JP2000329653A - 波長分散測定器 - Google Patents

波長分散測定器

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JP2000329653A
JP2000329653A JP11140855A JP14085599A JP2000329653A JP 2000329653 A JP2000329653 A JP 2000329653A JP 11140855 A JP11140855 A JP 11140855A JP 14085599 A JP14085599 A JP 14085599A JP 2000329653 A JP2000329653 A JP 2000329653A
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optical fiber
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JP11140855A
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Tomohiro Chiyuuzenji
知広 中善寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の波長分散測定器では、被測定光ファイ
バの入出力端が、同じ場所になくてはいけないため、フ
ィールド上に既設の光ファイバのように、入出力端の場
所が違う場合は、測定できない。 【解決手段】 光サーキュレータ105は、光送信部1
01からの光信号を被測定光ファイバ106に出力し、
被測定光ファイバ106からの信号を光受信部109に
出力する。光サーキュレータ107は、被測定光ファイ
バ106からの信号を光ファイバ108に出力し、光フ
ァイバ108からの信号を被測定光ファイバ106に出
力する。光受信部109は、被測定光ファイバ106を
往復して伝送してきた光信号を電気信号に変換する。光
受信部109の出力信号と、光送信部101の出力信号
との位相比較器110による位相比較結果に基づいて、
光信号の被測定光ファイバ106の往復伝送時の遅延時
間を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は波長分散測定器に係
り、特にファイバの入出力端が近傍の場所にないような
場合でも、分散量を容易に測定することができる波長分
散測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光伝送システムの伝送速度と伝送
距離を制約する要因の一つに、波長分散の現象がある。
光パルスは、光ファイバを伝搬すると波長分散によりパ
ルス幅が広がってしまう。波長分散は、群遅延時間の波
長依存性を表しており、光ファイバの材料となる石英ガ
ラスの屈折率波長依存性に起因する「材料分散Dm」
と、光ファイバのコア径とコア/クラッドの屈折率差比
によって決まる「導波路分散Dw」を合わせたものであ
る。光ファイバの波長分散特性は、例えば図8に示すよ
うに、ノーマル・ファイバでは分散量が1.3μm帯の
波長で零となり、また、DSF(分散シフトファイバ)
は、分散量が1.55μm帯の波長で零となる。
【0003】分散の影響を少なくして高速長距離伝送シ
ステムを実現するには、(1)伝送信号として分散量が
零の波長帯域を使用する、(2)分散を補償して、伝送
後の分散量を零にする、といった方法が考えられる。し
かし、現在伝送信号は、EDFA(光直接増幅器)の波
長帯城である1.55μm帯が使用されており、ノーマ
ル・ファイバで分散量が零となる1.3μm帯の波長は
使用されていない。また、1.55μm帯で分散量が零
となるDSF(分散シフトファイバ)は、フィールド上
に敷設されている量が少なく、また最も敷設されている
ノーマル・ファイバをDSFに取り替えるには膨大な費
用がかかるため現実的ではない。従って、現時点では
(2)の分散補償の方法を用いるが一般的となってい
る。
【0004】効率良く分散補償するためには、伝送路の
分散量を正確に測定する必要がある。図9は従来の波長
分散測定器の一例のブロック図を示す。同図において、
可変波長光源901から、n種類の波長λ1、λ2、・
・、λnの光信号が出力される。この光信号は、ネット
ワークアナライザ902からの出力信号により光変調器
903にて強度変調される。また、ネットワークアナラ
イザ902の出力信号は、カプラ904により一部、ネ
ットワークアナライザ902に戻され、リファレンス信
号として、後から伝送後の信号との位相比較に用いられ
る。
【0005】光変調器903で変調された光信号は、被
測定光ファイバ905を通過し、波長分散の影響を受
け、各波長に対する群遅延時間差が生じる。続いて、光
信号は被測定光ファイバ905から光受信器906に入
力され、光/電気変換される。光受信器906の出力信
号は、ネットワークアナライザ902に入力され、ここ
で上記のリファレンス信号と位相比較されることで群遅
延時間が求められる。CPU回路907は可変波長光源
901とネットワークアナライザ902を制御し、各波
