JP2000307551A - パケット干渉が低減される周波数ホッピングのための無線ネットワーク回路、システム、および方法 - Google Patents

パケット干渉が低減される周波数ホッピングのための無線ネットワーク回路、システム、および方法

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JP2000307551A JP2000081932A JP2000081932A JP2000307551A JP 2000307551 A JP2000307551 A JP 2000307551A JP 2000081932 A JP2000081932 A JP 2000081932A JP 2000081932 A JP2000081932 A JP 2000081932A JP 2000307551 A JP2000307551 A JP 2000307551A
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エム、パナシック カール
Thomas M Siep
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しく参入してくるネットワークのための周
波数ホッピング・シーケンスを確認する方法(10)を
提供する。 【解決手段】 方法(10)は、複数の周波数チャンネ
ルをスキャニングする(16)ステップからなる。複数
の周波数チャンネルの各々について、そのスキャニング
のステップは、チャンネル上に信号(18,22)が存
在するかどうかを検出し、そして信号が検出される各チ
ャンネルに対応する情報(20,24)を記録すること
からなる。最後に、その記録された情報に応答して、そ
の方法は、周波数ホッピング・シーケンスを形成する
(30)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本実施態様は、無線通信シス
テムに関し、より詳しくは、周波数ホッピングを用いる
そのようなシステムに向けられている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】無線ネットワークは、
ますます人気があるものとなってきており、この点にお
いて、そのようなネットワークの多くの観点に改良がな
されている。ある改良は、異なるネットワークのそれぞ
れに属する通信の間で干渉が最小限であるかまたは全く
無い、それらのネットワークの動作を同時に可能とする
構造に関するものである。この点において、ネットワー
クという語が用いられ、そしてさらに、この文献の残り
についても、同じように相互通信するデバイスの組織化
されたグループからなるシステムを記述するのに用いら
れている。さらにこの点において、既に間に合って送信
している第1のネットワークであって、続いて第2のネ
ットワークが間に合って送信することを求め、そしてそ
れによって、たぶん通信を行い、そして第1のネットワ
ークの既に存在している通信に重なる通信のために干渉
を引き起こしているものにしたがって、異なるネットワ
ークがラベル付けされるであろう。したがって、残りの
説明を容易とするために、そのような第1のネットワー
クは、現職のネットワークとして言及され、一方、その
現職のネットワークの後、通信することを求めるまたは
実際に通信を行うネットワークは、新しく参入してくる
ネットワークとして言及される。この用語が与えられ
て、以下で記述される本背景および実施態様が、現職の
ネットワーク通信と新しく参入してくるネットワーク通
信との間の干渉を低減することに向けられている。
【0003】上で紹介された干渉を低減する一つのアプ
ローチは、スペクトル拡散周波数ホッピング(spre
ad spectrum frequency hop
ping)として周知の技術であり、そして時々より簡
単に周波数ホッピングとして言及されている。周波数ホ
ッピングにおいては、新しく参入してくるネットワーク
の送信機は、情報のパケットを、そのパケットが現職の
ネットワークにおける送信機によってある周波数で送信
されるパケットと干渉するまたは「衝突する」機会を低
減するように努力して、異なる周波数で送信する。周波
数間における変化、すなわち、ある周波数から別のもの
への変化が、周波数間での「ホップ」であると言われ
る。さらには、目的は、新しく参加してくるネットワー
クからの各パケットが、現役のネットワークが送信して
いる周波数とは重なりもしないし、十分に近くもない周
波数で送信されるというようなものである。さらにこの
点において、いくつかのシステム(例えば、ブルートゥ
ース・プロトコール(Bluetooth proto
col)を用いるもの)は、各連続するパケットを異な
る周波数で送信し、すなわち、送信機は、各パケットに
ついて異なる周波数に「ホッピング」している。代わり
に、他のシステム(例えば、IEEE802.11)
は、第1の周波数で第1の組のパケットを送信し、そし
てそれから第2の組のパケットを送信するために第2の
周波数へとホップし、その他数多くの異なるパケットの
組を数多くの異なるそれぞれの周波数で送信する。さら
に、もし干渉または衝突が起きるならば、それは典型的
には、双方のパケットのデータを、すなわち、新しく参
入してくるネットワークおよび現職のネットワークの双
方によって送信されるデータを損なってしまう。結果と
して、双方のネットワークは、続いてその衝突から生じ
る損なわれたデータを置き換えるように、さらなる時間
にパケットを再度送信することが要請される。
【0004】周波数ホッピングを用いて、最小のパケッ
ト衝突を達成しようという努力において、ネットワーク
がホップする異なる周波数を決定するために2つの従来
技術の方法があげられる。第1の方法において、周波数
ホッピング・ネットワークは、予定された(pre−o
rdained)ホッピング・シーケンスを用いる。こ
の第1のアプローチは、IEEE802.11標準のも
とでの例として用いられる。第2の方法においては、シ
ード(seed)が疑似ランダム生成器(pseudo
−random generator)に備えられ、そ
れは、ネットワークがホップする、対応する疑似ランダ
ムの一連の周波数を生み出す。この第2のアプローチ
は、かなり最近開発されたブルートゥース・プロトコー
ルのもとでの例として用いられる。これらのアプローチ
の双方とも、相互ネットワークのパケット衝突の量を低
減するのにあるレベルの成功を達成している。にもかか
わらず、本発明者らは、各異なるネットワークからの送
信が放送時間について効率的に終了するように、同じ近
隣に2つ以上の異なるネットワークを位置させることに
よって、かなりの量のパケット衝突がなおも起こり、そ
れによって、各ネットワークについて効率的な送信の速
度が低減されるということを経験的に確認している。
【0005】
【課題を解決するための手段】これまで記述したような
周波数ホッピングは、新しく参入してくるネットワーク
からのパケットと現職のネットワークからのパケットと
の間の干渉の機会を低減する。さらにこの点において、
そして、さらなる背景によって、図1は、そのようなパ
ケットの通信を例示し、以下に記述するようにそれはま
た、パケットの衝突が発生する瞬間を例示する。ずっと
詳細に図1を見ると、その水平軸は、時間(または割り
当て時間(time slots))を例示し、かつそ
の垂直軸は、周波数を指示する。加えて、図1は、いく
つかのブロックを例示しており、各ブロックは、現職の
ネットワークかまたは新しく参入してくるネットワーク
かによって伝送されるようなパケットを表現することが
意図されている。さらにこの点において、「パケット」
という語は、この文献においては、有限の時間に送られ
る情報のブロックを定義するのに用いられるということ
に注意し、ここで、続いて起こるそのようなパケットは
別の時間に送られるものである。この情報のブロック
は、様々な形を取って良く、プリアンブルや他のタイプ
の制御情報のような異なる情報のタイプが時々含まれ、
時々ユーザーデータとしてもまた言及されるユーザー情
報がそれに続く。さらには、全体のパケットもまた、当
技術分野で、フレームのように他の名前で言及されるか
もしれず、このようにこれらの他の情報ブロックもま
た、本発明の範囲を定義する目的で「パケット」という
