JP2000331090A - 音楽配信用の選曲支援システム及び選曲配信方法 - Google Patents

音楽配信用の選曲支援システム及び選曲配信方法

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JP2000331090A
JP2000331090A JP2000048875A JP2000048875A JP2000331090A JP 2000331090 A JP2000331090 A JP 2000331090A JP 2000048875 A JP2000048875 A JP 2000048875A JP 2000048875 A JP2000048875 A JP 2000048875A JP 2000331090 A JP2000331090 A JP 2000331090A
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JP2000048875A
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English (en)
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Satoyuki Koike
聰行 小池
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Oricon Inc
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Oricon Direct Digital Co Ltd
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽データ配信のシステムにおいて、ユーザ
が沢山の曲から所望の曲をまとめて選択できる方法を与
えると共に、過去に選択した曲と同じ曲が含まれないよ
うにする。 【解決手段】 複数の音楽再生データ101を固有の識
別情報102と関連付けて格納した音楽データベース1
03と、ユーザ104から選択条件105を受け付け当
該選択条件に従って音楽データベース103から音楽再
生データ101を選択する選択手段106と、選択した
音楽再生データ101をユーザ104の記録媒体107
に配信する配信手段108と、ユーザ104が過去に選
択した音楽再生データの識別情報102を当該ユーザ1
04の識別情報109と関連付けて記憶する記憶手段1
10とを備え、選択手段106は、ユーザ104から選
択依頼105を受けると、記憶手段110の情報に基づ
いて、当該ユーザが過去に選択した音楽再生データ10
1を選択の対象から除外する除外機能111を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いたネット上等で、ユ−ザ−が膨大な数の音源から選曲
を行った楽曲を記録媒体へダウンロ−ドする際の選曲支
援システムに係り、ユ−ザ−が楽曲名を知らない場合で
あっても、曲が有する文字で表現できる各種情報を元
に、ユ−ザ−が各情報を選択することにより希望する楽
曲の絞り込みを行って選曲する等の選曲支援システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを用いたネット上で
各種情報の送受が行われているが、音楽ソフトについて
もインタ−ネットを介してダウンロ−ドするサ−ビス
(音楽配信サ−ビス)が実現可能となって来ている。こ
の場合、ダウンロ−ドを受けたいユ−ザ−は、音楽配信
サ−ビスを行う者が予め容易する音楽ソフトの中から選
曲することになるが、提供する音楽ソフトの数が膨大で
あると、選曲が困難になる場合が想定される。
【0003】一方、ネット上では既に、楽曲名、ア−テ
ィスト名、CDアルバム名等の音楽情報を相互に検索可
能なシステムが構築されているので、これらの情報から
は比較的容易に楽曲を検索し、音楽配信サ−ビスを受け
得ることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
ー方で楽曲名やア−ティスト名が分からないような場
合、上記した検索方法では対処することができず、ま
た、楽曲の持っている雰囲気やテンポ等の表現形態から
漠然と楽曲を選択したいような場合も考えられる。すな
わち、この要望に対処するよう楽曲名やア−ティスト名
以外の情報から楽曲を選曲し、音楽配信サ−ビスを行う
ようなシステムは存在しない。また、一定の選択条件で
複数の曲を選択する場合、過去に配信を受けた曲と同じ
曲が含まれているかのチェックが面倒である。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、コンピュータを用いたネット上で音楽配信サ−ビ
スを行う場合において、沢山の曲から所望の曲をまとめ
て選択できる方法を与えるとともに、過去に選択した曲
と同じ曲が含まれないようにすることを目的とする。ま
た、楽曲についての表現形態に対応する表現用言語を選
択することにより、楽曲を検索して編集できるようにし
た選曲支援システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、複数の音楽再生データを固有の
識別情報と関連付けて格納した音楽データベースと、ユ
ーザから選択条件を受け付け当該選択条件に従って前記
音楽データベースから音楽再生データを選択する選択手
段と、選択した音楽再生データをユーザの記録媒体に配
信する配信手段とを備えている。また、ユーザが過去に
選択した音楽再生データの識別情報を当該ユーザの識別
情報と関連付けて記憶する記憶手段を有する。更に、前
記選択手段は、ユーザから選択依頼を受けると、前記記
憶手段の情報に基づいて、当該ユーザが過去に選択した
