JP2000314704A - 合成油中の鉱油混入濃度測定方法 - Google Patents

合成油中の鉱油混入濃度測定方法

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JP2000314704A
JP2000314704A JP11125666A JP12566699A JP2000314704A JP 2000314704 A JP2000314704 A JP 2000314704A JP 11125666 A JP11125666 A JP 11125666A JP 12566699 A JP12566699 A JP 12566699A JP 2000314704 A JP2000314704 A JP 2000314704A
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mineral oil
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mineral
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Shinsuke Miki
伸介 三木
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロン規制に伴い、冷凍機油を従来の鉱油ま
たは鉱油を含むブレンド油からエステル油やエーテル油
等の代替冷媒対応油に変える際に、代替冷媒対応油中の
鉱油の混入濃度を、現場で、特殊な装置を用いず、短時
間に、簡易に測定する方法を提供する。 【解決手段】 エステル油やエーテル油等の代替冷媒対
応冷凍機油3を一定量冷凍機1より取り出し、これに鉱
油と反応して呈色する呈色試薬溶液16を加える。得ら
れた溶液21の色を、予め用意した色比較データー、ま
たは既知量の鉱油を混入させた代替冷媒対応冷凍機油標
準溶液に呈色試薬を加えた溶液17〜20の色と比較し
て、鉱油混入濃度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械の潤滑など
に用いられているエステル油、エーテル油等の合成油中
の鉱油濃度を呈色により簡易に測定する方法に関するも
のであり、特に冷凍・空調機のレトロフィット及びリプ
レースの際に用いられる。
【0002】
【従来の技術】フロンは毒性が低く、不燃性で、冷媒と
しての特性も優れていることから、広く冷媒等として使
用されてきた。しかし、近年、成層圏まで拡散したフロ
ンが分解され、放出される塩素がオゾン層を破壊するこ
とが指摘された。1996年に特定フロン(CFC系フ
ロン)が全廃され、規制フロン(HCFC系フロン)に
関しては1996年から総量規制が始まり、2020年
に全廃されることが決まっている。冷凍・空調機業界で
も、オゾン層を破壊しないフロンに冷媒を代替化するこ
とが急務となっている。
【0003】特定フロン及び規制フロンを用いた従来の
冷凍・空調機では、冷凍機油として鉱油または鉱油を含
むブレンド油が用いられてきた。特定フロン及び規制フ
ロンをオゾン層を破壊しない代替フロンに変える際に
は、冷凍機油も鉱油等から代替フロンに対応したエステ
ル油やエーテル油等に変えることが必要である。
【0004】フロン及び冷凍機油を変えるにあたって
は、 (1)従来の冷凍・空調機を使用し、フロン及び冷凍機
油のみを変える場合(レトロフィット)。 (2)従来の配管のみ使用し、フロン及び冷凍機油を変
える場合(リプレース)。 の2通りがある。いずれの場合も鉱油を完全に抜き変え
られないので、その後エステル油等の代替フロン対応冷
凍機油を入れると微量の鉱油が混入した状態になる。微
量の鉱油が混入すると冷凍・空調機の性能、信頼性に影
響をするため、影響のないレベル以下に鉱油混入濃度を
管理することが必要であり、そのためには鉱油混入濃度
が測定できなければならない。
【0005】従来の合成油中の鉱油混入濃度測定方法と
して、特開平8−105836号公報があり、その手順
を図2に示す。冷凍機1から従来使用していた鉱油2を
