JP2000325374A - 人工股関節置換術用装置 - Google Patents

人工股関節置換術用装置

Info

Publication number
JP2000325374A
JP2000325374A JP11139704A JP13970499A JP2000325374A JP 2000325374 A JP2000325374 A JP 2000325374A JP 11139704 A JP11139704 A JP 11139704A JP 13970499 A JP13970499 A JP 13970499A JP 2000325374 A JP2000325374 A JP 2000325374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
pilot pin
angle
outer cylinder
indicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11139704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3086805B1 (ja
Inventor
Satoru Yano
悟 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11139704A priority Critical patent/JP3086805B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3086805B1 publication Critical patent/JP3086805B1/ja
Publication of JP2000325374A publication Critical patent/JP2000325374A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/107Measuring physical dimensions, e.g. size of the entire body or parts thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/45For evaluating or diagnosing the musculoskeletal system or teeth
    • A61B5/4528Joints

Landscapes

  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 術中骨盤の位置が視覚的に捉えやすく基点と
ポジショナーとの距離が短くソケットの角度を正確に決
定でき、寛骨臼及び大腿骨との位置関係が三次元的に計
測できる。 【解決手段】 略コ字形に組立てる棘間線指示器1とガ
イドバー8とガイドバー8に吊下げする外筒平行保持器
12を形成する。一端を先鋭に他端にA−Pプレート取
付け溝20を欠設したパイロットピン19とパイロット
ピン19の固定装置とパイロットピン19に垂立取付け
るA−Pプレート30を形成する。A−Pプレートに掛
止めする前捻角プレート36と前捻角プレート36に接
当するアングルガイド40を形成する。A−Pプレート
30に横方向に取付ける体軸指示器48と体軸指示器4
8に鉛直方向に取付けるカップセンター計測プレート4
5、デプスプレート60を形成する。カップセンター計
測プレート45の下端部に角度表示回転軸75と挿入筒
77を吊下する。前記装置を各々組付けて使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工股関節置換術
(THR)用の装置及び、その使用方法に関する発明で
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、人工股関節の置換処理としては、
患者を例えば側臥位にして骨盤の外側腸骨翼に人工臼蓋
の固定角度と同じ傾きに中空状のネジを特殊な装置を用
いて打込み、この中に鋼線を打込んで鋼線と人工臼蓋の
アダプターとが平行になるようにして人工臼蓋の固定角
度を決める方法とか、或は、側臥位の患者の上後腸骨棘
にワイヤーを刺入し、X線コントロールで補正し、特殊
な計器を用い人工臼蓋の設置角度を決める方法とか、さ
らには、左右の上前腸棘骨に固定し角度計の指示に従っ
て、リーミングを行うことによって正確な臼蓋形成を可
能にする寛骨臼角度計としては、棒状フレーム一端に固
定された固定ガイド〔I〕を設け他端に一方向に変角す
る角度計を付した変角ガイドを設け、前記固定ガイド
〔I〕と変角ガイドの間に移動することのできる固定ガ
イド〔II〕を設けた寛骨臼角度計(例えば特公平3−
56054号公報参照)が知られており、さらに最近で
はコンピューターによるHipNavSystemによ
りソケットの打込み角度を決定する方法等も研究されて
きている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】股関節は他の関節とは
異なり深いところにあり、しかも体軸に対して斜めにな
っているため手術操作が困難で、側臥位でTHRを施行
する場合骨盤傾斜を生じ、その結果ソケットのMalp
ositionが起り術後の脱臼の原因となり易いこと
は文献上でも多く報告されており、その対策として従来
技術の項で述べた各種の方法が研究開発されているが、
しかしながらいずれの方法も、手術操作に邪魔になりや
すく、方向指示線からソケットに取付けたポジショナー
までの距離が離れすぎるため角度が狂いやすい問題点が
あり、また、HipNavSystemはソケットの設
