JP2000305992A - 建築現場への部材搬入管理システム - Google Patents

建築現場への部材搬入管理システム

Info

Publication number
JP2000305992A
JP2000305992A JP11447899A JP11447899A JP2000305992A JP 2000305992 A JP2000305992 A JP 2000305992A JP 11447899 A JP11447899 A JP 11447899A JP 11447899 A JP11447899 A JP 11447899A JP 2000305992 A JP2000305992 A JP 2000305992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
construction
members
construction site
site
truck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11447899A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Funada
雅英 鮒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP11447899A priority Critical patent/JP2000305992A/ja
Publication of JP2000305992A publication Critical patent/JP2000305992A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の現場において工事の進捗状況に応じて
必要な部材をトラックに混載して搬入して搬入コストを
減らし、また、現場における工事もしやすくなり、工期
も短縮できる。 【解決手段】 各建築現場単位でその工事進捗データ及
び既配送の部材データを把握し、双方のデータによりそ
の後の一定期間に進行する工程に搬入が必要な部材を積
算し、更にその積算された部材の総重量及び総容積を算
出して、トラックの容量に納まる複数の建築現場の組み
合わせを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場への部材
搬入管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から建築現場への部材の搬入に当た
っては、個々の建築現場毎にトラックに部材を積載して
搬入を行っていた。
【0003】このため、トラックで一建築現場に必要な
部材を運ぶ場合、トラックの最大積載量まで積んで搬入
すると、搬入する回数を減らし部材搬入にかかるコスト
を低くできる。しかしながら、この場合、一建築現場に
一度に大量の部材をトラックで搬入することになり(つ
まり一度に長期間の工程で使用する大量の部材を搬入し
まうことになり)、建築現場において工事の進捗状況な
どによって部材の仮置きスペースが不足してしまうとい
う問題があり、搬入した部材が作業スペースをうばい、
また邪魔になって、現場作業スピードを低下させ、工期
が延び、また、他の職種の工程変更を余儀なくし、トー
タルの工事費アップとなる等の問題がある。
【0004】一方、建築現場の工程をにらみながら次工
程に必要な部材搬入をタイミング良く行うようにする
と、現場における部材ストックのための広い仮置きスペ
ースが必要でなく、現場施工の邪魔になり難いが、この
ためには一現場において次工程で使用する適量の部材を
トラックでその都度搬送する必要があり、トラックの積
載容量よりもはるかに少ない少量の部材を積載して頻繁
に現場に搬送しなけれならず、搬入にかかるコストが高
くなってしまうという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、複数の現場において工事の進
捗状況に応じて必要な適量の部材をトラックに混載して
搬入することで搬入コストを減らし、また、現場におけ
る工事もしやすくなり、工期も短縮でき、更に、混載便
であるにもかかわらず各建築現場毎の部材の集荷作業、
