JP2000300092A - 潅水装置 - Google Patents
潅水装置Info
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- JP2000300092A JP2000300092A JP11570899A JP11570899A JP2000300092A JP 2000300092 A JP2000300092 A JP 2000300092A JP 11570899 A JP11570899 A JP 11570899A JP 11570899 A JP11570899 A JP 11570899A JP 2000300092 A JP2000300092 A JP 2000300092A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】製造コストを低減した潅水装置を提供する。
【解決手段】給水タンク6は密閉されており、内部に給
水用の水を貯蔵している。吸気ホース11の一端は給水
タンク6の内部に挿入されており、吸気ホース11の途
中には電磁弁5が配置されている。給水ホース12の一
端は給水タンク6の底面から給水タンク6の内部に挿入
される。タイマ回路1は一定時間の限時動作を繰り返し
行っており、タイマ回路1が一定時間の限時を終了する
毎に、パルス発生回路2は所定の時間幅のパルス信号を
電磁弁駆動回路3に出力する。電磁弁駆動回路3はパル
ス信号が入力されると、電磁弁5を閉状態から開状態に
切り換えており、電磁弁5が開状態になると吸気ホース
11を介して給水タンク6の内部に空気が送り込まれる
ので、給水タンク6から給水ホース12を介して給水タ
ンク6よりも下方に配置された給水対象に水が供給され
る。
水用の水を貯蔵している。吸気ホース11の一端は給水
タンク6の内部に挿入されており、吸気ホース11の途
中には電磁弁5が配置されている。給水ホース12の一
端は給水タンク6の底面から給水タンク6の内部に挿入
される。タイマ回路1は一定時間の限時動作を繰り返し
行っており、タイマ回路1が一定時間の限時を終了する
毎に、パルス発生回路2は所定の時間幅のパルス信号を
電磁弁駆動回路3に出力する。電磁弁駆動回路3はパル
ス信号が入力されると、電磁弁5を閉状態から開状態に
切り換えており、電磁弁5が開状態になると吸気ホース
11を介して給水タンク6の内部に空気が送り込まれる
ので、給水タンク6から給水ホース12を介して給水タ
ンク6よりも下方に配置された給水対象に水が供給され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物や動物などに
水を給水する潅水装置に関するものである。
水を給水する潅水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、給水用の水を貯蔵する水タン
クと、水タンクに貯蔵された水を吸い上げて、植物など
に給水するポンプと、ポンプの動作を制御する制御回路
とを備え、制御回路が一定の時間間隔でポンプを動作さ
せ、一定量の水を給水する潅水装置が提供されていた。
クと、水タンクに貯蔵された水を吸い上げて、植物など
に給水するポンプと、ポンプの動作を制御する制御回路
とを備え、制御回路が一定の時間間隔でポンプを動作さ
せ、一定量の水を給水する潅水装置が提供されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の潅水装置で
は給水用のポンプが必要になり、ポンプは非常に高価で
あるので、一般家庭などで用いられる潅水装置としては
非常に高価なものとなるという問題があった。
は給水用のポンプが必要になり、ポンプは非常に高価で
あるので、一般家庭などで用いられる潅水装置としては
非常に高価なものとなるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、製造コストを低減し
た潅水装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、製造コストを低減し
た潅水装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、水を貯蔵する水貯蔵手段と、
水貯蔵手段の内部に空気を送り込むための吸気路と、一
端が水貯蔵手段の底面から水貯蔵手段の内部に挿入さ
れ、水貯蔵手段から該水貯蔵手段の底面よりも下方に配
置された給水対象に水を給水するための給水路と、一定
時間を限時する限時動作を繰り返し実行する限時手段
と、限時手段が一定時間の限時を終了する毎に所定の時
間幅のパルス信号を発生するパルス発生手段と、パルス
発生手段のパルス信号に応じて給水対象への給水をオン
/オフさせる弁とを備えて成ることを特徴とし、限時手
段が一定時間の限時を終了する毎に、パルス発生手段が
所定時間幅のパルス信号を発生し、このパルス信号に応
じて弁が給水対象への給水をオン/オフしており、水貯
蔵手段は給水対象に対して上方に配置され、給水路の一
端は水貯蔵手段の底面から水貯蔵手段の内部に貫挿され
ているので、高低差によって水を給水対象に供給するこ
とができ、水を汲み上げるためのポンプが不要になるか
ら、潅水装置のコストダウンを図ることができる。
に、請求項1の発明では、水を貯蔵する水貯蔵手段と、
水貯蔵手段の内部に空気を送り込むための吸気路と、一
端が水貯蔵手段の底面から水貯蔵手段の内部に挿入さ
れ、水貯蔵手段から該水貯蔵手段の底面よりも下方に配
置された給水対象に水を給水するための給水路と、一定
時間を限時する限時動作を繰り返し実行する限時手段
と、限時手段が一定時間の限時を終了する毎に所定の時
間幅のパルス信号を発生するパルス発生手段と、パルス
発生手段のパルス信号に応じて給水対象への給水をオン
/オフさせる弁とを備えて成ることを特徴とし、限時手
段が一定時間の限時を終了する毎に、パルス発生手段が