置角度は正確であるが、プレスフィットの場合に打込み
によるソケットのぶれが生じ易くコンピューター装置が
膨大で手術場に収納しにくい問題点を有していた。また
いずれの方法も手術部以外の骨に穴をあけ基準軸を固定
しなければならない欠点があった。
【0004】本発明は、これらの問題点に鑑み、術中骨
盤の前後方向、横断面が視覚的に捉えやすくソケットの
角度を正確に決定することができ骨頭切除前の大腿骨の
位置を三次元的に計測することも可能で整復後の脚長
差、大転子の側方、前後移動も測定ができ、寛骨臼の深
さ、リーミングの程度も測定できる人工股関節置換術用
装置及びその使用方法を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は大別する
と、略コ字形に組立てる棘間線指示器及びガイドバーと
ガイドバーに吊下する外筒平行保持器からなる平行ガイ
ド装置と、一端を円錐状に先鋭とし他端部に切欠き溝を
形成したパイロットピンとパイロットピンの打込み位置
に刺入するキルシュナー鋼線と、前記パイロットピンを
挿入ガイドする外筒と外筒内に挿入してパイロットピン
を打込み固定する打込みバー及びコントロールバーから
なるパイロットピン固定装置と、パイロットピンの切欠
き溝に挿嵌垂立せしめるA−PプレートとA−Pプレー
トに掛止めする前捻角プレートと前捻角プレートに接当
し、ポジショナーに取付けるアングルガイドからなる角
度計組立装置と、A−Pプレートに横方向に直交取付け
する体軸指示器と、体軸指示器に直交取付けするカップ
センター計測プレート及びデプスプレートと、カップセ
ンター計測プレートの下端部に回動位置の計測可能な角
度表示回転軸と挿入筒を吊下した寛骨臼形状測定器とか
らなるものである。
【0006】
【発明の実施の態様】本発明を以下図面に基づいて説明
すると、図1は棘間線指示器1を示す図であり、片方の
筒状に形成した指示筒2の内径面内に他の一方の指示棒
3を滑動自在に挿入し、締付け螺子4、4を螺入して滑
動を固定し、指示筒2及び指示棒3の外端部には各々直
角方向に脚5、5の一端を固定し、脚5、5の他端部に
は脚5、5と直交する上前腸骨棘接当面6、6を固着
し、上前腸骨棘接当面6、6には、フィットしやすいよ
うにフィット穴7、7を穿孔して、脚5、5と指示棒3
及び指示筒2とで略コ字形に組付けする。
【0007】図2はガイドバー8を示す図でありコ字形
に曲げたガイド棒9の両端に、ガイド棒9が内径面に挿
嵌し滑動可能な筒形のガイドバー保持筒10、10を挿
嵌し、締付け螺子11、11を螺入して滑動を固定す
る。
【0008】図3は外筒平行保持器12を示す図であ
り、ガイドバー吊下板13は略直方形の板で形成し、長
辺側の一端部を円形に折曲げて掛吊面14を形成する。
カーソル15は略直方形の板の長辺側の両端部を内側に
U字形に折曲げて抱持面16、16を形成し、ガイドバ
ー吊下板13の短辺側の両側面17、17に抱持して滑
動可能に形成する。外筒嵌入溝18、18は抱持面1
6、16の折曲げ先端面より折曲げ基部に向かってコ字
形に切欠き形成し、且つ、切欠き巾は後述する外筒が密
嵌し、そして左右の外筒嵌入溝の中心線は掛吊面14と
平行な一直線上に位置するように切欠き形成する。
【0009】図4はパイロットピン19を示す図であり
パイロットピン19の一端部は円錐状に先鋭とし、他端
部は直径方向に切欠き溝を切欠いてA−Pプレート取付
け溝20を形成する。此の場合、パイロットピン19の
大きさは例えば長さ70m/m、直径3m/mの先鋭棒
状に形成し、取付け溝20は溝巾1m/m、深さ7m/
mに形成することが望ましい。
【0010】図5はパイロットピン19の打込み及び位
置決め用の器具を示す図であり、外筒21は筒状に形成
し、外径22は前記外筒嵌入溝18内に密嵌可能な直径
に形成し、ガイド内径23は前記パイロットピン19が
挿嵌可能な直径に形成する。キルシュナー鋼線24は前
記ガイド内径23の部位に挿嵌可能な鋼線で形成し、一
端部を先鋭にして刺入先端25を形成する。打込みバー
26は前記ガイド内径23の部位に挿嵌可能な鋼線で形
成する。コントロールバー27は前記ガイド内径23部
に挿嵌可能な鋼線で形成し、一端側はL字形に折曲げて
旋回ハンドル28を形成し、他端部には中心位置に長手
方向と平行で、且つ、旋回ハンドルとも平行に平面状の
パイロットピン挿入旋回面29を形成する。さらに詳し
くはパイロットピン挿入旋回面29の厚み、及び巾は、
前記パイロットピン19に形成したA−Pプレート取付
け溝20中に挿入してパイロットピン19が回転可能な
大きさに形成する。
【0011】次に前述の平行ガイド装置(棘間線指示器
1、ガイドバー8、外筒平行保持器12)とパイロット
ピン固定装置(パイロットピン19、キルシュナー鋼線
24、外筒21、打込みバー26、コントロールバー2
7)の使用方法について詳細に述べると、図6に示す如
く全麻下仰臥位で両側上前腸骨棘に徒手的に棘間線指示
器1の両端部の上前腸骨棘接当面6、6のフィット穴
7、7を充分にプレスフィットさせ、ガイドバー8が前
記棘間線指示器の指示筒2と平行で、且つ、イメージ透
視下ににガイドバー8の像が両涙痕像下端に一致するよ
うに手術台Tに固定する。次に側面方向透視下に臼蓋外
側部の刺入点を決め皮膚にマークをつける。前後方向透
視下に前記皮膚のマークに5m/mの皮切を加えキルシ
ュナー鋼線24を刺入し臼蓋外側0.7〜1cmの個所
にあて、次に外筒21をキルシュナー鋼線24に挿嵌す
る。ここで図7に示す如く外筒平行保持器12の掛吊面
14をガイドバー8のガイド棒9に取付け、外筒嵌入溝
18内に外筒21を嵌入して外筒21をガイドバー8と
