JP2000339250A - 対話メッセージ生成方法、その装置、そのプログラムを記録した媒体 - Google Patents

対話メッセージ生成方法、その装置、そのプログラムを記録した媒体

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JP2000339250A
JP2000339250A JP11144988A JP14498899A JP2000339250A JP 2000339250 A JP2000339250 A JP 2000339250A JP 11144988 A JP11144988 A JP 11144988A JP 14498899 A JP14498899 A JP 14498899A JP 2000339250 A JP2000339250 A JP 2000339250A
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JP11144988A
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Nobuyuki Omori
信行 大森
Daijiro Mori
大二郎 森
Hiroto Inagaki
博人 稲垣
Kazuo Tanaka
一男 田中
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者同士の対話に適合するメッセージを話
し言葉に変換して送信し得る対話メッセージ生成方法、
その装置、そのプログラムを記録した媒体を提供するこ
と。 【解決手段】 変換文入力部2に入力された書き言葉で
表された文書から話し言葉に変換すべき文章を選択し、
対話文生成部3において前記選択した文章を話し言葉で
表された対話メッセージに変換するとともに、この対話
メッセージを発話する際の発話ルールを生成し、これら
を対話文データベース4に蓄積しておき、発話部5にお
いてユーザの対話状況を監視し、現在の対話状況と一致
する発話ルールが蓄積されていれば、対応する対話メッ
セージを利用者へ発話する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書に記述された
紹介文や広告文等の文章を話し言葉である対話文に変換
し、ユーザの発話に対する対話メッセージとして送信す
る対話メッセージ生成方法、その装置、そのプログラム
を記録した媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メッセージの送信(配信)サービスとし
ては、インターネット上のサービス、ポケットベル等の
携帯端末向けのサービス、TV放送波やFM放送波にお
けるデータ放送サービス等がある。インターネットにお
いてもプッシュ型のデータ配信と呼ばれるデータ配信サ
ービスがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのサー
ビスでは、いずれもユーザに配信するための専用のデー
タを配信者が作成する必要があった。また、これらのサ
ービスは、いずれも配信者側が定めたスケジュールに従
ってデータを配信しており、ユーザの行動から配信され
るデータを決めることはできず、ユーザは配信されたメ
ッセージを受け取るのみであった。複数のチャンネルか
らユーザの求める情報のジャンルを選択することはでき
ても、その中で配信される情報は予め決められたスケジ
ュールに従っている。
【0004】これらは個々のユーザの行動には関わりな
く、サービスを利用するユーザ全員に同一のメッセージ
を送信するサービスである。そのため、各ユーザのアク
ションに合わせて、メッセージをユーザ毎に個別送信す
るというオンデマンド型メッセージ送信を実現すること
はできなかった。
【0005】本発明の目的は、インターネット上のチャ
ットサービス等における利用者同士の対話を理解し、対
話の話題に適合する広告文等のメッセージを話し言葉に
変換して送信し得る対話メッセージ生成方法、その装
置、そのプログラムを記録した媒体を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、システム側
がメッセージとして発話するデータを自動的に作成す
る。そして、ユーザからのアクションをトリガとしてユ
ーザ毎に個別にメッセージを発話するオンデマンド型メ