所定時間幅のパルス信号を発生し、このパルス信号に応
じて弁が給水対象への給水をオン/オフしており、水貯
蔵手段は給水対象に対して上方に配置され、給水路の一
端は水貯蔵手段の底面から水貯蔵手段の内部に貫挿され
ているので、高低差によって水を給水対象に供給するこ
とができ、水を汲み上げるためのポンプが不要になるか
ら、潅水装置のコストダウンを図ることができる。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記水貯蔵手段は密閉されており、上記弁は吸気
路の途中に配置されたことを特徴とし、請求項1の発明
の望ましい実施態様である。
いて、上記水貯蔵手段は密閉されており、上記弁は吸気
路の途中に配置されたことを特徴とし、請求項1の発明
の望ましい実施態様である。
【0007】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記弁は給水路の途中に配置されたことを特徴と
し、請求項1の発明の望ましい実施態様である。
いて、上記弁は給水路の途中に配置されたことを特徴と
し、請求項1の発明の望ましい実施態様である。
【0008】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、上記弁は電気信号に応じて開閉動作する電
磁弁から成ることを特徴とし、請求項1の発明の望まし
い実施態様である。
明において、上記弁は電気信号に応じて開閉動作する電
磁弁から成ることを特徴とし、請求項1の発明の望まし
い実施態様である。
【0009】請求項5の発明では、請求項1乃至3の発
明において、限時手段の限時する時間を変化させる限時
時間可変手段を設けたことを特徴とし、限時時間可変手
段が限時手段の限時する時間を可変することにより、パ
ルス信号の発生する時間間隔を可変させることができ、
給水対象に応じて給水する時間間隔を変化させることが
できる。
明において、限時手段の限時する時間を変化させる限時
時間可変手段を設けたことを特徴とし、限時時間可変手
段が限時手段の限時する時間を可変することにより、パ
ルス信号の発生する時間間隔を可変させることができ、
給水対象に応じて給水する時間間隔を変化させることが
できる。
【0010】請求項6の発明では、請求項1乃至3の発
明において、パルス信号の時間幅を可変させるパルス時
間幅可変手段を設けたことを特徴とし、パルス時間可変
手段がパルス信号の時間幅を変化させることにより、給
水対象に応じて1回当たりの給水量を変化させることが
できる。
明において、パルス信号の時間幅を可変させるパルス時
間幅可変手段を設けたことを特徴とし、パルス時間可変
手段がパルス信号の時間幅を変化させることにより、給
水対象に応じて1回当たりの給水量を変化させることが
できる。
【0011】請求項7の発明では、請求項1乃至3の発
明において、操作時に上記弁を強制的に開動作させる強
制動作スイッチを設けたことを特徴とし、強制動作スイ
ッチを操作することにより任意の時間に給水することが
できる。
明において、操作時に上記弁を強制的に開動作させる強
制動作スイッチを設けたことを特徴とし、強制動作スイ
ッチを操作することにより任意の時間に給水することが
できる。
【0012】請求項8の発明では、請求項1乃至7の発
明において、上記水貯蔵手段は要所に開口部が設けられ
た容器からなり、該容器は開口部を下側にして配置さ
れ、開口部を塞ぐ蓋に給水路及び吸気路の一端が貫挿さ
れたことを特徴とし、水貯蔵手段は蓋付きの容器から構
成されているので、水貯蔵手段に市販のペットボトルや
瓶などを利用することができ、しかも容器自体はそのま
ま利用し、蓋のみに給水路及び吸気路を貫挿させるよう
に加工しているので、さらに安価な潅水装置を提供する
ことができ、且つ、蓋が同じで容量の異なる容器を用い
ることによって、用途に応じて必要な容量の容器を選択
することができる。
明において、上記水貯蔵手段は要所に開口部が設けられ
た容器からなり、該容器は開口部を下側にして配置さ
れ、開口部を塞ぐ蓋に給水路及び吸気路の一端が貫挿さ
れたことを特徴とし、水貯蔵手段は蓋付きの容器から構
成されているので、水貯蔵手段に市販のペットボトルや
瓶などを利用することができ、しかも容器自体はそのま
ま利用し、蓋のみに給水路及び吸気路を貫挿させるよう
に加工しているので、さらに安価な潅水装置を提供する
ことができ、且つ、蓋が同じで容量の異なる容器を用い
ることによって、用途に応じて必要な容量の容器を選択
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0014】(実施形態1)本実施形態の潅水装置を図
1乃至図5を参照して説明する。図1は本実施形態の潅
水装置のブロック図であり、この潅水装置は、水を補給
するための補給口(図示せず)を有し、給水用の水を貯
蔵する密閉された給水タンク(水貯蔵手段)6と、一端
が給水タンク6の内部に挿入され、給水タンク6の内部
に空気を送り込むための吸気ホース(吸気路)11と、
一端が給水タンク6の底面から給水タンク6の内部に貫
挿され、給水タンク6に貯蔵された水を給水タンク6よ
りも下方に配置された給水対象(例えば植物が植えられ
た鉢30など)に給水するための給水ホース(給水路)
12と、一定時間を限時する限時動作を繰り返し実行す
るタイマ回路(限時手段)1と、タイマ回路1が一定時
間の限時を終了する毎に、所定の時間幅のパルス信号を
発生するパルス発生回路2と、パルス発生回路2から入
力されたパルス信号に応じて後述する電磁弁5を開閉さ
せる電磁弁駆動回路3と、タイマ回路1やパルス発生回
路2や電磁弁駆動回路3に動作電源を供給する電源回路
4と、吸気ホース11の途中に配置され電磁弁駆動回路
3から電圧信号が入力されると閉状態から開状態に切り
替わる電磁弁5とを備えている。ここに、タイマ回路