平行にする。そしてこの状態で外筒21を保持しながら
外筒21のガイド内径23の部位をガイドにして臼蓋外
側部にドリリングを行う。ドリリングの終了後、図8に
示す如く、外筒21を手で保持した状態で外筒21内に
パイロットピン19を先端の先鋭部側から挿入し、その
後から打込みバー26を挿入して先に挿入したパイロッ
トピン19を後から押し、例えばハンマー類でパイロッ
トピン19をドリリングによってできた穴に打込む。次
に打込みバー26を抜いて図9に示す如くコントロール
バー27と挿し変え、パイロットピン19のA−Pプレ
ート取付け溝20に挿入旋回面29を挿入し、パイロッ
トピンを旋回させてA−Pプレート取付け溝20の長手
方向の切割り方向が、骨盤の前後方向に確実に向くよう
にして固定する。(図10参照)
【0012】次に図11はA−Pプレートを示す図であ
り、A−Pプレート30は例えば厚さ1mmのアルミ板
で略T字形に形成して、横板31と直交する脚板32を
設け、脚板32の先端中央部には巾約3m/m、長さ5
m/mに切込んだパイロットピン取付け溝33を欠設
し、横板31の上辺34には目盛35を上辺34に沿っ
て刻設する。また、目盛35は裏面にも刻設されてお
り、左右両股に適用することができる。
【0013】図12は前捻角プレート36を示す図であ
り、例えば厚さ1m/mのアルミ板の一端部を断面U字
形の溝状に折曲げてA−Pプレート挿嵌溝37を形成す
る。さらに詳しくは、A−Pプレート挿嵌溝37の内巾
はA−Pプレート30の横板31に嵌入可能な内巾、例
えば1m/mに形成することが望ましく、溝の深さは約
15m/mが好ましい。前捻角形成面38は、A−Pプ
レート挿嵌溝37の開口先端部の外側辺39を底辺とす
る直角三角形に形成し、外側辺39に沿ってA−Pプレ
ート挿嵌溝37の深さ方向とは直角な横方向に形成す
る。さらに詳しくは、前捻角形成面38の角βは基本的
には20°に形成するが、15°及び10°のものを作
成し、また左股用右股用は図12に示す如くLEFTと
RIGHTは傾斜角βの形成位置を逆にして形成する。
そして前捻角プレート36の外側面82は前捻角形成面
38と直角方向に形成する。
【0014】図13はアングルガイドを示す図であり、
アングルガイド40は、例えば板厚約1m/mのアルミ
板を略T字形に形成して、前捻角プレート添接面41と
脚面42を形成し、脚面42の先端を折曲げて、脚面4
2の中心線と45°傾けたポジショナー抱持片43を取
付ける。さらに詳しくはポジショナー抱持片43は横断
面略U字形の筒状に形成されており、市販のポジショナ
ーが挿嵌可能な大きさに形成して脚面42の先端部に底
部を取付け、ポジショナー抱持片43の左右の抱持片4
4、44の中心線Kと脚面42の中心線Mとのなす角を
45°に設定する。
【0015】図14はカップセンター計測プレートを示
す図であり、カップセンター計測プレート45は例えば
厚さ約0.5m/mの略直方形のアルミ板で形成し、一
先端部を三角形に先鋭とし、巾1m/mの切欠き溝46
を形成し、カップセンター計測プレート45の長手方向
に沿って目盛47を形成する。
【0016】図15及び図16は、体軸指示器を示す図
であり、体軸指示器48は、例えば厚み約0.5m/m
のアルミ板を長方形に形成して体軸指示板49を形成
し、体軸指示板49の一端部を体軸指示板49より巾を
広くし、且つ体軸指示板49と直角方向に逆立ちU字形
に折曲げて、内側にはA−Pプレート挿嵌溝50を形成
したA−Pプレート組付け板51を形成する。さらに詳
しくはA−Pプレート挿嵌溝50の内巾は前記A−Pプ
レート30の横板31の厚みと略等しくすることが望ま
しい。切割り溝52は体軸指示板49の巾方向の中央位
置に長手方向に欠設する。目盛53は体軸指示板49の
中央位置に長手方向に刻設する。
【0017】図17はプレートホルダーを示す図であ
り、プレートホルダー54は例えば厚み約1m/mのア
ルミ板を用いて長辺側は約4cm、短辺側は2cmの滑
動基板55を形成し、左右の長辺側辺をU字形に折曲げ
て滑動抱持縁56、56を形成する。さらに詳しくは、
左右の滑動抱持縁56、56の内巾は前記体軸指示板4
9の巾方向の寸法と略同じに形成し、体軸指示板49に
挿嵌して滑動可能な寸法に形成する。鉛直方向支持枠5
7は滑動基板55の一端の巾方向の中央の斜め上方位置
に滑動基板55と直交方向に設けられており、横断面中
空の長方形に形成して内側に鉛直方向に鉛直方向挿嵌溝
58を形成してプレートホルダー54の一端部を滑動基
板55の巾方向中央位置に向かって斜め上に斜設し、且
つ鉛直方向に折曲げ形成した支持枠保持板59で滑動基
板55の一端部に取付けされている。さらに詳しくは、
鉛直方向挿嵌溝58の大きさは、前述のカップセンター
計測プレート45、後述するデプスプレートを挿嵌可能
な内径に形成する。
【0018】図18はデプスプレートを示す図であり、
デプスプレート60は例えば厚み約0.5m/mの長方
形のアルミ板で形成し、一端部を円弧状に形成して臼底
接当面61を形成する。目盛62はデプスプレート60
の長手方向に刻設する。
【0019】図19は、デプスマーカーを示す図であ
り、デプスマーカー63は例えば厚み約2m/mの鋼板
で長方形に形成し、一端部には、巾方向の中心点64よ
り半円周位置に放射状に三角形状のマーク突起65、6
5…を突設する。さらに詳しくはマーク突起65の三角
形の高さは略6m/mに形成することが望ましい。目盛
66は、デプスマーカー63の長手方向に刻設する。
【0020】次に前述のA−Pプレート30、前捻角プ
レート36、アングルガイド40、カップセンター計測
プレート45、体軸指示器48、プレートホルダー5
4、デプスプレート60、デプスマーカー63の使用方
