JP2000341386A - 通信端末試験装置 - Google Patents

通信端末試験装置

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JP2000341386A
JP2000341386A JP11151073A JP15107399A JP2000341386A JP 2000341386 A JP2000341386 A JP 2000341386A JP 11151073 A JP11151073 A JP 11151073A JP 15107399 A JP15107399 A JP 15107399A JP 2000341386 A JP2000341386 A JP 2000341386A
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Toshiyuki Endo
敏志 遠藤
Yasutaka Watanabe
康隆 渡辺
Kenji Yasunaga
健治 安永
Shinichi Mine
真一 嶺
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末を試験する際にテストデータの作成
者の負担を軽減する。 【解決手段】 各試験コマンド〜の実行に基づき最
初にシミュレート試験を行った通信端末3aのログデー
タをメモリ16に各試験コマンドに対応して保存し、新
たな通信端末3bをデバッグモードで試験する場合は、
メモリ16に保存したログデータを通信端末3bの各試
験コマンドのテストデータとして割り当て、割り当てた
テストデータを用いて試験を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末を試験す
る通信端末試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被試験端末である通信端末は交換網に接
続され前記交換網を介して通信を行うものである。ま
た、こうした通信端末を試験する試験装置は前記交換網
を介して通信端末に接続される。前記試験装置を用いて
通信端末を試験する場合は、まず試験に先立って予め各
試験項目を実行する各試験コマンド毎に送信用及び受信
用の各テストデータを作成して試験装置に設定し、通信
端末の試験時には、試験装置は各試験コマンドを順次実
行して対応の送信用テストデータを送信するとともに、
この送信用テストデータの送信に対して交換網を介し通
信端末から返送されるデータを前記受信用テストデータ
と照合し、通信端末の正否をチェックするようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】試験装置により通信端
末の試験を行う場合、従来は、予め試験者などが通信端
末毎に上述したテストデータを作成している。また、通
信端末との間の通信時には認証を要する場合があり、試
験の際にもこうした認証手順の正否をチェックする必要
がある。こうした認証手順に用いられる認証データは通
信端末毎に異なっているため、試験の際には通信端末毎
に認証用テストデータを作成しなければならない。した
がって、試験を行う通信端末の数や試験項目が多くなる
と、こうしたテストデータを作成する作成者の負担が大
きくなるという問題が生じている。したがって本発明
は、通信端末を試験する際にテストデータを作成する作
成者の負担を軽減することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の通信端末試験装置は、試験コマンドの
実行により予め第1の通信端末との間で通信された通信
データをログデータとしてメモリに保存し、メモリのロ
グデータに基づいて第2の通信端末の試験を行うように
したことにより特徴づけられる。この場合、メモリには
各試験コマンド毎に第1の通信端末との間で通信された
通信データをログデータとして保存し、かつ試験コマン
ドの構文を解析して解析された構文の各部に、メモリに
保存された対応の試験コマンドのログデータを通信デー
タとして各個に割り当て、そのログデータが割り当てら
れた試験コマンドを実行して第2の通信端末の試験を行
うようにしたものである。さらに、試験コマンドの構文
の中に、認証データに基づき被試験通信端末の認証手順
をチェックするための認証構文が含まれている場合は、
認証構文中の認証データが割り当てられる部分を任意の
データへの置換が可能な置換データとして設定し、認証
構文に対応する試験コマンドが実行されると置換データ
を被試験通信端末の認証データとして設定し認証処理を
行うようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の通信端末試験装置を適
用したシステムの構成を示すブロック図であり、前記通
信端末試験装置(以下、試験装置)1と、試験装置1を
ISDN回線Laを介して収容する交換網2と、交換網
