JP2000324256A - インターネット電話装置 - Google Patents

インターネット電話装置

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JP2000324256A
JP2000324256A JP11125811A JP12581199A JP2000324256A JP 2000324256 A JP2000324256 A JP 2000324256A JP 11125811 A JP11125811 A JP 11125811A JP 12581199 A JP12581199 A JP 12581199A JP 2000324256 A JP2000324256 A JP 2000324256A
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JP
Japan
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control unit
layer
internet telephone
internet
lines
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JP11125811A
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English (en)
Inventor
Yuji Kamidoi
裕治 上土井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットアクセス用の回線数を的確に
確保できるインターネット電話装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 公衆回線網との接続制御を行なうTEレ
イヤ1制御部32と、端末側レイヤ2データリンク制御
を行なうTEレイヤ2制御部33と、端末側レイヤ3呼
制御を行なうTEレイヤ3制御部34と、アクセスサー
バとの接続制御を行なうNTレイヤ1制御部35と、網
側レイヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ2制御
部36と、相手側インターネット電話装置1、2等との
接続切断制御を行なうインターネット電話制御部37
と、アクセスサーバ9、10への着信回線数とインター
ネット電話装置1、2への着信回線数、発信回線数とを
管理する回線数管理部38と、各制御部と回線数管理部
38の管理を行なうシステム制御部31とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線網を利用
した電話通信、ファクシミリ通信等の通信の一部におい
てインターネットを利用するインターネット電話システ
ムを構成するインターネット電話装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを利用したインタ
ーネット電話システムが開発されており、またITU−
T(国際電気通信連合−電気通信標準化部門)において
もインターネット電話、インターネットを利用した画
像、音声、データ通信等の国際勧告化がなされている。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来のインタ
ーネット電話装置を有するインターネット電話システム
について説明する。
【0004】図7は従来のインターネット電話システム
を示す構成図である。
【0005】図7において、3はインターネット電話コ
ントロールセンタ、4はインターネット、5、6は公衆
回線網、7、8はユーザの電話機、9、10はパーソナ
ルコンピュータ11、12にダイヤルアップIP接続を
提供するアクセスサーバ、21、22は通常の電話をイ
ンターネット電話に変換するインターネット電話装置で
ある。インターネット電話コントロールセンタ3は各地
に存在するインターネット電話装置21、22の管理及
び接続切断の制御を行なう。またパーソナルコンピュー
タ11、12はWWW、電子メール等のインターネット
利用のためのユーザのコンピュータである。
【0006】図8は図7のインターネット電話システム
を構成する従来のインターネット電話装置21、22を
示すブロック図である。
【0007】図8において、42、43、44は公衆回
線網5,6との接続制御を行なうためのTEレイヤ1制
御部、TEレイヤ2制御部、TEレイヤ3制御部、4
5、46はアクセスサーバ9、10との接続制御を行な
うためのNTレイヤ1制御部、NTレイヤ2制御部、4
7は公衆回線網5、6を経由して伝送される音声の圧縮
伸張を行ない、更にインターネット4を介してインター
ネット電話コントロールセンタ3やインターネット電話
装置21、22との接続、切断制御等を行なうインター
ネット電話制御部、41はTEレイヤ1制御部42、T
Eレイヤ2制御部43、TEレイヤ3制御部44、NT
レイヤ1制御部45、NTレイヤ2制御部46、インタ
ーネット電話制御部47の管理を行なうシステム制御部
である。
【0008】次に、図7のインターネット電話システム
について、その動作を説明する。
【0009】ユーザの電話機7と電話機8で通話する場
合、電話機7よりインターネット電話装置21の電話番
号に対して公衆回線網5を経由して発呼を行ない、イン
ターネット電話装置21が応答することで公衆回線網5
を利用した電話通信状態となる。インターネット電話装
置21は電話機7に対して、認証番号や相手先電話番号
等の入力を音声ガイダンスで案内し、電話機7からの認
証番号及び相手先番号によりインターネット電話コント
ロールセンタ3にインターネット4を経由して、電話機
7でインターネット電話を使用しようとしているユーザ
が、あらかじめインターネット電話コントロールセンタ
3に登録された正規のユーザであるか否かの確認を行
い、正規のユーザであると判別すると、インターネット
電話装置22との間で相手先電話番号の受け渡し等の接
続制御を行なう。インターネット電話装置22は相手先
電話番号により電話機8に対して公衆回線網6を経由し
て発呼を行ない、電話機8のユーザがオフフックするこ
とにより、インターネット電話装置22と電話機8は公
衆回線網6を利用した電話通信状態となる。以降、イン
ターネット電話装置21及び22は、電話機7及び電話
機8の音声を音声圧縮伸張技術を用いて変換し、インタ
ーネット4を介して変換した音声データを送受信するこ
とにより、電話機7及び電話機8のユーザは会話ができ
ることとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネット4へのアクセスをユーザに提供するインターネ
ット接続業者(以下、「ISP」と称す)がインターネ
ット電話サービスを提供する場合には、アクセスサーバ
用とインターネット電話用の回線を共有して使用する場
合でも、それぞれの利用顧客数や時間帯等によりそれぞ
れの顧客ニーズにあったインターネットアクセス用の回
線数やインターネット電話用の回線数を的確に確保しな
いとサービス性が低下するという問題点を有していた。
【0011】このインターネット電話装置では、それぞ
れの顧客ニーズにあったインターネットアクセス用の回
