JP2000314360A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料噴射弁の取り付け角度に関係なく、噴孔
の氷結による噴射流量の低下を効果的に防止し、低温時
のエンジン始動性を向上することのできる燃料噴射弁を
提供する。 【解決手段】 噴孔14aのまわりを取り囲む内径φD
がφ5〜φ10(mm)のスカート部1aを設ける。スカー
ト部1aの高さLと、燃料噴射弁の取り付け状態でスカ
ート部1aの内周面の最も下に位置する所から最も近い
噴孔14aの孔縁までの距離dと、噴孔14aから噴射
される燃料の最大噴霧外角θとの関係が、0.5≦L≦
d/tanθの条件を満たし、距離dと内径φDとの関
係が、1.3≦d≦D/2の条件を満たす。
の氷結による噴射流量の低下を効果的に防止し、低温時
のエンジン始動性を向上することのできる燃料噴射弁を
提供する。 【解決手段】 噴孔14aのまわりを取り囲む内径φD
がφ5〜φ10(mm)のスカート部1aを設ける。スカー
ト部1aの高さLと、燃料噴射弁の取り付け状態でスカ
ート部1aの内周面の最も下に位置する所から最も近い
噴孔14aの孔縁までの距離dと、噴孔14aから噴射
される燃料の最大噴霧外角θとの関係が、0.5≦L≦
d/tanθの条件を満たし、距離dと内径φDとの関
係が、1.3≦d≦D/2の条件を満たす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として車両用エ
ンジンに燃料を噴射して供給する燃料噴射弁に関する。
ンジンに燃料を噴射して供給する燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来には、燃料噴射部の先端面の噴孔か
らの燃料噴射をバルブの軸方向の開閉動作によって断続
する燃料噴射弁(インジェクタともいう)において、前
記燃料噴射部の先端面に噴孔のまわりを取り囲むスカー
ト部を設け、吸入空気(吸気ともいう)の流れの影響を
低減するものが知られている(例えば、特開平2−55
869号公報参照)。
らの燃料噴射をバルブの軸方向の開閉動作によって断続
する燃料噴射弁(インジェクタともいう)において、前
記燃料噴射部の先端面に噴孔のまわりを取り囲むスカー
ト部を設け、吸入空気(吸気ともいう)の流れの影響を
低減するものが知られている(例えば、特開平2−55
869号公報参照)。
【0003】このようなインジェクタでは、鉛直線に対
する取り付け角度、噴孔およびスカート部を含む燃料噴
射部の寸法関係によっては、前記スカート部に吸気中の
水分が付着し、その付着した水分は寒冷地の様な低温状
態で凍結(氷結ともいう)し、その後、徐々に水分が堆
積して、最終的に噴孔に氷結すると、噴孔が塞がれてし
まうことがある。このため、噴射流量が低下したり、甚
だしいときには燃料が噴射しなかったりして、低温時の
エンジン始動性が悪くなるという不具合があった。
する取り付け角度、噴孔およびスカート部を含む燃料噴
射部の寸法関係によっては、前記スカート部に吸気中の
水分が付着し、その付着した水分は寒冷地の様な低温状
態で凍結(氷結ともいう)し、その後、徐々に水分が堆
積して、最終的に噴孔に氷結すると、噴孔が塞がれてし
まうことがある。このため、噴射流量が低下したり、甚
だしいときには燃料が噴射しなかったりして、低温時の
エンジン始動性が悪くなるという不具合があった。
【0004】上記したような噴孔の氷結を防止するもの
として、特開平6−101598号公報が提案されてい
る。前記公開公報の燃料噴射装置では、燃料噴射部の断
面図を示した図21に示すように、スカート部101a
の高さL1と、噴孔114aを含む噴射口部の高さL
2と、燃料噴射部の中心線からスカート部の内径エッジ
部先端までの距離d1と、燃料噴射部の中心線より最も
遠い噴孔の孔縁までの距離d2と、鉛直線PLに対する
燃料噴射弁の取り付け角度θxとの関係が、 tanθx<(d1−d2)/(L1−L2) の条件を満たす設定としている。
として、特開平6−101598号公報が提案されてい
る。前記公開公報の燃料噴射装置では、燃料噴射部の断
面図を示した図21に示すように、スカート部101a
の高さL1と、噴孔114aを含む噴射口部の高さL
2と、燃料噴射部の中心線からスカート部の内径エッジ
部先端までの距離d1と、燃料噴射部の中心線より最も
遠い噴孔の孔縁までの距離d2と、鉛直線PLに対する
燃料噴射弁の取り付け角度θxとの関係が、 tanθx<(d1−d2)/(L1−L2) の条件を満たす設定としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本件出願人は、通常使
用される燃料噴射弁であって、スカート部101aの内
径φDがφ5〜φ10(mm)に設定されている燃料噴射弁
について、種々の実験を重ねたところ、前記公開公報の
ように、 tanθx<(d1−d2)/(L1−L2) の条件を満たす設定としても、噴孔114aによる噴射
流量が低下を免れないことが判明した。
用される燃料噴射弁であって、スカート部101aの内
径φDがφ5〜φ10(mm)に設定されている燃料噴射弁
について、種々の実験を重ねたところ、前記公開公報の
ように、 tanθx<(d1−d2)/(L1−L2) の条件を満たす設定としても、噴孔114aによる噴射
流量が低下を免れないことが判明した。
【0006】そして、種々の実験に基づいて、スカート
部101aの内径φDがφ5〜φ10(mm)の燃料噴射弁
においては、スカート部101aの高さL(=L1−
L2)と、燃料噴射弁の取り付け状態で前記スカート部
