JP2000314756A - ノイズ試験装置及びその試験方法 - Google Patents

ノイズ試験装置及びその試験方法

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JP2000314756A
JP2000314756A JP11124802A JP12480299A JP2000314756A JP 2000314756 A JP2000314756 A JP 2000314756A JP 11124802 A JP11124802 A JP 11124802A JP 12480299 A JP12480299 A JP 12480299A JP 2000314756 A JP2000314756 A JP 2000314756A
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coil
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test
ring
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勉 稲田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の周波数を有した試験信号の他系統への
漏洩を、十分に防止することができるようにする。 【解決手段】 電子機器の入出力線に所定の周波数を有
した試験信号を入力するための結合部11と、互いに直列
接続された複数個のリング型のコイルL1,L2,L3,L4 及び
そのコイルL1,L2,L3,L4 に接続されたコンデンサC3,C4
を有し他系統への試験信号の漏洩を防止する減結合部13
と、を備えた構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器のAM放
送ノイズ耐性を評価するノイズ試験装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のノイズ試験装置として図
8に示すものが存在する。このものは、結合部X 及び減
結合部Y を備えている。結合部X は、電子機器の入出力
線にAM放送帯周波数を有した試験信号を入力するため
のものである。減結合部Y は、1つのリング型のコイル
Y1及びそのコイルY1に接続されたコンデンサY2からなる
減結合用の回路構成を2組有し、他系統への試験信号の
漏洩を防止する。
【0003】このものは、コイルY1の巻回密度を増加さ
せたり、リング型のコイルY1そのものを大きくして巻回
数を増加することにより、コイルY のインダクタンスを
増大できるので、電子機器の入出力線に入力された試験
信号の他系統への漏洩を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
あっては、コイルY の巻回密度を増加させたりリング型
のコイルY1そのものを大きくして巻回数を増加すると、
インダクタンスのピーク値が、図9に実線で示した状態
から、同図に破線で示す状態へと、低周波側にシフトし
てしまうので、所望の周波数領域でインダクタンスを増
大させることができす、ひいては、所定の周波数である
AM放送帯周波数を有した試験信号の他系統への漏洩
を、十分に防止することができないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、所定の波数を有した試
験信号の他系統への漏洩を、十分に防止することができ
るノイズ試験装置及びその試験方法をを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、電子機器の入出力線に
所定の周波数を有した試験信号を入力するための結合部
と、互いに直列接続された複数個のリング型のコイル及
びそのコイルに接続されたコンデンサを有し他系統への
前記試験信号の漏洩を防止する減結合部と、を備えた構
成にしている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記複数個のコイルは、それぞれの磁束が
直交するよう配設された構成にしている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2のいずれかに記載の発明において、入力された前記
試験信号に基づくコモンモード電流を測定する電流測定
部が設けられた構成にしている。
【0009】請求項4記載の発明は、電子機器の入出力
線に所定の周波数を有した試験信号を入力するための結
合部と、互いに直列接続された複数個のリング型のコイ
ル及びそのコイルに接続されたコンデンサを有し他系統
への前記試験信号の漏洩を防止する減結合部と、を備え
たノイズ試験装置により、前記電子機器のノイズに関す
る試験を行うノイズ試験装置の試験方法であって、入力
された前記試験信号に基づくコモンモード電流を測定
し、その測定されたコモンモード電流に応じて、前記試
験信号を入力するようにしている。
【0010】請求項5記載の発明は、電子機器の入出力
線に所定の周波数を有した試験信号を入力するための結
合部と、互いに直列接続された複数個のリング型のコイ
ル及びそのコイルに接続されたコンデンサを有し他系統
への前記試験信号の漏洩を防止する減結合部と、を備え
たノイズ試験装置により、前記電子機器のノイズに関す
る試験を行うノイズ試験装置の試験方法であって、前記
電子機器の有するコモンモードインピーダンスに基づい