音楽再生データを前記選択の対象から除外する除外機能
を備えている、という構成を採っている。
【0007】本発明では、多数存在する音楽再生データ
から音楽配信用に数曲を選択する場合、特定の選択条件
で選択を行うが、この際に、過去に購入した音楽再生デ
ータと同じものが再度選択されないように、同じユーザ
が過去に選択した音楽再生データは、選択の対象から除
くようにする。
【0008】請求項2記載の発明では、前記音楽データ
ベースは、前記音楽再生データの識別情報と当該音楽の
ヒットチャートの順位とを関連付けて格納し、前記選択
条件が、ヒットチャートの上位曲である、という構成を
採っている。
【0009】請求項3記載の発明では、前記音楽データ
ベースは、前記音楽再生データの識別情報と当該音楽の
イメージを表す情報とを関連付けて格納し、前記選択条
件が、音楽に求めるイメージである、という構成を採っ
ている。
【0010】請求項4記載の発明では、前記音楽データ
ベースは、前記音楽再生データの識別情報と当該音楽の
ジャンル情報とを関連付けて格納し、前記除外機能は、
前記ユーザの指定した音楽ジャンルに属する音楽再生デ
ータを前記選択の対象から除外する、という構成を採っ
ている。
【0011】請求項5の発明は、コンピュータ端末を用
いたネット上で、各楽曲がそれぞれ有する識別コ−ドか
らユ−ザ−が絞り込みを行い、その中から選曲した楽曲
を前記コンピュ−タ端末の記録媒体へ配信(ダウンロ−
ド)して編集を行う選曲支援システムであって、前記識
別コ−ドは、楽曲のイメ−ジ表現用として選定した複数
の表現用言語に対し1対1に対応するそれぞれ異なる文
字から成るシンボル文字を任意数選択したシンボル文字
列から構成され、次の構成を含むことを特徴としてい
る。
【0012】音楽デ−タベ−ス。この音楽デ−タベ−ス
は、前記各楽曲について前記シンボル文字列を付与して
識別コ−ドを作成し、楽曲及び識別コ−ド及びメロディ
デ−タを音楽デ−タとして格納するものである。
【0013】情報入力部。この情報入力日は、任意の数
の前記各シンボル文字を入力することで検索情報を入力
可能とするものである。
【0014】デ−タ処理部。このデ−タ処理部は、前記
情報入力部に入力された検索情報が楽曲の識別コ−ド中
に含まれているかを判断し、前記音楽データベースから
該当する楽曲を引き出す検索を行い、検索された楽曲の
メロディデ−タを前記コンピュ−タ端末側に配信可能と
するものである。
【0015】請求項5の発明によれば、コンピュータ端
末を用いたネット上で、ユ−ザ−が複数のシンボル文字
を検索情報として入力することで、これらシンボル文字
が楽曲の識別コ−ド中に含まれているかを判断すること
により、楽曲を検索し選曲の絞り込むを行うことが可能
となる。
【0016】請求項6の発明は、コンピュータ端末を用
いたネット上で、各楽曲がそれぞれ有する識別コ−ドか
らユ−ザ−が絞り込みを行い、その中から選曲した楽曲
を前記コンピュ−タ端末の記録媒体へ配信(ダウンロ−
ド)して編集を行う選曲支援システムであって、前記識
別コ−ドは、楽曲のイメ−ジ表現用として選定した複数
の表現用言語に対し1対1に対応する情報を任意数選択
した情報列から構成され、次の構成を含むことを特徴と
している。
【0017】音楽デ−タベ−ス。この音楽デ−タベ−ス
は、前記各楽曲について前記情報列を付与して識別コ−
ドを作成し、楽曲及び識別コ−ドを音楽デ−タとして格
納するものである。
【0018】情報入力部。この情報入力部は、前記コン
ピュ−タの表示装置の画面上に表現用言語を表示させ、
任意の数の表現用言語を選択して検索情報を入力可能と
するものである。
【0019】デ−タ処理部。このデ−タ処理部は、前記
情報入力部に入力された検索情報が楽曲の識別コ−ド中
に含まれているかを判断し、前記音楽データベースから
該当する楽曲を引き出す検索を行い、検索された楽曲の
メロディデ−タを前記コンピュ−タ端末側に配信可能と
するものである。
【0020】請求項6の発明によれば、コンピュータ端
末を用いたネット上で、ユ−ザ−が画面上において複数
の表現用言語を検索情報として選択して入力すること
で、これら検索情報が楽曲の識別コ−ド中に含まれてい
るかを判断することにより、楽曲を検索し選曲の絞り込
むを行うことが可能となる。
【0021】請求項7の発明は、請求項5又は請求項6
に記載の選曲支援システムにおいて、情報入力部は、特
定の音楽ジャンルの楽曲を除外する選択を行うための除
外条件情報を入力可能とし、前記除外条件情報を含む楽
曲は、デ−タ処理部における検索から除去することを特
徴としている。
【0022】請求項7の発明によれば、特定の音楽ジャ
ンルの楽曲を除外する選択を行うための除外条件情報を
有することにより、検索対象から希望しない楽曲を積極
的に排除することができる。
【0023】請求項8の発明方法は、コンピュータ端末
を用いたネット上で、各楽曲がそれぞれ有する音楽デー
タからユ−ザ−が絞り込みを行い、その中から選曲した
楽曲を前記コンピュ−タ端末の記録媒体へ配信して編集
を行う選曲配信方法であって、 各楽曲の音楽デ−タに
は楽曲のイメ−ジを表現用言語で表現するイメ−ジ情報
を含むとともに、音楽デ−タは年度毎に作成された年間
ヒットチャ−トランキングで各年毎に管理される一方、
【0024】配信を受けたい楽曲数を設定し、
【0025】配信を受けたいヒットチャ−ト年度を指定
し、
【0026】前記表現用言語に対応する検索情報を入力
し、
【0027】前記検索情報を含んだ楽曲を指定された年
度の年間ヒットチャ−トからランキング順に前記楽曲の
設定数に対応して選曲し、
【0028】前記記録媒体へ配信して編集することを特
徴としている。
【0029】請求項8の発明方法によれば、検索情報に
より楽曲の絞り込むを行うとともに、指定された年度の
