JP2000315294A - 道路交通情報提供装置 - Google Patents
道路交通情報提供装置Info
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- JP2000315294A JP2000315294A JP11124255A JP12425599A JP2000315294A JP 2000315294 A JP2000315294 A JP 2000315294A JP 11124255 A JP11124255 A JP 11124255A JP 12425599 A JP12425599 A JP 12425599A JP 2000315294 A JP2000315294 A JP 2000315294A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】低コストで、道路の混雑状況を具体的かつ容易
に表示可能な道路交通情報を提供できる道路交通情報提
供装置を提供することを目的とする。 【解決手段】道路上の車両を感知する感知装置１と、感
知装置１からの感知情報を用いて道路混雑状況データを
生成する道路混雑状況データ生成手段、前記道路混雑状
況データ生成手段で生成された道路混雑状況データを出
力する出力手段、及び、予め備える道路の画像データ上
に前記出力手段からの道路混雑状況データを重畳し、道
路の混雑状況を示す道路混雑状況画像データを生成して
出力する道路混雑状況画像生成手段を含む中央管理セン
タ２と、前記中央管理センタ２から出力される道路混雑
状況画像データを通信装置３を介して受信し、表示する
カー・ナビゲーション・システム４と、を備える。
に表示可能な道路交通情報を提供できる道路交通情報提
供装置を提供することを目的とする。 【解決手段】道路上の車両を感知する感知装置１と、感
知装置１からの感知情報を用いて道路混雑状況データを
生成する道路混雑状況データ生成手段、前記道路混雑状
況データ生成手段で生成された道路混雑状況データを出
力する出力手段、及び、予め備える道路の画像データ上
に前記出力手段からの道路混雑状況データを重畳し、道
路の混雑状況を示す道路混雑状況画像データを生成して
出力する道路混雑状況画像生成手段を含む中央管理セン
タ２と、前記中央管理センタ２から出力される道路混雑
状況画像データを通信装置３を介して受信し、表示する
カー・ナビゲーション・システム４と、を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の混雑状況を
示す道路交通情報を提供する道路交通情報提供装置に関
する。
示す道路交通情報を提供する道路交通情報提供装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】カー・ナビゲーション・システムにおい
ては、路側等に設置されたビーコンやＦＭ文字多重放送
で送信される道路交通文字情報を受信し、受信した道路
交通文字情報に基づいて、渋滞の度合いに応じて道路の
色を赤や橙等に区別し、予め備える地図データ上に重畳
して表示するシステム等がある（特開昭５８−１４３３
７０号公報及び特開平９−２５９３９８号公報等参
照）。
ては、路側等に設置されたビーコンやＦＭ文字多重放送
で送信される道路交通文字情報を受信し、受信した道路
交通文字情報に基づいて、渋滞の度合いに応じて道路の
色を赤や橙等に区別し、予め備える地図データ上に重畳
して表示するシステム等がある（特開昭５８−１４３３
７０号公報及び特開平９−２５９３９８号公報等参
照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来のカー・ナビゲーション・システムでは、渋
滞の度合いは２，３色程度の色で区別されて表示された
り、文字情報であったりするため、概略的な位置及び混
雑状況を認識することはできるが、どの交差点ではどの
程度混雑しているのか等の具体的な混雑状況は一見して
判別できず、運転者等にとって判りにくい情報となって
いる。
うに、従来のカー・ナビゲーション・システムでは、渋
滞の度合いは２，３色程度の色で区別されて表示された
り、文字情報であったりするため、概略的な位置及び混
雑状況を認識することはできるが、どの交差点ではどの
程度混雑しているのか等の具体的な混雑状況は一見して
判別できず、運転者等にとって判りにくい情報となって
いる。
【０００４】また、実際の画像を収集して情報を提供す
る交通情報システムも、特開昭６３−２７６１９９号公
報等で提案されているが、設備費等のコストがかかる。
