JP2000304461A - 電炉製鉄併設複合プラント - Google Patents
電炉製鉄併設複合プラントInfo
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- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電炉製鉄プラントの廃熱を有効に利用して、
段ボール製造プラントや地域冷暖房供給プラント等と組
み合わせて、併設複合プラントの全体として見た場合に
省エネとなり、大きな経済的利益をもたらす電炉製鉄併
設複合プラントを提供する。 【解決手段】 電炉製鉄プラント1と、電炉製鉄プラン
ト1の廃熱をスチームSt2として利用する他のプラン
トとが、近接または隣接して設けられてなる電炉製鉄併
設複合プラント。段ボール製造プラント8、地域冷暖房
供給プラント11を他のプラントとすることができ、電
炉製鉄プラント1と他のプラント8、11の少なくとも
一方のプラントに、スチームアキュムレータ7、13を
設けることが好適である。
段ボール製造プラントや地域冷暖房供給プラント等と組
み合わせて、併設複合プラントの全体として見た場合に
省エネとなり、大きな経済的利益をもたらす電炉製鉄併
設複合プラントを提供する。 【解決手段】 電炉製鉄プラント1と、電炉製鉄プラン
ト1の廃熱をスチームSt2として利用する他のプラン
トとが、近接または隣接して設けられてなる電炉製鉄併
設複合プラント。段ボール製造プラント8、地域冷暖房
供給プラント11を他のプラントとすることができ、電
炉製鉄プラント1と他のプラント8、11の少なくとも
一方のプラントに、スチームアキュムレータ7、13を
設けることが好適である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電炉製鉄併設複合
プラントに関し、特に、段ボール製造プラントや地域冷
暖房供給プラントと組み合わせて、電炉製鉄プラントの
廃熱を有効に利用する電炉製鉄併設複合プラントに関す
る。
プラントに関し、特に、段ボール製造プラントや地域冷
暖房供給プラントと組み合わせて、電炉製鉄プラントの
廃熱を有効に利用する電炉製鉄併設複合プラントに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電炉製鉄プラントは、主にスクラップ鉄
を原料として、電気炉及び圧延ミル等によって鉄鋼製品
を生産するプラントであって、このプラントからの排ガ
スは、従来、水冷ダクトを介して冷却した後、バグフィ
ルターにおいてダストを捕集してから系外に排出されて
いる。このようなプラントの場合には、廃熱が全く使用
されずに無駄に捨てられており、例えば、年産50万ト
ンのプラントの場合には約15Gcal/hの廃熱が捨
てられていた。
を原料として、電気炉及び圧延ミル等によって鉄鋼製品
を生産するプラントであって、このプラントからの排ガ
スは、従来、水冷ダクトを介して冷却した後、バグフィ
ルターにおいてダストを捕集してから系外に排出されて
いる。このようなプラントの場合には、廃熱が全く使用
されずに無駄に捨てられており、例えば、年産50万ト
ンのプラントの場合には約15Gcal/hの廃熱が捨
てられていた。
【0003】また、新しい電炉製鉄プラントにおいて
は、プラントからの排ガスにより原料スクラップを予熱
し、その後、同排ガスを水冷ダクトを介して冷却し、バ
グフィルターにおいてダストを捕集してから系外に排出
しているが、この場合でも廃熱を10%程度しか利用し
ておらず、ほとんどの熱が無駄に捨てられていた。
は、プラントからの排ガスにより原料スクラップを予熱
し、その後、同排ガスを水冷ダクトを介して冷却し、バ
グフィルターにおいてダストを捕集してから系外に排出
しているが、この場合でも廃熱を10%程度しか利用し
ておらず、ほとんどの熱が無駄に捨てられていた。
【0004】上記のように、電炉製鉄プラントにおいて
熱の有効利用が図られていない理由としては、電炉製鉄
プラントの運転はバッチ式であるため廃熱の発生が連続
的でなく、定常的に廃熱を利用するのが困難であるこ
と、排ガス中のダストが多いため熱交換が困難であるこ
と、さらに、回収熱の電炉製鉄プラント内での利用先が
ないことが挙げられる。
熱の有効利用が図られていない理由としては、電炉製鉄
プラントの運転はバッチ式であるため廃熱の発生が連続
的でなく、定常的に廃熱を利用するのが困難であるこ
と、排ガス中のダストが多いため熱交換が困難であるこ
と、さらに、回収熱の電炉製鉄プラント内での利用先が
ないことが挙げられる。