ッセージ送信を実現する。ここでいうユーザからのアク
ションとはユーザの発話であり、どのような状況でユー
ザが発話した場合にどのようなメッセージを送信するか
は対話データを生成する時に決定する。
【0007】これにより、複数の人が発話する中で一つ
の発話としてメッセージを送信するので、ユーザにとっ
ては人間と対話するのと同じ状況で、システム側からユ
ーザ側に情報を配信することができる。
【0008】詳細に述べると、紹介文や広告文等の書き
言葉で書かれた文書中から、ユーザの目的に合わせて話
し言葉に変換する文を選択し、書き言葉で書かれた文章
を、人間が話す形式である話し言葉に変換する。変換と
同時に、その話し言葉の対話文をどのような状況でシス
テムが発話するかという発話ルールを決める。
【0009】生成した対話文とその対話文に関する発話
ルールは対話文データベースに保存する。
【0010】入力されるユーザの発話を監視し、対話文
データベースに保存されている対話文中に、その対話文
の発話ルールが現在の対話状況と一致するものがあれ
ば、それをユーザへのメッセージとして発話する。
【0011】対話文データ生成のための書き言葉から話
し言葉への変換においては、文章を形態素解析して文中
の単語を取り出し、語尾を変化させる、または文章の長
さを短くする、または係り受け構造を解析して埋め込み
文、重文、複文といった複数の用言を含む文章を単一の
用言を含む単文に変換することで行う。
【0012】ユーザの発話した内容や対話状況が、対話
文データを生成した時に設定した発話ルールに一致する
かどうかの照合を行い、一致した場合に、システムがメ
ッセージを発話し、ユーザに送信する。
【0013】照合には、ユーザの発話を形態素解析する
ことにより単語を取り出し、そこに含まれる単語や単語
の出現パターンを利用する。また、対話の話題を認識
し、その話題と発話ルールとの照合を行う。対話の話題
を認識する場合には、文中の手がかり語を利用する。
【0014】前述したように、多数のユーザに対して対
話メッセージを送信する際、従来は人手で送信用のデー
タとして文章を書く必要があった。本発明では、与えら
れた文書内の文章を対話文に変換し、送信する対話デー
タを生成する。
【0015】また、従来のメッセージ配信ではユーザの
行動とは無関係に予め定められたスケジュールに従って
メッセージを配信していた。本発明では、ユーザからの
発話をトリガとし、ユーザの発話に合わせたメッセージ
を送信することが可能になる。そのために対話データに
発話ルールを付加し、対話データの発話ルールが対話状
況に一致した場合に対話データをメッセージとして発話
し、ユーザに送信する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明装置全体のブロック図であ
る。図中、1はユーザ対話部、2は変換文入力部、3は
対話文生成部、4は対話文データベース、5は発話部、
6は対話記録部である。
【0018】ユーザ対話部1は、ユーザが送信した文章
を受信し、また、あるユーザが発言したメッセージやシ
ステムが生成したメッセージを他のユーザに送信する。
【0019】変換文入力部2は、入力された対話データ
作成の元となる文書中からユーザの目的に合わせて話し
言葉である対話文に変換する文章を選択する。
【0020】ここでは、どういったメッセージをユーザ
に送信したいかをメッセージの配信者側が指定する。特
定の単語や単語グループを含む文あるいは含まない文、
特定の品詞や品詞グループを含む文あるいは含まない
文、を変換対象として選択する、といった指定ができ
る。また、ここでは、複数の単語・単語グループ・品詞
・品詞グループを指定でき、その中で全てを含む文また
は含まない文、一部を含む文または含まない文といった
指定ができる。
【0021】対話文生成部3は、変換文入力部2におい
て変換対象に選択された文章を人間が話す形式である話
し言葉に変換し、さらに、その話し言葉の対話文をどの
ような状況でシステムが発話するかという発話ルールを
決める。
【0022】対話文データベース4は、対話文生成部3
で生成した対話文とその対話文に関する発話ルールを蓄
積・保存する。
【0023】発話部5は、ユーザ対話部1に入力される
ユーザの発話を監視して対話状況を認識し、対話文デー
タベース4に保存されている対話文の発話ルールと現在
の対話状況を照合し、対話状況に一致する発話ルールが