そこで、本発明は、低コストで、道路混雑状況を具体的
かつ容易に表示可能な道路交通情報を提供できる道路交
通情報提供装置を提供することを目的とする。
る交通情報システムも、特開昭６３−２７６１９９号公
報等で提案されているが、設備費等のコストがかかる。
そこで、本発明は、低コストで、道路混雑状況を具体的
かつ容易に表示可能な道路交通情報を提供できる道路交
通情報提供装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため、請求項１に記
載の発明は、道路上の車両を感知する感知手段と、前記
感知手段からの感知情報を用いて道路混雑状況データを
生成する道路混雑状況データ生成手段と、前記道路混雑
状況データ生成手段で生成された道路混雑状況データを
出力する出力手段と、を備える。
載の発明は、道路上の車両を感知する感知手段と、前記
感知手段からの感知情報を用いて道路混雑状況データを
生成する道路混雑状況データ生成手段と、前記道路混雑
状況データ生成手段で生成された道路混雑状況データを
出力する出力手段と、を備える。
【０００６】かかる構成によれば、感知手段は、道路上
の車両を感知して、道路混雑状況データ生成手段に送信
する。道路混雑状況データ生成手段は、感知手段から受
信した感知情報を用いて道路混雑状況データを生成す
る。出力手段は、道路混雑状況データ生成手段で生成さ
れた道路混雑状況データを出力する。
の車両を感知して、道路混雑状況データ生成手段に送信
する。道路混雑状況データ生成手段は、感知手段から受
信した感知情報を用いて道路混雑状況データを生成す
る。出力手段は、道路混雑状況データ生成手段で生成さ
れた道路混雑状況データを出力する。
【０００７】また、請求項２に記載の発明では、予め備
える道路の画像データ上に前記出力手段からの道路混雑
状況データを重畳し、道路の混雑状況を示す道路混雑状
況画像データを生成して出力する道路混雑状況画像生成
手段を含むこととした。
える道路の画像データ上に前記出力手段からの道路混雑
状況データを重畳し、道路の混雑状況を示す道路混雑状
況画像データを生成して出力する道路混雑状況画像生成
手段を含むこととした。
【０００８】さらに、請求項３に記載の発明では、前記
道路混雑状況画像生成手段からの前記道路混雑状況画像
データを受信し、表示する表示手段を含むこととした。
ここで、請求項４に記載の発明のように、前記道路混雑
状況データが、仮想の形状で表現される画像データであ
ってもよいし、請求項５に記載の発明のように、前記道
路混雑状況データが、車頭間隔情報及び渋滞長情報の少
なくとも一方の情報であってもよい。
道路混雑状況画像生成手段からの前記道路混雑状況画像
データを受信し、表示する表示手段を含むこととした。
ここで、請求項４に記載の発明のように、前記道路混雑
状況データが、仮想の形状で表現される画像データであ
ってもよいし、請求項５に記載の発明のように、前記道
路混雑状況データが、車頭間隔情報及び渋滞長情報の少
なくとも一方の情報であってもよい。
【０００９】また、請求項６に記載の発明のように、前
記感知手段として、台数情報、速度情報、渋滞長情報及
び車種情報を提供可能な画像センサを用いてもよいし、
請求項７に記載の発明のように、前記感知手段として、
台数情報、感知時間情報及び車種情報を提供可能な超音
波センサを用いてもよい。
記感知手段として、台数情報、速度情報、渋滞長情報及
び車種情報を提供可能な画像センサを用いてもよいし、
請求項７に記載の発明のように、前記感知手段として、
台数情報、感知時間情報及び車種情報を提供可能な超音
波センサを用いてもよい。
【００１０】さらに、請求項８に記載の発明では、前記
道路混雑状況画像データは、交差点近傍の画像データと
した。
道路混雑状況画像データは、交差点近傍の画像データと
した。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を、図
面を用いて説明する。図１は、本実施形態の道路交通情
報提供装置の概略的な構成を示す。
面を用いて説明する。図１は、本実施形態の道路交通情
報提供装置の概略的な構成を示す。
【００１２】図１に示す道路交通情報提供装置は、道路
上の車両を感知する感知手段としての撮像装置１と、前
記撮像装置１からの感知情報を用いて道路混雑状況デー
タを生成する道路混雑状況データ生成手段、前記道路混
雑状況データ生成手段で生成された道路混雑状況データ
を出力する出力手段、及び、予め備える道路の画像デー
タ上に前記出力手段から出力された道路混雑状況データ
を重畳し、道路の混雑状況を示す道路混雑状況画像デー
タを生成して出力する道路混雑状況画像生成手段を含む