荷積作業、トラックへの積み下ろし作業が簡単に行える
建築現場への部材搬入管理システムを提供することを課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る建築現場への部材搬入管理システムは、
各建築現場単位でその工事進捗データ及び既配送の部材
データを把握し、双方のデータによりその後の一定期間
に進行する工程に搬入が必要な部材を積算し、更にその
積算された部材の総重量及び総容積を算出して、トラッ
クの容量に納まる複数の建築現場の組み合わせを決定す
ることを特徴とするものである。このような構成とする
ことで、複数の建築現場において必要な部材をトラック
に混載して各建築現場に搬入し、これによりトラックの
搬入コストを下げながら各建築現場においては工事の進
捗状況に応じて必要な部材を搬入できるものである。
【0007】また、工事進捗データの中で、床仕上げ工
程完了前の段階では、配送の部材のストック期間を短時
間に設定し、床仕上げ工程完了後の段階では相当先の工
程の部材も搬入して配送部材のストック期間を長くする
ことが好ましい。このような構成とすることで、床仕上
げ工程で仕上げ作業するため他の場所に移動させる必要
ある床下地上にストックされた部材を少量にすることが
でき、また、床仕上げ工程後には床上にストックしてい
ても他の場所に移動させる必要がないので、相当先の工
程の部材を搬入しても現場工事の支障になりにくく、こ
のため、床仕上げ工程後は搬入量を多くすることで、搬
入コストをより低くすることができることになる。
【0008】また、複数の建築現場のエリア又は/及び
トラックの搬送ルートと、各建築現場で必要な部材の総
重量及び総容積の情報により、トラックの荷積みの組み
合わせを行うことが好ましい。このような構成とするこ
とで、トラックに複数の建築現場で必要な部材を積載し
て搬入するに当たって、物流を無駄なく行うことができ
るものである。
【0009】また、混載する各建築現場で必要な部材を
コンテナで荷積みすることが好ましい。このような構成
とすることで、各建築現場で必要な部材の集荷作業、荷
積み作業、トラックへの積み下ろし作業が合理的に行え
ることになる。
【0010】また、各建築現場のコンテナを色分けして
管理することが好ましい。このような構成とすること
で、複数の現場で必要な部材をトラックに混載して搬入
するに当たって、各建築現場で必要な部材の集荷作業、
荷積み作業、トラックへの積み下ろし作業を間違い無く
行えることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0012】図1、図2には建築現場における工程表の
一例が示してある。図1、図2に示すように、建築現場
における工事は大きく分けて、大工工事以外の工事と、
大工工事とに大別される。そして、大工工事以外の工事
の工程は大略、(1)基礎工事、(2)上棟工事、
(3)屋根・外部仕上工事、(4)給排水・左官工事、
(5)クロス・タイル工事、(6)電気工事等がある。
また、大工工事の工程は、[1]内部下地工事、[2]
内部仕上工事、[3]和室造作工事等がある。そして、
大工工事の工程[1]の内部下地工事は上記大工工事以
外の工程の(2)の上棟工事が終わると始まり、これ以
降大工工事以外の工程と大工工事とが平行して行われ、
大工工事以外の工程である(6)の電気工事が終わる
と、検査を行い、その後引き渡しとなる。
【0013】ここで、通常(1)の基礎工事については
基礎工事専門の業者が独自に基礎工事に必要な部材を搬
入して工事をするので、住宅メーカにおける部材製造工
場あるいは、部材を配送する配送センターからは部材は
搬入しない。このため、本発明の実施形態においては、
住宅メーカにおける部材製造工場あるいは、部材を配送
する配送センターから建築現場に部材を搬入して管理す
るシステムとして、上記の特別な部材を除いた部材の搬
入について説明する。
【0014】また、(2)の上棟工事は1建築現場にお
いて大量の部材が必要であるので、1建築現場毎大量の
上棟用の部材を搬送する必要があり、このため、上棟工
事については、1建築現場に大量の上棟用の部材を住宅
メーカにおける部材製造工場あるいは配送センターから
直行便として搬入するものであり、他の工事現場におけ