【0005】一方、段ボール製造プラントは、原紙の供
給部と、段ロール列と、片面段ボールの貯蔵部と、段ボ
ールの乾燥部と、段ボールシートを切断する裁断部等で
構成される。そして、乾燥部において多量のスチームを
必要とし、同プラント内で専用のボイラーを使用してい
る。例えば、年産5万トンのプラントでは、約10トン
/hの低圧スチームが必要であり、重油燃料焚きボイラ
ーの場合には、2トン/hの重油が消費されている。
給部と、段ロール列と、片面段ボールの貯蔵部と、段ボ
ールの乾燥部と、段ボールシートを切断する裁断部等で
構成される。そして、乾燥部において多量のスチームを
必要とし、同プラント内で専用のボイラーを使用してい
る。例えば、年産5万トンのプラントでは、約10トン
/hの低圧スチームが必要であり、重油燃料焚きボイラ
ーの場合には、2トン/hの重油が消費されている。
【0006】ところで、従来、札幌市等において都市の
廃熱を利用して地域冷暖房が行われており、例えば、特
開平5−322367号公報に、地域冷暖房の熱源とし
てごみ焼却プラントを利用する発明が開示されている。
廃熱を利用して地域冷暖房が行われており、例えば、特
開平5−322367号公報に、地域冷暖房の熱源とし
てごみ焼却プラントを利用する発明が開示されている。
【0007】この発明では、ごみ焼却プラントで発生す
る廃熱を有効に利用して地域の冷暖房を行えるようにす
るため、熱回収用熱媒ヒータと温水アキュムレータとを
主要な機器構成としている。
る廃熱を有効に利用して地域の冷暖房を行えるようにす
るため、熱回収用熱媒ヒータと温水アキュムレータとを
主要な機器構成としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の技
術における問題点等に鑑みてなされたものであって、電
炉製鉄プラントの廃熱を有効に利用して、段ボール製造
プラントや地域冷暖房供給プラント等と組み合わせて、
併設複合プラントの全体として見た場合に省エネとな
り、大きな経済的利益をもたらす電炉製鉄併設複合プラ
ントを提供することを目的とする。
術における問題点等に鑑みてなされたものであって、電
炉製鉄プラントの廃熱を有効に利用して、段ボール製造
プラントや地域冷暖房供給プラント等と組み合わせて、
併設複合プラントの全体として見た場合に省エネとな
り、大きな経済的利益をもたらす電炉製鉄併設複合プラ
ントを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、電炉製鉄併設複合プラント
であって、電炉製鉄プラントと、該電炉製鉄プラントの
廃熱をスチームとして利用する他のプラントとが、近接
または隣接して設けられてなることを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、電炉製鉄併設複合プラント
であって、電炉製鉄プラントと、該電炉製鉄プラントの
廃熱をスチームとして利用する他のプラントとが、近接
または隣接して設けられてなることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、前記電炉製鉄プラ
ントと前記他のプラントの少なくとも一方のプラント
に、スチームアキュムレータを設けたことを特徴とす
る。
ントと前記他のプラントの少なくとも一方のプラント
に、スチームアキュムレータを設けたことを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の発明は、前記電炉製鉄プラ
ントは、廃熱回収ボイラーと、前記電炉製鉄プラントの
排ガス中のダストを捕集した後、該排ガスを前記廃熱回
収ボイラーに導くサイクロン及び/またはセラミックフ
ィルターとを備えることを特徴とする。
ントは、廃熱回収ボイラーと、前記電炉製鉄プラントの
排ガス中のダストを捕集した後、該排ガスを前記廃熱回
収ボイラーに導くサイクロン及び/またはセラミックフ
ィルターとを備えることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、前記電炉製鉄プラ
ントの前記廃熱回収ボイラーは、補助燃焼設備を備える
ことを特徴とする。
ントの前記廃熱回収ボイラーは、補助燃焼設備を備える
ことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、前記他のプラント
は、段ボール製造プラントであることを特徴とする。
は、段ボール製造プラントであることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、前記他のプラント