中央管理センタ２と、前記中央管理センタ２の道路混雑
状況画像生成手段から出力される前記道路混雑状況画像
データを受信して、表示する表示手段としての、例え
ば、車両に搭載されたカー・ナビゲーション・システム
４と、中央管理センタ２から出力される道路混雑状況画
像データを受信して、カー・ナビゲーション・システム
４に送信する通信装置３と、を備える。
上の車両を感知する感知手段としての撮像装置１と、前
記撮像装置１からの感知情報を用いて道路混雑状況デー
タを生成する道路混雑状況データ生成手段、前記道路混
雑状況データ生成手段で生成された道路混雑状況データ
を出力する出力手段、及び、予め備える道路の画像デー
タ上に前記出力手段から出力された道路混雑状況データ
を重畳し、道路の混雑状況を示す道路混雑状況画像デー
タを生成して出力する道路混雑状況画像生成手段を含む
中央管理センタ２と、前記中央管理センタ２の道路混雑
状況画像生成手段から出力される前記道路混雑状況画像
データを受信して、表示する表示手段としての、例え
ば、車両に搭載されたカー・ナビゲーション・システム
４と、中央管理センタ２から出力される道路混雑状況画
像データを受信して、カー・ナビゲーション・システム
４に送信する通信装置３と、を備える。
【００１３】前記撮像装置１は、画像カメラ装置及び送
受信装置を有し、道路に沿って設置される通常の撮像装
置である。撮像装置１は、撮像した道路の画像に基づい
て、台数情報、速度情報、渋滞長情報及び車種情報を感
知情報として生成する。生成された感知情報は、無線又
は公衆回線を用いた有線により、中央管理センタ２に送
信される。
受信装置を有し、道路に沿って設置される通常の撮像装
置である。撮像装置１は、撮像した道路の画像に基づい
て、台数情報、速度情報、渋滞長情報及び車種情報を感
知情報として生成する。生成された感知情報は、無線又
は公衆回線を用いた有線により、中央管理センタ２に送
信される。
【００１４】ここで、台数情報は、道路を走行する車両
の台数を示す情報である。１つの撮像装置１は、複数車
線分の車両の台数を感知可能である。速度情報は、車両
の走行速度を示す情報である。渋滞長情報は、車両の渋
滞距離を示す情報である。車種情報は、大型車と小型車
との区別を示す情報である。
の台数を示す情報である。１つの撮像装置１は、複数車
線分の車両の台数を感知可能である。速度情報は、車両
の走行速度を示す情報である。渋滞長情報は、車両の渋
滞距離を示す情報である。車種情報は、大型車と小型車
との区別を示す情報である。
【００１５】中央管理センタ２の道路混雑状況データ生
成手段は、撮像装置１から送信される台数情報、速度情
報、渋滞長情報及び車種情報を受信し、台数情報及び速
度情報を用いて車頭間隔情報を算出した後、車頭間隔情
報と、渋滞長情報と、車種情報とを用いて、道路混雑状
況データとして、後述の仮想の形状で表現される画像デ
ータを生成する。生成された仮想の画像データは、出力
手段により出力される。
成手段は、撮像装置１から送信される台数情報、速度情
報、渋滞長情報及び車種情報を受信し、台数情報及び速
度情報を用いて車頭間隔情報を算出した後、車頭間隔情
報と、渋滞長情報と、車種情報とを用いて、道路混雑状
況データとして、後述の仮想の形状で表現される画像デ
ータを生成する。生成された仮想の画像データは、出力
手段により出力される。
【００１６】さらに、中央管理センタ２の道路混雑状況
画像生成手段は、道路の画像データ上に、出力手段から
出力された仮想の画像データを重畳して、道路の混雑状
況を表す道路混雑状況画像を生成する。
画像生成手段は、道路の画像データ上に、出力手段から
出力された仮想の画像データを重畳して、道路の混雑状
況を表す道路混雑状況画像を生成する。
【００１７】中央管理センタ２の道路混雑状況画像生成
手段は、道路の地図として、例えば、２５ｍ／１ｃｍで
表示される交差点近傍の道路の拡大地図を備えている。
この交差点近傍の道路の拡大地図上に、前記仮想の画像
データとして、仮想の車両形状で表現される画像データ
を重畳することにより、例えば、図２に模式的に示した
ような仮想立体静止画像が生成される。
手段は、道路の地図として、例えば、２５ｍ／１ｃｍで
表示される交差点近傍の道路の拡大地図を備えている。
この交差点近傍の道路の拡大地図上に、前記仮想の画像
データとして、仮想の車両形状で表現される画像データ
を重畳することにより、例えば、図２に模式的に示した
ような仮想立体静止画像が生成される。
【００１８】生成した仮想立体静止画像のデータは、撮
像された交差点近傍の道路沿いに設置される通信装置３
