JP2000339280A - 分散オブジェクト間のプロトコル修正方法 - Google Patents

分散オブジェクト間のプロトコル修正方法

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JP2000339280A
JP2000339280A JP2000114074A JP2000114074A JP2000339280A JP 2000339280 A JP2000339280 A JP 2000339280A JP 2000114074 A JP2000114074 A JP 2000114074A JP 2000114074 A JP2000114074 A JP 2000114074A JP 2000339280 A JP2000339280 A JP 2000339280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ORB分散オブジェクトプログラムに基づく
環境で、クライアントプロセスのオブジェクトXおよび
サーバプロセスのオブジェクトSの間において、個別化
される通知プロトコルを実施する方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、サーバオブジェクトにより提
供される通知サービスのクライアントオブジェクトX
に、サーバオブジェクトSの接続ポイントCP3を割り
当てることからなる。接続ポイントは、マーシャリング
インターフェースIMarshalを含む。接続ポイン
トの個別化された代理エレメント対CProxy(CP
3)とCStub(CP3)によって、クライアントオ
ブジェクトXおよび接続ポイントCP3の間で、オブジ
ェクト−オブジェクトプロトコルを実施可能にし、この
個別化された代理エレメント対により、所定の通知プロ
トコルを実施可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ORB(Obje
ct Request Broker)分散オブジェク
トマネージャに基づいた環境における分散オブジェクト
間のプロトコルを修正する方法に関する。使用されてい
る既知のORBとしては、DCOM(Distribu
ted Componet Object Mode
l)型のORBを挙げることができる。
【0002】
【従来の技術】多数のアプリケーション(適用例)が、
このような環境を使用している。たとえば、電気通信用
アプリケーション、輸送監視用アプリケーション、及び
インテリジェントネットワークを構成するアプリケーシ
ョン等を挙げることができる。
【0003】分散オブジェクト環境では、アプリケーシ
ョンが、複数のクライアントにサービスを提供するため
に、様々なサーバを使用することができる。
【0004】サービスを使用するプログラムを「クライ
アントプロセス」と呼び、クライアントにサービスを提
供するプログラムを「サーバプロセス」と呼ぶ。
【0005】クライアントプロセスのオブジェクト(プ
ログラムの実行インスタンスに対応するプロセス)は、
対応するメッセージを送ることにより、サーバのサービ
スを要求することができる。サーバの対応オブジェクト
は、サービスを実行し、場合によっては、該クライアン
トプロセスのオブジェクトに結果を返送する。
【0006】本発明は、特に、クライアントオブジェク
トへの「コールバック」と称される「通知の送信」に関
する。この通知は、クライアントオブジェクトが「通知
サービス」に加入した後で、サーバオブジェクト主導
で、サーバオブジェクトによってクライアントオブジェ
クトに送信されるメッセージである。このような通知サ
ービスの代表的な使用例は、クライアントがオブジェク
ト特性の修正を知らされることを望む監視アプリケーシ
ョンに関する。
【0007】こうしたサーバオブジェクトのサービスに
加入するために、通常、クライアントオブジェクトは、
このサーバオブジェクトで、「私に知らせて下さい」と
いうことを意味する「アドバイス方法」をコールする。
この方法では、パラメータ、特に、送信すべき通知があ
る場合に、サーバオブジェクトがコールバックを行える
ようにするための入力パラメータを、伝えることができ
る。
【0008】実際には、コールバック通信プロトコルを
設定するために、複数のプロトコルを用いることができ
る。
【0009】特にDCOM型のORBの場合は、簡単な
機構を使用することができる。この機構によれば、サー
バオブジェクトがコールバックして通知を送信すること
を可能にするために、一つまたは複数の入力インターフ
ェースを有するクライアントオブジェクトが、該クライ
