JP2000308030A - Catvシステムにおける下りデータの送受信システム - Google Patents

Catvシステムにおける下りデータの送受信システム

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JP2000308030A
JP2000308030A JP11115978A JP11597899A JP2000308030A JP 2000308030 A JP2000308030 A JP 2000308030A JP 11115978 A JP11115978 A JP 11115978A JP 11597899 A JP11597899 A JP 11597899A JP 2000308030 A JP2000308030 A JP 2000308030A
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Fumio Endo
文夫 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドエンドからの下りデータを受信するC
ATVシステムの端末機において省電力化を図ることが
出来る下りデータの送受信システムを提供する。 【解決手段】 下りデータを送信するヘッドエンドと、
このヘッドエンドから送信される下りデータを受信する
端末機を備え、ヘッドエンドが所定の時間帯に下りデー
タを送信し、端末機が、チューナ20Aおよび復調回路
20B,CPU20C,スイッチ回路23を有し、CP
U20Cが所定の時間帯にスイッチ回路23をオンさせ
てチューナ20Aおよび復調回路20Bに通電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CATVにおい
てヘッドエンドから各端末に送られる各種の下りデータ
の送受信システムに関し、特に、各端末における省電力
化を図ることが出来る下りデータの送受信システムに関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、マルチメディア
の発達にともなって有線テレビジョン放送(CATV)
が普及してきている。
【0003】このCATVシステムは、図2に示される
ように、各エリアごとにヘッドエンド(HE:コントロ
ールセンタ)1を設置し、このヘッドエンド1に加入者
の家庭などに設置されている端末機2をそれぞれケーブ
ル3によって接続して、ヘッドエンド1から各端末機2
に所定の映像周波数チャンネルで映像信号を配信して、
各種の番組を提供するようになっているものである。
【0004】また、本件出願人は、従来のアナログCA
TVシステムに対して、放送の多チャンネル化,ビデオ
・オン・デマンド(VOD)および双方向化の実現など
の要請に基づくこれからのCATVのデジタル化に対応
して、図3に示されるような所謂デジタル統合型のCA
TVシステムを提案している。
【0005】このデジタル統合型CATVシステムは、
既存のアナログCATVシステムが構築されている各エ
リアA,Bにそれぞれ設置されている複数アナログヘッ
ドエンド1A,1Bに対して、一つのデジタルヘッドエ
ンド10が設置されており、このデジタルヘッドエンド
10から各アナログヘッドエンド1A,1Bに対して一
括してデジタル番組の供給を行う。
【0006】そして、このデジタルヘッドエンド10か
ら送信されてきたデジタル番組の映像信号を、各アナロ
グヘッドエンド1A,1Bが、このアナログヘッドエン
ド1A,1Bから配信されるアナログ番組とともにその
空きチャンネルなどを利用して、エリア内の各端末機2
にケーブル3を介して配信するようになっているもので
ある。
【0007】この新規なデジタル統合型CATVシステ
ムは、既存のアナログCATVシステム運用局がデジタ
ルCATVシステムに移行する際の投資額を軽減すると
ともに、新たにデジタルCATVシステムを設置する際
に生じる設置スペース等の問題を解決することによっ
て、現行のアナログ放送を受信している加入者への配信
サービスを中断することなくアナログCATVシステム
からデジタルCATVシステムへのスムースな移行を実
現するものである。
【0008】上記の図2および3に示されるようなCA
TVシステムにおいては、ヘッドエンドから端末に、電
子番組ガイド(EPG)情報や契約情報,メッセージ情
報などの各種の情報が下りデータとして送信される。
【0009】特に、図3のデジタル統合型CATVシス
テムにおいては、デジタルヘッドエンド10から各アナ
ログエリアA,Bにデジタル番組やアナログ番組の映像
信号、さらには、これらのEPG情報等が一括して送信
されることになるために、番組構成や番組のチャンネル
表示番号が異なる各アナログエリアA,Bにおいて端末
側で視聴制御を行うための各種の視聴制御情報やチャン
ネルアロケーション情報が、デジタルヘッドエンド10
から各端末機2に下りデータとして送信される。
【0010】上記のようなヘッドエンドから端末に送信
される各種情報は、不定期に変更されることが多い。こ