年間ヒットチャ−トからユ−ザ−が設定した数分だけラ
ンキング順に選曲するので、記録媒体へ容易に配信して
編集することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]
【0031】本発明の実施の形態の一例について、図面
を参照しながら説明する。
【0032】図1はネット上における本発明の選曲支援
システムの全体構成を示す概念図、図2は選曲支援シス
テムのブロック図である。
【0033】この選曲支援システムは、コンピュータ端
末を用いたネット上で、音楽ソフトを楽曲名やア−ティ
スト名以外の情報(表現形態)で検索できるようにし、
ユ−ザ−が膨大な数の音源から選曲を行って、検索され
た楽曲を端末側の記録媒体へダウンロ−ド(配信)する
ものである。
【0034】本発明の実施の形態の一例としての選曲支
援システムは、図1に示すように、その中核をなし所定
の手順で楽曲検索を行うとともに各種制御を行うプログ
ラムが格納されているWEBサーバー1と、ユ−ザ−側
において検索情報の提供を受けるとともに音楽デ−タの
配信が行われる端末(コンピュータ)2とにより、イン
ターネット3上に構築されている。ユーザーが直接操作
する端末2は、各ユーザーが契約した各プロバイダー4
を介してインターネット3に接続されている。
【0035】ユーザーが操作する端末2は、中央演算装
置(CPU)とメモリ(ROM/RAM)を有する本体
と、CRT等のディスプレイ、キーボード、マウス、フ
ロッピーディスクドライブ、CDROMドライブ、モデ
ム、印字手段を備えるとともに、音楽デ−タのメロディ
データを記録するための記録媒体をドライブするドライ
ブ手段を有するコンピュータが使用されている。
【0036】したがって、WEBサーバー1とユーザー
側の端末2とが電話回線により接続されることにより、
WEBサーバー1上における音楽データに関する検索情
報について、各端末2を操作するユーザー側がこの情報
を共有でき、コンピュータを用いたネット上で情報の送
受信を行うとともに、端末側の記録媒体へのメロディデ
ータの配信を可能としている。
【0037】次に、選曲支援システムのより詳細な構成
について、図2のブロック図を参照しながら説明する。
【0038】WEBサーバー1内には、音楽データ格納
部(音楽データベース)5と、データ処理部6とが設け
られ、ユーザー側の端末2には、情報入力部21とCR
T等の表示部22が設けられている。データ処理部6
は、情報入力部21から入力されるデータに基づいて音
楽デ−タ格納部5との間でデータ処理を行う部分で、端
末2側とは電話回線を介して接続されている。
【0039】情報入力部21は、ユーザーが端末2のキ
ーボード等の入力手段から後述するシンボル文字を入力
するようになっている。
【0040】記録媒体23は、WEBサーバー1側から
配信されたメロディデ−タを記録するもので、メモリ−
ステックやMDディスク等、配信されたメロディデ−タ
を信号として記録し電気的手段により再生できる媒体で
あればよい。
【0041】本発明の場合、楽曲を選曲するに際して、
楽曲の内容(イメージ情報)を表現するために複数の表
現用言語を選定し、各楽曲について、任意数の表現用言
語を選択して識別コ−ドを作成してデ−タベ−ス化し、
ユ−ザ−側において配信される楽曲の選択に際して、こ
の表現用言語が識別コ−ド内に存在するかにより楽曲の
検索が行われる。
【0042】楽曲の表現用言語は、図3に示すような文
字コ−ド一覧表が端末2の表示部21に表示され、必要
に応じて印字手段で用紙に印刷できるようになってい
る。
【0043】この文字コ−ド一覧表11は、見出し(表
現群)16と、見出し16の下に列記された複数個の表
現用言語13と、各見出し16左横に表示され各見出し
を象徴するシンボル文字17と、各表現用言語13の左
横に表示され各表現用言語を象徴するシンボル文字14
とから構成され、表現用言語13とシンボル文字14と
の一対で文字コ−ド12が構成されている。
【0044】また、シンボル文字は、漢字,平仮名,片
仮名,ロ−マ字(大文字及び小文字)等の文字の内から
前記各表現用言語毎に選定した任意の1文字で構成され
ている。
【0045】文字コ−ド一覧表11は、楽曲のメロディ
や歌詞において、その特徴的要素を感覚的に的確に表現
すると思われる表現用言語13を選定し、各表現用言語
13毎にシンボル文字14を付けて分類毎に制作して使
用するようにしている。
【0046】例えば、特徴的要素としては、「明るい」
曲か「暗い」曲か、テンポの速度、歌詞の内容その他が
例示できるので、これらの要素を的確に表現するのに適
切であると思われる言葉が選定される。
【0047】次に、文字コ−ド一覧表11において選定
される表現用言語13の具体的例について説明する。
【0048】楽曲(音楽ソフト)の内容は、ジャンル、
曲雰囲気、テンポ、リズム、ア−ティスト構成、ボ−カ
ル、ワ−ズ(歌詞)、アトリビュ−トの項目に区分けさ
れ、これら各項目は見出し(表現群)16としてそれぞ
れ表示されている。各見出し16の左横(頭部)にシン
ボル文字17が付記されている。
【0049】各項目中、ジャンルはポピュラ−やクラシ
ック等の音楽の種類に関する情報、曲雰囲気は「明る
い」等の曲の持っている雰囲気、テンポ及びリズムは曲
の構成要素、ア−ティスト構成はア−ティストの種別
を、ボ−カルは声の種類や質を、ワ−ズは歌詞の内容
を、アトリビュ−トは曲に付随する情報をそれぞれ示し
ている。
【0050】そして、見出し16の欄の下部に複数個の
シンボル文字14と表現用言語13から成る文字コ−ド
12が表示されることにより、文字コ−ド一覧表11が
構成される。
【0051】文字コ−ド一覧表11に示した以外の見出
しとしては、ア−ティスト年代の項目を設けてもよい。
