JP2000333022A - 画像の二値化方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

画像の二値化方法及び装置並びに記憶媒体

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JP2000333022A
JP2000333022A JP11135473A JP13547399A JP2000333022A JP 2000333022 A JP2000333022 A JP 2000333022A JP 11135473 A JP11135473 A JP 11135473A JP 13547399 A JP13547399 A JP 13547399A JP 2000333022 A JP2000333022 A JP 2000333022A
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Japan
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value
image
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bias
binarization
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JP11135473A
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Tetsuomi Tanaka
哲臣 田中
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書画像のレイアウト解析が容易且つ高速に
行うことができ、しかもOCR(光学式文字読取装置)
に適する画像を得ることができる画像の二値化方法及び
装置を提供することにある。 【解決手段】 画像を多値入力する入力手段と、該入力
された多値画像を輝度成分と色成分に分割する分割手段
と、該分割された輝度成分及び色成分のそれぞれのヒス
トグラムから平均値と標準偏差値とを算出する算出手段
と、該算出された平均値と予め決められた定数倍した標
準偏差値との差分から各成分の二値化しきい値を決定す
る二値化しきい値決定手段と、該決定された二値化しき
い値に基づいて二値画像を生成する二値画像生成手段
と、該生成されたそれぞれの二値画像の論理和により最
終二値画像を生成する最終二値画像生成手段とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値画像を入力し
て二値画像を出力する画像の二値化方法及び装置並びに
この画像の二値化装置を制御するための制御プログラム
を格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像の二値化方法としては、誤差
拡散法や単純二値法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例の前者の誤差拡散法では文書レイアウト解析に
は適さず、また、後者の単純二値法ではレイアウト解析
しやすいが、飛ばされる画像部分や文字のかすれやつぶ
れが生じるという問題点があった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、文書画像のレイアウト解析が容易
且つ高速に行うことができ、しかもOCR(Optic
al CharacterReader:光学式文字読
取装置)に適する画像を得ることができる画像の二値化
方法及び装置を提供することにある。
【0005】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した画像の二値化装置を円滑に制御することが
できる制御プログラムを格納した記憶媒体を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の画像の二値化方法は、多値画像
を入力して二値画像を出力する画像の二値化方法であっ
て、画像を多値入力する入力工程と、該入力工程により
入力された多値画像を輝度成分と色成分に分割する分割
工程と、該分割工程により分割された輝度成分及び色成
分のそれぞれのヒストグラムから平均値と標準偏差値と
を算出する算出工程と、該算出工程により得られた平均
値と予め決められた定数倍した標準偏差値との差分から
各成分の二値化しきい値を決定する二値化しきい値決定
工程と、該二値化しきい値決定工程により決定された二
値化しきい値に基づいて二値画像を生成する二値画像生
成工程と、該二値画像生成工程により得られたそれぞれ
の二値画像の論理和により最終二値画像を生成する最終
二値画像生成工程とを有することを特徴とする。