に送信される。通信装置３は、例えばビーコン等を備
え、通常の無線通信を行うものである。通信装置３は、
中央管理センタ２から送信される仮想立体静止画像のデ
ータを外部に出力する。通信装置３から出力される仮想
立体静止画像のデータは、受信可能な範囲の道路上を走
行中の車両に搭載されたカー・ナビゲーション・システ
ム４に受信されて表示される。
像された交差点近傍の道路沿いに設置される通信装置３
に送信される。通信装置３は、例えばビーコン等を備
え、通常の無線通信を行うものである。通信装置３は、
中央管理センタ２から送信される仮想立体静止画像のデ
ータを外部に出力する。通信装置３から出力される仮想
立体静止画像のデータは、受信可能な範囲の道路上を走
行中の車両に搭載されたカー・ナビゲーション・システ
ム４に受信されて表示される。
【００１９】通信装置３の設置位置は、運転者等がカー
・ナビゲーション・システム４に表示される画像を確認
し、確認した混雑状況に基づいて次の行動を判断し、車
両を操作して行動を完了するまでの時間、具体的には、
道路の混雑状況を確認して、例えば、車線変更を完了す
るまでに必要とされる時間を考慮すると、交差点から約
５００ｍ以上離れた位置であることが望ましい。
・ナビゲーション・システム４に表示される画像を確認
し、確認した混雑状況に基づいて次の行動を判断し、車
両を操作して行動を完了するまでの時間、具体的には、
道路の混雑状況を確認して、例えば、車線変更を完了す
るまでに必要とされる時間を考慮すると、交差点から約
５００ｍ以上離れた位置であることが望ましい。
【００２０】尚、仮想立体静止画像のデータを受信して
表示する表示手段としては、カー・ナビゲーション・シ
ステム４の他に、コンピュータ等の端末装置、屋外に設
置される画像表示装置等を用いることができる。
表示する表示手段としては、カー・ナビゲーション・シ
ステム４の他に、コンピュータ等の端末装置、屋外に設
置される画像表示装置等を用いることができる。
【００２１】次に、交差点近傍の道路混雑状況の表示状
態について、図３を用いて具体的に説明する。尚、図３
は、片側３車線の道路の交差点近傍を模式的に表すもの
である。また、図３では、仮想の画像データを四角形状
で示すようにしている。
態について、図３を用いて具体的に説明する。尚、図３
は、片側３車線の道路の交差点近傍を模式的に表すもの
である。また、図３では、仮想の画像データを四角形状
で示すようにしている。
【００２２】まず、図３のａに示すように、道路混雑状
況のうちの道路に対する車両の占有率を視認可能な仮想
立体静止画像を表示する場合には、車両の台数情報と速
度情報とにより車頭間隔情報を算出する。例えば、平均
して３秒に１台の割合で車両が通過し、車両の平均時速
が３６ｋｍ／時である場合には、車頭間隔は３０ｍとな
る。この算出された車頭間隔情報を用いて、車両が道路
上に等間隔で表示されるように、道路混雑状況データと
しての仮想の車両の画像データ（図中、四角形で示す）
を生成し、この車両の画像データを道路の画像データ上
又は拡大地図上に重畳する。尚、仮想の画像データは、
図２の車両形状や図３の四角形状以外の形状でも良い。
況のうちの道路に対する車両の占有率を視認可能な仮想
立体静止画像を表示する場合には、車両の台数情報と速
度情報とにより車頭間隔情報を算出する。例えば、平均
して３秒に１台の割合で車両が通過し、車両の平均時速
が３６ｋｍ／時である場合には、車頭間隔は３０ｍとな
る。この算出された車頭間隔情報を用いて、車両が道路
上に等間隔で表示されるように、道路混雑状況データと
しての仮想の車両の画像データ（図中、四角形で示す）
を生成し、この車両の画像データを道路の画像データ上
又は拡大地図上に重畳する。尚、仮想の画像データは、
図２の車両形状や図３の四角形状以外の形状でも良い。
【００２３】また、図３のｂに示すように、渋滞長を視
認可能な仮想立体静止画像を表示する場合には、渋滞長
情報を用い、渋滞長情報に応じた距離だけ車両が表示さ
れるように、道路の画像データ上又は拡大地図上に、仮
想の車両画像データを重畳する。
認可能な仮想立体静止画像を表示する場合には、渋滞長
情報を用い、渋滞長情報に応じた距離だけ車両が表示さ
れるように、道路の画像データ上又は拡大地図上に、仮
想の車両画像データを重畳する。
【００２４】尚、複数の撮像装置１を所定間隔、例え
ば、１５０ｍ間隔で設置して、複数の渋滞長情報を利用
することにより、車両の渋滞長が１台の撮像装置１の撮
像可能範囲以上に継続する場合にも、正確な渋滞長を示
す仮想立体静止画像を表示することができる。
ば、１５０ｍ間隔で設置して、複数の渋滞長情報を利用