抜き取り、新しくエステル油3を冷凍機1に充填する
(手順1)。充填したエステル油を冷凍機1の中でフラ
ッシング運転する(手順2)。その後、冷凍機1からエ
ステル油(測定用サンプル油)4を取り出す(手順
3)。取り出したサンプル油4に溶け込んだフロン5を
ヒータ6により加熱して除去する(手順4)。フロン5
を除去したサンプル油8と所定量の水7とを分液ロート
9に入れ、気泡抜きをしながら撹拌する(手順5)。撹
拌後、水の入ったサンプル油11を10分間以上静置
し、中に取り込まれた気泡10を除く(手順6)。気泡
を発生させないよう、また測定部に気泡が入り込まない
よう注意しながら、気泡を除去した後のサンプル油14
にセンサ13を挿入し、サンプル油14の濁度を濁度計
12で測定する(手順7)。予め測定して用意したデー
タまたは検量線から鉱油混入濃度を読みとる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】冷凍・空調機のフロン
及び冷凍機油の交換は、夏場の使用中の故障時等、迅速
に交換する必要がある。よって、合成油中の鉱油混入濃
度の測定に関しても (1)操作が煩雑でなく簡単で、短時間に、現場で測定
できる。 (2)化学、物理、分析等の知識を必要とせず、誰でも
測定できる。 (3)装置、分析機器等を使用しなくてもよい。 ことが必要となる。
【0007】従来の合成油中の鉱油混入濃度の測定は、
前述したように、測定用サンプル油として取り出したエ
ステル油からフロンを完全に除去し、水を加えて撹拌
後、濁度計を用い、鉱油濃度を測定していた。この方法
では、 (1)エステル油に溶解しているフロン、及び撹拌した
後の気泡の影響を強く受けるため、フロンを完全に抜き
取る操作と気泡をなくす手順が必要で、操作が煩雑にな
り、結果を得るのに時間が掛かる。 (2)濁度計の購入、メインテナンスが必要となる。 (3)濁度計を用いるため、濁度計の操作方法を習得す
る必要がある。 (4)測定に必要なエステル油の量が数100gであ
り、冷凍機油使用量が数100g程度の冷凍・空調機で
あれば、測定後エステル油を冷凍・空調機に加えなけれ
ばならない。 などの問題があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、特にフロン規制に伴い、上記
のように冷凍機油を従来の鉱油または鉱油を含むブレン
ド油からエステル油やエーテル油等の代替冷媒対応油に
変える際に、代替冷媒対応油中の鉱油の混入濃度を現場
で、特殊な装置を用いず、短時間に、簡易な操作により
測定することができる方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の方法によ
る合成油中の鉱油混入濃度測定方法は、機械から取り出
した一定量の合成油と、所定の濃度と量の呈色試薬とを
混合し、比色分析することにより、上記機械から取り出
した合成油中の鉱油混入濃度を測定するものである。
【0010】また、本発明の第2の方法による合成油中
の鉱油混入濃度測定方法は、第1の方法において、合成
油が代替冷媒対応冷凍機油であり、鉱油が規制冷媒対応
冷凍機油または特定冷媒対応冷凍機油であるものであ
る。
【0011】また、本発明の第3の方法による合成油中
の鉱油混入濃度測定方法は、第1または第2の方法にお
いて、呈色試薬が、鉱油に含まれる二重結合を有する成
分と呈色反応を起こすものである。
【0012】また、本発明の第4の方法による合成油中
の鉱油混入濃度測定方法は、第3の方法において、呈色
試薬が、ルイス酸、アゾキシベンゼン、テトラニトロメ
タン、ブタノン、塩化ベンザル、硫酸ホルマリン、ピク
リン酸、過マンガン酸、臭素のうちの少なくとも1種で
あるものである。
【0013】また、本発明の第5の方法による合成油中
の鉱油混入濃度測定方法は、第4の方法において、ルイ
ス酸が、五塩化アンチモンまたは塩化アルミニウムであ
るものである。
【0014】また、本発明の第6の方法による合成油中
の鉱油混入濃度測定方法は、第5の方法において、鉱油
がナフテン系鉱油であり、呈色試薬が五塩化アンチモン