は、地域冷暖房供給プラントであることを特徴とする。
は、地域冷暖房供給プラントであることを特徴とする。
【0015】そして、請求項1記載の発明にかかる電炉
製鉄併設複合プラントによれば、電炉製鉄プラントの廃
熱を、他のプラントにおいてスチームとして利用するこ
とにより有効に利用できるため、両プラントを組み合わ
せて全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益も
大きい。
製鉄併設複合プラントによれば、電炉製鉄プラントの廃
熱を、他のプラントにおいてスチームとして利用するこ
とにより有効に利用できるため、両プラントを組み合わ
せて全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益も
大きい。
【0016】請求項2記載の発明にかかる電炉製鉄併設
複合プラントによれば、スチームアキュムレータの蓄熱
効果により定常的に廃熱を利用することが可能となり、
より有効に廃熱を利用することができる。
複合プラントによれば、スチームアキュムレータの蓄熱
効果により定常的に廃熱を利用することが可能となり、
より有効に廃熱を利用することができる。
【0017】請求項3記載の発明にかかる電炉製鉄併設
複合プラントによれば、前記電炉製鉄プラントは、廃熱
回収ボイラーと、前記電炉製鉄プラントの排ガス中のダ
ストを捕集した後、該排ガスを前記廃熱回収ボイラーに
導くサイクロン及び/またはセラミックフィルターを備
えるため、ダストを捕集してから高温の排ガスを廃熱回
収ボイラーに導入することができ、廃熱回収ボイラーで
電炉製鉄プラントの廃熱をスチームとして回収すること
ができる。
複合プラントによれば、前記電炉製鉄プラントは、廃熱
回収ボイラーと、前記電炉製鉄プラントの排ガス中のダ
ストを捕集した後、該排ガスを前記廃熱回収ボイラーに
導くサイクロン及び/またはセラミックフィルターを備
えるため、ダストを捕集してから高温の排ガスを廃熱回
収ボイラーに導入することができ、廃熱回収ボイラーで
電炉製鉄プラントの廃熱をスチームとして回収すること
ができる。
【0018】請求項4記載の発明にかかる電炉製鉄併設
複合プラントによれば、前記電炉製鉄プラントの前記廃
熱回収ボイラーに併設した補助燃焼設備によって補助燃
料を燃焼することができるため、回収スチームの圧力ま
たは流量の変動を避けることができ、回収スチームをよ
り安定した状態で他のプラントに供給することができ
る。
複合プラントによれば、前記電炉製鉄プラントの前記廃
熱回収ボイラーに併設した補助燃焼設備によって補助燃
料を燃焼することができるため、回収スチームの圧力ま
たは流量の変動を避けることができ、回収スチームをよ
り安定した状態で他のプラントに供給することができ
る。
【0019】請求項5記載の発明にかかる電炉製鉄併設
複合プラントによれば、電炉製鉄プラントの廃熱を、段
ボール製造プラントにおいてスチームとして利用するこ
とにより有効に利用できるため、両プラントを組み合わ
せて全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益も
大きい。
複合プラントによれば、電炉製鉄プラントの廃熱を、段
ボール製造プラントにおいてスチームとして利用するこ
とにより有効に利用できるため、両プラントを組み合わ
せて全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益も
大きい。
【0020】また、同時に、段ボール製造プラントから
排出される、古紙の不適物としてのプラスチック類、金
属等のスラッジ廃棄物を電炉製鉄プラントの電炉に添加
することにより処理することができる。
排出される、古紙の不適物としてのプラスチック類、金
属等のスラッジ廃棄物を電炉製鉄プラントの電炉に添加
することにより処理することができる。
【0021】請求項6記載の発明にかかる電炉製鉄併設
複合プラントによれば、電炉製鉄プラントの廃熱を地域
冷暖房供給プラントにおいて、スチームとして利用する
ことにより有効に利用できるため、両プラントの組み合
わせで全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益
も大きい。
複合プラントによれば、電炉製鉄プラントの廃熱を地域
冷暖房供給プラントにおいて、スチームとして利用する
ことにより有効に利用できるため、両プラントの組み合
わせで全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益
