JP2000332890A - 携帯電話着信抑止装置 - Google Patents
携帯電話着信抑止装置Info
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- JP2000332890A JP2000332890A JP17728699A JP17728699A JP2000332890A JP 2000332890 A JP2000332890 A JP 2000332890A JP 17728699 A JP17728699 A JP 17728699A JP 17728699 A JP17728699 A JP 17728699A JP 2000332890 A JP2000332890 A JP 2000332890A
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- radio wave
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セルラー方式の移動電話システムにおける携
帯電話の着信抑止装置に関して、前記システムの事業者
毎に異なる発信電波の周波数に容易に対応し、また着信
抑止の効果を得る領域を緻密に設定する等の課題があ
る。 【解決手段】 前記課題を達成するため、高周波周波数
を発生する周波数発生回路、周波数を選択する選択装
置、それにアンテナから送信するのに十分な電力に増幅
するためのパワーアンプ、アンテナ、電源装置などを配
置接続し、セルラー移動電話システムで使用している制
御チャンネルを含む周波数に対し特定の場所の範囲で干
渉を与え、また干渉電波の送信周波数及び送信電力を制
御する機能や送信電力を可変とする機能を設ける等の手
段を用いる。
帯電話の着信抑止装置に関して、前記システムの事業者
毎に異なる発信電波の周波数に容易に対応し、また着信
抑止の効果を得る領域を緻密に設定する等の課題があ
る。 【解決手段】 前記課題を達成するため、高周波周波数
を発生する周波数発生回路、周波数を選択する選択装
置、それにアンテナから送信するのに十分な電力に増幅
するためのパワーアンプ、アンテナ、電源装置などを配
置接続し、セルラー移動電話システムで使用している制
御チャンネルを含む周波数に対し特定の場所の範囲で干
渉を与え、また干渉電波の送信周波数及び送信電力を制
御する機能や送信電力を可変とする機能を設ける等の手
段を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話着信抑止
装置に関し、特にセルラー方式の移動電話システムに適
合させるために、送信周波数選択機能と送信回路、アン
テナ部、監視機能、あるいは外部インターフェース機能
や電源部などを備える着信抑止装置に関する。
装置に関し、特にセルラー方式の移動電話システムに適
合させるために、送信周波数選択機能と送信回路、アン
テナ部、監視機能、あるいは外部インターフェース機能
や電源部などを備える着信抑止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、受信電波に対して微弱
電波を発信しバリア網を張ることによってポーリングを
妨げ電波を遮蔽する装置の考案が存在する。
電波を発信しバリア網を張ることによってポーリングを
妨げ電波を遮蔽する装置の考案が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】移動電話システムの普
及により人々の生活は便利になったが、これに伴い使用
する場所や時間により、着信音によって周囲の人に迷惑
をかけるという問題が顕在化してきている。特に公共施
設などでの使用自粛についてはこれまで使用者側のマナ
ーと自主規制に頼っているのが現状であるが、これにも
限界があった。そこで、基地局から受信局に対して発射
される電波に対して干渉電波を発して携帯電話の着信を
妨げるという手段が考案されている。しかしながら、微
弱な干渉電波を発するといっても、従来技術のような、
広い周波数帯域にわたって一様に分布したノイズである
ホワイトノイズを出力して、せいぜいバンド(周波数
帯)をマニュアル作業によって変更する機能を設けると
いう手段では、不必要な周波数帯域にまで電波遮蔽の効
果が及ぶこととなる。また、従来技術では、抑止の対象
となる領域を緻密に設定することができない。さらに
は、地域により異なるセルラー移動電話事業者が、それ
ぞれ異なる割り当てられた周波数を使用していることに
も対応できない等の課題が存在する。
及により人々の生活は便利になったが、これに伴い使用
する場所や時間により、着信音によって周囲の人に迷惑
をかけるという問題が顕在化してきている。特に公共施
設などでの使用自粛についてはこれまで使用者側のマナ
ーと自主規制に頼っているのが現状であるが、これにも
限界があった。そこで、基地局から受信局に対して発射
される電波に対して干渉電波を発して携帯電話の着信を
妨げるという手段が考案されている。しかしながら、微
弱な干渉電波を発するといっても、従来技術のような、
広い周波数帯域にわたって一様に分布したノイズである
ホワイトノイズを出力して、せいぜいバンド(周波数
帯)をマニュアル作業によって変更する機能を設けると
いう手段では、不必要な周波数帯域にまで電波遮蔽の効
果が及ぶこととなる。また、従来技術では、抑止の対象
となる領域を緻密に設定することができない。さらに
は、地域により異なるセルラー移動電話事業者が、それ
ぞれ異なる割り当てられた周波数を使用していることに
も対応できない等の課題が存在する。
【0004】本装置はこの様な背景から発明されたもの