語のなかに含まれるものとして意図されている。いずれ
にしても、図1に戻ると、参照するという目的で、図1
に例示される各パケットは、文字「P」(すなわち、パ
ケット(packet)を表す)を用い、またその文字
の後にそのパケットを送信したネットワークに対応する
番号が続く識別子でラベル付けされている。さらに詳し
くは、第1のネットワーク(すなわち、現職のネットワ
ーク)によって送信されるパケットは、識別子P1でラ
ベル付けされ、一方、第2のネットワーク(すなわち、
新しく参入してくるネットワーク)によって送信される
パケットは、識別子P2でラベル付けされている。さら
には、各パケットについての下付文字は、そのパケット
の期間によって取り囲まれる時間を識別する。例えば、
時間t0の間、第1のネットワークは、パケットP10
送信し、一方、また時間t 0の間に第2のネットワーク
は、パケットP20を送信する。さらにこの点におい
て、従来の技術では、第1のネットワークによる送信
は、開始時間および周期性の双方において第2のネット
ワークの送信に関して、非同期である。このように、時
間t0は、各ネットワークからの第1のパケットについ
ての相対的な指示として意味があるのみであって、それ
は、双方のネットワークからのパケットが、同じ時間に
開始して終了するということを提示することが意図され
ていない。
【0006】図1の全てのパケットに関して、各パケッ
トがある時間に開始し、後の時間に終了し、そしてある
周波数範囲を満たしている(ここで、その範囲はチャン
ネルとして言及される)ということが前記に示されてい
る。結果として、また以下に記述されるように、パケッ
トによって定義される図1における領域が重なる、また
はあるパケットの別の無線リンクからのある距離内にあ
るならば、干渉が生じるであろう。事実、以下で説明す
るように、そのような干渉は4つの異なる様式の一つで
発生する。
【0007】図1における時間t1は、パケット干渉の
第1のタイプを例示しており、そこでは第1のネットワ
ークがパケットP11を送信するということが見られる
であろう。パケットP11が開始した後であるがまた時
間t1の間、第2のネットワークがパケットP21を送信
する。パケットP11およびP21の重なりは、第1の衝
突C1として示されている。パケットP11およびP21
の水平方向の整列は、衝突C1の例においては、双方の
パケットが同じ周波数チャンネルを占めるということを
グラフ的に指示するということに注意すること。このよ
うに、衝突C1は、2つの異なるネットワークが重なっ
ている時間の間にかつ同じチャンネルでパケットを送信
しようと試みるところの例を表している。
【0008】他のタイプのパケット衝突に進む前に、衝
突C1の様なパケット衝突の可能性とインパクトをさら
に低減するのに用いられている方法論に関して、さらな
る議論が注目に値する。さらに詳しくは、この追加の方
法論は、本技術分野でlisten−before−t
alk(話す前に聞く)「LBT」として言及されてい
る。LBTシステムにおいては、そのシステムは、前述
したホッピング・シーケンスを用いるが、しかしそのシ
ーケンスにおいて、チャンネルで送信するのに先立っ
て、そのシステムは、現在の時間の間に、既にそのチャ
ンネルを占めている別のパケットがあるかどうか確認す
るために、チャンネルでのモニター(または「聞き取
り」)を行う。例としてパケットP11に戻ると、もし
第2のネットワークがLBTを使用したならば、それ
は、それがP21を送信しようとしていた所望のチャン
ネルで聞き取りを行い、そしてしたがって、パケットP
1の存在を検出する。結果として、第2のネットワー
クは、所望の周波数でパケットP21を送信しないこと
によって、衝突C1を避けるであろうが、しかし、その
代わりにそれはランダムな期間遅延し、そしてそのホッ
ピング・シーケンスの次の指定されたチャンネルに進
む。次に第2のネットワークは、その次の指定されたチ
ャンネルで聞き取りを行い、再度そのチャンネルが別の
ネットワークからのパケットによって占められているか
どうか確認し、そしてパケットが検出されなければ、第
2のネットワークはそのパケットを送信する。しかしな
がら、もしこの、次の指定されたチャンネルもまた占め
られているならば、第2のネットワークは、別のネット
ワークからのパケットによって占められないでチャンネ
ルが検出されるまで、この同じやり方でさらなるチャン
ネルの調査を続けるもので、そのときにおいて、第2の
ネットワークは、そのパケットを今の占められていない
チャンネルで送信する。しかしながら、このプロセスが
与えられると、LBTシステムにおいて遅延が生じ、こ
こで遅延の量は、LBTネットワークが、聞き取り、検
出を行い、そして占められたチャンネルから先送りさ
れ、続いて聞き取り、検出を行い、占められていないチ
ャンネルで送信を行うためにさらなるランダムな期間遅
延することを強いられる回数に依存するということに注
意すること。
【0009】上に示されるようなLBTが衝突の可能性
を低減する一方で、それはまた欠点をも有する。例え
ば、チャンネルで送信する用意がされているが、所望の
チャンネルで既に送信されたパケットのために、そうす
ることを防止されたネットワークによって、LBTは送
信を延期する。別の例として、それは、その聞き取りの
観点によって各パケットに遅延の要素を付加する。ま
た、環境における全てのデバイスが、その体系(sch
eme)の最大の利益(公正さ)を獲得するためにLB
Tを用いなければならない。さらにまた別の例として、
ライセンスを受けていない帯域において使用されるいく
つかのプロトコール(例えば、ブルートゥース)は、L
BTを支持せず、その一方でそのようなプロトコール
は、それにも関わらず、他の利益のある観点を提供する
かもしれず、そしてそれ故にそのようなプロトコールを
用いる選択は、LBTの有用性無くしてその他の観点が
得られるというトレードオフ(相殺取引)である。
【0010】図1における時間t2は、第1のネットワ
ーク・パケットP12および第2のネットワーク・パケ
ットP22の間で発生する衝突C2と関係する第2のタイ
プのパケット干渉を例示する。衝突C2について、現職
の第1のネットワークは、時間t2を含む期間にかつ第
1のチャンネルでパケットP12を送信し、かつその後
第2のネットワークもまた時間t2を含む期間に(すな
わち、パケットの重なり合う期間に)パケットP22
送信する。パケットP22は、第2のチャンネルで送信
されるが、それはパケットP12のチャンネルとは異な
る一方で、パケットP12によって占められるチャンネ
ルの直ぐ近隣にある。さらにこの点において、図1にお
けるパケットの垂直方向の変位(displaceme
nt)によって示されるように、パケットがあるチャン
ネルを占める一方で、隣接する周波数チャンネルへのわ
ずかな干渉または「はね散らし(splatter)」
を提供するパケットについてのさらなる傾向があるとい
うことが周知の技術である。この影響の結果、パケット
P12およびP22は、異なるチャンネルを占めているに
もかかわらず、それらはなおも隣接するチャンネルにあ
って、したがって、それらは、はね散らし効果がパケッ
ト間の衝突を引き起こすように周波数においてお互いに
十分に近いものである。実際、いくつかのネットワーク
においては、用いられるフィルターが相対的に安価であ
り、そしてその結果、パケットP12およびP22で例示
される概念がまた、次に隣接するチャンネルにも当ては
まり、すなわち、パケットが送信されるチャンネルに隣
接するチャンネルからもう一チャンネル離れたチャンネ
ルに当てはまる。このように、衝突C2は、2つの異な
るネットワークが、重なり合う時間に、かつ隣接する
(または次に隣接する)周波数チャンネルで、パケット
を送信しようと試みるところの例を表す。ここで、どち
らのネットワークもLBTを用いていないならば、双方
のパケットP12およびP22が衝突による再送信を要請
する。しかしながら、もしその2つの内の第2のパケッ
トを送信することを意図していたネットワークがLBT
を用いているならば、まずLBTの機構が、隣接するチ
ャンネルの衝突を正しく認識するようなものではないこ
とに注意すること。しかしながら、もしLBTの機構
が、潜在的な隣接するチャンネルの衝突を認めるなら
ば、第2のパケットは、P22によって表されるチャン