て、前記試験信号を入力するようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
7に基づいて以下に説明する。このノイズ試験装置10
は、装置本体1 及びカレントプローブ(電流測定部)2
を備えて構成されている。
【0012】装置本体1 は、金属製の箱体からなり、2
つの回路ブロックを内方に収容している。これらの2つ
の回路ブロックのうちの一方は、電子機器20の入出力線
30にAM放送帯周波数を有した試験信号を入力するため
の結合部11をなすものであって、第1の抵抗R1、第2の
抵抗R2、第1のコンデンサC1、第2のコンデンサC2から
なる。
【0013】第1の抵抗R1は、その一端に接続された第
1のコンデンサC1を介して、電子機器20の一方の入出力
線30a に接続されている。第2の抵抗R2は、その一端に
接続された第2のコンデンサC2を介して、電子機器20の
他方の入出力線30b に接続されるとともに、その他端が
第1の抵抗R1の他端に接続されている。これらの第1の
抵抗R1と第2の抵抗R2との接続部分には、所定の周波数
であるAM放送帯周波数を有した試験信号が入力される
信号入力部12が接続されている。
【0014】これに対して、装置本体1 に収容された2
つの回路ブロックのうちの他方は、商用電源等の他系統
への前述の試験信号の漏洩を防止する減結合部13をなす
ものであって、第1のコイルL1、第2のコイルL2、第3
のコイルL3、第4のコイルL4、第3のコンデンサC3、第
4のコンデンサC4からなる。なお、第1のコイルL1乃至
第4のコイルL4は、図3に示すように、いずれもフェラ
イトコアC を有するリング型のコイルであって、耐ノイ
ズ試験で使用する水平基準金属板40a との間の容量結合
を小さくするように、装置本体1 から所定の距離を有し
て配設されている。なお、耐ノイズ試験については、詳
しく後述する。
【0015】第1のコイルL1は、互いに直列接続された
第2のコイルL2と共に、電子機器20の一方の入出力線30
a に接続されている。第3のコイルL3は、互いに直列接
続された第4のコイルL4と共に、電子機器20の他方の入
出力線30b に接続されている。これらの第1のコイルL1
及び第3のコイルL3は、商用電源等の他系統から電子機
器20の両入出力線30a,30b に電力を入力するための他系
統接続部14が接続されている。これに対して、第2のコ
イルL2及び第4のコイルL4は、他系統接続部14に入力さ
れた電力を、前述の試験信号と共に電子機器20の両入出
力線30a,30b に出力する信号出力部15が接続されてい
る。
【0016】また、第1のコイルL1及び第3のコイルL3
は、図2に示すように、第1のコイルブロックLL1 をな
す巻回状態となっている。一方、第2のコイルL2及び第
4のコイルL4は、図2に示すように、第2のコイルブロ
ックLL2 をなす巻回状態となっており、第1のコイルブ
ロックLL1 とは軸方向が互いに直交している。このよう
に、第1のコイルブロックLL1 及び第2のコイルブロッ
クLL2 の軸方向が直交することにより、第1のコイルL1
と第2のコイルL2の磁束が互いに直交するとともに、第
3のコイルL3と第4のコイルL4の磁束が互いに直交する
ようになる。
【0017】第3のコンデンサC3は、その一端が第1の
コイルL1と他系統接続部14との間に接続されるととも
に、他端が装置本体1 に接続されている。第4のコンデ
ンサC4は、その一端が第3のコイルL3と他系統接続部14
との間に接続されるとともに、他端が装置本体1 に接続
されている。
【0018】次に、図4に基づいて、本ノイズ試験装置
10により、電子機器20の耐ノイズ性試験をするための構
成について説明する。耐ノイズ試験がなされる電子機器
20は、本ノイズ試験装置10と共に、接地された水平基準
金属板40a 上に配設された絶縁台40b に載置する。この
電子機器20は、本ノイズ試験装置10の信号出力部15か
ら、他系統からの電力が入力される。ここで、本ノイズ
試験装置10の信号入力部12に、試験信号発生部50a から
発生されたAM放送帯周波数を有する前述の試験信号
が、パワーアンプ50b 及びアッテネータ50c を介して入
力されるとにより、他系統からの電力が入力されるとき
に、前述の試験信号も同時に入力されることになる。
【0019】このとき、カレントプローブ(電流測定
部)2 により、前述の試験信号に基づくコモンモード電
流を測定するようにしている。詳しくは、コモンモード
電流に基づいてカレントプローブ2 から出力された信号
電圧を、スペクトラムアナライザ50d によって測定する
ようにしている。
【0020】なお、カレントプローブ2 は、定在波の影
響を受けないように、所定の位置に配設されることによ
って、コモンモード電流の安定した測定が可能となって
いる。こうして、測定された測定結果に応じて、パワー
アンプ50b によって、試験信号の入力レベルを調整す
る。
【0021】また、本ノイズ試験装置10により耐ノイズ
試験がなされる電子機器20は、それぞれが固有のインピ
ーダンスを有しているから、それぞれが有するインピー
ダンスを測定してから、そのインピーダンスに応じて、
詳しくは、そのインピーダンスに適応したコモンモード
電流を所定の式により計算してから、パワーアンプ50b
によって、試験信号の入力レベルを個々に調整する。
【0022】次に、図6に基づいて、電子機器20のイン
ピーダンスの測定手順について説明する。インピーダン
スの測定される電子機器20は、前述した耐ノイズ試験の
