JP2000314609A - レーザ干渉測長装置 - Google Patents

レーザ干渉測長装置

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JP2000314609A
JP2000314609A JP11125696A JP12569699A JP2000314609A JP 2000314609 A JP2000314609 A JP 2000314609A JP 11125696 A JP11125696 A JP 11125696A JP 12569699 A JP12569699 A JP 12569699A JP 2000314609 A JP2000314609 A JP 2000314609A
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Masayuki Morita
昌幸 森田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、高い位置決め精度が要求されるステ
ージ装置等に搭載されてステージの移動量を計測するレ
ーザ干渉測長装置に関し、干渉計がステージ上に配置さ
れ、反射鏡がステージ外に固定されていても、ステージ
装置の移動によって生じる光路差の影響を受けることの
ないレーザ干渉測長装置を提供することを提供すること
を目的とする。 【解決手段】計測用反射鏡11を反射した測定光と参照
用反射鏡12を反射した参照光とを干渉させる干渉計1
3を有し、干渉計13での干渉光に基づいて計測用反射
鏡11と干渉計13との相対移動量を測定するレーザ干
渉測長装置において、計測用反射鏡11と干渉計13と
の相対移動中に測定光の計測用反射鏡11への入射位置
が変化しないように調整する2枚一組のウエッジプリズ
ム(6−1、6−2)、(6−3、6−4)を有するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い位置決め精度
が要求されるステージ装置等に搭載され、ステージ装置
の位置決め制御においてステージの移動量を計測するレ
ーザ干渉測長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ、ミラー、あるいは半導体ウェハ
などの表面形状の測定、加工に用いられる測定装置、加
工装置にあっては、被検物や被加工材を載置して所望の
位置決めを行う移動ステージ装置として、X−Y面内を
2次元移動する2軸移動ステージ装置(以下、XYステ
ージという)が用いられている。近年の半導体製造工程
を初めとして、被加工物に対する高精度の加工がさらに
要求され、測定装置や加工装置のXYステージには絶対
位置の計測や、0.01μm以下の位置決め精度が必要
になってきている。そのため、位置決め用の位置計測手
段としてレーザ干渉測長装置が使われている。例えば、
超精密加工が要求される工作機械のステージ装置や、半
導体装置や液晶表示装置等を製造する際のフォトリソグ
ラフィ工程で用いられる露光装置のステージ装置の位置
決め装置として、レーザ干渉測長装置は広く利用されて
いる。特に、微細なパターンを正確に重ね合わせて素子
を形成する半導体装置の製造工程や液晶表示装置の製造
工程では、半導体ウェハやガラス基板(以下、ウェハと
いう)を載置して2次元移動するステージ装置の移動量
をnm(ナノメートル)オーダの測定分解能で計測する
必要があるため、原理的に高い精度で測長が可能なレー
ザ干渉測長装置がステージの位置決め装置として多用さ
れている。
【0003】図3は従来のレーザ干渉測長装置の一例の
概略構成を示している。レーザ干渉測長装置はレーザ光
源10と、計測用反射鏡11と、参照用反射鏡12と、
干渉計13と、計測器14とで構成される。さらに、干
渉計13は、1/4波長板1、1/2波長板2、偏光ビ
ームスプリッタプリズム(以下、PBSという)3、コ
ーナー・キューブ・プリズム(以下、CCPという)
4、及び光検出器5で構成される。光源10は一般にH
e−Neレーザ(波長632nm)が使われ、計測器1
4での読み取りの分解能は数nm以下になってきてい
る。しかしながら、計測上で生じる様々な誤差のため、
絶対位置計測、位置決め精度で0.01μm以下を安定
して達成するのは困難であった。計測誤差の要因として
は、光源の周波数変動、光学系を構成する光学素子の形
状および面の精度、温度変化による光学部材の屈折率の