も大きい。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる電炉製鉄併
設複合プラントの実施の形態の具体例を図面を参照しな
がら説明する。
設複合プラントの実施の形態の具体例を図面を参照しな
がら説明する。
【0023】図1は、本発明にかかる電炉製鉄併設複合
プラントの第1実施例を示す図であって、電炉製鉄プラ
ントと、このプラントの廃熱をスチームとして利用する
段ボール製造プラントとで複合プラントを構成した場合
を示している。
プラントの第1実施例を示す図であって、電炉製鉄プラ
ントと、このプラントの廃熱をスチームとして利用する
段ボール製造プラントとで複合プラントを構成した場合
を示している。
【0024】電炉製鉄プラント1は、電炉2と、原料ス
クラップRを予熱するためのスクラップバスケット3
と、電炉2からの排ガスに含まれるダストを捕集するた
めのサイクロン4及びセラミックフィルター5と、廃熱
回収ボイラー6と、スチームアキュムレータ7とを備
え、スチームアキュムレータ7からのスチームSt2が
段ボール製造プラント8に供給される。ここで、電炉製
鉄プラント1と段ボール製造プラント8とは近接または
隣接して設けられている。
クラップRを予熱するためのスクラップバスケット3
と、電炉2からの排ガスに含まれるダストを捕集するた
めのサイクロン4及びセラミックフィルター5と、廃熱
回収ボイラー6と、スチームアキュムレータ7とを備
え、スチームアキュムレータ7からのスチームSt2が
段ボール製造プラント8に供給される。ここで、電炉製
鉄プラント1と段ボール製造プラント8とは近接または
隣接して設けられている。
【0025】サイクロン4及びセラミックフィルター5
を設けたのは、電炉2からの高温の排ガスを廃熱回収ボ
イラー6に導入するためであって、バグフィルターでは
高温の排ガスを処理できないからである。尚、排ガスG
3中のダストの性状、濃度等によっては、サイクロン4
またはセラミックフィルター5のいずれか一方のみを設
けることで対処することも可能である。
を設けたのは、電炉2からの高温の排ガスを廃熱回収ボ
イラー6に導入するためであって、バグフィルターでは
高温の排ガスを処理できないからである。尚、排ガスG
3中のダストの性状、濃度等によっては、サイクロン4
またはセラミックフィルター5のいずれか一方のみを設
けることで対処することも可能である。
【0026】廃熱回収ボイラー6には、セラミックフィ
ルター5からの排ガスG5が導入され、図示しない給水
設備からの給水Wが排ガスG5と熱交換してスチームS
t1が回収される。尚、回収スチームSt1の圧力また
は流量の変動を避けるため、廃熱回収ボイラー6には図
示しない補助燃料装置が備えられる。
ルター5からの排ガスG5が導入され、図示しない給水
設備からの給水Wが排ガスG5と熱交換してスチームS
t1が回収される。尚、回収スチームSt1の圧力また
は流量の変動を避けるため、廃熱回収ボイラー6には図
示しない補助燃料装置が備えられる。
【0027】また、スチームアキュムレータ7は、廃熱
回収ボイラー6からのスチームSt1を蓄えて、スチー
ムSt2として段ボール製造プラント8に供給し、より
定常的に廃熱を利用するために備えられる。
回収ボイラー6からのスチームSt1を蓄えて、スチー
ムSt2として段ボール製造プラント8に供給し、より
定常的に廃熱を利用するために備えられる。
【0028】次に、上記構成を有する電炉製鉄併設複合
プラントの動作について説明する。尚、本実施例では、
電炉製鉄プラント1が50万トン/年、段ボール製造プ
ラント8が5万トン/年の能力を有するものとして説明
する。
プラントの動作について説明する。尚、本実施例では、
電炉製鉄プラント1が50万トン/年、段ボール製造プ
ラント8が5万トン/年の能力を有するものとして説明
する。
【0029】図1に示すように、電炉製鉄プラント1の
電炉2から排出されるガスG1に、50,000N3/
hの冷却空気Aが加えられ、500℃、100,000
N3/hの排ガスG2が排出される。この排ガスG2の
有する熱量は、15Gcal/hに相当する。
電炉2から排出されるガスG1に、50,000N3/
hの冷却空気Aが加えられ、500℃、100,000
N3/hの排ガスG2が排出される。この排ガスG2の
有する熱量は、15Gcal/hに相当する。
【0030】電炉2からの排ガスG2は、次に、スクラ
ップバスケット3に導入され、原料スクラップRの予熱
に用いられる。この予熱に2Gcal/hが費やされ、
スクラップバスケット3の出口の排ガスG3の温度は4
30℃となる。