のため、従来のCATVシステムにおいては、ヘッドエ
ンドから送信されてくる下りデータを確実に受信してそ
の情報を取り込むために、番組の視聴を行っていないと
きでも、端末機の少なくともデータ受信に必要な回路に
は、常に通電が行われている必要がある。
【0011】例えば、図6に示される端末機2の受信回
路においては、ケーブル3を介して送信されてくるデー
タ信号を受信するチューナ2A、および、受信されたデ
ータ信号を復調する復調回路2B,端末機2の制御を統
括するCPU2C,操作ボタン2D,リモコン入力部2
Eへの通電が、視聴が行われていないときでも常に行わ
れている必要がある。
【0012】しかしながら、上記のような下りデータの
送信のために、端末機2の受信回路に常時通電が行われ
るようにしておくことは、電力の消費が大きくエネルギ
の無駄である。
【0013】この発明は、上記のようなCATVシステ
ムにおいて、端末機が下りデータを受信する際の問題点
を解決するために為されたものである。すなわち、この
発明は、ヘッドエンドからの下りデータを受信するCA
TVシステムの端末機において省電力化を図ることが出
来る下りデータの送受信システムを提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるCAT
Vにおける下りデータ送受信システムは、上記目的を達
成するために、下りデータを送信するヘッドエンドと、
このヘッドエンドから送信される下りデータを受信する
端末機を備え、前記ヘッドエンドが所定の時間帯に前記
下りデータを送信し、前記端末機が、受信手段と、この
受信手段への通電をオン・オフするスイッチ手段と、こ
のスイッチ手段のオン・オフを時間帯によって制御する
計時手段とを有し、この計時手段が前記所定の時間帯に
スイッチ手段をオンさせて受信手段に通電を行わせるこ
とを特徴としている。
【0015】この第1の発明によるCATVにおける下
りデータ送受信システムは、ヘッドエンドが下りデータ
の送信を行う所定の時間帯以外のときに、端末機2は、
その電源スイッチがオフされることによって、受信手段
への通電が遮断されている。
【0016】そして、ヘッドエンドが下りデータの送信
を行う所定の時間帯になると、あらかじめ時間設定され
ている計時手段によってスイッチ手段がオンされ、受信
手段への通電が行われる。
【0017】このようにして、所定の時間帯に、端末機
が受信手段への通電によって下りデータを受信すること
が出来る状態になっていることにより、ヘッドエンドか
ら下りデータの送信が有った場合には、端末機はその送
信されてきた下りデータを受信することが出来る。
【0018】以上のように、上記第1の発明によれば、
各端末機は、ヘッドエンドから送信される下りデータを
確実に受信することが出来るとともに、この下りデータ
の送信時間帯以外のときに受信手段への通電をオフにし
ておくことが出来るので、端末機における省電力化を図
ることが出来る。
【0019】第2の発明によるCATVにおける下りデ
ータ送受信システムは、前記目的を達成するために、第
1の発明の構成に加えて、前記受信手断は、下りデータ
の信号を受信するチューナと、このチューナによって受
信された下りデータの信号を復調する復調回路とを含む
ことを特徴としている。
【0020】この第2の発明によるCATVにおける下
りデータ送受信システムは、ヘッドエンドから下りデー
タの送信が行われる所定の時間帯以外のときに端末機の
電源スイッチがオフされると、チューナと復調回路への
通電がオフされる。
【0021】したがって、この第2の発明によれば、チ
ューナと復調回路の待機電力が削減され、端末機におけ
る省電力化を図ることが出来る。
【0022】第3の発明によるCATVにおける下りデ
ータ送受信システムは、前記目的を達成するために、第
1の発明の構成に加えて、前記所定の時間帯が、端末機
からのデータ送信が少ない時間帯であることを特徴とし
ている。
【0023】この第3の発明によるCATVにおける下
りデータ送受信システムによれば、例えば深夜などの契
約変更やその他申し込みなどの端末機からのデータ送信
が少ない時間帯に下りデータの送受信が行われる。これ
によって、下りデータの送受信が妨げられる虞が少なく
なる。
【0024】第4の発明によるCATVにおける下りデ
ータ送受信システムは、前記目的を達成するために、第
1の発明の構成に加えて、前記計時手段におけるスイッ
チ手段をオンさせる時間帯の設定が、ヘッドエンドから
送信される下りデータによって行われることを特徴とし
ている。
【0025】この第4の発明によるCATVにおける下
りデータ送受信システムによれば、端末機における下り
データの受信のための設定がヘッドエンドによって一括
して行われるので、各端末機における下りデータの受信
のための設定を確実にかつ容易に行うことが出来る。
【0026】第5の発明によるCATVにおける下りデ
ータ送受信システムは、前記目的を達成するために、第
1の発明の構成に加えて、前記ヘッドエンドから下りデ