変化や構成部材の熱膨張、空気の流れや揺らぎによる気
圧変動などがある。
【0004】近年、上記のような誤差を取り除く工夫が
なされてきた。例えば、光源として波長安定化He−N
eレーザを採用し、ゼーマン効果で得られる2周波光を
用いたヘテロダイン干渉系を構成することによって外乱
の影響を受け難くしたり、温度と気圧を管理できる恒温
室や恒温槽に半導体装置の測定/検査装置や露光装置を
入れて温度や気圧の変化を防いだりしている。さらにレ
ーザ干渉測長装置の光路をフードなどで覆って空気の揺
らぎの影響を少なくしている。また、光学素子の形状お
よび面の精度による誤差については、例えば、特開平1
0−38518号公報に開示されているような補正によ
る方法を用いることにより影響を少なくすることができ
る。
【0005】しかし、上記のように干渉計測による誤差
要因が取り除かれても、干渉計13はXYステージ外の
固定部に設置され、計測用反射鏡11がステージ上に設
置固定されているので、ステージの移動につれて干渉計
13からの計測ビームの位置が測定対象点に対して計測
用反射鏡11上でずれてしまい、アッベ誤差が生じてし
まう。このような問題を解決したステージを本願発明者
らが特開平10−281720号公報で提案している。
このステージにおいては、干渉計13を移動ステージ上
に配置し、干渉計13からの射出光を反射させる計測用
反射鏡11を移動ステージ外の固定部に設置固定してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、干渉計13
を移動ステージ上に配置して、干渉計13から固定部上
の計測用反射鏡11に計測ビームを入射させて相対移動
量の測定をする場合であっても、干渉計13を構成する
光学部材に形状誤差があったり、ステージの移動方向と
計測ビームの進行方向とにずれがあると、移動ステージ
の移動に伴う計測ビーム位置変動による影響を受けて測
定誤差が生じてしまう。例えば、干渉計13の光学系を
構成する偏光ビームスプリッタ3の偏角をθ、ステージ
の移動に伴って変動する測定光の入射位置の差をδとす
ると、ガラス中と空気中の屈折率の差にδtanθを乗
じた光路差が発生する。この光路差は、相対移動量の測
定誤差として測定値に含まれてしまうという問題を有し
ている。
【0007】本発明の目的は、光学部材に形状誤差があ
ってもステージ装置の移動によって生じる光路差の影響
を受けることのないレーザ干渉測長装置を提供すること
にある。本発明の目的は、干渉計がステージ上に配置さ
れ、反射鏡がステージ外に固定されていても、ステージ
装置の移動によって生じる光路差の影響を受けることの
ないレーザ干渉測長装置を提供することにある。また、
本発明の目的は、高精度な移動量測定が可能なレーザ干
渉測長装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態を表
す図1乃至図3を用いて説明すると、上記目的は、測定
光路上に配置された計測用反射鏡(11)と、参照光路
上に配置された参照用反射鏡(12)と、計測用反射鏡
(11)に入射させた測定光と、参照用反射鏡(12)
に入射させた参照光とを干渉させる干渉計(13)とを
有し、干渉計(13)での干渉光に基づいて計測用反射
鏡(11)と干渉計(13)との相対移動量を測定する
レーザ干渉測長装置において、計測用反射鏡(11)と
干渉計(13)との相対移動中に計測用反射鏡(11)
への測定光の入射位置の変化に伴う計測誤差をキャンセ
ルするように調整する調整手段(6−1〜6−4)を有
していることを特徴とするレーザ干渉測長装置によって
達成される。
【0009】本発明のレーザ干渉測長装置において、調
整手段は、測定光路中に配置されたウエッジプリズム
(6−1〜6−4)を有していることを特徴とする。ま
た、ウエッジプリズム(6−1〜6−4)は、2枚一組
で構成されることを特徴とする。さらに、一組のウエッ
ジプリズム((6−1、6−2)、(6−3、6−4)
は、対向面が計測用反射鏡(11)と干渉計(13)と
の間の光軸に対してほぼ垂直になるように配置されてい
ることを特徴とする。さらに、本発明の記載のレーザ干
渉測長装置において、干渉計(13)は移動体に配置さ
れ、計測用反射鏡(11)は移動体以外に固定して配置
されることを特徴とする。
【0010】また、上記目的は、レチクルステージ(R
ST)に載置されたレチクル(R)のパターンを基板ス