2にそれぞれISDN回線Lb,Lcを介して接続さ
れ、試験装置1により試験される通信端末3a,3bと
からなる。
【0006】試験装置1は、図2に示すように、ISD
N回線Laに接続されISDNの通信プロトコル機能な
どを有するISDNインタフェース部が搭載されたIS
DNボード11と、前記ISDNボード11及びISD
N回線Laを介し通信端末3a,3bの試験を行う制御
装置12とからなる。ここで、制御装置12は、制御部
13と、表示部14と、操作部15と、メモリ16とか
らなる。
【0007】図3は試験装置1による通信端末3の後述
のシミュレートモード試験及びデバッグモード試験の際
のシーケンスの一例を示すシーケンス図である。このシ
ーケンス図にしたがって試験装置1と通信端末3間の試
験時の概略動作について説明する。試験装置1では、ま
ず通信端末3の試験に際し、まずステップS1で後述の
図5に示す試験コマンドを実行することにより開始コ
マンドをISDN回線LaのDチャネルを介して送信す
る。この開始コマンドには通信端末の番号がパラメータ
として付加されている。この開始コマンドは交換網2に
より前記通信端末の番号に相当する通信端末3a,3b
の何れかの通信端末に送られる。
【0008】開始コマンドを受信した通信端末3では、
この開始コマンドの受信に対する応答信号としてステッ
プS2で開始レスポンスをISDN回線のDチャネルを
介して返送する。この開始レスポンスには開始コマンド
を受信した通信端末の番号が付加される。交換網2では
通信端末3からの開始レスポンスを試験装置1へ送信す
る。ここで、試験装置1が前記開始レスポンスを受信す
ると、試験装置1と通信端末3とはISDN回線のBチ
ャネルを介した相互通信状態となり、試験装置1は図5
の試験コマンド以降の各試験コマンドを順次実行して
通信端末3の試験を行う(ステップS3)。
【0009】即ち、試験装置1は、まず試験コマンド
を実行することにより、実行された試験コマンドに対応
して予め作成されている送信用テストデータをBチャネ
ルを介して通信端末3へ送信する。試験装置1からの送
信用テストデータの送信に対し、通信端末では対応する
データをISDN回線のBチャネルを介しレスポンスデ
ータとして試験装置1へ返送する。試験装置1では、通
信端末3から返送されるレスポンスデータを受信する
と、この受信レスポンスデータが予め作成されている受
信用テストデータと一致しているか否かをチェックし、
一致している場合はその通信端末3を正常と判定し、さ
らにこの場合、実行した試験コマンドに関連づけて、受
信レスポンスデータ及び送信用テストデータをログデー
タとしてメモリ16に記憶する。こうした試験コマンド
の実行により通信端末3の1つの項目の試験が終了す
ると、試験装置1は次の試験コマンドを実行すること
により同様に通信端末3の次の項目の試験を行う。
【0010】このようにして各試験コマンドを順次実行
することにより、通信端末3の各試験項目に応じた試験
が順次行われ全ての試験が正常に終了すると、試験装置
1はISDN回線のDチャネルまたはBチャネルを介し
てステップS4で通信端末3に終了コマンドを送信す
る。通信端末3はこの終了コマンドを受信すると試験装
置1に対して終了コマンドを受信したことを示す終了レ
スポンスをISDN回線のDチャネルまたはBチャネル
を介してステップS5で返送する。これにより、試験装
置1による通信端末3の試験が終了する。
【0011】図4は試験装置1の具体的な動作を示すフ
ローチャートである。また、図5は試験装置1による通
信端末3の試験結果のデータを記憶した試験装置1内の
メモリ16の記憶状況を示す図であり、試験装置1は図
5に示すように1つの通信端末について各試験項目に対
応して各試験コマンド〜を順次実行して各項目毎に
試験を行うものとする。図4及び図5に基づいて試験装
置1の要部動作をさらに詳細に説明する。まず図4
(a)のフローチャートに基づいて試験装置1のシミュ
レートモード試験動作を説明する。試験装置1の制御装
置12内の制御部13では、まず通信端末3aのシミュ
レートモード試験を行う。即ち、図4(a)のステップ
S11で通信端末3aの端末番号をパラメータaとして
設定する。続いてステップS12でこのパラメータa
を、図5に示すように試験対象端末である通信端末3a
に対応するパラメータAと試験コマンドとに関連づけ
てメモリ16に保存する。
【0012】次に制御部13は、ステップS13で試験
コマンドを実行し通信端末3aに対し前記パラメータ
aが付加された開始コマンドを送信するとともに、その
開始コマンドに対し通信端末3aから開始レスポンスを
受信する通信処理を行う。そして、ステップS14で試
験装置1が送信した開始コマンド及び受信した開始レス
ポンスをログデータとして作成してステップS15でメ
モリ16に図5に示すようにパラメータA及び試験コマ
ンドに関連づけて記憶する。このように試験コマンド