101aの内周面の最も下に位置する所から最も近い前
記噴孔114aの孔縁までの距離d(=d1−d2)と、
噴孔114aから噴射される最大噴霧外角θとの関係お
よび前記距離d(mm)と前記内径φD(mm)とから、噴孔1
14aの氷結による噴射流量の低下を効果的に防止する
ことのできる条件を見出すことに成功した。
部101aの内径φDがφ5〜φ10(mm)の燃料噴射弁
においては、スカート部101aの高さL(=L1−
L2)と、燃料噴射弁の取り付け状態で前記スカート部
101aの内周面の最も下に位置する所から最も近い前
記噴孔114aの孔縁までの距離d(=d1−d2)と、
噴孔114aから噴射される最大噴霧外角θとの関係お
よび前記距離d(mm)と前記内径φD(mm)とから、噴孔1
14aの氷結による噴射流量の低下を効果的に防止する
ことのできる条件を見出すことに成功した。
【0007】本発明の目的は、燃料噴射弁の取り付け角
度に関係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低下を効果
的に防止し、低温時のエンジン始動性を向上することの
できる燃料噴射弁を提供することにある。
度に関係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低下を効果
的に防止し、低温時のエンジン始動性を向上することの
できる燃料噴射弁を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、燃料噴射部の先端面の噴孔からの燃料噴
射をバルブの軸方向の開閉動作によって断続し、前記燃
料噴射部の先端面に前記噴孔のまわりを取り囲む内径φ
Dがφ5〜φ10(mm)のスカート部を設けた燃料噴射弁
であって、前記スカート部の高さL(mm)と、前記燃料噴
射弁の取り付け状態で前記スカート部の内周面の最も下
に位置する所から最も近い噴孔の孔縁までの距離d(mm)
と、前記噴孔から噴射される燃料の最大噴霧外角θ
(°)との関係が、 0.5≦L≦d/tanθ の条件を満たすとともに、前記距離d(mm)と前記内径φ
D(mm)との関係が、 1.3≦d≦D/2 の条件を満たすことを特徴とする燃料噴射弁である。
項1の発明は、燃料噴射部の先端面の噴孔からの燃料噴
射をバルブの軸方向の開閉動作によって断続し、前記燃
料噴射部の先端面に前記噴孔のまわりを取り囲む内径φ
Dがφ5〜φ10(mm)のスカート部を設けた燃料噴射弁
であって、前記スカート部の高さL(mm)と、前記燃料噴
射弁の取り付け状態で前記スカート部の内周面の最も下
に位置する所から最も近い噴孔の孔縁までの距離d(mm)
と、前記噴孔から噴射される燃料の最大噴霧外角θ
(°)との関係が、 0.5≦L≦d/tanθ の条件を満たすとともに、前記距離d(mm)と前記内径φ
D(mm)との関係が、 1.3≦d≦D/2 の条件を満たすことを特徴とする燃料噴射弁である。
【0009】このように構成すると、まず、L≦d/t
anθに設定し、噴孔から噴射される噴霧燃料がスカー
ト部と干渉することを避けたことにより、噴霧形状の変
化を防止することができる。また、種々の実験に基づい
て、0.5≦Lに設定することにより、燃料噴射弁の取
り付け角度に関係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低
下を防止することができる。
anθに設定し、噴孔から噴射される噴霧燃料がスカー
ト部と干渉することを避けたことにより、噴霧形状の変
化を防止することができる。また、種々の実験に基づい
て、0.5≦Lに設定することにより、燃料噴射弁の取
り付け角度に関係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低
下を防止することができる。
【0010】また、種々の実験に基づいて、1.3≦d
に設定することにより、燃料噴射弁の取り付け角度に関
係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低下を防止するこ
とができる。また、燃料噴射弁の取り付け状態で前記ス
カート部の内周面の最も下に位置する所から最も近い噴
孔の孔縁までの距離d(mm)はD/2が最大である。
に設定することにより、燃料噴射弁の取り付け角度に関
係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低下を防止するこ
とができる。また、燃料噴射弁の取り付け状態で前記ス
カート部の内周面の最も下に位置する所から最も近い噴
孔の孔縁までの距離d(mm)はD/2が最大である。
【0011】したがって、燃料噴射弁の取り付け角度に
関係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低下を効果的に
防止することができ、低温時のエンジン始動性がより一
層向上される。
関係なく、噴孔の氷結による噴射流量の低下を効果的に
防止することができ、低温時のエンジン始動性がより一
層向上される。
【0012】
【発明の実施の形態】一実施の形態について図面を参照
して説明する。先に、燃料噴射弁の概要を述べ、その後
に要部を詳述する。車両用エンジンに使用される燃料噴
射弁の断面図が図1に示されている。
して説明する。先に、燃料噴射弁の概要を述べ、その後
に要部を詳述する。車両用エンジンに使用される燃料噴
射弁の断面図が図1に示されている。
【0013】図1において、燃料噴射弁は、大別して、
ボデー1と、噴射口13aを有しかつ前記ボデー1内に
嵌挿されるバルブシート13と、前記バルブシート13
内に嵌挿されかつ軸方向の開閉動作によって前記噴射口