あれば、その対話データをユーザへのメッセージとして
発話する。
【0024】対話記録部6は、ユーザから送信された発
話文と生成されたメッセージから構成される対話履歴
を、発言した順に発言者及び発話内容とともに記録して
おく。
【0025】以下、本発明の動作を各部の詳細構成とと
もに説明する。
【0026】図2は本発明の動作の概略を示すフローチ
ャートであり、本発明は、変換文入力部2及び対話文生
成部3において、入力文書から文章を選択し、話し言葉
である対話文に変換するとともに、該対話文をどのよう
な状況で発話するかという発話ルールを決め、これらを
対話文データベース4に保存する文書入力変換処理(1
01)と、発話部5において、ユーザの発話を監視して
対話状況を認識し、対話文データベース4中に現在の対
話状況と一致する発話ルールがあれば、該当メッセージ
文を送信、即ち発話する発話処理(102)とからなっ
ている。
【0027】まず、文書入力変換処理の詳細について、
図3、図4のフローチャートに従って説明する。
【0028】変換文入力部2において、入力された対話
データ作成の元となる文書中からユーザの目的に合わせ
て話し言葉である対話文に変換する文章を一つ選択し
(201)、該選択した文章を対話文生成部3において
形態素解析する(202)。
【0029】例えば、選択した文章が文1文2であると
し、これに形態素解析を行うと、文1の場合は「INS
(固有名詞)」、「ネット(名詞)」、「64(名
詞)」、「は(助詞)」のように分割された単語のリス
ト及びそれぞれの品詞のリストが得られる。
【0030】次に、単語リスト中にユーザが指定した話
題語があるか否かを調べ(203)、なければ、入力文
書内の別の文章を選択してこれを繰り返す(204)。
【0031】単語リスト中にユーザが指定した話題語が
ある場合、単語リストの最後の語が、書き言葉の語尾を
話し言葉の語尾に変換する語尾変換表(図示せず)にあ
るか否かを調べ(205)、あれば、該語尾変換表に従
って単語リストの最後の語を変換する(206)。
【0032】例えば、文1の場合の「〜可能です」とい
う文の語尾を「〜可能だ」、「〜可能だよ」、「〜可能
ですよ」等に変換して対話文とする。
【0033】また、長い文は、発話により相手に伝えた
い内容である発話意図が相手に伝わり難くなる等の理由
で、対話文としてはふさわしくないことが多い。そこ
で、単語リスト内の語が、長い冗長な単語を短い簡潔な
単語に変換する単語変換表(図示せず)にあるか否かを
調べ(207)、あれば、該単語変換表に従って単語リ
スト内の語を変換する(208)。
【0034】なお、文章の発話意図は動調や名詞が骨格
をなすので、形態素解析して得られた単語リストの中か
ら、例えば形容動詞を取り除く処理を行って文章を短く
するようにしても良い。
【0035】例えば、文2「高速で快適なインターネッ
ト接続環境を経済的に実現するベーシックタイプ」の例
では、「高速で」、「快適な」、「経済的に」が形容動
詞であると考えられるのでこれらを除き、「インターネ
ット接続環境を実現するベーシックタイプ」という文に
変換して対話文とする。また、ここでは「高速で」、
「快適な」という2つの形容動詞が連続している。その
ような場合には、片方だけを取り除き、「高速なインタ
ーネット接続環境を……」としても良い。
【0036】次に、文章の長さを調べ、一定文字数を超
えているか否かを調べ(209)、越えていなければ、
変換後の全ての文章(対話メッセージ)と、その文章に
含まれるユーザ指定の話題語を対話文データベース4に
記録する(210)(なお、この際、併せて発話回数
(後述する)の記録領域を各メッセージ毎に設定してお
く。)。
【0037】一方、文章の長さが一定文字数を超えてい
る場合は、文章の係り受けを解析し、係り元及び係り先
からなるペアと、文節の意味属性とよりなる係り受け構
造を求める(211)。
【0038】次に、前述したペアのうちの1つを選択し
(212)、係り元に主題を意味属性に持つ文節がある
か否かを調べ(213)、なければ、さらに単語リスト
から文字数で最も近い距離にある意味属性が主題の文節
を検索する(214)。ここで主題の文節が見つかった
場合(215)、もしくは前記主題を意味属性に持つ文
節がある場合、その文節をペアの先頭に付け足す(21
6)。
【0039】次に、ペアの語尾について標準形かどうか
を調べ(217)、標準形でなければ、前述した語尾変