【0007】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載の画像の二値化方法は、請求項1記載の画像
の二値化方法において、前記二値化しきい値決定工程に
おける輝度成分の二値化しきい値の決定において、画像
を複数に分割して、各領域に対して前記算出工程により
得られた平均値と予め決められた定数倍した標準偏差値
との差分から各成分の二値化しきい値を決定し、各領域
で求められた値の差分が大きい場合にしきい値の小さい
方の平均値と定数倍した標準偏差値の和としきい値の大
きい方の値の平均値をしきい値とすることを特徴とす
る。
【0008】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載の画像の二値化方法は、請求項2記載の画像
の二値化方法において、しきい値の小さい方の平均値と
定数倍した標準偏差値の和としきい値の大きい方の値の
間の平均値と分散との偏りを計算する偏り計算工程と、
該偏り計算工程により得られた偏りが予め決められた値
より大きい場合はその偏りの符号により平均値を境界と
した一方を選択する選択工程とを有し、前記二値化しき
い値決定工程は、前記選択工程により平均値を境界とし
た一方を選択しその領域での同じ処理を行い、偏りの大
きさが予め決められた値以下になるか所定回数以上に達
した場合、その時点の平均値をしきい値とすることを特
徴とする。
【0009】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載の画像の二値化方法は、請求項1記載の画像
の二値化方法において、前記二値化しきい値決定工程
は、得られた輝度成分のしきい値が中間値より小さく且
つその平均値が中間値と予め決められた定数値との和よ
りも大きい場合、輝度成分のしきい値を中間値とするこ
とを特徴とする。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載の画像の二値化方法は、請求項1記載の画像
の二値化方法において、得られたしきい値の近傍を範囲
としてその間の平均値と分散との偏りを計算する偏り計
算工程と、該偏り計算工程により得られた偏りが予め決
められた値より大きい場合はその偏りの符号により平均
値を境界とした一方を選択する選択工程とを有し、前記
二値化しきい値決定工程は、前記選択工程により平均値
を境界とした一方を選択しその領域での同じ処理を行
い、偏りの大きさが予め決められた値以下になるか所定
回数以上に達した場合、その時点の平均値をしきい値と
することを特徴とする。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載の画像の二値化装置は、多値画像を入力して
二値画像を出力する画像の二値化装置であって、画像を
多値入力する入力手段と、該入力手段により入力された
多値画像を輝度成分と色成分に分割する分割手段と、該
分割手段により分割された輝度成分及び色成分のそれぞ
れのヒストグラムから平均値と標準偏差値とを算出する
算出手段と、該算出手段により得られた平均値と予め決
められた定数倍した標準偏差値との差分から各成分の二
値化しきい値を決定する二値化しきい値決定手段と、該
二値化しきい値決定手段により決定された二値化しきい
値に基づいて二値画像を生成する二値画像生成手段と、
該二値画像生成手段により得られたそれぞれの二値画像
の論理和により最終二値画像を生成する最終二値画像生
成手段とを有することを特徴とする。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7記載の画像の二値化装置は、請求項6記載の画像
の二値化装置において、前記二値化しきい値決定手段に
おける輝度成分の二値化しきい値の決定において、画像
を複数に分割して、各領域に対して前記算出手段により
得られた平均値と予め決められた定数倍した標準偏差値
との差分から各成分の二値化しきい値を決定し、各領域
で求められた値の差分が大きい場合にしきい値の小さい
方の平均値と定数倍した標準偏差値の和としきい値の大
きい方の値の平均値をしきい値とすることを特徴とす
る。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8記載の画像の二値化装置は、請求項7記載の画像
の二値化装置において、しきい値の小さい方の平均値と
定数倍した標準偏差値の和としきい値の大きい方の値の
間の平均値と分散との偏りを計算する偏り計算手段と、
該偏り計算手段により得られた偏りが予め決められた値
より大きい場合はその偏りの符号により平均値を境界と
した一方を選択する選択手段とを有し、前記二値化しき
い値決定手段は、前記選択手段により平均値を境界とし
た一方を選択しその領域での同じ処理を行い、偏りの大
きさが予め決められた値以下になるか所定回数以上に達
した場合、その時点の平均値をしきい値とすることを特
徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項9記載の画像の二値化装置は、請求項6記載の画像
の二値化装置において、前記二値化しきい値決定手段
は、得られた輝度成分のしきい値が中間値より小さく且
つその平均値が中間値と予め決められた定数値との和よ
りも大きい場合、輝度成分のしきい値を中間値とするこ
とを特徴とする。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項10記載の画像の二値化装置は、請求項6記載の画
像の二値化装置において、得られたしきい値の近傍を範
囲としてその間の平均値と分散との偏りを計算する偏り
計算手段と、該偏り計算手段により得られた偏りが予め
決められた値より大きい場合はその偏りの符号により平
均値を境界とした一方を選択する選択手段とを有し、前
記二値化しきい値決定手段は、前記選択手段により平均
値を境界とした一方を選択しその領域での同じ処理を行
い、偏りの大きさが予め決められた値以下になるか所定
回数以上に達した場合、その時点の平均値をしきい値と
することを特徴とする。
【0016】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11記載の記憶媒体は、多値画像を入力して二値画
像を出力する画像の二値化装置を制御するための制御プ
ログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御プログ
ラムは、画像を多値入力し、該入力された多値画像を輝
度成分と色成分に分割し、該分割された輝度成分及び色
成分のそれぞれのヒストグラムから平均値と標準偏差値
とを算出し、該算出された平均値と予め決められた定数
倍した標準偏差値との差分から各成分の二値化しきい値
を決定し、該決定された二値化しきい値に基づいて二値
画像を生成し、該生成されたそれぞれの二値画像の論理
和により最終二値画像を生成するように制御するステッ
プの制御モジュールを有することを特徴とする。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12記載の記憶媒体は、請求項11記載の記憶媒体
において、前記制御プログラムは、前記輝度成分の二値
化しきい値の決定において、画像を複数に分割して、各
領域に対して前記算出された平均値と予め決められた定
数倍した標準偏差値との差分から各成分の二値化しきい
値を決定し、各領域で求められた値の差分が大きい場合
にしきい値の小さい方の平均値と定数倍した標準偏差値
の和としきい値の大きい方の値の平均値をしきい値とす
るように制御するステップの制御モジュールを有するこ
とを特徴とする。
【0018】また、上記第2の目的を達成するために請
求項13記載の記憶媒体は、請求項12記載の記憶媒体
において、前記制御プログラムは、しきい値の小さい方
の平均値と定数倍した標準偏差値の和としきい値の大き
い方の値の間の平均値と分散との偏りを計算し、該算出
された偏りが予め決められた値より大きい場合はその偏
りの符号により平均値を境界とした一方を選択し、その
領域での同じ処理を行い、偏りの大きさが予め決められ
た値以下になるか所定回数以上に達した場合、その時点
の平均値をしきい値とするように制御するステップの制
御モジュールを有することを特徴とする。
【0019】また、上記第2の目的を達成するために請
求項14記載の記憶媒体は、請求項11記載の記憶媒体
において、前記制御プログラムは、得られた輝度成分の
しきい値が中間値より小さく且つその平均値が中間値と
予め決められた定数値との和よりも大きい場合、輝度成
分のしきい値を中間値とするように制御するステップの
制御モジュールを有することを特徴とする。
【0020】更に、上記第2の目的を達成するために請
求項15記載の記憶媒体は、請求項11記載の記憶媒体
において、得られたしきい値の近傍を範囲としてその間
の平均値と分散との偏りを計算し、該算出された偏りが
予め決められた値より大きい場合はその偏りの符号によ
り平均値を境界とした一方を選択し、その領域での同じ
処理を行い、偏りの大きさが予め決められた値以下にな
るか所定回数以上に達した場合、その時点の平均値をし
きい値とするように制御するステップの制御モジュール
を有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0022】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図3に基づき説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像の二値化装置の構成を示すブロック図であり、同図
において、1はCPU(中央処理装置)で、本装置全体
の制御を司る。2はROM(リードオンリーメモリ)
で、CPU1が実行するプログラムを格納する。3はR
AM(ランダムアクセスメモリ)で、二値化を行う多値
