JP2000340415A - 磁気エネルギー赤外線放射材料および放射体 - Google Patents

磁気エネルギー赤外線放射材料および放射体

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JP2000340415A
JP2000340415A JP11182215A JP18221599A JP2000340415A JP 2000340415 A JP2000340415 A JP 2000340415A JP 11182215 A JP11182215 A JP 11182215A JP 18221599 A JP18221599 A JP 18221599A JP 2000340415 A JP2000340415 A JP 2000340415A
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infrared
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Jiro Hayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】動物(人を含む)の健康および植物の生育、
用水の浄化、改質に強力な遠赤外線および磁力線を放射
する、新規な、磁力線、赤外線放射体を提供する。 【解決手段】(イ)有色系赤外線放射原料と、強磁性体
原料にトリウムおよびウランを含むモナザイトを原料と
して添加、配合混練、磨砕して複合化したものを焼成
し、一体化したものを粉砕、分級して磁力線、赤外線放
射材料を得る、(ロ)上記材料に粘結原料を添加混練し
て、所望の形に成形した後、これを焼成し、更に着磁し
て、磁力線、赤外線放射体を得る、(ハ)上記材料に樹
脂等の粘結材を添加混練した後に成形し、着磁して磁力
線、赤外線放射体を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非加熱下および2
50℃までの加熱下に於いて、磁気エネルギーと高効率
な赤外線を放射する、磁気エネルギー、赤外線放射体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外線放射体の利用は、エネルギーを生
み出すものでなく、本来そのものがもっているエネルギ
ーを利用する技術である、即ち赤外線放射体は、本来も
っている、エネルギーを被照射物に対して、吸収され易
いエネルギー形態に変換して、その利用形態を効果的に
する技術である、赤外線は、可視光線(0.4μm〜
0.76μm)よりも長波長領域にあり0.76μm〜
1000μmの電磁波である、本文では0.8μm〜1
000μmまでの波長領域の電磁波を赤外線として取扱
うこととする。
【0003】近年、赤外線に関する利用技術と開発技術
の進展は著しく、その応用分野も、食品、木材、合板、
プラスチック等の乾燥、焙煎、塗料の工業的加熱、家庭
用調理器、温熱器、医療用治療機、健康器具、更には衣
料素材、水の浄化、農産種子の養生照射等とあらゆる分
野に応用されている。
【0004】このように、赤外線が広く利用されるに至
った理由は、大別して次のようである、(イ)利用分野
に於ける、ほとんどの物質の赤外線吸収特性は、4μm
〜10μm付近の波長領域に属している、(ロ)赤外線
は放射(幅射)であって、赤外線を受けた物質内の原子
間運動を励起させて、温度を上昇させる効果が非常に強
いので「熱線」とも呼ばれている、(ハ)放射であるか
ら熱効率が良い、特に水や動物(人を含む)は特異な吸
収特性をもつ、例えば水は短波長領域から長波長領域に
かけて、スペクトル吸収のピークがある、(3μm〜
5.1μm、9μm〜11μm)、人の皮膚の吸収特性
は、3μm〜3.6μm、6μm〜10μmに吸収のピ
ークがあり、透過は2、4、11.5μm付近にそのピ
ークがある。