法について詳細に説明すると、先ず図20に示す如く体
位を側臥位として術部を展開し、前述の寛骨臼蓋外側
0.7〜1cmの個所に打込まれたパイロットピン19
のA−Pプレート取付け溝20中にA−Pプレート30
のパイロットピン取付け溝33を嵌入してA−Pプレー
ト30を骨盤の前後方向に取付け、A−Pプレート30
の横板31の上辺34に体軸指示器48のA−Pプレー
ト挿嵌溝50を挿入すると体軸指示板49は大腿骨D側
に向かって体軸と平行に取付けられ、次に体軸指示板4
9にプレートホルダー54の滑動抱持縁56、56を挿
入して体軸指示板49にプレートホルダー54を滑動自
在に取付け、そしてプレートホルダー54の鉛直方向挿
嵌溝58中にカップセンター計測プレート45を先鋭側
を下向きにして切割り溝52の中に挿嵌する。此の状態
で大転子外側部に付けたマークMの位置をパイロットピ
ン19を基点として前後方向の位置は目盛35で、体軸
方向の位置は目盛53で、涅立方向の目盛は目盛47で
読み取り、打込まれたパイロットピン19を基点として
X、Y、Zの三次元的に位置が確定する。
【0021】次に骨頭切除後は、前記カップセンター計
測プレート45を鉛直方向挿嵌溝58中より抜き取り、
図21に示す如く、デプスプレート60と取換えると、
デプスプレート60の臼底接当面61を臼底に当て深さ
を三次元的に測定することができる。
【0022】次に図22に示す如く臼底にデプスマーカ
ー63のマーク突起65を当てがいデプスマーカー63
のマーク突起65の反対側から打撃力を加えてマーク突
起65を臼底に打込み、マーク突起65の高さ分、臼底
に食い込ませ、此のマーク突起65の打痕が無くなるま
で削り取るとマーク突起65の高さ分(臼底では深さ
分)臼底をリーミングにより削除することができる。
【0023】また、図23は寛骨臼形状測定器を示す図
であり、前記体軸指示板49に直交方向に取付けたカッ
プセンター計測プレート45の先端部に、カップセンタ
ー計測プレート45と直交して横方向に半円形に張出し
半円形の中心から180°の半円形の分度器目盛71を
刻設した前捻角(AT)分度器面板72と前捻角(A
T)分度器面板72の中心部にL字形を形成して一方は
中心部より垂下する吊下げ軸73と他の一辺は前捻角
(AT)分度器面板72の半円周部に沿って回転する角
度割出し軸74を形成した角度表示回転軸75と、吊下
げ軸73の下端部に形成した支持環76が筒の直径方向
に挿通して他の一端部が傾動するように取付けたキルシ
ュナー鋼線挿入筒77と、キルシュナー鋼線挿入筒77
の一端部に抱持固定して略1/4円形の帯状の面板を横
方向に2枚合掌形に張り出して吊下げ軸73を両側より
挿み、支持環76の挿通点より45°の円帯分度器目盛
78を刻設しキルシュナー鋼線挿入筒77の傾動角度を
計る傾斜角(IC)分度器面板79と、支持環76に隣
接しキルシュナー鋼線挿入筒77と同心円状に支持軸8
0により締結されたトライアルソケットと同半径の円環
ワイヤー81とからなる。
【0024】前述の臼底のリーミング後、図24に示す
如くトライアルソケットSを臼底内に嵌入するとソケッ
トの中心位置を前述の体軸指示板49にカップセンター
計測プレート45を直交取付した状態の先端部で三次元
的に計測することもでき、更に前述の図23で示す寛骨
臼形状測定器では、円環ワイヤー81をトライアルソケ
ットに当てると傾斜角(IC)分度器面板79により傾
斜角が前捻角(AT)分度器72により前捻角が読みと
られ、患者の寛骨臼形状をも同様にして計測することが
出来る。
【0025】最後に図25に示す如く、前述の臼蓋外側
0.7〜1cmのところに打込み固定されたパイロット
ピン19のA−Pプレート取付け溝20にA−Pプレー
ト30のパイロットピン取付け溝33を嵌してA−Pプ
レート30をパイロットピン19に取付け、取付けられ
たA−Pプレート30の横板31に患者の寛骨臼に最も
適した前捻角βに形成した前捻角プレート36を撰択し
てA−Pプレート挿嵌溝37を挿入し、前捻角プレート
36の前捻角形成面38の外側面82にアングルガイド
40の前捻角プレート添接面41を接当し、アングルガ
イド40のポジショナー抱持片43中にポジショナーP
を取付けると、傾斜角は45°、前捻角はβが20°の
ものであれば20°となり、最良の条件下で手術を施行
することができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明を実施すると術
中骨盤の前後方向、横断面が視覚的に捉えやすく、しか
も基点となるパイロットピンとポジショナーとの距離が
短いためにソケットの角度を正確に決定することがで
き、骨頭切除前の大腿骨の位置を三次元的に計測するこ
とも可能で整復後の脚長差、大転子の側方、前後移動も
測定でき寛骨臼の深さ、リーミングの程度も測定ができ
て最良の条件下での手術が可能となるばかりでなく、手
術部以外の骨に穴をあける必要は全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】棘間線指示器を示す一部欠截した正面から見た
図である。
【図2】ガイドバーを示す正面図である。
【図3】外筒平行保持器を示す斜視図である。
【図4】パイロットピンを示す正面図である。
【図5】パイロットピン固定装置を示す図である。
【図6】平行ガイド装置の取付け態様を示す図である。
【図7】パイロットピン固定装置の使用態様を示す図で
ある。
【図8】外筒内にパイロットピンを挿入する状態を示す
図である。
【図9】パイロットピンのA−Pプレート取付け溝の向
きを調整する状態を示す図である。
【図10】パイロットピンを正しい状態に打込んだ図で
ある。