13aからの燃料噴射を断続する球弁23を有するバル
ブ20とを主要構成部品として構成されている。前記バ
ルブシート13の下流側には、前記噴射口13aから噴
射された燃料を微粒化するためのオリフィスプレート1
4が配置されている。オリフィスプレート14は、燃料
噴射部の断面図を示した図2に良く示されている。
ボデー1と、噴射口13aを有しかつ前記ボデー1内に
嵌挿されるバルブシート13と、前記バルブシート13
内に嵌挿されかつ軸方向の開閉動作によって前記噴射口
13aからの燃料噴射を断続する球弁23を有するバル
ブ20とを主要構成部品として構成されている。前記バ
ルブシート13の下流側には、前記噴射口13aから噴
射された燃料を微粒化するためのオリフィスプレート1
4が配置されている。オリフィスプレート14は、燃料
噴射部の断面図を示した図2に良く示されている。
【0014】図1において、前記ボデー1は、強磁性材
によりほぼ円筒状に形成されている。ボデー1の上端部
内には、非磁性材からなるほぼ短円筒状のリング体2の
下半部が圧入後溶接されている。リング体2の上半部内
には、強磁性材からなる中空軸状のコア3の下端部が圧
入後溶接されている。コア3の軸方向のほぼ中央部に
は、半径方向外方に突出するフランジ3aが形成されて
いる。コア3には、前記フランジ3aの上側に位置する
膨出部3bが形成されている。なお膨出部3bは、それ
より上方部分の外径よりわずかに大きな外径で形成され
ている。
によりほぼ円筒状に形成されている。ボデー1の上端部
内には、非磁性材からなるほぼ短円筒状のリング体2の
下半部が圧入後溶接されている。リング体2の上半部内
には、強磁性材からなる中空軸状のコア3の下端部が圧
入後溶接されている。コア3の軸方向のほぼ中央部に
は、半径方向外方に突出するフランジ3aが形成されて
いる。コア3には、前記フランジ3aの上側に位置する
膨出部3bが形成されている。なお膨出部3bは、それ
より上方部分の外径よりわずかに大きな外径で形成され
ている。
【0015】リング体2とコア3との接続部分の周囲に
は、合成樹脂等の電気絶縁素材からなるボビン4が樹脂
成形されている。ボビン4には、ソレノイドコイル6が
巻線されている。ボビン4の上端部には、ターミナル取
り付け部4aが設けられている。ターミナル取り付け部
4aには、ターミナル5の接続端部5aが圧入によって
取り付けられている。ターミナル5の接続端部5aは、
前記ソレノイドコイル6と電気的に接続されている。
は、合成樹脂等の電気絶縁素材からなるボビン4が樹脂
成形されている。ボビン4には、ソレノイドコイル6が
巻線されている。ボビン4の上端部には、ターミナル取
り付け部4aが設けられている。ターミナル取り付け部
4aには、ターミナル5の接続端部5aが圧入によって
取り付けられている。ターミナル5の接続端部5aは、
前記ソレノイドコイル6と電気的に接続されている。
【0016】ソレノイドコイル6の外周部は、次に述べ
る強磁性材料からなる外側磁路形成部材7によって部分
的に取り囲まれている。外側磁路形成部材7の平面図が
図3、同側面図が図4、図4のV−V線断面図が図5に
それぞれ示されている。外側磁路形成部材7は、ほぼ小
判形状をなしかつ中心部に円形の取り付け孔8を有する
端板部7bと、その端板部7bの両側端部からそれぞれ
下方に向けて延出された断面円弧状をした2個一対の延
出片7aとからなる。取り付け孔8は、前記コア3の膨
出部3b(図1参照)の外径よりわずかに小さい口径で
形成されている。
る強磁性材料からなる外側磁路形成部材7によって部分
的に取り囲まれている。外側磁路形成部材7の平面図が
図3、同側面図が図4、図4のV−V線断面図が図5に
それぞれ示されている。外側磁路形成部材7は、ほぼ小
判形状をなしかつ中心部に円形の取り付け孔8を有する
端板部7bと、その端板部7bの両側端部からそれぞれ
下方に向けて延出された断面円弧状をした2個一対の延
出片7aとからなる。取り付け孔8は、前記コア3の膨
出部3b(図1参照)の外径よりわずかに小さい口径で
形成されている。
【0017】前記外側磁路形成部材7は、図1に示すよ
うに、前記取り付け孔8を前記コア3の上端に嵌合しさ
らに前記膨出部3bに圧入するとともに、端板部7bを
前記フランジ3aに軸方向から当接され、前記コア3に
位置決めした状態で取り付けられている。この取り付け
作業と同時に、外側磁路形成部材7の延出片7aの先端
部に前記ボデー1の上端部が溶接によって結合される。
うに、前記取り付け孔8を前記コア3の上端に嵌合しさ
らに前記膨出部3bに圧入するとともに、端板部7bを
前記フランジ3aに軸方向から当接され、前記コア3に
位置決めした状態で取り付けられている。この取り付け
作業と同時に、外側磁路形成部材7の延出片7aの先端
部に前記ボデー1の上端部が溶接によって結合される。
【0018】図1において、ボデー1の上半部からコア
3の上端部に至る周囲には、その部分を取り巻くように
樹脂モールド成形が施されている。この樹脂モールド成
形によって、前記ターミナル5を囲むコネクタ9が形成
されている。コネクタ9には図示しない電子制御装置の
給電用コネクタが接続され、また、その電子制御装置か
らの入力を受けることにより前記ソレノイドコイル6の
通電およびその解除がなされる。
3の上端部に至る周囲には、その部分を取り巻くように
樹脂モールド成形が施されている。この樹脂モールド成
形によって、前記ターミナル5を囲むコネクタ9が形成
されている。コネクタ9には図示しない電子制御装置の
給電用コネクタが接続され、また、その電子制御装置か
らの入力を受けることにより前記ソレノイドコイル6の