【0005】製造技術に関しても、特許申請の主なもの
を抜粋してみると、TiO系、ZrO系、Al
系、複合体系、等があり、それぞれが赤外線放射効率
を高めるための工夫をなして、特許申請がなされてい
る、特に近年は、珪酸系セラミックス赤外線放射材料お
よび同放射体についての研究開発が盛んになっている、
最近では、原子力放射性元素の原子を利用する研究も行
われており、特許申請もなされている。
【0006】磁石は互いに力を及ぼし合い、その相対的
位置によって決まる「ポテンシャルエネルギー」が存在
する、これを磁石の磁気エネルギーといい、電気磁気学
に於ては、磁石の磁気エネルギーは、運動エネルギーと
して取扱われる、(電気エネルギーはポテンシャルエネ
ルギーとして取扱う)、磁気とは、電磁気現象のうち、
物質の磁気モーメントが関連する諸現象をいう、古典電
気力学によれば「電磁波の放射が起るのは、電荷また
は、磁気モーメントをもつ粒子、または物体の運動状態
が加速度をもって変化するときに限られ、電気振動によ
って電波が放射され、また自由な荷電粒子が、原子核な
どの強い電場を受け、進行方向を妨げられた場合に制動
放射が起る」と記されている、磁気もまた電磁波であ
り、波長領域で分類すれば100μm〜1000μmの
サブミリ波で電波の領域に属するものである、赤外線は
前述のとおり、0.76μm〜1000μmの電磁波で
あり、サブミリ波の、100μm〜1000μmが赤外
線と重合する。
【0007】磁石に関する利用技術と開発技術の進展は
赤外線のそれとは比較にならない程広範囲、多岐に亘っ
ている、本申請に関するものだけに限っても、医療用機
器、磁気治療機、水質改善器具、健康器具等々と枚挙に
いとまがない位である。
【0008】このように磁気エネルギーが広く利用され
るのは、本申請関係分に限れば、磁気力線の作用によっ
て、人体の血行障害の改善をなすものであり、水質浄化
等に関しては、水流を利用して、直流電流を発生さし、
水和クラスターをラヂカル化するためである。
【0009】製造技術に関しても、KS磁石鋼、MS磁
石鋼(書籍によっては、MN鋼、MK鋼と記されている
ものもある)を初めとして、現在ではフエライト磁石が
一般に普及しているようである、更に従来からの金属磁
石、フエライト磁石よりも強力な磁着力を有する、サマ
リウム磁石、ネオジム磁石が開発されている、着磁の技
術も進歩し、これにより可塑性磁石の製品は、一般家庭
でも極く普通に見られるようになった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】赤外線放射材料と強磁
性体材料との共通点を見出して選別した、赤外線放射材
料と強磁性体材料に放射性元素原子から発せられる、
α、β、γ、の各放射線の作用効果を合併させ、更に5
0μm〜1000μmの電磁波長領域に於ける格子振動
を利用し、その相乗効果を高めて、赤外線を高効率に放
射し、併せて磁力線をも放射する、磁力線、赤外線放射
材料および同放射体は、未だ研究も開発もされていな
い。
【0011】赤外線は波長0.76μm〜1000μm
の電磁波である、電磁波は、温度をもつ物体から放射さ
れ、また逆に電磁波のエネルギーを吸収して、その物体
は温度が上昇する(この場合の温度とは、ケルピン温度
OK=−273℃である)、即ちエネルギーは原子間の
振動であり、赤外線による温度上昇は、それを吸収する
強さ、即ち原、分子間の振動による振幅の大きさと、吸
収および放射の密度によるものであると解する。
【0012】電気は磁気と本来同種のものであるが、表
面にあらわれた現象によって、電気と磁気の違いができ
るだけである、電気もまた電磁波であり、その波長領域
は、100μm〜100kmまである、一般に電波と呼
ばれ周波数または波長によって類別されている。
【0013】かつて、磁石のもつ機能に遠赤外線放射機
能等をもつセラミックスを含有せしめて、この2種類の