ップバスケット3に導入され、原料スクラップRの予熱
に用いられる。この予熱に2Gcal/hが費やされ、
スクラップバスケット3の出口の排ガスG3の温度は4
30℃となる。
【0031】そして、スクラップバスケット3の排ガス
G3はサイクロン4及びセラミックフィルター5に導入
され、排ガスG3、G4中のダストが捕集され、廃熱回
収ボイラー6に導入される。従って、廃熱回収ボイラー
6の入口における排ガスG5の温度は、430℃より若
干低い温度となっている。
G3はサイクロン4及びセラミックフィルター5に導入
され、排ガスG3、G4中のダストが捕集され、廃熱回
収ボイラー6に導入される。従って、廃熱回収ボイラー
6の入口における排ガスG5の温度は、430℃より若
干低い温度となっている。
【0032】廃熱回収ボイラー6には、上記排ガスG5
とともに、給水設備から給水Wが行われ、排ガスG5と
熱交換してスチームSt1が回収される。廃熱回収ボイ
ラー6では、補助燃料装置からの補助燃料Fを燃焼させ
る。これは、回収スチームSt1の圧力または流量の変
動を防止して、回収スチームSt1をより安定した状態
でスチームアキュムレータ7を介してスチームSt2と
して段ボール製造プラント8に供給するためである。
尚、廃熱回収ボイラー6における低圧スチームSt1の
発生量は、15kg/cm2at飽和スチームとして1
2トン/hとなる。
とともに、給水設備から給水Wが行われ、排ガスG5と
熱交換してスチームSt1が回収される。廃熱回収ボイ
ラー6では、補助燃料装置からの補助燃料Fを燃焼させ
る。これは、回収スチームSt1の圧力または流量の変
動を防止して、回収スチームSt1をより安定した状態
でスチームアキュムレータ7を介してスチームSt2と
して段ボール製造プラント8に供給するためである。
尚、廃熱回収ボイラー6における低圧スチームSt1の
発生量は、15kg/cm2at飽和スチームとして1
2トン/hとなる。
【0033】尚、段ボール製造プラント8において利用
するスチームSt2が不足する場合には、上記のように
補助燃料F(本実施例では2Gcal/hの熱量が発生
する)を燃焼させて対応でき、スチームSt2が過剰の
場合には、排ガスG5をスタック6aから放出して廃熱
回収ボイラー6によって回収されるスチームSt1の量
を減少させればよい。
するスチームSt2が不足する場合には、上記のように
補助燃料F(本実施例では2Gcal/hの熱量が発生
する)を燃焼させて対応でき、スチームSt2が過剰の
場合には、排ガスG5をスタック6aから放出して廃熱
回収ボイラー6によって回収されるスチームSt1の量
を減少させればよい。
【0034】以上のような運転を行った場合、廃熱回収
ボイラー6において回収可能な熱量を計算すると、スク
ラップの予熱に2Gcal/hが使用された後の排ガス
の有する熱量13Gcal/hのうち、放熱損失を15
%とした場合の放散熱量2Gcal/hと、スタック6
aから放出される160℃の排ガスによる熱損失5Gc
al/hとの合計の7Gcal/hが失われ、差し引き
6Gcal/hが回収可能な熱量となる。そして、この
廃熱回収ボイラー6において回収された熱量6Gcal
/hと、スクラップの予熱に使用した2Gcal/hと
の合計の8Gcal/hが廃熱から回収された熱量とな
るため、総合的廃熱回収率は50%程度となる。
ボイラー6において回収可能な熱量を計算すると、スク
ラップの予熱に2Gcal/hが使用された後の排ガス
の有する熱量13Gcal/hのうち、放熱損失を15
%とした場合の放散熱量2Gcal/hと、スタック6
aから放出される160℃の排ガスによる熱損失5Gc
al/hとの合計の7Gcal/hが失われ、差し引き
6Gcal/hが回収可能な熱量となる。そして、この
廃熱回収ボイラー6において回収された熱量6Gcal
/hと、スクラップの予熱に使用した2Gcal/hと
の合計の8Gcal/hが廃熱から回収された熱量とな
るため、総合的廃熱回収率は50%程度となる。
【0035】廃熱回収ボイラー6からのスチームSt1
は、スチームアキュムレータ7を介して段ボール製造プ
ラント8においてプロセススチームSt2として利用さ
れる。年産5万トンの段ボール製造プラント8の場合に
は、ユーティリティとしてスチームを10トン/h消費
するので、50万トンの電炉製鉄プラント1において発
生する上記12トン/hのスチームSt1とバランスす
ることとなる。
は、スチームアキュムレータ7を介して段ボール製造プ
ラント8においてプロセススチームSt2として利用さ
れる。年産5万トンの段ボール製造プラント8の場合に