1、パルス発生回路2、電磁弁駆動回路3及び電源回路
4から電磁弁5の開閉を制御する制御回路10が構成さ
れる。
1乃至図5を参照して説明する。図1は本実施形態の潅
水装置のブロック図であり、この潅水装置は、水を補給
するための補給口(図示せず)を有し、給水用の水を貯
蔵する密閉された給水タンク(水貯蔵手段)6と、一端
が給水タンク6の内部に挿入され、給水タンク6の内部
に空気を送り込むための吸気ホース(吸気路)11と、
一端が給水タンク6の底面から給水タンク6の内部に貫
挿され、給水タンク6に貯蔵された水を給水タンク6よ
りも下方に配置された給水対象(例えば植物が植えられ
た鉢30など)に給水するための給水ホース(給水路)
12と、一定時間を限時する限時動作を繰り返し実行す
るタイマ回路(限時手段)1と、タイマ回路1が一定時
間の限時を終了する毎に、所定の時間幅のパルス信号を
発生するパルス発生回路2と、パルス発生回路2から入
力されたパルス信号に応じて後述する電磁弁5を開閉さ
せる電磁弁駆動回路3と、タイマ回路1やパルス発生回
路2や電磁弁駆動回路3に動作電源を供給する電源回路
4と、吸気ホース11の途中に配置され電磁弁駆動回路
3から電圧信号が入力されると閉状態から開状態に切り
替わる電磁弁5とを備えている。ここに、タイマ回路
1、パルス発生回路2、電磁弁駆動回路3及び電源回路
4から電磁弁5の開閉を制御する制御回路10が構成さ
れる。
【0015】次に制御回路10の構成について以下に説
明する。図2は制御回路10の具体回路図であり、図3
は制御回路10の動作を説明するタイムチャートであ
る。尚、図3において信号a及び信号S1は、信号S4
に比べ時間軸を拡大して表示しており、信号S4は、信
号S13及び信号b〜eに比べて時間軸を拡大して表示
してある。
明する。図2は制御回路10の具体回路図であり、図3
は制御回路10の動作を説明するタイムチャートであ
る。尚、図3において信号a及び信号S1は、信号S4
に比べ時間軸を拡大して表示しており、信号S4は、信
号S13及び信号b〜eに比べて時間軸を拡大して表示
してある。
【0016】電源回路4は、電池Bと、電池Bの正極に
一端が接続された電源スイッチSW1と、電源スイッチ
SW1の他端にアノードが接続されたダイオードD1と
で構成され、電池Bの電圧は電源スイッチSW1及びダ
イオードD1を介して、タイマ回路1、パルス発生回路
2及び電磁弁駆動回路3に供給される。尚、ダイオード
D1は、電池Bが逆極性に接続された場合に後段の各回
路1〜3を保護するために設けられている。本実施形態
の潅水装置は大きな電力を必要とするポンプを備えてい
ないので、電池Bにより必要な電力を充分まかなうこと
ができ、電池Bを電源としているので設置場所が特定さ
れず、移動にも便利である。
一端が接続された電源スイッチSW1と、電源スイッチ
SW1の他端にアノードが接続されたダイオードD1と
で構成され、電池Bの電圧は電源スイッチSW1及びダ
イオードD1を介して、タイマ回路1、パルス発生回路
2及び電磁弁駆動回路3に供給される。尚、ダイオード
D1は、電池Bが逆極性に接続された場合に後段の各回
路1〜3を保護するために設けられている。本実施形態
の潅水装置は大きな電力を必要とするポンプを備えてい
ないので、電池Bにより必要な電力を充分まかなうこと
ができ、電池Bを電源としているので設置場所が特定さ
れず、移動にも便利である。
【0017】タイマ回路1は、所定周波数のクロック信
号aを発生する発振器1aと、発振器1aの発生したク
ロック信号aを分周するカウンタIC3とを備えてい
る。発振器1aは、2入力ノアゲートIC1,IC2
と、抵抗R1と、限時時間可変手段たるタイマ調整ボリ
ュームVR1と、コンデンサC1とで構成され、タイマ
調整ボリュームVR1とコンデンサC1とで決定される
時定数によりクロック信号aの発振周波数が決定され
る。尚、抵抗R1はノアゲートIC1の入力保護用の抵
抗である。また、ノアゲートIC2の出力端子とダイオ
ードD1のカソードとの間にはダイオードD2が接続さ
れ、コンデンサC1の低電位側端子とダイオードD1の
カソードとの間にはダイオードD3が接続されており、
ダイオードD2,D3によって電源オフ時にノアゲート
IC1,IC2、カウンタIC3に過電圧が印加される
のを防止している。
号aを発生する発振器1aと、発振器1aの発生したク
ロック信号aを分周するカウンタIC3とを備えてい
る。発振器1aは、2入力ノアゲートIC1,IC2
と、抵抗R1と、限時時間可変手段たるタイマ調整ボリ
ュームVR1と、コンデンサC1とで構成され、タイマ
調整ボリュームVR1とコンデンサC1とで決定される
時定数によりクロック信号aの発振周波数が決定され
る。尚、抵抗R1はノアゲートIC1の入力保護用の抵
抗である。また、ノアゲートIC2の出力端子とダイオ
ードD1のカソードとの間にはダイオードD2が接続さ
れ、コンデンサC1の低電位側端子とダイオードD1の
カソードとの間にはダイオードD3が接続されており、
ダイオードD2,D3によって電源オフ時にノアゲート
IC1,IC2、カウンタIC3に過電圧が印加される
のを防止している。
【0018】カウンタIC3は14ビットのバイナリカ
ウンタより構成され、各出力端子Q1〜Q14からクロ
ック信号aを分周した信号を出力する。すなわち、出力
端子Q1からはクロック信号aのパルス幅を2倍したパ
ルス信号S1が出力され、出力端子Q4からはクロック
信号aのパルス幅を24=16倍したパルス信号S4が
出力される。また、出力端子Q13からはクロック信号
aのパルス幅を213=8192倍したパルス信号S13
が出力され、出力端子Q14からはクロック信号aのパ
ルス幅を214=16384倍したパルス信号が出力され
る。
ウンタより構成され、各出力端子Q1〜Q14からクロ
ック信号aを分周した信号を出力する。すなわち、出力