機能を合併したものを開発しようとした試みもあった
が、(特開平5−212129) 市販されるまでには至らなかったようである、本発明
は、これ等の諸機能と、製造原料の共通項に着目し、永
年鋭意研究と実験の結果、学理的に矛盾のある点の解決
方法を知見し、その欠点を改良して、本発明に至ったも
のである。
【0014】赤外線放射原料につき、調べてみると、白
色系赤外線放射原料としては、ジルコニア(Z
γ)、ジルコン(ZγSiO)、チタニア(Ti
)、アルミナ(Al)、チタン酸アルミニウ
ム(Al・TiO)、シリカ(SiO)、粘
土(Al・6SiO)、アルミナシリケイト
(Al・SiO)、粘土スフェーン(CaO・
TiO・SiO)、と長石類(KO・Al
・6SiO、NaO・Al・6SiO、C
aO・Al・2SiO等々)、等の酸化物であ
り、有色系赤外線放射原料としては、酸化鉄(Fe
〜Fe)酸化マンガン(MnO)、酸化コバ
ルト(CoO)、酸化クロム(Cr)、酸化銅
(CuO〜CuO)、酸化ニッケル(NiO)等の金
属酸化物である、強磁性体原料としては、鉄(Fe)、
コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、酸化クロム(C
rO)、とランタノイド系のGd、Td、Dg、H
o、Er、Tm、EuO等であり、またKS磁石鋼の組
成は、コバルト(Co)、タングステン(W)、クロム
(Cr)、炭素(C)、鉄(Fe)、MS(MN、M
K)磁石鋼の組成は、ニッケル(Ni)、アルミニウム
(Al)、コバルト(Co)、銅(Cu)、鉄(F
e)、チタン(Ti)である、フエライト磁石原料とし
ては、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、ニッケル
(Ni)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、銅(C
u)、亜鉛(Zn)とランタノイド系のCdがあるが最
も知られているのは、Mn−Zn系、Zn−Ni系、M
n−Mg系にFeを添加したものである、これ等の諸原
料の励起用原料としては、モナザイトが代表的である、
モナザイトの成分表の一例を示す、ThO:5.9
%、CeO:28.33%、U:0.24%、
全稀土類:59.65%、P:25.7%の燐酸
塩鉱物である、(詳しくは、放射性燐酸塩鉱物)。
【0015】赤外線および磁気力線の電磁波長を観察す
ると、赤外線の電磁波は、0,76μm〜1000μm
であり、電波のサブミリ波は、100μm〜1000μ
mである、以上から電波のサブミリ波と赤外線の電磁波
は長波長領域に於いて重合している物質の放射する電磁
波の作用のうち、50μm〜1000μmの電磁波長の
間には、固体の格子振動とガスによる放射があること
は、理学会に於いて広く知られていることである、本発
明は、(イ)永久磁石による、電磁力線の50μm〜1
000μm間の格子振動を利用して、赤外線放射物質の
原子間運動を励起し、励起移動によるエネルギーの伝達
を促がし、一層の赤外線放射効率を高め、(ロ)、更に
モナザイトを原料として添加することにより、当該原料
に含まれる放射性元素原子の自然崩壊による、放射エネ
ルギーを利用して、赤外線原料物質の原子間運動を励起
し、励起移動によるエネルギーの伝達を促がし(イ)と
相まって、より一層の赤外線放射効率を高める、相乗効
果を期待するものである。
【0016】以上の着想による基礎理論の下に、非加熱
下および250℃位までの加熱下に於いて、動物(人を
含む)の生体内会合水、植物の会合水、食品の包含水、
および浴用の浄化、改質に寄与し、(その他一般上水も
含む)、併せて人の健康に有効な、赤外線、磁力線、放
射材料および放射体の提供を課題とするものである、な
お、250℃までの加熱下としたのは、キュリー温度と
の関係があるからである。
【0017】