【0052】文字コ−ドの各表現用言語は、楽曲の内容
の特徴的要素を感覚的に的確に分類して表現することが
できると思われるものを選んで採用するもので、例えば
ワ−ズの分類用として、「恋愛もの」,「メッセ−ジも
の」,「明るい」,「暗い」,「悲しい」,「静か
な」,「躍動的」,「もめごと」,「平和」,「別れ
る」,「ハッピィエンド」等の各表現用言語、テンポ用
の分類として、「スロ−」,「アップ」,「ミディア
ム」等の各表現用言語、リズムの分類として、「4ビ−
ト」,「8ビ−ト」,「16ビ−ト」等の各表現用言語
を選定することが考えられる。
【0053】また、ア−ティスト構成の分類用として、
「男性ソロシンガ−」,「女性ソロシンガ−」,「シン
ガ−ソングライタ−」等の各表現用言語,ボ−カルの分
類用として、「ハスキ−」,「透明」,「バリトン」,
「テノ−ル」,「バス」,「ソプラノ」,「メゾソプラ
ノ」,「アルト」,「細い」,「太い」,「深い」,
「浅い」,「哀愁」,「ウイスパ−」,「スキャッ
ト」,「重い」,「軽い」等の各表現用言語、アトリビ
ュ−トの分類用として、「CMタイアップ」,「ドラマ
タイアップ」,「クリスマス」等の各表現用言語を選定
することが考えられる。
【0054】なお、上述した各表現用言語は、一例とし
て示したもので、上記以外の言葉を表現用言語として任
意に選定して採用することができることは勿論である。
【0055】この実施例では、表現用言語13の「恋愛
もの」に対するシンボル文字14として「恋」、表現用
言語13「メッセ−ジもの」のシンボル文字14として
「メ」、表現用言語13「ドラマタイアップ」のシンボ
ル文字14として「D」というように、任意の文字を選
定し、これらの各文字を採用した例が示されている。ま
た、これらシンボル文字14は、文字コ−ド一覧表11
中で同じ文字が重複しないように各表現用言語13に対
して選定することにより、一つのシンボル文字14から
特定の表現用言語13が判読できるようにしている。
【0056】一方、各楽曲については、その内容の特徴
的要素を表現する複数の表現用言語が任意数選択され、
この表現用言語に対し1対1に対応するシンボル文字の
集合で構成されるシンボル文字列を作成し、これら楽曲
名及び識別コ−ド及び曲を信号で表したメロディデ−タ
が音楽デ−タとして音楽デ−タ格納部5に格納されてい
る。
【0057】また、音楽デ−タ格納部5に格納されてい
る音楽デ−タは、各年度毎の年間ヒットチャート(ヒッ
トチャ−トランキング)に分類されて管理されている。
【0058】また、端末2の表示部22での文字コ−ド
一覧表11を表示する画面においては、図3に示すよう
に、その中心位置に入力窓30が設けられ、この入力窓
30には、2桁の数字が入力できる配信曲数設定入力窓
31、4桁の数字が入力できるヒットチャ−ト年度入力
窓32、最大で12文字が入力可能なスペ−スから成る
シンボル文字入力窓33が表示されている。
【0059】配信曲数設定入力窓31には、配信を受け
たい楽曲数1〜99の範囲で入力する。
【0060】ヒットチャ−ト年度入力窓32には、配信
を受けたい年間ヒットチャートの年度を西暦で入力す
る。
【0061】シンボル文字入力窓33の各スペ−スに
は、先頭側からキ−ボ−ド(情報入力部21)から12
字以内の任意数のシンボル文字が入力できるようになっ
ている。
【0062】シンボル文字入力窓33の下には、最大で
5文字が入力可能なスペ−スから成る除外条件情報入力
窓34が設けられており、この除外条件情報入力窓34
には、音楽ジャンルにおいて除外したい特定のジャンル
に対応する表現用言語のシンボル文字が入力できるよう
になっている。すなわち、音楽ジャンルにおける表現用
言語に対応するシンボル文字をシンボル文字を入力窓3
3に積極的に入力した場合には、除外条件情報入力窓3
4に入力する必要はないが、音楽ジャンルを積極的に選
択しない代わりに、逆に除外したい音楽ジャンルを選択
したい場合がある。除外条件情報入力窓34は、このよ
うな時にシンボル文字を入力するもので、楽曲の検索に
際して入力された音楽ジャンルについて積極的に選曲し
ない検索が行われる。
【0063】また、文字コ−ド一覧表11を表示する画
面では、端末2に接続されたマウスの動きに連動する矢
印が表示され、クリックすることにより実行キーの操作
が行えるようになっている。
【0064】更に、入力窓30においては、シンボル文
字入力窓33の下方位置に検索実行窓34が表示される
ようになっている。この検索実行窓34は、前記マウス
でクリックすることにより検索処理が実行されるように
なっている。
【0065】音楽デ−タ格納部5及び端末2に接続され
ているデータ処理部6は、前記情報入力部21から配信
曲数設定入力窓31及びヒットチャ−ト年度入力窓32
及びシンボル文字入力窓33にそれぞれ入力された数字
及び各シンボル文字14から楽曲の選曲を行うものであ
る。すなわち、指定された年度のヒットチャ−トにおけ
る各楽曲について、各シンボル文字14の検索情報が、
楽曲の識別コ−ド中に含まれているかを判断し、前記音
楽データ格納部5のデ−タベースから該当する楽曲をラ
ンキング上位から配信曲数設定で入力された数だけ引き
出す検索を行って、表示部22に選曲音楽リストとして
表示させるものである。
【0066】次に、図2の選曲支援システムにおける具
体的な動作について、図4のフローチャート及び図5の
選曲支援システムの端末2の表示部22に表示される各
画面を参照しながら説明する。
【0067】先ず、楽曲の配信サービスを受けたいユー
ザーが端末2(図1)を操作し、インターネット3で音
楽配信サービス提供者のホームページにアクセスし、メ
ニュー画面からダウンロ−ド(配信サ−ビス)モ−ドを
選択し、表示部22の画面上に文字コ−ド一覧表11を
