JP2000316968A - 介護用吸引器 - Google Patents
介護用吸引器Info
- Publication number
- JP2000316968A JP2000316968A JP11131683A JP13168399A JP2000316968A JP 2000316968 A JP2000316968 A JP 2000316968A JP 11131683 A JP11131683 A JP 11131683A JP 13168399 A JP13168399 A JP 13168399A JP 2000316968 A JP2000316968 A JP 2000316968A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- manual
- suction
- electromotive
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鼻汁や尿や痰の吸引器は、電動では電池が消
耗すると使用不可になり、手動は緊急の病人が自己操作
は握力不足で困難である。より強い吸引力を必要とする
場合に対応できる吸引力を持ち、尿、痰、鼻汁いずれも
自分で見えない箇所にあるので吸引具を案内する用具を
備えた吸引器を提供する。 【解決手段】 容器に電動ポンプと手動ポンプを並列に
装着し、通常は電動ポンプで使用して、補助的に手動ポ
ンプを併用でき、電気掃除機の吸引口を手動ポンプを接
続し強力に吸引することも可能であり、案内鏡を付けて
吸引箇所を明確に把握できるので、自己導尿にも使用さ
れ、利用範囲が広く安全性がよりたかい吸引器である。
耗すると使用不可になり、手動は緊急の病人が自己操作
は握力不足で困難である。より強い吸引力を必要とする
場合に対応できる吸引力を持ち、尿、痰、鼻汁いずれも
自分で見えない箇所にあるので吸引具を案内する用具を
備えた吸引器を提供する。 【解決手段】 容器に電動ポンプと手動ポンプを並列に
装着し、通常は電動ポンプで使用して、補助的に手動ポ
ンプを併用でき、電気掃除機の吸引口を手動ポンプを接
続し強力に吸引することも可能であり、案内鏡を付けて
吸引箇所を明確に把握できるので、自己導尿にも使用さ
れ、利用範囲が広く安全性がよりたかい吸引器である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護用具分野の尿
や鼻汁や痰の吸引器に関するものである。
や鼻汁や痰の吸引器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は尿や鼻汁や痰の吸引には、電動ポ
ンプ又は手動ポンプと容器をチュ−ブで連結し、吸引部
を片手で鼻や喉や尿道口に押し当て、空いた手で電動又
は手動の小型の吸引ポンプを操作する吸引器具である
が、患者が自分で使用するさいは挿入の見当を付けられ
ず使い難い。緊急を要する状態での使い易さに配慮が見
られない。電動式ポンプは電源に乾電池か交流アダプタ
ーを使用するものであるが、電動式電池ポンプは電池消
耗があり、電池交換を怠ると吸引不能に陥る。また交流
アダプタ−はコ−ドの届く範囲内に電源コンセントが無
いと使用不可能である。手動ポンプは緊急使用時に本人
の握力が弱い時は自力の吸引操作は不可能である。この
ように各吸引ポンプには一長一短がある。吸引具を自己
操作する際に目的の箇所を手探りで探し出さねばなら
ず、安全性に疑問があり、緊急時には操作が遅れること
も懸念される。
ンプ又は手動ポンプと容器をチュ−ブで連結し、吸引部
を片手で鼻や喉や尿道口に押し当て、空いた手で電動又
は手動の小型の吸引ポンプを操作する吸引器具である
が、患者が自分で使用するさいは挿入の見当を付けられ
ず使い難い。緊急を要する状態での使い易さに配慮が見
られない。電動式ポンプは電源に乾電池か交流アダプタ
ーを使用するものであるが、電動式電池ポンプは電池消
耗があり、電池交換を怠ると吸引不能に陥る。また交流
アダプタ−はコ−ドの届く範囲内に電源コンセントが無
いと使用不可能である。手動ポンプは緊急使用時に本人
の握力が弱い時は自力の吸引操作は不可能である。この
ように各吸引ポンプには一長一短がある。吸引具を自己
操作する際に目的の箇所を手探りで探し出さねばなら
ず、安全性に疑問があり、緊急時には操作が遅れること
も懸念される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】尿や鼻汁や痰の吸引器