することにより、車両の渋滞長が１台の撮像装置１の撮
像可能範囲以上に継続する場合にも、正確な渋滞長を示
す仮想立体静止画像を表示することができる。
【００２５】さらに、大型車と小型車との区別を視認可
能な仮想立体静止画像を表示する場合には、車種情報を
用いて小型車に対する大型車の混入率を算出し、該大型
車の混入率に応じて、小型車と大型車とを区別して表示
する。図３のｃは、大型車の混入率が５０％の場合を示
しており、大型車を白い四角形、小型車を黒い四角形で
表示している。
能な仮想立体静止画像を表示する場合には、車種情報を
用いて小型車に対する大型車の混入率を算出し、該大型
車の混入率に応じて、小型車と大型車とを区別して表示
する。図３のｃは、大型車の混入率が５０％の場合を示
しており、大型車を白い四角形、小型車を黒い四角形で
表示している。
【００２６】尚、撮像装置１の代わりに、送受信装置を
備える超音波センサを用いた車両感知装置を用いること
も可能である。この場合には、超音波センサにより台数
情報、感知時間情報及び車種情報が感知されて中央管理
センタ２に送信される。中央管理センタ２は、超音波セ
ンサからの台数情報、感知時間情報及び車種情報を用い
て、速度情報及び車頭間隔情報を算出する。小型車及び
大型車の車体長を、例えば、小型車は５ｍ，大型車は８
ｍと予め決定しておけば、感知時間情報と車種情報とを
用いることにより速度情報が算出される。車頭間隔情報
は、算出された速度情報及び台数情報によって算出され
る。従って、超音波センサを用いた場合にも、車頭間隔
情報及び車種情報により、図３のａ，ｃに示す道路混雑
状況データを生成できる。
備える超音波センサを用いた車両感知装置を用いること
も可能である。この場合には、超音波センサにより台数
情報、感知時間情報及び車種情報が感知されて中央管理
センタ２に送信される。中央管理センタ２は、超音波セ
ンサからの台数情報、感知時間情報及び車種情報を用い
て、速度情報及び車頭間隔情報を算出する。小型車及び
大型車の車体長を、例えば、小型車は５ｍ，大型車は８
ｍと予め決定しておけば、感知時間情報と車種情報とを
用いることにより速度情報が算出される。車頭間隔情報
は、算出された速度情報及び台数情報によって算出され
る。従って、超音波センサを用いた場合にも、車頭間隔
情報及び車種情報により、図３のａ，ｃに示す道路混雑
状況データを生成できる。
【００２７】上述したように、本実施形態の道路交通情
報提供装置は、中央管理センタ２において、撮像装置１
からの感知情報に基づいて道路混雑状況データを生成
し、この道路混雑状況データを、予め備える道路の画像
データ上又は拡大地図上に重畳することにより、道路混
雑状況を具体的に表示可能な道路混雑状況画像データを
容易に生成できる。従って、上述した道路混雑状況画像
データを受信したカー・ナビゲーション・システム４等
の表示手段においては、道路混雑状況を仮想立体静止画
像として従来よりも具体的に表示するので、運転者等
は、道路混雑状況を従来よりも詳細に知ることが可能と
なる。
報提供装置は、中央管理センタ２において、撮像装置１
からの感知情報に基づいて道路混雑状況データを生成
し、この道路混雑状況データを、予め備える道路の画像
データ上又は拡大地図上に重畳することにより、道路混
雑状況を具体的に表示可能な道路混雑状況画像データを
容易に生成できる。従って、上述した道路混雑状況画像
データを受信したカー・ナビゲーション・システム４等
の表示手段においては、道路混雑状況を仮想立体静止画
像として従来よりも具体的に表示するので、運転者等
は、道路混雑状況を従来よりも詳細に知ることが可能と
なる。
【００２８】また、撮像装置１は、既に設置されて使用
されているものを使用可能であるので、本実施形態にか
かる道路交通情報提供装置を、低コスト、かつ、容易に
実現可能である。
されているものを使用可能であるので、本実施形態にか
かる道路交通情報提供装置を、低コスト、かつ、容易に
実現可能である。
【００２９】さらに、画像センサ又は超音波センサから
リアルタイムで送信される感知情報を用いるので、感知
情報をリアルタイムに処理して道路混雑状況画像データ
を生成することにより、運転者等は、刻々と変化する道
路混雑状況を正確に得ることができる。但し、運転者等
の安全性を高めるために、一定時間、例えば、５分程度
の間隔で道路混雑状況画像データを更新するようにして
もよい。
リアルタイムで送信される感知情報を用いるので、感知
情報をリアルタイムに処理して道路混雑状況画像データ
を生成することにより、運転者等は、刻々と変化する道
路混雑状況を正確に得ることができる。但し、運転者等