線数やインターネット電話用の回線数を的確に確保し、
より高付加価値でより実用度の高いサービスを提供する
ことが要求されている。
【0012】本発明は、それぞれの顧客ニーズにあった
インターネットアクセス用の回線数やインターネット電
話用の回線数を的確に確保し、より高付加価値でより実
用度の高いサービスを提供することができるインターネ
ット電話装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のインターネット電話装置は、公衆回線網を利
用した電話通信、ファクシミリ通信等の通信の一部にお
いてインターネットを利用するインターネット電話シス
テムを構成するインターネット電話装置であって、公衆
回線網との接続制御を行なうための端末側レイヤ1制御
を行なうTEレイヤ1制御部と、端末側レイヤ2データ
リンク制御を行なうTEレイヤ2制御部と、端末側レイ
ヤ3呼制御を行なうTEレイヤ3制御部と、アクセスサ
ーバとの接続制御を行なうための網側レイヤ1制御を行
なうNTレイヤ1制御部と、網側レイヤ2データリンク
制御を行なうNTレイヤ2制御部と、公衆回線網を経由
して伝送される音声の圧縮伸張を行なうと共にインター
ネットを介してインターネット電話コントロールセンタ
及び相手側インターネット電話装置との接続切断制御を
行なうインターネット電話制御部と、アクセスサーバへ
の着信回線数とインターネット電話装置への着信回線数
とインターネット電話装置からの発信回線数とを管理す
る回線数管理部と、各制御部と回線数管理部の管理を行
なうシステム制御部とを有し、TEレイヤ1制御部は公
衆回線網から着信があったときにTEレイヤ2制御部へ
データ表示を送出し、TEレイヤ2制御部はTEレイヤ
1制御部からのデータ表示を誤り検出等の処理を行った
後にTEレイヤ3制御部へ送出し、TEレイヤ3制御部
はTEレイヤ2制御部からのデータ表示の解析を行った
後に呼設定表示をシステム制御部へ送出すると共にTE
レイヤ2制御部からのデータ表示を蓄積し、システム制
御部は、TEレイヤ3制御部から呼設定表示を受けた場
合に、回線数管理部にて管理されているアクセスサーバ
着信用回線数を参照し、アクセスサーバ着信に使用可能
な回線数があればTEレイヤ3制御部に無視要求を送出
し、TEレイヤ3制御部は、システム制御部から無視要
求を受けた場合に、無視要求以降のTEレイヤ2制御部
からのアクセスサーバ用のデータ表示か否かを判別し、
アクセスサーバ用のデータ表示と判別した場合には蓄積
したデータ表示の呼設定メッセージをデータ要求として
NTレイヤ2制御部へ送信し、NTレイヤ2制御部は、
TEレイヤ3制御部からのデータ要求に対して誤り訂正
符号付加等の処理を行った後にNTレイヤ1制御部を介
してTEレイヤ3制御部からのデータ要求をアクセスサ
ーバへ送出し、NTレイヤ1制御部を介して受信したア
クセスサーバからのデータ表示をTEレイヤ2制御部に
データ要求として送信するという構成を備えている。
【0014】これにより、それぞれの顧客ニーズにあっ
たインターネットアクセス用の回線数を的確に確保し、
より高付加価値でより実用度の高いサービスを提供する
ことができるインターネット電話装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のインタ
ーネット電話装置は、公衆回線網を利用した電話通信、
ファクシミリ通信等の通信の一部においてインターネッ
トを利用するインターネット電話システムを構成するイ
ンターネット電話装置であって、公衆回線網との接続制
御を行なうための端末側レイヤ1制御を行なうTEレイ
ヤ1制御部と、端末側レイヤ2データリンク制御を行な
うTEレイヤ2制御部と、端末側レイヤ3呼制御を行な
うTEレイヤ3制御部と、アクセスサーバとの接続制御
を行なうための網側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1
制御部と、網側レイヤ2データリンク制御を行なうNT
レイヤ2制御部と、公衆回線網を経由して伝送される音
声の圧縮伸張を行なうと共にインターネットを介してイ
ンターネット電話コントロールセンタ及び相手側インタ
ーネット電話装置との接続切断制御を行なうインターネ
ット電話制御部と、アクセスサーバへの着信回線数とイ
ンターネット電話装置への着信回線数とインターネット
電話装置からの発信回線数とを管理する回線数管理部
と、各制御部と回線数管理部の管理を行なうシステム制
御部とを有し、TEレイヤ1制御部は公衆回線網から着
信があったときにTEレイヤ2制御部へデータ表示を送
出し、TEレイヤ2制御部はTEレイヤ1制御部からの
データ表示を誤り検出等の処理を行った後にTEレイヤ
3制御部へ送出し、TEレイヤ3制御部はTEレイヤ2
制御部からのデータ表示の解析を行った後に呼設定表示
をシステム制御部へ送出すると共にTEレイヤ2制御部
からのデータ表示を蓄積し、システム制御部は、TEレ
イヤ3制御部から呼設定表示を受けた場合に、回線数管
理部にて管理されているアクセスサーバ着信用回線数を
参照し、アクセスサーバ着信に使用可能な回線数があれ
ばTEレイヤ3制御部に無視要求を送出し、TEレイヤ
3制御部は、システム制御部から無視要求を受けた場合
に、無視要求以降のTEレイヤ2制御部からのアクセス
サーバ用のデータ表示か否かを判別し、アクセスサーバ
用のデータ表示と判別した場合には蓄積したデータ表示
の呼設定メッセージをデータ要求としてNTレイヤ2制
御部へ送信し、NTレイヤ2制御部は、TEレイヤ3制
御部からのデータ要求に対して誤り訂正符号付加等の処
理を行った後にNTレイヤ1制御部を介してTEレイヤ
3制御部からのデータ要求をアクセスサーバへ送出し、
NTレイヤ1制御部を介して受信したアクセスサーバか
らのデータ表示をTEレイヤ2制御部にデータ要求とし
て送信することとしたものである。
【0016】この構成により、アクセスサーバ着信に使
用可能な回線数が顧客ニーズに対応して回線数管理部に
より確保されるという作用を有する。
【0017】請求項2に記載のインターネット電話装置
は、公衆回線網を利用した電話通信、ファクシミリ通信
等の通信の一部においてインターネットを利用するイン
ターネット電話システムを構成するインターネット電話
装置であって、公衆回線網との接続制御を行なうための
端末側レイヤ1制御を行なうTEレイヤ1制御部と、端
末側レイヤ2データリンク制御を行なうTEレイヤ2制
御部と、端末側レイヤ3呼制御を行なうTEレイヤ3制
御部と、アクセスサーバとの接続制御を行なうための網
側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1制御部と、網側レ
イヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ2制御部
と、公衆回線網を経由して伝送される音声の圧縮伸張を
行なうと共にインターネットを介してインターネット電
話コントロールセンタ及び相手側インターネット電話装
置との接続切断制御を行なうインターネット電話制御部
と、アクセスサーバへの着信回線数とインターネット電
話装置への着信回線数とインターネット電話装置からの
発信回線数とを管理する回線数管理部と、各制御部と回