である。セルラー形式の移動電話システムは基本的に電
波を使用する移動体無線通信システムであり、多重化を
前提とするシステムであるがゆえに特定の移動局を呼び
出すための制御チャンネルを基本的に有している。移動
局は通常、基地局からこの制御チャンネルを介して呼び
出しを受け、局間の呼を無線チャンネルで確立する。
である。セルラー形式の移動電話システムは基本的に電
波を使用する移動体無線通信システムであり、多重化を
前提とするシステムであるがゆえに特定の移動局を呼び
出すための制御チャンネルを基本的に有している。移動
局は通常、基地局からこの制御チャンネルを介して呼び
出しを受け、局間の呼を無線チャンネルで確立する。
【0005】移動局が制御チャンネルを正しく安定して
復調するためには復調時の信号対雑音比(S/N比)あ
るいはキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I比)
といった電気的性能が必要十分に確保できている事が重
要である。この性能が十分確保できない場合は移動局を
上手く呼び出す事ができなくなるという欠点を持ってい
る。
復調するためには復調時の信号対雑音比(S/N比)あ
るいはキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I比)
といった電気的性能が必要十分に確保できている事が重
要である。この性能が十分確保できない場合は移動局を
上手く呼び出す事ができなくなるという欠点を持ってい
る。
【0006】本装置は上記の欠点を利用し、基地局が送
信し移動局が受信するための制御チャンネル用として割
り当てられた周波数と同一周波数の電波を特定の領域や
場所あるいは時間において発射し、移動局受信部の復調
機能に干渉を与える事により、結果として着信を抑止す
る事を目的とするものである。
信し移動局が受信するための制御チャンネル用として割
り当てられた周波数と同一周波数の電波を特定の領域や
場所あるいは時間において発射し、移動局受信部の復調
機能に干渉を与える事により、結果として着信を抑止す
る事を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の着信抑
止装置の特徴は、所定の周波数を発生する周波数発生回
路、周波数を選択する選択装置、それにアンテナから送
信するのに十分な電力に増幅するためのパワーアンプ、
アンテナ、電源装置などを配置接続し、セルラー移動電
話システムで使用している制御チャンネルを含む周波数
に対し特定の場所の範囲で干渉を与える事により、所望
の着信抑止効果を得る事ができる。
止装置の特徴は、所定の周波数を発生する周波数発生回
路、周波数を選択する選択装置、それにアンテナから送
信するのに十分な電力に増幅するためのパワーアンプ、
アンテナ、電源装置などを配置接続し、セルラー移動電
話システムで使用している制御チャンネルを含む周波数
に対し特定の場所の範囲で干渉を与える事により、所望
の着信抑止効果を得る事ができる。
【0008】また、請求項2に記載の抑止装置の特徴
は、セルラー移動電話システム全体として通常は周波数
帯域がある幅を持って割り当てられているので、この周
波数帯域全体に対して干渉電波を発射することにより、
制御チャンネルのみならず音声通話チャンネルに対して
も効果を持たせることができる。
は、セルラー移動電話システム全体として通常は周波数
帯域がある幅を持って割り当てられているので、この周
波数帯域全体に対して干渉電波を発射することにより、
制御チャンネルのみならず音声通話チャンネルに対して
も効果を持たせることができる。
【0009】また、請求項3に記載の抑止装置の特徴
は、装置の送信周波数を可変にすることで、セルラー移
動電話システムの事業者が異なっても容易に各事業者の
周波数に変更する事ができるようにするものである。ま
た同一事業者にあっても将来の加入者容量の増加に伴う
周波数帯域の拡大に対しても本機能は効果を発揮する。
可変の手法はハードウエア回路で実現する方法と、マイ
クロプロセッサによるソフトウエア変更によって実現す
る方法のいずれもが可能である。
は、装置の送信周波数を可変にすることで、セルラー移
動電話システムの事業者が異なっても容易に各事業者の
周波数に変更する事ができるようにするものである。ま
た同一事業者にあっても将来の加入者容量の増加に伴う
周波数帯域の拡大に対しても本機能は効果を発揮する。
可変の手法はハードウエア回路で実現する方法と、マイ
クロプロセッサによるソフトウエア変更によって実現す
る方法のいずれもが可能である。
【0010】また、請求項4に記載の抑止装置の特徴
は、一事業者に与えられた周波数帯域において、同じ構
成の抑止装置を複数個用意して作動させた場合に、各抑
止装置の周波数掃引開始タイミングがそれぞれずれるよ
うに作動する機能を有することにより、より効果的な抑
止を可能にするものである。例えば、抑止装置を1台増
設して、合計2台の抑止装置で同一周波数帯域の全域を
カバーしようとする場合、1台目が比較的低い周波数帯
域の掃引を分担している時は、他の1台のほうで、比較
的高い周波数帯域の掃引を分担することで、時間的に手
薄となる時間帯を2台が相互に補いあって抑止能力を高
めることができる。各抑止装置が互いに信号のやりとり
をして、同期しながらかつある間隔離れた周波数で送信
するように掃引タイミングを決めることにより高い抑止
効果を得ることになる。とくに、基地局の設置密度が高
い地域また着信量が多い地域において、あるいは、事業
者割り当てられた周波数帯域が更に広がった場合等に、
特に有効に機能することとなる。