は、ユーティリティとしてスチームを10トン/h消費
するので、50万トンの電炉製鉄プラント1において発
生する上記12トン/hのスチームSt1とバランスす
ることとなる。
【0036】一方、段ボール製造プラント8からは、古
紙の不適物であるプラスチック類、金属等がスラッジS
lとして排出され、その処理・処分が必要である。ここ
で、電炉製鉄プラント1の電炉2に、可燃物、金属から
なるスラッジSlを少量添加しても、もともと電炉製鉄
プラント1の原料スクラップR中に異物として混入して
いるものであるから問題はない。従って、電炉製鉄プラ
ント1と組み合わせることによって、段ボール製造プラ
ント8において電炉製鉄プラントの廃熱を有効利用でき
るだけでなく、スラッジ廃棄物も処理することができる
ため、一石二鳥の効果を奏する。
紙の不適物であるプラスチック類、金属等がスラッジS
lとして排出され、その処理・処分が必要である。ここ
で、電炉製鉄プラント1の電炉2に、可燃物、金属から
なるスラッジSlを少量添加しても、もともと電炉製鉄
プラント1の原料スクラップR中に異物として混入して
いるものであるから問題はない。従って、電炉製鉄プラ
ント1と組み合わせることによって、段ボール製造プラ
ント8において電炉製鉄プラントの廃熱を有効利用でき
るだけでなく、スラッジ廃棄物も処理することができる
ため、一石二鳥の効果を奏する。
【0037】次に、本発明にかかる電炉製鉄併設複合プ
ラントの第2実施例について図2を参照しながら説明す
る。
ラントの第2実施例について図2を参照しながら説明す
る。
【0038】本実施例では、電炉製鉄プラントと、この
プラントの廃熱をスチームとして利用する地域冷暖房供
給プラントとで複合プラントを構成した場合を示してい
る。尚、本実施例においても、電炉製鉄プラント1の廃
熱回収ボイラー6は、上記第1実施例の場合と同様の構
成を有し、電炉2から廃熱回収ボイラー6までの構成に
ついても、図示しないが、同様の構成を有するものとす
る。
プラントの廃熱をスチームとして利用する地域冷暖房供
給プラントとで複合プラントを構成した場合を示してい
る。尚、本実施例においても、電炉製鉄プラント1の廃
熱回収ボイラー6は、上記第1実施例の場合と同様の構
成を有し、電炉2から廃熱回収ボイラー6までの構成に
ついても、図示しないが、同様の構成を有するものとす
る。
【0039】地域冷暖房供給プラント11は、集合ビル
ディング12A〜12Cに熱を供給するためのスチーム
アキュムレータ13を備え、電炉製鉄プラント1と地域
冷暖房供給プラント11とは近接または隣接して設けら
れている。
ディング12A〜12Cに熱を供給するためのスチーム
アキュムレータ13を備え、電炉製鉄プラント1と地域
冷暖房供給プラント11とは近接または隣接して設けら
れている。
【0040】スチームアキュムレータ13は、廃熱回収
ボイラー6からのスチームStを蓄えて高温水タンクと
して使用され、集合ビルディング12A〜12Cに約2
00℃、15kg/cm2の高温水H1を供給して暖房
等に使用する。そして、集合ビルディング12A〜12
Cからの約120℃の温水H2がスチームアキュムレー
タ13に戻される。
ボイラー6からのスチームStを蓄えて高温水タンクと
して使用され、集合ビルディング12A〜12Cに約2
00℃、15kg/cm2の高温水H1を供給して暖房
等に使用する。そして、集合ビルディング12A〜12
Cからの約120℃の温水H2がスチームアキュムレー
タ13に戻される。
【0041】これによって、電炉製鉄プラント1が50
万トン/年として、建物の床面積が50,000m2に
対して、冬季において8Gcal/h、夏期において5
Gcal/hの熱供給を行うことができる。
万トン/年として、建物の床面積が50,000m2に
対して、冬季において8Gcal/h、夏期において5
Gcal/hの熱供給を行うことができる。
【0042】尚、夏期において、図示しない吸収式冷凍
機にスチームアキュムレータ13からの蒸気を供給して
冷水を得て、集合ビルディング12A〜12C等の冷房
に使用することも可能である。
機にスチームアキュムレータ13からの蒸気を供給して
冷水を得て、集合ビルディング12A〜12C等の冷房
に使用することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、電炉製鉄プラントの廃熱を、他のプラント
においてスチームとして利用することにより有効に利用
でき、両プラントを組み合わせて全体的に見た場合に省
エネとなり、経済的な利益も大きい電炉製鉄併設複合プ
ラントを提供することができる。