線数管理部の管理を行なうシステム制御部とを有し、T
Eレイヤ1制御部は公衆回線網から着信があったときに
TEレイヤ2制御部へデータ表示を送出し、TEレイヤ
2制御部はTEレイヤ1制御部からのデータ表示を誤り
検出等の処理を行った後にTEレイヤ3制御部へ送出
し、TEレイヤ3制御部はTEレイヤ2制御部からのデ
ータ表示の解析を行った後に呼設定表示をシステム制御
部へ送出すると共にTEレイヤ2制御部からのデータ表
示を蓄積し、システム制御部は、TEレイヤ3制御部か
ら呼設定表示を受けた場合に、回線数管理部にて管理さ
れているインターネット電話着信用回線数を参照し、イ
ンターネット電話着信に使用可能な回線数があればTE
レイヤ3制御部に対して呼出要求と応答要求を順次に送
出し、TEレイヤ3制御部は、システム制御部から呼出
要求を受けた場合、蓄積したデータ表示の内容を破棄
し、TEレイヤ2制御部とTEレイヤ1制御部を介して
公衆回線網へ呼出メッセージを送出し、システム制御部
から応答要求を受けた場合、TEレイヤ2制御部とTE
レイヤ1制御部を介して公衆回線網へ応答メッセージを
送出し、TEレイヤ2制御部とTEレイヤ1制御部を介
して公衆回線網から応答確認メッセージを受けた場合、
システム制御部に応答確認表示を送出し、応答確認表示
を受けたシステム制御部はインターネット電話制御部へ
起動要求を送出することとしたものである。
【0018】この構成により、インターネット電話着信
に使用可能な回線数が顧客ニーズに対応して回線数管理
部により確保されるという作用を有する。
【0019】請求項3に記載のインターネット電話装置
は、請求項1に記載のインターネット電話装置におい
て、回線数管理部は、アクセスサーバ着信用回線数を予
め設定した時間毎に更新することとしたものである。
【0020】この構成により、回線数管理部のアクセス
サーバ着信用回線数の設定値が設定時間毎に更新され、
アクセスサーバ着信に使用可能な回線数が時間帯等の顧
客ニーズに対応してより確実に回線数管理部により確保
されるという作用を有する。
【0021】請求項4に記載のインターネット電話装置
は、請求項2に記載のインターネット電話装置におい
て、回線数管理部は、インターネット電話着信用回線数
を予め設定した時間毎に更新することとしたものであ
る。
【0022】この構成により、回線数管理部のインター
ネット電話着信用回線数の設定値が設定時間毎に更新さ
れ、インターネット電話着信に使用可能な回線数が時間
帯等の顧客ニーズに対応してより確実に回線数管理部に
より確保されるという作用を有する。
【0023】請求項5に記載のインターネット電話装置
は、請求項2に記載のインターネット電話装置におい
て、回線数管理部は、すべての着信用回線をインターネ
ット電話着信用回線とすることとしたものである。
【0024】この構成により、インターネット電話装置
はインターネット電話着信の専用回線化されるという作
用を有する。
【0025】請求項6に記載のインターネット電話装置
は、公衆回線網を利用した電話通信、ファクシミリ通信
等の通信の一部においてインターネットを利用するイン
ターネット電話システムを構成するインターネット電話
装置であって、公衆回線網との接続制御を行なうための
端末側レイヤ1制御を行なうTEレイヤ1制御部と、端
末側レイヤ2データリンク制御を行なうTEレイヤ2制
御部と、端末側レイヤ3呼制御を行なうTEレイヤ3制
御部と、アクセスサーバとの接続制御を行なうための網
側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1制御部と、網側レ
イヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ2制御部
と、公衆回線網を経由して伝送される音声の圧縮伸張を
行なうと共にインターネットを介してインターネット電
話コントロールセンタ及び相手側インターネット電話装
置との接続切断制御を行なうインターネット電話制御部
と、アクセスサーバへの着信回線数とインターネット電
話装置への着信回線数とインターネット電話装置からの
発信回線数とを管理する回線数管理部と、各制御部と回
線数管理部の管理を行なうシステム制御部とを有し、回
線数管理部は、着信用回線数をゼロとし、すべての発信
用回線をインターネット電話発信用回線とし、TEレイ
ヤ1制御部は公衆回線網から着信があったときにTEレ
イヤ2制御部へデータ表示を送出し、TEレイヤ2制御
部はTEレイヤ1制御部からのデータ表示を誤り検出等
の処理を行った後にTEレイヤ3制御部へ送出し、TE
レイヤ3制御部はTEレイヤ2制御部からのデータ表示
の解析を行った後に呼設定表示をシステム制御部へ送出
すると共にTEレイヤ2制御部からのデータ表示を蓄積
し、システム制御部は、TEレイヤ3制御部から呼設定
表示を受けた場合に、回線数管理部にて管理されている
インターネット電話着信用回線数を参照し、インターネ
ット電話着信に使用可能な回線数がゼロであることを確
認した後、TEレイヤ3制御部に対して切断要求を送出
し、TEレイヤ3制御部は、システム制御部から切断要
求を受けた場合、蓄積したデータ表示の呼設定メッセー
ジを破棄し、TEレイヤ2制御部とTEレイヤ1制御部
を介して公衆回線網へ切断メッセージを送出することと
したものである。
【0026】この構成により、インターネット電話装置
はインターネット電話発信の専用回線化されるという作
用を有する。
【0027】請求項7に記載のインターネット電話装置
は、請求項1乃至5のいずれか1に記載のインターネッ
ト電話装置において、インターネットから送信されてき
た設定データを回線数設定データに変換し、回線数設定
データをアクセスサーバ着信用回線数設定データ、イン
ターネット電話着信用回線数設定データあるいはインタ
ーネット電話発信用回線数データとして回線数管理部に
出力するインターネット設定データ制御部を備えること
としたものである。
【0028】この構成により、遠隔地から各回線数が設
定されるという作用を有する。
【0029】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を参照しながら説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるインターネット電話装置を有するインターネ
ット電話システムを示す構成図である。
【0031】図1において、インターネット電話コント
ロールセンタ、インターネット4、公衆回線網5、6、
ユーザの電話機7、8、アクセスサーバ9、10、パー
ソナルコンピュータ11、12は図7と同様のものなの
で、同一符号を付し、説明は省略する。1、2は公衆回
線網5、6からの着信がアクセスサーバ9、10への着
信かインターネット電話への着信かを判定し、アクセス
サーバ9、10への着信であると判定した場合は公衆回
線網5、6からの着信情報を用いてアクセスサーバ9、
10に対して発信制御を行ない、インターネット電話へ
の着信であると判定した場合は通常の電話をインターネ
ット電話に変換するインターネット電話装置である。
【0032】図2は本発明の実施の形態1によるインタ
ーネット電話装置を示すブロック図である。
【0033】図2において、31はシステム制御部、3
2は公衆回線網5、6との接続制御を行なうための、I