【課題を解決するための手段】強磁性体原料と有色系赤
外線放射原料は、それを構成する素材に共通性がうかが
える、有色系赤外線放射原料としては、 (イ)、MnO−Fe〜Fe−CuO〜
CuO−CoO〜Co系 (ロ)、MnO−Fe〜Fe−CrO〜
CrO−CoO〜Co系 が知られている。
【0018】強磁性体原料として知られているものに
は、Fe、Co、Ni、Mn、Cu、Zn、Mg、Cr
、Gd、Td、Dy、Ho、Er、Tm、C、Eu
O、があり、このうち次の逆スピネル型は、強磁性体原
料として適格である、Fe(Fe・Fe)O
Fe(Ti−Fe)O、Cr(Fe・Cr)O
、Zn(Sn・Zn)O、また、KS,MS(M
N、MK)磁石原料の成分表を調べてみると下記のとお
りであった(重量%で示す)、KS磁石鋼、Co:30
〜40%、W:5〜9%、Cr:1.5〜5%、C:
0.8〜1%、Fe:残部、MS(MN、MK)磁石
鋼、の配合重量%は、Ni:15〜30%、Al:8〜
15%、Co:25%以下、残部はFe、Ni:1〜2
8%、Al:8〜12%、Co:5〜24%、Cu、T
i、少量、残部はFe、Ni:25〜27%、Al:1
2〜13%、Co:5〜25%、Cu:4%、Ti:4
%以下、残部はFe、ハードフエライト磁石の原料組織
は、FeにBaOとSrを添加した合金である、
サマリウム磁石原料は、Coと稀土類元素族のSmとの
合金、ネオジム磁石原料は、BとNdとAlと微量のD
yが含まれた合金、バリウムフエライトは、Ba・Fe
12・O19、の組成をもつ、亜鉄酸塩のマグネトプラ
ンバイト型の六方晶系で3.2×10elg/cm
の大きなエネルギーをもつ一軸性結晶磁気異方性をもっ
ている、多結晶焼結体で、大きな保持力を示し、永久磁
石原料としては最適である。
【0019】前述のこれ等諸原料のうち、共通して利用
できる、原料としては、Fe系、Co系、Cr系、Ni
系、アルミナ系(Al、Al)、Si系、が有望
であることを知見した。
【0020】各原子、分子の励起用原料としては、モナ
ザイト(モナズ石)を使用することとした、モナザイト
は、稀土類元素鉱物に分類されている、放射性燐酸塩鉱
物で、その組成は、
【(Ce、La、Th)Po・ThO6%・U
0.3%】である、放射性鉱物であるため、これの使
用に関しては、法令の規制を受けるが、届出を要しない
上限は、固体の場合で放射能濃度は370Bq/g以下
であり、配合重量%は、(Th+3U)<1.8%であ
る、前述のとおりモナザイトの放射濃度は(Th+3
U:6.9%)である、一方、規制値は1.8%<であ
るから、100:6.9=χ:1.8、即ち配合重量上
限%は、26重量%である。
【0021】以上の赤外線放射原料と強磁性体原料を比
較検討の結果、下記のとおり配合することとした、 1、Fe〜Fe: 35〜45重量% 2、CoO〜Co : 0〜10重量% 3、CrO〜Cr : 0〜3重量% 4、NiO : 10〜11重量% (ゼオライト) 5、Al : 0〜5重量% (麦飯石等) 6、BaO : 1〜3重量% 7、モナザイト : 15〜18重量% 8、可塑性材 : 8〜10重量% 9、補完原料 : 0〜8重量% Mn、Cu、Zn、は常磁性体の傾向が強いので、除く
こととする。
【0022】赤外線放射の場合、被放射体との吸収特性
の合致が最大効果を上げる要因であることは、既述のと
おりである、要約すると、 (イ)、水の吸収特性:3μm〜5.1μm、9μm〜
11μm、 (ロ)、人の皮膚の吸収特性:3μm〜3.6μm、6
μm〜10μm、 (ハ)、人の皮膚の透過性:2μm、4μm、11.5
μm、 米国航空宇宙局(NASA)の研究によると、人体に有
効な電磁波は、8μm〜14μmの波長領域が良いとさ
れている、人体の温熱機構は、体内細胞の分子運動に依
存するからであるが、放射波長と吸収波長との差によっ
て、表面反射、浸透力、内部吸収発熱等、種々影響され
