JP2000314245A

JP2000314245A - 携帯型のテント

Info

Publication number: JP2000314245A
Application number: JP2000001905A
Authority: JP
Inventors: Geikun Ryu; 芸君劉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-04-27
Filing date: 2000-01-07
Publication date: 2000-11-14
Also published as: CA2289248A1; TW379772U; EP1103674A1

Abstract

(57)【要約】【課題】簡単に張設できて、且つ手軽にコンパクトに折
り畳むことができる携帯型のテントを提供する。【解決手段】携帯型のテント２０は、閉ループのフレー
ム２１と、連結手段２２と、シート２３と、複数のアン
カー手段２４と、を備える。携帯型のテント２０は、さ
らに、一対のカーテン２５と、ベース２６を備える。連
結手段２２は、フレーム２１に固定され、フレーム２１
を前述した所定の形状に捻る。連結手段２２は、コー
ド、ロープ、ワイア、チェーン、又は紐等が用いられ
る。シート２３は、その周縁部がフレーム２１に固定さ
れる。フレーム２１は、複数のアンカー手段２４によっ
て、地面に保持される。カーテン２５は、フレーム２１
のアーチ状部分に固定される。ベース２６は、テント２
０の底部に位置され、カーテン２５の底部に固定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型のテントに
関し、特に、簡単に張設できて、かつ手軽にコンパクト
に折り畳むことができる携帯型のテントに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のテントは、通常ポールによって支
えられ、ロープで地面に保持される撥水性シートを備え
る。しかしながら、このようなテントには、簡単に張設
できないという欠点がある。テントを張設するには、ま
ず、テントのシートを開いて地面に置く。それから、複
数のアンカーロープを、地面に決められた複数の基準点
に、それぞれ付ける。さらに、テントを支持するため
に、一つ又は複数の支持ポールを地面に設置する。地面
に敷かられたシートを、一つ又は複数の支持ポールに載
せる。最後に、ロープを調整することによって、シート
が引き止められ、テントが張設される。

【０００３】上述した欠点を解決するために、支持ポー
ルとアンカーロープが要らず、テントのシートに内蔵さ
れる弾性の支持体を有する携帯型のテントが提供され
る。さらに、このような携帯型のテントは、折り畳むこ
とができるので、携帯には便利である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ただし、このような携
帯型のテントにも、欠点がある。このような弾性支持体
は、複数の支持部材によって構成されるため、各々の支
持部材を、複数のポイントにそれぞれ取付なければなら
ない。その結果、支持部材を取付けるために、かなりの
時間が要る。また、このようなテントを折り畳むのも、
容易ではない。テントの構造を保つために、弾性支持体
は相当硬いものを使っているので、その弾性支持体をゆ
がめて折り畳むには、相当な時間とエネルギーが掛か
る。

【０００５】ここで、支持部材を組立てることなく、簡
単に張設できて、かつ手軽にコンパクトに折り畳むこと
ができる携帯型のテントが必要である。

【０００６】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、支持部材を組立て
ることなく、簡単に張設することができる携帯型のテン
トを提供することを目的とする。

【０００７】本発明は、手軽にコンパクトに折り畳むこ
とができる携帯型のテントを提供することをもう一つの
目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の携帯型のテントは、所定の形状に捻られる
閉ループのフレームと、前記閉ループのフレームに固定
され、第１方向から見ればＵ字状になり、第１方向と垂
直する第２方向から見ればアーチ状になる対称的な所定
の形状に、前記閉ループのフレームを捻るために設けら
れる連結手段と、その周縁部が前記閉ループのフレーム
に固定されるシートと、前記閉ループのフレームを地面
に保持するための複数のアンカー手段と、を備える。

【０００９】本発明の携帯型のテントは、さらに、前記
閉ループのフレームのアーチ状部分に固定される一対の
カーテンと、テントの底部に位置され、前記カーテンの
底部に固定されるベースを備えることが好ましい。この
場合、カーテンとシートは、お互いに第１ジッパーによ
って固定され、ベースとカーテンは、お互いに第２ジッ
パーによって固定されることができる。また、シートと
カーテンとベースは、一体に形成されることもできる。