表示させる(ステップ41)(図5(a))。
【0068】次に、文字コ−ド一覧表11の画面中央部
に表示された入力窓30内の配信曲数設定入力窓31に
配信を受けたい楽曲数、例えば「15」を、ヒットチャ
−ト年度入力窓32に配信を受けたいヒットチャ−トの
年度、例えば「1999」を、シンボル文字入力窓33
に楽曲内容の表現用言語に対応する複数のシンボル文字
をキ−ボ−ド(情報入力部21)からそれぞれ入力する
(ステップ42)。
【0069】配信曲数設定入力窓31及びヒットチャ−
ト年度入力窓32には、必ずしも数字を入力しなくとも
よい。配信を受けたい楽曲数を設定しない場合には、ユ
ーザーが入力する条件を満たす全ての楽曲がリストアッ
プされ、ヒットチャ−ト年度を入力しない場合には、音
楽データ格納部5に格納される全ての楽曲が検索対象に
なる。
【0070】また、シンボル文字入力窓33は、12文
字が入力可能になっているが、全て入力する必要はな
く、任意数の数のシンボル文字14、例えば「あ」
「ス」「女」「恋」を入力する。このシンボル文字14
の入力は、画面に表示された表現用言語13を見なが
ら、若しくは文字コ−ド一覧表11を印字した用紙を見
ながら行う。
【0071】除外条件情報入力窓34は、5文字が入力
可能になっているが、全て入力する必要はなく、除去し
たい特定のジャンルに該当する任意数の数のシンボル文
字14、例えば演歌を除外する場合「演」を入力する。
除外条件情報入力窓34には、全く情報(シンボル文
字)を入力しなくてもよい。このシンボル文字14の入
力は、画面に表示された表現用言語13を見ながら、若
しくは文字コ−ド一覧表11を印字した用紙を見ながら
行う。
【0072】数字や任意の数のシンボル文字14を入力
した後、検索実行窓35をクリックすることで、デ−タ
処理部6において、配信希望年度のヒットチャ−ト年度
に含まれる各楽曲について、入力されたシンボル文字1
4が識別コ−ドに含まれる楽曲を順次検索する処理が行
われる。
【0073】すなわち、先ずシンボル文字入力窓33の
先頭の第1のシンボル文字を識別コ−ドに含む楽曲につ
いて、音楽デ−タ格納部5の希望年度のヒットチャ−ト
年度から検索して(ステップ43)リストアップし(ス
テップ44)、続いて2番目のシンボル文字を識別コ−
ドに含む楽曲を前記リストアップされた楽曲から検索す
ることが順次繰り返して行われる。
【0074】また、除外条件情報入力窓34にシンボル
文字14が入力されている場合には、このシンボル文字
14に該当する音楽ジャンルの楽曲を選曲から除外する
処理が行われる。
【0075】そして、シンボル入力窓33に入力された
全てのシンボル文字14についての検索が終了した後
(ステップ45)、次画面(選曲表示画面50)におい
て、楽曲の識別コ−ドにユ−ザ−が選択した全てのシン
ボル文字14が含まれている検索された複数の楽曲名5
1(検索された楽曲が1つの場合には1個)をヒットチ
ャ−ト年度のランキング上位から順に入力された設定数
分だけ表示させる(ステップ46)(図5(b))。ま
た、検索された楽曲がない場合には、該当する楽曲が存
在しない旨のメッセ−ジの表示を行う。
【0076】上述の例では、入力したシンボル文字に対
応する「あ」「ス」「女」「恋」の文字コードを含ん
だ、雰囲気が「明るい」テンポが「スロー」で「女性ソ
ロシンガー」が歌う「恋愛もの」で、演歌でなく、19
99年のヒットチャート年度に登場し、ランキングが上
位から順に最大で15曲が選曲表示画面50に楽曲名5
1としてリストアップされる。
【0077】選曲された全ての楽曲名51について、記
録媒体23へダウンロ−ドを行いたい場合には、選曲表
示画面50に設けた全実行窓52をクリックすること
で、楽曲のメロディデ−タが配信される。
【0078】また、全実行窓52をクリックした際に、
選曲表示された楽曲51の総容量が記録媒体の容量を越
えている場合には、その旨の表示を行い、ユ−ザ−がダ
ウンロ−ドしたい各楽曲部分をクリックした後、部分実
行窓53をクリックすることで、クリックされた楽曲名
51のメロディデ−タのみが配信される。
【0079】上記例では、シンボル文字入力窓33の
他、配信曲数設定入力窓31、ヒットチャ−ト年度入力
窓32、除外条件情報入力窓34にも検索条件を入力し
て選曲を行ったが、配信曲数設定入力窓31及びヒット
チャ−ト年度入力窓32及び除外条件情報入力窓34へ
の入力は必要に応じて行えばよい。
【0080】リストアップされた楽曲名51が多い場合
には、ユ−ザ−がダウンロ−ドしたい各楽曲部分をクリ
ックし、部分実行窓53をクリックすることで、クリッ
クされた楽曲名51のメロディデ−タのみを配信すれば
よい。
【0081】また、上記例では、漢字,平仮名,片仮
名,ロ−マ字(大文字及び小文字)等の文字の内から各
表現用言語13毎に対応するシンボル文字14を任意の
1文字で構成するようにしたが、例えばローマ字だけで
表示させようとする場合には、表現できる種類が少なく
なってしまう(大文字と小文字で52種類)ので、シン
ボル文字13を2文字で構成するようにしてもよい。
【0082】この場合、シンボル文字入力窓31に入力
される2文字づつで表現用言語を認識するようにデータ
処理部6側でプログラムを設定しておけば、上記第1の
例と同様の検索手順で処理することができる。
【0083】また、上記例では、文字コ−ド一覧表11
で選定されたシンボル文字14は全て異なる一文字で設
定したが、各見出し16毎に同じ文字を使用することも
できる。この場合、重複して使用されるシンボル文字1
4について表現用言語13を区別できるように、見出し
16に対応するシンボル文字17との対で一つの表現用
言語13に対応させる。
【0084】すなわち、図6に示すように、入力窓30
内のシンボル文字入力窓31を上下に分割し、上段側3