ータが送信される複数の端末機がグループ分けされて、
ヘッドエンドから下りデータを送信する時間帯および端
末機のスイッチ手段をオンさせて受信手段に通電させる
時間帯が、各グループごとに設定されることを特徴とし
ている。
【0027】この第5の発明によるCATVにおける下
りデータ送受信システムは、各端末機が複数のグルー
プ、例えば、デジタル統合型CATVシステムにおいて
は各アナログエリア毎に分けられて,それぞれグループ
毎に下りデータの送信時間帯が設定される。
【0028】例えば、下りデータの送信時間帯がグルー
プによって一時間ずつずれるように設定される。これに
よって、グループ毎にそれぞれの下りデータを集中的に
送信することが出来るようになるので、各端末機におけ
る受信手段への通電時間を短縮することが出来、さらに
省電力化を図ることが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0030】図1は、この発明によるCATVの下りデ
ータ送受信システムにおける端末機の受信回路を示すブ
ロック図である。この受信回路は、ケーブルを介してヘ
ッドエンドから送信されてくるデータ信号を受信するチ
ューナ21と、このチューナ21によって受信されたデ
ータ信号を復調する復調回路22Cと、この復調回路2
2Cによって復調された各種データを記憶するとともに
このデータに基づいて番組の視聴制御やEPG情報のモ
ニタへの出力制御等を行うCPU25を備え、さらに、
このCPU25に接続された操作ボタン31とリモコン
入力部32を備えている。
【0031】この端末機2の受信回路のCPU25およ
び操作ボタン31,リモコン入力部32には電源回路3
3が直結されていて、常に通電が行われるようになって
いるが、チューナ21および復調回路22Cは、スイッ
チ回路34を介して電源回路33に接続されている。
【0032】このスイッチ回路34は、CPU25によ
ってオン・オフ制御されるようになっており、CPU2
5が内蔵するタイマにおいて設定された時間帯にオンさ
れることによって、チューナ21および復調回路22C
への通電を行うようになっている。
【0033】ヘッドエンドは、下りデータの送信を一日
のうちの所定の時間帯に限定して行うように設定され
る。例えば、ヘッドエンドは、端末機2からの契約申し
込みや有料番組の申し込みなどのデータ送信があまり行
われていない深夜のAM1:00〜3:00の時間帯が
下りデータの送信時間帯に設定されて、この送信時間帯
に全ての各種下りデータの送信を行う。
【0034】端末機2においても、CPU25のタイマ
が、ヘッドエンドにおいて設定された下りデータの送信
時間帯(例えば、AM1:00〜3:00)に合わせ
て、スイッチ回路34をオンさせるように設定される。
【0035】この端末機2におけるCPU25のタイマ
の設定は、各端末機2毎に行われるようにしてもよい
が、ヘッドエンドからのデータ送信によって一律に行わ
れるようにすれば、端末機2における下りデータの受信
が確実に行われるようになる。
【0036】上記下りデータの送受信システムにおい
て、ヘッドエンドからの下りデータの送信時間帯以外の
ときに、端末機2は、その電源スイッチがオフされる
と、これに連動してスイッチ回路34がオフされて、チ
ューナ21および復調回路22Cへの電力の投入が遮断
される。なお、このとき、CPU25および操作ボタン
31,リモコン入力部32には、リモコン操作信号の受
信や番組選局のためのキー入力等の受付のために、電源
回路33から常に通電が行われている。
【0037】そして、端末機2の電源スイッチがオフさ
れているときでも、ヘッドエンドからの下りデータの送
信時間になると、CPU25のタイマによってスイッチ
回路34がオンされて、電源回路33からチューナ21
および復調回路22Cへの通電が行われる。
【0038】この状態は、下りデータの送信時間帯の間
維持されるか、対象となるデータの受信が完了するまで
維持される。これによって、ヘッドエンドから、視聴契
約データやEPG情報,視聴制御情報、および、これら
の変更データ等の各種データ信号が送信されてくると、
この下りデータは端末機2に受信される。
【0039】なお、端末機2のスイッチ回路34は、電
源スイッチがオンされることによってCPU25からの
指令によりオンして、チューナ21および復調回路22
Cに通電を行い、視聴時の映像信号の受信を可能にす
る。
【0040】図4は、図3に示されるアナログヘッドエ
ンド1A,1Bとデジタルヘッドエンド10の構成を示
している。この図4において、デジタルヘッドエンド1
0は、複数の受信装置(IRD)10aからのデジタル
映像信号を多重化装置10bによって多重化し、この多
重化信号をQAM変調器10CによってQAM変調す
る。このIRD10aおよび多重化装置10b,QAM
変調器10cから成るデジタル映像信号配信システム
を、適宜、所定の数だけ構築する。
【0041】次に、EPG情報を含むデータ信号の構成
について説明する。
【0042】EPG供給会社11から定期的あるいは不