画像や二値化画像及びCPU1の作業領域のデータを格
納する。4は記憶装置で、画像等を格納する。5はスキ
ャナで、対象となる画像を取り込む。6は画像を出力す
る出力装置で、画像を表示出力するディスプレイまたは
画像を印刷出力するプリンタ等から成る。7はユーザの
指示を入力する入力装置で、キーボードやマウス等から
成る。
【0024】図1において、基本動作は、まず、入力装
置7から入力されたユーザの指示に応じて記憶装置4に
予め保存されている画像またはスキャナ5より取り込ま
れた画像をRAM3に格納し、CPU1により後述する
図2のフローによる二値化を行い、その結果を出力装置
6に出力または記憶装置4に格納する。
【0025】次に、本実施の形態に係る画像の二値化装
置において、多値画像から色成分に分割してしきい値を
計算して二値画像を得る動作について、図2のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0026】まず、ステップS201でスキャナや記憶
装置に格納されたファイルから画像データを読み込む。
次に、ステップS202へ進んで前記ステップS201
において読み込んだ画像データを輝度成分、色成分(赤
成分、緑成分、青成分)毎に分解する。ここで各成分は
0から255の256階調とする。
【0027】ステップS203では輝度成分のヒストグ
ラムを、ステップS209では赤成分のヒストグラム
を、ステップS213では緑成分のヒストグラムを、ス
テップS217では青成分のヒストグラムをそれぞれ作
成する。
【0028】また、ステップS204では輝度成分の平
均値(AVk)と標準偏差(SDk)を、ステップS2
09では赤成分の平均値(AVr)と標準偏差(SD
r)を、ステップS213では緑成分の平均値(AV
g)と標準偏差(SDg)を、ステップS217では青
成分の平均値(AVb)と標準偏差(SDb)をそれぞ
れ求める。
【0029】また、ステップS205では輝度成分のし
きい値(THk)を、ステップS211では赤成分のし
きい値(THr)を、ステップS215では緑成分のし
きい値(THg)を、ステップS219では青成分のし
きい値(THb)をそれぞれ下記式(1)、(2)、
(3)、(4)により計算する。
【0030】THk=AVk−ASDk…(1) THr=AVr−ASDr…(2) THg=AVg−ASDg…(3) THb=AVb−ASDb…(4) 但し、A=1.0 ここで、定数Aは各標準偏差に対する係数であり、スキ
ャナ特性によって異なる。
【0031】前記ステップS205、ステップS21
1、ステップS215及びステップS219において求
められた各しきい値によって、ステップS206では輝
度成分の二値化を、ステップS212では赤成分の二値
化を、ステップS216では緑成分の二値化を、ステッ
プS220では青成分の二値化をそれぞれ行う。
【0032】そして、ステップS207でその論理和
(黒画素が1の場合)を行う。最後にステップS208
で最終二値画像として出力した後、本処理動作を終了す
る。
【0033】ここで、入力画像がモノクロ多値画像の場
合は、しきい値THkを求める処理のみを行う。
【0034】次に、本実施の形態に係る画像の二値化装
置における輝度成分に対するしきい値THkの決定処理
の補正処理動作について、図3のフローチャートを用い
て説明する。
【0035】図2のステップS203からステップS2
05の輝度成分に対する処理部分が置き換わる。
【0036】図3において、まず、ステップS301で
縦横4分割してヒストグラムを作成する。次に、ステッ
プS302で前記ステップS301において横2分割し
た各2個のヒストグラムからそれぞれ平均値と標準偏差
を求める。ここで、分割した平均値と標準偏差としきい
値をそれぞれAVk1、AVk2、SDk1、SDk2
とし、ステップS303で上記(1)式と同様にしきい
値THk1、THk2をそれぞれ下記式(5)、(6)
により計算する。
【0037】THk1=AVk1−ASDk1…(5) THk2=AVk2−ASDk2…(6) 次に、ステップS304で前記ステップS303におい
て得られた仮のしきい値THk1,THk2の判定処理
を行う。即ち、前記ステップS303において計算され
たTHk1とTHk2との差分が予め決められた値Bよ
り大きく且つTHk1とTHk2の最小値min(TH
k1,THk2)が中間値128より小さい場合、即
ち、下記式(7)、(8)を満足する場合は、ステップ
S310及びステップS311の補正処理に進む。
【0038】|THk1−THk2|>B…(7) min(THk1,THk2)<128…(8) ステップS310ではmin(THk1,THk2)を
下記式(9)、(10)で置き換える。
【0039】 THk′=AVk1+ASDk1 (THk1が小さい場合)…(9) THk′=AVk2+ASDk2 (THk2が小さい場合)…(10) ステップS311では前記ステップS310において得