1aに見出しに対応するJ,F,T……等のシンボル文
字17を予め書き込んでおくことにより、その下段側3
1bのスペ−スが各見出しに対応する表現用言語のシン
ボル文字入力用としている。
【0085】したがって、見出し16に対応するシンボ
ル文字17と表現用言語13に対応するシンボル文字1
4との2文字で一つの表現用言語13を表すので、商品
の識別コ−ド側においても表現用言語の頭部に見出し1
6に対応するシンボル文字17を付与させておく。この
ように対処することで、デ−タ処理部6において、文字
コ−ド一覧表11の一つの表現用言語13に対する識別
コ−ド側のシンボル文字14を認識でき、上記第1の例
と同様の検索手順を実行することができる。
【0086】上記例によれば、端末(コンピュータ)2
を用いたネット上で、ユ−ザ−が表示部22の画面上に
おいて、入力窓30内の配信曲数設定入力窓31に配信
を受けたい楽曲数を、ヒットチャ−ト年度入力窓32に
配信を受けたいヒットチャ−トの年度を、複数の表現用
言語13のシンボル文字14を検索情報としてシンボル
文字入力窓31へ入力することで、検索情報が指定した
年度のヒットチャ−トの楽曲の識別コ−ド中に含まれて
いるかを判断することにより、楽曲を検索して絞り込む
を行った後に配信(ダウンロ−ド)させることが可能と
なる。
【0087】図7は実施の形態の第2の例を示すもの
で、第1の例とはシンボル文字14を使用しない点に相
違がある。すなわち、第1の例では文字コ−ド一覧表1
1の画面にシンボル文字入力窓31を設けて、このシン
ボル文字入力窓31にシンボル文字14をキ−ボ−ド
(情報入力部21)から打ち込むようにしていたが、第
2の例では図7に示すように、画面に表示された表現用
言語73自体が全てクリック可能に構成され、クリック
することで表現用言語73を選択し(選択すると画面上
での表示カラ−が反転する)、任意の数の表現用言語7
3を選択した後に第1の例と同様に検索実行窓33をク
リックすることで希望する表現用言語を入力できるよう
になっている。図中、図3と同一構成をとる部分につい
ては同一符号を付している。
【0088】第2の例によれば、端末(コンピュータ)
2を用いたネット上で、ユ−ザ−が表部22の画面上に
おいて複数の表現用言語73をクリックすることによ
り、検索情報として選択して入力することができ、これ
ら検索情報が商品の識別コ−ド中に含まれているかを判
断することにより、商品を検索し商品の絞り込むを行う
ことが可能となる。
【0089】したがって、第1の例と比較してシンボル
文字入力窓31に文字を入力する手間を省くことができ
るので、操作が簡単になるという利点がある。
【0090】また、文字コ−ド一覧表11の画面上にお
いて、表現用言語73が性質毎に見出し(表現群)16
により分割されて表示されているので、同一見出し16
の中から一つの表現用言語73を容易に選択することが
できる。
【0091】[第2実施形態]
【0092】次に、本発明の第2の実施形態を図8及び
図9に基づいて説明する。
【0093】図8の選曲支援システムは、複数の音楽再
生データ101を固有の識別情報102と関連付けて格
納した音楽データベース103と、ユーザ104から選
択条件105を受け付け当該選択条件105に従って前
記音楽データベース103から音楽再生データ101を
選択する選択手段106と、選択した音楽再生データ1
01をユーザ104の記録媒体107に配信する配信手
段108と、ユーザ104が過去に選択した音楽再生デ
ータ101の識別情報102を当該ユーザ104の識別
情報109と関連付けて記憶する記憶手段110とを備
えている。このうち、前記選択手段106は、ユーザ1
04から選択依頼105を受けると、前記記憶手段11
0の情報に基づいて、当該ユーザ104が過去に選択し
た音楽再生データ101を前記選択の対象から除外する
除外機能111を備えている。
【0094】本実施形態において、前記音楽データベー
ス103は、前記音楽再生データの識別情報102と当
該音楽のヒットチャートの順位とを関連付けて格納し、
前記選択条件105は、特定日のヒットチャートの上位
曲である。
【0095】これ以外にも、前記音楽データベース10
3は、前記音楽再生データの識別情報102と当該音楽
のイメージを表す情報とを関連付けて格納し、前記選択
条件105が、音楽に求めるイメージであってもよい。
または、これら2つ乃至それ以上の選択条件をアンド条
件で用いて選択を行ってもよい。
【0096】また、前記音楽データベース103は、前
記音楽再生データの識別情報102と当該音楽のジャン
ル情報とを関連付けて格納し、前記除外機能は、前記ユ
ーザの指定した音楽ジャンルに属する音楽再生データを
前記選択の対象から除外するようにしてもよい。
【0097】これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、音楽再生データ101は、MP3フォーマットの音
楽配信用データである。音楽再生データの識別情報10
2は、互いに重複しない番号である。音楽データベース
103は、インターネットゾーンに配置されている。ユ
ーザ104は、ユーザのコンピュータ端末(音楽データ
ベース103にアクセス可能な携帯電話、携帯端末、携
帯再生装置などを含む)を意味する。選択条件・選択依
頼105の送信は、ユーザのコンピュータ端末104か
らコンピュータネットワークを介して選択手段106に
受信される。選択手段106は、インターネットゾーン
に配置されたコンピュータのプログラム処理によって実
現される。ユーザの記憶媒体107は、ユーザのコンピ
ュータ端末104に装備されたHDD(ハードディスク
ドライブ)等の回転媒体やメモリースティック(商標)
等のメモリカードである。配信手段108は、音楽デー