る部材は上棟用の部材を搬入する便に混載しない。この
ため、各建築現場におけるトラック搬送便として上棟用
の部材を搬送するトラック搬送便を1便とする。
【0015】次に、上棟後における全工事日程に対応し
て必要な部材をトラックで搬送するに当たって、複数便
に分けて搬入するように設定する。実施形態では2便〜
5便に分ける。このうち、2便は上棟工事が完了すると
同時に建築現場に搬入するものとする。また、第3便は
[1]の内部下地工事の途中、大略間仕切り工事が行わ
れた頃に搬入する。また、第4便は[2]の内部仕上工
事の途中における1階木質フロアー工事が完了した後に
搬入する。また、第5便は[3]の和室造作工事がほぼ
終了する時点頃に搬入する。
【0016】ここで、1便はすでに述べたように、上棟
工事に必要な各部材を該当現場にトラックで直送するも
のであり、上棟日の早朝に搬入するものである。
【0017】2便で搬入する部材は、例えば(2)の屋
根・外部仕上工事で必要な部材である雨樋、木材、柱カ
バー、幕板、基礎見切り、ボーダー、玄関ポーチ、軒
天、バルコニー等の各部材、また、[1]の内部下地工
事における前期の内部下地工事に必要な部材(例えば2
階間仕切工事までに必要な部材)である玄関ドア、床パ
ネル、床目板、バスタブ、床ハーフ、システム天井、2
階間仕切等の各部材である。
【0018】また、3便で搬入する部材は、例えば、
[1]の内部下地工事における後期の内部下地工事に必
要な部材(例えば階段据付工事から1階間仕切工事まで
に必要な部材)である階段セット等階段に必要な部材、
間仕切、垂壁パネル、戸袋パネル、内部柱型、バスルー
ムユニット付属品、ドアパネル、畳コーナ框、カーテン
ボックス、出窓、換気グリル……等の各部材や、あるい
は、[2]の内部仕上工事の途中における1階木質フロ
アー工事までに必要な部材である木質床材、養生シー
ト、石膏ボード、天井はしごユニット、洋室額縁、玄関
上り框、和室ドア枠セット、垂れ壁化粧枠セット、洋室
化粧枠、内部柱カバー、独立化粧柱カバー、化粧出入り
口額縁……等の各部材や、あるいは、(4)の給排水・
左官工事で必要な部材であるトイレフロアパンセット、
トイレ防水管、防音材……等の各部材、あるいは分電盤
等の各部材である。
【0019】また、4便で搬入する部材は、例えば、
[2]の内部仕上工事の途中における1階木質フロアー
工事以降の工事に必要な部材や、(4)給排水・左官工
事で必要な部材であるシステムキッチンセット、食器
棚、食器棚カウンターセット……等の台所まわり部材、
システムバスセット、玄関収納ユニット等の玄関回り部
材、洗面ユニット、洗面用タイル……等の洗面所回り部
材、トイレの回り部材、洋室収納セットや押し入れセッ
トやシステム収納家具……等の収納部形成用部材、窓手
摺、カウンター、洋室仕上材、床の間セットや床柱や畳
寄せや内障子セット……等の和室用部材等である。
【0020】また、5便で搬入する部材は、例えば、
[3]の和室造作工事終了後に必要な部材や、(5)の
クロス・タイル工事、(6)の電気工事に必要な部材で
あり、例えば、木製玄関ベンチ、タオル掛、便座カバ
ー、カーテンレール……等の小物類、ドア類、戸襖、障
子……等の建具部材、カランや給湯風呂ユニットや浄水
機器や便器セット……等の水回り部材、クロスやカーペ
ット等の部材、床タイルや玄関タイル等のタイル類であ
る。
【0021】しかして、本発明においては、上記のよう
な各建築現場単位でその工事進捗データ及び既配送の部
材データを管理部門において把握し、管理部門において
双方のデータによりその後の一定期間に進行する工程に
搬入が必要な部材を積算し、更にその積算された部材の
総重量及び総容積を算出して、トラックの容量に納まる
複数の建築現場の組み合わせを決定し、これに基づいて
各現場で必要とされる部材をトラックに混載して建築部
材を製造している住宅メーカの工場や建築部材の配送セ
ンターから各現場に搬送するのである。
【0022】図3にその一例を示している。図3に示す
実施例では、,,,,,の6つの建築現場
において建築工事が進行しているものとする。の現場
はA市の現場であり、施工面積150m2である。の
現場はB市の現場であり、施工面積200m2である。
の現場はA市の現場であり、施工面積120m2であ