通電およびその解除がなされる。
【0019】前記ボデー1とリング体2との接続部分に
バルブ20がスライド可能に嵌入されている。バルブ2
0の側面図が図6に、またその図6のVII−VII線
断面図が図7に、図6のVIII−VIII線断面図が
図8にそれぞれ示されている。バルブ20は、中空軸状
をなす強磁性材料からなるアーマチュア22と、そのア
ーマチュア22の先端開口部を塞ぐように取り付けられ
た球弁23とにより構成されている。前記アーマチュア
22の先端部側壁に一対の横孔22aが形成されてい
る。前記アーマチュア22に、その中空部と横孔22a
の孔部とによる燃料通路24が形成されている。
バルブ20がスライド可能に嵌入されている。バルブ2
0の側面図が図6に、またその図6のVII−VII線
断面図が図7に、図6のVIII−VIII線断面図が
図8にそれぞれ示されている。バルブ20は、中空軸状
をなす強磁性材料からなるアーマチュア22と、そのア
ーマチュア22の先端開口部を塞ぐように取り付けられ
た球弁23とにより構成されている。前記アーマチュア
22の先端部側壁に一対の横孔22aが形成されてい
る。前記アーマチュア22に、その中空部と横孔22a
の孔部とによる燃料通路24が形成されている。
【0020】前記アーマチュア22の上端部には、それ
より下方部分の小径筒部22Bの外径よりも大きい外径
の大径筒部22Aが一体形成されている。また、アーマ
チュア22の内周面における大径筒部22Aと小径筒部
22Bとの接続部分に段付面25が形成されている。
より下方部分の小径筒部22Bの外径よりも大きい外径
の大径筒部22Aが一体形成されている。また、アーマ
チュア22の内周面における大径筒部22Aと小径筒部
22Bとの接続部分に段付面25が形成されている。
【0021】前記アーマチュア22は、金属射出成形に
よって一体成形されている。金属射出成形の成形工程
は、周知のように、金属材料の微粉末とバインダーとを
混練する混練工程と、前記混練した材料を射出成形機で
成形する成形工程と、脱脂炉で溶剤により前記成形体か
らバインダーを除く液体脱脂工程と、脱脂した成形体を
焼結炉で焼結する焼結工程とからなる。この場合の金属
材料としては、強磁性材料、例えば、電磁SUS、パー
マロイ等が使用される。
よって一体成形されている。金属射出成形の成形工程
は、周知のように、金属材料の微粉末とバインダーとを
混練する混練工程と、前記混練した材料を射出成形機で
成形する成形工程と、脱脂炉で溶剤により前記成形体か
らバインダーを除く液体脱脂工程と、脱脂した成形体を
焼結炉で焼結する焼結工程とからなる。この場合の金属
材料としては、強磁性材料、例えば、電磁SUS、パー
マロイ等が使用される。
【0022】前記バルブ20は、次のようにしてボデー
1内に配置されている。すなわち図1に示すように、ア
ーマチュア22の大径筒部22Aは、前記ボデー1とリ
ング体2との接続部分にスライド可能に嵌入されてい
る。前記アーマチュア22は、前記ソレノイドコイル6
の通電時に吸引作用を受けることによりコア3に吸引さ
れる。なお、バルブ20の球弁23によって、前記バル
ブシート13の噴射口13aが開閉される。
1内に配置されている。すなわち図1に示すように、ア
ーマチュア22の大径筒部22Aは、前記ボデー1とリ
ング体2との接続部分にスライド可能に嵌入されてい
る。前記アーマチュア22は、前記ソレノイドコイル6
の通電時に吸引作用を受けることによりコア3に吸引さ
れる。なお、バルブ20の球弁23によって、前記バル
ブシート13の噴射口13aが開閉される。
【0023】前記ボデー1の先端部にバルブシート組立
体Vsが嵌挿されている。図2に示すように、バルブシ
ート組立体Vsは、前記バルブシート13と前記オリフ
ィスプレート14とプレートホルダー30とからなる。
バルブシート13は、ほぼ有底円筒状をなしており、そ
の下端面に前記噴射口13aを有している。
体Vsが嵌挿されている。図2に示すように、バルブシ
ート組立体Vsは、前記バルブシート13と前記オリフ
ィスプレート14とプレートホルダー30とからなる。
バルブシート13は、ほぼ有底円筒状をなしており、そ
の下端面に前記噴射口13aを有している。
【0024】また、オリフィスプレート14は、前記バ
ルブシート13の下端面すなわち下流側端面に設けられ
るもので、ステンレス製の円形プレート材からなる。オ
リフィスプレート14の上流側の部分端面図を示した図
9において、オリフィスプレート14は、その中心部に
前記バルブシート13の噴射口13a(図2参照)と連
通しかつ噴射口13aから噴射された燃料を微粒化する
ための分散的に配置された複数、例えば12個の噴孔1
4aを有している。なお、各噴孔14aはオリフィスプ
レート14に対するプレス成形によって形成される。
ルブシート13の下端面すなわち下流側端面に設けられ
るもので、ステンレス製の円形プレート材からなる。オ
リフィスプレート14の上流側の部分端面図を示した図
9において、オリフィスプレート14は、その中心部に
前記バルブシート13の噴射口13a(図2参照)と連
通しかつ噴射口13aから噴射された燃料を微粒化する
ための分散的に配置された複数、例えば12個の噴孔1
4aを有している。なお、各噴孔14aはオリフィスプ
レート14に対するプレス成形によって形成される。
【0025】前記噴孔14aは、例えば、オリフィスプ
レート14の軸心CPを中心とする二重の円周線C1,
C2上に分散的に配置されており、内側の円周線C1上
には等間隔で4個、また外側の円周線C2上には等間隔
で8個の計12個が形成されている。