るものと思われる、なお、本申請にかかる、磁力線、赤
外線放射体組成の原分子間励起用モナザイトより放射さ
れる(α、β、γ)線による、空気の電離作用(−イオ
ン化)は、370Bq/gで、放射体周辺約10cm位
である、従って、その利用目的に適合した、赤外線、磁
力線放射体を製造するべきである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる、磁力線、赤
外線放射体の製造方法および実験例について、具体的に
説明する。
【0024】(磁力線・赤外線放射材料の製造)本材料
の製造は、人の生体内会合水、植物の会合水、浴用を含
む一般上水、食物等の包含水等赤外線を主体とし、磁力
線を補助的に使用する場合の製造方法と、磁気治療等磁
力線を主に、赤外線を補助的に使用する場合の製造方法
とに分けて詳述する。
【実施例1】(イ)、赤外線放射を主とし、磁力線放射
を補助とした場合の放射材料の製造方法、(試験材料と
して配合量1000gを製造、原料は粉体原料) 1、Fe:35重量% 350g 6、BaO :1重量% 10g 2、CoO :10重量% 100g 7、モナザイト:18重量%180g 3、CrO :3重量% 30g 8、ゼオライト:8重量% 80g 4、Ni0 :10重量% 100g 9、蛙目粘土 :10重量%100g 5、Al :5重量% 50g 合 計 100重量% 1000g 1〜9の原料をポットミルへ入れ、同時に同量の水を注
水して約10時間混練磨砕したゾル状原料をフィルター
プレス(圧口機)で脱水して、ケーキとなし、更に真空
土練機(混練押出機)で押出した胚土を乾燥さした後、
これを粉砕、0〜1μm<、1〜2μm<、2〜3μm
<、3〜4μm<、4〜5μm<に分級して、匣鉢に入
れ、750℃から1000℃±10℃まで還元焼成(焼
成時間10時間)後除冷して翌朝、窯出を行ない分級品
毎に梱包した、焼成品990g(歩出99.00%)を
得た。
【0025】
【実施例2】(ロ)、磁力線放射を主とし、赤外線放射
を従とした場合の放射材料の製造方法、(試験材料とし
て配合量1000gを製造、原料は粉体原料) 1、Fe:45重量% 450g 4、NiO :11重量% 110g 2、CoO :10重量% 100g 5、Al : 5重量% 50g 3、CrO :3重量% 30g 6、BaO : 3重量% 30g 7、モナザイト:15重量% 80g 合 計 100重量% 1000g 8、ゼオライト:8重量% 150g 製造方法は前記
【0024】(イ)と同じである、焼成品991g(9
9.1%)を得た。
【0026】(磁力線・赤外線放射体の製造)磁力線・
赤外線放射体の試験体は、その用途に応じて、次のとお
りに試作した、No1試験体、水質浄化、改善用、(赤
外線放射を主、磁力線放射を従とするもの)No2試験
体、医療、装飾用、(磁力線放射を主、赤外線放射を従
とするもの)No3試験体、繊維、ブレスレット、陶器
等への練込用、(上記2種類の機能のうち、各単獨で機
能するものと、複合して機能するものがある)。
【0027】
【実施例3】(水質浄化改善用ボール試験体の製造−N
o1試験体)、前記
【0024】(イ)で得た材料990gのうち600g
をスタンパーを用いて粉砕しこれを600gの水と一緒
にポットミルへ入れて、約10時間、混練、磨砕し粒度
200メッシュ通過、100%の素材を得、これにカル
ポキシメチルセルローズ(以下CMCと記す)10%水
溶液を用いて適当な粘度とした上で、直経10〜15m
mの球体を磁界内で造粒し、更に磁界外で直経1mm程
度の孔を当該球体中央部に透設した(珠朱玉のような
物)球体600コを成形した、当該成形品を充分乾燥後
に窯詰めをして、最初より酸化雰囲気内で約10時間焼
成して1200℃±10℃で火止めをなし、窯内温度6
00℃で窯出しを行ない、室温で1昼夜放置して「時効
硬化」を行なった後、着磁機に入れて着磁を行ない、赤
