JP2000341661A - カスタムicを用いたデスクランブル方法及びディジタル放送受信装置 - Google Patents

カスタムicを用いたデスクランブル方法及びディジタル放送受信装置

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JP2000341661A
JP2000341661A JP11145529A JP14552999A JP2000341661A JP 2000341661 A JP2000341661 A JP 2000341661A JP 11145529 A JP11145529 A JP 11145529A JP 14552999 A JP14552999 A JP 14552999A JP 2000341661 A JP2000341661 A JP 2000341661A
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JP
Japan
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scramble key
digital broadcast
key
custom
chip
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JP11145529A
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English (en)
Inventor
Motoi Komatsu
基 小松
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクランブルされたディジタル放送の受信装
置において、従来スマートカードで行っていたスクラン
ブルキーの生成、チューナ受信可能チャネルの管理及び
課金管理のための機能等を安価に実現することを目的と
する。 【解決手段】 ディジタル放送受信装置18において、
従来のスマートカードの代わりに、カスタムICである
CAチップ16を設けた。CAチップ16は、受信した
暗号化キーと暗号化されたスクランブルキーを、CPU
14を介して受け取る。CAチップ16は、暗号化キー
と暗号化されたスクランブルキーを用いて、演算処理を
行い、スクランブルキーを生成する。CAチップ16
は、このスクランブルキーをCPU14に送信する。M
ulti2デスクランブラ12は、CPU14を介して
スクランブルキーを受信し、このスクランブルキーを用
いて、受信信号をデスクランブルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カスタムICを用
いたデスクランブル方法及びディジタル放送受信装置関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルCS(Communicat
ion Satellite)、CATV(Cable
Television)等で、課金等の管理のため
に、放送信号にスクランブルをかけ、受信側で、デスク
ランブルを行うことが行われている。
【0003】図4に、送信側の信号処理の様子を示す。
送信すべきデータがMPEG2(Moving Pic
ture Expart Group2)コーダ(1)
に印加される。MPEG2コーダ(1)で符号化された
信号は、Multi2スクランブラ(2)で暗号化され
る。なお、Multi2スクランブラ(2)には、スク
ランブルキーが印加され、Multi2スクランブラ
(2)は、このスクランブルキーを用いて暗号化する。
【0004】また、送信側は、送信すべきデータを符号
化し且つ暗号化したデータと共に、暗号化キー(=a)
と暗号化されたスクランブルキー(=af(スクランブ
ルキー)を送信する。図5に従来のスクランブルされた
ディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置19
を示す。
【0005】ディジタル放送受信装置19は、パラボラ
・アンテナ10、チューナ11、Multi2デスクラ
ンブラ12、MPEG2デコーダ13、CPU14及び
スマートカード15で構成されている。スマートカード
15は、例えば、プラスチック板にマイクロプロセッサ
及びメモリを搭載した半導体チップを埋め込み、表面に
インタフェースのために接点を設けたものである。
【0006】受信した信号はパラボラ・アンテナ10で
検出され、Multi2デスクランブラ12でデスクラ
ンブルされ、MPEG2デコーダ13で復号され、受信
データを得る。ディジタル放送受信装置19では、受信
された暗号化キー(=a)と暗号化されたスクランブル
キー(=af(スクランブルキー)を、CPU(Centra
l Processing Unit :中央処理装置)14を介して、
スマートカード15に送信する。スマートカード15
は、暗号化キー(=a)と暗号化されたスクランブルキ
ー(=af(スクランブルキー)を用いて、論理演算を
行い、スクランブルキーを生成する。スマートカード1
5は、このスクランブルキーをCPU14に送信する。
CPU14は、このスクランブルキーをMulti2デ
スクランブラ12に送信する。Multi2デスクラン
ブラ12では、受信信号をデスクランブルする。