られたTHk′とTHk1,THk2の最大値max
(THk1,THk2)よりTHkを下記式(11)に
より求める。
【0040】 THk={max(THk1,THk2)+THk′}/2…(11) 次いでこの値をしきい値THkとして前記図2のステッ
プS206へ進む。
【0041】一方、前記ステップS304において上記
式(7)、(8)を満足しない場合はステップS305
へ進む。
【0042】ステップS305からステップS307
は、前記ステップS302からステップS304と同様
の処理を縦2分割した各2個のヒストグラムに対して行
うものである。
【0043】即ち、ステップS305では前記ステップ
S301において縦2分割した各2個のヒストグラムか
らそれぞれ平均値と標準偏差を求める。ここで、分割し
た平均値と標準偏差としきい値をそれぞれAVk1、A
Vk2、SDk1、SDk2とし、ステップS306で
上記(1)式と同様にしきい値THk1、THk2をそ
れぞれ上記式(5)、(6)により計算する。
【0044】次に、ステップS307で前記ステップS
306において得られた仮のしきい値THk1,THk
2の判定処理を行う。即ち、前記ステップS306にお
いて上記式(7)、(8)を満足する場合に、前記ステ
ップS310及びステップS311の補正処理に進む。
【0045】一方、前記ステップS307において上記
式(7)、(8)を満足しない場合はステップS308
へ進む。ステップS308では4個のヒストグラムを使
用して前記図2のステップS205と同様に前記式
(1)により輝度成分のしきい値(THk)を決定す
る。
【0046】次にステップS309へ進んで前記ステッ
プS308において求められたしきい値THkの判定を
行う。そして、しきい値THkが中間値128より小さ
く且つ平均値AVkが128+Cよりも大きい場合、即
ち、下記式(12)、(13)を満足する場合は、ステ
ップS312へ進んでしきい値THkを中間値128に
変更した後、前記図2のステップS206へ進む。
【0047】THk<128…(12) AVk>128+C…(13) また、前記ステップS309において上記式(12)、
(13)を満足しない場合は、しきい値THkはそのま
まで前記図2のステップS206へ進む。本実施の形態
に係る画像の二値化装置は、コンピュータが記憶媒体に
格納された制御プログラムを読み出して実行することに
より、上述した実施の携帯の機能が実現されるものであ
るが、本発明はこれに限られるものではなく、前記制御
プログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働してい
るOS(オペレーティングシステム)等の実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うま
でもない。
【0048】また、制御プログラムを格納する記憶媒体
としては、例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Co
mpact Disk Read Only Memo
ry)、CD−R(Compact Disk Rec
ordable)、磁気テープ、不揮発性メモリカー
ド、ROMチップ等を使用することができる。
【0049】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図4に基づき説明する。
【0050】なお、本実施の形態に係る画像の二値化装
置の基本的な構成は、上述した第1の実施の形態の図1
と同一であるから、同図を流用して説明する。また、本
実施の形態に係る画像の二値化装置において、多値画像
から色成分に分割してしきい値を計算して二値画像を得
る動作の流れは、上述した第1の実施の形態の図2と同
一であるから、同図を流用して説明する。更に、本実施
の形態に係る画像の二値化装置において、輝度成分に対
するしきい値THkの決定処理の補正処理動作の流れ
は、上述した第1の実施の形態の図3と同一であるか
ら、同図を流用して説明する。
【0051】図4は、本実施の形態に係る画像の二値化
装置において、与えられたヒストグラムの谷部分を調べ
る動作の流れを示すフローチャートである。
【0052】まず、ステップS401で図3のステップ
S311において求められたmax(THk1,THk
2)とTHk′を基に、startにmin{max
(THk1,THk2),THk′}、endにmax
{max(THk1,THk2),THk′}をそれぞ
れ設定する。次に、ステップS402でstart/e
nd間の平均値AVを算出する。ここで求める平均値は
分割した領域ではなく、画像全体の平均値である。
【0053】次に、ステップS403で前記ステップS
402において求められた平均値AVを使用して、分散