具の使用者は病人や体の不自由な人に限られるが、使用
者にとっては必需品であり、吸引器の使用は本人か介護
者のいずれかであり、頻繁に使用される器具である。取
り扱いが容易で患者が自分でし易く衛生的でかつ故障を
しない介護用吸引器具が求められている。
具の使用者は病人や体の不自由な人に限られるが、使用
者にとっては必需品であり、吸引器の使用は本人か介護
者のいずれかであり、頻繁に使用される器具である。取
り扱いが容易で患者が自分でし易く衛生的でかつ故障を
しない介護用吸引器具が求められている。
【０００４】通常は電動ポンプ付きと手動ポンプ付きは
別個製品として扱われている。電動ポンプは便利な反
面、電池の消耗による吸引力低下や運転不能が起こりう
る。そこで電動ポンプの補助機能として並列に吸引手動
ポンプを配置することで吸引中の作動中断が皆無となり
吸引器の信頼度が向上する。
別個製品として扱われている。電動ポンプは便利な反
面、電池の消耗による吸引力低下や運転不能が起こりう
る。そこで電動ポンプの補助機能として並列に吸引手動
ポンプを配置することで吸引中の作動中断が皆無となり
吸引器の信頼度が向上する。
【０００５】自己操作時にも確実に吸引具を目的の箇所
に届かせられるように何らかの案内具を備えた吸引具と
する。
に届かせられるように何らかの案内具を備えた吸引具と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】単一の容器に電動ポンプ
５と手動ポンプ４の２種類の吸引ポンプを取り付け、任
意の吸引ポンプを単独又は並列運転可能にする。切り替
えは、容器１に２種類の吸引ポンプをそれぞれ単独に取
り付け、通常は電動ポンプ５を使用して電池消耗時に手
動ポンプ４を単独または電動ポンプ５と同時に使用す
る。容器１の密閉蓋２に２箇所穴を設け、それぞれの穴
に電動ポンプ５と手動ポンプ４を接続する。通常は電動
ポンプ５を使用し、電池の消耗で吸引力が低下したり電
源コンセントが手近に無い場合に、活栓８を閉じ、手動
ポンプ４を操作して、充分に容器１内の陰圧が下がるの
を待ち、活栓８を開き吸引に切り替て吸引する。より強
力な吸引力を必要とする際は手動ポンプ４を電気掃除機
等吸引口７に接続し吸引力を高める。
５と手動ポンプ４の２種類の吸引ポンプを取り付け、任
意の吸引ポンプを単独又は並列運転可能にする。切り替
えは、容器１に２種類の吸引ポンプをそれぞれ単独に取
り付け、通常は電動ポンプ５を使用して電池消耗時に手
動ポンプ４を単独または電動ポンプ５と同時に使用す
る。容器１の密閉蓋２に２箇所穴を設け、それぞれの穴
に電動ポンプ５と手動ポンプ４を接続する。通常は電動
ポンプ５を使用し、電池の消耗で吸引力が低下したり電
源コンセントが手近に無い場合に、活栓８を閉じ、手動
ポンプ４を操作して、充分に容器１内の陰圧が下がるの
を待ち、活栓８を開き吸引に切り替て吸引する。より強
力な吸引力を必要とする際は手動ポンプ４を電気掃除機
等吸引口７に接続し吸引力を高める。
【０００７】吸引器の見えやすい箇所に案内鏡を取り付
けて、目的位置を見ながら吸引具の操作が出来るように
する。
けて、目的位置を見ながら吸引具の操作が出来るように
する。
【０００８】
【発明の実施の形態】容器１に取り付けた手動ポンプ４
と電動ポンプ５の２種類の吸引ポンプを選択して使用可
能に取り付け、案内鏡９を容器の部分に取り付けた実施
例を示す。
と電動ポンプ５の２種類の吸引ポンプを選択して使用可
能に取り付け、案内鏡９を容器の部分に取り付けた実施
例を示す。
【０００９】
【実施例１】本発明の実施例１を図１で説明する。蓄尿
用等の容器１に密封蓋２を着脱可能に固定し、先端に手
動ポンプ４を取り付けた適当な長さのホース３を密封蓋
２に取り付ける。同じ密封蓋２に電動ポンプ５を固着し
吸引口に吸引用のホース３と、ホースの中間に活栓８
と、ホース３の先端に吸引具６を取り付ける。
用等の容器１に密封蓋２を着脱可能に固定し、先端に手
動ポンプ４を取り付けた適当な長さのホース３を密封蓋
２に取り付ける。同じ密封蓋２に電動ポンプ５を固着し
吸引口に吸引用のホース３と、ホースの中間に活栓８
と、ホース３の先端に吸引具６を取り付ける。
【００１０】吸引器の電動ポンプ５のみでの使用例を図
１で説明する。電動ポンプ５の吸引具側のホース３に設
けた活栓８を開き尿や鼻水や痰の吸引を開始する。手動
ポンプ４は接続したままにする。