ネルで送信されず、その代わりにそのパケットは遅延さ
れる。この遅延は、第2のネットワークの効率的な送信
を減少させる一方で、第1の既に存在しているパケット
へのいかなる妨害をも回避する。したがって、時間t2
の例においては、もし第2のネットワークがLBTを用
いているならば、第2のネットワークはパケットP22
の送信を異なるチャンネルへと移動させるので、パケッ
トP12は、妨害されることはない。
【0011】図1における時間t4は、衝突C4と関係す
る第3のタイプのパケット干渉を例示し、それは衝突C
4についてネットワークが反対の順番で送信するという
点を除いて衝突C2に比較できるものである。より詳し
くは、衝突C4について、第2のネットワークはまず、
パケットP24を送信し、そしてその後第1のネットワ
ークは、パケットP14を送信する。これらのパケット
の双方の期間は、時間t4と重なり、そして再びそれら
のチャンネルは、同じチャンネルであるよりもむしろお
互いに隣接するものである。それにも関わらず、はね散
らし効果が、各パケットの隣接するチャンネルへの十分
な到達を、衝突が発生するように、再び引き起こしてい
る。ここで、どちらのネットワークもLBTを用いてい
ないならば、パケットP24とパケットP14の双方が衝
突による再送信を要請する。しかしながら、もし、2つ
の内の第2のパケットを間に合って(すなわち、P14
を)送信し、さもなくば衝突するネットワークがLTB
を用いているならば、そのパケットのみが遅延されて、
第1の既に存在しているパケット(すなわち、P24
が、妨害されるものではない。
【0012】図1における時間t7は、衝突C7と関連す
る第4のタイプのパケット干渉を例示し、それは、衝突
7についてネットワークが反対の順序で送信するとい
う点を除いて、衝突C7と比較できるものである。さら
に詳しくは、衝突C7について第2のネットワークは、
まずパケットP27を送信し、そしてその後第1のネッ
トワークがパケットP17を送信する。これらのパケッ
トの双方の期間は、時間t7と重なっており、それらの
チャンネルは同じである。結果として、衝突C7が発生
する(最後に送信するネットワークが、ここでは第1の
ネットワークであるが、LBTを用いていないとす
る)。
【0013】図1は、固定干渉FIの帯域を表現するこ
とによって、追加のタイプの潜在的な干渉を例示する。
固定干渉FIは、数多くの割り当て時間の間、同じ周波
数に留まる無線周波数送信の非ネットワーク源(non
−network source)を表すことが意図さ
れている。そのような固定干渉は、一例として、漏れて
いる電子レンジのような様々なデバイスから生じるであ
ろう。いずれにしても、時間t5で第2のネットワーク
が、パケットP25を送信し、そしてそのパケットが送
信されるチャンネルが固定干渉FIと重なるということ
に注意すること。結果として、固定干渉FIは、パケッ
トP25と干渉し、それによって、それが再送信される
べきことを要請する。しかしながら、再度ここでも第2
のネットワークがLBTを実行するべきものであるなら
ば、固定干渉FIが、LBTの聞き取り動作の間に検出
されたとして、パケットP25は、さもなくば差し迫っ
た干渉となるものを回避するように送信されることはな
いものとなる。最後に、パケットP25の例が、そのパ
ケットが固定干渉と同じチャンネルを用いているデータ
衝突を示している一方で、固定干渉はまた、固定干渉を
含むチャンネルに隣接するチャンネルにおけるパケット
を妨害するかもしれないということをさらに注意するこ
と。再度また、いくつかのネットワークは比較的低価な
フィルターを用いているので、固定干渉は、固定干渉に
直ぐに隣接するかまたは次に隣接するチャンネル(すな
わち、固定干渉に直ぐに隣接するチャンネルの隣にある
チャンネル)かのいずれかにあるパケットを損なうかも
しれない。
【0014】前記のことを鑑みて、当業者は、パケット
衝突またはパケット干渉が発生する様々な機会があると
いうことを理解するべきである。実際、図1を参照する
と、上の例は、ある領域は各パケットの周りで記述され
ているということを示しており、そこではパケットは、
もし別のパケットがその領域内に発生するならば、妨害
されるものである。したがってこの領域は、そのパケッ
トの周りのウィンドウまたはゾーンとして認められるで
あろうもので、パケットの大きさによって定義されるだ
けでなく、パケットの前および後の双方で別に潜在的に
干渉しているパケットの幅だけ延びており、かつパケッ
ト周波数チャンネルの上および下の少なくとも隣接する
チャンネルの高さを通してパケットチャンネルの上およ
び下に延びている。なおもさらに、図1に示される双方
のネットワークについてのパケット・サイズは、一例と
して同じサイズのものであるということに注意するこ
と。しかしながら、いくつかの状況においては、現職の
ネットワークは、新しく参入してくるネットワークに関
して異なる大きさ(すなわち、周波数および/または時
間において)のパケットを用いるであろう。これらの場
合において、現職のものについてのパケット・サイズお
よび新しく参入してくるネットワークについてのパケッ
ト・サイズは、前述のウィンドウの影響がある要因に加
えて、全てさらに、干渉が発生するかもしれない新しく
参入してくるパケットに関して、二次元の領域を定義す
る。それ故に、二次元の領域のサイズが与えられて、た
とえホッピング拡散スペクトラムRF通信の疑似ランダ
ムの性質が与えられていても、パケット妨害の可能性は
残る。
【0015】パケット衝突を回避することに関してのさ
らなる考察として、連邦通信委員会(Federal
Communications Commission
(「FCC」))が、工業化学医学(Industri
al ScientificMedical:「IS
M」)帯域における技術に制限を課したということがさ
らに注目される。特には、FCCは、無線媒体の割り当
てにはっきりと協力するために独立したネットワークを
明白に禁止している。
【0016】前述のことを鑑みて、パケット衝突および
干渉の可能性を低減する必要性が生じており、そして好
ましくは、LBTを支持しないプロトコールで用いられ
るであろうやり方でそうする必要性が生じている。好ま
しい実施例は、以下で探索されるようにこれらの目的を
述べている。加えて、前述したFCCの要件を満たす一
方で、前述の目的を達成する必要性が生じている。以下
に記述される好ましい実施例は、現職のネットワークの
知識またはそれとの協力を有することを、新しく参入し
てくるネットワークに要求することなくこれらの要件を
回避する。
【0017】
【実施例】好ましい実施例において、新しく参入してく
るネットワークのための周波数ホッピング・シーケンス
を決定する方法がある。その方法は、複数の周波数チャ
ンネルをスキャニングするステップからなる。その複数
の周波数チャンネルの各々について、スキャニング・ス
テップは、チャンネルに信号が存在するかどうかを検出
することおよび信号が検出される各チャンネルに対応す
る情報を記録することからなる。最後に、そして記録さ
れた情報に応答して、その方法は、周波数ホッピング・
シーケンスを形成する。その他の回路、システム、およ
び方法もまた開示され、そして特許請求の範囲に請求さ
れる。
【0018】図1は、この文献の、発明の背景のセクシ
ョンにおいて記述されており、読者はその記述に馴染み
があるものと見なす。
【0019】図2は、好ましい実施例による方法10の
フローチャートを例示しており、従来技術との関係にお
いて、前述された欠点を低減するように無線ネットワー
クを操作するためのものである。この好ましい実施例へ
の導入として、以下の説明は、方法10の結論によっ
て、無線ネットワークのために改良されたホッピング・
シーケンスが生成されているということを示す。ホッピ
ング・シーケンスは、2つの観点において改良されてい
る。第1に、ホッピング・シーケンスは、それに従って
パケットが通信され、そして従来技術の非LBT無線周
波数ホッピング・システムに比べて、パケット衝突の量
が低減されている結果となるようなものである。第2
に、ホッピング・シーケンスは、それに従ってパケット
が通信され、そして従来技術の非LBT無線周波数ホッ
ピング・システムに比べて、固定干渉との対立(con
flict)の発生が低減される結果となるようなもの
である。これらの利益は、方法10の以下の詳細な説明