長の群遅延時間差を求める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の波長分散測
定器では、被測定光ファイバ905の入出力端が、同じ
場所になくてはいけない。このため、フィールド上に既
設の光ファイバのように、入出力端の場所が違う場合
は、測定できないという問題がある。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
フィールド上に既設の光ファイバのように入出力端が違
う場所にあっても、分散量が測定できる波長分散測定器
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、予め定められた複数の波長のうち選択した
一の波長の光信号を送信する光送信部と、光送信部から
送信された光信号を、被測定光ファイバに往復伝送させ
る往復伝送手段と、被測定光ファイバを往復伝送した光
信号を受信して、電気信号に変換する光受信部と、光受
信部の出力信号と光送信部からの送信前の信号とを位相
比較して、その比較結果に基づいてその波長の分散量を
算出すると共に、光送信部から出力する光信号の波長を
別の波長に選択する制御とを繰り返すことにより、複数
の波長の光信号のそれぞれについて被測定光ファイバの
分散量を測定する制御手段とを有する構成としたもので
ある。
【0009】この発明では、光送信部から送信した光信
号を被測定光ファイバを往復させ、被測定光ファイバか
ら取り出して光受信部で受信して電気信号に変換し、こ
の電気信号と光送信部の出力した信号との位相を比較
し、その位相比較結果から、被測定光ファイバを通過す
ることで生じた光信号の遅延時間を算出するようにして
いるため、遅延時間に基づいて分散量を算出するに際し
て、送信した光信号の入力と受信する光信号の出力とは
被測定光ファイバの同じ端子を利用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の各実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になる波長分散
測定器の第1の実施の形態の構成図を示す。この実施の
形態は、可変波長光源102、パルス発生器103及び
光変調器104からなり、パルス化された光信号(波長
λ1〜λn)を出力する光送信部101と、それぞれ入
力方向により出力端が変わるという方向性を持った光デ
バイスである2つの光サーキュレータ105及び光サー
キュレータ107と、光ファイバ108と、光受信部1
09と、光送信部101の出力パルスと、光受信部10
9の出力信号の位相定を比較し、互いの遅延時間を測定
する位相比較器110と、各波長(λ1〜λn)の分散
量の算出や光源の波長制御を行うCPU回路111とか
ら構成されており、被測定光ファイバ106の波長分散
量を測定する。
【0011】第1の光サーキュレータ105は、光送信
部101からの光信号を被測定光ファイバ106に出力
し、被測定光ファイバ106からの信号を光受信部10
9に出力する。また、第2の光サーキュレータ107
は、被測定光ファイバ106からの信号を光ファイバ1
08に出力し、光ファイバ108からの信号を被測定光
ファイバ106に出力する。光受信部109は、被測定
光ファイバ106を往復して伝送してきた光信号を電気
信号に変換する回路である。被測定光ファイバ106の
伝送損失が大きい場合、光受信部109に前置光直接増
幅器を含めることとする。
【0012】被測定光ファイバ106を伝送した光信号
は、波長依存性のある遅延時間を生じる。光送信部10
1の出力パルス(伝送前のパルス)と光受信部109の
入力パルス(伝送後のパルス)を時間軸上で比較する
と、図2のようなタイムチャートが得られる。図2
(A)は光送信部101の出力パルス(伝送前のパル
ス)であり、n種類の波長λ1〜λnの送信時間は同一
であることを示しており、図2(B)は光受信部109
の入力パルス(伝送後のパルス)であり、n種類の波長
λ1〜λnの遅延時間がそれぞれτ1〜τmで示すよう
に、互いに異なることを示している。得られた各波長の
遅延時間差を基に、CPU回路111で各波長(λ1〜
λn)の分散量を算出する。
【0013】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。光送信部101は、波長λ1〜λnのうち、CPU
回路111で選択された波長で、かつ、パルス化された
光信号を出力する。すなわち、光送信部101を構成す
る可変波長光源102は、n種類の波長λ1〜λnのう
ち、CPU回路111で選択された一つの波長で、か
つ、パルス化された光信号(CW光)を適当な光パワー
で出力する。この光信号は、パルス発生器103の出力
するパルス信号で駆動された光変調器104により強度
変調され、パルス化された光信号として出力される。
【0014】光送信部101の出力光信号は、第1の光
サーキュレータ105を介して、被測定光ファイバ10
6に入力される。光信号は、被測定光ファイバ106を
伝送し、その後、第2の光サーキュレータ107および
光ファイバ108を透過した後、第2の光サーキュレー
タ107を介して再び被測定光ファイバ106に入力さ