アントオブジェクトに特別の加入インターフェースで、
その加入インターフェースの一つに対するポインタの形
で、サーバオブジェクトに対し、入力パラメータを提供
する。
【0010】使用できる別の機構は「接続ポイント機
構」である。
【0011】実際、DCOM型のORB等のORBは、
「接続可能なオブジェクト」に対して、いわゆる「標準
的な機構」を提供し、クライアントオブジェクトがサー
バオブジェクトに加入することを可能にしている。図1
に概略的に示したこの機構によれば、通知を送信する
「接続可能なオブジェクト」と称されるサーバオブジェ
クトは「接続ポイント割当インターフェース(Conn
ection Point Container In
terface)」をサポートすることができる。
【0012】図示された例では、接続可能なサーバオブ
ジェクトSが、接続ポイント割当インターフェースIC
PCを含む。この入力インターフェースICPCを介し
て、どのようなクライアントも、特定の接続ポイントを
要求することができる。
【0013】図示された例ではまた、クライアントオブ
ジェクトXが、入力インターフェースIS1とIS2を
含む。クライアントオブジェクトは、サーバオブジェク
トSの接続ポイント割当インターフェースICPCに、
入力インターフェースIS1に関連付けられた所定のプ
ロトコルに対する接続ポイントの割当要求(1)を送る
ことができる。サーバオブジェクトSは、前記所定のプ
ロトコルをサポートしている場合、対応する接続ポイン
トオブジェクトCP1を形成する。この接続ポイントC
P1は、接続ポイントインターフェースICP1を含
む。その場合、クライアントオブジェクトは、この接続
ポイントCP1のインターフェースICP1で「アドバ
イス方法」をコールすることにより、サービスに加入す
ることができる。その後、接続ポイントCP1が、クラ
イアントオブジェクトの対応する入力インターフェース
IS1に対して通知(3)を送る。
【0014】クライアントオブジェクトは、別の入力イ
ンターフェースIS2で、別のプロトコルに従って通知
を受けたい場合、この別のプロトコルに関して、サーバ
オブジェクトに、接続ポイントの割当要求を提出するこ
とができる。サーバオブジェクトは、場合によっては、
新しい接続ポイントオブジェクトCP2を形成する。
【0015】実際には、図1に示したように、接続可能
なオブジェクトSおよび接続ポイントCP1、CP2
は、しばしば同じオブジェクト内に存在する。すなわ
ち、言い換えれば、それらのインターフェースが離れて
いても同じC++言語のクラス内に存在する。
【0016】使用可能なもう一つの機構は、「カスタム
マーシャリング機構(custommarshalli
ng mechanism)」として既知のスイッチ機
構である。特にDCOM型のORBの分野で、当業者に
とって公知のこのマーシャリング機構によれば、サーバ
オブジェクトに加入するためにクライアントオブジェク
トが用いるオブジェクト−オブジェクトプロトコルの標
準代理エレメント対を、図2に概略的に示したような個
別化された(personalized)代理エレメン
ト対に代え、これによって、図2に示されたソケットの
ような特定の個別化された通信プロトコルが使用可能に
なる。
【0017】周知のオブジェクト−オブジェクトプロト
コルによれば、クライアントプロセスのオブジェクト
が、サーバプロセスの所定のオブジェクトにメッセージ
を送ると、このメッセージは、該サーバオブジェクトの
代理エレメント対を通る。この代理エレメント対が、ク
ライアントオブジェクトおよびサーバオブジェクトであ
る2つの遠隔オブジェクトに対してトランスペアレント
に、対応プロセス間のコールを管理する。この代理エレ
メント対は、クライアントプロセスにおいて、サーバオ
ブジェクトの「プロキシ(Proxy)」代理エレメン
トを含み、サーバプロセスにおいて、対応する「スタブ
(Stub)」代理エレメントを含む。
【0018】このようなオブジェクト−オブジェクトプ
ロトコルの長所は、メッセージを交換する相手のオブジ
ェクトがどこに位置するかを、オブジェクトが知る必要
がないことにある。このプロトコルによれば、ORB
は、ある意味では、オブジェクトの場所を隠し、これに
よって、オブジェクトが存在する場所にかかわらず、オ
ブジェクトへのアクセスが著しく簡略化される。
【0019】代理エレメント対のプロキシ代理エレメン
トは、サーバオブジェクトの全てのインターフェースを
含む。
【0020】たとえば、これらのインターフェースの標
準プロキシ/スタブ代理エレメント対は、十分に有効で