テージ(WST)に載置された基板(W)に露光する露
光装置において、レチクルステージ(RST)と基板ス
テージ(WST)の少なくとも一方の位置計測用に、上
記本発明のレーザ干渉測長装置を搭載することを特徴と
する露光装置によって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態によるレー
ザ干渉測長装置を図1及び図2を用いて説明する。ま
ず、本実施の形態によるレーザ干渉測長装置の概略の構
成を図1を用いて説明する。本実施の形態に係るレーザ
干渉測長装置は大別すると、レーザ光源10、計測用反
射鏡11、参照用反射鏡12、干渉計13、及び計測器
14で構成される。さらに、干渉計13は、1/4波長
板1−1〜1−5、1/2波長板2、PBS3、CCP
4、ウェッジプリズム6−1〜6−4、及び光検出器5
で構成される。そして、以上の構成において、少なくと
も測定用反射鏡11と参照用反射鏡12はステージ装置
の移動ステージの外に固定され、移動ステージ上には少
なくとも干渉計13が配置されている。
【0012】レーザ光源10には波長安定化He−Ne
レーザが用いられている。レーザ光源10からは互いに
偏光方位が直交し、周波数がわずかに異なる(周波数F
meas、Fref)2つの直線偏光の光Fmeas、
Frefが射出される。光源10の波長安定化He−N
eレーザからの射出光は厳密には楕円偏光になってお
り、楕円偏光の状態で干渉測定を行うと、位相角に依存
した光学的な測定誤差が生じるため、光Fmeasおよ
び光Frefは、順に1/4波長板1−1と1/2波長
板2を透過してからPBS3に入射するようになってい
る。光Fmeasおよび光Frefは1/4波長板1−
1を透過してそれぞれ楕円偏光から直線偏光に変換さ
れ、1/2波長板2を透過してPBS3に最適な偏光方
位に変換される。本例では、光Fmeasは紙面に垂直
な偏光方位を有し、光Frefは紙面に平行な偏光方位
を有しているものとする。
【0013】レーザ光源10を射出して1/4波長板1
−1、1/2波長板2を透過した2つの光Fmeas、
Frefは同軸でPBS3に入射する。光Frefはp
偏光の光としてPBS3を透過して、参照光路上の1/
4波長板1−4を透過して参照用反射鏡12にほぼ垂直
に入射する。参照用反射鏡12で反射した光Frefは
再び参照光路上の1/4波長板1−4を透過して偏光方
位を90°回転させられて、紙面に垂直な偏光方位を有
する直線偏光に変換される。そして、光Frefは再び
PBS3に入射してs偏光の光として反射させられてC
CP4に入射する。CCP4において光Frefは光路
をずらされて再びPBS3に入射して反射し、参照光路
中の1/4波長板1−5を透過して参照用反射鏡12に
ほぼ垂直に入射する。参照用反射鏡12で反射した光F
refは再び参照光路上の1/4波長板1−5を透過し
て偏光方位を90°回転させられて、紙面に平行な偏光
方位を有する直線偏光に変換される。そして、光Fre
fはp偏光の光として再びPBS3に入射してPBS3
を透過して光検出器5に向かう。
【0014】一方、光Fmeasはs偏光の光としてP
BS3で反射して、計測用反射鏡11とPBS3との間
の測定光路上でほぼ対向面が光軸にほぼ垂直になるよう
に配置されている2枚一組のウェッジプリズム6−1、
6−2、及び1/4波長板1−2をこの順に透過して計
測用反射鏡11にほぼ垂直に入射する。計測用反射鏡1
1で反射した光Fmeasは再び測定光路上の1/4波
長板1−2、及びウェッジプリズム6−2、6−1をこ
の順に透過して偏光方位を90°回転させられて、紙面
に平行な偏光方位を有する直線偏光に変換される。そし
て、光Fmeasは再びPBS3に入射してp偏光の光
としてPBS3を透過してCCP4に入射する。CCP
4において光Fmeasは光路をずらされて再びPBS
3に入射して透過し、計測用反射鏡11とPBS3との
間の測定光路上でほぼ対向面が光軸にほぼ垂直になるよ
うに配置されているウェッジプリズム6−3、6−4、
及び1/4波長板1−3をこの順に透過して計測用反射
鏡11にほぼ垂直に入射する。計測用反射鏡11で反射
した光Fmeasは再び測定光路上の1/4波長板1−
3、及びウェッジプリズム6−4、6−3をこの順に透
過して偏光方位を90°回転させられて、紙面に垂直な
偏光方位を有する直線偏光に変換される。そして、光F
measはs偏光の光として再びPBS3に入射してP