れて先程とは逆方向に伝送される。従って、光送信部1
01から出力された光信号は被測定光ファイバ106を
往復することになる。
【0015】被測定光ファイバ106を往復してきた光
信号は、第1の光サーキュレータ105を介して今度は
光受信部109に入力され、光/電気変換される。被測
定光ファイバ106の伝送損失が大きい場合、光受信部
109に前置光直接増幅器を含めることとする。
【0016】光受信部109の出力電気信号、すなわち
被測定光ファイバ106を往復伝送してきた信号と、光
送信部101の出力信号(ここではパルス発生器103
の出力パルス)、すなわち伝送前の信号とは位相比較器
110により位相比較され、位相差に応じた比較結果を
CPU回路111に供給する。CPU回路111は入力
された位相比較結果に基づいて、光送信部101から送
信された一つの波長の光信号の被測定光ファイバ106
の往復伝送時の遅延時間を求める。
【0017】続いて、CPU回路111は、可変波長光
源102の波長を変えて、上記の動作を行い、その波長
の光信号の被測定光ファイバ106の往復伝送時の遅延
時間を求める。以下、同様にして、CPU回路111
は、可変波長光源102のn種類すべての波長λ1〜λ
nについて遅延時間を求める。そして、CPU回路11
1は、求めた各波長の遅延時間から各波長の分散を算出
する。
【0018】このように、この実施の形態では、被測定
光ファイバ106に光信号を往復させて波長分散を測定
するようにしているため、被測定光ファイバ106が既
設の光ファイバのように入出力端が近傍の場所に無い場
合でも、波長分散を容易に測定することができる。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は本発明になる波長分散測定器の第2の
実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構
成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図3
の第2の実施の形態は、図1の第1の実施の形態の光フ
ァイバ108の出力から第2のサーキュレータ107の
入力に至る経路中に、光直接増幅器113を設けた点に
特徴がある。
【0020】図1の第1の実施の形態では、被測定光フ
ァイバ106の損失が大きい場合、往復する光信号のS
/Nが悪化し、光受信部110で受信できなくなる可能
性がある。これに対し、この第2の実施の形態では、光
直接増幅器113により光ファイバ108を伝送した光
信号を増幅してから、第2のサーキュレータ107を通
して被測定光ファイバ106に入力するようにしている
ため、光信号の被測定光ファイバ106の往路伝送時に
低下したパワーを光直接増幅器113で回復させること
ができる。この実施の形態も第1の実施の形態と同様
に、被測定光ファイバ106に光信号を往復させて波長
分散を測定するようにしているため、被測定光ファイバ
106が既設の光ファイバのように入出力端が近傍の場
所に無い場合でも、波長分散を容易に測定することがで
きる。
【0021】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図4は本発明になる波長分散測定器の第3の
実施の形態のブロック図を示す。同図中、図3と同一構
成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図4
の第3の実施の形態は、図3の第1の光サーキュレータ
105及び第2の光サーキュレータ107をそれぞれ第
1の光カプラ115と第2の光カプラ116に置き換え
た構成である。
【0022】この実施の形態では、第1の光カプラ11
5は、光送信部101からの光信号を被測定光ファイバ
106に出力し、被測定光ファイバ106からの信号を
光受信部109に出力する。また、第2の光カプラ11
7は、被測定光ファイバ106からの信号を光ファイバ
108に出力し、光直接増幅器113からの信号を被測
定光ファイバ106に出力する。すなわち、光カプラ1
15及び116は、光サーキュレータ105及び106
と同様の動作をするため、この実施の形態も第2の実施
の形態と同様の効果が得られる。
【0023】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図5は本発明になる波長分散測定器の第4の
実施の形態のブロック図を示す。同図中、図3と同一構
成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図5
の第4の実施の形態は、図3の光送信部101の構成に
変更を加えて光送信部201とし、更に、復調器121
を構成するようにしたものである。光送信部201は、
CPU回路122により制御される信号源117と、信
号原117の出力信号で駆動される駆動回路118と、
駆動回路118の出力信号が供給され、出力信号を光変
調器104へ出力する変調器119とを光送信部101
の構成に追加したものである。
【0024】この第4の実施の形態の動作について説明
するに、CPU回路122は波長情報に基づいて信号源
117を制御し、信号源117の出力信号を駆動回路1
18を通して変調器119に供給し、ここでパルス発生