の実行による1つの試験項目に相当する試験が終了す
ると、前述したように試験装置1と通信端末3aとは相
互通信状態となり、制御部13は次の試験コマンドを
実行して通信端末3aの次の項目の試験を行うためステ
ップS11に戻る。次に、試験コマンドが通信端末3
aの認証手順を試験するコマンドを含むような場合は、
ステップS11で同様にパラメータを認証データとして
設定し、かつ設定したパラメータをステップS12でメ
モリ16に図5に示すように、パラメータA及び試験コ
マンドに関連づけて保存するとともに、設定されたパ
ラメータを用いて通信端末3aの認証手順をチェックす
る認証処理を行う。
【0013】その後、試験コマンドを実行することに
より、この試験コマンドに対応して予め作成されてい
る送信用テストデータを通信端末3aへ送信するととも
に、送信用テストデータの送信に対し、通信端末3aか
らのレスポンスデータを受信する通信処理をステップS
13で行う。そして、受信レスポンスデータが予め作成
されている受信用テストデータと一致しているか否かを
チェックし、一致している場合はその通信端末3aの試
験コマンドに対応する試験を正常と判定し、さらに、
ステップS14で受信レスポンスデータ及び送信用テス
トデータをログデータとして作成してステップS15で
メモリ16に図5に示すように、パラメータA及び試験
コマンドに関連づけて記憶する。
【0014】こうして試験コマンドの実行による通信
端末3aの試験が終了すると、再びステップS11に戻
り、以降各試験コマンド〜を順次同様に実行して各
項目の試験を行い同様にログデータをメモリ16に図5
に示すように、パラメータA及び実行した試験コマンド
に関連づけて記憶する。なお、各試験コマンド〜を
実行するに当たり、各試験コマンドの中に通信端末3a
の認証手順をチェックする試験コマンドが含まれる場合
は、同様にそのパラメータを認証データとして設定し、
かつ設定したパラメータをメモリ16に図5に示すよう
に、パラメータA及び対応の試験コマンドに関連づけて
保存し、そのパラメータを用いて通信端末3aの認証手
順をチェックする認証処理を行う。
【0015】このようにして、最終試験コマンドである
試験コマンドの実行による最終項目の試験が終了する
と、ステップS16の「終了要求?」が「Y」となり、
この場合、制御部13は、通信端末3aに上述したよう
に終了コマンドを送信し、これに対して通信端末3aか
ら終了レスポンスを受信すると通信端末3aの試験を終
了する。こうして通信端末3aの全項目の試験が終了す
ると、メモリ16には、図5のように通信端末3aのロ
グデータがパラメータA及び各試験コマンド〜毎に
保存される。
【0016】通信端末3aのシミュレートモードによる
試験が終了すると、試験装置1は次に通信端末3bをデ
バッグモードで試験する。即ち、試験装置1はメモリ1
6に保存された通信端末3aのログデータを用いて通信
端末3bをシナリオ通りに動作させ試験する。この場
合、制御部13はまず通信端末3bの端末番号をパラメ
ータbとして設定する。続いてこのパラメータbを、メ
モリ16に図5に示すように試験対象端末である通信端
末3bに対応するパラメータBと試験コマンドとに関
連づけて保存する。次に制御部13は、試験コマンド
を実行し通信端末3bに対し前記パラメータbが付加さ
れた開始コマンドを送信するとともに、その開始コマン
ドに対し通信端末3bから開始レスポンスを受信する通
信処理を行う。
【0017】続いて、制御部13は、図4(b)のステ
ップS21において、図5のメモリ16内に各試験コマ
ンド〜毎に保存されている通信端末3aのログデー
タ及びメモリ16内のパラメータB及び試験コマンド
に対応して記憶されている通信端末3bのパラメータb
を読み込む。次に、制御部13はステップS22で試験
コマンドからまで順次各試験コマンドの構文を解析
する。そして、解析した1つの試験コマンドについてそ
の構文の各部に、メモリ16から読み込んだ通信端末3
aの対応する試験コマンドのログデータを自動的に割り
当てる通信データ編集をステップS23で行う。こうし
たステップS23の通信データ編集は各試験コマンド毎
に行われる。
【0018】また、制御部13は、解析した試験コマン
ドの構文の中に、認証データ(パラメータ)に基づき通
信端末の認証を行うような認証手順を示す構文が含まれ
る場合は、その構文中の認証データを任意のデータとし
て置換できるようその部分をワイルドカード化してお
く。こうして通信データの編集が行われた後、制御部1
3は通信データが割り当てられた各試験コマンド〜
を順次実行することにより通信端末3bの各項目の試験
を行う。
【0019】即ち、制御部13はまず試験コマンドを
実行して通信端末3bとデータ通信を行うことになる
が、試験コマンドの中に認証手順が含まれる場合は、
ステップS24の判定が「Y」となる。この場合、制御
部13は、ステップS25で通信端末3bとの間で認証