【００１０】また、前記フレームは、複数の重なりリン
グ状に捻られることが好ましい。また、ベースの中央
に、ベースの長さを調整するための長さ調整部が設けら
れることが好ましい。この場合、この長さ調整部は第３
ジッパーによって支持される。

【００１１】

【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。

【００１２】図１は、本発明の第１の実施の形態に係わ
る携帯型のテント１０を示す概略図である。図１に示す
ように、携帯型のテント１０は、閉ループのフレーム１
１と、連結手段１２と、シート１３と、複数のアンカー
手段１４と、を備える。連結手段１２は、フレーム１１
に固定され、図１に示すように、フレーム１１を所定の
形状に捻る。連結手段１２は、コード、ロープ、ワイ
ア、チェーン、又は紐等が用いられる。シート１３は、
その周縁部がフレーム１１に固定される。フレーム１１
は、複数のアンカー手段１４によって、地面に保持され
る。

【００１３】図２および図３は、本発明の第１の実施の
形態に係わるフレーム１１の所定の形状を示す矢視図で
あり、図２は図１の矢視Ａ方向から見た矢視図で、図３
は図１の矢視Ｂ方向から見た矢視図である。図２および
図３に示すように、上記所定の形状は、対称的であり、
矢視Ａ方向から見ればＵ字状になり、矢視Ａ方向と垂直
する矢視Ｂ方向から見ればアーチ状になる。

【００１４】本発明の第１の実施の形態に係わる携帯型
のテント１０は、日よけとして使用できる。携帯型のテ
ント１０は、フレーム１１の弾性によって、組立てるこ
となく、簡単に張設することができる。さらに、本発明
のフレーム１１を捻ることによって、手軽にコンパクト
に折り畳むことができる。例えば、フレーム１１を、３
重か５重の重なりリング状に捻って、小箱に入れること
ができる。図４は、３重の重なりリング状に捻られた図
１のフレーム１１を示す概略図である。

【００１５】図５は、本発明の第２の実施の形態に係わ
る携帯型のテント２０を示す概略図である。図５に示す
ように、携帯型のテント２０は、閉ループのフレーム２
１と、連結手段２２と、シート２３と、複数のアンカー
手段２４と、を備える。携帯型のテント２０は、さら
に、一対のカーテン２５と、ベース２６を備える。連結
手段２２は、フレーム２１に固定され、フレーム２１を
前述した所定の形状に捻る。連結手段２２は、コード、
ロープ、ワイア、チェーン、又は紐等が用いられる。シ
ート２３は、その周縁部がフレーム２１に固定される。
フレーム２１は、複数のアンカー手段２４によって、地
面に保持される。カーテン２５は、フレーム２１のアー
チ状部分に固定される。ベース２６は、テント２０の底
部に位置され、カーテン２５の底部に固定される。

【００１６】図５に示すように、カーテン２５とシート
２３は、お互いに第１ジッパー２７によって固定され
る。ベース２６とカーテン２５は、お互いに第２ジッパ
ー２８によって固定される。また、ベース２６の中央
に、ベース２６の長さを調整するための長さ調整部２９
が設けられる。長さ調整部２９は第３ジッパー３１( 図
７、図８を参照) によって支持される。一つのカーテン
２５には、出口３０が設けられる。ベース２６は防水の
キャンバスでもいいし、空気ベッドでもよい。

【００１７】本発明は、弾性を有するフレームによっ
て、組立てることなく、簡単に張設することができる。
さらに、そのフレームは捻ることによって、簡単にコン
パクトに折り畳むことができる。例えば、図４に示すよ
うに、本発明のフレーム１１を、３重の重なりリング状
に捻る。図６〜９は、折り畳まれたフレーム２１をベー
ス２６に収納する順序を示す図である。図６，図７，図
９は平面図であり、図８は側面図である。まず、図６に
示すように、フレーム２１を、分解したアンカー手段２
４とともに、ベース２６に置く。次に、図７と図８に示
すように、長さ調整部２９は第３ジッパー３１によって
支持される。最後に、図９に示すように、ベース２６が
折り畳まれ、第２ジッパー２８によって閉じられる。