器103の出力パルス信号に重畳される。
【0025】これにより、変調器119から光変調器1
04へ供給される信号は、図6(A)に示すような波長
情報が重畳されたパルス信号となる。図6(A)に示す
ように、波長λ1〜λnの各波長に割り当てられた固有
の情報(例えば周波数)を持つ正弦波がパルスに多重さ
れた信号が光変調器104に供給されて、可変波長光源
102からの光信号を光強度変調する。
【0026】この波長情報を有する光信号は被測定光フ
ァイバ106を往復して光受信部109で受信されて光
/電気変換された後、復調器121で復調される。復調
器121により復調された信号は、図6(B)に示すよ
うに、n種類の波長λ1〜λnの遅延時間がそれぞれτ
1〜τmで示すように、互いに異なる遅延時間を有して
おり、この遅延時間を有する復調信号の波長情報により
CPU回路122は正確にパルスの波長情報を得られ
る。
【0027】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。図7は本発明になる波長分散測定器の第5の
実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1及び図3
と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図7の第5の実施の形態は、図1や図3の実施の形
態における第2の光サーキュレータ107、光ファイバ
108、更には光直接増幅器113の代わりに、光全反
射器125を設けた点に特徴がある。
【0028】この実施の形態では、光送信部101の出
力光信号は、第1の光サーキュレータ105を介して、
被測定光ファイバ106に入力されて伝送し、その被測
定光ファイバ106の出力端から取り出された後、光全
反射器125で全反射されて再び被測定光ファイバ10
6に入力されて先程とは逆方向に伝送される。従って、
光送信部101から出力された光信号は被測定光ファイ
バ106を往復することになる。以下、第1及び第2の
実施の形態と同様にして、波長分散を測定する。これに
より、この第5の実施の形態も各実施の形態と同様に、
被測定光ファイバ106が既設の光ファイバのように入
出力端が近傍の場所に無い場合でも、波長分散を容易に
測定することができる。
【0029】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、図4、図5の各実施の形態
において、光直接増幅器113を設けなくともよく、ま
た図5の実施の形態において光サーキュレータ105、
107の代わりに光カプラを設けるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遅延時間に基づいて分散量を算出するに際して、被測定
光ファイバに光信号を往復伝送させることにより、送信
した光信号の入力と受信する光信号の出力とは被測定光
ファイバの同じ端子を利用できるようにしたため、既設
の光伝送路のように、光ファイバ入出力端が近傍の場所
にない場合でも、波長分散を容易に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】図1の送信部出力パルスと受信部受信パルスの
タイムチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態のブロック図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施の形態のブロック図であ
る。
【図6】図5の要部のパルス信号の波形を示す図であ
る。
【図7】本発明の第5の実施の形態のブロック図であ
る。
【図8】光ファイバの波長分散特性を示す図である。
【図9】従来の波長分散測定器の一例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
101、201 光送信部 102 可変波長光源 103 パルス発生器 104 光変調器 105、107 光サーキュレータ 106 被測定光ファイバ 108 光ファイバ 109 光受信部 110 位相比較器 111 CPU回路 113 光直接増幅器 115、116 光カプラ 117 信号源 118 駆動回路 119 変調器 121 復調器 125 光全反射器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた複数の波長のうち選択し
    た一の波長の光信号を送信する光送信部と、 前記光送信部から送信された前記光信号を、被測定光フ
    ァイバに往復伝送させる往復伝送手段と、 前記被測定光ファイバを往復伝送した光信号を受信し
    て、電気信号に変換する光受信部と、 前記光受信部の出力信号と前記光送信部からの送信前の
    信号とを位相比較して、その比較結果に基づいてその波
    長の分散量を算出すると共に、前記光送信部から出力す
    る光信号の波長を別の波長に選択する制御とを繰り返す
    ことにより、前記複数の波長の光信号のそれぞれについ
    て前記被測定光ファイバの分散量を測定する制御手段と
    を有することを特徴とする波長分散測定器。