場合と同様に、詳しくは、電子機器20と水平基準金属板
40a との距離を同一として、接地された水平基準金属板
40a 上に配設された絶縁台40b に載置する。さらに、接
地された垂直基準金属板40c に、前述した耐ノイズ試験
の場合と同一の引き回し長さを有するケーブル40d でも
って電子機器20を接続し、例えば、ネットワークアナラ
イザ50e によりインピーダンスを測定する。
【0023】かかるノイズ試験装置10にあっては、互い
に接続されたリング型の第1のコイルC1及び第2のコイ
ルL2は、一つのリング型のコイルに比較して、全体とし
て巻回数が多くなるので、インダクタンスを増大させる
ことができ、電子機器20の両入出力線30a,30b に入力さ
れた試験信号の他系統への漏洩を防止することができ
る。同様に、互いに接続されたリング型の第3のコイル
L3及び第4のコイルL4も、一つのリング型のコイルに比
較して、巻回数が多くなるので、インダクタンスを増大
させることができ、電子機器20の両入出力線30a,30b に
入力された試験信号の他系統への漏洩を防止することが
できる。
【0024】しかも、従来例とは異なって、リング型の
コイルの巻回密度を増加させたりリング型のコイルその
ものの径を大きくして巻回数を増加させているわけでは
ないから、図7に実線で示した状態から、同図に破線で
示す状態へと、インダクタンスのピーク値が低周波側に
シフトすることはなく、同図に一点鎖線で示すように、
所望の周波数領域でインダクタンスを増大させることが
できるので、ひいては、AM放送帯周波数でのインダク
タンスを増大させることができ、試験信号の他系統への
漏洩を、十分に防止することができる。
【0025】また、試験信号に基づくコモンモード電流
は、それぞれの磁束が直交するよう配設されたリング型
の第1のコイルL1及び第2のコイルL2に流れるととも
に、それぞれの磁束が直交するよう配設されたリング型
の第3のコイルL3及び第4のコイルL4に流れることによ
って、減衰するようになり、電子機器20の両入出力線30
a,30b に入力された試験信号の他系統への漏洩を防止す
ることができるという効果を一段と奏することができ
る。
【0026】また、カレントプローブ2 でもって、入力
された試験信号に基づくコモンモード電流を測定し、そ
のコモンモード電流の測定結果に応じて、試験信号の入
力を調整することができるので、適切なレベルで試験信
号を入力することができ、ひいては、電子機器20のノイ
ズに関する試験の精度を高くすることができる。
【0027】また、電子機器20そのものが有するコモン
モードインピーダンスに基づいて、試験信号の入力レベ
ルを調整することができるので、適切なレベルで試験信
号を入力することができ、ひいては、電子機器20のノイ
ズに関する試験の精度を高くすることができる。
【0028】なお、本実施形態では、第1のコイルブロ
ックLL1 及び第2のコイルブロックLL2 を形成し、それ
らの両コイルブロックLL1,LL2 が直交することにより、
第1のコイルL1と第2のコイルL2の磁束が互いに直交す
るとともに第3のコイルL3と第4のコイルL4の磁束が互
いに直交するようにしているが、第1のコイルブロック
LL1 及び第2のコイルブロックLL2 を形成することな
く、第1のコイルL1と第2のコイルL2の磁束が互いに直
交するとともに第3のコイルL3と第4のコイルL4の磁束
が互いに直交するようにしても、同様の効果を奏するこ
とができる。
【0029】また、本実施形態では、所定の周波数は、
AM放送帯周波数であるが、例えば、300k毎秒〜3
0M毎秒の中波や短波の周波数であっても、同様の効果
を奏することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、互いに接続され
た複数個のリング型のコイルは、一つのリング型のコイ
ルに比較して、全体として巻回数が多くなるので、イン
ダクタンスを増大させることができ、電子機器の入出力
線に入力された試験信号の他系統への漏洩を防止するこ
とができる。しかも、従来例とは異なって、リング型の
コイルの巻回密度を増加させたりリング型のコイルその
ものの径を大きくして巻回数を増加させているわけでは
ないから、インダクタンスのピーク値が低周波側にシフ
トすることはなく、所望の周波数領域でインダクタンス
を増大させることができるので、ひいては、所定の周波
数でのインダクタンスを増大させることができ、試験信
号の他系統への漏洩を、十分に防止することができる。
【0031】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、試験信号に基づくコモンモード電流
は、それぞれの磁束が直交するよう配設された複数個の
リング型のコイルに流れることによって、減衰するよう
になり、電子機器の入出力線に入力された試験信号の他
系統への漏洩を防止することができるという効果を一段
と奏することができる。
【0032】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、電流測定部でもって、入力された試
験信号に基づくコモンモード電流を測定し、そのコモン
モード電流の測定結果に応じて、試験信号の入力を調整
することができるので、適切なレベルで試験信号を入力
することができ、ひいては、電子機器のノイズに関する
試験の精度を高くすることができる。
【0033】請求項4記載の発明は、互いに接続された
複数個のリング型のコイルは、一つのリング型のコイル