の安全性を高めるために、一定時間、例えば、５分程度
の間隔で道路混雑状況画像データを更新するようにして
もよい。
【００３０】尚、本実施形態では、道路混雑状況画像デ
ータがカー・ナビゲーション・システム４等の表示手段
に送信されるものとして説明したが、カー・ナビゲーシ
ョン・システム４側が道路の画像データを予め備え、道
路混雑状況画像データを生成可能な場合には、中央管理
センタ２の出力手段からカー・ナビゲーション・システ
ム４に対して、道路混雑状況データのみを送信するよう
にしてもよい。この場合には、カー・ナビゲーション・
システム４が、道路混雑状況画像生成手段及び表示手段
の機能を備えることになる。
ータがカー・ナビゲーション・システム４等の表示手段
に送信されるものとして説明したが、カー・ナビゲーシ
ョン・システム４側が道路の画像データを予め備え、道
路混雑状況画像データを生成可能な場合には、中央管理
センタ２の出力手段からカー・ナビゲーション・システ
ム４に対して、道路混雑状況データのみを送信するよう
にしてもよい。この場合には、カー・ナビゲーション・
システム４が、道路混雑状況画像生成手段及び表示手段
の機能を備えることになる。
【００３１】また、道路混雑状況データは、車頭間隔情
報及び渋滞長情報の少なくとも一方の情報であってもよ
い。このとき、道路混雑状況データは、仮想の車両画像
データに限らず、数字データとしてもよい。道路混雑状
況データを数字データとする場合には、車頭間隔情報及
び渋滞長情報の少なくとも一方の情報を、カー・ナビゲ
ーション・システム４の道路の地図上に重畳して表示す
ればよい。
報及び渋滞長情報の少なくとも一方の情報であってもよ
い。このとき、道路混雑状況データは、仮想の車両画像
データに限らず、数字データとしてもよい。道路混雑状
況データを数字データとする場合には、車頭間隔情報及
び渋滞長情報の少なくとも一方の情報を、カー・ナビゲ
ーション・システム４の道路の地図上に重畳して表示す
ればよい。
【００３２】さらに、撮像装置１により、道路混雑状況
の他に、工事状況及び事故状況等を感知し、この感知情
報を用いて仮想立体静止画像を生成し、運転者等に情報
提供することも可能である。
の他に、工事状況及び事故状況等を感知し、この感知情
報を用いて仮想立体静止画像を生成し、運転者等に情報
提供することも可能である。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる道
路交通情報提供装置によれば、感知手段からの感知情報
を用いて、道路混雑状況を従来よりも具体的に表示可能
な道路混雑状況データを容易に生成できる。
路交通情報提供装置によれば、感知手段からの感知情報
を用いて、道路混雑状況を従来よりも具体的に表示可能
な道路混雑状況データを容易に生成できる。
【００３４】さらに、道路混雑状況データを用いて道路
混雑状況画像データを生成し、表示手段で道路混雑状況
画像データを表示することにより、道路の混雑状況を示
す道路交通情報を従来よりも具体的に表示できる。従っ
て、車両の運転者等は、道路混雑状況、特に、交差点近
傍の混雑状況を、従来よりも詳細に知ることが可能とな
る。
混雑状況画像データを生成し、表示手段で道路混雑状況
画像データを表示することにより、道路の混雑状況を示
す道路交通情報を従来よりも具体的に表示できる。従っ
て、車両の運転者等は、道路混雑状況、特に、交差点近
傍の混雑状況を、従来よりも詳細に知ることが可能とな
る。
【００３５】また、感知手段として、既に設置されてい
るものを使用可能であるので、道路交通情報提供装置
を、低コスト、かつ、容易に実現できる。
るものを使用可能であるので、道路交通情報提供装置
を、低コスト、かつ、容易に実現できる。
【図１】本発明に係る道路交通情報提供装置の一実施形
態の概略的な構成図
態の概略的な構成図
【図２】仮想立体静止画像の一例を模式的に示す図
【図３】道路の混雑状況の表示状態を模式的に示す図
１ 撮像装置 ２ 中央管理センタ ３ 通信装置 ４ カー・ナビゲーション・システム
Claims (8)
- 【請求項１】道路上の車両を感知する感知手段と、 前記感知手段からの感知情報を用いて道路混雑状況デー
タを生成する道路混雑状況データ生成手段と、 前記道路混雑状況データ生成手段で生成された道路混雑
状況データを出力する出力手段と、を備えることを特徴
とする道路交通情報提供装置。 - 【請求項２】予め備える道路の画像データ上に前記出力
手段からの道路混雑状況データを重畳し、道路の混雑状
況を示す道路混雑状況画像データを生成して出力する道
路混雑状況画像生成手段を含むことを特徴とする請求項