換表に従ってペアの語尾を変換する(218)。以上の
処理を全てのペアについて繰り返す(219)。
【0040】例えば、文1の
【0041】ここでは、INSネット64の説明として
「2回線分同時に使える」、「高速通信が可能」という
2つの特徴を一つの文で述べている。そこで、2つの特
徴をそれぞれ一つの文で表現し、文を2つに分割する。
【0042】この文では、「しかも」という接続詞があ
るので、接続詞の前と後で文を分割することができる。
接続詞がない場合は、前述したように文の係り受け解析
を行い、どの単語がどの述語に係るのかを判断すること
により分割する。
【0043】この例では、係り受け解析により、「IN
Sネット64」が主語であり、「アナログ回線の2回線
分が同時に」が「使える」に係り、「しかも高速通信
が」という部分が「可能です」に係ることが分かる。即
ち、「使える」に係る部分と、「可能です」に係る部分
とに分割し、それぞれを文とすることが可能となる。
【0044】従って、「INSネット64はアナログ回
線の2回線分が同時に使える。」という文と、「INS
ネット64は高速通信が可能です。」という文に分割、
変形する。
【0045】次に、発話処理の詳細について、図5のフ
ローチャートに従って説明する。
【0046】発話部5は、対話状況と一致する発話ルー
ルをもつ対話メッセージを発話する。基本的には、ユー
ザの発話の中に、発話ルールで指定された単語が含まれ
れば、発話ルールと対話状況が一致したとして対話メッ
セージの発話を行う。ここでは、複数のユーザが同時に
対話を行うので、短時間に複数のユーザが発言すること
も考えられる。よって、現在から一定時間前まで、また
は一定発言数前までのユーザの発話を発話ルールとの照
会の対象とする。
【0047】具体的には、ユーザの発話を形態素解析す
ることにより単語を取り出し、人間が発話する時に利用
する手がかり語を利用して話題語を認識し、話題語が発
話ルールと一致した場合に対話メッセージの発話を行
う。即ち、ユーザによる発話から手がかり語を抽出し、
さらにこの手がかり語に基づいて話題語が抽出できるか
否かを調べる(301)。
【0048】手がかり語としては、「まず」、「次に」
等の話題の導入や入れ子関係を示す手がかり語、「これ
は」、「この結果」等の話題の継続を示す手かがり語、
「について」、「が」、「を」等の話題を提示する手が
かり語等がある。これらの語の前または後ろに来る句あ
るいは単語が話題語を表している。
【0049】前述した文1、文2の場合であれば、
「は」という話題を提示する手がかり語の前のそれぞれ
「INSネット」と「まるちねっとデビュー」という語
を話題語と認識する。
【0050】話題語が抽出できなければそのまま処理を
終了するが、抽出できた場合は該抽出した話題語を発話
ルールに持つ発話文と発話回数を対話文データベース4
より取り出し、メモリ上に一時記憶する(302)。こ
こで、対話文データベース4より取り出され、記憶され
た文章が1つであれば(303)、該記憶された文章を
発話する(304)とともに、対話文データベース4上
の該当文章に対する発話回数を1加算する(305)。
【0051】また、メモリ上に記憶された文章が複数あ
る場合は、発話回数が最も少ない文章を選択し(30
6)、さらに該選択された文章が1つであればそれを、
複数であればその中からランダムに選択して(307,
308)、該当文章を発話する(309)とともに、対
話文データベース4上の該当文章に対する発話回数を1
加算する(305)。
【0052】なお、発話ルールの設定は、各対話メッセ
ージ毎に、別の単語や対話に参加しているユーザ数、過
去の一定時間内に発言したユーザ数、発言の頻度等の対
話状況を明示的に指定することもできる。
【0053】また、発話ルールと対話状況との照合の際
に、発話ルールで指定された単語のみでなく、その類義
語がユーザの行った発話に含まれているかを照合しても
良く、この場合は予め与えられた類義語辞書を使用す
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
与えられた文書から対話メッセージを自動的に作成し、
さらに対話メッセージを発話する条件である発話ルール
を設定し、ユーザの発話が発話条件に一致するかの照合
を行い、一致した時に対話メッセージの発話を行うこと
により、ユーザのアクションにより、メッセージを送信