端子Q1からはクロック信号aのパルス幅を2倍したパ
ルス信号S1が出力され、出力端子Q4からはクロック
信号aのパルス幅を24=16倍したパルス信号S4が
出力される。また、出力端子Q13からはクロック信号
aのパルス幅を213=8192倍したパルス信号S13
が出力され、出力端子Q14からはクロック信号aのパ
ルス幅を214=16384倍したパルス信号が出力され
る。
【0019】ここで、タイマ回路1では、カウンタIC
3の出力端子Q14から出力されるパルス信号を出力信
号bとしてパルス発生回路2に出力しており、タイマ調
整ボリュームVR1及びコンデンサC1の時定数によっ
てパルス信号aの周期T1が約5.273秒に設定され
ると、出力信号bの周期T2は5.273×16384
≒8.64×104(秒)≒1.44×103(分)≒2
4(時間)となり、タイマ回路1の限時時間は略1日に
設定される。ここで、タイマ調整ボリュームVR1の抵
抗値を変化させることにより、パルス信号aの周期T1
を変化させることができ、例えばパルス信号aの周期T
1を約10.55秒に設定すると、パルス信号bの周期
T2(すなわちタイマ回路1の限時時間)は約2日に設
定される。
3の出力端子Q14から出力されるパルス信号を出力信
号bとしてパルス発生回路2に出力しており、タイマ調
整ボリュームVR1及びコンデンサC1の時定数によっ
てパルス信号aの周期T1が約5.273秒に設定され
ると、出力信号bの周期T2は5.273×16384
≒8.64×104(秒)≒1.44×103(分)≒2
4(時間)となり、タイマ回路1の限時時間は略1日に
設定される。ここで、タイマ調整ボリュームVR1の抵
抗値を変化させることにより、パルス信号aの周期T1
を変化させることができ、例えばパルス信号aの周期T
1を約10.55秒に設定すると、パルス信号bの周期
T2(すなわちタイマ回路1の限時時間)は約2日に設
定される。
【0020】パルス発生回路2は、カウンタIC3の出
力端子Q14に一端が接続されたパルス幅可変手段たる
パルス幅調整ボリュームVR2と、パルス幅調整ボリュ
ームVR2の他端と回路のグランドとの間に接続された
コンデンサC3と、パルス幅調整ボリュームVR2及び
コンデンサC3の接続点に一端が接続された抵抗R3
と、入力端子間が短絡され、抵抗R3の他端が入力端子
に接続されたノアゲートIC4と、一方の入力端子にパ
ルス信号bが入力されると共に、他方の入力端子にノア
ゲートIC4の出力信号dが入力されたノアゲートIC
5とで構成される。なお、抵抗R3はノアゲートIC4
の入力保護用の抵抗である。また、パルス幅調整ボリュ
ームVR2及びコンデンサC3の接続点とダイオードD
1のカソードとの間にはダイオードD4が接続されてお
り、このダイオードD4によって電源オフ時にノアゲー
トIC3,IC4に過電圧が印加されるのを防止してい
る。
力端子Q14に一端が接続されたパルス幅可変手段たる
パルス幅調整ボリュームVR2と、パルス幅調整ボリュ
ームVR2の他端と回路のグランドとの間に接続された
コンデンサC3と、パルス幅調整ボリュームVR2及び
コンデンサC3の接続点に一端が接続された抵抗R3
と、入力端子間が短絡され、抵抗R3の他端が入力端子
に接続されたノアゲートIC4と、一方の入力端子にパ
ルス信号bが入力されると共に、他方の入力端子にノア
ゲートIC4の出力信号dが入力されたノアゲートIC
5とで構成される。なお、抵抗R3はノアゲートIC4
の入力保護用の抵抗である。また、パルス幅調整ボリュ
ームVR2及びコンデンサC3の接続点とダイオードD
1のカソードとの間にはダイオードD4が接続されてお
り、このダイオードD4によって電源オフ時にノアゲー
トIC3,IC4に過電圧が印加されるのを防止してい
る。
【0021】ここで、パルス幅調整ボリュームVR2及
びコンデンサC3の直列回路は、伝達関数が一次遅れで
表される遅延回路2aを構成しており、遅延回路2aの
出力信号(すなわちコンデンサC3の両端間に発生する
電圧信号)cはパルス信号bの立ち上がり及び立ち下が
りをなまらせたような波形となる。遅延回路2aの出力
信号cはノアゲートIC4に入力され、出力信号cの信
号レベルがノアゲートIC4のしきい値電圧V1を上回
るか又は下回ると、ノアゲートIC4の出力信号dが反
転し、遅延回路2aの出力信号cはノアゲートIC4に
よって波形成形される。
びコンデンサC3の直列回路は、伝達関数が一次遅れで
表される遅延回路2aを構成しており、遅延回路2aの
出力信号(すなわちコンデンサC3の両端間に発生する
電圧信号)cはパルス信号bの立ち上がり及び立ち下が
りをなまらせたような波形となる。遅延回路2aの出力
信号cはノアゲートIC4に入力され、出力信号cの信
号レベルがノアゲートIC4のしきい値電圧V1を上回
るか又は下回ると、ノアゲートIC4の出力信号dが反
転し、遅延回路2aの出力信号cはノアゲートIC4に
よって波形成形される。
【0022】而して、ノアゲートIC4の出力信号d
は、カウンタIC3のパルス信号bを反転させた信号を
一定時間Tonだけ遅延させた信号となり、この遅延時
間Tonはパルス幅調整ボリュームVR2とコンデンサ
C3とで決定される時定数により決定される。ノアゲー
トIC5にはカウンタIC3のパルス信号bとノアゲー
トIC4の出力信号dが入力されており、パルス信号b
と出力信号dの信号レベルが共にハイとなる期間だけノ
アゲートIC5の出力信号eがハイになる。すなわち、
ノアゲートIC5の出力信号eは、カウンタIC3の出
力信号bが立ち下がった時点から一定時間Tonが経過
するまでの間、ハイになる。
は、カウンタIC3のパルス信号bを反転させた信号を
一定時間Tonだけ遅延させた信号となり、この遅延時
間Tonはパルス幅調整ボリュームVR2とコンデンサ
C3とで決定される時定数により決定される。ノアゲー
トIC5にはカウンタIC3のパルス信号bとノアゲー