１で説明する。電動ポンプ５の吸引具側のホース３に設
けた活栓８を開き尿や鼻水や痰の吸引を開始する。手動
ポンプ４は接続したままにする。
【００１１】吸引器の手動ポンプ４のみでの使用例を図
１で説明する。あらかじめ活栓８を閉じて容器１を密封
状態にし、手動ポンプ４で排気し、容器１内の陰圧力が
吸引有効圧力に達したた事を確認して活栓８を開き吸引
具６より吸引を開始する。
１で説明する。あらかじめ活栓８を閉じて容器１を密封
状態にし、手動ポンプ４で排気し、容器１内の陰圧力が
吸引有効圧力に達したた事を確認して活栓８を開き吸引
具６より吸引を開始する。
【００１２】吸引器の電動ポンプ５と手動ポンプ４を同
時に使用する例を図１で説明する。電動ポンプ５の吸引
力が不足した場合は、電動ポンプ５運転しながら補助ポ
ンプとして手動ポンプ４を同時に使用する。
時に使用する例を図１で説明する。電動ポンプ５の吸引
力が不足した場合は、電動ポンプ５運転しながら補助ポ
ンプとして手動ポンプ４を同時に使用する。
【００１３】
【実施例２】次に本発明の吸引器に電気掃除機を結合し
た実施例２を図２で説明する。上記実施例１において、
吸引器の手動ポンプ４に電気掃除機吸引口７を気密に結
合する。市販の電気掃除機吸引口７と手動ポンプ４の外
径は一致するので、電動ポンプ５又は手動ポンプ４の吸
引力が不足した際に電気掃除機吸引口７を補助吸引ポン
プとして利用することが可能である。
た実施例２を図２で説明する。上記実施例１において、
吸引器の手動ポンプ４に電気掃除機吸引口７を気密に結
合する。市販の電気掃除機吸引口７と手動ポンプ４の外
径は一致するので、電動ポンプ５又は手動ポンプ４の吸
引力が不足した際に電気掃除機吸引口７を補助吸引ポン
プとして利用することが可能である。
【００１４】図２で案内鏡９を取り付ける位置と操作に
ついて説明する。案内鏡９は目と目的箇所の位置関係を
手で角度調節しながら使用するので、片手で持ち易く、
かつ向きを自由に決められる位置のホ−ス３と容器１の
接続をする箇所に着脱可能に取り付ける。
ついて説明する。案内鏡９は目と目的箇所の位置関係を
手で角度調節しながら使用するので、片手で持ち易く、
かつ向きを自由に決められる位置のホ−ス３と容器１の
接続をする箇所に着脱可能に取り付ける。
【００１５】図３で案内鏡についの形状について説明す
る。掌大な案内鏡９をホ−ス３と共に電動ポンプ５に取
付挟みで取り付け、傾きは容器１ごと保持した手ごとに
調節する。
る。掌大な案内鏡９をホ−ス３と共に電動ポンプ５に取
付挟みで取り付け、傾きは容器１ごと保持した手ごとに
調節する。
【００１６】次にネラトンの自己挿入を案内鏡９でで行
う場合と、尿は自然流出されるので電動若しくは手動の
キュウインポンプは不要となり本発明のキュウイン器は
通常の自己導尿セットとして用いることが可能である。
う場合と、尿は自然流出されるので電動若しくは手動の
キュウインポンプは不要となり本発明のキュウイン器は
通常の自己導尿セットとして用いることが可能である。
【００１７】本発明の吸引器は通常は使用法の簡易な市
販の母乳の電動搾乳器を使用し、より強力な吸引力を必
要とする際は電気掃除機等の補助吸引機を併用する。電
池消耗で電動ポンプが使用できない場合には手動ポンプ
に切り替えて吸引をすることができる。電動ポンプ、手
動ポンプ、掃除機の吸引力を使用できるので吸引器の信
頼性が高まる。自己使用には案内鏡を使用することで容
易に目的の位置がわかり安全性が高まり確実に吸引でき
る。
販の母乳の電動搾乳器を使用し、より強力な吸引力を必
要とする際は電気掃除機等の補助吸引機を併用する。電
池消耗で電動ポンプが使用できない場合には手動ポンプ
に切り替えて吸引をすることができる。電動ポンプ、手
動ポンプ、掃除機の吸引力を使用できるので吸引器の信
頼性が高まる。自己使用には案内鏡を使用することで容
易に目的の位置がわかり安全性が高まり確実に吸引でき
る。
【図１】本発明の吸引器の実施例１の断面図である
【図２】本発明の吸引器の実施例２の断面図である。
【図３】本発明の吸引器の案内鏡の正面図である。
１ 容器 ２ 密閉蓋 ３ ホース ４ 手動ポンプ ５ 電動ポンプ ６ 吸引具 ７ 電気掃除機吸引口 ８ 活栓 ９ 案内鏡
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年５月２６日（１９９９．５．２
６）