外線放射を主とし、磁力線放射を従とする「未治金法」
による、「磁力線、赤外線放射焼結磁石体」を得た、な
お当該成形品の球体芯部は純粋物質であり、球体表面は
酸化物質である、即ち磁石は還元性物質(純粋物質)
を、赤外線は、酸化物質が共に放射効率がよいからであ
る。
【0028】
【実施例4】(医療、装飾用、試験体の製造−No2試
験体)前記
【0025】(ロ)で得た材料991gのうち600g
を上記と同じ工程で加工し、上記と同じ球体600コを
成形した、当該成形品を充分乾燥後に窯詰めをして、7
50℃までは酸化雰囲気で(窯内雰囲気)、750℃か
ら1150℃まで還元雰囲気で焼成し、1150℃から
1250℃までは酸化雰囲気で焼成、焼成時間通算15
時間で火止めをなし、窯内温度約650℃で窯出しを行
ない、室温で1昼夜放置して「時効硬化」を行ない、当
該成形品と大気温度が同一になったことを確認後に、着
磁機に入れて着磁を行ない、磁力線放射を主とし、赤外
線放射を従とする、「未治金法」による、「磁力線、赤
外線放射焼結磁石体」を得た。
【0029】
【実施例5】(繊維、ブレスレット、陶器等への練込用
試験体の製造−No3試験体)前記
【0024】(イ)の赤外線放射を主とし、磁力線放射
を従とする、放射体材料390gに同量の水を加えてポ
ットミルに入れて約10時間、混練、磨砕し、200メ
ッシュ通過100%の粉体385gを得た、また
【0025】(ロ)の磁力線放射を主とし、赤外線放射
を従とする、放射体材料391gに同量の水を加えてポ
ットミルに入れて約10時間、混練、磨砕し、200メ
ッシュ通過100%の粉体386gを得た、(イ)の材
料385gと同量の粘土を加えて、混練し、花ビン1
コ、湯呑2コ、直経10mm位のボール10コを作陶し
た、(ロ)の材料386gと同量の粘土を加えて、混練
し、花ビン1コ、湯呑2コ、直経10mm位のボール1
0コを作陶した、上記(イ)、(ロ)、の成形体を充分
に乾燥後、窯詰めをなし、800℃まで、窯内雰囲気は
酸化焔で800℃から1100℃までは還元焔で、11
00℃から1200℃までは酸化焔で焼成、焼成時間通
算12時間、火止め後、除冷して翌朝窯出しを行ない、
当該成形体が大気温度と同温度になったことを確認して
後、これを着磁気に入れて着磁を行ない、(イ)、
(ロ)の成形体、各々、花ビン1、湯呑2、ボール10
コの赤外線放射を主とし磁力線放射を従とする、赤外
線、磁力線放射体と、磁力線放射を主とし赤外線放射を
従とする、赤外線、磁力線放射体を得た、(イ)の成形
体を試験体No3の1、(ロ)の成形体を試験体No3
の2とする。
【0030】
【実施例6】(試験体の評価)No1の球体40コをひ
もを孔に通して連結して珠朱のようにしたもの5組を作
り、肩コリ常習者5名に首から吊して午前8時から午后
5時までその様子を観察した結果5名中3名は「肩コ
リ」が治った、2名は大部楽になったとの評価を得た、
No2の試験体の球体40コを上記同様ひもで連結し
て、「肩コリ」常習者5名に午前8時から午后5時ま
で、首から吊しておいたところ、 5名全員が「肩コ
リ」が治ったとの評価を得た、No1、No2の試験
体、各100コをビニール製網に入れて浴槽内に入れ、
水道水を注水後に40℃に加温入浴したところ、5名全
員が、湯がマロヤカになったとの評価を得た(No1、
No2ともに)、ペットボトル(150ml)を逆にし
て、底を切取り、その中へNo1試験体100コを入れ
て水道水を導水した、No2試験体も上記と同様のもの
を作り100コ投入して、水道水を導水し、当該ペット
ボトル口より排出した水道水を飲んだところ、5名全員
が、カルキ臭なし、水質がマロヤカであり、且つナメラ
カであるとの評価を得た、No3の1試験体のうち花ビ
ンに活花を入れ、水道水を注水した、No3の2試験体
の花ビンにも同様、活花を入れ、水道水を注水した、別
に一般の陶磁器製花ビンにも、同様活花を入れ水道水を