であるものである。
【0015】また、本発明の第7の方法による合成油中
の鉱油混入濃度測定方法は、第4の方法において、鉱油
がパラフィン系鉱油であり、呈色試薬が臭素であるもの
である。
【0016】また、本発明の第8の方法による合成油中
の鉱油混入濃度測定方法は、第6または第7の方法にお
いて、合成油が、エステル油またはエーテル油であるも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明におけるエステル油やエ
ーテル油等の代替冷媒対応冷凍機油中の鉱油または鉱油
を含むブレンド油の鉱油混入濃度測定方法は以下の通り
である。代替冷媒対応冷凍機用合成油を冷凍機より一定
量取り出し、これに鉱油と反応して呈色する所定濃度と
量の呈色試薬を加える。あるいは、所定濃度と量の呈色
試薬溶液に、取り出した一定量の合成油を加えてもよ
い。次に、この混合液を比色分析する。比色分析は、予
め用意した色比較データー、または既知量の鉱油を混入
させた代替冷媒対応冷凍機油標準溶液に呈色試薬を加え
た溶液の標準色と比較して、鉱油混入濃度を求める。
【0018】鉱油には二重結合を含む成分が一定量含ま
れており、この二重結合と呈色試薬が反応して呈色す
る。エステル油やエーテル油は二重結合を含まず、呈色
試薬と反応しないので、鉱油混入量が微量であっても、
鉱油濃度に比例した色の変化が観察できる。この呈色反
応を利用して、現場で、簡易に、短時間で、特殊な装置
を用いずに、安価に鉱油混入濃度を測定することができ
る。
【0019】本発明に用いる呈色試薬は、鉱油と反応し
て呈色する試薬であれば、特に限定はない。前記呈色試
薬の具体例としては、五塩化アンチモンや塩化アルミニ
ウムなどのルイス酸、アゾキシベンゼン、テトラニトロ
メタン、ブタノン、塩化ベンザル、硫酸ホルマリン、ピ
クリン酸、過マンガン酸、臭素などが挙げられる。中で
も、ナフテン系鉱油に対しては五塩化アンチモン、パラ
フィン系鉱油には臭素が操作性、反応性、安定性、経済
性、安全性などの点から最も好ましい。
【0020】本発明の呈色試薬の形態は、特に限定はな
いが、反応性、操作性などの点から、前記呈色試薬を有
機系溶剤に溶解して、液体として用いるのが好ましい。
【0021】本発明の呈色試薬溶液の濃度は特に限定は
なく、サンプル量、反応性、操作性、経済性、反応時間
などの点から最適濃度を求めればよい。
【0022】本発明に係わる代替冷媒対応油は、冷凍機
油として用いられるものであれば特に限定はなく、具体
例としてはエステル油、エーテル油などの炭素−炭素二
重結合を持たない極性油が挙げられる。また、本発明に
係わる鉱油は、特に限定はなく、ナフテン系鉱油、パラ
フィン系鉱油、これらの混合油、及びこれらとアルキル
ベンゼン等の合成油との混合油などが挙げられる。
【0023】
【実施例】つぎに本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0024】実施例1〜10.本発明におけるエステル
油やエーテル油等の代替冷媒対応油中の鉱油または鉱油
を含むブレンド油の鉱油混入濃度測定方法の手順を図1
に示す。冷凍機1から従来使用していた鉱油2を抜き取
り、新しくエステル油3を冷凍機1に充填する(手順
1)。充填したエステル油を冷凍機1の中でフラッシン
グ運転する(手順2)。その後、冷凍機1からエステル
油(測定用サンプル油)4を取り出す(手順3)。呈色
試薬と鉱油との反応にフロンは影響せず、完全にフロン
を除去する必要はないが、必要に応じて取り出したサン
プル油4をサンプル瓶15にいれ、数回振るなどの方法
でサンプル油4に溶け込んだフロン5を除去する(手順
4)。その後、一定量のサンプル油4を所定量、所定濃
度の呈色試薬溶液16に加える(手順5)。既知量の鉱
油を含んだエステル油標準溶液17〜20に上記と同
量、同濃度の呈色試薬を加え、数分〜数十分後に手順5
により得られたサンプル油21の色と上記標準溶液17
〜20の色とを目視により比較することによって、鉱油
混入濃度を求める(手順6)。このとき、予め用意した