はないために、クライアントオブジェクトには適さない
ことがある。
【0021】ORBにより提案されるマーシャリング機
構によって、別のインターフェースを使用することがで
きる。
【0022】マーシャリング機構を使用可能であるオブ
ジェクトは、「IMarshal」と記されるマーシャ
リングインターフェースを含む。
【0023】かくして、2つの遠隔オブジェクト間でメ
ッセージを送信するために新しいプロキシ代理エレメン
ト対が形成されることをORBが検出すると、ORB
は、メッセージの宛先オブジェクトに、マーシャリング
タイプのインターフェースをサポートしているかどうか
尋ねる。マーシャリングタイプのインターフェースをサ
ポートしていない場合、ORBは、標準代理エレメント
対を形成する。マーシャリングタイプのインターフェー
スをサポートしている場合は、宛先オブジェクトにより
特定化されるオブジェクトのクラスに対応する個別化さ
れた代理エレメント対を形成する。
【0024】この個別化された代理エレメント対は、全
面的に標準代理エレメント対に代わる。換言すれば、こ
の代理エレメント対は、標準代理エレメント対が含みう
る全てのインターフェースを含む。
【0025】かくして、このような機構の適用例の簡略
図を図2に示した。サーバオブジェクトSは、IMar
shalマーシャリングインターフェースを含むので、
ORBは、個別化された代理エレメント対を形成するこ
とができる。クライアントオブジェクトXは、この個別
化された代理エレメント対を介して、サーバオブジェク
トSにメッセージを送信する。この代理エレメント対
は、個別化されたプロキシ代理エレメントCProxy
(S)と、個別化されたスタブ代理エレメントCStu
b(S)とから構成される。
【0026】この二つの代理エレメントは、そのクラス
に対応する個別化されたオブジェクト間の通信プロトコ
ルを利用するという意味で、「個別化」される。
【0027】このような機構は、たとえば実際には、2
つのオブジェクトが異なる装置にある場合にはネットワ
ーク接続を介して、あるいは2つのオブジェクトが同じ
装置にある場合には共有メモリを介して、ソケットによ
る通信プロトコルを(個別化された代理エレメント対の
レベルで)実施するために用いられる。これは、図2
に、ソケット接続を示す矢印をよって記号で示されてい
る。
【0028】この機構の既知の使用例は、キャッシュの
実施に関する。たとえば、クライアントオブジェクト
が、初めてサーバオブジェクトの名前を尋ねると、プロ
キシエレメントが、これをサーチし次いで保存する。こ
うして、次の回からは、プロキシエレメントは、サーバ
オブジェクトにコールを送信せずに、名前を直接供給で
きるようになる。
【0029】本発明は、通知サービス用プロトコルの修
正方法に関する。通知プロトコルを修正する必要性は、
特にコールを最適化するという理由で、アプリケーショ
ンシステムの開発または使用中に出てくる。たとえば、
様々なサーバオブジェクトにより送信される通知をまと
めて、これら全てのメッセージに対して単一のヘッダだ
けを伝達することが必要になる場合がある。最適化の必
要性は、アプリケーションを既に実装した後に現れるこ
とがある。その場合には、オブジェクトのインターフェ
ースを修正せずに、通信プロトコルを修正可能でなけれ
ばならない。
【0030】特別な加入インターフェースを使用する機
構を考慮する場合、プロトコルを修正することは、この
インターフェースに対応するコードをサーバオブジェク
トに再書き込みすることを意味する。従って、これは、
サーバオブジェクトの再コンパイルを必要とする。接続
ポイント機構でも、実際には、接続ポイントがサーバオ
ブジェクト自体にあるので、この同じ不都合がみられ
る。従って、接続ポイントを修正するために、サーバオ
ブジェクトを再コンパイルしなければならない。しか
も、対応する開発ツールが、接続ポイントの実施の修正
を、実際には難しくしている。関与するプロトコルが包
括的である場合、すなわち、アプリケーション内の多数
のオブジェクトに関与する場合、修正の問題は、かなり
深刻になる。
【0031】マーシャリング機構の場合は、代理エレメ
ント対の2つの代理エレメントがサーバオブジェクトか
ら分離したオブジェクトであるので、サーバオブジェク
トを再コンパイルする必要はないが、個別化された代理
エレメント対だけは修正しなければならない。
【0032】反対に、個別化された代理エレメント対を
書き込むには、サーバオブジェクトによりサポートされ
る全てのインターフェースを知ることが必要である。図
2に示された例では、個別化された代理エレメント対
が、サーバオブジェクトの3個のインターフェースI