TU−T勧告I.430、I.431等の端末側レイヤ
1制御を行なうTEレイヤ1制御部、33はITU−T
勧告Q.920、Q.921等の端末側レイヤ2データ
リンク制御を行なうTEレイヤ2制御部、34はITU
−T勧告Q.930、Q.931等の端末側レイヤ3呼
制御を行なうTEレイヤ3制御部、35はアクセスサー
バ9、10との接続制御を行なうための、ITU−T勧
告I.430、I.431等の網側レイヤ1制御を行な
うNTレイヤ1制御部、36はITU−T勧告Q.92
0、Q.921等の網側レイヤ2データリンク制御を行
なうNTレイヤ2制御部、37は公衆回線網5、6を経
由して伝送される音声の圧縮伸張を行ない、またインタ
ーネット4を介して図1におけるインターネット電話コ
ントロールセンタ3やインターネット電話装置1、2と
の接続、切断制御等を行なうインターネット電話制御
部、38はアクセスサーバ9、10への着信回線数とイ
ンターネット電話装置への着信回線数とインターネット
電話装置からの発信回線数とを管理する回線数管理部で
ある。システム制御部31はTEレイヤ1制御部32、
TEレイヤ2制御部33、TEレイヤ3制御部34、N
Tレイヤ1制御部35、NTレイヤ2制御部36、イン
ターネット電話制御部37及び回線数管理部38の管理
を行なう。
【0034】以上のように構成されたインターネット電
話装置について、その動作を図3、図4を用いて説明す
る。図3は本発明の実施の形態1によるインターネット
電話装置1、2におけるアクセスサーバ着信時の動作を
示すシーケンス図であり、図4は本発明の実施の形態1
によるインターネット電話装置1、2におけるインター
ネット電話着信時の動作を示すシーケンス図である。
【0035】まず、パーソナルコンピュータ11のユー
ザが通常のWWWや電子メール等の利用目的でアクセス
サーバ9を介してインターネット4に接続する場合の動
作を図3を用いて説明する。パーソナルコンピュータ1
1のユーザはインターネット4にアクセスするため、I
SPが提供しているアクセスポイントへ公衆回線網5を
経由して発信する。この着信を受けたインターネット電
話装置1では、TEレイヤ1制御部32がTEレイヤ2
制御部33へデータ表示S1を送信し、TEレイヤ2制
御部33ではレイヤ2ヘッダ、誤り検出等の制御を行な
い、データ表示S1の情報をTEレイヤ3制御部34へ
データ表示S2にて送信し、TEレイヤ3制御部34で
はデータ表示S2の解析を行ない、着信の旨である呼設
定メッセージであれば、レイヤ3情報要素を含む呼設定
表示S3をシステム制御部31に送信すると共に、デー
タ表示S2の蓄積を行なう。呼設定表示S3を受けたシ
ステム制御部31は、回線数管理部38にて管理されて
いるアクセスサーバ着信用回線数を参照し、アクセスサ
ーバ着信に使用可能な回線数があれば、TEレイヤ3制
御部34に無視要求S4を送出する。無視要求S4を受
信したTEレイヤ3制御部34は、蓄積しておいたデー
タ表示S2の呼設定メッセージをNTレイヤ2制御部3
6にデータ要求S5として送出し、NTレイヤ2制御部
36ではレイヤ2ヘッダや誤り訂正符号等を付加し、N
Tレイヤ1制御部35にデータ要求S6を送出し、NT
レイヤ1制御部36を介してアクセスサーバ9にパーソ
ナルコンピュータ11からの着信情報を送出する。
【0036】システム制御部31からの無視要求S4を
受信したTEレイヤ3制御部34は上述の処理に加え、
以降のTEレイヤ1制御部32からのデータ表示S7、
TEレイヤ2制御部33からのデータ表示S8を受信
し、かつその内容が無視要求S4に対するデータ表示S
2の情報要素内の呼番号と一致するメッセージの場合
は、アクセスサーバ9への情報であると判断し、NTレ
イヤ2制御部36へデータ要求S9を送信し、NTレイ
ヤ1制御部35へのデータ要求S10によりアクセスサ
ーバ9に送出する。またアクセスサーバ9からNTレイ
ヤ1制御部35にて受信した内容は、データ表示S11
によりNTレイヤ2制御部36に送信され、NTレイヤ
2制御部36はデータ要求S12によりTEレイヤ2制
御部33に送信し、TEレイヤ1制御部32へのデータ
要求S13により公衆回線網5に送出する。
【0037】次に、電話機7のユーザがインターネット
電話により電話機8のユーザと音声通話を行なう目的
で、インターネット電話装置1を介してインターネット
4に接続する場合の動作を図4を用いて説明する。電話
機7のユーザは、インターネット電話装置1へ、予めI
SPから与えられている電話番号により公衆回線網5を
経由して発信する。この着信を受けたインターネット電
話装置1では、TEレイヤ1制御部32がTEレイヤ2
制御部33へデータ表示S21を送信し、TEレイヤ2
制御部33ではレイヤ2ヘッダ、誤り検出等の制御を行
ない、データ表示S21の情報をTEレイヤ3制御部3
4へデータ表示S22にて送信し、TEレイヤ3制御部
34ではデータ表示S22の解析を行ない、着信の旨の
呼設定メッセージであれば、レイヤ3情報要素を含む呼
設定表示S23をシステム制御部31に送信すると共
に、データ表示S22の蓄積を行なう。呼設定表示S2
3を受けたシステム制御部31は、回線数管理部38に
て管理されているインターネット電話着信用回線数を参
照し、インターネット電話着信に使用可能な回線数があ
れば、TEレイヤ3制御部34に呼出要求S24を送出
した後、応答要求S27を送出する。
【0038】呼出要求S24を受信したTEレイヤ3制
御部34は、蓄積しておいたデータ表示S22の内容を
破棄し、TEレイヤ2制御部33に呼出メッセージの内
容のデータ要求S25を送出し、TEレイヤ1制御部3
2へのデータ要求S26により、公衆回線網5に呼出メ
ッセージを送出する。またTEレイヤ3制御部34は、
システム制御部31から応答要求S27を受信した場合
も同様に、データ要求S28及びデータ要求S29によ
り、公衆回線網5に応答メッセージを送出する。
【0039】公衆回線網5より応答確認メッセージが送
出されると、データ表示S30がTEレイヤ1制御部3
2からTEレイヤ2制御部33へ送信され、TEレイヤ
2制御部33はデータ表示S31をTEレイヤ3制御部
34に送信し、TEレイヤ3制御部34はデータ表示S
31の解析を行ない応答確認メッセージであれば、シス
テム制御部31に応答確認表示S32を送出する。シス
テム制御部31は、応答確認表示S32の受信により、
インターネット電話用の回線接続が完了したと判定し、
インターネット電話制御部37に起動要求S33を送出
する。インターネット電話制御部37への起動要求S3
3により、従来の技術において記述したように、電話機
7のユーザからの認証番号や相手先電話番号等の入力に
より、インターネット電話コントロールセンタ3及びイ
ンターネット電話装置2を介して、電話機7及び電話機
8のユーザは会話ができることとなる。
【0040】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、アクセスサーバへの着信回線数とインターネット電
話装置への着信回線数とインターネット電話装置からの
発信回線数とを管理する回線数管理部38を設けたこと
により、アクセスサーバ着信またはインターネット電話
着信、発信に使用可能な回線数を顧客ニーズに対応して