色比較データーを標準溶液の替わりに用いてもよい。
【0025】上記手順は、従来の冷凍・空調機を使用
し、フロン及び冷凍機油のみを変える場合(レトロフィ
ット)について述べたが、圧縮機、ユニット等は新規の
ものを用い、配管のみ従来のものを使用してフロン及び
冷凍機油を変える場合(リプレース)に関しても、操作
手順は同様である。
【0026】上記手順に従い、鉱油濃度が0%、0.5
%、1.0%、1.5%のエステル油またはエーテル油
溶液3mlを用い、下記表1の条件で、呈色試薬の種
類、及び呈色試薬濃度と量を変化させ、鉱油混入濃度測
定が可能かどうかを評価した。評価結果も併せて表1に
示した。
【0027】
【表1】
【0028】比較例1〜8.上記手順に従い、鉱油濃度
が0%、0.5%、1.0%、1.5%のエステル油ま
たはエーテル油溶液3mlを用い、下記表2の条件で、
呈色試薬の種類、及び呈色試薬濃度と量を変化させ、鉱
油混入濃度測定が可能かどうかを評価した。評価結果も
併せて表2に示した。
【0029】
【表2】
【0030】実施例1〜10のいずれも鉱油濃度が0
%、0.5%、1.0%、1.5%のそれぞれで色の違
いが観察できたことから、上記方法で鉱油混入量測定が
可能である。
【0031】一方、比較例1〜8のいずれも鉱油濃度が
0%、0.5%、1.0%、1.5%のそれぞれで色の
違いが観察できなかった。実施例と比較例の結果から、
エステル油またはエーテル油3mlを用いる場合は、呈
色試薬濃度は3〜20%、量は0.1〜2mlで鉱油濃
度の測定が可能であることが分かる。
【0032】なお、今回は鉱油濃度が0〜1.5%の範
囲で試験したが、1.5%以上でも呈色試薬溶液の濃
度、量を変えることにより、鉱油混入量測定が可能であ
る。
【0033】さらに、エステル油またはエーテル油の量
が3mlで評価したが、量に関して特に限定はなく、エ
ステル油またはエーテル油の量に応じて、呈色試薬の濃
度及び量を変えればよい。
【0034】また、上記手順4における冷媒(フロン)
5の除去に関しても、対象が冷凍機油である場合に必要
となるのであって、冷媒を使用しない場合は必要ない。
また冷媒をほとんど含まないようにエステル油を冷凍・
空調機から取り出す場合も必要ない。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の方法に
よれば、機械から取り出した一定量の合成油と、所定の
濃度と量の呈色試薬とを混合し、比色分析することによ
り、上記機械から取り出した合成油中の鉱油混入濃度を
測定するようにしたので、従来の測定方法に比べて現場
で、簡易に、短時間で、特殊な装置を用いずに、安価に
合成油中の鉱油混入濃度を測定することができる。
【0036】また、この発明の第2の方法によれば、第
1の方法において、合成油が代替冷媒対応冷凍機油であ
り、鉱油が規制冷媒対応冷凍機油または特定冷媒対応冷
凍機油であるので、特にフロン規制に伴い、冷凍機油を
従来の規制冷媒対応冷凍機油または特定冷媒対応冷凍機
油から代替冷媒対応冷凍機油に変える際に、代替冷媒対
応冷凍機油中の鉱油の混入濃度を現場で、特殊な装置を
用いず、短時間に、簡易な操作により測定、管理するこ
とができる。
【0037】また、本発明の第3の方法によれば、第1
または第2の方法において、呈色試薬が、鉱油に含まれ
る二重結合を有する成分と呈色反応を起こすものである
ので、鉱油の混入濃度を現場で、特殊な装置を用いず、
短時間に、簡易な操作により測定することができる。
【0038】また、本発明の第4の方法によれば、第3
の方法において、呈色試薬が、ルイス酸、アゾキシベン
ゼン、テトラニトロメタン、ブタノン、塩化ベンザル、
硫酸ホルマリン、ピクリン酸、過マンガン酸、臭素のう
ちの少なくとも1種であるので、鉱油の混入濃度を現場
で、特殊な装置を用いず、短時間に、簡易な操作により
測定することができる。
【0039】また、本発明の第5の方法によれば、第4
の方法において、ルイス酸が、五塩化アンチモンまたは
塩化アルミニウムであるので、鉱油の混入濃度を現場
で、特殊な装置を用いず、短時間に、簡易な操作により