トIC4の出力信号dが入力されており、パルス信号b
と出力信号dの信号レベルが共にハイとなる期間だけノ
アゲートIC5の出力信号eがハイになる。すなわち、
ノアゲートIC5の出力信号eは、カウンタIC3の出
力信号bが立ち下がった時点から一定時間Tonが経過
するまでの間、ハイになる。
【0023】電磁弁駆動回路3は、ダイオードD1のカ
ソードに電磁弁5の励磁コイルLを介してコレクタが接
続されるとともに、エミッタがグランドに接続されたN
PN形トランジスタTr1と、ノアゲートIC5とトラ
ンジスタTr1のベースとの間に接続された抵抗R4
と、トランジスタTr1のベース・エミッタ間に接続さ
れた抵抗R5とから構成される。尚、電磁弁5の励磁コ
イルLには逆起電力防止用のダイオードD5が並列接続
されており、トランジスタTr1のコレクタ・エミッタ
間には強制給水スイッチSW2が接続されている。
ソードに電磁弁5の励磁コイルLを介してコレクタが接
続されるとともに、エミッタがグランドに接続されたN
PN形トランジスタTr1と、ノアゲートIC5とトラ
ンジスタTr1のベースとの間に接続された抵抗R4
と、トランジスタTr1のベース・エミッタ間に接続さ
れた抵抗R5とから構成される。尚、電磁弁5の励磁コ
イルLには逆起電力防止用のダイオードD5が並列接続
されており、トランジスタTr1のコレクタ・エミッタ
間には強制給水スイッチSW2が接続されている。
【0024】ここで、ノアゲートIC5の出力信号eの
信号レベルがハイになると、トランジスタTr1がオン
になり、励磁コイルLに電流が流れて電磁弁5が閉状態
から開状態に切り替わる。一方、出力信号eの信号レベ
ルがローになると、トランジスタTr1がオフになり、
励磁コイルLに電流が流れなくなり、電磁弁5が開状態
から閉状態に切り替わる。また、強制給水スイッチSW
2をオンすると、強制給水スイッチSW2を介して励磁
コイルLに電流が流れ、強制給水スイッチSW2をオン
する間だけ電磁弁5が開状態となる。
信号レベルがハイになると、トランジスタTr1がオン
になり、励磁コイルLに電流が流れて電磁弁5が閉状態
から開状態に切り替わる。一方、出力信号eの信号レベ
ルがローになると、トランジスタTr1がオフになり、
励磁コイルLに電流が流れなくなり、電磁弁5が開状態
から閉状態に切り替わる。また、強制給水スイッチSW
2をオンすると、強制給水スイッチSW2を介して励磁
コイルLに電流が流れ、強制給水スイッチSW2をオン
する間だけ電磁弁5が開状態となる。
【0025】また、図4(a)は潅水装置Aの外観図で
あり、下面に脚21,21が設けられた函体20の内部
に上述した電磁弁5、給水タンク6及び制御回路10が
収納されている。尚、給水タンク6の底面は給水対象で
ある鉢30の土面よりも上方に配置されている。
あり、下面に脚21,21が設けられた函体20の内部
に上述した電磁弁5、給水タンク6及び制御回路10が
収納されている。尚、給水タンク6の底面は給水対象で
ある鉢30の土面よりも上方に配置されている。
【0026】函体20の前面には、上述した電源スイッ
チSW1、強制給水スイッチSW2、タイマ調整ボリュ
ームVR1の操作部7、パルス幅調整ボリュームVR2
の操作部8がそれぞれ配置されている。各ボリュームV
R1,VR2の操作部7,8は回動自在となっており、
回動位置に応じてタイマ回路1の限時時間やパルス発生
回路2の発生するパルス信号のパルス幅が所望の値に切
り換えられる。尚、図4(b)に示すように、函体20
前面における操作部7の外周部には限時時間の調整位置
を示すマーク(例えば1日、2日、3日)が設けられ、
操作部8の外周部にはパルス信号の時間幅の調整位置を
示すマーク(例えば10秒、20秒、30秒)が設けら
れている。
チSW1、強制給水スイッチSW2、タイマ調整ボリュ
ームVR1の操作部7、パルス幅調整ボリュームVR2
の操作部8がそれぞれ配置されている。各ボリュームV
R1,VR2の操作部7,8は回動自在となっており、
回動位置に応じてタイマ回路1の限時時間やパルス発生
回路2の発生するパルス信号のパルス幅が所望の値に切
り換えられる。尚、図4(b)に示すように、函体20
前面における操作部7の外周部には限時時間の調整位置
を示すマーク(例えば1日、2日、3日)が設けられ、
操作部8の外周部にはパルス信号の時間幅の調整位置を
示すマーク(例えば10秒、20秒、30秒)が設けら
れている。
【0027】以下に、タイマ調整ボリュームVR1及び
パルス幅調整ボリュームVR2の設定によってタイマ回
路1の限時する一定時間が約1日、パルス発生回路2の
発生するパルス信号の時間幅が約10秒にそれぞれ設定
されている場合について潅水装置の動作を簡単に説明す
る。
パルス幅調整ボリュームVR2の設定によってタイマ回
路1の限時する一定時間が約1日、パルス発生回路2の
発生するパルス信号の時間幅が約10秒にそれぞれ設定
されている場合について潅水装置の動作を簡単に説明す
る。
【0028】電磁弁5は吸気ホース11の途中に配置さ
れているので、電磁弁5が閉状態の時には給水タンク6
内に空気が流れ込まない。ここで、給水タンク6は密閉
されており、給水ホース12の径は充分小さい値に設定
されているので、電磁弁5が閉じている状態では給水タ
ンク6から水が流れ出ることはない。
れているので、電磁弁5が閉状態の時には給水タンク6
内に空気が流れ込まない。ここで、給水タンク6は密閉
されており、給水ホース12の径は充分小さい値に設定
されているので、電磁弁5が閉じている状態では給水タ
ンク6から水が流れ出ることはない。
【0029】電源スイッチSW1をオンにすると、電源
回路4からタイマ回路1及びパルス発生回路2に電源が
供給され、タイマ回路1の発振器1aが所定周波数で発
振し、カウンタIC3が発振器1aの発生したパルス信
号aのカウント動作を開始する。電源を投入してから所