注水し、室内の同じ場所に置いて観察したところ、一般
(普通)の花ビンの活花は7日で生気が無くなり、10
日で枯れた、No3の1試験体の花ビンの生花は14日
で生気が無くなり、16日で枯れた、No3の2試験体
の花ビンの生花は15日で生気が無くなり、18日で枯
れた、即ち一般(普通)の陶磁器の花ビンの約2倍の持
続力を活花に対して与えることが判明した(No3の
1、同2の花ビンの活花持続力)、No3−1、No3
の2の湯呑各1コに茶を注ぎ、飲んだところ、マロヤカ
で香気が匂った、一般(普通)の湯呑では、マロヤカさ
が感じられず、香気も感じられなかった、No3の1、
No3の2の残りの湯呑に冷酒を注ぎ、飲んだところ、
マロヤカで口当たりが良く、No3の2の湯呑の冷酒
は、やや甘みが強くなった、一般(普通)の湯呑に入れ
た冷酒はマロヤカさも甘味も感じられなかった、No3
の1、No3の2の試験体のボール各10コを各々5コ
宛ガラスコップに入れ、1組(No3の1のボール5コ
入ガラスコップ1とNo3の2のボール5コ入ガラスコ
ップ1と、ボールの入っていないガラスコップ1)に水
を入れて5分間静置した後に試飲すると、No3の1、
同2のガラスコップの水は、カルキ臭が無く、マロヤカ
であったがボールの入っていないガラスコップの水は、
カルキ臭がする上にマロヤカさは無かった、No3の1
のボール5コをコップに入れ、No3の2のボール5コ
も別のコップに入れて、活花を各コップに活けた、別に
ボールの入っていないコップにも活花を活けて観察した
ところ、No3の1のボール入コップの活花は8日で枯
れ、No3の2のボール入コップの活花は、9日で枯
れ、ボールの入っていないコップの活花は、5日で枯れ
た、これによりボールは植物の寿命を永持させる機能の
あることが判明した。
【0031】
【発明の効果】本発明は、赤外線放射体と、磁力線放射
体に、核原料物質を含む、モナザイトを添加することに
より、核原料物質の核崩壊により起るα、β、γ線の各
放射線の放射によるエネルギーと、50μm〜1000
μmの電磁波長領域に起る、ガス放射と格子振動を利用
して、赤外線放射体の原、分子間運動を励起し、より高
効率に且つ巾広い波長領域をもつ赤外線を放射し、併せ
て磁力線をも放射する、画期的な、磁力線、赤外線放射
材料および同放射体に関するものであり、特に水、生体
内会合水、植物会合水、等のスペクトル吸収帯である、
8μm〜15μmの波長領域に於ける、赤外線を高密度
で放射する、磁力線、赤外線放射材料および同放射体に
関するものである、これによって、人を含む動物の健
康、植物の育成、水の浄化、改質等に優れた効果を発揮
するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強磁性体原料と赤外線放射体原料との共通
    原料を基礎原料とし、核エネルギー放射原料を副原料と
    して、複合化の後に焼成して一体化したことを特徴とす
    る磁力線、赤外線放射材料。
  2. 【請求項2】上記材料を、所望の形状に成形すると共
    に、焼成して一体化した後に着磁して成ることを特徴と
    する、磁力線、赤外線放射体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108055A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 淑 百瀬 高分子材の防汚性付与方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015108055A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 淑 百瀬 高分子材の防汚性付与方法

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