【図11】A−Pプレートを示す斜視図である。
【図12】前捻角プレートの左股用と右股用の一例を示
す斜視図である。
【図13】アングルガイドを示す斜視図である。
【図14】カップセンター計測プレートを示す図であ
る。
【図15】体軸指示器を示す平面図である。
【図16】体軸指示器を示す正面図である。
【図17】プレートホルダーを示す斜視図である。
【図18】デプスプレートを示す平面図である。
【図19】デプスマーカーを示す平面、及び側面から見
た図である。
【図20】大腿骨骨頭の切離前の計測状態を示す図であ
る。
【図21】臼底の計測状態を示す図である。
【図22】デプスマーカーの使用態様を示す図である。
【図23】寛骨臼形状測定器を示す斜視図である。
【図24】トライアルソケットに対するカップセンター
計測プレートと寛骨臼形状測定器の使用態様を示す図で
ある。
【図25】ポジショナーの位置決め状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 棘間線指示器 2 指示筒 3 指示棒 4 締付け螺子 5 脚 6 上前腸骨棘接当面 7 フィット穴 8 ガイドバー 9 ガイド棒 10 ガイドバー保持筒 11 締付け螺子 12 外筒平行保持器 13 ガイドバー吊下板 14 掛吊面 15 カーソル 16 抱持面 17 側面 18 外筒嵌入溝 19 パイロットピン 20 A−Pプレート取付け溝 21 外筒 22 外径 23 ガイド内径 24 キルシュナー鋼線 25 刺入先端 26 打込みバー 27 コントロールバー 28 旋回ハンドル 29 挿入旋回面 30 A−Pプレート 31 横板 32 脚板 33 パイロットピン取付け溝 34 上辺 35 目盛 36 前捻角プレート 37 A−Pプレート挿嵌溝 38 前捻角形成面 39 外側辺 40 アングルガイド 41 前捻角プレート添接面 42 脚面 43 ポジショナー抱持片 44 抱持片 45 カップセンター計測プレート 46 切欠き溝 47 目盛 48 体軸指示器 49 体軸指示板 50 A−Pプレート挿嵌溝 51 A−Pプレート組付け板 52 切割り溝 53 目盛 54 プレートホルダー 55 滑動基板 56 滑動抱持縁 57 鉛直方向支持枠 58 鉛直方向挿嵌溝 59 支持枠保持板 60 デプスプレート 61 臼底接当面 62 目盛 63 デプスマーカー 64 中心点 65 マーク突起 66 目盛 71 分度器目盛 72 前捻角(AT)分度器面板 73 吊下げ軸 74 角度割出し軸 75 角度表示回転軸 76 支持環 77 挿入筒 78 円帯分度器目盛 79 傾斜角(IC)分度器面板 80 支持軸 81 円環ワイヤー 82 外側面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月1日(2000.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 人工股関節置換術用装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工股関節置換術
(THR)用の装置に関する発明である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、人工股関節置換術は患者を側臥位
とし骨盤を左右の上前腸骨棘を結ぶ線(棘間線)が手術
台の長手方向と垂直となるように固定し、術側股と下肢
位以外は術布で覆われて行なわれている。その場合、人
工臼蓋(ソケット)の骨盤に対する方向は傾斜角と前捻
角で表現され、基準となるのは棘間線と体軸(体の長軸
線)である。然して股関節を脱臼し、骨頭切除後に寛骨
臼をリーミング(削掘)し、トライアル(仮の)ソケッ
トを挿入し寛骨臼に対する適合性(方向、位置、大き
さ)を決定する。選定された実物ソケットをポジショナ
ーに接続し寛骨臼内に挿入する。まずポジショナーを真
上から見て体軸と一致させ、且つ、垂直バーを棘間線と
平行にすると傾斜角が、次に垂直バーを回転軸としポジ
ショナーを前方に振ると前捻角が設定される。脚長の調
整は大腿骨頚部を再切除したり、大腿骨内のトライアル
ステム(仮の人工大腿骨)をソケットに整復する時の緊
張感の強弱によりステムの頚部を取り替えることにより
行なわれている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の手
技には次のような問題点がある。 (イ)ソケット設置角度の基準線が不明確 患者は側臥位で術布で覆われているため術者は棘間線と
体軸を見たり触れたりできないため、角度決定は経験上
の勘に頼り行なう。この時反復する術中操作で骨盤の初
期固定は崩れ、傾斜するが術者はこれを感知しにくいた
めにソケットを予定設置角度で固定し、その結果ソケッ
トはMalpositionとなり術後の脱臼の原因と
なることが多い。 (ロ)術後の脚長差 術中脚長計測の基準になるものが無いため術者は目分量
に頼り、その結果脚長差が大きくなることがある。 (ハ)寛骨臼のリーミングの深さを計測できない 予定されたリーミング距離設定と術中リーミング距離の
計測ができず術者の経験上の勘で行なうため深さが狂
う。 (ニ)大腿骨の外側、前方、後方への移動 人工骨頭の頚部が長すぎたり、リーミングが浅くソケッ
トの位置が外側寄りになると、整復後大腿骨は外側へ移
動する。リーミングの位置が前後方向にずれるとソケッ
トは前後方向に固定され、整復後は大腿骨は前後方向へ
移動する。 (ホ)トライアルソケットの寛骨臼に対する適合性の数
字的表現 術中にトライアルソケットの寛骨臼に対する位置、角度
を正確に数字で表現できないためデーターとして残せな
い。等の問題点があり、その為、(イ)の解決策とし