る。の現場はL市の現場であり、施工面積180m2
である。の現場はB市の現場であり、施工面積250
2である。の現場はL市の現場であり、施工面積1
30m2である。
【0023】そして、上記,,,,,の6
つの各建築現場における工程は図3に示すようにずれて
いるものとする。また、A市、B市は住宅メーカの工場
や配送センター等の部材を配送する所に近い市であり、
L市は配送する所から遠く離れたところにある市であ
る。
【0024】以下、本発明における建築現場への部材搬
入管理システムを、の建築現場における部材の搬入を
中心にして説明する。
【0025】の建築現場における1便は上棟工事用の
部材であるため、住宅メーカの工場や配送センターから
直接の建築現場にトラックで搬入する。
【0026】次に、の建築現場における2便の部材を
の建築現場に搬入するに当たって同時期に部材の搬入
が必要な建築現場は図3より、の建築現場における3
便と、の建築現場における1便であるが、の建築現
場における1便は上棟工事用の部材であるため、住宅メ
ーカの工場や配送センターから単独で直接の建築現場
にトラックで搬入するものであり、したがって、の建
築現場における2便との建築現場における3便とをト
ラックに混載して搬入すると決定する。この場合、の
建築現場における2便の部材を積算すると合計1.4
t、4.8m3であり、更に、の建築現場における3
便の部材を積算すると合計2.1t、7m 3である。し
たがって、の建築現場の2便と、の建築現場の3便
とを1台の4t積みトラックに混載しての建築現場及
びの建築現場に搬入すると決定し、この決定に基づい
て1台の4t積みトラックにの建築現場の2便との
建築現場の3便とを混載し、との建築現場を回って
それぞれの建築現場に搬入するものである。なお、この
時点の前に既にの現場では1便で上棟工事用の部材を
搬入され、その後、の建築現場の2便が図3に示す建
築現場以外の別の建築現場の便と混載して既に搬入され
ている。また、の建築現場の1便も別便で直接の建
築現場に搬入される。
【0027】次に、の建築現場における3便の部材を
の建築現場に搬入するに当たって同時期に部材の搬入
が必要な建築現場は、図3よりの建築現場における4
便と、の建築現場における2便と、の建築現場にお
ける1便であるが、の建築現場における1便は上棟工
事用の部材であるため、住宅メーカの工場や配送センタ
ーから単独で直接の建築現場にトラックで搬入するも
のである。また、の建築現場における3便の部材を積
算すると合計1.4t、5m3であり、の建築現場に
おける4便の部材を積算すると合計3.4t、10m3
であり、の建築現場における2便の部材を積算すると
合計1.1t、3.7m3であるので、これらの建築
現場における3便との建築現場における4便との建
築現場における2便は6t積みトラック1台に混載して
搬入可能であるので、これらを6t積みトラック1台に
混載しての建築現場、の建築現場及びの建築現場
に搬入すると決定し、この決定に基づいて1台の6t積
みトラックにの建築現場の3便との建築現場の4便
との建築現場の2便を混載し、ととの各建築現
場を回ってそれぞれの建築現場に搬入するものである。
【0028】次に、の建築現場における4便の部材を
の建築現場に搬入するに当たって同時期に部材の搬入
が必要な建築現場は、図3よりの建築現場における3
便、の建築現場における2便と、の建築現場におけ
る1便である。ここで、の建築現場における1便は上
棟工事用の部材であるため、住宅メーカの工場や配送セ
ンターから直接の建築現場にトラックで搬入するもの
である。また、の建築現場は部材を配送する工場や配
送センターから離れた遠隔地の市にあることと、この時
点で8t積みのトラックを手配できなかったので、の
建築現場における2便は単独に別に仕立てた小型のトラ
ック便により直接の建築現場に搬入すると決定する。
なお、の建築現場における2便の部材を積算すると合
計1.2t、3.5m3であるので2t積みトラック1
台で直接搬入する。したがって、の建築現場における
4便の部材との建築現場における3便が1台のトラッ
クに混載可能である。ここで、の建築現場における4
便の部材を積算すると合計4.8t、14m3であり、
の建築現場における3便の部材を積算すると合計1.