定期に供給されるEPG情報(例えば、前述したように
一週間分のEPG情報)は、EPG受信装置10dによ
って受信される。一方、データ発生装置10eからは、
視聴制御情報などの他のデータを発生する。そして、多
重化装置10fは、EPG受信装置10dからのEPG
情報とデータ発生装置10eからの各種データを多重化
し、この多重化信号をQAM変調器10gによってQA
M変調する。
【0043】QAM変調器10cおよび10gからのデ
ジタル映像信号およびデータは、混合器10hによって
混合され、それぞれ別のチャンネルによってアナログヘ
ッドエンド1Aおよび1Bに送信される。なお、前述の
通り、デジタル映像信号およびデータは、MPEG2規
格に基づいて多重化される。
【0044】エリアAのアナログヘッドエンド1Aは、
アナログ映像信号発生器1aから、例えば、ローカル放
送信号を出力し、これを変調器1bによって変調すると
ともに、データ発生装置1cによって発生する課金情報
などのデータを変調器1dによってアナログ変調する。
【0045】これらのアナログ映像信号と変調器1dか
らのデータおよびデジタルヘッドエンド4からのデジタ
ル映像信号とデータは、混合器1eにおいて混合され、
各端末2に配信される。なお、エリアBのアナログヘッ
ドエンド1Bについても同様の構成である。
【0046】一つのデジタルヘッドエンド10に対して
エリアごとに存在する複数のアナログヘッドエンド1
A,1Bが接続されており、デジタルヘッドエンド10
から送信からのデジタル映像信号とデータは、それぞれ
のエリアA,Bに配置されているアナログヘッドエンド
1A,1Bにそれぞれ送信され、各アナログヘッドエン
ド1A,1Bを経由して、アナログ信号と共にアナログ
ヘッドエンド1A,1Bに接続されている各端末2に配
信される。
【0047】図5は、上記のCATVシステムにおい
て、デジタルヘッドエンド10からデジタル番組の映像
信号を受信する各アナログエリアA,Bのデジタル端末
2の構成を示すブロック図である。
【0048】この図5において、アナログヘッドエンド
1A,1Bから配信されるアナログ映像信号系の映像信
号と、デジタルヘッドエンド10からアナログヘッドエ
ンド1A,1Bを介して送信されてくるデジタル映像信
号系の映像信号は、ケーブル14から番組用チューナ2
0とデータ用チューナ21に分配されて入力される。
【0049】そして、番組用チューナ20に入力された
アナログ映像信号系の映像・音声信号は、アナログ映像
信号処理回路22Aによって信号処理された後、映像信
号と音声信号が、それぞれ映像出力回路28と音声出力
回路24に出力される。
【0050】アナログ映像信号処理回路22Aは、番組
用チューナ20から出力されるNTSC方式のアナログ
映像IF信号をNTSC復調部(NTSC Demodulator)に
よって復調し、アナログヘッドエンド11から送信され
るアナログ映像信号にスクランブルが施されている場合
には、アナログディスクランブル回路によってディスク
ランプルした後、後段のCPU/Decoder25や映像出
力回路23,音声出力回路24に入力する。また、デジ
タル映像信号系の映橡・音声信号は、デジタル映像信号
処理回路22Bによって信号処理された後、CPU/De
coder25に入力される。
【0051】デジタル映像信号処理回路22Bは、QA
M変調されたデジタル映像IF信号をIFダウンコンバ
ータ(IF Down Convertor)によってダウンコンパート
し、QAM復調部によって復調する。そして、デジタル
ヘッドエンド10から送信されるデジタル映像信号にス
クランブルが施されている場合には、デジタルディスク
ランプル回路によってディスクランブルした後、TS−
復調部(TS−Demuliplex)によりMPEG2のトランスポー
トストリーム(TS)を復調して、後段のCPU/Deco
der25に入力する。
【0052】このCPU/Decoder25からデジタル映
像信号とデジタル音声信号が、それぞれビデオ変換回路
26およびオーディオ変換回路27を介して、映像出力
回路23と音声出力回路24に出力される。
【0053】一方、データ用チューナ21に入力された
下りデータであるデジタルデータ信号は、デジタルデー
タ信号処理回路22Cによって信号処理された後、CP
U/Decoder25に入力されて、各制御に使用される。
【0054】復調回路としてのデー夕信号処理回路22
Cは、デジタル映像信号処理回路22Bと同様に、QA
M変調されたデジタルデータIF信号をIFダウンコン
バータ(IF Down convertor)によってタウンコンバー
トし、QAM復調部によって復調。
【0055】そして、TS−復調部(TS−Demuliplex)
によりMPEG2規格に従ってトランスポートストリー
ム(TS)に多重されたEPGデータなどの各種データ
を復調して、後段のCPU/Decoder25に入力する。
なお、図5中、28は視聴制御管理部、29はICカー
ドI/F、30はチャンネルなどの表示部、31は操作
キー入力部(操作ボタン)、そして、32はリモコン受