は、一事業者に与えられた周波数帯域において、同じ構
成の抑止装置を複数個用意して作動させた場合に、各抑
止装置の周波数掃引開始タイミングがそれぞれずれるよ
うに作動する機能を有することにより、より効果的な抑
止を可能にするものである。例えば、抑止装置を1台増
設して、合計2台の抑止装置で同一周波数帯域の全域を
カバーしようとする場合、1台目が比較的低い周波数帯
域の掃引を分担している時は、他の1台のほうで、比較
的高い周波数帯域の掃引を分担することで、時間的に手
薄となる時間帯を2台が相互に補いあって抑止能力を高
めることができる。各抑止装置が互いに信号のやりとり
をして、同期しながらかつある間隔離れた周波数で送信
するように掃引タイミングを決めることにより高い抑止
効果を得ることになる。とくに、基地局の設置密度が高
い地域また着信量が多い地域において、あるいは、事業
者割り当てられた周波数帯域が更に広がった場合等に、
特に有効に機能することとなる。
【0011】また、請求項5に記載の抑止装置の特徴
は、一般的に高周波半導体を含めたデバイスの周波数変
化による電気的特性の変動を吸収し、送信しようとする
周波数帯域内での送信電力の変動を補正し、どの送信周
波数においても一定の安定した送信電力を得る自動利得
調整装置を有する。これを実現するため装置の出力電力
を電力検出器で検出し、検出した信号を制御回路を介し
て送信回路にフィードバックすることにより、装置の出
力電力を一定に維持するものである。
は、一般的に高周波半導体を含めたデバイスの周波数変
化による電気的特性の変動を吸収し、送信しようとする
周波数帯域内での送信電力の変動を補正し、どの送信周
波数においても一定の安定した送信電力を得る自動利得
調整装置を有する。これを実現するため装置の出力電力
を電力検出器で検出し、検出した信号を制御回路を介し
て送信回路にフィードバックすることにより、装置の出
力電力を一定に維持するものである。
【0012】また、請求項6に記載の抑止装置の特徴
は、抑止装置の効果を得る領域や範囲の大小を調整する
役割を果たす。局所的に効果を得る場合は送信電力を小
さくする事で可能となり、抑止を必要とする領域を最小
限にする事ができる。また大きい範囲で効果を得る場合
は許容される電力内で最大出力電力を送信し、それでも
範囲をカバーしきれない場合は複数台の設置と使用が考
えられる。
は、抑止装置の効果を得る領域や範囲の大小を調整する
役割を果たす。局所的に効果を得る場合は送信電力を小
さくする事で可能となり、抑止を必要とする領域を最小
限にする事ができる。また大きい範囲で効果を得る場合
は許容される電力内で最大出力電力を送信し、それでも
範囲をカバーしきれない場合は複数台の設置と使用が考
えられる。
【0013】また、請求項7に記載の抑止装置の特徴
は、抑止装置に無指向性アンテナまたは指向性アンテナ
を接続し、アンテナから送信される電波に指向性を持っ
たものとそうでないものを設置環境に応じて使い分ける
事により、例えば抑止したい領域とそうでない領域を分
けるのに役に立つ。これにより、例えば劇場の観客席側
では十分な抑止効果を得ながら、出入り口付近の外側の
部分のような抑止させたくない領域における抑止装置か
らの到達電力を低減させる事ができる。また基地局から
の電波がの到来方向と反対方向にアンテナの指向性を持
たせる事により、抑止範囲を絞り込むことも可能であ
る。
は、抑止装置に無指向性アンテナまたは指向性アンテナ
を接続し、アンテナから送信される電波に指向性を持っ
たものとそうでないものを設置環境に応じて使い分ける
事により、例えば抑止したい領域とそうでない領域を分
けるのに役に立つ。これにより、例えば劇場の観客席側
では十分な抑止効果を得ながら、出入り口付近の外側の
部分のような抑止させたくない領域における抑止装置か
らの到達電力を低減させる事ができる。また基地局から
の電波がの到来方向と反対方向にアンテナの指向性を持
たせる事により、抑止範囲を絞り込むことも可能であ
る。
【0014】また、請求項8に記載の抑止装置の特徴
は、地域により異なるセルラー移動電話事業者がそれぞ
れ異なる割り当てられた周波数を使用している事に対処
するものである。着信抑止装置をモジュール化する事に
より、地域毎に必要なモジュールだけを装着し、装置設
置者の無駄な設備投資を防ぐ事が出来る。
は、地域により異なるセルラー移動電話事業者がそれぞ
れ異なる割り当てられた周波数を使用している事に対処
するものである。着信抑止装置をモジュール化する事に
より、地域毎に必要なモジュールだけを装着し、装置設
置者の無駄な設備投資を防ぐ事が出来る。
【0015】また、請求項9に記載の抑止装置の特徴
は、装置の動作を開始あるいは停止を遠隔操作したり、
機器の動作状態を遠隔監視する上での利便性を図るため
のものである。例えば容易に手が届きにくいといったよ
うな離れた場所に装置が設置する必要がある場合に、有
線あるいは無線の通信手段を介し、手元操作できるよう
にするものである。
は、装置の動作を開始あるいは停止を遠隔操作したり、
機器の動作状態を遠隔監視する上での利便性を図るため
のものである。例えば容易に手が届きにくいといったよ
うな離れた場所に装置が設置する必要がある場合に、有
線あるいは無線の通信手段を介し、手元操作できるよう
にするものである。
【発明の実施の形態】以下、本発明の抑止装置の実施の
形態を図1乃至図3を参照して説明する。
形態を図1乃至図3を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の一形態における抑止装置の
要部機能ブロックダイアグラム1を示し、少なくとも1