2t、4m3であるので、これらの建築現場における
4便との建築現場における3便は6t積みトラック1
台に混載して搬入可能であるので、これらを6t積みト
ラック1台に混載しての建築現場及びの建築現場に
搬入すると決定し、この決定に基づいて1台の6t積み
トラックにの建築現場の4便との建築現場の3便を
混載し、との各建築現場を回ってそれぞれの建築現
場に搬入するものである。
【0029】次に、の建築現場における4便の部材を
の建築現場に搬入するのであるが、同時期に部材の搬
入が必要な建築現場は、図3よりの建築現場における
3便、の建築現場における2便と、の建築現場にお
ける1便である。ここで、の建築現場における1便は
上棟工事用の部材であるため、住宅メーカの工場や配送
センターから単独で直接の建築現場にトラックで搬入
するものである。そして、の建築現場における3便と
の建築現場の4便との建築現場の2便とが一応同一
トラックに混載可能である。ここで、の建築現場にお
ける4便の部材を積算すると合計2.8t、10m3
あり、の建築現場における3便の部材を積算すると合
計1.3t、4m3であり、の建築現場における2便
の部材を積算すると合計3.2t、7.7m3であり、
一応これらの建築現場における4便との建築現場に
おける3便との建築現場における2便は8t積みトラ
ック1台に混載して搬入可能である。そして、の建築
現場は遠隔地にあるが、の建築現場に搬送した後に
帰り便での建築現場に搬入すると決定し、この決定に
基づいて1台の8t積みトラックにの建築現場の4便
との建築現場の3便との建築現場の2便を混載し、
との各建築現場を先に回ってそれぞれの建築現場に
部材を搬入し、帰り便での建築現場に回って部材を搬
入するものである。
【0030】次に、の建築現場における4便の部材を
の建築現場に搬入するのであるが、同時期に部材の搬
入が必要な建築現場は、図3よりの建築現場における
3便、の建築現場における2便と、の建築現場にお
ける便である。ここで、建築現場における便の部
材を積算すると合計4.6t、7.2m3であり、の
建築現場における4便の部材を積算すると合計4t、1
2m3であり、の建築現場における3便の部材を積算
すると合計2.5t、6.3m3であり、の建築現場
における2便の部材を積算すると合計1.3t、3.8
3であり、これら全てを合計すると8t以上となっ
て、8t積みトラックには積載できない。そして、の
建築現場との建築現場は部材を配送する工場や配送セ
ンターに近く、の建築現場との建築現場は部材を配
送する工場や配送センターから遠い遠隔地の同一市にあ
るので、の建築現場における5便の部材との建築現
場における3便の部材とを8t積みトラックに混載して
の建築現場との建築現場に搬入し、また、の建築
現場における4便の部材との建築現場における2便の
部材とを別の6t積みトラックに混載しての建築現場
との建築現場に搬入するものである。
【0031】次に、の建築現場における5便の部材を
の建築現場に搬入するに当たって同時期に部材の搬入
が必要な建築現場は、図2よりの建築現場における4
便、の建築現場における3便である。ここで、の建
築現場における5便の部材を積算すると合計1.2t、
12m3であり、の建築現場における4便の部材を積
算すると合計5.1t、15m3であり、の建築現場
における3便の部材を積算すると合計1.8t、5.2
3である。そして、の建築現場における5便の部材
と、の建築現場における4便の部材と、の建築現場
における3便の部材との合計は8tを越えるので8t積
みトラック1台には積載できない。また、の建築現場
は遠隔地にある。一方、少し早いがの建築現場におけ
る5便の部材を積算すると合計0.35t、4.8m3
であり、の建築現場における5便の部材と、の建築
現場における4便の部材と、の建築現場における5便
の部材とを合計すると8t未満で8t積みトラック1台
に積載可能で、且つ、、の建築現場は互いに近く
にある。これらのことを総合して判断することで、、
の建築現場における5便の部材と、の建築現場におけ
る4便の部材と、の建築現場における5便の部材を8
t積みトラックに混載しての建築現場と、の建築現
場と、の建築現場とにそれぞれ部材を搬入する。ま
た、の建築現場における3便を別の2t積みトラック
に積載しての建築現場に搬入するものである。ここ
で、の建築現場における5便の部材の搬入は搬入の時
点が少し早いが、既に、の建築現場においては床仕上
げ工程が終了しているので、後述において詳述するよう
に養生された床上に相当先の部材であってもストックし
ておくことができるので、少し早く搬入しても問題はな
い。
【0032】このようにして、各建築現場単位でその工
事進捗データ及び既配送の部材データを把握し、双方の
データによりその後の一定期間に進行する工程に搬入が
必要な部材を積算し、更にその積算された部材の総重量
及び総容積を算出して、トラックの容量に納まる複数の
建築現場の組み合わせを決定して各建築現場において一
定期間に進行する工程に必要な部材を搬入するのであ
る。
【0033】ところで、実施形態においては、図1、図
2に示すように2便を搬入してから日数を数えて、4日
目に3便を搬入し、9日目に4便を搬入し、16日目に