回線数管理部38により確保することができるので、そ
れぞれの顧客ニーズにあったインターネットアクセス用
の回線数(アクセスサーバ着信用回線数)またはインタ
ーネット電話着信用回線数、発信用回線数を的確に確保
することができ、より高付加価値でより実用度の高いサ
ービスを提供することができる。
【0041】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よるインターネット電話装置の構成およびインターネッ
ト電話システムの構成は図2、図1と同様であり、また
動作も図3、図4に示す動作と同様であるので、その説
明は省略する。
【0042】本実施の形態によるインターネット電話装
置の動作を実施の形態1との相違点を中心に説明する。
【0043】まず、パーソナルコンピュータ11のユー
ザが通常のWWWや電子メール等の利用目的でアクセス
サーバ9を介してインターネット4に接続する場合の動
作を図3を用いて説明する。実施の形態1との相違は、
回線数管理部38にて管理されているアクセスサーバ着
信用回線数が予め設定した時間によって変更設定され、
その変更されたアクセスサーバ着信用回線数を参照し、
アクセスサーバ着信に使用可能な回線数があれば、TE
レイヤ3制御部34に無視要求S4を送出するという点
である。
【0044】次に、電話機7のユーザがインターネット
電話により電話機8のユーザと音声通話を行なう目的
で、インターネット電話装置1を介してインターネット
4に接続する場合の動作を図4を用いて説明する。実施
の形態1との相違は、回線数管理部38にて管理されて
いるインターネット電話着信用回線数が予め設定した時
間によって変更設定され、その変更されたインターネッ
ト電話着信用回線数を参照し、インターネット電話着信
に使用可能な回線数があれば、TEレイヤ3制御部34
に呼出要求S24を送出した後、応答要求S27を送出
する部分である。以上のように本実施の形態によれば、
回線数管理部のアクセスサーバ着信用回線数またはイン
ターネット電話着信用回線数の設定値を設定時間毎に更
新するようにしたことにより、アクセスサーバ着信また
はインターネット電話着信用回線数に使用可能な回線数
を時間帯等の顧客ニーズに対応してより確実に回線数管
理部により確保することができるので、それぞれの顧客
ニーズにあったインターネットアクセス用の回線数やイ
ンターネット電話用の回線数を的確に確保することがで
き、より高付加価値でより実用度の高いサービスを提供
することができる。
【0045】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
よるインターネット電話装置の構成およびインターネッ
ト電話システムの構成は図2、図1と同様であり、また
インターネット電話の着信動作も図4に示す動作と同様
であるので、その説明は省略する。
【0046】本実施の形態によるインターネット電話装
置の動作を実施の形態1との相違点を中心に説明する。
【0047】本実施の形態においては、パーソナルコン
ピュータ11のユーザが通常のWWWや電子メール等の
利用目的でアクセスサーバ9を介してインターネット4
に接続する場合の動作、および、電話機7のユーザがイ
ンターネット電話により電話機8のユーザと音声通話を
行なう目的でインターネット電話装置1を介してインタ
ーネット4に接続する場合の動作は共に図4に示される
シーケンスとなる。実施の形態1との相違は、回線数管
理部38にて全ての着信をインターネット電話用に使用
するように設定してある部分である。パーソナルコンピ
ュータ11のユーザが通常のWWWや電子メール等の利
用目的でアクセスサーバ9を介してインターネットに接
続する場合等は、接続された後、パーソナルコンピュー
タ11では何も動作しない為、ユーザは誤った接続先に
電話をかけたと認識することができる。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、回線
数管理部38では全ての着信用回線をインターネット電
話着信用回線とするようにしたことにより、インターネ
ット電話装置1、2をインターネット電話着信の専用回
線化することができる。
【0049】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
よるインターネット電話装置の構成およびインターネッ
ト電話システムの構成は図2、図1と同様であるので、
その説明は省略する。
【0050】このように構成されたインターネット電話
装置について、その動作を図5を用いて説明する。図5
は本発明の実施の形態4によるインターネット電話装置
におけるインターネット電話着信時の動作を示すシーケ
ンス図である。パーソナルコンピュータ11のユーザが
通常のWWWや電子メール等の利用目的でアクセスサー
バ9を介してインターネット4に接続しようとした場合
の動作(インターネット電話装置1への着信動作)、お
よび、電話機7のユーザがインターネット電話により電
話機8のユーザと音声通話を行なう目的でインターネッ
ト電話装置1を介してインターネット4に接続しようと
場合の動作(インターネット電話装置1への着信動作)
は共に図5に示されるシーケンスとなる。
【0051】まず、パーソナルコンピュータ11のユー
ザはインターネット4にアクセスするため、ISPが提
供しているアクセスポイントへ公衆回線網5を経由して
発信する。もしくは電話機7のユーザはインターネット
電話装置へ、予めISPから与えられている電話番号に
より公衆回線網5を経由して発信する。これら着信を受
けたインターネット電話装置1では、TEレイヤ1制御
部32がTEレイヤ2制御部33へデータ表示S31を
送信し、TEレイヤ2制御部33ではレイヤ2ヘッダ、
誤り検出等の制御を行ない、データ表示S31の情報を
TEレイヤ3制御部34へデータ表示S32にて送信
し、TEレイヤ3制御部34ではデータ表示S32の解
析を行ない、着信の旨である呼設定メッセージであれ
ば、レイヤ3情報要素を含む呼設定表示S33をシステ
ム制御部31に送信すると共に、データ表示S32の蓄
積を行なう。呼設定表示S33を受けたシステム制御部
31は回線数管理部38を参照するが、ここでは回線数
管理部38は全ての着信を拒否するように設定してある
為、TEレイヤ3制御部34に切断要求S34を送出す
る。切断要求S34を受信したTEレイヤ3制御部34
は、蓄積しておいたデータ表示S32の呼設定メッセー
ジを破棄し、NTレイヤ2制御部33に解放完了要求S
35を送出する。解放完了要求S35を受信したNTレ
イヤ2制御部36は、TEレイヤ1制御部32へのデー
タ要求S36を送信し、データ要求S36を受信したT
Eレイヤ1制御部32は公衆回線網5に切断メッセージ
を送出し、この呼の切断処理を行う。
【0052】次にインターネット電話装置1から公衆回
線網5へのインターネット電話の発信処理を説明する。
【0053】インターネット電話制御部37から公衆回
線網5に対して発信する旨のメッセージをシステム制御
部31が受信すると、TEレイヤ3制御部34に対して
発信要求を送信する。その後の動作は、TEレイヤ3制
御部34、TEレイヤ2制御部33、TEレイヤ1制御
部32がITU−T勧告I.430、I.431、Q.