1、I2、I3を含まなければならない(マーシャリン
グ機構を実施するためにORBが使用するマーシャリン
グインターフェースを含まない)。個別化された代理エ
レメント対を、単一インターフェース用に使用すること
はできない。これは、修正するプロトコルが、異なるイ
ンターフェースを備えた多数のオブジェクトに関与して
十分に包括的である場合、重大な問題になる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の不都
合をもたないプロトコルの修正方法を目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、プロト
コルの修正方法は、接続ポイント機構およびマーシャリ
ング機構を組み合わせて使用することに基づいている。
この解決方法は、接続ポイントが、たとえ(サーバオブ
ジェクト内の)位置により、ステータスがやや異なって
いても、他と同様のCOMオブジェクトであることに根
拠を置いている。従って、マーシャリング機構は、CO
Mオブジェクト全体に対してと同様に接続ポイント機構
に対して、適用することができる。ところで、接続ポイ
ントの入力インターフェースは、単一の入力インターフ
ェイス、すなわち「接続ポイントインターフェース」を
有する。そのため、マーシャリング機構を使用可能な個
別化された代理エレメント対は、この接続ポイント入力
インターフェースしか持っていない。このようにして、
マーシャリング機構の不都合は、接続ポイントを適用す
ることによって解消される。また、接続ポイントを修正
するための開発ツール使用時の問題は、修正がプロトコ
ル自体の修正に関連しないので、すなわち、この修正が
個別化された代理エレメント対によるプロトコルの修正
を可能にするので、それほど重大にはならない。言い換
えれば、マーシャリング機構を適用できるようにするた
めに、全ての接続ポイントが同じように修正される。
【0035】従って、本発明では、マーシャリングイン
ターフェースを付加することにより接続ポイントを修正
し、接続ポイントでマーシャリング機構を使用可能にす
るように構成する。
【0036】本発明は、以上のような特徴を持つ請求項
1に記載の通知プロトコル修正方法に関する。
【0037】本発明の他の特徴および長所は、添付図面
に関して限定的ではない例としてなされた以下の説明の
中で開示する。
【0038】
【発明の実施の形態】図3では、第1のプロキシ代理エ
レメント側に、新しい機構を挿入した場合に対応する、
本発明の実施例を示した。
【0039】クライアントプロセス内に、入力インター
フェースISINKを含むクライアントオブジェクトX
を示した。
【0040】サーバプロセス内に、接続ポイント割当イ
ンターフェースICPCを含むサーバオブジェクトSを
示した。
【0041】クライアントオブジェクトXは、サーバオ
ブジェクトSの対応する割当インターフェースICPC
に、接続ポイント割当要求(1)を送る。
【0042】すると、サーバオブジェクトは、対応する
接続ポイントオブジェクトCP3を形成する。この接続
ポイントオブジェクトCP3は、本発明によれば、接続
ポイントインターフェースICP3だけではなくマーシ
ャリングインターフェースIMarshalを含む。
【0043】クライアントオブジェクトは、パラメータ
として入力インターフェースIAへのポインタをもつア
ドバイス要求(2)を送信可能である。クライアントオ
ブジェクトXと接続ポイントオブジェクトCP3との間
の通信の要求を検出するORBは、接続ポイントオブジ
ェクトに、マーシャリングインターフェースをサポート
しているかどうか尋ね、本発明の方法による場合、個別
化された代理エレメント対CProxy(CP3)およ
びCStub(CP3)を形成することができる。
【0044】プロトコルの修正は、形成された個別化さ
れた代理エレメント対で有効である。これらの代理エレ
メントは、他とは独立したオブジェクトであるので、プ
ロトコルを修正するには、実際には、これらのオブジェ
クト(プロキシとスタブ)を修正すればよいだけであ
る。そのため、修正方法がきわめて簡略化される。問題
のプロトコルが包括的である場合、1度の修正のみが必
要となるだけである。これらのオブジェクトは、接続ポ
イントの代理エレメントであるので、入力インターフェ
ースは、接続ポイントインターフェースを一つ含むだけ
である。マーシャリングインターフェースは、接続ポイ
ントオブジェクトだけに関与し、代理エレメントには関
与しない。かくして、多数のインターフェースを含みう
るCOMオブジェクトに適用されるマーシャリング機構