5便を搬入するようにしている。つまり、工事進捗デー
タの中で、床仕上げ工程完了前の段階における2便、3
便の部材は建築現場におけるストック期間が短く、4
便、5便の部材は建築現場におけるストック期間が長く
なるように建築現場における部材の搬入の時期を決定し
てある。これは、床仕上げ工程完了前においては、搬入
された部材は仕上げ前の床形成位置にストックしていて
床仕上げ工程の際にストックされた部材を移動して床仕
上げ工程を行う必要があり、このため、床仕上げ工程よ
り後の工程の部材を大量に建築現場に搬入してストック
しておくと、床仕上げ工程が非常に煩雑で施工に手間と
時間とがかかりすぎるという問題があり、一方、床仕上
げ工程完了後においては、養生された床の上に以降の工
程で使用する部材をストックしていても、ストックした
部材を移動する必要がなくて、このため、多量の部材を
長期にわたって養生された床の上にストックしておこく
とが可能である。したがって、本発明においては、床仕
上げ工程完了前の段階と、床仕上げ工程完了後の段階と
における部材のストック期間を変え(つまり、床仕上げ
工程完了前の部材の建築現場におけるストック期間を短
時間に、床仕上げ工程完了後の部材の建築現場における
ストック期間を長時間に設定し)てある。
【0034】また、本発明においては、前述のように複
数の建築現場のエリア又は/及びトラックの搬送ルート
と、各建築現場で必要な部材の総重量及び総容積の情報
により、トラックの荷積みの組み合わせを行って、トラ
ックに複数の建築現場で必要な部材を積載して搬入する
に当たって、物流を無駄なく行うようにしている。
【0035】ここで、混載する各建築現場で必要な部材
を各建築現場毎に別々のコンテナに荷積みして、複数の
コンテナを1台のトラックに混載して各建築現場に搬入
し、各建築現場においては、当該建築現場に必要な部材
を荷積みしたコンテナを降ろすようにすることで、各建
築現場で必要な部材の集荷作業、荷積み作業、トラック
への積み下ろし作業が合理的に行えるものである。そし
て、各建築現場のコンテナを色分けして管理したなら
ば、複数の現場で必要な部材をトラックに混載して搬入
するに当たって、各建築現場で必要な部材の集荷作業、
荷積み作業、トラックへの積み下ろし作業を間違い無く
行えるものであって、いっそうの物流の合理化が図れる
ことになる。
【0036】ところで、各建築現場単位でその工事進捗
データ及び既配送の部材データを把握し、双方のデータ
によりその後の一定期間に進行する工程に搬入が必要な
部材を積算し、更にその積算された部材の総重量及び総
容積を算出して、トラックの容量に納まる複数の建築現
場の組み合わせを決定するに当たっては、管理部門にお
いて、各建築現場における工事進捗データ及び既配送の
部材データを把握する必要がある。これらの工事進捗デ
ータ及び既配送の部材データの把握にあたっては、各建
築現場からの工事進捗状況、既配送の部材や今後の一定
期間に進行する工程に搬入が必要な部材の積算結果を報
告してもらうことで、管理部門で全体として各建築現場
における工事進捗データ及び既配送の部材データを把握
するようにしてもよくいが、各建築現場の要所にそれぞ
れ画像カメラを据え付けて、そのカメラからの画像情報
を管理部門へ電送し、管理部門で集中的に各住宅建築現
場の工事進捗情報を把握管理し、これらの工事進捗情報
を管理部門においてコンピュータに入力し、また、各現
場に既配送した部材のデータを管理部門においてコンピ
ュータに入力し、更に、各建築現場の住宅メーカの工場
や配送センターからの遠近及び各建築現場の道順のデー
タ、各建築現場における建築面積及び各建築現場におけ
る各搬入便における部材重量と容積の積算データ等を管
理部門においてコンピュータに入力し、これらのデータ
に基づいて、どの段階で何トン積みトラックで、どのよ
うな現場のどの便とどの便とを混載して搬入するかをコ
ンピュータにより決定し、これに基づいてトラックの手
配を行って必要な部材を必要な段階で各建築現場に効率
良く搬送するようにしてもよいものである。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、各建築現場単位でその工事進捗データ及
び既配送の部材データを把握し、双方のデータによりそ
の後の一定期間に進行する工程に搬入が必要な部材を積
算し、更にその積算された部材の総重量及び総容積を算
出して、トラックの容量に納まる複数の建築現場の組み
合わせを決定するので、混載便のトラックで各現場に部
材を搬入できて物流を無駄なく行え、コスト削減、エネ
ルギーの無駄を省くことができるものであり、また、各
建築現場単位でその工事進捗データ及び既配送の部材デ
ータを把握して部材搬入の管理を行うので、欠品の発生
が無く、複数の建築現場の工事が計画通り進行するもの
である。
【0038】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、工事進捗データ
の中で、床仕上げ工程完了前の段階では、配送の部材の
ストック期間を短時間に設定し、床仕上げ工程完了後の
段階では相当先の工程の部材も搬入して配送部材のスト
ック期間を長くするので、床仕上げ工程で他の場所に移