の後により詳細に例示される。最後に、方法10は、当
業者によって確認されるであろう様に、また後にさらに
述べられるように、様々なタイプの無線ネットワークと
関係して、実行されるであろうということに注意すべき
である。加えて、当業者もまた、例として後で探索され
ているように、選択されたネットワークが与えられて、
様々な異なる回路およびソフトウェアの実現を確認する
かもしれない。
【0020】方法10は、ステップ12で始まり、そこ
では無線ネットワークが、ネットワークでの相互通信の
ために用いられるべき(すなわち、ネットワークにおけ
る全ての送信機、受信機およびトランシーバーによっ
て)新しいホッピング・シーケンスの確認を開始する。
残りの説明を容易にするために、この新しいホッピング
・シーケンスを用いるネットワークは、新しく参入して
くるネットワークとして言及される。この用語が選択さ
れたのは、新しく参入してくるネットワークの通信が、
その新しく参入してくるネットワークによって用いられ
るべき周波数帯域で通信を既に行っているであろう一つ
以上のいずれの現職のネットワークに関しても新しいも
のであるからである。好ましい実施例において、新しく
参入してくるネットワークの第1のトランシーバーのス
イッチを入れられるか、またはさもなくば開始されるか
するときのような、ネットワークの始動でステップ12
は発生する。続いて、方法10は、ステップ14へと続
く。
【0021】ステップ14において、第1の周波数チャ
ンネルは、分析のために選択される。さらに詳しくは、
また方法10の残りの説明が与えられて明らかになるよ
うに、好ましい実施例において、新しく参入してくるネ
ットワークが送信するであろう各チャンネルは、方法1
0によって、少なくとも一度は個別に分析される。した
がって、ステップ14は、これらのチャンネルの第1の
ものが選択されて分析されるように動作する。この選択
は様々なやり方、例えば、新しく参入してくるネットワ
ークに利用できる各増大する周波数チャンネルに、独自
のかつ昇べきの順に番号を指定することによるようなも
ので実行され、そして続いてステップ14は、その第1
の指定された番号にカウンターを初期化することによっ
て動作するであろう。その他の実行も当業者によって確
認されるであろう。いずれにしても、一旦第1のチャン
ネルが分析のために選択されると、方法10は、ステッ
プ16に続く。
【0022】ステップ16において、ステップ14によ
って選択されたチャンネルがスキャンされて、そのチャ
ンネルに存在する信号が存在するかどうか確認する。好
ましい実施例において、周知の受信信号強度インディケ
ーター(receive signal streng
th indicator:「RSSI」)がスキャン
技術として用いられる。存在する信号は、図1と関係し
て先に例示されるような様々な事象によりスキャンされ
るチャンネルにおいて検出されるであろうということに
注意すること。例えば、存在するチャンネルは、スキャ
ンされるチャンネルにおいて(または、スキャンされる
チャンネルから一つまたは二つ隣のチャンネル位置のチ
ャンネルにおいて)固定干渉があるならば、ステップ1
6において検出されるであろう。別の例として、スキャ
ンの期間中に、スキャンされるチャンネルにあるかまた
は、スキャンされるチャンネルに隣接するチャンネルに
あるかするパケットを別のネットワークが送信している
ならば、ステップ16において存在する信号が検出され
るであろう。これらの可能性の各々は、以下に記述され
るように一つ以上の追加のステップによって応答され
る。ステップ16のスキャンに続いて、方法10はステ
ップ18へと続く。
【0023】ステップ16において検出される干渉があ
るとして、それが固定干渉であるならば、ステップ18
が方法10のフローを方向付ける。特定の検出された干
渉が固定干渉であるかどうかの確認(パケット干渉に反
して)は、様々なやり方で行われるであろう。簡単なア
プローチは、全ての周知のパケット長(FCCパート1
5規則により、0.4秒)を超える時間だけ占められた
チャンネルにおいて待つということである。より速く、
かつ好ましいアプローチにおいては、固定干渉の瞬間が
その占められた帯域幅を確認することによって確認さ
れ、それは変調された信号を担持するデータに比して非
常に小さいものである。さらに詳しくは、特定のチャン
ネルのいくつかのサブチャンネルを経てステップするこ
とによって、受け取られた信号の帯域幅を確認するよ
う、好ましい実施例によって構成することのできる多く
のスキャン回路が利用可能である。そのプロセスにおい
て、スキャニング回路は、各サブチャンネルの関数(f
unction)としてRSSIを集め、そして電力半
値点(half−power points)を確認
し、それが帯域幅である。このように、スキャンされた
チャンネルについての全てのサブチャンネルが一旦評価
され、これらのサブチャンネルの少なくとも一つで干渉
が検出されるものとすると、全てのサブチャンネルに渡
って識別された帯域幅に基づいて、干渉が固定干渉であ
ることがさらに確認されるであろう。とりわけ、固定干
渉は、全体チャンネル帯域幅の10%未満しか典型的に
は占めておらず、したがって、所定の評価されたチャン
ネルについて10個の同じサイズのサブチャンネルがス
キャンされ、また検出される干渉がこれらのサブチャン
ネルの一つまたは二つにおいてのみであるならば、好ま
しい実施例は、検出された干渉が固定干渉であるという
ことを確認し、反対に、干渉がこれらのサブチャンネル
のほとんどまたは全てに渡って検出されるならば、好ま
しい実施例は、検出された干渉がパケット干渉であると
いうことを確認する。いずれにしても、固定干渉が検出
されるならば、ステップ18は、ステップ20へとフロ
ーを方向付ける。反対に、いずれの干渉も検出されな
い、または固定干渉ではない干渉が検出されるならば、
方法10は、ステップ18からステップ20へと続く。
これらの代わりの経路の各々は以下に記述される。
【0024】ステップ20において、スキャンされるチ
ャンネルにおいて存在する固定干渉の検出により到達さ
れているので、方法10は、割り当て時間の指示および
固定干渉が検出されたチャンネルを記録する。この情報
の使用は、後に詳細に記述される。その後、方法10
は、ステップ20からステップ26へと続き、それはス
テップ22および24に関する以下の説明に続いて説明
される。
【0025】ステップ16において検出される潜在的な
干渉があるとして、それがステップ16においてスキャ
ンされるチャンネルと同じまたは隣接するチャンネルに
おいて送信される別のパケットからの干渉であるなら
ば、ステップ22が、方法10のフローを方向付ける。
好ましい実施例において、特定の検出された干渉が、パ
ケット干渉(固定干渉に反して)であるかどうかの確認
は、帯域幅を測定し、続いてそれは、前述されたサブチ
ャンネル評価と関係するような周知のパケット帯域幅と
比較されるであろうものによって再度行われる。パケッ
ト干渉が、スキャンされるチャンネルにおいて検出され
るならば、ステップ22は、ステップ24へとフローを
方向付ける。反対に、干渉が検出されず、ステップ22
が到達されるならば、方法10はステップ22からステ
ップ28へと続く。これらの代わりの経路の各々は以下
に記述される。
【0026】ステップ24において、スキャンされるチ
ャンネルのパケット干渉の使用特性が記録される。これ
らの特性には、好ましくは、パケットが検出された割り
当て時間とチャンネルが含まれる。加えて、スキャンさ
れるチャンネルにおいて潜在的に干渉するパケットが検
出されるとき、そのパケットからの2つの可能なレベル
の情報検索がある。第1の可能性として、パケットがそ
のパケットからのヘッダ情報を適切に回復するよう間に
合って検出されるならば、そのヘッダ情報には、そのパ
ケットを送信した現職のネットワークのホッピング・シ
ーケンスの指示が含まれるべきである。例えば、この指
示は、そのパケットを送信した現職のネットワークによ
って用いられるシード(seed)としてであって良
く、さらに詳しくは、それは、現職のネットワークの周
波数ホッピング・シーケンスを生成するネットワークの
ランダム・シーケンス発生器に応用される。いずれにし
ても、その指示は、ステップ24によって使用特性とし
て蓄積される。第2の可能性として、パケットが、ヘッ