つの基準周波数の基準信号を発生する基準周波数発振器
2、分周回路・位相比較回路3、送信周波数を選択する
ための周波数制御信号6を発生する制御部4、ループフ
ィルタ8、VCO(電圧制御発振器)13、送信周波数
にある帯域幅をもたせるためのFM変調用発振回路9と
信号加算回路11、VCO13の出力を増幅するRFド
ライブアンプ15、更に十分な電力に増幅するパワーア
ンプ16、不要輻射の送信を防止するバンドパスフィル
タ17、送信電力を検出するための電力検出器18、送
信アンテナ19、制御部を制御するための制御プログラ
ム5、外部コンピュータ27などに接続するための有線
外部インターフェース25、電波を使う無線外部インタ
ーフェース28、あるいは光を使う外部インターフェー
ス31、およびこれらの機器に電源供給するための電源
部23から構成される。ここで、VCO13から出力さ
れるPLLフィードバック信号14は分周回路・位相比
較回路3にフィードバックされており、分周回路・位相
比較回路3、ループフィルタ8及びVCO(電圧制御発
振器)13によってPLL回路が構成される。分周回路
・位相比較回路3には、例えば、基準周波数発振器2か
らの基準信号を分周する直列に接続された複数の分周回
路と、位相比較回路とが内蔵されており、周波数制御信
号6に基づいて、基準信号及び複数の分周回路の出力信
号のうち一つの信号が選択され、当該選択された信号と
PLLフィードバック信号14との位相が比較され、そ
の差分に応じた電圧レベルを持つ比較信号がループフィ
ルタ8に出力される。また、分周回路・位相比較回路3
は、選択された信号とPLLフィードバック信号との位
相差がゼロになったとき(ロック状態になったとき)に
所定のパルスを発生する周波数ロック信号7を制御部4
に出力する。なお、分周回路・位相比較回路3には、分
周回路ではなく、例えば、基準周波数発振器2からの基
準信号を逓倍する直列に接続された複数の逓倍回路を設
けてもよい。
要部機能ブロックダイアグラム1を示し、少なくとも1
つの基準周波数の基準信号を発生する基準周波数発振器
2、分周回路・位相比較回路3、送信周波数を選択する
ための周波数制御信号6を発生する制御部4、ループフ
ィルタ8、VCO(電圧制御発振器)13、送信周波数
にある帯域幅をもたせるためのFM変調用発振回路9と
信号加算回路11、VCO13の出力を増幅するRFド
ライブアンプ15、更に十分な電力に増幅するパワーア
ンプ16、不要輻射の送信を防止するバンドパスフィル
タ17、送信電力を検出するための電力検出器18、送
信アンテナ19、制御部を制御するための制御プログラ
ム5、外部コンピュータ27などに接続するための有線
外部インターフェース25、電波を使う無線外部インタ
ーフェース28、あるいは光を使う外部インターフェー
ス31、およびこれらの機器に電源供給するための電源
部23から構成される。ここで、VCO13から出力さ
れるPLLフィードバック信号14は分周回路・位相比
較回路3にフィードバックされており、分周回路・位相
比較回路3、ループフィルタ8及びVCO(電圧制御発
振器)13によってPLL回路が構成される。分周回路
・位相比較回路3には、例えば、基準周波数発振器2か
らの基準信号を分周する直列に接続された複数の分周回
路と、位相比較回路とが内蔵されており、周波数制御信
号6に基づいて、基準信号及び複数の分周回路の出力信
号のうち一つの信号が選択され、当該選択された信号と
PLLフィードバック信号14との位相が比較され、そ
の差分に応じた電圧レベルを持つ比較信号がループフィ
ルタ8に出力される。また、分周回路・位相比較回路3
は、選択された信号とPLLフィードバック信号との位
相差がゼロになったとき(ロック状態になったとき)に
所定のパルスを発生する周波数ロック信号7を制御部4
に出力する。なお、分周回路・位相比較回路3には、分
周回路ではなく、例えば、基準周波数発振器2からの基
準信号を逓倍する直列に接続された複数の逓倍回路を設
けてもよい。
【0017】本装置は制御部4および制御プログラム5
を用い、セルラー電話システムの基地局から移動局に対
する下り方向で使用される周波数帯のうち任意の周波数
の信号をVCO13から出力させる事ができる。このま
まだと無変調の単一周波数の信号が出力されることにな
るので、ある一定の帯域幅をもたせるため、FM変調用
発振回路9と信号加算回路11を用いてVCO13の発
振周波数制御端子の直流入力電圧をFM変調信号12を
介して上下に変動させ、結果的にVCO13の出力信号
に周波数変調をかけ、所望の帯域幅を確保している。F
M変調発振回路制御信号10は、FM変調用発振回路の
オンあるいはオフ、または変調度を変更するための制御
信号で、制御部4から制御される。
を用い、セルラー電話システムの基地局から移動局に対
する下り方向で使用される周波数帯のうち任意の周波数
の信号をVCO13から出力させる事ができる。このま
まだと無変調の単一周波数の信号が出力されることにな
るので、ある一定の帯域幅をもたせるため、FM変調用
発振回路9と信号加算回路11を用いてVCO13の発
振周波数制御端子の直流入力電圧をFM変調信号12を
介して上下に変動させ、結果的にVCO13の出力信号
に周波数変調をかけ、所望の帯域幅を確保している。F
M変調発振回路制御信号10は、FM変調用発振回路の
オンあるいはオフ、または変調度を変更するための制御
信号で、制御部4から制御される。
【0018】制御プログラム5に、送信したい特定の発
振周波数をプログラミングし、その結果を周波数制御信
号6を介して分周回路・位相比較回路3を制御すること
により、所望の干渉電波を選択し生成することができ