での不都合は、接続ポイントオブジェクトに適用される
場合は長所になる。
【0045】図3は、通信プロトコルの修正例を示して
おり、それによれば、接続ポイントCP3を経由して送
られる通知が全て、プロキシ代理エレメント側、すなわ
ちクライアントプロセスに設けられたオブジェクトAを
通過することが求められている。
【0046】この場合、個別化されたプロキシ代理エレ
メントCProxy(CP3)は、アドバイスメッセー
ジ(2)を受信すると、クライアントオブジェクトXの
インターフェースISINKの識別パラメータ(ポイン
タ)に代えて、オブジェクトAの入力インターフェース
IAの識別パラメータを用い、このように修正されたメ
ッセージ(3)を代理エレメントCStub(CP3)
に伝達する。CStub(CP3)は、メッセージ
(4)を接続ポイントオブジェクトCP3の接続ポイン
トインターフェースICP3に伝達し、サーバオブジェ
クトで対応するアドバイス方法をコールする。
【0047】次に、通知は、接続ポイントオブジェクト
CP3を介してサーバオブジェクトによって送られる
と、新しいプロトコルのオブジェクトAに送られ、オブ
ジェクトAが、該通知を処理して最終的なクライアント
オブジェクトXに送る。
【0048】このため、代理エレメントCProxy
(CP3)は、このオブジェクトAに、メッセージを送
信して、オブジェクトXから受信したアドバイスメッセ
ージ(2)を知らせるとともに、入力インターフェース
ISINKの識別パラメータを含む対応パラメータを伝
達する。
【0049】本発明の方法のこのような例は、クライア
ントプロセス側で、通知を処理することが有利である場
合に有効である。
【0050】図4は、プロトコル修正方法が、サーバプ
ロセス側に介在する場合の、この修正方法の例を示して
いる。
【0051】この場合、個別化されたプロキシエレメン
トCProxy(CP3)は、アドバイスメッセージ
(2)を受信すると、代理エレメントCStub(CP
3)に伝達する(3)。代理エレメントCStub(C
P3)は、クライアントオブジェクトXのインターフェ
ースISINKの識別パラメータ(ポインタ)に代え
て、オブジェクトBの入力インターフェースIBの識別
パラメータを用い、このように修正されたメッセージ
(4)を、接続ポイントオブジェクトCP3の接続ポイ
ントインターフェースICP3に伝達して、サーバオブ
ジェクトで、対応するアドバイス方法をコールする。
【0052】次に、通知は、サーバオブジェクトから接
続ポイントオブジェクトCP3を介して送られると、新
しいプロトコルのオブジェクトBに送られる。オブジェ
クトBは、この通知を処理して最終的なクライアントオ
ブジェクトXに送ることができる。
【0053】このため、代理エレメントCStub(C
P3)は、このオブジェクトBに、メッセージを送信し
て、オブジェクトXから受信したアドバイスメッセージ
(2)を知らせるとともに、対応パラメータを伝達す
る。このパラメータは、このクライアントオブジェクト
の入力インターフェースISINKの識別パラメータを
含む。
【0054】本発明のこのような特定の例により、サー
バプロセス側での通知修正が可能になり、クライアント
オブジェクトXに送信する通知をまとめ、プロセス間の
コールの数を減らすことができる。
【0055】クライアントプロセス内のオブジェクトA
とサーバプロセス内のオブジェクトBの二つの例を組み
合わせてもよいことに留意されたい。
【0056】また、これらのオブジェクトA、Bは、プ
ロトコルの修正に対応する例にすぎない。きわめて多様
なプロトコル修正が、実施可能である。一つのプロトコ
ルの修正は、A、Bのような他のオブジェクトを形成せ
ずに、個別化された代理エレメント対によって全面的に
サポート可能である。
【0057】かくして当業者は、アプリケーション内の
プロトコルを修正するために、様々な方法で本発明を使
用できる。いずれの場合にも、当業者は、所持している
開発ツールを適切に使用することにより、本発明による
マーシャリングインターフェースを接続ポイントに付加
するように接続ポイントを修正しなければならない。
【0058】次に、修正プロトコルを実装するために必
要な、個別化されたプロキシ/スタブ対を再書き込みす
ることができる。
【0059】このときプロトコルのこうした修正は、サ
ーバオブジェクトおよびクライアントオブジェクトに対
してトランスペアレントである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による接続ポイント機構を用いた通知
プロトコルの概略図である。