明によれば、電炉製鉄プラントの廃熱を、他のプラント
においてスチームとして利用することにより有効に利用
でき、両プラントを組み合わせて全体的に見た場合に省
エネとなり、経済的な利益も大きい電炉製鉄併設複合プ
ラントを提供することができる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、スチームア
キュムレータの蓄熱効果により定常的に廃熱を利用する
ことで、より有効に廃熱を利用することが可能な電炉製
鉄併設複合プラントを提供することができる。
キュムレータの蓄熱効果により定常的に廃熱を利用する
ことで、より有効に廃熱を利用することが可能な電炉製
鉄併設複合プラントを提供することができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、高温の排ガ
スを廃熱回収ボイラーに導入して、電炉製鉄プラントの
廃熱をスチームとして回収することが可能な電炉製鉄併
設複合プラントを提供することができる。
スを廃熱回収ボイラーに導入して、電炉製鉄プラントの
廃熱をスチームとして回収することが可能な電炉製鉄併
設複合プラントを提供することができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、補助燃焼設
備によって補助燃料を燃焼することにより、回収スチー
ムの圧力または流量の変動を回避して、回収スチームを
より安定した状態で他のプラントに供給することが可能
な電炉製鉄併設複合プラントを提供することができる。
備によって補助燃料を燃焼することにより、回収スチー
ムの圧力または流量の変動を回避して、回収スチームを
より安定した状態で他のプラントに供給することが可能
な電炉製鉄併設複合プラントを提供することができる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、電炉製鉄プ
ラントと段ボール製造プラントの両プラントを組み合わ
せて全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益も
大きく、同時に、段ボール製造プラントから排出される
スラッジ廃棄物を電炉製鉄プラントにおいて処理するこ
とができ、一石二鳥の効果を奏する電炉製鉄併設複合プ
ラントを提供することができる。
ラントと段ボール製造プラントの両プラントを組み合わ
せて全体的に見た場合に省エネとなり、経済的な利益も
大きく、同時に、段ボール製造プラントから排出される
スラッジ廃棄物を電炉製鉄プラントにおいて処理するこ
とができ、一石二鳥の効果を奏する電炉製鉄併設複合プ
ラントを提供することができる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、電炉製鉄プ
ラントの廃熱を、冷暖房供給プラントにおいてスチーム
として利用することにより有効に利用できるため、両プ
ラントを組み合わせて全体的に見た場合に省エネとな
り、経済的な利益も大きい電炉製鉄併設複合プラントを
提供することができる。
ラントの廃熱を、冷暖房供給プラントにおいてスチーム
として利用することにより有効に利用できるため、両プ
ラントを組み合わせて全体的に見た場合に省エネとな
り、経済的な利益も大きい電炉製鉄併設複合プラントを
提供することができる。
【図1】本発明にかかる電炉製鉄併設複合プラントの第
1実施例の全体構成及び物質の流れを示す概略図であ
る。
1実施例の全体構成及び物質の流れを示す概略図であ
る。
【図2】本発明にかかる電炉製鉄併設複合プラントの第
2実施例の全体構成及び物質の流れを示す概略図であ
る。
2実施例の全体構成及び物質の流れを示す概略図であ
る。
1 電炉製鉄プラント 2 電炉 3 スクラップバスケット 4 サイクロン 5 セラミックフィルター 6 廃熱回収ボイラー 6a スタック 7 スチームアキュムレータ 8 段ボール製造プラント 11 地域冷暖房供給プラント 12A〜12C 集合ビルディング 13 スチームアキュムレータ
フロントページの続き (72)発明者 藤堂 福蔵 茨城県東茨城郡大洗町成田町2205 日揮株 式会社技術研究所内 (72)発明者 片桐 務 茨城県東茨城郡大洗町成田町2205 日揮株 式会社技術研究所内 (72)発明者 羽田野 祐治 神奈川県横浜市西区みなとみらい2−3− 1 日揮株式会社内 Fターム(参考) 4K014 CA01 CB01 CB07 CD00 4K056 AA02 AA05 BB08 CA02 CA20 DA02 DA13 DA22 DA31 DA34
Claims (6)