ダ情報を適切に回復するのに、間に合って検出されない
ならば、好ましくは、そのパケットが検出された割り当
て時間および周波数チャンネルの記録がなされる。さら
にこの点において、スキャンされるチャンネルにおいて
パケット・データの存在が検出される機会があるが、し
かし実際のデータは、比較的に了解できない(unin
telligible)ものであるということに注意す
ること。例えば、現職のシステムが、新しく参入してく
るシステムと相互使用可能な(interoperab
le)ものではないならば、現職のパケットからの実際
のデータは、確認することができないものであるという
可能性がある。しかしながら、この場合においてでさ
え、好ましくは、確認される使用特性にはなおも、パケ
ットが検出された割り当て時間および周波数チャンネル
が含まれており、またこれらの特性は、それ故に、ステ
ップ24によって好ましくは蓄積されるものである。次
に方法10は、ステップ24からステップ26へと続
く。
【0027】固定干渉が、スキャンされる(または隣接
する)チャンネルにおいて検出されているときか、また
はパケット干渉が、スキャンされる(または隣接する)
チャンネルにおいて検出されているときか、または実際
にスキャンされるチャンネルにおいて干渉が検出されて
いないときに、ステップ26が到達されるかもしれない
ということが前記に示されている。いずれの場合におい
ても、ステップ26は、新しく参入してくるネットワー
クに利用される全てのチャンネルが、スキャンされてい
るかどうかを確認する。例えば、現在の2.4GHzの
ISM帯域無線ネットワークにおいて、許容できるIS
M帯域内の最低75の(83の)要請されるチャンネル
がある。現職のトランシーバーは、毎秒2と1600の
間のホップを生み出している。したがって、ステップ2
6をISMをベースとするシステムに応用することは、
83チャンネル全てがスキャンされているかどうかを確
認する。もしそうでないならば、方法10は、ステップ
28へと続き、一方、全てのチャンネルが(数において
75から83の)がスキャンされているならば、方法1
0はステップ30へと進む。
【0028】ステップ28は、方法10に、まだスキャ
ンされていない別のチャンネルで、前述した分析を繰り
返すよう準備させるものとする。このステップは、スキ
ャンされるべき第1のチャンネルを識別するステップ1
4において取られるアプローチと互換性のあるやり方で
実行される。例えば、先にステップ14と関係して、ス
キャンされるべき第1のチャンネルに対応するようカウ
ンターがセットされたアプローチが与えられたというこ
とを思い出すこと。もしこのアプローチが選択されるな
らば、ステップ28は、このカウンターを増大させるこ
とによって実行されるであろう。いずれにしても、一旦
ネットワークが別のチャンネルを評価するように適切に
準備されたならば、方法10は、ステップ28からステ
ップ16へと戻り、そして次のチャンネルに関して前述
のオプションが取られる。
【0029】ある点で、前述した方法10の戻りフロー
が与えられ、ステップ26は、新しく参入してくるネッ
トワークによる送信に利用できる全てのチャンネルが、
スキャンされていることを確認する。上記のとおり、こ
の点で方法10は、ステップ30に到達する。ステップ
30は、ステップ20およびステップ24の先のいずれ
の発生によって記録される情報が与えられて、新しく参
入してくるネットワークのためのホッピング・シーケン
スを確認する。換言すると、一旦ステップ30に到達さ
れ、固定またはパケット干渉のいずれかまたは双方が検
出されているならば、そのような干渉について情報が蓄
積されており、そしてステップ30は、その情報から好
ましいホッピング・シーケンスを引き出す。さらに詳し
くは、検出された情報が与えられて、ステップ30は、
新しく参入してくるネットワークによる送信のために、
その後用いられるホッピング・シーケンスを生成する。
この引き出されたホッピング・シーケンスは、新しく参
入してくるネットワークによって送られ、かつそのホッ
ピング・シーケンスにしたがうパケットが、先にステッ
プ16が発生していることによって検出されるような、
既に存在している干渉が与えられて、干渉を招くという
可能性を最小限化することを求める。好ましい実施例に
おいて、ステップ30のホッピング・シーケンスの引き
出しは、第1に、可能であるならば、ステップ24の発
生において記録されるその前の情報からの現職のネット
ワークのホッピング・シーケンスを確認することに基づ
いており、そしてまた、ステップ20の発生において記
録されるいかなる記録された固定干渉にもまた照らされ
るものである。その後、また後で記述されるように、新
しく参入してくるネットワークのためのホッピング・シ
ーケンスが引き出される。したがって、第1に、現職の
ネットワークのホッピング・シーケンスを確認する好ま
しい方法が以下に記述される。第2に、現職のネットワ
ークのホッピング・シーケンスに照らして新たに参入し
てくるネットワークのホッピング・シーケンスを確認す
る好ましい方法もまた、以下に記述される。
【0030】現職のネットワークのホッピング・シーケ
ンスを確認する第1のアプローチは、先立ってのステッ
プ24の発生が前述のように検出された現職のネットワ
ーク・パケットからヘッダ情報を適切に回復することが
できるならば、直接的なものである。換言すれば、ヘッ
ダ情報には、パケットを送信した現職のネットワークの
ホッピング・シーケンスの指示が含まれているというこ
とを思い出すこと。このようにそのようなヘッダが適切
に復号されるならば、ステップ30は、単にパケットヘ
ッダにおける指示から現職のネットワークのホッピング
・シーケンスを引き出すに過ぎない。
【0031】現職のネットワークのホッピング・シーケ
ンスを確認する第2のアプローチは、ステップ16の持
続期間を、現職のネットワークがその利用できるチャン
ネルの各々での送信を維持することが期待される時間に
関して大きなものへと延ばすことによって達成される。
例えば、現職のネットワークがブルートゥース・ネット
ワークであるならば、それが毎秒1600回ホップする
ことが知られており、そこでは、それぞれのホップにつ
いて一つのパケットのみが送信され、それに別のホップ
およびパケット送信などが続く。加えて、ブルートゥー
ス・ネットワークは、83の異なるチャンネルの間でホ
ップするであろう。このように、現職のネットワークが
ブルートゥースネットワークであるところでは、ステッ
プ16の持続期間は、一例として1秒に設定されるであ
ろう。この持続期間が与えられて、それ故に83の異な
るチャンネルの一つに1600のホップが含まれるこの
1秒の持続期間について、平均してそれぞれの異なるチ
ャンネルは、およそ19.27回(すなわち、1600
/83=19.27)用いられるということに注意する
こと。結果として、所定のチャンネルにおける1秒のス
キャン持続期間の間におよそ19.27パケットの検出
がそのチャンネルについて発生し、そしてこれらの検出
は、前述した使用特性として蓄積される。さらにまた、
この1秒の持続期間は、続いてそれぞれの異なるスキャ
ンされるチャンネルについて繰り返され、さらには、異
なるチャンネル使用のための1秒の持続期間内の時間間
隔と一緒に、それぞれのスキャンされるチャンネルにつ
いておよそ19.27回パケットが検出されるというこ
とを示すマップへと拡張する。さらにまた、ブルートゥ
ース・プロトコールにおいては、ホッピング・シーケン
スは、1600回のホップの後に繰り返し、したがっ
て、前述したマップされた情報が与えられて、現職のネ
ットワークのホッピング・シーケンスの正確な確認が引
き出されるであろう。
【0032】現職のネットワークのホッピング・シーケ
ンスを確認する第3のアプローチは、現職のネットワー
クが、一つのチャンネルでの送信を維持することが期待
される時間に関して短くなるように、ステップ16の持
続時間を短くすることによって達成される。より詳しく
は、この第3のアプローチにおいて、各チャンネルは、
現職のネットワークが単一のチャンネルで送信し続ける
時間よりも大きくはない時間に、全ての使われる可能性
のあるチャンネルがスキャンされるよう、十分短い持続
時間で各チャンネルがスキャンされる。再度、現職のブ
ルートゥース・ネットワークの例を用いると、それが最