920、Q.921、Q.930、Q.931等に従っ
て公衆回線網5に対して呼制御を行い、発信処理をする
動作である。
【0054】以上のように本実施の形態によれば、回線
数管理部38では全ての着信を拒否するように設定した
ことにより、インターネット電話装置をインターネット
電話発信の専用回線化装置とすることができる。
【0055】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5によるインターネット電話装置を示すブロック図で
ある。
【0056】図6において、TEレイヤ1制御部32、
TEレイヤ2制御部33、TEレイヤ3制御部34、N
Tレイヤ1制御部35、NTレイヤ2制御部36、イン
ターネット電話制御部37、回線数管理部38は図2と
同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。
39はインターネット経由での各種設定データの送受信
を行うインターネット設定データ制御部である。
【0057】以上のように構成されたインターネット電
話装置について、その動作を説明する。
【0058】インターネット4から送信されてきた設定
データは、インターネット設定データ制御部39にて、
まず回線数設定データに変換される。変換された設定デ
ータは回線数管理部38に送信され、回線数管理部38
に格納されているインターネットアクセス用回線数、イ
ンターネット電話発信用回線数及びインターネット電話
着信用回線数を変更し更新する。
【0059】以上のように本実施の形態によれば、イン
ターネット4から送信されてきた設定データを回線数設
定データに変換し、回線数設定データをアクセスサーバ
着信用回線数設定データ、インターネット電話着信用回
線数設定データあるいはインターネット電話発信用回線
数データとして回線数管理部38に出力するインターネ
ット設定データ制御部39を設けたことにより、遠隔地
から各回線数を設定することができるので、極めて利便
性の高いインターネット電話装置を提供することができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のインターネット電話装置によれば、公衆回線網を
利用した電話通信、ファクシミリ通信等の通信の一部に
おいてインターネットを利用するインターネット電話シ
ステムを構成するインターネット電話装置であって、公
衆回線網との接続制御を行なうための端末側レイヤ1制
御を行なうTEレイヤ1制御部と、端末側レイヤ2デー
タリンク制御を行なうTEレイヤ2制御部と、端末側レ
イヤ3呼制御を行なうTEレイヤ3制御部と、アクセス
サーバとの接続制御を行なうための網側レイヤ1制御を
行なうNTレイヤ1制御部と、網側レイヤ2データリン
ク制御を行なうNTレイヤ2制御部と、公衆回線網を経
由して伝送される音声の圧縮伸張を行なうと共にインタ
ーネットを介してインターネット電話コントロールセン
タ及び相手側インターネット電話装置との接続切断制御
を行なうインターネット電話制御部と、アクセスサーバ
への着信回線数とインターネット電話装置への着信回線
数とインターネット電話装置からの発信回線数とを管理
する回線数管理部と、各制御部と回線数管理部の管理を
行なうシステム制御部とを有し、TEレイヤ1制御部は
公衆回線網から着信があったときにTEレイヤ2制御部
へデータ表示を送出し、TEレイヤ2制御部はTEレイ
ヤ1制御部からのデータ表示を誤り検出等の処理を行っ
た後にTEレイヤ3制御部へ送出し、TEレイヤ3制御
部はTEレイヤ2制御部からのデータ表示の解析を行っ
た後に呼設定表示をシステム制御部へ送出すると共にT
Eレイヤ2制御部からのデータ表示を蓄積し、システム
制御部は、TEレイヤ3制御部から呼設定表示を受けた
場合に、回線数管理部にて管理されているアクセスサー
バ着信用回線数を参照し、アクセスサーバ着信に使用可
能な回線数があればTEレイヤ3制御部に無視要求を送
出し、TEレイヤ3制御部は、システム制御部から無視
要求を受けた場合に、無視要求以降のTEレイヤ2制御
部からのアクセスサーバ用のデータ表示か否かを判別
し、アクセスサーバ用のデータ表示と判別した場合には
蓄積したデータ表示の呼設定メッセージをデータ要求と
してNTレイヤ2制御部へ送信し、NTレイヤ2制御部
は、TEレイヤ3制御部からのデータ要求に対して誤り
訂正符号付加等の処理を行った後にNTレイヤ1制御部
を介してTEレイヤ3制御部からのデータ要求をアクセ
スサーバへ送出し、NTレイヤ1制御部を介して受信し
たアクセスサーバからのデータ表示をTEレイヤ2制御
部にデータ要求として送信することにより、アクセスサ
ーバ着信に使用可能な回線数を顧客ニーズに対応して回
線数管理部により確保することができるので、それぞれ
の顧客ニーズに合ったインターネットアクセス用回線数
(アクセスサーバ着信用回線数)を的確に確保すること
ができ、より高付加価値でより実用度の高サービスを提
供することができるという有利な効果が得られる。
【0061】請求項2に記載のインターネット電話装置
によれば、公衆回線網を利用した電話通信、ファクシミ
リ通信等の通信の一部においてインターネットを利用す
るインターネット電話システムを構成するインターネッ
ト電話装置であって、公衆回線網との接続制御を行なう
ための端末側レイヤ1制御を行なうTEレイヤ1制御部
と、端末側レイヤ2データリンク制御を行なうTEレイ
ヤ2制御部と、端末側レイヤ3呼制御を行なうTEレイ
ヤ3制御部と、アクセスサーバとの接続制御を行なうた
めの網側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1制御部と、
網側レイヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ2制
御部と、公衆回線網を経由して伝送される音声の圧縮伸
張を行なうと共にインターネットを介してインターネッ
ト電話コントロールセンタ及び相手側インターネット電
話装置との接続切断制御を行なうインターネット電話制
御部と、アクセスサーバへの着信回線数とインターネッ
ト電話装置への着信回線数とインターネット電話装置か
らの発信回線数とを管理する回線数管理部と、各制御部
と回線数管理部の管理を行なうシステム制御部とを有
し、TEレイヤ1制御部は公衆回線網から着信があった
ときにTEレイヤ2制御部へデータ表示を送出し、TE
レイヤ2制御部はTEレイヤ1制御部からのデータ表示
を誤り検出等の処理を行った後にTEレイヤ3制御部へ
送出し、TEレイヤ3制御部はTEレイヤ2制御部から
のデータ表示の解析を行った後に呼設定表示をシステム
制御部へ送出すると共にTEレイヤ2制御部からのデー
タ表示を蓄積し、システム制御部は、TEレイヤ3制御
部から呼設定表示を受けた場合に、回線数管理部にて管
理されているインターネット電話着信用回線数を参照
し、インターネット電話着信に使用可能な回線数があれ
ばTEレイヤ3制御部に対して呼出要求と応答要求を順
次に送出し、TEレイヤ3制御部は、システム制御部か
ら呼出要求を受けた場合、蓄積したデータ表示の内容を
破棄し、TEレイヤ2制御部とTEレイヤ1制御部を介
して公衆回線網へ呼出メッセージを送出し、システム制
御部から応答要求を受けた場合、TEレイヤ2制御部と
TEレイヤ1制御部を介して公衆回線網へ応答メッセー
ジを送出し、TEレイヤ2制御部とTEレイヤ1制御部
を介して公衆回線網から応答確認メッセージを受けた場
合、システム制御部に応答確認表示を送出し、応答確認
表示を受けたシステム制御部はインターネット電話制御
部へ起動要求を送出することにより、インターネット電
話着信に使用可能な回線数を顧客ニーズに対応して回線
数管理部により確保することができるので、それぞれの
顧客ニーズに合ったインターネット電話着信用回線数を
的確に確保することができ、より高付加価値でより実用
度の高サービスを提供することができるという有利な効
果が得られる。
【0062】請求項3に記載のインターネット電話装置
によれば、請求項1に記載のインターネット電話装置に
おいて、回線数管理部は、アクセスサーバ着信用回線数
を予め設定した時間毎に更新することにより、回線数管
理部のアクセスサーバ着信用回線数の設定値を設定時間
毎に更新し、アクセスサーバ着信に使用可能な回線数を
時間帯等の顧客ニーズに対応してより確実に回線数管理