６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】尿や鼻汁や痰の吸引器
具の使用者は病人や体の不自由な人に限られるが、使用
者にとっては必需品であり、吸引器の使用は本人か介護
者のいずれかであり、頻繁に使用される器具である。取
り扱いが容易で患者が自分でし易く衛生的でかつ故障を
しない介護用吸引器具が求められている。
具の使用者は病人や体の不自由な人に限られるが、使用
者にとっては必需品であり、吸引器の使用は本人か介護
者のいずれかであり、頻繁に使用される器具である。取
り扱いが容易で患者が自分でし易く衛生的でかつ故障を
しない介護用吸引器具が求められている。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】次にネラトンの自己挿入を案内鏡９で行う
場合は、尿は自然流出されるので電動若しくは手動の吸
引ポンプは不要となり、本発明の吸引器は通常の自己導
尿セットとして用いることが可能である。
場合は、尿は自然流出されるので電動若しくは手動の吸
引ポンプは不要となり、本発明の吸引器は通常の自己導
尿セットとして用いることが可能である。
Claims (1)
- 【請求項１】 容器（１）に電動ポンプ（５）と手動ポ
ンプ（４）を併設し、吸引具（６）交換可能に取り付
け、案内鏡（９）を着脱自在に備え、電動ポンプ（５）
又は手動ポンプ（４）を選択して又は同時に使用するこ
とを特徴とする介護用吸引器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11131683A JP2000316968A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 介護用吸引器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11131683A JP2000316968A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 介護用吸引器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000316968A true JP2000316968A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15063790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11131683A Pending JP2000316968A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 介護用吸引器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000316968A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102698325A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-10-03 | 柳含梅 | 一种多功能吸引器 |
| CN110269995A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-24 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 多功能吸痰管 |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11131683A patent/JP2000316968A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102698325A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-10-03 | 柳含梅 | 一种多功能吸引器 |
| CN110269995A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-24 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 多功能吸痰管 |
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