タベース103を持つコンピュータの通信装置でもよい
し、選択手段106を持つコンピュータの通信装置でも
よい。もちろん、音楽データベース103と、選択手段
106とを、インターネットゾーンにある同じコンピュ
ータが所有していてもよい。ユーザの識別情報109
は、予めユーザに割り当てられた数桁の英数字から成る
IDや当該ユーザのメールアカウントなどである。記憶
手段110は、インターネットゾーンに配置されたコン
ピュータが持つHDDである。選択手段106を持つコ
ンピュータと同一であってもよいし、異なるコンピュー
タであってもよい。また、ユーザのコンピュータ自身が
cookie等に管理していてもよい。除外機能111は、選
択手段106を持つコンピュータのプログラム処理によ
って実現される。ヒットチャート順位情報112は、各
音楽再生データについて、「何年何月第何週のシングル
ヒットチャートは第何位」という時期毎に整理されたヒ
ットチャートランキング情報を含んでいる。
【0098】そして、ユーザ104は、まず選択手段1
06にユーザ識別番号とパスワードを送信し、従来一般
的なログイン時の認証を行う。選択手段106は、認証
を通ったユーザの識別情報を記憶し、選択条件の入力用
GUIをユーザ104に提供する。ユーザ104は、
「何年何月第何週のシングルヒットチャートの上位10
曲」などと音楽再生データの選択条件を決定し、当該選
択条件とデータの選択依頼105を選択手段106に送
信する。選択手段106は、ユーザ104から選択条件
105を受信し、当該選択条件を検索キーとして音楽デ
ータベース103にアクセスする。そして、指定の日付
のヒットチャートランキングが上位10曲に入るものの
識別番号102を探し出す。次に、選択手段106は、
除外機能111を起動し、記憶手段110にアクセス
し、今回のユーザ(ユーザ識別情報により識別)が過去
に同じ音楽再生データを選択していないかを音楽再生デ
ータの識別情報をマッチングすることにより判断する。
この結果、過去に選んだ楽曲が含まれている場合は、そ
の音楽再生データを選択対象から除外し、一つ下位のラ
ンキングにある楽曲を選択する。この処理により、未配
信の10曲が揃うと、選択手段106は、選択した楽曲
の一覧をユーザ104に送信し、承認を受ける。ユーザ
104が、選択手段106に承認を送信すると、選択手
段106は、選択した楽曲の音楽再生データ101を音
楽データベース103から読み出して配信手段108に
引き渡す。そして、配信手段108からユーザの記憶媒
体107に対し、音楽再生データの配信が開始される。
また、選択手段106は、今回選択した音楽再生データ
の識別情報と今回配信を希望したユーザの識別情報とを
関連付けて記憶手段110に格納し、次回同じユーザが
配信曲を選ぶ場合に同じ曲が選ばれないようにする。
【0099】以上説明した本実施形態によれば、ユーザ
が沢山ある音楽配信データの中から数曲を選ぶ場合に、
ある選択条件を設定することで一度に複数の曲を選択で
きるのであれば便利であるが、一方で、以前に配信を受
けた楽曲の音楽再生データと同じデータを重複して配信
され課金されることは不利益となる。そこで、本実施形
態では、過去にユーザが配信を受けたデータは同じユー
ザに対する配信の対象から自動的に除くようにし、これ
により、配信希望曲の選択作業の利便性を向上させると
ともに、ユーザが重複した配信を受けて不利益を蒙らな
いように配慮している。
【0100】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、請求項1から3の発明では、除
外機能がユーザの過去に選択した音楽再生データを以降
の選択対象から除くので、ユーザが沢山ある音楽配信デ
ータの中から数曲を選ぶ場合に、ある選択条件を設定す
ることで一度に複数の曲を選択する便利なシステムを利
用できるとともに、一方で、以前に配信を受けた楽曲の
音楽再生データと同じデータを重複して配信され課金さ
れるといった不利益を防止することができる。
【0101】また、請求項5以降の発明によれば、コン
ピュータ端末を用いたネット上で、ユ−ザ−が画面上に
おいて複数の表現用言語を検索情報として選択して入力
することで、これら検索情報が楽曲の識別コ−ド中に含
まれているかを判断することにより、音楽データベース
から楽曲を検索し選曲の絞り込むを行うことができるの
で、ユ−ザ−が楽曲名やア−ティスト名を知らない場合
であっても、希望する楽曲の内容を指定することで容易
に検索を行って、メロディデータの配信を受けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネット上における本発明の選曲支援システムの
全体を示す概念図である。
【図2】選曲支援システムのブロック図である。
【図3】選曲支援システムにおけるデ−タ一覧表の画面
を示す説明図である。
【図4】選曲支援システムにおける情報入手の手順を説
明するためのフローチャートである。
【図5】(a)及び(b)は、楽曲の検索に際して、選
曲支援システムにより端末に表示される画面である。
【図6】デ−タ一覧表の画面に表示される入力窓の他の
例を示す説明図である。
【図7】第2の例の選曲支援システムにおけるデ−タ一
覧表の画面を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態の構成図。
【符号の説明】
1…WEBサーバー 2…端末(コンピュータ) 3…インターネット 5…音楽データ格納部 6…データ処理部 12…文字コ−ド 13…表現用言語 14…シンボル文字 16…見出し 21…情報入力部 22…表示部 23…記録媒体 30…入力窓 31…配信曲数設定入力窓 32…ヒットチャ−ト年度入力窓 33…シンボル文字入力窓 34…除外条件情報入力窓 35…検索実行窓 50…選曲表示画面 51…楽曲名 73…表現用言語 101 音楽再生データ 102 識別情報 103 音楽データベース 104 ユーザ 105 選択条件・選択依頼 106 選択手段 107 記憶媒体 108 配信手段 109 ユーザ識別情報 110 記憶手段 111 除外機能