レート14の軸心CPを中心とする二重の円周線C1,
C2上に分散的に配置されており、内側の円周線C1上
には等間隔で4個、また外側の円周線C2上には等間隔
で8個の計12個が形成されている。
【0026】図9のX−X線断面図を示した図10に示
すように、前記各噴孔14aは、上流側(図20におい
て上側)よりも下流側(図20において下側)がオリフ
ィスプレート14の中心よりも外方とする所定の傾斜角
の傾斜軸線Aを中心とする円形孔として形成されてい
る。
すように、前記各噴孔14aは、上流側(図20におい
て上側)よりも下流側(図20において下側)がオリフ
ィスプレート14の中心よりも外方とする所定の傾斜角
の傾斜軸線Aを中心とする円形孔として形成されてい
る。
【0027】図2に示すように、前記オリフィスプレー
ト14の外周部には環状の嵌合片部14bが上方へ折曲
されて形成されている。嵌合片部14bは、前記バルブ
シート13の下端部に嵌着されている。なお、図11に
組付け前のバルブシート組立体Vsの斜視図が示されて
いる。
ト14の外周部には環状の嵌合片部14bが上方へ折曲
されて形成されている。嵌合片部14bは、前記バルブ
シート13の下端部に嵌着されている。なお、図11に
組付け前のバルブシート組立体Vsの斜視図が示されて
いる。
【0028】また、図2および図11に示すように、プ
レートホルダー30は、前記オリフィスプレート14の
下端面外周部に設けられるもので、ステンレス製の環状
プレート材からなりかつその外周部に断面L字状の折曲
部30aを介して下方へ折曲された環状の取り付け片部
30bが形成されている。プレートホルダー30の内周
端部は、前記オリフィスプレート14を間にバルブシー
ト13にレーザー溶接により取り付けられている。
レートホルダー30は、前記オリフィスプレート14の
下端面外周部に設けられるもので、ステンレス製の環状
プレート材からなりかつその外周部に断面L字状の折曲
部30aを介して下方へ折曲された環状の取り付け片部
30bが形成されている。プレートホルダー30の内周
端部は、前記オリフィスプレート14を間にバルブシー
ト13にレーザー溶接により取り付けられている。
【0029】前記バルブシート組立体Vsは、図2に示
すように、前記ボデー1の下端部に嵌挿後、プレートホ
ルダー30の取り付け片部30bがボデー1の内周面に
レーザー溶接により取り付けられている。プレートホル
ダー30の取り付け片部30bを取り囲むボデー1の先
端によって、噴孔14aのまわりを取り囲むスカート部
1aが形成されている。これにより、前記オリフィスプ
レート14は、燃料噴射部の先端面を形成している。
すように、前記ボデー1の下端部に嵌挿後、プレートホ
ルダー30の取り付け片部30bがボデー1の内周面に
レーザー溶接により取り付けられている。プレートホル
ダー30の取り付け片部30bを取り囲むボデー1の先
端によって、噴孔14aのまわりを取り囲むスカート部
1aが形成されている。これにより、前記オリフィスプ
レート14は、燃料噴射部の先端面を形成している。
【0030】図1において、前記コア3内には、コイル
スプリング製のバルブスプリング16が挿入され、続い
て、断面C字状のスプリングピン17が圧入されてい
る。バルブスプリング16の下端部は前記アーマチュア
22の大径筒部22A内に挿入され、バルブスプリング
16の下端面がアーマチュア22の段付面25(図8参
照)によって支持されている。前記バルブスプリング1
6は、常にはバルブ20を閉弁方向に付勢している。
スプリング製のバルブスプリング16が挿入され、続い
て、断面C字状のスプリングピン17が圧入されてい
る。バルブスプリング16の下端部は前記アーマチュア
22の大径筒部22A内に挿入され、バルブスプリング
16の下端面がアーマチュア22の段付面25(図8参
照)によって支持されている。前記バルブスプリング1
6は、常にはバルブ20を閉弁方向に付勢している。
【0031】コア3の上端開口からバルブシート13の
噴射口13aまでの間の内部空間により一連の燃料通路
18が形成される。燃料通路18には、バルブ20の燃
料通路24も含まれる。コア3の上端部には、ストレー
ナ19が圧入によって取り付けられている。また、前記
コネクタ9の樹脂モールド時において、コア3の上端部
の外周面に環状溝10が形成されている。前記環状溝1
0にOリング11が嵌着されている。前記Oリング11
は、コア3とそのコア3に連通接続される図示しないデ
リバリパイプとの間のシール作用を果たす。
噴射口13aまでの間の内部空間により一連の燃料通路
18が形成される。燃料通路18には、バルブ20の燃
料通路24も含まれる。コア3の上端部には、ストレー
ナ19が圧入によって取り付けられている。また、前記
コネクタ9の樹脂モールド時において、コア3の上端部
の外周面に環状溝10が形成されている。前記環状溝1
0にOリング11が嵌着されている。前記Oリング11
は、コア3とそのコア3に連通接続される図示しないデ
リバリパイプとの間のシール作用を果たす。
【0032】次に、上記のように構成された燃料噴射弁
の作動を説明すると、図示しない燃料タンクから所定の
圧力を付与された状態で供給される燃料は、ストレーナ
19によりろ過された後、燃料通路18を通ってバルブ
シート13の内部まで至っている。しかしながら、バル
ブスプリング16の弾性によってバルブ20が閉弁方向
に保持され、球弁23がバルブシート13の噴射口13
aを閉じているため、噴射口13aからの燃料噴射は生
じない。
の作動を説明すると、図示しない燃料タンクから所定の
圧力を付与された状態で供給される燃料は、ストレーナ