するというオンデマンド型のメッセージ送信が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置全体のブロック図
【図2】本発明の動作の概略を示すフローチャート
【図3】文書入力変換処理の詳細を示すフローチャート
【図4】文書入力変換処理の詳細を示すフローチャート
【図5】発話処理の詳細を示すフローチャート
【符号の説明】
1:ユーザ対話部、2:変換文入力部、3:対話文生成
部、4:対話文データベース、5:発話部、6:対話記
録部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 博人 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 田中 一男 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B009 QA03 QA05 QA06 QA09 QA12 QB01 RD03 5B089 JA40 KA00 KC21 KC28 KC53 KH00 5B091 AA13 BA03 CA02 CA05 CA12 CB32 DA04

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二人の利用者が相互に文章を
    送受して対話を行う方法において、 書き言葉で表された文章を話し言葉で表された対話メッ
    セージに変換するとともに、この対話メッセージを発話
    する時の対話状況を示す発話ルールを生成して蓄積して
    おき、 利用者の対話状況と前記蓄積した発話ルールとを照合
    し、一致する発話ルールがあれば、対応する対話メッセ
    ージを該利用者へ発話することを特徴とする対話メッセ
    ージ生成方法。
  2. 【請求項2】 予め入力された書き言葉で表された文書
    から話し言葉に変換すべき文章を選択する工程と、 前記選択した文章を話し言葉で表された対話メッセージ
    に変換する工程と、 前記対話メッセージをどのような対話状況において発話
    するかを示す発話ルールを生成する工程と、 前記対話メッセージをその対話文に関する発話ルールと
    ともにデータベースに蓄積する工程と、 利用者の対話状況を監視し、現在の対話状況と蓄積され
    ている発話ルールとを照合する工程と、 照合の結果、一致する発話ルールに対応する対話メッセ
    ージを利用者へ発話する工程とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の対話メッセージ生成方法。
  3. 【請求項3】 文章の選択は、文書中より1つの文章を
    選択し、該選択した文章を形態素解析して単語リストを
    作成し、該単語リスト中に話題語があるか否かを照合す
    ることにより行い、 対話メッセージへの変換は、前記単語リスト中の最後の
    語を書き言葉から話し言葉に変換することにより行い、 発話ルールの生成は、前記文章中の話題語を発話ルール
    とすることにより行うことを特徴とする請求項2記載の
    対話メッセージ生成方法。
  4. 【請求項4】 対話メッセージへの変換は、前記単語リ
    スト中の最後の語を書き言葉から話し言葉に変換すると
    ともに、単語リスト内の長い冗長な単語を短い簡潔な単
    語に変換することにより行うことを特徴とする請求項3
    記載の対話メッセージ生成方法。
  5. 【請求項5】 対話メッセージへの変換は、前記に加え
    て、文章の係り受け構造に基づいて文章を分割すること
    により行うことを特徴とする請求項3または4記載の対
    話メッセージ生成方法。
  6. 【請求項6】 文章の係り受け構造に基づく文章の分割
    は、文章の係り受けを解析して係り元・係り先のペア及
    び文節の意味属性よりなる係り受け構造を求め、各ペア
    について係り元に主題を意味属性に持つ文節があるか否
    かを調べ、なければ、さらに単語リストから文字数で最
    も近い距離にある意味属性が主題の文節を検索し、ここ
    で主題の文節がある場合もしくは前記主題を意味属性に
    持つ文節がある場合は、その文節をペアの先頭に付け足
    すことにより行うことを特徴とする請求項5記載の対話
    メッセージ生成方法。