る。1つ以上の周波数を広い帯域に渡り送信する場合
は、分周回路・位相比較回路3に対し制御部から前記周
波数制御信号6を変更しながら連続的に掃引することに
より行う。この際に、送信周波数を切替える都度、分周
回路・位相比較回路3から返答される周波数ロック信号
7を監視し、送信周波数がロック状態である事を確認し
た後に、一定時間その周波数上で送信し、その後、次の
新しい周波数への切り替えを指示している。この新しい
周波数は、セルラー電話システムの周波数帯域内の隣接
するチャンネルでもよいし、帯域内で疑似ランダム的に
選択しても良い。これらの操作を繰り返す事により、必
要な周波数帯域に渡って干渉波を送信する事が可能とな
る。周波数を切替える際の待ち時間もこの制御プログラ
ム5を変更する事で行うことができる。
振周波数をプログラミングし、その結果を周波数制御信
号6を介して分周回路・位相比較回路3を制御すること
により、所望の干渉電波を選択し生成することができ
る。1つ以上の周波数を広い帯域に渡り送信する場合
は、分周回路・位相比較回路3に対し制御部から前記周
波数制御信号6を変更しながら連続的に掃引することに
より行う。この際に、送信周波数を切替える都度、分周
回路・位相比較回路3から返答される周波数ロック信号
7を監視し、送信周波数がロック状態である事を確認し
た後に、一定時間その周波数上で送信し、その後、次の
新しい周波数への切り替えを指示している。この新しい
周波数は、セルラー電話システムの周波数帯域内の隣接
するチャンネルでもよいし、帯域内で疑似ランダム的に
選択しても良い。これらの操作を繰り返す事により、必
要な周波数帯域に渡って干渉波を送信する事が可能とな
る。周波数を切替える際の待ち時間もこの制御プログラ
ム5を変更する事で行うことができる。
【0019】VCO13の出力信号は、PLLフィード
バック信号14を介して分周回路・位相比較回路3にフ
ィードバックされ、基準周波数発生器2からの基準信号
と位相が比較され、所望の周波数にロックされる。ルー
プフィルタ8はVCO13の固体特性や所望する発振周
波数特性を考慮したフィルタ定数に設定する事で、フェ
ーズドロックループ方式の周波数発生器のループの系の
応答特性を最適にしている。
バック信号14を介して分周回路・位相比較回路3にフ
ィードバックされ、基準周波数発生器2からの基準信号
と位相が比較され、所望の周波数にロックされる。ルー
プフィルタ8はVCO13の固体特性や所望する発振周
波数特性を考慮したフィルタ定数に設定する事で、フェ
ーズドロックループ方式の周波数発生器のループの系の
応答特性を最適にしている。
【0020】VCO13の出力信号は送信信号となりR
Fドライブアンプ15で増幅後、RFパワーアンプ16
で十分な送信電力まで増幅し、不要輻射電力低減のため
のバンドパスフィルタ17を通過後、電力検出器18を
通じて送信アンテナ19に送信電力が供給される。
Fドライブアンプ15で増幅後、RFパワーアンプ16
で十分な送信電力まで増幅し、不要輻射電力低減のため
のバンドパスフィルタ17を通過後、電力検出器18を
通じて送信アンテナ19に送信電力が供給される。
【0021】電力検出器18は、送信電力レベルを検出
し電力検出信号線21を介して制御部4に伝えている。
制御部4は検出した電力レベルに応じて送信補正値を計
算しRFドライブアンプ15に送信電力制御信号20を
介してフィードバックし、結果的にアンテナ19から送
信される送信電力が送信周波数帯域内で一定になるよう
にしている。
し電力検出信号線21を介して制御部4に伝えている。
制御部4は検出した電力レベルに応じて送信補正値を計
算しRFドライブアンプ15に送信電力制御信号20を
介してフィードバックし、結果的にアンテナ19から送
信される送信電力が送信周波数帯域内で一定になるよう
にしている。
【0022】前記0016乃至0021記載の抑止装置
の基本部分を一つのユニットとすると、それと同じ構成
を必要なユニット数用意し、各ユニット間で掃引タイミ
ングをずらすため、ユニット間で同期信号を用意するか
あるいは一のCPUで複数のPLLを独立制御すること
により、複数台の装置による効果的な抑止を行うことが
できる。
の基本部分を一つのユニットとすると、それと同じ構成
を必要なユニット数用意し、各ユニット間で掃引タイミ
ングをずらすため、ユニット間で同期信号を用意するか
あるいは一のCPUで複数のPLLを独立制御すること
により、複数台の装置による効果的な抑止を行うことが
できる。
【0023】電源部から接続される電源電圧監視線信号
線22は、機器に供給する電源の電圧が正常であるかど
うかを制御部4で監視するのに用いられる。
線22は、機器に供給する電源の電圧が正常であるかど
うかを制御部4で監視するのに用いられる。
【0024】外部インターフェース25、28または3
1は、本装置の動作を外部機器から遠隔制御したり、あ
るいは内部の動作状態を外部に対して通知するためのイ
ンターフェースの役目をする。インターフェースケーブ
ル26、無線モデム29を介し外部コンピュータ27な
どと接続したり、あるいは光送受信機ユニット33と接
続することができる。
1は、本装置の動作を外部機器から遠隔制御したり、あ
るいは内部の動作状態を外部に対して通知するためのイ
ンターフェースの役目をする。インターフェースケーブ
ル26、無線モデム29を介し外部コンピュータ27な
どと接続したり、あるいは光送受信機ユニット33と接
続することができる。
【0025】図2に、実際のセルラー移動電話システム
事業者の使用する周波数帯域の例の概念図を示す。図に
よれば、事業者Bの周波数帯域内のチャンネル区分が拡