【００１８】前述した各実施の形態は、本発明の技術を
簡単に説明するために、提出された具体例であり、本発
明をこれらの実施の形態に限定されることなく、本発明
の請求する範囲で、種々の変更が可能である。例えば、
シートとカーテンとベースは、一体に形成されることも
できる。この場合、本発明の携帯型のテントは、組立て
ることなく、簡単にコンパクトに折り畳まれる。

【００１９】

【発明の効果】本発明の携帯型のテントは、弾性を有す
るフレームによって組立てることなく、簡単に張設する
ことができる。さらに、そのフレームを捻ることによっ
て、テントを簡単にコンパクトに折り畳むことができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態に係わる携帯型のテ
ントを示す概略図である。

【図２】図１に示す携帯型のテントを矢視Ａ方向から見
た矢視図である。

【図３】図１に示す携帯型のテントを矢視Ｂ方向から見
た矢視図である。

【図４】３重の重なりリング状に捻られた図１のフレー
ムを示す概略図である。

【図５】本発明の第２の実施の形態に係わる携帯型のテ
ントを示す概略図である。

【図６】折り畳まれたフレームをベースに収納する順序
を示す平面図である。

【図７】折り畳まれたフレームをベースに収納する順序
を示す平面図である。

【図８】折り畳まれたフレームをベースに収納する順序
を示す側面図である。

【図９】折り畳まれたフレームをベースに収納する順序
を示す平面図である。

【符号の説明】

２０テント２１フレーム２２連結手段２３シート２４アンカー手段２５カーテン２６ベース

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所定の形状に捻られる閉ループのフレー
ムと、前記閉ループのフレームに固定され、第１方向か
ら見ればＵ字状になり、第１方向と垂直する第２方向か
ら見ればアーチ状になる対称的な所定の形状に、前記閉
ループのフレームを捻るために設けられる連結手段と、
その周縁部が前記閉ループのフレームに固定されるシー
トと、前記閉ループのフレームを地面に保持するための
複数のアンカー手段と、を備えることを特徴とする携帯
型のテント。
【請求項２】さらに、前記閉ループのフレームのアー
チ状部分に固定される一対のカーテンと、テントの底部
に位置され、前記カーテンの底部に固定されるベースを
備えることを特徴とする請求項１に記載の携帯型のテン
ト。
【請求項３】前記フレームは、複数の重なりリング状
に捻られることを特徴とする請求項１または２に記載の
携帯型のテント。
【請求項４】前記連結手段は、コード、ロープ、ワイ
ア、チェーン、又は紐であることを特徴とする請求項１
または２に記載の携帯型のテント。
【請求項５】前記カーテンと前記シートは、お互いに
第１ジッパーによって固定され、前記ベースと前記カー
テンは、お互いに第２ジッパーによって固定されること
を特徴とする請求項２に記載の携帯型のテント。
【請求項６】前記シートと前記カーテンと前記ベース
は、一体に形成されることを特徴とする請求項２に記載
の携帯型のテント。
【請求項７】前記ベースの中央に、前記ベースの長さ
を調整するための長さ調整部が設けられることを特徴と
する請求項２に記載の携帯型のテント。
【請求項８】前記カーテンの一つには、出口が設けら
れることを特徴とする請求項２に記載の携帯型のテン
ト。
【請求項９】前記ベースは、空気ベッドカーテンであ
ることを特徴とする請求項２に記載の携帯型のテント。
【請求項１０】前記長さ調整部は、第３ジッパーによ
って支持されることを特徴とする請求項７に記載の携帯
型のテント。