BS3で反射させられ、参照光路からの光frefと同
軸になって光検出器5に向かう。
【0015】PBS3から出た2つの光Fmeas、F
refは光検出器5に入射し、その干渉光が受光系で受
光されて光電変換される。光電変換された干渉光は、
(Fmeas−Fref)の周波数に計測用反射鏡11
と干渉計13との相対移動に伴って生じるドップラー効
果による周波数変化±Δf(Δfは正の値)で変調され
たビート周波数(Fmeas−Fref±Δf)を有す
る測定信号として光検出器5から計測器14に入力され
る。計測器14では、計測されたビート周波数と参照周
波数(Fmeas−Fref)との差をカウントして、
計測用反射鏡11と干渉計13との相対移動距離を算出
する。
【0016】このとき、光学素子(PBS3やCCP
4)に形状誤差による偏角θが存在するとし、ステージ
の移動による入射位置の差がδであるとすると、光学素
子を構成するガラスと空気の屈折率の差にδtanθを
乗じた光路差ΔFが生じる。従って、光検出器5には光
路差ΔFに応じた分だけドップラー効果による周波数変
化±Δfが変化してしまい、結局計測器14では誤差が
含まれたビート周波数による移動量の測定が行われてし
まうことになる。
【0017】そこで本実施の形態においては、同一のパ
ワーを有する2枚のウェッジプリズム6−1、6−2を
計測用反射鏡11とPBS3との間の測定光路上でほぼ
対向面が光軸にほぼ垂直になるように近接配置し、プリ
ズム6−1、6−2を光軸回りに別々に回転させて調整
することにより、PBS3から射出する光Fmeasを
任意の方向に偏向させて、計測用反射鏡11への入射位
置の変化に伴う計測誤差をキャンセルしている。このよ
うにしてPBS3から計測用反射鏡11へ入射する光F
measの光路を調整することにより、上述の光路差Δ
Fを生じさせないようにすることができる。さらに、C
CP4の形状誤差があると、PBS3からCCP4を通
って計測用反射鏡11へ入射する光Fmeasの光路
が、最初に計測用反射鏡11に入射する入射光路と平行
にならない場合が生じる。従って、PBS3からCCP
4を通って計測用反射鏡11へ入射する光Fmeasの
光路に、別の2枚一組のウェッジプリズム6−3、6−
4を配置して偏向調整ができるようにし、それぞれの光
路の光Fmeasを独立して偏向できるようにしてい
る。この2枚一組のウェッジプリズム(6−1、6−
2)及び(6−3、6−4)による測定光路上の光Fm
easの偏向の調整は、ステージの移動に合わせて一度
行えばよい。このように本実施の形態によれば、干渉計
13を構成する光学素子の形状誤差に基づく測長誤差を
低減できるようになる。従って、本実施の形態によるレ
ーザ干渉測長装置を移動ステージ装置に搭載すれば、移
動するステージの位置決めを高精度で行うことができる
ようになる。
【0018】次に、本実施の形態によるレーザ干渉測長
装置の変形例について図2を用いて説明する。図2に示
す構成要素において、図1を用いて説明した装置構成と
同一の機能作用を有する構成要素には同一の符号を付し
てその説明は省略する。図2に示すように本変形例に係
るレーザ干渉測長装置は、レーザ光源10から干渉計1
3に至る光路中に、ハービング7(計測ビームを平行移
動させるために用いられ、計測ビーム進行方向に直交す
る軸に回転可能な平行平面基板)と一組のウェッジプリ
ズム60とをこの順に配置している点に特徴を有してい
る。この一組のウエッジプリズム60も同一のパワーを
有する2枚のウェッジプリズムから構成されている。一
組のウエッジプリズム60はレーザ光源10とPBS3
との間の共通光路上でほぼ対向面が光軸にほぼ垂直にな
るようにそれぞれのプリズムが近接配置されている。こ
の一組のウエッジプリズム60の各プリズムを光軸回り
に別々に回転させて調整することにより、レーザ光源1
0から射出された光Fmeas、Frefを同軸で任意
の方向に偏向させることができるようになる。このよう
な構成を採用することにより、レーザ光源10の設置条
件が緩和されるためレーザ干渉測長装置における光軸合
わせの作業性をより容易にすることができるようにな
る。
【0019】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、計測
用反射鏡11とPBS3との間の測定光路上でほぼ対向
面が光軸にほぼ垂直になるように配置された2枚位置組
のウエッジプリズム(6−1、6−2)、(6−3、6