大図示されている。挟帯域通信方式のセルラー移動電話
システム(FDMA/周波数分割多元接続またはTDM
A/時分割多元接続)の場合は図2の41に示す周波数
帯域の中に移動局呼び出し制御チャンネル40が割り当
てられている。本装置の前記制御プログラム5には基本
的にこの移動局呼び出し制御チャンネル40についてだ
け干渉を与えれば済むが、地域によってはこの割り当て
周波数が異なる事を想定し、図2の41で示す周波数帯
域の全域に渡って干渉電波を送信してもよい。また制御
プログラム5の周波数設定の範囲を変更する事により、
他の事業者が使用する周波数帯域にも対応させる事が容
易にできる。
事業者の使用する周波数帯域の例の概念図を示す。図に
よれば、事業者Bの周波数帯域内のチャンネル区分が拡
大図示されている。挟帯域通信方式のセルラー移動電話
システム(FDMA/周波数分割多元接続またはTDM
A/時分割多元接続)の場合は図2の41に示す周波数
帯域の中に移動局呼び出し制御チャンネル40が割り当
てられている。本装置の前記制御プログラム5には基本
的にこの移動局呼び出し制御チャンネル40についてだ
け干渉を与えれば済むが、地域によってはこの割り当て
周波数が異なる事を想定し、図2の41で示す周波数帯
域の全域に渡って干渉電波を送信してもよい。また制御
プログラム5の周波数設定の範囲を変更する事により、
他の事業者が使用する周波数帯域にも対応させる事が容
易にできる。
【0026】一方、広帯域の周波数を使用するCDMA
(符号分割多元接続)方式を使用する事業者のセルラー
移動電話システムにおいて着信を抑止する考え方も、基
本的にチャンネル帯域内に対しシステムが許容できない
最低限の干渉電力を与えることで実現できる。CDMA
方式の1チャンネル当たりの占有する周波数帯域は、前
記の挟帯域通信方式のセルラー移動電話システムに比較
し、一般的に広い帯域を使用している。この場合、この
広いCDMAチャンネルの帯域幅9の一部または全域に
渡り干渉周波数を掃引して送信する。図2の42は、搬
送波中心周波数49、基地局パイロット信号43、同期
チャンネル信号44、呼び出しチャンネル45、通話チ
ャンネル46から48からなるCDMA方式セルラー移
動電話システムのCDMAチャンネル内の各チャンネル
構成要素を示したものである。
(符号分割多元接続)方式を使用する事業者のセルラー
移動電話システムにおいて着信を抑止する考え方も、基
本的にチャンネル帯域内に対しシステムが許容できない
最低限の干渉電力を与えることで実現できる。CDMA
方式の1チャンネル当たりの占有する周波数帯域は、前
記の挟帯域通信方式のセルラー移動電話システムに比較
し、一般的に広い帯域を使用している。この場合、この
広いCDMAチャンネルの帯域幅9の一部または全域に
渡り干渉周波数を掃引して送信する。図2の42は、搬
送波中心周波数49、基地局パイロット信号43、同期
チャンネル信号44、呼び出しチャンネル45、通話チ
ャンネル46から48からなるCDMA方式セルラー移
動電話システムのCDMAチャンネル内の各チャンネル
構成要素を示したものである。
【0027】図3は、本装置の外観の一例を示す。この
図によれば、装置全体を収容する装置筐体50、抑止モ
ジュール装着スロット53−57、抑止モジュール58
−61、そして、送信アンテナ51−52を示す。抑止
モジュール58−59は、それぞれ異なる周波数帯域の
電波に対して干渉電波を出力する。この図において、抑
止モジュール58−59は既に抑止モジュール装着スロ
ットのそれぞれ53と54に装着済みであり、抑止モジ
ュール60と61は装着準備中、抑止モジュール装着ス
ロット57は未装着にある事を示している。アンテナ5
1と52は、抑止モジュールの装着の都度増設してもよ
いし、共用アンテナであってもよい。またケーブル接続
により筐体50とアンテナ部を切り離すことも考えられ
る。
図によれば、装置全体を収容する装置筐体50、抑止モ
ジュール装着スロット53−57、抑止モジュール58
−61、そして、送信アンテナ51−52を示す。抑止
モジュール58−59は、それぞれ異なる周波数帯域の
電波に対して干渉電波を出力する。この図において、抑
止モジュール58−59は既に抑止モジュール装着スロ
ットのそれぞれ53と54に装着済みであり、抑止モジ
ュール60と61は装着準備中、抑止モジュール装着ス
ロット57は未装着にある事を示している。アンテナ5
1と52は、抑止モジュールの装着の都度増設してもよ
いし、共用アンテナであってもよい。またケーブル接続
により筐体50とアンテナ部を切り離すことも考えられ
る。
【発明の効果】以上述べたように本装置を設置する事
で、抑止装置の送信電力、使用するアンテナの形式ある
いは設置場所の環境にもよるが半径約100〜300m
の範囲において携帯電話の着信を抑止する事ができる。
更に広い抑止範囲が必要な場合は、複数個の抑止装置を
必要な箇所に追加設置する事で解決する事ができる。そ
して、本装置は、さらに、制御チャンネルのみならず音
声通話チャンネルに対しても効果をもつこと、セルラー
移動電話システムの事業者ごとの周波数に容易に変更可
能であること、どの送信周波数においても一定の安定し
た送信電力が得られること、抑止の効果を得る領域の大
小を変更できること、抑止の効果を得る領域を緻密に設
定できること、地域毎に必要なモジュールだけを装着し
無駄な設備投資を防ぐことができること、装置の操作の
利便性が高いことという各効果を有する。
で、抑止装置の送信電力、使用するアンテナの形式ある
いは設置場所の環境にもよるが半径約100〜300m
の範囲において携帯電話の着信を抑止する事ができる。