信部(リモコン入力部)である。
【0056】また、電源回路33からCPU/Decoder
25、操作キー入力部31およびリモコン受信部32に
対して常時電源が供給されており、データ用チューナ2
1とデータ信号処理回路電源22Cを含む他の回路部分
に対してはスイッチ回路34を通して電源が供給されて
いる。
【0057】そして、前述のように、CPU/Decoder
25は、このCPU/Decoder25において設定された
送信時間帯に至ると、スイッチ回路34をオンして、電
源回路33からデータ用チューナ21とデータ信号処理
回路22Cを含む回路に電源が供給されて動作状態にな
る。これによって、端末機2は、この時間帯において送
信されてくる下りデータが受信および復調されてCPU
/Decoder25に取り込まれ、所定の動作が行われる。
【0058】以上のように、各端末機2は、ヘッドエン
ドから送信される下りデータを確実に受信することが出
来るとともに、この下りデータの送信時間帯以外のとき
に電源スイッチがオフされると、チューナ21および復
調回路22Cへの通電が遮断されるので、従来と比べて
待機電力が少なくて済む。
【0059】なお、上記において、各端末機2を複数の
グループに分けて、例えば、図3のデジタル統合型CA
TVシステムにおいては各アナログエリアA,B毎に,
下りデータの送信時間帯を一日のうちの互いにずれる時
間帯に設定するようにしてもよい。
【0060】例えば、下りデータの送信時間帯を、Aグ
ループの端末はAM1:00〜2:00とし、Bグルー
プの端末はAM2:00〜3:00として、各グループ
に属する端末機2のCPU25のタイマを、それぞれの
時間帯に合わせて設定する。
【0061】このように、各グループ毎に下りデータの
送信時間帯を設定することによって、グループ毎にそれ
ぞれの下りデータを集中的に送信することが出来るの
で、各端末機2におけるチューナ21および復調回路2
2Cへの通電時間を短縮することが出来、さらに省電力
化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の一例における端末機の受
信回路のブロック図である。
【図2】従来のCATVシステムを示すシステム構成図
である。
【図3】CATVシステムの他の形態を示すシステム構
成図である。
【図4】図3に示されるシステムにおけるデジタルヘッ
ドエンドとアナログヘッドエンドの構成図である。
【図5】この発明におけるデジタル端末の回路図であ
る。
【図6】従来の端末機の受信回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1B…アナログヘッドエンド(ヘッドエン
ド) 2 …端末機 10 …デジタルヘッドエンド(ヘッドエンド) 21 …チューナ(受信手段) 22C…復調回路(受信手段) 25 …CPU(計時手段) 33 …電源回路 34 …スイッチ回路(スイッチ手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下りデータを送信するヘッドエンドと、
    このヘッドエンドから送信される下りデータを受信する
    端末機を備え、 前記ヘッドエンドが所定の時間帯に前記下りデータを送
    信し、 前記端末機が、受信手段と、この受信手段への通電をオ
    ン・オフするスイッチ手段と、このスイッチ手段のオン
    ・オフを時間帯によって制御する計時手段とを有し、 この計時手段が前記所定の時間帯にスイッチ手段をオン
    させて受信手段に通電を行わせる、 ことを特徴とするCATVにおける下りデータ送受信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記データ受信手段は、下りデータの信
    号を受信するチューナと、このチューナによって受信さ
    れた下りデータの信号を復調する復調回路とを含む請求
    項1に記載のCATVにおける下りデータ送受信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記所定の時間帯が、端末機からのデー
    タ送信が少ない時間帯である請求項1に記載のCATV
    における下りデータ送受信システム。
  4. 【請求項4】 前記計時手段におけるスイッチ手段をオ
    ンさせる時間帯の設定が、ヘッドエンドから送信される
    下りデータによって行われる請求項1に記載のCATV
    における下りデータ送受信システム。
  5. 【請求項5】 前記ヘッドエンドから下りデータが送信
    される複数の端末機がグループ分けされて、ヘッドエン
    ドから下りデータを送信する時間帯および端末機のスイ
    ッチ手段をオンさせて受信手段に通電させる時間帯が、
    各グループごとに互いにずれる時間帯に設定される請求
    項1に記載のCATVにおける下りデータ送受信システ
    ム。
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