部により確保することができるので、それぞれの顧客ニ
ーズに合ったインターネットアクセス用の回線数を的確
に確保することができ、より高付加価値でより実用度の
高サービスを提供することができるという有利な効果が
得られる。
【0063】請求項4に記載のインターネット電話装置
によれば、請求項2に記載のインターネット電話装置に
おいて、回線数管理部は、インターネット電話着信用回
線数を予め設定した時間毎に更新することにより、回線
数管理部のインターネット電話着信用回線数の設定値を
設定時間毎に更新し、インターネット電話着信に使用可
能な回線数を時間帯等の顧客ニーズに対応してより確実
に回線数管理部により確保することができるので、それ
ぞれの顧客ニーズに合ったインターネット電話用の回線
数を的確に確保することができ、より高付加価値でより
実用度の高サービスを提供することができるという有利
な効果が得られる。
【0064】請求項5に記載のインターネット電話装置
によれば、請求項2に記載のインターネット電話装置に
おいて、回線数管理部は、すべての着信用回線をインタ
ーネット電話着信用回線とすることにより、インターネ
ット電話装置をインターネット電話着信の専用回線化の
ための装置とすることができるという有利な効果が得ら
れる。
【0065】請求項6に記載のインターネット電話装置
によれば、公衆回線網を利用した電話通信、ファクシミ
リ通信等の通信の一部においてインターネットを利用す
るインターネット電話システムを構成するインターネッ
ト電話装置であって、公衆回線網との接続制御を行なう
ための端末側レイヤ1制御を行なうTEレイヤ1制御部
と、端末側レイヤ2データリンク制御を行なうTEレイ
ヤ2制御部と、端末側レイヤ3呼制御を行なうTEレイ
ヤ3制御部と、アクセスサーバとの接続制御を行なうた
めの網側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1制御部と、
網側レイヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ2制
御部と、公衆回線網を経由して伝送される音声の圧縮伸
張を行なうと共にインターネットを介してインターネッ
ト電話コントロールセンタ及び相手側インターネット電
話装置との接続切断制御を行なうインターネット電話制
御部と、アクセスサーバへの着信回線数とインターネッ
ト電話装置への着信回線数とインターネット電話装置か
らの発信回線数とを管理する回線数管理部と、各制御部
と回線数管理部の管理を行なうシステム制御部とを有
し、回線数管理部は、着信用回線数をゼロとし、すべて
の発信用回線をインターネット電話発信用回線とし、T
Eレイヤ1制御部は公衆回線網から着信があったときに
TEレイヤ2制御部へデータ表示を送出し、TEレイヤ
2制御部はTEレイヤ1制御部からのデータ表示を誤り
検出等の処理を行った後にTEレイヤ3制御部へ送出
し、TEレイヤ3制御部はTEレイヤ2制御部からのデ
ータ表示の解析を行った後に呼設定表示をシステム制御
部へ送出すると共にTEレイヤ2制御部からのデータ表
示を蓄積し、システム制御部は、TEレイヤ3制御部か
ら呼設定表示を受けた場合に、回線数管理部にて管理さ
れているインターネット電話着信用回線数を参照し、イ
ンターネット電話着信に使用可能な回線数がゼロである
ことを確認した後、TEレイヤ3制御部に対して切断要
求を送出し、TEレイヤ3制御部は、システム制御部か
ら切断要求を受けた場合、蓄積したデータ表示の呼設定
メッセージを破棄し、TEレイヤ2制御部とTEレイヤ
1制御部を介して公衆回線網へ切断メッセージを送出す
ることにより、インターネット電話装置をインターネッ
ト電話発信の専用回線化のための装置とすることができ
るという有利な効果が得られる。
【0066】請求項7に記載のインターネット電話装置
によれば、請求項1乃至5のいずれか1に記載のインタ
ーネット電話装置において、インターネットから送信さ
れてきた設定データを回線数設定データに変換し、回線
数設定データをアクセスサーバ着信用回線数設定デー
タ、インターネット電話着信用回線数設定データあるい
はインターネット電話発信用回線数データとして回線数
管理部に出力するインターネット設定データ制御部を備
えたことにより、遠隔地から各回線数を設定することが
できるので、極めて利便性の高いインターネット電話シ
ステムを提供することができるという有利な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜4によるインターネッ
ト電話装置を有するインターネット電話システムを示す
構成図
【図2】本発明の実施の形態1〜4によるインターネッ
ト電話装置を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1、2によるインターネッ
ト電話装置におけるアクセスサーバ着信時の動作を示す
シーケンス図
【図4】本発明の実施の形態1〜3によるインターネッ
ト電話装置におけるインターネット電話着信時の動作を
示すシーケンス図
【図5】本発明の実施の形態4によるインターネット電
話装置におけるインターネット電話着信時の動作を示す
シーケンス図
【図6】本発明の実施の形態5によるインターネット電
話装置を示すブロック図
【図7】従来のインターネット電話システムを示す構成
【図8】図7のインターネット電話システムを構成する
従来のインターネット電話装置を示すブロック図
【符号の説明】
1、2 インターネット電話装置 3 インターネット電話コントロールセンタ 4 インターネット 5、6 公衆回線網 7、8 電話機 9、10 アクセスサーバ 11、12 パーソナルコンピュータ 31 システム制御部 32 TEレイヤ1制御部 33 TEレイヤ2制御部 34 TEレイヤ3制御部 35 NTレイヤ1制御部 36 NTレイヤ2制御部 37 インターネット電話制御部 38 回線数管理部 39 インターネット設定データ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/00 Fターム(参考) 5K030 HB01 HC01 HC02 JT01 KA04 KA19 LA07 LB01 5K033 BA14 CB01 CB08 DA06 DB10 DB14 DB18 5K051 AA05 FF02 FF08 FF16 FF23 5K101 PP10 RR19 RR25 9A001 CC03 CC07 EE02 HH15 JJ25 JJ27 KK56

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆回線網を利用した電話通信、ファクシ
    ミリ通信等の通信の一部においてインターネットを利用
    するインターネット電話システムを構成するインターネ
    ット電話装置であって、公衆回線網との接続制御を行な
    うための端末側レイヤ1制御を行なうTEレイヤ1制御
    部と、端末側レイヤ2データリンク制御を行なうTEレ
    イヤ2制御部と、端末側レイヤ3呼制御を行なうTEレ
    イヤ3制御部と、アクセスサーバとの接続制御を行なう
    ための網側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1制御部
    と、網側レイヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ
    2制御部と、公衆回線網を経由して伝送される音声の圧
    縮伸張を行なうと共にインターネットを介してインター
    ネット電話コントロールセンタ及び相手側インターネッ
    ト電話装置との接続切断制御を行なうインターネット電
    話制御部と、アクセスサーバへの着信回線数とインター
    ネット電話装置への着信回線数とインターネット電話装
    置からの発信回線数とを管理する回線数管理部と、各制
    御部と前記回線数管理部の管理を行なうシステム制御部
    とを有し、 前記TEレイヤ1制御部は公衆回線網から着信があった
    ときに前記TEレイヤ2制御部へデータ表示を送出し、
    前記TEレイヤ2制御部は前記TEレイヤ1制御部から
    のデータ表示を誤り検出等の処理を行った後に前記TE
    レイヤ3制御部へ送出し、前記TEレイヤ3制御部は前
    記TEレイヤ2制御部からのデータ表示の解析を行った