19によりろ過された後、燃料通路18を通ってバルブ
シート13の内部まで至っている。しかしながら、バル
ブスプリング16の弾性によってバルブ20が閉弁方向
に保持され、球弁23がバルブシート13の噴射口13
aを閉じているため、噴射口13aからの燃料噴射は生
じない。
【0033】ここで、電子制御装置からの電気信号の入
力によってソレノイドコイル6が通電状態になると、コ
ア3、バルブ20のアーマチュア22、ボデー1および
外側磁路形成部材7を通る磁路が構成され、これによる
コア3の吸引作用によって、バルブ20が軸方向にスラ
イドすなわち後退される。この結果、バルブ20の球弁
23がバルブシート13の噴射口13aを開き、ここか
ら燃料が噴射される。噴射された燃料はオリフィスプレ
ート14の噴孔14a(図2参照)を通じて噴出され
る。そして、ソレノイドコイル6に対する電気信号がオ
フになり、アーマチュア22に作用していたコア3の吸
引作用が解除されると、バルブスプリング16の弾性に
よってバルブ20が前進させられることにより、そのバ
ルブ20の球弁23が再び噴射口13aを閉じた状態に
保持され、噴射口13aからの燃料噴射は停止する。
力によってソレノイドコイル6が通電状態になると、コ
ア3、バルブ20のアーマチュア22、ボデー1および
外側磁路形成部材7を通る磁路が構成され、これによる
コア3の吸引作用によって、バルブ20が軸方向にスラ
イドすなわち後退される。この結果、バルブ20の球弁
23がバルブシート13の噴射口13aを開き、ここか
ら燃料が噴射される。噴射された燃料はオリフィスプレ
ート14の噴孔14a(図2参照)を通じて噴出され
る。そして、ソレノイドコイル6に対する電気信号がオ
フになり、アーマチュア22に作用していたコア3の吸
引作用が解除されると、バルブスプリング16の弾性に
よってバルブ20が前進させられることにより、そのバ
ルブ20の球弁23が再び噴射口13aを閉じた状態に
保持され、噴射口13aからの燃料噴射は停止する。
【0034】次に、要部について図12〜図20を参照
して詳述する。燃料噴射部の寸法を示した図12および
図13において、前記ボデー1のスカート部1aの内径
φDは、通常使用される燃料噴射弁のスカート部1aの
内径のφ5〜φ10(mm)に設定されている。
して詳述する。燃料噴射部の寸法を示した図12および
図13において、前記ボデー1のスカート部1aの内径
φDは、通常使用される燃料噴射弁のスカート部1aの
内径のφ5〜φ10(mm)に設定されている。
【0035】前記スカート部1aの内周面に付着する吸
気中の水分は、寒冷地の様な低温状態で氷結し、その氷
結が順に広がっていく。詳しくは、図15の略体側面図
に実線FIで示すように、燃料噴射弁FIが鉛直線PL
に対し軸線Bを斜めにして取り付け角度θ1をもって配
置される場合、図12および図13に仮想線X1a,X
1b,X1c,X1dで示すように、氷結は、スカート
部1aの内周面の下側に位置する端部から順に上方へ広
がっていく。また、図15の略体側面図に二点鎖線FI
で示すように、燃料噴射弁FIが垂直に配置される場合
には、図16の端面図に仮想線X2a,X2b,X2c
で示すように、氷結は、スカート部1aの内周面から中
心に向かって順に広がっていく。
気中の水分は、寒冷地の様な低温状態で氷結し、その氷
結が順に広がっていく。詳しくは、図15の略体側面図
に実線FIで示すように、燃料噴射弁FIが鉛直線PL
に対し軸線Bを斜めにして取り付け角度θ1をもって配
置される場合、図12および図13に仮想線X1a,X
1b,X1c,X1dで示すように、氷結は、スカート
部1aの内周面の下側に位置する端部から順に上方へ広
がっていく。また、図15の略体側面図に二点鎖線FI
で示すように、燃料噴射弁FIが垂直に配置される場合
には、図16の端面図に仮想線X2a,X2b,X2c
で示すように、氷結は、スカート部1aの内周面から中
心に向かって順に広がっていく。
【0036】いずれにしても、前記氷結は、スカート部
1aの内周面から中心に向かって広がっていくため、図
13に示すように、燃料噴射弁の取り付け状態で前記ス
カート部1aの内周面の最も下に位置する所から最も近
い噴孔14aの孔縁までの距離d(mm)を条件とする。但
し、燃料噴射弁F1が垂直に垂直に配置されている時
(図15中、二点鎖線参照)は、噴孔14aの上下の位
置関係がないため、スカート部1aの内周面から最も近
い噴孔14aの孔縁までの距離d(mm)を条件とする。ま
た、燃料噴射弁の取り付け状態で前記スカート部1aの
内周面の最も下に位置する所から最も近い噴孔14aの
孔縁までの距離d(mm)はD/2が最大となる。
1aの内周面から中心に向かって広がっていくため、図
13に示すように、燃料噴射弁の取り付け状態で前記ス
カート部1aの内周面の最も下に位置する所から最も近
い噴孔14aの孔縁までの距離d(mm)を条件とする。但
し、燃料噴射弁F1が垂直に垂直に配置されている時
(図15中、二点鎖線参照)は、噴孔14aの上下の位
置関係がないため、スカート部1aの内周面から最も近
い噴孔14aの孔縁までの距離d(mm)を条件とする。ま
た、燃料噴射弁の取り付け状態で前記スカート部1aの
内周面の最も下に位置する所から最も近い噴孔14aの
孔縁までの距離d(mm)はD/2が最大となる。
【0037】また、図14の説明図に示すように、前記
噴孔14aから噴射される燃料の最大噴霧外角をθ
(°)とする。最大噴霧外角θは、燃料噴射弁の軸線B
から最も遠い噴孔14aでスカート部1aの内周面から
最も近い距離d(mm)の噴孔14aから噴射される噴霧燃
料が燃料噴射弁の軸線Bに対して形成する最大外角であ