【図2】従来技術によるマーシャリング機構を用いた通
知プロトコルの概略図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における通知通信方法
の概略図である。
【図4】本発明の第2の実施形態における通知通信方法
の概略図である。
【符号の説明】
A クライアントプロセスのオブジェクト B サーバプロセスのオブジェクト S サーバオブジェクト ICPC 接続ポイント割当インターフェース X クライアントオブジェクト IS1、IS2、ISINK 入力インターフェース CP1、CP2、CP3 接続ポイント ICP1、ICP3 接続ポイントインターフェース CProxy(S) 個別化されたプロキシ代理エレメ
ント CStub(S) 個別化されたスタブ代理エレメント IMashal マーシャリングインターフェース IA クライアントプロセスのオブジェクトAの入力イ
ンターフェース IB サーバプロセスのオブジェクトBの入力インター
フェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ORB分散オブジェクトプログラムに基
    づく環境で、クライアントオブジェクト(X)およびサ
    ーバオブジェクト(S)の間で、個別化された通知プロ
    トコルを実施する方法であって、 前記方法が、サーバオブジェクト(S)により提供され
    る通知サービスのクライアントオブジェクト(X)に、
    サーバオブジェクト(S)の接続ポイント(CP3)を
    割り当てることからなり、 前記接続ポイント(CP3)が、前記接続ポイント(C
    P3)についての個別化された代理エレメント対(CP
    roxy(CP3),CStub(CP3))によっ
    て、前記クライアントオブジェクト(X)と前記接続ポ
    イント(CP3)との間で、オブジェクト−オブジェク
    トプロトコルを実施可能にする、マーシャリングインタ
    ーフェース(IMarshal)を含み、 前記個別化された代理エレメント対(CProxy(C
    P3),CStub(CP3))が、前記個別化された
    通知プロトコルの実施を可能にする方法。
  2. 【請求項2】 前記個別化された代理エレメント対(C
    Proxy(CP3),CStub(CP3))が、 前記接続ポイント(CP3)によって送信される通知
    が、該通知を処理する所定のオブジェクト(A,B)に
    よって受信され、宛先クライアントオブジェクト(X)
    に送信されるように、構成されることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記所定のオブジェクト(A,B)が、
    クライアントプロセスのオブジェクト(A)であること
    を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記所定のオブジェクト(A,B)が、
    サーバプロセスのオブジェクト(B)であることを特徴
    とする請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記個別化された代理エレメント対(C
    Proxy(CP3),CStub(CP3))が、 クライアントオブジェクト(X)のメッセージを受信す
    ると、クライアントオブジェクト(X)のインターフェ
    ース(ISINK)の識別パラメータに代えて、前記所
    定のオブジェクト(A、B)のインターフェース(I
    A、IB)の識別パラメータを用い、 その後、このように修正されたメッセージを、前記接続
    ポイント(CP3)に送ることを特徴とする請求項3ま
    たは4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記個別化された代理エレメント対(C
    Proxy(CP3),CStub(CP3))がさら
    に、前記所定のオブジェクト(A)に、クライアントオ
    ブジェクト(X)のインターフェース(ISINK)の
    識別パラメータを送ることを特徴とする請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 DCOM型のORBに基づいた環境に適
    用されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一
    項に記載の方法。
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