値Dと、平均値AVで分割した分散値DをそれぞれD
1,D2として下記式(14)、(15)、(16)に
より求める。
【0054】 D=Σ(i−AV)(i−AV)P[i]…(14)i=start‥end D1=Σ(i−AV)(i−AV)P[i]…(15)i=start‥AV D2=Σ(i−AV)(i−AV)P[i]…(16)i=AV‥end ここでP[i]は輝度iに対応したヒストグラムの値で
ある。
【0055】次に、ステップS404で分散値Dの偏り
Eを下記式(17)により計算する。
【0056】E=(D2−D1)/D…(17) 次に、ステップS405で前記ステップS404におい
て求められた分散値Dの偏りEの大きさを、予め決めら
れた定数値と比較して、下記式(18)を満足するか否
かを判断する。
【0057】|E|<0.0625…(18) この定数は任意の値である。
【0058】そして、上記式(18)を満足しなければ
ステップS406へ進み処理回数loopが5回以上で
あるか否かを判断する。そして、処理回数loopが5
回以上でなければステップS407へ進み分散値Dの偏
りEの符号を調べて、偏りEが0.0より小さいか否か
を判断する。そして、偏りEが0.0より小さい(マイ
ナス)場合はステップS408へ進んでstartを平
均値AVに設定した後、前記ステップS402へ戻る。
また、前記ステップS407において偏りEが0.0よ
り大きい(プラス)の場合はステップS409へ進んで
endを平均値AVに設定した後、前記ステップS40
2へ戻る。
【0059】一方、前記ステップS405において上記
式(18)を満足する場合及び前記ステップS406に
おいて処理回数loopが5回以上の場合は、いずれも
ステップS410へ進んでその時点の平均値AVをしき
い値THkとした後、本処理動作を終了する。
【0060】なお、本実施の形態に係る画像の二値化装
置におけるその他の構成及び作用は、上述した第1の実
施の形態と同一であるから、その説明は省略する。
【0061】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を説明する。
【0062】本実施の形態では、図2のステップS20
5において求められたしきい値THk,THr,TH
g,THbからそれぞれについて図4のステップS40
1におけるstartとendの値をそれぞれ決定す
る。例えば、赤成分のしきい値THrに対しては、st
art=THr−16、end=THr+16とする。
ここで、16はあまり大きくない任意の値である。
【0063】以下、上述した第2の実施の形態において
説明したのと同様の方法(図4のステップ410)で最
後に得られた平均値AVをしきい値THkとする。
【0064】他の成分についても同じであるが、輝度成
分のしきい値THkだけは図3において補正が行われた
場合は、この処理を行わないものとする。
【0065】なお、本実施の形態に係る画像の二値化装
置におけるその他の構成及び作用は、上述した第2の実
施の形態と同一であるから、その説明は省略する
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像の二値
化方法及び装置によれば、テキスト部は適度な単純二値
画像となり、ピクチャー部は塗りつぶし画像になること
により、文書画像のレイアウト解析が容易になると共
に、OCRに適する画像となり、しかも、ピクチャー部
は塗りつぶし画像になることにより、二値画像中のブロ
ック数(黒画素のかたまりの数)が少なくなり、レイア
ウト解析が高速に行えるという効果を奏する。
【0067】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
た本発明の画像の二値化装置を円滑に制御することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像の二値化
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像の二値化
装置において、多値画像から色成分に分割してしきい値
を計算して二値画像を得る動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像の二値化
装置において、得られたしきい値を補正する動作の流れ
を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像の二値化
装置において、ヒストグラムの他に部分を見つける動作
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置) 2 ROM(リードオンリーメモリ) 3 RAM(ランダムアクセスメモリ) 4 記憶装置 5 スキャナ 6 出力装置 7 入力装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像を入力して二値画像を出力する