    後に呼設定表示を前記システム制御部へ送出すると共に
    前記TEレイヤ2制御部からのデータ表示を蓄積し、前
    記システム制御部は、前記TEレイヤ3制御部から呼設
    定表示を受けた場合に、前記回線数管理部にて管理され
    ているアクセスサーバ着信用回線数を参照し、アクセス
    サーバ着信に使用可能な回線数があれば前記TEレイヤ
    3制御部に無視要求を送出し、前記TEレイヤ3制御部
    は、前記システム制御部から無視要求を受けた場合に、
    無視要求以降の前記TEレイヤ2制御部からのアクセス
    サーバ用のデータ表示か否かを判別し、アクセスサーバ
    用のデータ表示と判別した場合には前記蓄積したデータ
    表示の呼設定メッセージをデータ要求として前記NTレ
    イヤ2制御部へ送信し、前記NTレイヤ2制御部は、前
    記TEレイヤ3制御部からのデータ要求に対して誤り訂
    正符号付加等の処理を行った後に前記NTレイヤ1制御
    部を介して前記TEレイヤ3制御部からのデータ要求を
    アクセスサーバへ送出し、前記NTレイヤ1制御部を介
    して受信したアクセスサーバからのデータ表示をTEレ
    イヤ2制御部にデータ要求として送信することを特徴と
    するインターネット電話装置。
  2. 【請求項2】公衆回線網を利用した電話通信、ファクシ
    ミリ通信等の通信の一部においてインターネットを利用
    するインターネット電話システムを構成するインターネ
    ット電話装置であって、公衆回線網との接続制御を行な
    うための端末側レイヤ1制御を行なうTEレイヤ1制御
    部と、端末側レイヤ2データリンク制御を行なうTEレ
    イヤ2制御部と、端末側レイヤ3呼制御を行なうTEレ
    イヤ3制御部と、アクセスサーバとの接続制御を行なう
    ための網側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1制御部
    と、網側レイヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ
    2制御部と、公衆回線網を経由して伝送される音声の圧
    縮伸張を行なうと共にインターネットを介してインター
    ネット電話コントロールセンタ及び相手側インターネッ
    ト電話装置との接続切断制御を行なうインターネット電
    話制御部と、アクセスサーバへの着信回線数とインター
    ネット電話装置への着信回線数とインターネット電話装
    置からの発信回線数とを管理する回線数管理部と、各制
    御部と前記回線数管理部の管理を行なうシステム制御部
    とを有し、 前記TEレイヤ1制御部は公衆回線網から着信があった
    ときに前記TEレイヤ2制御部へデータ表示を送出し、
    前記TEレイヤ2制御部は前記TEレイヤ1制御部から
    のデータ表示を誤り検出等の処理を行った後に前記TE
    レイヤ3制御部へ送出し、前記TEレイヤ3制御部は前
    記TEレイヤ2制御部からのデータ表示の解析を行った
    後に呼設定表示を前記システム制御部へ送出すると共に
    前記TEレイヤ2制御部からのデータ表示を蓄積し、前
    記システム制御部は、前記TEレイヤ3制御部から呼設
    定表示を受けた場合に、前記回線数管理部にて管理され
    ているインターネット電話着信用回線数を参照し、イン
    ターネット電話着信に使用可能な回線数があれば前記T
    Eレイヤ3制御部に対して呼出要求と応答要求を順次に
    送出し、前記TEレイヤ3制御部は、前記システム制御
    部から呼出要求を受けた場合、前記蓄積したデータ表示
    の内容を破棄し、前記TEレイヤ2制御部と前記TEレ
    イヤ1制御部を介して公衆回線網へ呼出メッセージを送
    出し、前記システム制御部から応答要求を受けた場合、
    前記TEレイヤ2制御部と前記TEレイヤ1制御部を介
    して公衆回線網へ応答メッセージを送出し、前記TEレ
    イヤ2制御部と前記TEレイヤ1制御部を介して公衆回
    線網から応答確認メッセージを受けた場合、前記システ
    ム制御部に応答確認表示を送出し、前記応答確認表示を
    受けた前記システム制御部は前記インターネット電話制
    御部へ起動要求を送出することを特徴とするインターネ
    ット電話装置。
  3. 【請求項3】前記回線数管理部は、前記アクセスサーバ
    着信用回線数を予め設定した時間毎に更新することを特
    徴とする請求項1に記載のインターネット電話装置。
  4. 【請求項4】前記回線数管理部は、前記インターネット
    電話着信用回線数を予め設定した時間毎に更新すること
    を特徴とする請求項2に記載のインターネット電話装
    置。
  5. 【請求項5】前記回線数管理部は、すべての着信用回線
    をインターネット電話着信用回線とすることを特徴とす
    る請求項2に記載のインターネット電話装置。
  6. 【請求項6】公衆回線網を利用した電話通信、ファクシ
    ミリ通信等の通信の一部においてインターネットを利用
    するインターネット電話システムを構成するインターネ
    ット電話装置であって、公衆回線網との接続制御を行な
    うための端末側レイヤ1制御を行なうTEレイヤ1制御
    部と、端末側レイヤ2データリンク制御を行なうTEレ
    イヤ2制御部と、端末側レイヤ3呼制御を行なうTEレ
    イヤ3制御部と、アクセスサーバとの接続制御を行なう
    ための網側レイヤ1制御を行なうNTレイヤ1制御部
    と、網側レイヤ2データリンク制御を行なうNTレイヤ
    2制御部と、公衆回線網を経由して伝送される音声の圧
    縮伸張を行なうと共にインターネットを介してインター
    ネット電話コントロールセンタ及び相手側インターネッ
    ト電話装置との接続切断制御を行なうインターネット電
    話制御部と、アクセスサーバへの着信回線数とインター
    ネット電話装置への着信回線数とインターネット電話装
    置からの発信回線数とを管理する回線数管理部と、各制
    御部と前記回線数管理部の管理を行なうシステム制御部
    とを有し、 前記回線数管理部は、着信用回線数をゼロとし、すべて
    の発信用回線をインターネット電話発信用回線とし、 前記TEレイヤ1制御部は公衆回線網から着信があった
    ときに前記TEレイヤ2制御部へデータ表示を送出し、
    前記TEレイヤ2制御部は前記TEレイヤ1制御部から
    のデータ表示を誤り検出等の処理を行った後に前記TE
    レイヤ3制御部へ送出し、前記TEレイヤ3制御部は前
    記TEレイヤ2制御部からのデータ表示の解析を行った
    後に呼設定表示を前記システム制御部へ送出すると共に
    前記TEレイヤ2制御部からのデータ表示を蓄積し、前
    記システム制御部は、前記TEレイヤ3制御部から呼設
    定表示を受けた場合に、前記回線数管理部にて管理され
    ているインターネット電話着信用回線数を参照し、イン
    ターネット電話着信に使用可能な回線数がゼロであるこ
    とを確認した後、前記TEレイヤ3制御部に対して切断
    要求を送出し、前記TEレイヤ3制御部は、前記システ
    ム制御部から切断要求を受けた場合、前記蓄積したデー
    タ表示の呼設定メッセージを破棄し、前記TEレイヤ2
    制御部と前記TEレイヤ1制御部を介して公衆回線網へ
    切断メッセージを送出することを特徴とするインターネ
    ット電話装置。
  7. 【請求項7】インターネットから送信されてきた設定デ
    ータを回線数設定データに変換し、前記回線数設定デー
    タをアクセスサーバ着信用回線数設定データ、インター
    ネット電話着信用回線数設定データあるいはインターネ
    ット電話発信用回線数データとして前記回線数管理部に
    出力するインターネット設定データ制御部を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のイン
    ターネット電話装置。
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