定の一定時間(約1日)が経過する毎に、タイマ回路1
の出力信号bがハイからローに立ち下がり、出力信号b
がハイからローに立ち下がった時点から一定時間Ton
(約10秒)が経過するまでの間、パルス発生回路2の
出力信号eがハイとなる。この時、トランジスタTr1
がオンになり、電磁弁5の励磁コイルLに電流が流れ
て、電磁弁5が閉状態から開状態に切り替わる。電磁弁
5が開状態に切り替わると、吸気ホース11を介して給
水タンク6内に空気が送り込まれるため、高低差によっ
て給水タンク6から給水ホース12を介して水が流れ出
て、給水対象である鉢30に給水される。而して、電源
スイッチSW1をオンしてから約1日が経過する毎に、
電磁弁5は約10秒間だけ閉状態から開状態に切り替わ
り、給水タンク6から給水ホース12を介して水が給水
対象である鉢30に供給される。また、強制給水スイッ
チSW2を押し操作すると、電磁弁5が開状態となり、
給水タンク6から給水ホース12を介して水が流れ出
て、給水対象である鉢30に給水される。このように、
給水タンク6は給水対象である鉢30よりも上方に配置
されているので、電磁弁5を閉状態から開状態に切り換
えると、高低差によって給水タンク6から給水対象に水
を流すことができ、水を汲み上げるためのポンプなどの
装置が不要になるから、潅水装置のコストダウンが図れ
る。
回路4からタイマ回路1及びパルス発生回路2に電源が
供給され、タイマ回路1の発振器1aが所定周波数で発
振し、カウンタIC3が発振器1aの発生したパルス信
号aのカウント動作を開始する。電源を投入してから所
定の一定時間(約1日)が経過する毎に、タイマ回路1
の出力信号bがハイからローに立ち下がり、出力信号b
がハイからローに立ち下がった時点から一定時間Ton
(約10秒)が経過するまでの間、パルス発生回路2の
出力信号eがハイとなる。この時、トランジスタTr1
がオンになり、電磁弁5の励磁コイルLに電流が流れ
て、電磁弁5が閉状態から開状態に切り替わる。電磁弁
5が開状態に切り替わると、吸気ホース11を介して給
水タンク6内に空気が送り込まれるため、高低差によっ
て給水タンク6から給水ホース12を介して水が流れ出
て、給水対象である鉢30に給水される。而して、電源
スイッチSW1をオンしてから約1日が経過する毎に、
電磁弁5は約10秒間だけ閉状態から開状態に切り替わ
り、給水タンク6から給水ホース12を介して水が給水
対象である鉢30に供給される。また、強制給水スイッ
チSW2を押し操作すると、電磁弁5が開状態となり、
給水タンク6から給水ホース12を介して水が流れ出
て、給水対象である鉢30に給水される。このように、
給水タンク6は給水対象である鉢30よりも上方に配置
されているので、電磁弁5を閉状態から開状態に切り換
えると、高低差によって給水タンク6から給水対象に水
を流すことができ、水を汲み上げるためのポンプなどの
装置が不要になるから、潅水装置のコストダウンが図れ
る。
【0030】ここで、タイマ調整ボリュームVR1及び
パルス幅調整ボリュームVR2の操作部7,8を操作す
ることにより、タイマ調整ボリュームVR1及びパルス
幅調整ボリュームVR2の抵抗値がそれぞれ変化して、
タイマ回路1の限時時間やパルス発生回路2の出力する
パルス信号eの時間幅が変化するので、給水対象である
植物の種類や植物が植えられた鉢の大きさに応じて、植
物に水を与える間隔や時間幅を変化させることができ
る。例えばタイマ調整ボリュームVR1の抵抗値を大き
くすると、限時時間が長くなって、水を給水する時間間
隔が長くなり、抵抗値を小さくすると、限時時間が短く
なって、水を給水する時間間隔が短くなる。また、パル
ス幅調整ボリュームVR2の抵抗値を大きくすると、パ
ルス信号eの時間幅が長くなって、1回当たりの給水量
が増加し、抵抗値を小さくすると、パルス信号eの時間
幅が短くなって、1回当たりの給水量が減少する。
パルス幅調整ボリュームVR2の操作部7,8を操作す
ることにより、タイマ調整ボリュームVR1及びパルス
幅調整ボリュームVR2の抵抗値がそれぞれ変化して、
タイマ回路1の限時時間やパルス発生回路2の出力する
パルス信号eの時間幅が変化するので、給水対象である
植物の種類や植物が植えられた鉢の大きさに応じて、植
物に水を与える間隔や時間幅を変化させることができ
る。例えばタイマ調整ボリュームVR1の抵抗値を大き
くすると、限時時間が長くなって、水を給水する時間間
隔が長くなり、抵抗値を小さくすると、限時時間が短く
なって、水を給水する時間間隔が短くなる。また、パル
ス幅調整ボリュームVR2の抵抗値を大きくすると、パ
ルス信号eの時間幅が長くなって、1回当たりの給水量
が増加し、抵抗値を小さくすると、パルス信号eの時間
幅が短くなって、1回当たりの給水量が減少する。
【0031】(実施形態2)本実施形態の潅水装置のブ
ロック図を図5に示す。実施形態1では電磁弁5を吸気
ホース11の途中に配置しているが、本実施形態では電
磁弁5を給水ホース12の途中に配置している。尚、電
磁弁5の配置以外は実施形態1と同様であるので、同一
の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略す
る。
ロック図を図5に示す。実施形態1では電磁弁5を吸気
ホース11の途中に配置しているが、本実施形態では電
磁弁5を給水ホース12の途中に配置している。尚、電
磁弁5の配置以外は実施形態1と同様であるので、同一
の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略す
る。
【0032】本実施形態では、吸気ホース11の一端が
給水タンク6に挿入され、吸気ホース11の他端は外気
に開放されているので、給水タンク6は密閉状態とはな
っていない。ここで、電磁弁5は給水ホース12の途中
に配置されているので、電磁弁5が閉じている時は、給