【0007】従来例におけるスマートカード15は、上
記スクランブルキーの生成以外に、チューナ受信可能チ
ャネルの管理、課金管理及びCATVの場合は、センタ
側への情報報告を行う機能を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スマー
トカードはそれ自体高価であり、また、スマートカード
を使用するにはソフトウエアの開発が必要で、そのソフ
トウエアの開発に多くの手間を有するという問題があ
る。本発明は、デスクランブル方法及びディジタル放送
受信装置において、従来スマートカードで行っていたス
クランブルキーの生成、チューナ受信可能チャネルの管
理及び課金管理のための機能を、安価に実現することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、暗号化キー、暗号化されたスクランブルキー及び
スクランブルされた信号を含むディジタル放送信号の受
信装置(例えば、図1におけるディジタル放送受信装置
18)におけるデスクランブル方法において、前記受信
装置にスクランブルキーを生成するカスタムIC(例え
ば、図1におけるCAチップ16)を設け、該カスタム
ICは、受信した暗号化キー、暗号化されたスクランブ
ルキーからスクランブルキーを生成し、前記受信装置
は、該スクランブルキーを用いて、受信したディジタル
放送信号をデスクランブルすることを特徴とするデスク
ランブル方法。
【0010】請求項1記載の発明によれば、ディジタル
放送受信装置にデスクランブルのためのカスタムICを
設け、該カスタムICを用いて、ディジタル放送をデス
クランブルすることにより、従来スマートカードで行っ
ていたスクランブルキーの生成、チューナ受信可能チャ
ネルの管理及び課金管理のための機能等を安価に実現す
ることができる。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載のデスクランブル方法において、前記カスタムIC
は、ディジタル放送受信機の回路要素(例えば、図1に
おけるMulti2デスクランブラ12、MPEG2デ
コーダ、CPU14等)に一体的に組み込むことを特徴
とする。請求項2記載の発明によれば、カスタムIC
は、ディジタル放送受信機の回路要素に一体的に組み込
むことにより、チューナ受信可能チャネルの管理及び課
金管理のための機能を、IRD(Integrated
Receive /Decoder)本体を管理する
ことにより安価に実現することができる。
【0012】また、IRDのデッドコピーを防ぐことが
でき、秘密保持性を担保することができる。。請求項3
に記載された発明は、暗号化キー、暗号化されたスクラ
ンブルキー及びスクランブルされた信号を含むディジタ
ル放送受信装置(例えば、図1におけるディジタル放送
受信装置18)において、スクランブルキーを生成する
カスタムIC(例えば、図1におけるCAチップ16)
を設け、該カスタムICは、受信した暗号化キー、暗号
化されたスクランブルキーからスクランブルキーを生成
し、該スクランブルキーを用いて、ディジタル放送をデ
スクランブルすることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載のデスクランブル方法に適したディジタル放送受信装
置を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1に本発明のディジタル放送
受信装置18を示す。図1のディジタル放送受信装置1
8は、図5のディジタル放送受信装置19において、ス
マートカード15の代わりにCA(Condition
Access)チップ16を用いたものである。CA
チップ16は、デスクランブル等のためのカスタムIC
であり、ディジタル放送受信機のデコーダ13、Mul
ti2デスクランブラ12、CPU14等と一体的に作
成されてもよい。
【0015】ディジタル放送受信装置18では、受信さ
れた暗号化キー(=a)と暗号化されたスクランブルキ
ー(=af(スクランブルキー)を、Multi2デス
クランブラ12で分離し、CPU14を介して、CAチ
ップ16に送信する。CAチップ16は、暗号化キー
(=a)と暗号化されたスクランブルキー(=af(ス
クランブルキー)を用いて、論理演算を行い、スクラン
ブルキーを生成する。CAチップ16は、このスクラン
ブルキーをCPU14に送信する。CPU14は、この
スクランブルキーをMulti2デスクランブラ12に
送信し、Multi2デスクランブラ12は、受信信号
をデスクランブルする。
【0016】図2に、ディジタル放送受信装置18にお
ける、スクランブル解除の受信フローを示す。ディジタ
ル放送受信装置18は、暗号化されたスクランブルキー
を受信したか否かを判断し(S11)、暗号化されたス
クランブルキーを受信した場合は、CPU14経由で、
CAチップ16に暗号化されたスクランブルキーを送信
する(S12)。また、ディジタル放送受信装置18
は、暗号化キーを受信したか否かを判断し(S13)、
暗号化キーを受信した場合は、CPU14経由で、CA
チップ16に暗号化キーを送信する(S14)。
【0017】CAチップ16は、暗号化されたスクラン
ブルキーと暗号化キーから、スクランブルキーを生成
し、CPU14に送信する。CPU14は、CAチップ
16から、スクランブルキーを受信した場合(S1
6)、Multi2デスクランブラ12に、このスクラ
ンブルキーを送信する。Multi2デスクランブラ1
2は、このスクランブルキーを用いて、受信データをデ
スクランブル解除を行う(S17)。
【0018】図3にCAチップの処理フローを示す。C
Aチップ16は、暗号化されたスクランブルキーを受信
し(S21)、且つ暗号化キーを受信した場合(S2
2)、暗号化されたスクランブルキーと暗号化キーから
スクランブルキーを生成し(S23)、ディジタル放送
受信装置18のCPU14に送信する(S24)。
【0019】本件発明は、従来スマートカードで行って
いたスクランブルキーの生成、チューナ受信可能チャネ
ルの管理及び課金管理のための機能等を、IRD本体を
管理することにより安価に実現することができる。ま
た、IRDのデッドコピーを防ぐことができ、秘密保持
性を担保することができる。
【0020】特に、CATVでは、カードによる管理の
必要性が薄いので、本発明は有効である。
【0021】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を奏することができる。請求項1記載の発明
によれば、ディジタル放送受信装置にデスクランブルの
ためのカスタムICを設け、該カスタムICを用いて、
ディジタル放送をデスクランブルすることにより、従来
スマートカードで行っていたスクランブルキーの生成、
チューナ受信可能チャネルの管理及び課金管理のための
機能等を安価に実現することができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、カスタムI
Cは、ディジタル放送受信機の回路要素に一体的に組み
込むことにより、チューナ受信可能チャネルの管理及び
課金管理のための機能等を、IRD本体を管理すること
により安価に実現することができる。また、IRDのデ
ッドコピーを防ぐことができ、秘密保持性を担保するこ
とができる。。
【0023】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載のデスクランブル方法に適したディジタル放送受信装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル放送受信装置を説明するた
めの図である。
【図2】スクランブル解除の受信フローを説明するため
の図である。
【図3】CAチップにおける処理フローを説明するため
の図である。
【図4】スクランブルを行う送信側を説明するための図
である。
【図5】従来のディジタル放送受信装置を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 パラボラアンテナ 11 チューナ 12 Multi2デスクランブラ 13 MPEG2デコーダ 14 CPU 15 スマートカード 16 CAチップ 18、19 ディジタル放送受信装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化キー、暗号化されたスクランブル
    キー及びスクランブルされた信号を含むディジタル放送
    信号の受信装置におけるデスクランブル方法において、 前記受信装置にスクランブルキーを生成するカスタムI
    Cを設け、 該カスタムICは、受信した暗号化キー、暗号化された
    スクランブルキーからスクランブルキーを生成し、 前記受信装置は、該スクランブルキーを用いて、受信し
    たディジタル放送信号をデスクランブルすることを特徴
    とするデスクランブル方法。
  2. 【請求項2】 前記カスタムICは、前記受信装置の回
    路要素に一体的に組み込む、ことを特徴とする請求項1
    記載のデスクランブル方法。
  3. 【請求項3】 暗号化キー、暗号化されたスクランブル
    キー及びスクランブルされた信号を含むディジタル放送
    受信装置において、 スクランブルキーを生成するカスタムICを設け、 該カスタムICは、受信した暗号化キー、暗号化された
    スクランブルキーからスクランブルキーを生成し、 該スクランブルキーを用いて、ディジタル放送をデスク
    ランブルすることを特徴とするディジタル放送受信装
    置。
JP11145529A 1999-05-25 1999-05-25 カスタムicを用いたデスクランブル方法及びディジタル放送受信装置 Withdrawn JP2000341661A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005518035A (ja) * 2001-12-14 2005-06-16 テレビジョン アンド ワイヤレス アプリケーションズ ヨーロッパ アーベー 条件付きアクセスのための方法及びシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005518035A (ja) * 2001-12-14 2005-06-16 テレビジョン アンド ワイヤレス アプリケーションズ ヨーロッパ アーベー 条件付きアクセスのための方法及びシステム

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