大で83の異なるチャンネルで、連続するパケットを送
信するということを思い出すこと。したがって、第3の
アプローチとして、スキャンの持続時間は、パケットの
持続期間の1/83倍に等しい(またはそれよりも大き
くはない)。83の連続してスキャンされるチャンネル
についてこのようにスキャンすることによって、各チャ
ンネルがパケットの持続期間の1/83のみスキャンさ
れており、そして単一ブルートゥースの現職ネットワー
クのみが送信しているとするならば、スキャンの間、一
つのチャンネルのみがパケットによって占められている
ということが見出される(隣接するチャンネルはパケッ
トのはね散らしからの干渉を検出するかもしれないけれ
ども)。このアプローチにおいては、全ての利用できる
チャンネルを1度だけスキャンするよりもむしろチャン
ネルが何回もスキャンされるように、方法10のステッ
プ26は修正され、結局方法10は、利用できるチャン
ネルの各々においての使用を検出するものとなるという
ことに注意すること。再度、ブルートゥースの現職のネ
ットワークを一例として用いて、83チャンネルの各々
の1600回のスキャンの後(ここでは、各チャンネル
がパケットの持続期間の1/83の間スキャンされる)
続いて、現職のネットワークのホッピング・シーケンス
の全体がマップされるという見込みがある。この結果が
続くのは、これらの1600回のスキャンの間に各チャ
ンネルが平均で19.27回使われるということが示さ
れるからであり、またいつそのようなチャンネルの各々
が使われるのかを識別する情報が記録されていて、マッ
プが、結果として現職のネットワークのホッピング・シ
ーケンスを示すものとなるか、または現職のネットワー
クのホッピング・シーケンスがそれから確認されるもの
となるかする。
【0033】前述した3つの好ましい方法のいずれか一
つが使われることなどによって、一旦現職のネットワー
クのホッピング・シーケンスが確認されると、新しく参
入してくるネットワークについてのホッピング・シーケ
ンスを選択することによってステップ30が完了する。
好ましい実施例において、選択されたホッピング・シー
ケンスは2つのやり方の内の一つで生成されるであろ
う。第1のやり方において、選択されたホッピング・シ
ーケンスは、以下で説明されるステップ38に関しての
より明らかな理由で、現職のネットワークのホッピング
・シーケンスと同一である。第2のやり方においては、
選択されたホッピング・シーケンスにおける各チャンネ
ルが、現職のネットワークのホッピング・シーケンスに
おけるチャンネルを回避するように選択される。換言す
れば、ステップ24の先の発生から確認される情報が現
職のネットワークのホッピング・シーケンスにしたがっ
て、用いられる各チャンネルを指示する。このように、
第2のやり方においては、現職のネットワークが、チャ
ンネルを用いているそれぞれの時間について、かつ、こ
の情報に応答して、新しく参入してくるネットワークの
ホッピング・シーケンスが異なり、かつ隣接しないチャ
ンネルが、その時間中に用いられるように作り出され
る。いずれかのアプローチを用いて、新しく参入してく
るネットワークのホッピング・シーケンスが作り出され
ていて、そして続いて方法10は、ステップ30からス
テップ32へと進む。
【0034】ステップ32は、ステップ30で作り出さ
れる新しく参入してくるネットワークのホッピング・シ
ーケンスを修正して、検出されるいかなるチャンネルも
固定干渉を有することを回避するものとする(すなわ
ち、ステップ20のいかなる先に発生したものにおいて
記録されるように)。さらに詳しくは、固定干渉がある
周波数に対応する新しく参入してくるネットワークのホ
ッピング・シーケンスにおける各チャンネルについて、
そしてそのシーケンスのそのチャンネルは、使用されて
おらず、またそのかわりに置き換えられたチャンネルが
選択されている。さらにこの点について、好ましい実施
例においては、置き換えチャンネルは、固定干渉の検出
の無いチャンネルのローテーション(rotatio
n)から選択されるということに注意すること。そのロ
ーテーションにはまた、新しく参入してくるネットワー
クによってその前の割り当て時間でまたは続いての割り
当て時間で用いられたチャンネルのいずれも含まれてい
ない。このローテーション技術は、同じ単一の代わりの
チャンネルを用いることより好まれる、というのも、そ
のような単一のチャンネルの使用は、FCCの規制を満
たすために十分なランダム性を提供しないかもしれない
からである。ステップ32に続いて方法10は、ステッ
プ34へと続く。
【0035】ステップ34は、前述の2つの技術のどち
らが実行されて新しく参入してくるネットワークのホッ
ピング・シーケンスを選択するか、すなわち、それが現
職のネットワークのホッピング・シーケンスと同じであ
るか(ステップ32によって修正されるように)また
は、それが現職のネットワークとは、完全に異なるチャ
ンネルを用いるかどうか(また、ステップ32によって
修正されるように)に基づいて方法のフローを制御す
る。新しく参入してくるネットワークのホッピング・シ
ーケンスが完全に異なるものであるならば、方法10
は、ステップ36へと続き、そこでは新しく参入してく
るネットワークは、その新しく開発されたホッピング・
シーケンスに従って通信を開始する。代わりに、新しく
参入してくるネットワークのホッピング・シーケンス
が、現職のネットワークのホッピング・シーケンスと同
じであるならば、一つの追加のステップ38が取られ
る。
【0036】ステップ38において、方法10は、現職
のネットワークが現職のネットワークのホッピング・シ
ーケンスにおける第1のチャンネルの使用を完了するの
を待ち、そして続いてステップ38は、少なくとも一つ
のその後の追加の割り当て時間を待つ。次に、フローは
ステップ36へと続き、そこでは上で導入されたように
新しく参入してくるネットワークは、その新しく開発さ
れたホッピング・シーケンスに従って通信を開始する。
前述のことから、新しく参入してくるネットワークが現
職のネットワークと本質的に同じホッピング・シーケン
スを用いるならば、ステップ38によって課せられた遅
延は、新しく参入してくるネットワークによって送信さ
れる各パケットが現職のネットワークからの、かつ同じ
チャンネルにある対応するパケットよりも、少なくとも
2つの割り当て時間だけ後に本質的に起こることを可能
とするということがここで理解されるべきである。結果
として、双方のネットワークは、本質的に同じホッピン
グ・シーケンスを用いる(すなわち、新しく参入してく
るネットワークのホッピング・シーケンスは、固定干渉
を回避するようにさらに修正される)が、しかし、ステ
ップ38は、ステップ38により効率的に新しく参入し
てくるネットワークは、現職のネットワークよりも時間
的に遅れるものとなる。それ故にこの遅れは、2つのネ
ットワークからのパケットの間での衝突を防止し、とい
うのも、現職のネットワークは、いつも新しく参入して
くるネットワークによる同じチャンネルの使用の少なく
とも2つの割り当て時間先にあるからである。
【0037】図3は、図2に示される方法10を行うよ
う動作可能であるネットワーク・トランシーバー40の
ブロック図を例示し、そしてそれは、ここで例として示
されている。一般に、トランシーバー40には、3つの
主要な動作ブロック、すなわち、ラジオ42,物理エン
ジン44および媒体アクセス制御(media acc
ess control:「MAC」)コントローラー
46が含まれており、それらの全ては、無線ローカル・
エリア・ネットワーク(local areanetw
ork:「LAN」)技術においての標準であり、そし
てそれらは、無線LANについてのIEEE802.1
1標準において記述されている。しかしながら、これら
のブロックの従来技術機能に加えて、それらはまた図2
からの方法10のステップを行うよう動作可能でもあ
る。これらのブロックが方法10におけるものを超えて
の機能を行う程度にまで、そのような機能は当業者によ
って確認され得るものであり、そしてここでは詳細に触
れない。さらには、図3のブロックは、ある機能を表現
するために例として示されており、一方、当業者は、こ
れらの機能を異なるブロックに指定するかもしれず、か
つまたこれらの機能を達成するために種々の異なる回路
から選択するかもしれないということに注意すること。