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音楽再生データを固有の識別情報
    と関連付けて格納した音楽データベース、 ユーザから選択条件を受け付け当該選択条件に従って前
    記音楽データベースから音楽再生データを選択する選択
    手段、 選択した音楽再生データをユーザの記録媒体に配信する
    配信手段、 ユーザが過去に選択した音楽再生データの識別情報を当
    該ユーザの識別情報と関連付けて記憶する記憶手段、 を備え、 前記選択手段は、ユーザから選択依頼を受けると、前記
    記憶手段の情報に基づいて、当該ユーザが過去に選択し
    た音楽再生データを前記選択の対象から除外する除外機
    能を備えていることを特徴とした音楽配信用の選曲支援
    システム。
  2. 【請求項2】 前記音楽データベースは、前記音楽再生
    データの識別情報と当該音楽のヒットチャートの順位と
    を関連付けて格納し、 前記選択条件が、ヒットチャートの上位曲である請求項
    1記載の音楽配信用の選曲支援システム。
  3. 【請求項3】 前記音楽データベースは、前記音楽再生
    データの識別情報と当該音楽のイメージを表す情報とを
    関連付けて格納し、 前記選択条件が、音楽に求めるイメージである請求項1
    記載の音楽配信用の選曲支援システム。
  4. 【請求項4】 前記音楽データベースは、前記音楽再生
    データの識別情報と当該音楽のジャンル情報とを関連付
    けて格納し、 前記除外機能は、前記ユーザの指定した音楽ジャンルに
    属する音楽再生データを前記選択の対象から除外する請
    求項1記載の音楽配信用の選曲支援システム。
  5. 【請求項5】コンピュータ端末を用いたネット上で、各
    楽曲がそれぞれ有する識別コ−ドからユ−ザ−が絞り込
    みを行い、その中から選曲した楽曲を前記コンピュ−タ
    端末の記録媒体へ配信して編集を行う選曲支援システム
    であって、 前記識別コ−ドは、楽曲のイメ−ジ表現用として選定し
    た複数の表現用言語に対し1対1に対応するそれぞれ異
    なる文字から成るシンボル文字を任意数選択したシンボ
    ル文字列から構成され、 前記各楽曲について前記シンボル文字列を付与して識別
    コ−ドを作成し、楽曲及び識別コ−ド及びメロディデ−
    タを音楽デ−タとして格納する音楽デ−タベ−スと、 任意の数の前記各シンボル文字を入力することで検索情
    報を入力可能とする情報入力部と、 前記情報入力部に入力された検索情報が楽曲の識別コ−
    ド中に含まれているかを判断し、前記音楽データベース
    から該当する楽曲を引き出す検索を行い、検索された楽
    曲のメロディデ−タを前記コンピュ−タ端末側に配信可
    能とするデータ処理部と、を具備することを特徴とする
    選曲支援システム。
  6. 【請求項6】コンピュータ端末を用いたネット上で、各
    楽曲がそれぞれ有する識別コ−ドからユ−ザ−が絞り込
    みを行い、その中から選曲した楽曲を前記コンピュ−タ
    端末の記録媒体へ配信して編集を行う選曲支援システム
    であって、 前記識別コ−ドは、楽曲のイメ−ジ表現用として選定し
    た複数の表現用言語に対し1対1に対応する情報を任意
    数選択した情報列から構成され、 前記各楽曲について前記情報列を付与して識別コ−ドを
    作成し、楽曲及び識別コ−ドを音楽デ−タとして格納す
    る音楽デ−タベ−スと、 前記コンピュ−タの表示装置の画面上に表現用言語を表
    示させ、任意の数の表現用言語を選択して検索情報を入
    力可能とする情報入力部と、 前記情報入力部に入力された検索情報が楽曲の識別コ−
    ド中に含まれているかを判断し、前記音楽データベース
    から該当する楽曲を引き出す検索を行い、検索された楽
    曲のメロディデ−タを前記コンピュ−タ端末側に配信可
    能とするデータ処理部とを具備することを特徴とする選
    曲支援システム。
  7. 【請求項7】情報入力部は、特定の音楽ジャンルの楽曲
    を除外する選択を行うための除外条件情報を入力可能と
    し、 前記除外条件情報を含む楽曲は、デ−タ処理部における
    検索から除去する請求項5又は請求項6に記載の選曲支
    援システム。
  8. 【請求項8】コンピュータ端末を用いたネット上で、各
    楽曲がそれぞれ有する音楽データからユ−ザ−が絞り込
    みを行い、その中から選曲した楽曲を前記コンピュ−タ
    端末の記録媒体へ配信して編集を行う選曲配信方法であ
    って、 前記各音楽デ−タには楽曲のイメ−ジを表現用言語で表
    現するイメ−ジ情報を含むとともに、音楽デ−タは年度
    毎に作成された年間ヒットチャ−トランキングで各年毎
    に管理される一方、 配信を受けたい楽曲数を設定し、 配信を受けたいヒットチャ−ト年度を指定し、 前記表現用言語に対応する検索情報を入力し、 前記検索情報を含んだ楽曲を指定された年度の年間ヒッ
    トチャ−トからランキング順に前記楽曲の設定数に対応
    して選曲し、 前記記録媒体へ配信して編集することを特徴とする選曲
    配信方法。
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