−4)を調整手段として用いているが、本発明はこれに
限られず、ウエッジプリズムを1枚だけ用いて調整手段
を構成してもよく、また、3枚以上のウエッジプリズム
を組み合わせた調整手段を構成するようにしてももちろ
んよい。
【0020】また、上記実施の形態によるレーザ干渉測
長装置は、マスクのパターンを投影光学系により基板に
露光する露光装置を製造する際に、投影光学系の性能評
価(特に焦点)に適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、光学部材
に形状誤差があってもステージ装置の移動によって生じ
る光路差の影響を受けることのないレーザ干渉測長装置
を実現できる。また、本発明によれば、干渉計がステー
ジ上に配置され、反射鏡がステージ外に固定されていて
も、ステージ装置の移動によって生じる光路差の影響を
受けることのないレーザ干渉測長装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一実施の形態によるレーザ干渉測長装置
の概略の構成を示す図である。
【図2】発明の一実施の形態によるレーザ干渉測長装置
の変形例の概略の構成を示す図である。
【図3】従来のレーザ干渉測長装置の概略の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1、1−1〜1−5 1/4波長板 2 1/2波長板 3 偏光ビームスプリッタ 4 コーナ・キューブ・プリズム 5 光検出器 6−1〜6−4、60 ウェッジプリズム 7 ハービング 10 レーザ光源 11 計測用反射鏡 12 参照用反射鏡 13 干渉計 14 計測器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F064 AA01 BB01 CC10 DD01 DD04 DD08 EE01 FF02 GG12 GG13 GG16 GG23 GG33 GG38 GG39 HH01 JJ05 JJ11 2F065 AA06 AA09 AA51 CC00 DD11 EE00 FF00 FF49 FF52 GG05 GG23 HH09 JJ01 LL00 LL12 LL17 LL35 LL36 LL37 LL47 PP03 QQ25 QQ51 TT02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定光路上に配置された計測用反射鏡と、 参照光路上に配置された参照用反射鏡と、 前記計測用反射鏡に入射させた測定光と、前記参照用反
    射鏡に入射させた参照光とを干渉させる干渉計とを有
    し、 前記干渉計での干渉光に基づいて前記計測用反射鏡と前
    記干渉計との相対移動量を測定するレーザ干渉測長装置
    において、 前記計測用反射鏡と前記干渉計との相対移動中に前記計
    測用反射鏡への前記測定光の入射位置の変化に伴う計測
    誤差をキャンセルするように調整する調整手段を有して
    いることを特徴とするレーザ干渉測長装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のレーザ干渉測長装置におい
    て、 前記調整手段は、前記測定光路中に配置されたウエッジ
    プリズムを有していることを特徴とするレーザ干渉測長
    装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のレーザ干渉測長装置におい
    て、 前記ウエッジプリズムは、2枚一組で構成されることを
    特徴とするレーザ干渉測長装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のレーザ干渉測長装置におい
    て、 前記一組のウエッジプリズムは、対向面が前記計測用反
    射鏡と前記干渉計との間の光軸に対してほぼ垂直になる
    ように配置されていることを特徴とするレーザ干渉測長
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレ
    ーザ干渉測長装置において、 前記干渉計は移動体に配置され、前記計測用反射鏡は前
    記移動体以外に固定して配置されることを特徴とするレ
    ーザ干渉測長装置。
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