水ホース12から水は流れず、電磁弁駆動回路5からの
信号によって電磁弁5が閉状態から開状態に切り替わる
と、給水タンク6から給水ホース12を介して水が流れ
出て、給水対象に水が給水される。
給水タンク6に挿入され、吸気ホース11の他端は外気
に開放されているので、給水タンク6は密閉状態とはな
っていない。ここで、電磁弁5は給水ホース12の途中
に配置されているので、電磁弁5が閉じている時は、給
水ホース12から水は流れず、電磁弁駆動回路5からの
信号によって電磁弁5が閉状態から開状態に切り替わる
と、給水タンク6から給水ホース12を介して水が流れ
出て、給水対象に水が給水される。
【0033】(実施形態3)図6に本実施形態の潅水装
置Aの概略の構成図を示す。本実施形態では水貯蔵手段
を例えば既製のペットボトルや瓶よりなる容器13から
構成し、容器13の要所に設けられた口(開口部)13
aを塞ぐ蓋14に吸気ホース11及び給水ホース12の
一端を貫挿している。尚、容器13内に挿入される給水
ホース12の長さは、吸気ホース11の長さよりも短く
なるように設定されている。また、容器13の底面には
上述した制御回路10及び電磁弁5を収納した略円筒状
の潅水装置本体22が、例えば両面テープやマジックテ
ープにより着脱自在に取り付けられており、電磁弁5は
吸気ホース11の途中に配置されている。尚、制御回路
10の構成は実施形態1と同様であるので、実施形態1
と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を
省略する。
置Aの概略の構成図を示す。本実施形態では水貯蔵手段
を例えば既製のペットボトルや瓶よりなる容器13から
構成し、容器13の要所に設けられた口(開口部)13
aを塞ぐ蓋14に吸気ホース11及び給水ホース12の
一端を貫挿している。尚、容器13内に挿入される給水
ホース12の長さは、吸気ホース11の長さよりも短く
なるように設定されている。また、容器13の底面には
上述した制御回路10及び電磁弁5を収納した略円筒状
の潅水装置本体22が、例えば両面テープやマジックテ
ープにより着脱自在に取り付けられており、電磁弁5は
吸気ホース11の途中に配置されている。尚、制御回路
10の構成は実施形態1と同様であるので、実施形態1
と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を
省略する。
【0034】而して、容器13内に水を入れ、吸気ホー
ス11及び給水ホース12が貫挿された蓋14で容器1
3の口13aを塞いだ後、潅水装置本体22を容器13
の底面に取り付け、容器13の口13aを下側にし、容
器13の底部が給水対象よりも上方に配置されるように
して潅水装置Aを設置する。
ス11及び給水ホース12が貫挿された蓋14で容器1
3の口13aを塞いだ後、潅水装置本体22を容器13
の底面に取り付け、容器13の口13aを下側にし、容
器13の底部が給水対象よりも上方に配置されるように
して潅水装置Aを設置する。
【0035】そして、電源スイッチ(図示せず)を投入
すると、実施形態1で説明したように、タイマ回路1が
一定時間の限時動作を繰り返し行い、電源投入時から一
定時間が経過する毎に、パルス発生回路2が所定の時間
幅のパルス信号を発生し、このパルス信号に応じて電磁
弁駆動回路3が電磁弁5を所定時間開状態とする。ここ
で、電磁弁5は吸気ホース11の途中に配置されてお
り、電磁弁5が開状態となると吸気ホース11を介して
容器13内に空気が送り込まれるので、容器13から給
水ホース12を介して水が流れ出て、植物などの給水対
象に給水することができる。一方、電磁弁5が閉じてい
る状態では、吸気ホース11から容器13内に空気が送
り込まれず、容器13は密閉されているので、給水ホー
ス12から水が流れ出ることはない。
すると、実施形態1で説明したように、タイマ回路1が
一定時間の限時動作を繰り返し行い、電源投入時から一
定時間が経過する毎に、パルス発生回路2が所定の時間
幅のパルス信号を発生し、このパルス信号に応じて電磁
弁駆動回路3が電磁弁5を所定時間開状態とする。ここ
で、電磁弁5は吸気ホース11の途中に配置されてお
り、電磁弁5が開状態となると吸気ホース11を介して
容器13内に空気が送り込まれるので、容器13から給
水ホース12を介して水が流れ出て、植物などの給水対
象に給水することができる。一方、電磁弁5が閉じてい
る状態では、吸気ホース11から容器13内に空気が送
り込まれず、容器13は密閉されているので、給水ホー
ス12から水が流れ出ることはない。
【0036】このように、容器13は給水対象よりも上
方に配置されているので、電磁弁5を閉状態から開状態
に切り換えると、高低差によって容器13から給水対象
に水を流すことができ、水を汲み上げるためのポンプな
どの装置が不要になるから、潅水装置のコストダウンが
図れる。
方に配置されているので、電磁弁5を閉状態から開状態
に切り換えると、高低差によって容器13から給水対象
に水を流すことができ、水を汲み上げるためのポンプな
どの装置が不要になるから、潅水装置のコストダウンが
図れる。
【0037】尚、潅水装置Aは容器13の口13aを下
側にして設置する必要があるので、容器13の口13a
を下側にして潅水装置A全体を保持するスタンドを設け
ても良いし、図7(a)に示すように吊り具23aが設
けられたケース23に潅水装置Aを納め、潅水装置A全
体を吊り下げるようにしても良い。また、図7(b)に
示すように紐でできた袋状の収納具24内に潅水装置A
を納め、潅水装置A全体を吊り下げるようにしても良
い。
側にして設置する必要があるので、容器13の口13a
を下側にして潅水装置A全体を保持するスタンドを設け
ても良いし、図7(a)に示すように吊り具23aが設
けられたケース23に潅水装置Aを納め、潅水装置A全
体を吊り下げるようにしても良い。また、図7(b)に