て、棒状フレームの一端に固定された固定ガイドIを設
け、他端に少なくとも一方向に変角する角度計を付した
変角ガイドを設け、固定ガイドと変角ガイドの間に移動
することのできる固定ガイドIIを設けた寛骨臼角度計
が知られている(例えば特開昭63−318939号公
報参照)が、しかしながら前記発明はソケット設定角度
の基準線は明確になったが、(1)術中に装置の脱着が
できず装置が大きいため手術の邪魔になる。(2)角度
計と固定ガイドIIが離れすぎ、ポジショナーと角度指
示線とが正確に平行にならず角度が狂いやすい。(3)
側臥位では固定ガイドIが腸骨外側部の軟部組織に圧迫
され、特に骨盤が前方に傾くと装置全体が歪むため角度
が狂いやすい。(4)棒状フレーム軸周りの回転角度は
計測できないため骨盤の前方傾斜角が仰臥位、側臥位、
立位で全く異なる高齢者の症例には適用できない。
(5)手術部以外に骨盤2ヵ所に穴をあけ、刺入部の軟
部組織を固定ガイドで一時間以上圧迫することは血行障
害や感染をおこしやすい。等の問題点がある。また、
(ロ)の術後の脚長差の問題については、人工股関節置
換術の手術時に臼蓋部の広い視野を得る目的で、臼蓋頭
側の腸骨に付着する殿筋の圧排のために2本の開創ピン
を連結したもので、かつ手術中に脚長の計測のために計
測棒を同開創ピンに接続し、腸骨から人工関節をはさん
で大転子の距離を計測する手術器具が開示されている
(特開平11−47137号公報)。しかしながら前記
発明は術中の開創鉤の役目と脚長計測のために骨盤に径
6m/mの穴を2ヵ所もあけることは侵襲が大きすぎ、
術後荷重時に骨折の原因となりやすい問題点を有し、そ
して前述の(ハ)(ニ)(ホ)の問題点、即ち(ハ)の
寛骨臼のリーミングの深さを計測できない。(ニ)の大
腿骨の外側、前方、後方への移動、(ホ)のトライアル
ソケットの寛骨臼に対する適合性の数字的表現について
は未だ解決方法が無かった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】上記の問題点に鑑み、本発明は手術の邪魔
にならず、脱着が可能で骨盤が傾いても正確なソケット
角度を設置でき、その他、脚長計測、リーミングの距離
計測、大腿骨の位置計測、ソケットの位置と方向の計測
を正確にできる人工股関節置換術用装置を提供する目的
で発明されたものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は大別する
と、略コ字形に組立てる棘間線指示器及びガイドバーと
ガイドバーに吊下する外筒平行保持器からなる平行ガイ
ド装置と、一端を円錐状に先鋭とし他端部に切欠き溝を
形成したパイロットピンとパイロットピンの打込み位置
に刺入するキルシュナー鋼線と、前記パイロットピンを
挿入ガイドする外筒と外筒内に挿入してパイロットピン
を打込み固定する打込みバー及びコントロールバーから
なるパイロットピン固定装置と、一端部にマーク突起を
形成したデプスマーカーと、パイロットピンの切欠き溝
に挿嵌垂立せしめるA−PプレートとA−Pプレートに
掛止めする前捻角プレートと前捻角プレートに接当し、
ポジショナーに取付けるアングルガイドからなる角度計
組立装置と、A−Pプレートに横方向に直交取付けする
体軸指示器と、体軸指示器に直交取付けするカップセン
ター計測プレート及びデプスプレートと、カップセンタ
ー計測プレートの下端部に回動位置の計測可能な角度表
示回転軸と挿入筒を吊下した寛骨臼形状測定器とからな
るものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略コ字形に組立てる棘間線指示器及びガ
    イドバーと、該ガイドバーに吊下する外筒平行保持器か
    らなる平行ガイド装置と、一端を円錐状に先鋭とし他端
    部にA−Pプレート取付け溝を切欠き形成したパイロッ
    トピンと、前記パイロットピンを挿入ガイドする外筒と
    外筒内に挿入してパイロットピンを打込み固定する打込
    みバー及びコントロールバーからなるパイロットピン固
    定装置と、パイロットピンのA−Pプレート取付け溝中
    に挿嵌垂立せしめるA−Pプレートと、A−Pプレート
    に掛止めする前捻角プレートと前捻角プレートに接当
    し、先端部にポジショナーの抱持片を形成したアングル
    ガイドよりなる角度計組立装置とからなる人工股関節置
    換術用装置。
  2. 【請求項2】 略コ字形に組立てる棘間線指示器及びガ
    イドバーと、該ガイドバーに吊下する外筒平行保持器か
    らなる平行ガイド装置と、一端を円錐状に先鋭とし他端
    部にA−Pプレート取付け溝を切欠き形成したパイロッ
    トピンと、前記パイロットピンを挿入ガイドする外筒と
    外筒内に挿入してパイロットピンを打込み固定する打込
    みバー及びコントロールバーからなるパイロットピン固
    定装置と、パイロットピンのA−Pプレート取付け溝中
    に挿嵌垂立せしめるA−Pプレートと、A−Pプレート
    に掛止めする前捻角プレートと前捻角プレートに接当
    し、ポジショナーに取付けるアングルガイドからなる角
    度計組立装置と、A−Pプレートに横方向に直交取付け
    する体軸指示器と、体軸指示器に鉛直方向に直交取付け
    するカップセンター計測プレート及びデプスプレートと
    からなる人工股関節置換術用装置。
  3. 【請求項3】 略コ字形に組立てる棘間線指示器及びガ
    イドバーと、該ガイドバーに吊下する外筒平行保持器か
    らなる平行ガイド装置と、一端を円錐状に先鋭とし他端
    部にA−Pプレート取付け溝を切欠き形成したパイロッ
    トピンと、前記パイロットピンを挿入ガイドする外筒と
    外筒内に挿入してパイロットピンを打込み固定する打込
    みバー及びコントロールバーからなるパイロットピン固
    定装置と、パイロットピンのA−Pプレート取付け溝中
    に挿嵌垂立せしめるA−Pプレートと、A−Pプレート
    に掛止めする前捻角プレートと前捻角プレートに接当
    し、ポジショナーに取付けるアングルガイドからなる角
    度計組立装置と、A−Pプレートに横方向に直交取付け
    する体軸指示器と、体軸指示器に鉛直方向に直交取付け
    するカップセンター計測プレート及びデプスプレート
    と、カップセンター計測プレートの下端部にさらに回動
    位置の計測可能な角度表示回転軸と挿入筒を吊下した寛
    骨臼形状測定器とからなる人工股関節置換術用装置。
  4. 【請求項4】 全麻下仰臥位で両側上前腸骨棘に略コ字
    形に組立てた前記棘間線指示器の両端部の上前腸骨棘接
    当面をプレスフィットさせ、前記棘間線指示器の指示筒
    と平行にガイドバーを手術台に取付け固定し、ガイドバ
    ーに吊下した外筒平行保持器に外筒を挿着してガイドバ
    ーと平行にした外筒を案内に用いてパイロットピンを臼
    蓋外側0.7〜1cmの個所に打込み、パイロットピン
    のA−Pプレート取付け溝を骨盤の前後方向に向けて固
    定し、次に体位を側臥位として、前記パイロットピンの
    A−Pプレート取付け溝中にA−Pプレートを嵌入して
    A−Pプレートを骨盤の前後方向に取付け、該A−Pプ
    レートに前捻角形成面を形成した前捻角プレートを取付
    け、前捻角プレートの外側面にアングルガイドを接当
    し、アングルガイドのポジショナー抱持片中にポジショ
    ナーを挿嵌し使用することを特徴とする人工股関節置換
    術用装置の使用方法。
  5. 【請求項5】 前記パイロットピンに取付けたA−Pプ
    レートに体軸指示器を取付け、体軸指示器にプレートホ
    ルダーを介して鉛直方向にカップセンター計測プレート
    又はデプスプレートを取付け、さらにカップセンター計
    測プレートの下端部に取付けた角度表示回転軸と挿入筒
    とで相対的に計測することを特徴とする人工股関節置換
    術用装置の使用方法。
JP11139704A 1999-05-20 1999-05-20 人工股関節置換術用装置 Expired - Lifetime JP3086805B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139704A JP3086805B1 (ja) 1999-05-20 1999-05-20 人工股関節置換術用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139704A JP3086805B1 (ja) 1999-05-20 1999-05-20 人工股関節置換術用装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3086805B1 JP3086805B1 (ja) 2000-09-11
JP2000325374A true JP2000325374A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15251484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11139704A Expired - Lifetime JP3086805B1 (ja) 1999-05-20 1999-05-20 人工股関節置換術用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3086805B1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510475A (ja) * 2003-11-12 2007-04-26 インターナショナル パテント オーナーズ (ケイマン) リミテッド 外科的処置用ゲージ
JP2009247725A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Japan Medical Materials Corp 臼蓋カップ用設置器具
US8075629B2 (en) 2008-12-18 2011-12-13 Depuy Products, Inc. Orthopaedic prosthesis having a seating indicator
US8403995B2 (en) 2008-12-18 2013-03-26 Depuy Products, Inc. Device and method for determining proper seating of an orthopaedic prosthesis
JP2015217251A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 アルスロデザイン株式会社 人工股関節設置システム
JP2016527950A (ja) * 2013-07-12 2016-09-15 アースロメダ、 インコーポレイテッド 骨盤軸との医療装置の整列
WO2021256695A1 (ko) * 2020-06-16 2021-12-23 아이메디컴(주) 인공고관절 수술용 컵 사이즈 측정기구
JP2022031047A (ja) * 2020-08-05 2022-02-18 悟 矢野 人工股関節置換術における臼蓋ソケット角度設定装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107854200B (zh) * 2017-12-03 2024-02-13 贵阳中医学院第二附属医院 一种人工髋关节置换术中髋臼侧角度测量装置及测量方法
CN113017942B (zh) * 2021-03-17 2022-08-23 山东大学齐鲁医院(青岛) 一种下肢长度变化量测量装置
CN113456254B (zh) * 2021-08-05 2022-06-21 电子科技大学 一种髋关节置换术中髋臼前倾角和外展角测量系统及方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510475A (ja) * 2003-11-12 2007-04-26 インターナショナル パテント オーナーズ (ケイマン) リミテッド 外科的処置用ゲージ
JP2009247725A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Japan Medical Materials Corp 臼蓋カップ用設置器具
US8075629B2 (en) 2008-12-18 2011-12-13 Depuy Products, Inc. Orthopaedic prosthesis having a seating indicator
US8403995B2 (en) 2008-12-18 2013-03-26 Depuy Products, Inc. Device and method for determining proper seating of an orthopaedic prosthesis
US8747482B2 (en) 2008-12-18 2014-06-10 DePuy Synthes Products, LLC Device and method for determining proper seating of an orthopaedic prosthesis
JP2016527950A (ja) * 2013-07-12 2016-09-15 アースロメダ、 インコーポレイテッド 骨盤軸との医療装置の整列
JP2015217251A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 アルスロデザイン株式会社 人工股関節設置システム
WO2021256695A1 (ko) * 2020-06-16 2021-12-23 아이메디컴(주) 인공고관절 수술용 컵 사이즈 측정기구
JP2022031047A (ja) * 2020-08-05 2022-02-18 悟 矢野 人工股関節置換術における臼蓋ソケット角度設定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3086805B1 (ja) 2000-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10314666B2 (en) System and method for precise prosthesis positioning in hip arthroplasty
US9693879B2 (en) Alignment guide with spirit level
EP0469966B1 (en) Computer-aided surgery apparatus
US7179262B2 (en) Method and apparatus for stereotactic implantation
EP2211750B1 (en) Apparatus for determining acetabular component positioning
US5607431A (en) Prosthetic hip implantation method and apparatus
EP1797834A1 (en) Alignment guide
EP0326768A2 (en) Computer-aided surgery apparatus
US20090005790A1 (en) System and methods for improved access to vertebral bodies for kyphoplasty, vertebroplasty, vertebral body biopsy or screw placement
JP4652481B1 (ja) 大腿骨頭中心位置特定装置
US20150289992A1 (en) Apparatus and method for positioning of acetabular components during hip arthroplasty procedures
CA2765831A1 (en) A positioning guide and a bone cutting guide system
JP3086805B1 (ja) 人工股関節置換術用装置
JP5866306B2 (ja) 肩置換術用器具
JP2000000257A (ja) 人工股関節置換術用カップ設置角度設定器
CN108697514A (zh) 矫形角度测量器械
JP2018019813A (ja) 人工関節設置ナビゲーションシステム及びガイド器具
JPH0356054B2 (ja)
WO2013110910A1 (en) Alignment guide with spirit level

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term