    画像の二値化方法であって、画像を多値入力する入力工
    程と、該入力工程により入力された多値画像を輝度成分
    と色成分に分割する分割工程と、該分割工程により分割
    された輝度成分及び色成分のそれぞれのヒストグラムか
    ら平均値と標準偏差値とを算出する算出工程と、該算出
    工程により得られた平均値と予め決められた定数倍した
    標準偏差値との差分から各成分の二値化しきい値を決定
    する二値化しきい値決定工程と、該二値化しきい値決定
    工程により決定された二値化しきい値に基づいて二値画
    像を生成する二値画像生成工程と、該二値画像生成工程
    により得られたそれぞれの二値画像の論理和により最終
    二値画像を生成する最終二値画像生成工程とを有するこ
    とを特徴とする画像の二値化方法。
  2. 【請求項2】 前記二値化しきい値決定工程における輝
    度成分の二値化しきい値の決定において、画像を複数に
    分割して、各領域に対して前記算出工程により得られた
    平均値と予め決められた定数倍した標準偏差値との差分
    から各成分の二値化しきい値を決定し、各領域で求めら
    れた値の差分が大きい場合にしきい値の小さい方の平均
    値と定数倍した標準偏差値の和としきい値の大きい方の
    値の平均値をしきい値とすることを特徴とする請求項1
    記載の画像の二値化方法。
  3. 【請求項3】 しきい値の小さい方の平均値と定数倍し
    た標準偏差値の和としきい値の大きい方の値の間の平均
    値と分散との偏りを計算する偏り計算工程と、該偏り計
    算工程により得られた偏りが予め決められた値より大き
    い場合はその偏りの符号により平均値を境界とした一方
    を選択する選択工程とを有し、前記二値化しきい値決定
    工程は、前記選択工程により平均値を境界とした一方を
    選択しその領域での同じ処理を行い、偏りの大きさが予
    め決められた値以下になるか所定回数以上に達した場
    合、その時点の平均値をしきい値とすることを特徴とす
    る請求項2記載の画像の二値化方法。
  4. 【請求項4】 前記二値化しきい値決定工程は、得られ
    た輝度成分のしきい値が中間値より小さく且つその平均
    値が中間値と予め決められた定数値との和よりも大きい
    場合、輝度成分のしきい値を中間値とすることを特徴と
    する請求項1記載の画像の二値化方法。
  5. 【請求項5】 得られたしきい値の近傍を範囲としてそ
    の間の平均値と分散との偏りを計算する偏り計算工程
    と、該偏り計算工程により得られた偏りが予め決められ
    た値より大きい場合はその偏りの符号により平均値を境
    界とした一方を選択する選択工程とを有し、前記二値化
    しきい値決定工程は、前記選択工程により平均値を境界
    とした一方を選択しその領域での同じ処理を行い、偏り
    の大きさが予め決められた値以下になるか所定回数以上
    に達した場合、その時点の平均値をしきい値とすること
    を特徴とする請求項1記載の画像の二値化方法。
  6. 【請求項6】 多値画像を入力して二値画像を出力する
    画像の二値化装置であって、画像を多値入力する入力手
    段と、該入力手段により入力された多値画像を輝度成分
    と色成分に分割する分割手段と、該分割手段により分割
    された輝度成分及び色成分のそれぞれのヒストグラムか
    ら平均値と標準偏差値とを算出する算出手段と、該算出
    手段により得られた平均値と予め決められた定数倍した
    標準偏差値との差分から各成分の二値化しきい値を決定
    する二値化しきい値決定手段と、該二値化しきい値決定
    手段により決定された二値化しきい値に基づいて二値画
    像を生成する二値画像生成手段と、該二値画像生成手段
    により得られたそれぞれの二値画像の論理和により最終
    二値画像を生成する最終二値画像生成手段とを有するこ
    とを特徴とする画像の二値化装置。
  7. 【請求項7】 前記二値化しきい値決定手段における輝
    度成分の二値化しきい値の決定において、画像を複数に
    分割して、各領域に対して前記算出手段により得られた
    平均値と予め決められた定数倍した標準偏差値との差分
    から各成分の二値化しきい値を決定し、各領域で求めら
    れた値の差分が大きい場合にしきい値の小さい方の平均
    値と定数倍した標準偏差値の和としきい値の大きい方の
    値の平均値をしきい値とすることを特徴とする請求項6
    記載の画像の二値化装置。
  8. 【請求項8】 しきい値の小さい方の平均値と定数倍し
    た標準偏差値の和としきい値の大きい方の値の間の平均
    値と分散との偏りを計算する偏り計算手段と、該偏り計