更に広い抑止範囲が必要な場合は、複数個の抑止装置を
必要な箇所に追加設置する事で解決する事ができる。そ
して、本装置は、さらに、制御チャンネルのみならず音
声通話チャンネルに対しても効果をもつこと、セルラー
移動電話システムの事業者ごとの周波数に容易に変更可
能であること、どの送信周波数においても一定の安定し
た送信電力が得られること、抑止の効果を得る領域の大
小を変更できること、抑止の効果を得る領域を緻密に設
定できること、地域毎に必要なモジュールだけを装着し
無駄な設備投資を防ぐことができること、装置の操作の
利便性が高いことという各効果を有する。
【図1】本発明の実施の一形態を示す要部ブロックダイ
アグラムと周辺装置
アグラムと周辺装置
【図2】本発明の実施に関連する事業者周波数割当とチ
ャンネル構造の概念図
ャンネル構造の概念図
【図3】本発明の実施の一形態における装置外観図
1 本発明の要部ブロックダイアグラム 2 基準周波数発振器 3 分周回路・位相比較回路 4 制御部 5 制御プログラム 6 周波数制御信号 7 ロック信号 8 ループフィルタ 9 FM変調回路 10 FM変調回路制御信号 11 信号加算回路 12 FM変調信号 13 VCO(電圧制御発振器) 14 PLLフィードバック信号 15 RFドライブアンプ 16 パワーアンプ 17 バンドパスフィルタ 18 電力検出器 19 送信アンテナ 20 送信電力制御信号 21 電力検出信号線 22 電源電圧監視信号線 23 電源部 24 電源接続線 25 有線外部インターフェース 26 インターフェースケーブル 27 外部コンピュータ 28 無線外部インターフェース 29 無線モデム 30 無線信号(電波) 31 光外部インターフェース 32 無線信号(光) 33 光送受信機ユニット 34 事業者Aの周波数割り当て 35 事業者Bの周波数割り当て 36 事業者Cの周波数割り当て 37 事業者Dの周波数割り当て 38 事業者Eの周波数割り当て 39 周波数軸 40 移動局呼び出し制御チャンネル 41 FDMA/TDMA方式周波数帯域内のチャンネ
ル構造 42 拡散後のCDMAチャンネルの構成要素 43 基地局パイロット信号 44 同期チャンネル 45 呼び出しチャンネル 46 通話チャンネル 47 通話チャンネル 48 通話チャンネル 49 搬送波中心周波数 50 装置筐体 51 アンテナ 52 アンテナ 53 抑止モジュール装着スロット 54 抑止モジュール装着スロット 55 抑止モジュール装着スロット 56 抑止モジュール装着スロット 57 抑止モジュール装着スロット 58 装着済みの抑止モジュール 59 装着済みの抑止モジュール 60 装着中の抑止モジュール 61 装着中の抑止モジュール
ル構造 42 拡散後のCDMAチャンネルの構成要素 43 基地局パイロット信号 44 同期チャンネル 45 呼び出しチャンネル 46 通話チャンネル 47 通話チャンネル 48 通話チャンネル 49 搬送波中心周波数 50 装置筐体 51 アンテナ 52 アンテナ 53 抑止モジュール装着スロット 54 抑止モジュール装着スロット 55 抑止モジュール装着スロット 56 抑止モジュール装着スロット 57 抑止モジュール装着スロット 58 装着済みの抑止モジュール 59 装着済みの抑止モジュール 60 装着中の抑止モジュール 61 装着中の抑止モジュール
Claims (9)
- 【請求項1】 セルラー方式の移動電話システムにおい
て、基地局から移動局に対して発射される制御チャンネ
ルを含む所定の周波数の電波と同一周波数の干渉電波を
発射する機能を備えた携帯電話着信抑止装置。 - 【請求項2】 基地局から移動局に対して発射される電
波の周波数帯域と同一の周波数帯域全体にわたり干渉電
波を発射する機能を備えた請求項1記載の携帯電話着信
抑止装置。 - 【請求項3】 干渉電波の送信周波数の範囲をプログラ
ミングあるいは変更できる制御部を含む請求項1記載の
携帯電話着信抑止装置。 - 【請求項4】 複数で用いた場合に、個々の装置の周波
数掃引タイミングにずれを生ずるように干渉電波を発射
する機能を有する請求項1記載の携帯電話着信抑止装
置。 - 【請求項5】 干渉電波の送信電力を検出する検出部及
び前記検出の結果に基づき前記干渉電波の送信電力を制
御する制御部を有する請求項1記載の携帯電話着信抑止
装置。 - 【請求項6】 干渉電波の送信電力が可変となっている
請求項1記載の携帯電話着信抑止装置。 - 【請求項7】 無指向性アンテナまたは対象とする領域
に前記干渉電波を発射するように設定した指向性アンテ
ナを有する請求項1記載の抑止装置。 - 【請求項8】 前記所定の周波数の電波の周波数に応じ
て交換ないし増設可能なユニット構造を持っている請求
項1記載の携帯電話着信抑止装置。 - 【請求項9】 着信抑止装置自身の動作を遠隔制御する
機能及び着信抑止装置自身の動作状態を監視する機能を