また、何かを完成させる目的で、トランシーバー42は
また、読み出し専用メモリ(read only me
mory:「ROM」)48、ランダム・アクセス・メ
モリ(random access memory:
「RAM」)50およびホスト・インターフェース52
の指示が含まれていても良く、これらの追加の観点は、
当業者によって、トランシーバーでは含まれていること
が十分に予測されるものであり、とはいえ、そのような
余分のデバイスは、方法10に関してのトランシーバー
40の操作と関係して詳細に述べられる必要はない。最
後に、トランシーバー10の3つの主要なブロックは、
これらのブロックの間に示される信号と同様、先に記述
された方法10のステップに平行する順番で以下に記述
されている。
【0038】方法10を開始するために、MACコント
ローラー46は、スキャン・コマンド信号(Scan
Command signal)を物理エンジン(ph
ysical engine)44へと行使する。ステ
ップ16から24に応答し、かつそれらを達成するよ
う、物理エンジン44は、チャンネルを選択して、その
選択されたチャンネルをTX/RX周波数信号によって
ラジオ42へと指示する。応答して、ラジオ42は、指
示された周波数での信号を検査するよう、調整(例え
ば、そのオッシレータを)し、そして、好ましい実施例
において思い出すと、RSSI計測がこの周波数で行わ
れる。さらにこの点において、好ましい実施例は、検出
された干渉があるならば、それが固定干渉かまたはパケ
ット干渉かを確認するよう、各選択され、スキャンされ
たチャンネル内のサブチャンネルを評価するということ
が、上で説明されていることを思い出すこと。したがっ
て、物理エンジン44は、そのようなサブチャンネルの
各々をサブチャンネルスキャン信号を介してラジオ42
に指示し、または、TX/RX周波数信号によって特定
されるチャンネルについて、サブチャンネルが評価され
るべきであるということを、その信号によって指示する
であろうが、代わりに、ラジオ42がそれが物理エンジ
ン44から受け取る各チャンネルの指示についてある数
のサブチャンネル(例えば10個)を評価するよう設定
されているかもしれない。いずれにしても、ラジオ42
は、サブチャンネルに渡って掃引し、対応するRSSI
の測定を確認するので、それはそれぞれの計測を示され
るRSSI信号を介して、ラジオ42から物理エンジン
44へと戻す。RSSI測定に応答して、物理エンジン
44は、ステップ18(すなわち、干渉が固定であるか
どうか)およびステップ22(すなわち、干渉がパケッ
トからであるかどうか)の確認を行い、かつステップ2
0および24の動作をそれぞれ取ることによって、潜在
的に応答する。加えて、RSSIが、所定のスキャンさ
れるチャンネルについてゼロであるかまたは取るに足り
ないものであるならば、好ましい実施例は、そのチャン
ネルに干渉がないということを確認する。いずれにして
も、一旦チャンネルが評価されるならば、物理エンジン
44は、TX/RX信号をスキャンされるべき次のチャ
ンネル(または次のチャンネル内のサブチャンネル)に
調整することによって、ステップ28を達成し、そして
そのプロセスは全てのチャンネルについて繰り返す。最
後に一旦全てのチャンネルが選択されると、全ての検出
された干渉の結果が、物理エンジン44によってMAC
コントローラー46へとスキャン結果信号(Scan
Results signal)を介して報告される。
【0039】一旦MACコントローラー46がスキャン
結果信号を受け取るならば、それは、新しく参入してく
るネットワークのための新しいホッピング・シーケンス
を作り出しかつ修正するように向けられるステップ30
および32を行う。さらに、一旦この新しいホッピング
・シーケンスが終了すると、MACコントローラー46
は、ホップ・シーケンス信号を介して、それを物理エン
ジン44と通信させ、そしてMACコントローラー46
は、続いてホップ・コントロール信号を行使することに
よって、実際にホッピングを開始する(すなわち、新し
いホップ・シーケンス毎に送信を行う)ようにMACコ
ントローラー46に命令する。したがって、この後者の
観点は、適切であるならばステップ38の遅延観点を受
け入れるよう行使されるであろう。
【0040】
【発明の効果】前述のことから、好ましい実施例は様々
な代替を提供し、それによって新しく参入してくるネッ
トワークは、まず、それが送信するであろう周波数チャ
ンネルをスキャンし、またこれらのチャンネルの存在す
る信号に応答してホッピング・シーケンスが新しく参入
してくるネットワークのために引き出される。新しく参
入してくるネットワークのためのホッピング・シーケン
スは、従来技術の上に数多くの利点を提供する。例え
ば、新しく参入してくるネットワークの引き出されたホ
ッピング・シーケンスに従って送信されるパケットは、
非LBTの従来技術の無線ネットワークに反して干渉を
招くことがかなり無さそうである。それ故に、さらにこ
の点において、好ましい実施例は、ブルートゥースまた
はその他の非LBTプロトコールで用いられ、それによ
って、これらのプロトコールの特性へのアクセスを得、
また一方、LBTの機能性無しでさえも、パケット干渉
の発生を低減するものとするであろう。実際、この利益
は、ブルートゥースが非常に普及するプロトコールとな
るかもしれないということからとりわけ有用であり、こ
の理由で、好ましい実施例は、とりわけブルートゥース
の実行を考慮している。別の例として、好ましい方法
は、LBTのアーキテクチャーのようにそれぞれ個別の
パケット送信と関係する遅延を要請していない。さらに
別の例として、FCCは、無線ネットワークに規制を課
し、それらは、明確にお互いに調整し合うということが
可能ではないものとなっていることを思い起こし、そし
て好ましい実施例は、パケット検証の発生を低減するこ
とをなおも達成する一方でこの規制を満たしている。さ
らに、別の例として、好ましい実施例は、主としてブル
ートゥース・プロトコールと関係して説明されている一
方で、そのような説明は、例としてのものであり、それ
故に前述の教示は、他のシステムにも同様に(例えば、
IEEE802.11に)およびいくつかのブルートゥ
ースと802.11周波数ホッピング・デバイスとの組
み合わせにも応用されるであろう。なおもさらに好まし
い実施例は、数多くの異なる無線帯域システム(例え
ば、ISM帯域その他)において用いられるであろう。
結果として、本実施例は、詳細に記述されている一方
で、前述のものはさらに様々な置き換え、修正または代
替を、特許請求の範囲によって定義される発明の範囲か
ら逸脱することなく、上で説明される記述に対して行う
ことができるということを示すものである。
【0041】以上の説明に関してさらに以下の項を開示
する。 (1)新しく参入してくるネットワークのための周波数
ホッピング・シーケンスを確認する方法であって、複数
の周波数チャンネルをスキャニングし、その複数の周波
数チャンネルの各々について、そのチャンネルに信号が
存在するかどうか検出する、および信号が検出される各
チャンネルに対応する情報を記録するというステップか
らなる前記スキャニングすること、およびその情報に応
答して前記周波数ホッピング・シーケンスを形成するこ
とというステップからなる前記方法。 (2)前記検出するステップが、前記信号が検出される
前記チャンネルにパケット信号が存在するかどうか検出
することからなる第1項記載の方法。 (3)前記信号が検出される前記チャンネルで、現職の
ネットワークによって通信されるパケットに応答して、
前記チャンネル上に前記パケット信号が存在する第2項
記載の方法。 (4)前記検出するステップが、前記現職のネットワー
クのためのホッピング・シーケンスの指示を検出し、そ
して前記現職のネットワークによって通信される前記パ
ケットに対応することからなり、かつ前記記録するステ
ップが、前記指示を記録することからなる第3項記載の
方法。 (5)前記記録するステップが、前記信号が検出される
前記チャンネルの識別子を記録し、そして、前記信号が
検出されるときに対応する時間の指示を記録することか
らなる第3項記載の方法。 (6)前記検出するステップが、さらに、前記信号が検
出される前記チャンネルに固定干渉信号が存在するかど