  7. 【請求項7】 利用者の対話状況と発話ルールとの照合
    は、利用者の発話から手がかり語を抽出し、さらにこの
    手がかり語に基づいて話題語が抽出できるか否かを調べ
    ることにより行い、 対話メッセージの発話は、抽出した話題語を発話ルール
    に持つ発話メッセージをデータベースより取り出して発
    話することにより行うことを特徴とする請求項2記載の
    対話メッセージ生成方法。
  8. 【請求項8】 データベース上に対話メッセージ及びそ
    の発話ルールとともに発話回数を蓄積しておき、抽出し
    た話題語を発話ルールに持つ対話メッセージが複数の場
    合、発話回数の最も少ない対話メッセージを発話するこ
    とを特徴とする請求項7記載の対話メッセージ生成方
    法。
  9. 【請求項9】 少なくとも二人の利用者が相互に文章を
    送受して対話を行う装置において、 書き言葉で表された文書から話し言葉に変換すべき文章
    を選択する変換文入力部と、 前記選択した文章を話し言葉で表された対話メッセージ
    に変換するとともに、この対話メッセージをどのような
    対話状況において発話するかを示す発話ルールを生成す
    る対話文生成部と、 対話文生成部で生成した対話文をその対話文に関する発
    話ルールとともに蓄積する対話文データベースと、 利用者の対話状況を監視し、現在の対話状況と対話文デ
    ータベースに蓄積されている発話ルールとを照合し、一
    致する発話ルールがあれば、対応する対話メッセージを
    利用者へ発話する発話部とを備えたことを特徴とする対
    話メッセージ生成装置。
  10. 【請求項10】 文章の選択は、文書中より1つの文章
    を選択し、該選択した文章を形態素解析して単語リスト
    を作成し、該単語リスト中に話題語があるか否かを照合
    することにより行い、 対話メッセージへの変換は、前記単語リスト中の最後の
    語を書き言葉から話し言葉に変換することにより行い、 発話ルールの生成は、前記文章中の話題語を発話ルール
    とすることにより行うことを特徴とする請求項9記載の
    対話メッセージ生成装置。
  11. 【請求項11】 対話メッセージへの変換は、前記単語
    リスト中の最後の語を書き言葉から話し言葉に変換する
    とともに、単語リスト内の長い冗長な単語を短い簡潔な
    単語に変換することにより行うことを特徴とする請求項
    10記載の対話メッセージ生成装置。
  12. 【請求項12】 対話メッセージへの変換は、前記に加
    えて、文章の係り受け構造に基づいて文章を分割するこ
    とにより行うことを特徴とする請求項10または11記
    載の対話メッセージ生成装置。
  13. 【請求項13】 文章の係り受け構造に基づく文章の分
    割は、文章の係り受けを解析して係り元・係り先のペア
    及び文節の意味属性よりなる係り受け構造を求め、各ペ
    アについて係り元に主題を意味属性に持つ文節があるか
    否かを調べ、なければ、さらに単語リストから文字数で
    最も近い距離にある意味属性が主題の文節を検索し、こ
    こで主題の文節がある場合もしくは前記主題を意味属性
    に持つ文節がある場合は、その文節をペアの先頭に付け
    足すことにより行うことを特徴とする請求項12記載の
    対話メッセージ生成装置。
  14. 【請求項14】 利用者の対話状況と発話ルールとの照
    合は、利用者の発話から手がかり語を抽出し、さらにこ
    の手がかり語に基づいて話題語が抽出できるか否かを調
    べることにより行い、 対話メッセージの発話は、抽出した話題語を発話ルール
    に持つ発話メッセージを対話文データベースより取り出
    して発話することにより行うことを特徴とする請求項9
    記載の対話メッセージ生成装置。
  15. 【請求項15】 対話文データベース上に対話メッセー
    ジ及びその発話ルールとともに発話回数を蓄積してお
    き、抽出した話題語を発話ルールに持つ対話メッセージ
    が複数の場合、発話回数の最も少ない対話メッセージを
    発話することを特徴とする請求項14記載の対話メッセ
    ージ生成装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも二人の利用者が相互に文章