  2. 【請求項2】 前記光送信部は、前記複数の波長のう
    ち、前記制御手段により選択された一つの波長で、か
    つ、パルス化された光信号を出力する可変波長光源と、
    パルス信号を発生して少なくとも前記制御手段へ前記送
    信前の信号として出力するパルス発生器と、前記可変波
    長光源からの光信号を前記パルス発生器の出力パルス信
    号で強度変調して前記光信号を送信する光変調器とより
    なり、 前記往復伝送手段は、前記光送信部から送信された前記
    光信号を前記被測定光ファイバの入力端に入力し、該被
    測定光ファイバの入力端から取り出される光信号は前記
    光受信部へ出力する第1の光サーキュレータと、光信号
    を伝送する光ファイバと、前記被測定光ファイバの出力
    端から取り出される前記光信号を前記光ファイバに入力
    することにより、該光ファイバから取り出される該光信
    号を前記被測定光ファイバの出力端に入力する第2の光
    サーキュレータとよりなることを特徴とする請求項1記
    載の波長分散測定器。
  3. 【請求項3】 前記往復伝送手段は、前記光送信部から
    送信された前記光信号を前記被測定光ファイバの入力端
    に入力し、該被測定光ファイバの入力端から取り出され
    る光信号は前記光受信部へ出力する第1の光カプラと、
    光信号を伝送する光ファイバと、前記被測定光ファイバ
    の出力端から取り出される前記光信号を前記光ファイバ
    に入力することにより、該光ファイバから取り出される
    該光信号を前記被測定光ファイバの出力端に入力する第
    2の光カプラとよりなることを特徴とする請求項1記載
    の波長分散測定器。
  4. 【請求項4】 前記光送信部は、前記複数の波長のう
    ち、前記制御手段により選択された一つの波長で、か
    つ、パルス化された光信号を出力する可変波長光源と、
    パルス信号を発生して少なくとも前記制御手段へ前記送
    信前の信号として出力するパルス発生器と、前記可変波
    長光源の出力光信号の波長を示す波長情報を前記制御手
    段からの制御に基づいて発生する信号源と、該信号源の
    出力波長情報により駆動される駆動回路と、該駆動回路
    の出力波長情報を前記パルス発生器の出力パルス信号に
    重畳する変調を行う変調器と、前記可変波長光源からの
    光信号を前記変調器の出力信号で強度変調して前記光信
    号を送信する光変調器とよりなり、 前記制御手段は、前記光受信部の出力信号と前記光送信
    部からの送信前の信号とを位相比較する位相比較器と、
    前記光受信部の出力信号を復調する復調器と、前記位相
    比較器の出力位相比較結果に基づいて分散量を算出し、
    かつ、前記復調器の出力復調信号の前記波長情報に基づ
    いて該分散量の波長を識別すると共に、前記光送信部か
    ら出力する光信号の波長を別の波長に選択する制御とを
    繰り返すことにより、前記複数の波長の光信号のそれぞ
    れについて前記被測定光ファイバの分散量を測定する演
    算回路とよりなることを特徴とする請求項1記載の波長
    分散測定器。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバから取り出される前記光
    信号を増幅して前記第2の光サーキュレータ又は前記第
    2の光カプラに入力する光直接増幅器を設けたことを特
    徴とする請求項2又は3記載の波長分散測定器。
  6. 【請求項6】 前記往復伝送手段は、前記光送信部から
    送信された前記光信号を前記被測定光ファイバの入力端
    に入力し、該被測定光ファイバの入力端から取り出され
    る光信号は前記光受信部へ出力する第1の光サーキュレ
    ータと、前記被測定光ファイバの出力端から取り出され
    る前記光信号を全反射して該被測定光ファイバの出力端
    に入力する全反射器とよりなることを特徴とする請求項
    1記載の波長分散測定器。
  7. 【請求項7】 前記第1の光サーキュレータに代えて光
    カプラを設けたことを特徴とする請求項6記載の波長分
    散測定器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100386421B1 (ko) * 2001-07-27 2003-06-02 반재경 색분산 측정 시스템 및 방법
KR100488195B1 (ko) * 2002-01-31 2005-05-10 주식회사 럭스퍼트 광섬유 라만 증폭기
JP2009294068A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Pmd測定方法および装置
JP2015132565A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 国立研究開発法人情報通信研究機構 光ファイバ特性測定装置及び光ファイバ特性測定方法

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