- 【請求項1】 電炉製鉄プラントと、該電炉製鉄プラン
トの廃熱をスチームとして利用する他のプラントとが、
近接または隣接して設けられてなることを特徴とする電
炉製鉄併設複合プラント。 - 【請求項2】 前記電炉製鉄プラントと前記他のプラン
トの少なくとも一方のプラントに、スチームアキュムレ
ータを設けたことを特徴とする請求項1記載の電炉製鉄
併設複合プラント。 - 【請求項3】 前記電炉製鉄プラントは、廃熱回収ボイ
ラーと、前記電炉製鉄プラントの排ガス中のダストを捕
集した後、該排ガスを前記廃熱回収ボイラーに導くサイ
クロン及び/またはセラミックフィルターとを備えるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の電炉製鉄併設複
合プラント。 - 【請求項4】 前記電炉製鉄プラントの前記廃熱回収ボ
イラーは、補助燃焼設備を備えることを特徴とする請求
項3記載の電炉製鉄併設複合プラント。 - 【請求項5】 前記他のプラントは、段ボール製造プラ
ントであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
に記載の電炉製鉄併設複合プラント。 - 【請求項6】 前記他のプラントは、地域冷暖房供給プ
ラントであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載の電炉製鉄併設複合プラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11476299A JP2000304461A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 電炉製鉄併設複合プラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11476299A JP2000304461A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 電炉製鉄併設複合プラント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000304461A true JP2000304461A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14646059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11476299A Withdrawn JP2000304461A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 電炉製鉄併設複合プラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000304461A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010047004A1 (ja) * | 2008-10-21 | 2010-04-29 | スチールプランテック株式会社 | 製鋼用アーク炉の廃熱回収設備及び回収方法 |
CN111426210A (zh) * | 2020-05-20 | 2020-07-17 | 南京华电节能环保设备有限公司 | 一种电炉的高温烟气回收利用装置 |
WO2022181619A1 (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | 京セラ株式会社 | 水素製造装置及び水素製造方法 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11476299A patent/JP2000304461A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010047004A1 (ja) * | 2008-10-21 | 2010-04-29 | スチールプランテック株式会社 | 製鋼用アーク炉の廃熱回収設備及び回収方法 |
CN111426210A (zh) * | 2020-05-20 | 2020-07-17 | 南京华电节能环保设备有限公司 | 一种电炉的高温烟气回收利用装置 |
WO2022181619A1 (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | 京セラ株式会社 | 水素製造装置及び水素製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |