JP2000324412A - 選局装置 - Google Patents

選局装置

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JP2000324412A
JP2000324412A JP11133047A JP13304799A JP2000324412A JP 2000324412 A JP2000324412 A JP 2000324412A JP 11133047 A JP11133047 A JP 11133047A JP 13304799 A JP13304799 A JP 13304799A JP 2000324412 A JP2000324412 A JP 2000324412A
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screen
tuning
divided area
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JP11133047A
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Kunihiko Amano
邦彦 天野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多チャンネル化されている場合でも、ザッピン
グ選局を有効なものとする。 【解決手段】制御部13は、選局モード時には、CG発生
回路14によって、表示装置18の表示画面上に選局グリッ
ドと選局ポインタを表示させる。選局グリッドによって
区画された分割領域にはチャンネルが割り当てられてお
り、ユーザーはリモコン送信部11によって、選局を希望
する分割領域を指定する。この選局操作に応じて、選局
ポインタが移動して表示される共に、移動先の分割領域
に割り当てたチャンネルがTV受信機16によって受信さ
れて表示画面上に映出させる。分割領域を指定するとい
う視覚的或いは直感的な選局が可能であり、ザッピング
選局に極めて有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルテレビ
ジョン放送等の他チャンネル放送の受信機に好適な選局
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送は従来のアナロ
グ伝送方式からディジタル伝送方式に移行され始めてい
る。ディジタル伝送方式のテレビジョン放送では、ディ
ジタル情報圧縮技術により現行NTSC方式のテレビジ
ョン放送よりも多チャンネルの放送を行うことができる
ようになっている。
【0003】ディジタルテレビジョン放送では数百もの
チャンネルが放送されることがある。従って、有効なチ
ャンネル選択のためには、事前に新聞等の番組表によっ
て放送時間、放送チャンネル等を調べておく手法が効果
的である。しかし、一般的には、手軽に選局することが
できるという理由から、番組表を用いることなく、選局
チャンネルを適宜変更して各番組を確認し、これによっ
て所望のチャンネルを選択するという手法、所謂ザッピ
ングと呼ばれる手法を用いることが多い。
【0004】しかしながら、ザッピングは現行放送のよ
うにチャンネル数が比較的少ない場合には有効である
が、多チャンネル放送では変更するチャンネル数が多く
なるので、順次変更したチャンネルを覚えることが困難
であり、チャンネル選局の手法としては有効でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、放
送が多チャンネル化されると、手軽な選局手法であるザ
ッピングは有効でないという問題点があった。
【0006】本発明は、多くの放送チャンネルを視覚的
に認識が容易となるように配列して表示すると共に、配
列上の位置を指定することで選局を行うことを可能にす
ることにより、選局の操作性を向上させることができる
選局装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る選局装置
は、表示画面上を複数の領域に分割し、分割した各分割
領域に対してチャンネル又はプログラムを割り当てる割
り当て手段と、前記分割領域の1つ又は複数を指示する
指示手段と、前記指示手段によって指示された分割領域
の前記表示画面上の位置に、指示されたことを示す表示
をオンスクリーン表示するオンスクリーン表示手段と、
前記指示手段によって指示された分割領域に割り当てら
れているチャンネル又はプログラムを選択して前記表示
画面上に表示するテレビジョン放送信号処理手段とを具
備したものである。
【0008】本発明において、割り当て手段は、表示画
面を分割領域によって分割し、各分割領域にチャンネル
又はプログラムを割り当てる。例えば、ユーザー操作に
基づいて、指示手段が1つの分割領域を指定すると、オ
ンスクリーン表示手段によって、指示された分割領域の
位置を示す表示が表示画面上に表示されると共に、この
分割領域に割り当てたチャンネル又はプログラムがテレ
ビジョン放送信号処理手段によって選択されて表示画面
上に画像表示される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
選局装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【0010】本実施の形態は、画面を複数の領域に分割
し、各分割領域にチャンネルを割り当て、画面上の領域
を指定することで、チャンネル選択を行うものである。
分割領域は、視覚的な位置の認識を容易とすると共に、
多数のチャンネルを割り当て可能とするために、例えば
2次元に配列する。
【0011】アンテナ15は、放送局から送出されるテレ
ビジョン放送波を受信してTV(テレビジョン)受信機
16に供給する。TV受信機16は、制御部13からの選局信
号に基づいて、テレビジョン放送波から所定のチャンネ
ルの放送波を選局し、映像信号に変換してミキサー17に
供給する。
【0012】ミキサー17には後述するCG発生回路14か
ら選局表示のためのグラフィックス画像も供給される。
ミキサー17は、TV受信機16からの映像信号とCG発生
回路14からのグラフィック画像とを混合して表示装置18
に供給する。これにより、放送番組を映出しながら選局
用のグラフィックス画像をオンスクリーン表示させるこ
とができる。表示装置18は、入力された映像信号に基づ
く表示を行うようになっている。
【0013】リモコン送信部11はユーザー操作に基づく
信号を発信する。例えば、リモコン送信部11は、選局情
報を送信することができるようになっている。図2は図
1中のリモコン送信部11の操作部21を説明するための上
面図である。操作部21には上下左右選局ボタン22乃至25
が配設されている。リモコン送信部11はこれらの上下左
右選局ボタン22乃至25及び図示しない他の操作ボタンの
操作に基づく信号を送信する。リモコン受信部12はリモ
コン送信部11からの信号を受信して制御部13に出力す
る。
【0014】制御部13は、入力された選局情報に基づい
て、TV受信機16の選局動作を制御するための選局信号
を発生してTV受信機16に供給するようになっている。
また、制御部13は、リモコン送信部11の操作部21に設け
た図示しない選局ボタンに基づく信号が入力されると、
選局モードに移行し、選局表示のグラフィックス画像を
表示させるためのオンスクリーン制御情報をCG発生回
路14に出力するようになっている。
【0015】上述したように、制御部13は、画面を複数
の領域に分割し、配列した各分割領域に各チャンネルを
割り当て、ユーザー操作に基づく選局情報によって分割
領域の1つが指定されると、この領域に割り当てたチャ
ンネルを選局させるための選局信号をTV受信機16に与
えるようになっている。
【0016】この選局操作のために、制御部13は、上述
したオンスクリーン制御情報を出力するのである。例え
ば、オンスクリーン制御情報に基づく選局表示として
は、分割領域を容易に認識可能とするためのグリッド表
示及び各分割領域のうちのいずれの分割領域が指定され
ているかを示すための選局ポインタの表示等がある。
【0017】即ち、選局グリッドは、表示画面上の分割
領域を視聴者が識別するための枠線である。選局ポイン
タは、表示画面上のいずれの領域が選択されているかを
示す指示表示である。いずれのグラフィックス画像も番
組映像を完全に隠さないように、例えば、映像信号の輝
度信号と色信号のうちの色信号のみに多重する。また、
このグラフィックス画像は、選局領域の属性を視聴者が
色で識別することができるように数階調の色を多重する
こともできるようになっている。
【0018】制御部13は、上下左右選局ボタン22乃至25
が操作されると、選局表示中の選局ポインタの位置を、
操作されたボタンに応じて上下左右に移動させて表示す
るようになっている。また、制御部13は、この選局ポイ
ンタの位置に応じた選局信号を発生してTV受信機16に
出力する。CG発生回路14は、制御部13からのオンスク
リーン制御情報に基づいて選局表示のためのグラフィッ
クス画像を発生して、ミキサー17に供給するようになっ
ている。
【0019】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図3乃至図6を参照して説明する。図3は
選局表示の表示例を示す説明図であり、図4はモードの
移行処理を説明するためのフローチャートであり、図5
は選局モードの動作フローを示すフローチャートであ
り、図6は本実施の形態の動作を説明するための説明図
である。
【0020】ユーザーのリモコン送信部11の操作によっ
て選局モードが指示されると、制御部13は、選局モード
に移行して、選局表示を表示させるためのオンスクリー
ン制御情報をCG発生回路14に出力する。CG発生回路
14は選局表示のためのグラフィックス画像を生成してミ
キサー17に出力する。ミキサー17は、TV受信機16から
の映像信号に選局表示を重畳して、表示装置18に出力す
る。
【0021】図3はこの場合に表示装置18の表示画面上
に表示された選局表示を示している。図3に示すよう
に、画面上には、TV受信機16からの映像信号に基づく
画像(☆の絵柄)が表示されている。また、この画像に
重ねて、オンスクリーン処理による選局グリッドが表示
されて、選局グリッドによって画面が格子状に分割され
ていることが示されている。図3の分割例では、水平方
向を10分割しており、水平方向にチャンネルの1の位
を割り当て、垂直方向にチャンネルの10の位を割り当
てることができるようになっている。
【0022】選局チャンネルは、分割領域の画面の水平
位置と垂直位置とによって指示することができる。ま
た、画面上の分割領域の1つには選局ポインタが表示さ
れており、図3の例では、選局ポインタによって、TV
受信機16は、第28チャンネルの画像を選局中であるこ
とが示されている。なお、図3では選局ポインタを斜線
にて示したが、実際には、他の部分と輝度や色度を変化
させたり、枠を表示したり、所定の表示を表示したりす
ることによって示す。
【0023】次に、図4乃至図6を参照して、選局操作
を詳細に説明する。
【0024】図4のステップS1 において、制御部13
は、選局操作の有無を検出している。いま、画面上に選
局表示が行われておらず、通常のテレビジョン映像のみ
が表示されているモード(以下、鑑賞モードという)が
実行されているものとする。選局操作が行われていない
場合には、制御部13は次のステップS6 で前モードが選
局モードであるか否かを判断する。この場合には、前モ
ードは鑑賞モードであるので、制御部13は、そのまま鑑
賞モードを継続する。即ち、制御部13は現在選局中のチ
ャンネルをそのまま選局させる。
【0025】ここで、ユーザーがリモコン送信部11を用
いた選局操作を行うものとする。制御部13は、ステップ
S1 からステップS2 に処理を移行して、前モードが選
局モードであるか否かを判断する。この場合には、前モ
ードは鑑賞モードであるので、処理をステップS3 に移
行して選局ポインタを現在の選局位置に移動させる。
【0026】即ち、制御部13は、現在の選局チャンネル
に対応した分割領域の位置を検出する。図6(a)は画
面上の分割領域とチャンネルとの対応(チャンネル配
置)の例を示している。図6の例は図3の例と異なり、
画面を横6×縦4の24の分割領域に分け、各領域に夫
々チャンネルA乃至X(夫々チャンネル番号1乃至24
に対応するものとする)を割り当てたことを示している
(図6(a))。
【0027】図4のステップS3 の次に、制御部13はス
テップS4 によって選局グリッドを表示させる。次い
で、制御部13は、ステップS5 において、表示画面上に
選局ポインタを表示させる。即ち、制御部13は、選局グ
リッド及び選局ポインタを表示させるためのオンスクリ
ーン制御情報をCG発生回路14に出力する。
【0028】いま、現在の選局チャンネルがHチャンネ
ルであるものとする。図6(b)はこの場合における画
面表示を示している。図6(b)に示すように、表示画
面31上にはTV受信機16が受信中のチャンネルHの画像
(Hの絵柄)が映出されると共に、選局グリッド32及び
選局ポインタ33がオンスクリーン表示されている。こう
して、選局モードが実行される。
【0029】なお、ステップS2 において前モードが選
局モードであるものと判断した場合には選局モードを継
続する。また、ステップS1 の判定時に選局操作が行わ
れていない場合には、ステップS6 に移行して前モード
が選局モードであるか否かが判断される。この場合に
は、選局モードであるので、ステップS7 に移行して規
定時間以内に選局操作が行われたか否かが判断される。
【0030】ここで、ユーザーが、ステップS7 の規定
時間以内にザッピングのためにチャンネル変更を行うも
のとする。これにより、選局モードが継続される。ユー
ザーは、画面31上の選局グリッド32及び選局ポインタ33
によって、画面上の分割領域を視覚的に認識しながら選
局を行う。この場合には、分割領域の水平及び垂直方向
の配列数は比較的少ないので、ユーザーは、選局ポイン
タ33の画面上の位置を直感的に判断することができる。
【0031】選局モード時には、図5の処理が実行され
る。図5のステップS11乃至S14は、夫々左、右、上及
び下選局ボタンが操作されたか否かを判定するステップ
である。いま、ユーザーが、画面の左から2番目、上か
ら2番目の分割領域の位置の現在の選局チャンネルに対
して1つ右の分割領域の位置を選局チャンネルに決定す
るものとする。
【0032】この場合には、ユーザーはリモコン送信部
11の操作部21の右選局ボタン25を押す。そうすると、制
御部13は、ステップS12から処理をステップS16に移行
して、選局するチャンネル番号を現在のチャンネル番号
+1とする。
【0033】現在の選局チャンネルがHチャンネル(第
8チャンネル)であるので、制御部13は、ユーザーのボ
タン操作に応じた選局チャンネルはIチャンネルである
ことを把握する。次に、制御部13は、ステップS19にお
いて、選局ポインタを選局チャンネルに対応した分割領
域に移動して表示させる。次いで、ステップS20におい
て、制御部13は、Iチャンネルを選局させるための選局
信号を発生してTV受信機16に供給する。
【0034】こうして、この場合には、図6(c)に示
す表示が行われる。即ち、図6(c)に示すように、表
示画面上にはIチャンネルの映像(Iの絵柄)が表示さ
れると共に、選局ポインタがIチャンネルに対応した分
割領域上に移動した選局表示がオンスクリーン表示され
る。
【0035】更に、ユーザーが画面の左から3番目、上
から2番目の分割領域から1つ下の分割領域の位置のチ
ャンネルを選択するものとする。この場合には、ユーザ
ーは下選局ボタン23を押す。これにより、制御部13は、
ステップS14からステップS18に処理を移行して、受信
チャンネルを現在の受信チャンネル番号+6とする。こ
うして、この場合には、図6(d)に示すように、Oチ
ャンネルの番組が表示される。
【0036】このように、左、右、上又は下選局ボタン
を押すことで、夫々ステップS11乃至S14からステップ
S15乃至S18に処理が移行して、現在の受信チャンネル
番号に−1,+1,−6,+6されたチャンネル番号の
チャンネルが選局されると共に、選局ポインタが夫々
左、右、上又は下の分割領域に移動して表示される。
【0037】ユーザーが図4のステップS7 の規定時間
以上選局操作を行わない場合には、制御部13はステップ
S8 ,S9 において、選局グリッド及び選局ポインタを
表示画面から消去して、鑑賞モードに移行する。
【0038】なお、分割領域が図3の例のように水平方
向に10分割されている場合には、ステップS17,S18
において、夫々チャンネル番号に(−10)又は(+1
0)加算することは明らかである。
【0039】このように、本実施の形態においては、画
面を複数の領域に分割して各分割領域に夫々チャンネル
を割り当て、画面上の分割領域の位置を視覚的あるいは
直感的に判断することで、分割領域を指定してチャンネ
ル選択を行う。これにより、ユーザーは、番号等を用い
ることなく、選択したチャンネルを視覚的あるいは直感
的に判断することができ、ザッピング選局等において極
めて有効であり、選局の操作性を向上させることができ
る。なお、各分割領域にチャンネルではなくプログラム
を割り当てるようにしてもよい。
【0040】ところで、図1の実施の形態においては、
1分割領域を特定する1選局ポインタによって1チャン
ネルを選局する手法を説明した。しかし、複数の分割領
域を1選局ポインタで指定し、同時に複数のチャンネル
を選局させるようにしてもよい。図7はこの場合の選局
表示を説明するための説明図である。この場合でも、図
1と同様のハードウェア構成によって実現可能であるこ
とは明らかである。
【0041】図7(a)はチャンネル配置を示し、図7
(b)乃至(d)は選択表示を示している。図7(a)
に示すように、1画面は水平6×垂直4の24分割領域
に分割され、各分割領域には夫々チャンネルA乃至Xが
割り当てられている。
【0042】図7(b)は、選局ポインタが画面左端上
端の水平2×垂直2の4つの分割領域を指定している状
態を示している。なお、選局グリッドは各分割領域の区
画を示している。この場合には、制御部13は、TV受信
機16を制御して、選局ポインタによって指定された分割
領域に割り当てたチャンネルであるA,B,G,Hチャ
ンネルを受信させる。また、この場合には、制御部13
は、TV受信機16を制御して、選局した4チャンネルの
番組を画面上に4分割して表示させる。図7(b)の
A,B,G,HはA,B,G,Hチャンネルの映像を示
している。
【0043】図7の例では、操作部21の上下左右ボタン
22乃至25を押すことにより、選局ポインタは夫々上下左
右に2分割領域だけ移動する。即ち、図5のステップS
15乃至S18においては4つの選局チャンネルについて、
夫々チャンネル番号−2、チャンネル番号+2、チャン
ネル番号−12、チャンネル番号+12だけ増減され
る。
【0044】例えば、ユーザーが操作部21の右選局ボタ
ン25を押すものとする。そうすると、図7(c)に示す
ように、選局ポインタは右に2分割領域だけ移動して、
C,D,I,Jチャンネルが割り当てられた分割領域を
指定する。こうして、図7(c)の状態においては、
C,D,I,Jチャンネルの映像(夫々C,D,I,J
の絵柄)が表示される。
【0045】同様にして、ユーザーが操作部21の下選局
ボタン23を押すと、図7(d)に示すように、選局ポイ
ンタは下に2分割領域だけ移動して、O,P,U,Vチ
ャンネルが割り当てられた分割領域を指定する。こうし
て、図7(d)の状態においては、O,P,U,Vチャ
ンネルの映像(夫々O,P,U,Vの絵柄)が表示され
る。
【0046】図7の例によれば、少ない操作でザッピン
グすることができ、チャンネル数が多い場合に一層有効
である。また、一度に選択可能なチャンネル数は適宜設
定可能であることは明らかである。
【0047】更に、選択表示として、選局グリッド及び
選局ポインタだけでなく、他の情報を表示するようにし
てもよい。図8はこのような他の情報を表示する例を示
す説明図である。図8(a)はチャンネル配置を示し、
図8(b)はチャンネルHを選局中における選局表示を
示している。
【0048】図8の例においては、選局表示として、現
在選局されているチャンネル情報と選局中のチャンネル
が割り当てられている分割領域に隣接する分割領域に割
り当てられたチャンネル情報を表示している。図8
(b)に示すように、Hチャンネルが選局されて、その
映像(Hの絵柄)が表示されている場合には、Hチャン
ネルが割り当てられている分割領域の上下左右の分割領
域(図8(a)参照)に割り当てられているチャンネル
の情報を、画面上端に表示している。即ち、現在の選局
中のHチャンネルに対してその上下左右に配置されてい
るB,N,G,Iチャンネルのチャンネル表示が行われ
ている。
【0049】このように、図8の例では、チャンネル選
局が一層容易となる。
【0050】ところで、上述した実施の形態において
は、各分割領域にチャンネル番号を対応づけたものであ
るが、チャンネル番号だけでなく、ジャンル、視聴頻
度、時間、言語及び放送局名等を対応づけることも可能
である。
【0051】図9乃至図12はこのようにチャンネル番
号以外の分類を採用してチャンネルと分割領域とを対応
づけた例を示す説明図である。図9乃至図12は表示画
面上の各分割領域に割り当てるチャンネルの分類をその
傾向に応じて割り当てる例を示している。
【0052】例えば、図9の例では、分類として水平方
向に高視聴チャンネルをとり、垂直方向に高視聴ジャン
ルをとって、表示画面41の左側程視聴率が高いチャンネ
ルを割り当て、表示画面41の上側程視聴率が高いジャン
ルを割り当てたものである。
【0053】表示画面41の左上の領域42近傍の分割領域
に割り当てられたチャンネルは、非常によく見るチャン
ネルである。同様に、表示画面41の右上の領域43近傍の
分割領域に割り当てられたチャンネルは、見落としてい
る番組又はつまらない番組のチャンネルであり、表示画
面41の左下の領域44近傍の分割領域に割り当てられたチ
ャンネルは、ほとんど見ないチャンネルであり、表示画
面41の右下の領域45近傍の分割領域に割り当てられたチ
ャンネルは、ユーザーには無関係なチャンネルである。
【0054】なお、このような選局表示を可能にするた
めには、制御部13は、図示しないメモリを用いて、選局
チャンネルの履歴を保存し、各番組毎にユーザーの選局
操作に基づく視聴率を算出する必要がある。制御部13
は、視聴率の算出結果及び各番組のジャンルの情報に基
づいて、分割領域へのチャンネルの割り当てを行う。
【0055】また、図10の例では、分類として水平方
向に時間をとり、垂直方向に高視聴ジャンルをとって、
表示画面41の右側程未来に見るべきチャンネルを割り当
て、表示画面41の上側程視聴率が高いジャンルを割り当
てたものである。
【0056】表示画面41の左上の領域46近傍の分割領域
に割り当てられたチャンネルは、見なくてはならない番
組で既に放送されている番組のチャンネルである。同様
に、表示画面41の中央上の領域47近傍の分割領域に割り
当てられたチャンネルは、見なくてはならない番組でも
うすぐ始まる番組のチャンネルであり、表示画面41の右
上の領域48近傍の分割領域に割り当てられたチャンネル
は、見なくてはならない番組でまだ始まっていない番組
チャンネルであり、表示画面41の下の領域49近傍の分割
領域に割り当てられたチャンネルは、ほとんど見ない番
組のチャンネルである。
【0057】見なくてはならない番組か否かは、ユーザ
ーがリモコン送信部11を用いて指定してもよく、また、
制御部13が履歴から判断してもよい。
【0058】また、図11の例では、分類として水平方
向にジャンルをとり、垂直方向に放送局をとって、各放
送局毎でジャンル別にチャンネルを割り当てたものであ
る。
【0059】即ち、表示画面41の分割領域の下から上に
A放送局(ATV)、B放送局(BTV)及びC放送局
(CTV)を割り当て、各放送局が放送するチャンネル
を、水平方向に示すジャンル(ニュース、スポーツ、ド
ラマ)毎に割り当てる。なお、放送局数及びジャンル数
は適宜設定可能であることは明らかである。
【0060】また、図12の例では、分類として水平方
向にジャンルをとり、垂直方向に言語をとって、各言語
毎でジャンル別にチャンネルを割り当てたものである。
【0061】即ち、表示画面41の分割領域の下から上に
中国語、英語及び日本語を割り当て、水平方向にはジャ
ンル(ニュース、スポーツ、ドラマ)毎の割り当てを行
う。例えば、スポーツ番組を英語で放送しているチャン
ネルの番組の視聴を希望する場合には、ジャンルがスポ
ーツで言語が英語の位置の分割領域に割り当てられた複
数のチャンネルから適宜のチャンネルを選択すればよ
い。
【0062】なお、図9乃至図12の選択表示を切換え
て使用することも可能である。この場合には、切換えと
同時に表示色を変更したり図9乃至図12のいずれの選
択表示を採用しているかを示すモード表示等を表示する
ことによって、分割領域のチャンネル割り当てが変更さ
れたことを視聴者に確実に認知させることができる。
【0063】このように、図9乃至図12の例では、チ
ャンネルを適宜の分類に従って分類し、分類と画面上の
各分割領域の位置とを対応させてチャンネルを割り当て
ており、有効なチャンネル選局が更に一層容易となる。
【0064】また、上記実施の形態においては、チャン
ネル選択を行うための分割領域を、2次元ではあるが1
階層のみに設定している。これに対し、分割領域を複数
の階層に分け、各階層の分割領域を選局ポインタで選択
することによって、チャンネル選局を行う方法もある。
図13はこの場合の選択表示を説明するための説明図で
ある。図13の選択表示を表示する場合でも、図1と同
様のハードウェア構成によって実現可能である。
【0065】図13においては、第1の階層において、
例えば、表示画面41の水平方向にジャンルの分類をと
る。第1の階層では、分割領域にチャンネルを割り当て
るのではなく、ジャンルを割り当てる。なお、垂直方向
には他の分類を割り当てることができる。例えば、図1
1と同様に放送局等を割り当てればよい。
【0066】この第1階層において、ユーザーのリモコ
ン操作に基づいて選局ポインタを移動させて、ニュース
のジャンルを選択するものとする。そうすると、制御部
13は、図13の下方の第2の階層の選択表示を表示させ
る。第2の階層は、表示画面41を第1の階層とは異なる
分割領域に分割しており、各分割領域にはチャンネルを
割り当てている。図13の例では、水平16×垂直16
の256の分割領域に夫々チャンネルが割り当てられて
いる。これらの分割領域の1つを選局ポインタで指定す
ることにより、ジャンルがニュースの256のチャンネ
ルのうち所望の1つのチャンネルを選局することができ
る。なお、表示画面41の右上には階層名として、第1階
層で選択したニュース(News)のジャンルであるこ
とを示す表示を表示している。
【0067】図13の例によれば、極めて多くのチャン
ネルが存在する場合でも、選局操作を容易にすることが
できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
くの放送チャンネルを視覚的に認識が容易となるように
配列して表示すると共に、配列上の位置を指定すること
で選局を行うことを可能にすることにより、選局の操作
性を向上させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る選局装置の一実施の形態を示すブ
ロック図。
【図2】図1中のリモコン送信部11の操作部21を示す上
面図。
【図3】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図4】図1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】図1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】図1の実施の形態の動作を説明するための説明
図。
【図7】分割領域とチャンネルとの関係を示す説明図。
【図8】分割領域とチャンネルとの関係を示す説明図。
【図9】分割領域とチャンネルとの関係を示す説明図。
【図10】分割領域とチャンネルとの関係を示す説明
図。
【図11】分割領域とチャンネルとの関係を示す説明
図。
【図12】分割領域とチャンネルとの関係を示す説明
図。
【図13】分割領域とチャンネルとの関係を示す説明
図。
【符号の説明】
11…リモコン送信部、13…制御部、14…CG発生回路、
16…テレビジョン受信機、18…表示装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上を複数の領域に分割し、分割
    した各分割領域に対してチャンネル又はプログラムを割
    り当てる割り当て手段と、 前記分割領域の1つ又は複数を指示する指示手段と、 前記指示手段によって指示された分割領域の前記表示画
    面上の位置に、指示されたことを示す表示をオンスクリ
    ーン表示するオンスクリーン表示手段と、 前記指示手段によって指示された分割領域に割り当てら
    れているチャンネル又はプログラムを選択して前記表示
    画面上に表示するテレビジョン放送信号処理手段とを具
    備したことを特徴とする選局装置。
  2. 【請求項2】 前記オンスクリーン表示手段は、前記分
    割領域の区画を示す表示を前記表示画面上に表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の選局装置。
  3. 【請求項3】 前記テレビジョン放送信号処理手段は、
    前記指示手段が複数の分割領域を指示した場合には、指
    示された複数の分割領域に割り当てられている複数のチ
    ャンネル又はプログラムを選択して前記表示画面上に多
    画面表示することを特徴とする請求項1に記載の選局装
    置。
  4. 【請求項4】 前記オンスクリーン表示手段は、前記指
    示手段によって指示された分割領域に割り当てられてい
    るチャンネル又はプログラムの情報及び前記指示された
    分割領域に隣接する分割領域に割り当てられているチャ
    ンネル又はプログラムの情報を前記表示画面上にオンス
    クリーン表示することを特徴とする請求項1に記載の選
    局装置。
  5. 【請求項5】 前記割り当て手段は、前記チャンネル又
    はプログラムを1種類以上の分類に従って分類し、水平
    及び垂直方向に配列された前記分割領域の少なくとも一
    方向には前記1種類以上の分類方法に応じて前記チャン
    ネル又はプログラムを割り当てることを特徴とする請求
    項1に記載の選局装置。
  6. 【請求項6】 前記1種類以上の分類は、チャンネル番
    号、ジャンル、視聴頻度、時間、放送局名又は言語によ
    る分類であることを特徴とする請求項5に記載の選局装
    置。
  7. 【請求項7】 前記割り当て手段は、前記表示画面上の
    表示を階層化し、各階層の表示画面の各位置に別の階層
    の表示画面をリンクさせ、最下層の表示画面を分割した
    前記分割領域に前記チャンネル又はプログラムを割り当
    てることを特徴とする請求項1に記載の選局装置。
JP11133047A 1999-05-13 1999-05-13 選局装置 Pending JP2000324412A (ja)

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