１に記載の道路交通情報提供装置。 - 【請求項３】前記道路混雑状況画像生成手段からの前記
道路混雑状況画像データを受信し、表示する表示手段を
含むことを特徴とする請求項２に記載の道路交通情報提
供装置。 - 【請求項４】前記道路混雑状況データが、仮想の形状で
表現される画像データであることを特徴とする請求項１
〜請求項３のいずれか１つに記載の道路交通情報提供装
置。 - 【請求項５】前記道路混雑状況データが、車頭間隔情報
及び渋滞長情報の少なくとも一方の情報であることを特
徴とする請求項１〜請求項４のいずれか１つに記載の道
路交通情報提供装置。 - 【請求項６】前記感知手段は、台数情報、速度情報、渋
滞長情報及び車種情報を提供可能な画像センサであるこ
とを特徴とする請求項１〜請求項５のいずれか１つに記
載の道路交通情報提供装置。 - 【請求項７】前記感知手段は、台数情報、感知時間情報
及び車種情報を提供可能な超音波センサであることを特
徴とする請求項１〜請求項５のいずれか１つに記載の道
路交通情報提供装置。 - 【請求項８】前記道路混雑状況画像データは、交差点近
傍の画像データであることを特徴とする請求項２〜請求
項７のいずれか１つに記載の道路交通情報提供装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11124255A JP2000315294A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 道路交通情報提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11124255A JP2000315294A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 道路交通情報提供装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000315294A true JP2000315294A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14880812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11124255A Pending JP2000315294A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 道路交通情報提供装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000315294A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007133847A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-05-31 | Asahi Kasei Corp | 混雑状況提示装置、及び、混雑状況情報閲覧システム |
| KR101492013B1 (ko) | 2013-04-23 | 2015-02-13 | 김예찬 | T자 도로용 실시간 상황표지판 |
| CN113936469A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-01-14 | 安徽交控信息产业有限公司 | 基于高速公路车道感知设备的交通信息交互系统及方法 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11124255A patent/JP2000315294A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007133847A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-05-31 | Asahi Kasei Corp | 混雑状況提示装置、及び、混雑状況情報閲覧システム |
| KR101492013B1 (ko) | 2013-04-23 | 2015-02-13 | 김예찬 | T자 도로용 실시간 상황표지판 |
| CN113936469A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-01-14 | 安徽交控信息产业有限公司 | 基于高速公路车道感知设备的交通信息交互系统及方法 |
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