    算手段により得られた偏りが予め決められた値より大き
    い場合はその偏りの符号により平均値を境界とした一方
    を選択する選択手段とを有し、前記二値化しきい値決定
    手段は、前記選択手段により平均値を境界とした一方を
    選択しその領域での同じ処理を行い、偏りの大きさが予
    め決められた値以下になるか所定回数以上に達した場
    合、その時点の平均値をしきい値とすることを特徴とす
    る請求項7記載の画像の二値化装置。
  9. 【請求項9】 前記二値化しきい値決定手段は、得られ
    た輝度成分のしきい値が中間値より小さく且つその平均
    値が中間値と予め決められた定数値との和よりも大きい
    場合、輝度成分のしきい値を中間値とすることを特徴と
    する請求項6記載の画像の二値化装置。
  10. 【請求項10】 得られたしきい値の近傍を範囲として
    その間の平均値と分散との偏りを計算する偏り計算手段
    と、該偏り計算手段により得られた偏りが予め決められ
    た値より大きい場合はその偏りの符号により平均値を境
    界とした一方を選択する選択手段とを有し、前記二値化
    しきい値決定手段は、前記選択手段により平均値を境界
    とした一方を選択しその領域での同じ処理を行い、偏り
    の大きさが予め決められた値以下になるか所定回数以上
    に達した場合、その時点の平均値をしきい値とすること
    を特徴とする請求項6記載の画像の二値化装置。
  11. 【請求項11】 多値画像を入力して二値画像を出力す
    る画像の二値化装置を制御するための制御プログラムを
    格納した記憶媒体であって、前記制御プログラムは、画
    像を多値入力し、該入力された多値画像を輝度成分と色
    成分に分割し、該分割された輝度成分及び色成分のそれ
    ぞれのヒストグラムから平均値と標準偏差値とを算出
    し、該算出された平均値と予め決められた定数倍した標
    準偏差値との差分から各成分の二値化しきい値を決定
    し、該決定された二値化しきい値に基づいて二値画像を
    生成し、該生成されたそれぞれの二値画像の論理和によ
    り最終二値画像を生成するように制御するステップの制
    御モジュールを有することを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記制御プログラムは、前記輝度成分
    の二値化しきい値の決定において、画像を複数に分割し
    て、各領域に対して前記算出された平均値と予め決めら
    れた定数倍した標準偏差値との差分から各成分の二値化
    しきい値を決定し、各領域で求められた値の差分が大き
    い場合にしきい値の小さい方の平均値と定数倍した標準
    偏差値の和としきい値の大きい方の値の平均値をしきい
    値とするように制御するステップの制御モジュールを有
    することを特徴とする請求項11記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記制御プログラムは、しきい値の小
    さい方の平均値と定数倍した標準偏差値の和としきい値
    の大きい方の値の間の平均値と分散との偏りを計算し、
    該算出された偏りが予め決められた値より大きい場合は
    その偏りの符号により平均値を境界とした一方を選択
    し、その領域での同じ処理を行い、偏りの大きさが予め
    決められた値以下になるか所定回数以上に達した場合、
    その時点の平均値をしきい値とするように制御するステ
    ップの制御モジュールを有することを特徴とする請求項
    12記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記制御プログラムは、得られた輝度
    成分のしきい値が中間値より小さく且つその平均値が中
    間値と予め決められた定数値との和よりも大きい場合、
    輝度成分のしきい値を中間値とするように制御するステ
    ップの制御モジュールを有することを特徴とする請求項
    11記載の画像の二値化方法。
  15. 【請求項15】 得られたしきい値の近傍を範囲として
    その間の平均値と分散との偏りを計算し、該算出された
    偏りが予め決められた値より大きい場合はその偏りの符
    号により平均値を境界とした一方を選択し、その領域で
    の同じ処理を行い、偏りの大きさが予め決められた値以
    下になるか所定回数以上に達した場合、その時点の平均
    値をしきい値とするように制御するステップの制御モジ
    ュールを有することを特徴とする請求項11記載の記憶
    媒体。
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