動させる必要がある床下地上にストックされた部材を少
量として、現場における工事を効率化でき、現場におけ
る床仕上げ工程が停滞無く短時間で行えるものである。
【0039】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、複
数の建築現場のエリア又は/及びトラックの搬送ルート
と、各建築現場で必要な部材の総重量及び総容積の情報
により、トラックの荷積みの組み合わせを行うので、物
流を無駄なく行えていっそうのコスト削減や、エネルギ
ーの無駄をいっそう省くことができるものである。
【0040】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、混載する各建築現場で必要な部材をコンテナ
で荷積みするので、各建築現場で必要な部材の集荷作
業、荷積み作業、トラックへの積み下ろし作業が合理的
に行えて、この点でもコスト削減が可能となるものであ
る。
【0041】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、各建築現場のコ
ンテナを色分けして管理するので、複数の現場で必要な
部材をトラックに混載して搬入するに当たって、各建築
現場で必要な部材の集荷作業、荷積み作業、トラックへ
の積み下ろし作業を間違い無く行え、欠品の発生がなく
て、各建築現場における工事が停滞なく計画通りスムー
ズに行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】建築現場における工程表の一例の前半部を示す
説明図である。
【図2】同上の工程表の後半部を示す説明図である。
【図3】複数の建築現場における工程と、各建築現場に
搬入する各便を示す説明図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各建築現場単位でその工事進捗データ及
    び既配送の部材データを把握し、双方のデータによりそ
    の後の一定期間に進行する工程に搬入が必要な部材を積
    算し、更にその積算された部材の総重量及び総容積を算
    出して、トラックの容量に納まる複数の建築現場の組み
    合わせを決定することを特徴とする建築現場への部材搬
    入管理システム。
  2. 【請求項2】 工事進捗データの中で、床仕上げ工程完
    了前の段階では、配送の部材のストック期間を短時間に
    設定し、床仕上げ工程完了後の段階では相当先の工程の
    部材も搬入して配送部材のストック期間を長くすること
    を特徴とする請求項1記載の建築現場への部材搬入管理
    システム。
  3. 【請求項3】 複数の建築現場のエリア又は/及びトラ
    ックの搬送ルートと、各建築現場で必要な部材の総重量
    及び総容積の情報により、トラックの荷積みの組み合わ
    せを行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    建築現場への部材搬入管理システム。
  4. 【請求項4】 混載する各建築現場で必要な部材をコン
    テナで荷積みすることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の建築現場への部材搬入管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 各建築現場のコンテナを色分けして管理
    することを特徴とする請求項4記載の建築現場への部材
    搬入管理システム。
JP11447899A 1999-04-22 1999-04-22 建築現場への部材搬入管理システム Withdrawn JP2000305992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11447899A JP2000305992A (ja) 1999-04-22 1999-04-22 建築現場への部材搬入管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11447899A JP2000305992A (ja) 1999-04-22 1999-04-22 建築現場への部材搬入管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000305992A true JP2000305992A (ja) 2000-11-02

Family

ID=14638755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11447899A Withdrawn JP2000305992A (ja) 1999-04-22 1999-04-22 建築現場への部材搬入管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000305992A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312546A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Takenaka Komuten Co Ltd 建設現場用物流支援システム及びこのシステムを利用した建設現場用物流支援方法
