳列
用トレイは次の特有の効果を奏する。 ベース部材とコーナー部材との結合にあたり、従来技
術のように一律に摺嵌手段を採用しないで、一方のコー
ナー部材は嵌合位置を複数の中から選択可能とした嵌合
部材同士の嵌合により、他方のコーナー部材はそれぞれ
に設けた摺嵌部材同士の摺嵌によっている。よって、予
め商品の包装箱に対応して設計したトレイの場合、摺嵌
によっている側のコーナー部材をベース部材に対し拡張
又は縮小限度で固定した上で、一方のコーナー部材の嵌
合位置を予め定められたものに選択すれば、商品の包装
箱に応じて側板同士の間隔をワンタッチでセットするこ
とが可能となる。 上記の場合、摺嵌によっている側のコーナー部材をベ
ース部材に対し摺動することにより、使用者により規格
外の商品の包装箱にも容易に対応することが可能なる。 実施例の場合、一方のコーナー部材は複数の突起を複
数の孔に嵌入することによりベース部に結合されるので
両者は強固に結合され、同時に他方のコーナー部材はこ
の一方のコーナー部材に互いの底板の山部と谷部が進入
し合った状態となっているので、ベース部に対する結合
手段が摺嵌であってもこのコーナー部材との関係で強固
に左右にふらつくことが防止され、摺嵌により拡縮する
構成であっても組み立てられたトレイが変形することが
ない。 POPや価格等を表示するカードはトレイの横幅に応
じた横幅とすることが表示効果を高める上で好ましい
が、従来はトレイの横幅毎にそれに応じたカードホルダ
ーを用意しなくてはならない不便さがあった。この発明
の実施例の場合、カードはその両側端がトレイの両側板
の拡縮に追従する一対のクリップ部材により保持される
ので、従来のように多種のカードホルダーを用意しなく
て済むこととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の商品陳列用トレイの各部材の分解
斜視図。
【図2】 同上、一方のコーナー部材とベース部材を裏
面から観察した状態の斜視図。
【図3】 同上、各部材の組み立て工程を示す斜視図。
【図4】 同上、各部材の組み立て状態を示す斜視図。
【図5】 同上、使用例を示す斜視図。
【符号の説明】
1A コーナー部材 1B コーナー部材 5 突起 6 摺嵌突起 7 摺嵌突起 8 摺嵌突起 10 ベース部材 11 孔 12 長孔 13 長溝 14 長孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板と側板が一体となった断面L字形の
    一対のコーナー部材と、これらのコーナー部材を互いの
    底板が内側に向いた状態で結合するベース部材からな
    り、ベース部材と一方のコーナー部材は嵌合位置を複数
    の中から選択可能とした嵌合部材同士の嵌合により結合
    可能とすると共に、ベース部材と他方のコーナー部材は
    それぞれに設けた摺嵌部材同士の摺嵌により任意位置に
    おいて結合可能としたことを特徴とする商品陳列用トレ
    イ。
  2. 【請求項2】 ベース部材と一方のコーナー部材の嵌合
    部材は等ピッチで配列した複数個の孔又は凹部と、この
    孔又は凹部と等ピッチで配列すると共にこの孔又は凹部
    に嵌入可能な突起からなり、ベース部材と他方のコーナ
    ー部材の摺嵌部材は長孔又は長溝と、この長孔又は長溝
    に摺嵌可能な摺嵌突起からなる請求項1記載の商品陳列
    用トレイ。
  3. 【請求項3】 一対のコーナー部材の底板の平面形状を
    山部と谷部の連続からなる形状とすると共に、コーナー
    部材同士の谷部と山部が進入し合うように山部と谷部の
    位置を設定し、それぞれの山部をもってベース部材との
    嵌合箇所及び摺嵌箇所とした請求項1又は2記載の商品
    陳列用トレイ。
  4. 【請求項4】 それぞれのコーナー部材の正面にカード
    を挿入可能なクリップ部材を設けた請求項1から3の何
    れかに記載の商品陳列用トレイ。
JP11161310A 1999-06-08 1999-06-08 商品陳列用トレイ Pending JP2000342402A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238907A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Yoshino Kogyosho Co Ltd 陳列用トレー
JP2007249789A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Japan Tobacco Inc 自動販売機の商品見本展示装置

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