うかを検出することからなる第3項記載の方法。 (7)前記記録するステップが、前記固定干渉信号が検
出される前記チャンネルの識別子を記録することからな
る第6項記載の方法。 (8)パケット信号が存在するかどうかを検出し、およ
び固定干渉信号が存在するかどうかを検出するというス
テップの各々が、前記チャンネルの前記信号の帯域幅に
応答するものである第7項記載の方法。 (9)パケット信号が存在するかどうかを検出し、およ
び固定干渉信号が存在するかどうかを検出するというス
テップの各々が、前記チャンネルの複数のサブチャンネ
ルのスキャンに応答するものである第7項記載の方法。
【0042】(10)前記現職のネットワークによって
通信される各パケットが、既知の最大持続期間を有して
おり、かつ固定干渉信号が存在するかどうかを検出する
ステップが、前記最大の持続期間を超える時間、前記複
数の周波数チャンネルの各々をスキャンすることに応答
する第7項記載の方法。 (11)前記検出するステップが、前記現職のネットワ
ークのためのホッピング・シーケンスの指示を検出する
ことおよび前記現職のネットワークによって通信される
前記パケットに対応することからなり、前記記録するス
テップが、前記指示を記録することからなり、かつ前記
記録するステップが、前記信号が検出される前記チャン
ネルの識別子を記録すること、および前記信号が検出さ
れるときに対応する時間の指示を記録することからなる
第2項記載の方法。 (12)前記検出するステップが、さらに、前記信号が
検出される前記チャンネルに固定干渉信号が存在するか
どうかを検出することからなる第2項記載の方法。 (13)前記記録するステップが、前記固定干渉信号が
検出される前記チャンネルの識別子を記録することから
なる第12項記載の方法。
【0043】(14)前記パケット信号が、前記信号が
検出される前記チャンネルで現職のネットワークによっ
て通信されるパケットか、前記信号が検出される前記チ
ャンネルに隣接するチャンネルで現職のネットワークに
よって通信されるパケットかのいずれか一つに応答する
チャンネル上に存在する第2項記載の方法。 (15)前記検出するステップがさらに、前記信号が検
出される前記チャンネル上に固定干渉信号が存在するか
どうか検出することからなる第1項に記載の方法。 (16)前記記録するステップが、前記固定干渉信号が
検出される前記チャンネルの識別子を記録することから
なる第15項記載の方法。 (17)前記検出するステップが、現職のネットワーク
のホッピング・シーケンスを有する現職のネットワーク
によって前記複数の周波数チャンネルで通信されるパケ
ットに応答して、パケット信号を検出し、かつ前記新し
く参入してくるネットワークのための前記周波数ホッピ
ング・シーケンスを形成するステップが、前記現職のネ
ットワークのホッピング・シーケンスに等しい前記ホッ
ピング・シーケンスを形成することからなる第1項に記
載の方法。 (18)前記現職のネットワークが、前記現職のネット
ワークのホッピング・シーケンスにおける第1のチャン
ネルに対応する第1のチャンネルで、第1のパケットを
送信するまで待機し、かつ前記待機するステップの後、
前記新しく参入してくるネットワークのための前記ホッ
ピング・シーケンスに従って、前記新しく参入してくる
ネットワークでパケットを送信するというステップから
さらになる第17項記載の方法。 (19)前記検出するステップが、現職のネットワーク
のホッピング・シーケンスを有する現職のネットワーク
によって、前記複数の周波数チャンネルで通信されるパ
ケットに応答するパケット信号を検出し、前記検出する
ステップが、前記複数の周波数チャンネルの少なくとも
一つで固定干渉に応答して信号を検出し、前記新しく参
入してくるネットワークのための前記周波数ホッピング
・シーケンスを形成する前記ステップが、前記現職のネ
ットワークのホッピング・シーケンスに等しい第1のホ
ッピング・シーケンスを形成し、かつ前記第1のホッピ
ングシーケンスを固定干渉が検出される前記複数のチャ
ンネルのいずれのものをも含まれないように修正するこ
とによって、前記新しく参入してくるネットワークのた
めの前記周波数ホッピング・シーケンスを形成すること
からなる第1項に記載の方法。
【0044】(20)前記修正するステップが、チャン
ネルのローテーションから代わりのチャンネルを選択
し、その選択された代わりのチャンネルが、固定干渉が
検出される前記複数のチャンネルの一つの代わりに前記
新しく参入してくるネットワークのための前記周波数ホ
ッピング・シーケンスにおいて用いられるものとするこ
とからなる第19項に記載の方法。 (21)前記チャンネルのローテーションが、前記検出
するステップが、前記干渉の無いチャンネルの各々の上
に存在する信号を検出していない複数の干渉の無いチャ
ンネルからなる第20項記載の方法。 (22)前記スキャニングのステップが、現職のネット
ワークのホッピング・シーケンスに応答してパケット信
号を識別するよう動作可能であり、前記現職のネットワ
ークの前記ホッピング・シーケンスが、前記現職のネッ
トワークがパケットを送信するであろう異なる整数N個
のチャンネルからなり、前記複数の周波数チャンネルを
スキャニングするステップが、その複数の周波数チャン
ネルの各々を複数回スキャニングすることからなり、前
記複数回の各々について、前記複数の周波数チャンネル
の各々は、N分の1なる割合よりも大きくはない期間だ
けスキャンされる第1乃至20項のいずれか一つに記載
の方法。 (23)前記スキャニング・ステップが、現職のネット
ワークのホッピング・シーケンスに応答してパケット信
号を識別するよう動作可能であり、前記現職のネットワ
ークの前記ホッピング・シーケンスが、前記現職のネッ
トワークが、前記現職のネットワークの前記ホッピング
・シーケンスを繰り返す前にパケットを送信するよう動
作可能である整数M個のシーケンス・チャンネルからな
り、かつ前記複数の周波数チャンネルをスキャニングす
るステップが、前記整数M個のシーケンス・チャンネル
でパケットを送信する前記現職のネットワークによって
要求される時間に少なくとも等しい期間、前記複数の周
波数チャンネルの各々をスキャンすることからなる第1
乃至20項のいずれか一つに記載の方法。
【0045】(24)新しく参入してくるネットワーク
のための周波数ホッピング・シーケンスを確認する方法
(10)である。その方法は、複数の周波数チャンネル
をスキャニングする(16)ステップからなる。複数の
周波数チャンネルの各々について、そのスキャニングの
ステップは、チャンネル上に信号(18,22)が存在
するかどうかを検出し、そして信号が検出される各チャ
ンネルに対応する情報(20,24)を記録することか
らなる。最後に、その記録された情報に応答して、その
方法は、周波数ホッピング・シーケンスを形成する(3
0)。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1および第2のネットワークによって送信さ
れる様々なパケットを例示し、かつそのようなパケット
の間での潜在的な衝突および固定干渉の帯域からの干渉
を示す。
【図2】ネットワーク・トランシーバーによって実施さ
れる方法において実行される好ましい実施例のフロー・
チャートを例示する。
【図3】図2に示される方法を実施するよう動作可能で
あるネットワーク・トランシーバーのブロック図を例示
する。
【符号の説明】
P1n 第1のネットワーク・パケット P2n 第2のネットワーク・パケット Cn 衝突 FI 固定干渉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新しく参入してくるネットワークのため
    の周波数ホッピング・シーケンスを確認する方法であっ
    て、 複数の周波数チャンネルをスキャニングするステップよ
    り成り、更にその複数の周波数チャンネルの各々につい
    て、 そのチャンネルに信号が存在するかどうか検出するステ
    ップ、および信号が検出される各チャンネルに対応する
    情報を記録するステップ、より成り、更にその情報に応
    答して前記周波数ホッピング・シーケンスを形成するス
    テップから成る前記周波数ホッピング・シーケンスを確
    認する方法。
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