JP2014031277A (ja) * 2013-03-01 2014-02-20 Senko Co Ltd 住宅情報グローバル・システム
CN109726457A (zh) * 2018-12-17 2019-05-07 深圳市中行建设工程顾问有限公司 一种全过程智能工程监理信息管控系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312546A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Takenaka Komuten Co Ltd 建設現場用物流支援システム及びこのシステムを利用した建設現場用物流支援方法
JP2014031277A (ja) * 2013-03-01 2014-02-20 Senko Co Ltd 住宅情報グローバル・システム
CN109726457A (zh) * 2018-12-17 2019-05-07 深圳市中行建设工程顾问有限公司 一种全过程智能工程监理信息管控系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200265173A1 (en) Block device to design a building system and a method of forming a block device
US4788802A (en) Prebuilt exterior room
RU2628352C2 (ru) Сборный модуль для здания
US7765745B2 (en) Reusable worker housing and methods relating thereto
US9097030B1 (en) Devices, methods, systems and kits for reversibly converting a non-dwelling portion of a structure into a dwelling portion of a structure
EA000200B1 (ru) Способ возведения многоуровневого, многомодульного, на каждом уровне, здания с каркасом
RU2712845C1 (ru) Способ изготовления крупногабаритного готового объемного модуля и способ строительства здания из крупногабаритных готовых объемных модулей
US20150132082A1 (en) Pre-assembly of casework components in shipping container
Rosenfeld Innovative construction methods
JP2000305992A (ja) 建築現場への部材搬入管理システム
US2058543A (en) Prefabricated dwelling
JPH08123837A (ja) ユニット建物の設計方法
Amirbekova et al. Renovation of residential buildings of the first mass series from a sustainable development point of view
AU2011201797B2 (en) Prefabricated Room Assembly
US20080276565A1 (en) Method and apparatus for stick building homes within a factory
WO2021058584A1 (en) A multistoried residential building
JPH02183050A (ja) 建築資材単位体
Friedman et al. Cost reduction through prefabrication: a design approach
EP0953697A2 (de) Haus
WO2024023147A1 (en) Modular building unit, building system, building and associated methods
Horayangkura et al. An industrialized housing system
Marriage Core: planning
JPS61106841A (ja) 組立家屋
Navon et al. Economic comparison between drywall and conventional partitions
Schroeder A Timber-Frame/Modular Hybrid House

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704