データを用いた認証処理を行い、通信端末3bの認証手
順をチェックする。ここで、上記認証処理の中で、上記
のようにワイルドカード化された部分のデータを認証デ
ータとして送信する場合には既にメモリ16から読み込
まれている通信端末3bのパラメータbをその部分のデ
ータとして自動的に割り当てて送信する。このように構
成することにより、各試験項目毎に認証用テストデータ
を作成して設定する必要がなくなることから1つの通信
端末について認証手順をチェックする試験項目が多い場
合にテストデータを作成する作成者の負担を軽減できる
とともに、前記認証処理を自動的に行うことができる。
そしてこの認証データの送信により通信端末3bとの間
の認証手順が確認され通信端末3bの正否をチェックす
ることができる。
【0020】次に制御部13は、この試験コマンドに
対応して編集されている通信データを通信端末3bへ送
信するとともに、その通信データの送信に対し、通信端
末3bからのレスポンスデータを受信する通信処理をス
テップS26で行う。そして、受信したレスポンスデー
タが編集した通信データと一致しているか否かをチェッ
クし、一致している場合はその通信端末3bの試験コマ
ンドに対応した項目の試験を正常と判定する。
【0021】こうして試験コマンドの実行による通信
端末3bの試験が終了すると、再びステップS24に戻
って今度は試験コマンドを実行して、同様の試験を行
う。即ち、試験コマンドの中に認証手順が含まれる場
合は、試験コマンドの実行による試験と同様にステッ
プS25で通信端末3bとの間で認証データを用いた認
証処理を行う。そして通信端末3bの認証手順を確認
後、試験コマンドに対応して編集されている通信デー
タを通信端末3bへ送信するとともに、その通信データ
の送信に対し、通信端末3bからのレスポンスデータを
受信する通信処理をステップS26で行う。ここで、受
信レスポンスデータが編集した通信データと一致してい
るか否かをチェックし、一致している場合はその通信端
末3bの試験コマンドに対応した項目の試験を正常と
判定する。また、試験コマンドの中に認証手順が含ま
れない場合は、ステップS26に移行して上述と同様の
通信処理を行い、受信レスポンスデータが編集した通信
データと一致しているか否かをチェックし、一致してい
る場合はその通信端末3bの試験コマンドに対応した
項目の試験を正常と判定する。
【0022】このようにして、最終試験コマンドである
試験コマンドまで順次試験コマンドが実行されて通信
端末3bの各項目の試験が同様に実施され、試験コマン
ドの実行による最終項目の試験が終了し、ステップS
27の「全てのデータの通信終了?」が「Y」になる
と、制御部13は、同様に通信端末3bに終了コマンド
を送信し、これに対して通信端末3bから終了レスポン
スを受信すると通信端末3bの試験を終了する。
【0023】こうして通信端末3bの試験が終了し、次
に図示しない通信端末3cをデバッグモードで試験する
場合も、試験装置1は通信端末3bの試験と同様、通信
端末3cの端末番号をパラメータcとして設定し、かつ
パラメータcを、メモリ16に図5に示すように試験対
象端末である通信端末3cに対応するパラメータCと試
験コマンドとに関連づけて保存する。その後、試験コ
マンドを実行して通信端末3cに対しパラメータcが
付加された開始コマンドを送信するとともに、その開始
コマンドに対し通信端末3cから開始レスポンスを受信
する通信処理を行い、さらに各試験コマンド〜の実
行による通信端末3cの各項目の試験を、通信端末3a
のログデータを用いて同様に行う。
【0024】このように最初にシミュレート試験を行っ
た通信端末3aのログデータを予めメモリ16に保存
し、保存したログデータを編集し編集した通信データを
用いて次の通信端末3b,3cのデバッグモード試験を
行うようにしたものである。この結果、通信端末毎にテ
ストデータを作成する必要が無く、テストデータを作成
する作成者の負担を軽減できる。また、被試験通信端末
の各試験コマンド〜の実行による各項目の試験の際
に被試験通信端末の認証手順のチェックが必要な場合
は、該当の被試験通信端末の認証手順に用いる認証デー
タをワイルドカード化するとともに、前記認証手順をチ
ェックする認証処理の際にはワイルドカード化された認
証データを、メモリ16の試験コマンドに保存されて
いる被試験通信端末のパラメータに自動的に置換するよ
うにしたので、各試験項目毎に認証用テストデータを作
成して設定する必要がなくなることから、1つの通信端
末について認証手順をチェックする試験項目が多い場合
にテストデータを作成する作成者の負担を軽減できると
ともに、認証処理を自動的に行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、試
験コマンドの実行に基づき予め第1の通信端末との間で
通信された通信データをログデータとしてメモリに保存