持っている請求項1記載の携帯電話着信抑止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17728699A JP2000332890A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 携帯電話着信抑止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17728699A JP2000332890A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 携帯電話着信抑止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000332890A true JP2000332890A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=16028381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17728699A Pending JP2000332890A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 携帯電話着信抑止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000332890A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7190808B2 (en) | 2004-03-12 | 2007-03-13 | Interdigital Technology Corporation | Method for watermarking recordings based on atmospheric conditions |
US7272240B2 (en) | 2004-12-03 | 2007-09-18 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for generating, sensing, and adjusting watermarks |
US7321761B2 (en) | 2004-12-03 | 2008-01-22 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for preventing unauthorized data from being transferred |
JP2008244571A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 無線ip電話発着信抑制装置および方法 |
US7904723B2 (en) | 2005-01-12 | 2011-03-08 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for enhancing security of wireless communications |
US7929409B2 (en) | 2004-01-13 | 2011-04-19 | Interdigital Technology Corporation | Orthogonal frequency division multiplexing (OFDM) method and apparatus for protecting and authenticating wirelessly transmitted digital information |
US7948375B2 (en) | 2004-12-06 | 2011-05-24 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for detecting portable electronic device functionality |
US7987369B2 (en) | 2005-03-03 | 2011-07-26 | Interdigital Technology Corporation | Using watermarking to reduce communication overhead |
JPWO2011024323A1 (ja) * | 2009-08-28 | 2013-01-24 | 株式会社 マクロスジャパン | 携帯電話通信機能抑止装置 |
JP2017072324A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 前田建設工業株式会社 | 飛行物体の接近防御システム |
US10411359B2 (en) | 2015-07-27 | 2019-09-10 | Prodrone Co., Ltd. | Flight interference apparatus |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP17728699A patent/JP2000332890A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8621225B2 (en) | 2005-01-12 | 2013-12-31 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for enhancing security of wireless communications |
US7904723B2 (en) | 2005-01-12 | 2011-03-08 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for enhancing security of wireless communications |
US8458481B2 (en) | 2005-03-03 | 2013-06-04 | Interdigital Technology Corporation | Using watermarking to reduce communication overhead |
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