る。
噴孔14aから噴射される燃料の最大噴霧外角をθ
(°)とする。最大噴霧外角θは、燃料噴射弁の軸線B
から最も遠い噴孔14aでスカート部1aの内周面から
最も近い距離d(mm)の噴孔14aから噴射される噴霧燃
料が燃料噴射弁の軸線Bに対して形成する最大外角であ
る。
【0038】燃料噴射弁の軸線Bから最も遠い噴孔14
aから噴射された噴霧燃料がスカート部1aと干渉して
噴霧形状が変化する場合は、スカート部1aの高さL(m
m)が、 L>d/tanθ のときである。したがって、スカート部1aの高さL(m
m)は、 L≦d/tanθ に設定する。これにより、噴霧燃料がスカート部1aと
干渉することを避け、噴霧形状の変化を防止する。
aから噴射された噴霧燃料がスカート部1aと干渉して
噴霧形状が変化する場合は、スカート部1aの高さL(m
m)が、 L>d/tanθ のときである。したがって、スカート部1aの高さL(m
m)は、 L≦d/tanθ に設定する。これにより、噴霧燃料がスカート部1aと
干渉することを避け、噴霧形状の変化を防止する。
【0039】また、前記スカート部1aの高さL(mm)を
低くしすぎると、例えば、図15に実線で示すように、
燃料噴射弁FIが鉛直線PLに対し軸線Bを斜めにして
取り付け角度θ1をもって配置される場合では、図17
および図18に仮想線X3a,X3b,X3cで示すよ
うに、氷結は、スカート部1aの内周面の下側に位置す
る端部から上方に広がっていき(図18参照)、スカー
ト部1aより盛り上がる(図17参照)ことが判明し
た。
低くしすぎると、例えば、図15に実線で示すように、
燃料噴射弁FIが鉛直線PLに対し軸線Bを斜めにして
取り付け角度θ1をもって配置される場合では、図17
および図18に仮想線X3a,X3b,X3cで示すよ
うに、氷結は、スカート部1aの内周面の下側に位置す
る端部から上方に広がっていき(図18参照)、スカー
ト部1aより盛り上がる(図17参照)ことが判明し
た。
【0040】そこで、スカート部1aの内周面から最も
近い距離dを1.3(mm)として、スカート部1aの高さ
L(mm)を変化させた試料を作製し、氷結を模擬した試験
条件で噴射流量を測定したところ、図19に示す特性線
S1が得られた。図19において、横軸がスカート部1
aの高さL(mm)であり、縦軸が噴射流量である。図19
の特性線S1から分かるように、スカート部1aの高さ
Lが0.5(mm)未満より低くなるにしたがって、噴孔1
4aの氷結により噴射流量が少なくなる。したがって、
噴孔14aの氷結による流量低下を防止することができ
るスカート部1aの高さLは、 0.5≦L に設定する。なお、鉛直線PLに対する燃料噴射弁の取
り付け角度θ1に関係なく、図19に示される特性線S
1が得られた。
近い距離dを1.3(mm)として、スカート部1aの高さ
L(mm)を変化させた試料を作製し、氷結を模擬した試験
条件で噴射流量を測定したところ、図19に示す特性線
S1が得られた。図19において、横軸がスカート部1
aの高さL(mm)であり、縦軸が噴射流量である。図19
の特性線S1から分かるように、スカート部1aの高さ
Lが0.5(mm)未満より低くなるにしたがって、噴孔1
4aの氷結により噴射流量が少なくなる。したがって、
噴孔14aの氷結による流量低下を防止することができ
るスカート部1aの高さLは、 0.5≦L に設定する。なお、鉛直線PLに対する燃料噴射弁の取
り付け角度θ1に関係なく、図19に示される特性線S
1が得られた。
【0041】さらに、スカート部1aの高さLを0.5
(mm)として、スカート部1aの内周面から最も近い距離
dを変化させた試料を作製し、氷結を模擬した試験条件
で噴射流量を測定したところ、図20に示す特性線S2
が得られた。図20において、横軸がスカート部1aの
内周面から最も近い距離d(mm)であり、縦軸が噴射流量
である。図20の特性線S2から分かるように、スカー
ト部1aの内周面から最も近い距離dが1.3(mm)未満
より短くなるにしたがって、噴孔14aの氷結により噴
射流量が少なくなる。したがって、噴孔14aの氷結に
よる流量低下を防止することができるスカート部1aの
内周面から最も近い距離dは、1.3≦dに設定する。
なお、鉛直線PLに対する燃料噴射弁の取り付け角度θ
1に関係なく、図20に示される特性線S2が得られ
た。
(mm)として、スカート部1aの内周面から最も近い距離
dを変化させた試料を作製し、氷結を模擬した試験条件
で噴射流量を測定したところ、図20に示す特性線S2
が得られた。図20において、横軸がスカート部1aの
内周面から最も近い距離d(mm)であり、縦軸が噴射流量
である。図20の特性線S2から分かるように、スカー
ト部1aの内周面から最も近い距離dが1.3(mm)未満
より短くなるにしたがって、噴孔14aの氷結により噴
射流量が少なくなる。したがって、噴孔14aの氷結に
よる流量低下を防止することができるスカート部1aの
内周面から最も近い距離dは、1.3≦dに設定する。
なお、鉛直線PLに対する燃料噴射弁の取り付け角度θ
1に関係なく、図20に示される特性線S2が得られ
た。
【0042】以上を総合することにより、前記高さL(m
m)と前記距離d(mm)と最大噴霧外角θ(°)との関係
が、 0.5≦L≦d/tanθ の条件を満たすとともに、前記距離d(mm)と前記内径φ
D(mm)との関係が、 1.3≦d≦D/2 の条件を満たすことにより、燃料噴射弁の取り付け角度
θ1に関係なく、噴孔14aの氷結による噴射流量の低
下を効果的に防止することができ、低温時のエンジン始
動性がより一層向上される。