するとともに、メモリのログデータに基づいて第2の通
信端末の試験を行うようにしたので、通信端末毎にテス
トデータを作成する必要が無く、テストデータを作成す
る作成者の負担を軽減できる。また、各試験コマンド毎
に第1の通信端末との間で通信された通信データをログ
データとしてメモリに保存し、かつ試験コマンドの構文
を解析して解析された構文の各部に、メモリに保存され
た対応の試験コマンドのログデータを通信データとして
各個に割り当て、ログデータが割り当てられた試験コマ
ンドを実行して第2の通信端末の試験を行うようにした
ので、同様にテストデータを作成する作成者の負担が軽
減できるとともに、通信端末の正否を的確に試験でき
る。また、試験コマンドの構文の中に、認証データに基
づき被試験通信端末の認証手順をチェックするための認
証構文が含まれている場合は、認証構文中の認証データ
が割り当てられる部分を任意のデータへの置換が可能な
置換データとして設定し、認証構文に対応する試験コマ
ンドが実行されると置換データを被試験通信端末の認証
データとして設定し認証処理を行うようにしたので、1
つの通信端末について認証手順をチェックする試験項目
が多い場合にテストデータを作成する作成者の負担を軽
減でき、かつ自動的に認証処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 通信端末を試験する通信端末試験装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】 通信端末試験装置と通信端末の試験時の動作
を示すシーケンス図である。
【図4】 通信端末試験装置のシミュレートモード試験
動作を示すフローチャート(図4(a))及びデバッグ
モード試験動作を示すフローチャート(図4(b))で
ある。
【図5】 通信端末試験装置の試験結果を記憶するメモ
リの記憶状況を示す図である。
【符号の説明】
1…通信端末試験装置、2…交換網、3,3a,3b…
通信端末、11…ISDNボード、12…制御装置、1
3…制御部、14…表示部、15…操作部、16…メモ
リ、La,Lb,Lc…回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 康隆 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 (72)発明者 安永 健治 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 嶺 真一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K027 CC02 LL02 5K067 DD11 DD17 DD51 EE02 EE16 FF02 HH23 KK15 LL08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた複数の試験コマンドを各個に
    実行して通信端末の試験を行う通信端末試験装置におい
    て、 前記試験コマンドの実行により予め第1の通信端末との
    間で通信された通信データをログデータとして保存する
    メモリと、 前記メモリのログデータに基づいて第2の通信端末の試
    験を行う試験手段とを備えたことを特徴とする通信端末
    試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記メモリには各試験コマンド毎に第1の通信端末との
    間で通信された通信データが前記ログデータとして保存
    され、 前記試験コマンドの構文を解析する解析手段と、 前記解析手段により解析された構文の各部に、前記メモ
    リに保存された対応の試験コマンドのログデータを通信
    データとして各個に割り当てる通信データ編集手段とを
    備え、前記試験手段は前記通信データ編集手段により編
    集された試験コマンドを実行して前記第2の通信端末の
    試験を行うことを特徴とする通信端末試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記試験コマンドの構文の中に、認証データに基づき被
    試験通信端末の認証手順をチェックするための認証構文
    が含まれている場合は、前記認証構文中の前記認証デー
    タが割り当てられる部分を任意のデータへの置換が可能
    な置換データとして設定する設定手段と、 前記認証構文に対応する試験コマンドが実行されると前
    記置換データを前記被試験通信端末の認証データとして
    設定し認証処理を行う制御手段とを備えたことを特徴と
    する通信端末試験装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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