に比較して、全体として巻回数が多くなるので、インダ
クタンスを増大させることができ、電子機器の入出力線
に入力された試験信号の他系統への漏洩を防止すること
ができる。しかも、従来例とは異なって、リング型のコ
イルの巻回密度を増加させたりリング型のコイルそのも
のの径を大きくして巻回数を増加させているわけではな
いから、インダクタンスのピーク値が低周波側にシフト
することはなく、所望の周波数領域でインダクタンスを
増大させることができるので、ひいては、所定の周波数
でのインダクタンスを増大させることができ、試験信号
の他系統への漏洩を、十分に防止することができる。
【0034】さらに、入力された試験信号に基づくコモ
ンモード電流を測定し、そのコモンモード電流の測定結
果に応じて、試験信号の入力レベルを調整することがで
きるので、適切なレベルで試験信号を入力することがで
き、ひいては、電子機器のノイズに関する試験の精度を
高くすることができる。
【0035】請求項5記載の発明は、互いに接続された
複数個のリング型のコイルは、一つのリング型のコイル
に比較して、全体として巻回数が多くなるので、インダ
クタンスを増大させることができ、電子機器の入出力線
に入力された試験信号の他系統への漏洩を防止すること
ができる。しかも、従来例とは異なって、リング型のコ
イルの巻回密度を増加させたりリング型のコイルそのも
のの径を大きくして巻回数を増加させているわけではな
いから、インダクタンスのピーク値が低周波側にシフト
することはなく、所望の周波数領域でインダクタンスを
増大させることができるので、ひいては、所定の周波数
でのインダクタンスを増大させることができ、試験信号
の他系統への漏洩を、十分に防止することができる。
【0036】さらに、電子機器そのものが有するコモン
モードインピーダンスに基づいて、試験信号の入力レベ
ルを調整することができるので、適切なレベルで試験信
号を入力することができ、ひいては、電子機器のノイズ
に関する試験の精度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路図である。
【図2】同上の2つのコイルの斜視図である。
【図3】同上のコイルの巻回状態の説明図である。
【図4】同上によるノイズに関する試験の実施状態を示
す構成図である。
【図5】同上によるノイズに関する試験の実施状態を示
す斜視図である。
【図6】同上によりノイズに関する試験がなされる電子
機器のインピーダンスの測定状態を示す構成図である。
【図7】同上のコイルのインダクタンスと周波数との関
係を示す説明図である。
【図8】従来例の回路図である。
【図9】同上のコイルのインダクタンスと周波数との関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
11 結合部 13 減結合部 2 カレントプローブ(電流測定部) L1 第1のコイル L2 第2のコイル L3 第3のコイル L4 第4のコイル C3 第3のコンデンサ C4 第4のコンデンサ 10 ノイズ試験装置 20 電子機器 30a 一方の入出力線 30b 他方の入出力線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の入出力線に所定の周波数を有
    した試験信号を入力するための結合部と、互いに直列接
    続された複数個のリング型のコイル及びそのコイルに接
    続されたコンデンサを有し他系統への前記試験信号の漏
    洩を防止する減結合部と、を備えたことを特徴とするノ
    イズ試験装置。
  2. 【請求項2】 前記複数個のコイルは、それぞれの磁束
    が直交するよう配設されたことを特徴とする請求項1記
    載のノイズ試験装置。
  3. 【請求項3】 入力された前記試験信号に基づくコモン
    モード電流を測定する電流測定部が設けられたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のノイ
    ズ試験装置。
  4. 【請求項4】 電子機器の入出力線に所定の周波数を有
    した試験信号を入力するための結合部と、互いに直列接
    続された複数個のリング型のコイル及びそのコイルに接
    続されたコンデンサを有し他系統への前記試験信号の漏
    洩を防止する減結合部と、を備えたノイズ試験装置によ
    り、前記電子機器のノイズに関する試験を行うノイズ試
    験装置の試験方法であって、入力された前記試験信号に
    基づくコモンモード電流を測定し、その測定されたコモ
    ンモード電流に応じて、前記試験信号を入力することを
    特徴とするノイズ試験装置の試験方法。
  5. 【請求項5】 電子機器の入出力線に所定の周波数を有
    した試験信号を入力するための結合部と、互いに直列接
    続された複数個のリング型のコイル及びそのコイルに接
    続されたコンデンサを有し他系統への前記試験信号の漏
    洩を防止する減結合部と、を備えたノイズ試験装置によ
    り、前記電子機器のノイズに関する試験を行うノイズ試
    験装置の試験方法であって、前記電子機器の有するコモ
    ンモードインピーダンスに基づいて、前記試験信号を入
    力することを特徴とするノイズ試験装置の試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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