m)と前記距離d(mm)と最大噴霧外角θ(°)との関係
が、 0.5≦L≦d/tanθ の条件を満たすとともに、前記距離d(mm)と前記内径φ
D(mm)との関係が、 1.3≦d≦D/2 の条件を満たすことにより、燃料噴射弁の取り付け角度
θ1に関係なく、噴孔14aの氷結による噴射流量の低
下を効果的に防止することができ、低温時のエンジン始
動性がより一層向上される。
【0043】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、バルブ20の球弁23はニード
ル弁に代えることができる。また、噴孔14aの孔径、
数、形状、配置等は適宜選定されるものである。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、バルブ20の球弁23はニード
ル弁に代えることができる。また、噴孔14aの孔径、
数、形状、配置等は適宜選定されるものである。
【0044】
【発明の効果】本発明の燃料噴射弁によれば、燃料噴射
弁の取り付け角度に関係なく、噴孔の氷結による噴射流
量の低下を効果的に防止することができ、低温時のエン
ジン始動性がより一層向上される。
弁の取り付け角度に関係なく、噴孔の氷結による噴射流
量の低下を効果的に防止することができ、低温時のエン
ジン始動性がより一層向上される。
【図1】一実施の形態に係る燃料噴射弁の断面図であ
る。
る。
【図2】燃料噴射弁の燃料噴射部の断面図である。
【図3】外側磁路形成部材の平面図である。
【図4】外側磁路形成部材の側面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】バルブの側面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】オリフィスプレートの上流側の部分端面図であ
る。
る。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】バルブシート組立体の斜視図である。
【図12】燃料噴射部の寸法を示す断面図である。
【図13】燃料噴射部の寸法を示す先端面の端面図であ
る。
る。
【図14】噴孔から噴射される最大噴霧外角θの説明図
である。
である。
【図15】燃料噴射弁の取り付け状態の略体側面図であ
る。
る。
【図16】燃料噴射部の氷結状態の別例を示す説明図で
ある。
ある。
【図17】燃料噴射部の寸法の別例を示す説明図であ
る。
る。
【図18】図17の燃料噴射部の氷結状態を示す説明図
である。
である。
【図19】スカート部の高さLと噴射流量との関係を示
す特性線図である。
す特性線図である。
【図20】スカート部の内周面から最も近い噴孔の孔縁
までの距離dと噴射流量との関係を示す特性線図であ
る。
までの距離dと噴射流量との関係を示す特性線図であ
る。
【図21】従来例における燃料噴射部の寸法を示す断面
図である。
図である。
1a スカート部 14a 噴孔 20 バルブ φD スカート部の内径 d スカート部の内周面から最も近い噴孔の孔縁までの
距離 L スカート部の高さ θ 噴孔から噴射される燃料の最大噴霧外角
距離 L スカート部の高さ θ 噴孔から噴射される燃料の最大噴霧外角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高城 孝明 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 AD10 BA03 BA32 CC06U CC14 CC15 CC18 CC24 CC26 CC37 CC48 CD30 CE22 CE31 DA01 DB01
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料噴射部の先端面の噴孔からの燃料噴
射をバルブの軸方向の開閉動作によって断続し、前記燃
料噴射部の先端面に前記噴孔のまわりを取り囲む内径φ
Dがφ5〜φ10(mm)のスカート部を設けた燃料噴射弁
であって、 前記スカート部の高さL(mm)と、前記燃料噴射弁の取り
付け状態で前記スカート部の内周面の最も下に位置する
所から最も近い噴孔の孔縁までの距離d(mm)と、前記噴
孔から噴射される燃料の最大噴霧外角θ(°)との関係
が、 0.5≦L≦d/tanθ の条件を満たすとともに、前記距離d(mm)と前記内径φ
D(mm)との関係が、 1.3≦d≦D/2 の条件を満たすことを特徴とする燃料噴射弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12448999A JP2000314360A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 燃料噴射弁 |
DE2000121073 DE10021073B4 (de) | 1999-04-30 | 2000-04-28 | Kraftstoffinjektor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12448999A JP2000314360A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000314360A true JP2000314360A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14886783
Family Applications (1)
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