測定することができる。
【0040】また、本発明の第6の方法によれば、第5
の方法において、鉱油がナフテン系鉱油であり、呈色試
薬が五塩化アンチモンであるので、操作性、反応性、安
定性、経済性、安全性に優れている。
【0041】また、本発明の第7の方法によれば、第4
の方法において、鉱油がパラフィン系鉱油であり、呈色
試薬が臭素であるので、操作性、反応性、安定性、経済
性、安全性に優れている。
【0042】また、本発明の第8の方法によれば、第6
または第7の方法において、合成油が、エステル油また
はエーテル油であるので、鉱油の混入濃度を現場で、特
殊な装置を用いず、短時間に、簡易な操作により測定す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による合成油中の鉱油混
入濃度測定方法を示す説明図である。
【図2】 従来の合成油中の鉱油混入濃度測定方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 冷凍機、2 鉱油、3 エステル油、4 測定用サ
ンプル油(エステル油)、5 フロン、6 ヒータ、7
水、8 フロンを除去したサンプル油(エステル
油)、9 分液ロート、10 気泡、11 水の入った
サンプル油(エステル油)、12 濁度計、13 セン
サ、14 気泡を除去した後のサンプル油(エステル
油)、15 サンプル瓶、16 呈色試薬溶液、17〜
20 標準溶液、21 サンプル油。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械から取り出した一定量の合成油と、
    所定の濃度と量の呈色試薬とを混合し、比色分析するこ
    とにより、上記機械から取り出した合成油中の鉱油混入
    濃度を測定することを特徴とする合成油中の鉱油濃度測
    定方法。
  2. 【請求項2】 合成油が代替冷媒対応冷凍機油であり、
    鉱油が規制冷媒対応冷凍機油または特定冷媒対応冷凍機
    油であることを特徴とする請求項1記載の合成油中の鉱
    油濃度測定方法。
  3. 【請求項3】 呈色試薬は、鉱油に含まれる二重結合を
    有する成分と呈色反応を起こすものであることを特徴と
    する請求項1または2記載の合成油中の鉱油濃度測定方
    法。
  4. 【請求項4】 呈色試薬は、ルイス酸、アゾキシベンゼ
    ン、テトラニトロメタン、ブタノン、塩化ベンザル、硫
    酸ホルマリン、ピクリン酸、過マンガン酸、臭素のうち
    の少なくとも1種であることを特徴とする請求項3記載
    の合成油中の鉱油濃度測定方法。
  5. 【請求項5】 ルイス酸は、五塩化アンチモンまたは塩
    化アルミニウムであることを特徴とする請求項4記載の
    合成油中の鉱油濃度測定方法。
  6. 【請求項6】 鉱油はナフテン系鉱油であり、呈色試薬
    は五塩化アンチモンであることを特徴とする請求項5記
    載の合成油中の鉱油濃度測定方法。
  7. 【請求項7】 鉱油はパラフィン系鉱油であり、呈色試
    薬は臭素であることを特徴とする請求項4記載の合成油
    中の鉱油濃度測定方法。
  8. 【請求項8】 合成油は、エステル油またはエーテル油
    であることを特徴とする請求項6または7記載の合成油
    中の鉱油濃度測定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180665A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Chino Corp 光路長可変セル

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JP2009180665A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Chino Corp 光路長可変セル

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