    を送受して対話を行うプログラムを記録した媒体におい
    て、 前記プログラムはコンピュータに読み取られた時、該コ
    ンピュータに、 書き言葉で表された文章を話し言葉で表された対話メッ
    セージに変換するとともに、この対話メッセージを発話
    する時の対話状況を示す発話ルールを生成して蓄積して
    おき、 利用者の対話状況と前記蓄積した発話ルールとを照合
    し、一致する発話ルールがあれば、対応する対話メッセ
    ージを該利用者へ発話する動作を実行させることを特徴
    とする対話メッセージ生成プログラムを記録した媒体。
  17. 【請求項17】 予め入力された書き言葉で表された文
    書から話し言葉に変換すべき文章を選択する工程と、 前記選択した文章を話し言葉で表された対話メッセージ
    に変換する工程と、 前記対話メッセージをどのような対話状況において発話
    するかを示す発話ルールを生成する工程と、 前記対話メッセージをその対話文に関する発話ルールと
    ともにデータベースに蓄積する工程と、 利用者の対話状況を監視し、現在の対話状況と蓄積され
    ている発話ルールとを照合する工程と、 照合の結果、一致する発話ルールに対応する対話メッセ
    ージを利用者へ発話する工程とからなる動作を実行させ
    ることを特徴とする請求項16記載の対話メッセージ生
    成プログラムを記録した媒体。
  18. 【請求項18】 文章の選択は、文書中より1つの文章
    を選択し、該選択した文章を形態素解析して単語リスト
    を作成し、該単語リスト中に話題語があるか否かを照合
    することにより行い、 対話メッセージへの変換は、前記単語リスト中の最後の
    語を書き言葉から話し言葉に変換することにより行い、 発話ルールの生成は、前記文章中の話題語を発話ルール
    とすることにより行うことを特徴とする請求項17記載
    の対話メッセージ生成プログラムを記録した媒体。
  19. 【請求項19】 対話メッセージへの変換は、前記単語
    リスト中の最後の語を書き言葉から話し言葉に変換する
    とともに、単語リスト内の長い冗長な単語を短い簡潔な
    単語に変換することにより行うことを特徴とする請求項
    18記載の対話メッセージ生成プログラムを記録した媒
    体。
  20. 【請求項20】 対話メッセージへの変換は、前記に加
    えて、文章の係り受け構造に基づいて文章を分割するこ
    とにより行うことを特徴とする請求項18または19記
    載の対話メッセージ生成プログラムを記録した媒体。
  21. 【請求項21】 文章の係り受け構造に基づく文章の分
    割は、文章の係り受けを解析して係り元・係り先のペア
    及び文節の意味属性よりなる係り受け構造を求め、各ペ
    アについて係り元に主題を意味属性に持つ文節があるか
    否かを調べ、なければ、さらに単語リストから文字数で
    最も近い距離にある意味属性が主題の文節を検索し、こ
    こで主題の文節がある場合もしくは前記主題を意味属性
    に持つ文節がある場合は、その文節をペアの先頭に付け
    足すことにより行うことを特徴とする請求項20記載の
    対話メッセージ生成プログラムを記録した媒体。
  22. 【請求項22】 利用者の対話状況と発話ルールとの照
    合は、利用者の発話から手がかり語を抽出し、さらにこ
    の手がかり語に基づいて話題語が抽出できるか否かを調
    べることにより行い、 対話メッセージの発話は、抽出した話題語を発話ルール
    に持つ発話メッセージをデータベースより取り出して発
    話することにより行うことを特徴とする請求項17記載
    の対話メッセージ生成プログラムを記録した媒体。
  23. 【請求項23】 データベース上に対話メッセージ及び
    その発話ルールとともに発話回数を蓄積しておき、抽出
    した話題語を発話ルールに持つ対話メッセージが複数の
    場合、発話回数の最も少ない対話メッセージを発話する
    ことを特徴とする請求項22記載の対話メッセージ生成
    プログラムを記録した媒体。
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