示すように紐でできた袋状の収納具24内に潅水装置A
を納め、潅水装置A全体を吊り下げるようにしても良
い。
【0038】尚、上述の各実施形態ではタイマ回路1及
びパルス発生回路2をロジックICとカウンタとで構成
しているが1チップのマイコンで構成しても良い。ま
た、上述の各実施形態では電磁弁5を用いているが、弁
を電磁弁5に限定する趣旨のものではなく、例えば吸気
ホース11又は給水ホース12を挟んで空気又は水の流
れを遮断する遮断機構部と、パルス発生回路2のパルス
信号に応じて遮断機構部を駆動するモータなどの駆動部
から弁を構成しても良い。
びパルス発生回路2をロジックICとカウンタとで構成
しているが1チップのマイコンで構成しても良い。ま
た、上述の各実施形態では電磁弁5を用いているが、弁
を電磁弁5に限定する趣旨のものではなく、例えば吸気
ホース11又は給水ホース12を挟んで空気又は水の流
れを遮断する遮断機構部と、パルス発生回路2のパルス
信号に応じて遮断機構部を駆動するモータなどの駆動部
から弁を構成しても良い。
【0039】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、水を
貯蔵する水貯蔵手段と、水貯蔵手段の内部に空気を送り
込むための吸気路と、一端が水貯蔵手段の底面から水貯
蔵手段の内部に挿入され、水貯蔵手段から該水貯蔵手段
の底面よりも下方に配置された給水対象に水を給水する
ための給水路と、一定時間を限時する限時動作を繰り返
し実行する限時手段と、限時手段が一定時間の限時を終
了する毎に所定の時間幅のパルス信号を発生するパルス
発生手段と、パルス発生手段のパルス信号に応じて給水
対象への給水をオン/オフさせる弁とを備えて成ること
を特徴とし、限時手段が一定時間の限時を終了する毎
に、パルス発生手段が所定時間幅のパルス信号を発生
し、このパルス信号に応じて弁が給水対象への給水をオ
ン/オフしており、水貯蔵手段は給水対象に対して上方
に配置され、給水路の一端は水貯蔵手段の底面から水貯
蔵手段の内部に貫挿されているので、高低差によって水
を給水対象に供給することができ、水を汲み上げるため
のポンプが不要になるから、潅水装置のコストダウンを
図ることができるという効果がある。
貯蔵する水貯蔵手段と、水貯蔵手段の内部に空気を送り
込むための吸気路と、一端が水貯蔵手段の底面から水貯
蔵手段の内部に挿入され、水貯蔵手段から該水貯蔵手段
の底面よりも下方に配置された給水対象に水を給水する
ための給水路と、一定時間を限時する限時動作を繰り返
し実行する限時手段と、限時手段が一定時間の限時を終
了する毎に所定の時間幅のパルス信号を発生するパルス
発生手段と、パルス発生手段のパルス信号に応じて給水
対象への給水をオン/オフさせる弁とを備えて成ること
を特徴とし、限時手段が一定時間の限時を終了する毎
に、パルス発生手段が所定時間幅のパルス信号を発生
し、このパルス信号に応じて弁が給水対象への給水をオ
ン/オフしており、水貯蔵手段は給水対象に対して上方
に配置され、給水路の一端は水貯蔵手段の底面から水貯
蔵手段の内部に貫挿されているので、高低差によって水
を給水対象に供給することができ、水を汲み上げるため
のポンプが不要になるから、潅水装置のコストダウンを
図ることができるという効果がある。
【0040】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記水貯蔵手段は密閉されており、上記弁は吸気路
の途中に配置されたことを特徴とし、請求項1の発明の
望ましい実施態様である。
て、上記水貯蔵手段は密閉されており、上記弁は吸気路
の途中に配置されたことを特徴とし、請求項1の発明の
望ましい実施態様である。
【0041】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記弁は給水路の途中に配置されたことを特徴と
し、請求項1の発明の望ましい実施態様である。
て、上記弁は給水路の途中に配置されたことを特徴と
し、請求項1の発明の望ましい実施態様である。
【0042】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、上記弁は電気信号に応じて開閉動作する電磁
弁から成ることを特徴とし、請求項1の発明の望ましい
実施態様である。
において、上記弁は電気信号に応じて開閉動作する電磁
弁から成ることを特徴とし、請求項1の発明の望ましい
実施態様である。
【0043】請求項5の発明は、請求項1乃至3の発明
において、限時手段の限時する時間を変化させる限時時
間可変手段を設けたことを特徴とし、限時時間可変手段
が限時手段の限時する時間を可変することにより、パル
ス信号の発生する時間間隔を可変させることができ、給
水対象に応じて給水する時間間隔を変化させることがで
きるという効果がある。
において、限時手段の限時する時間を変化させる限時時
間可変手段を設けたことを特徴とし、限時時間可変手段
が限時手段の限時する時間を可変することにより、パル
ス信号の発生する時間間隔を可変させることができ、給
水対象に応じて給水する時間間隔を変化させることがで
きるという効果がある。
【0044】請求項6の発明では、請求項1乃至3の発
明において、パルス信号の時間幅を可変させるパルス時
間幅可変手段を設けたことを特徴とし、パルス時間可変
手段がパルス信号の時間幅を変化させることにより、給
水対象に応じて1回当たりの給水量を変化させることが
できるという効果がある。
明において、パルス信号の時間幅を可変させるパルス時
間幅可変手段を設けたことを特徴とし、パルス時間可変
手段がパルス信号の時間幅を変化させることにより、給
水対象に応じて1回当たりの給水量を変化させることが
できるという効果がある。
【0045】請求項7の発明では、請求項1乃至3の発
明において、操作時に上記弁を強制的に開動作させる強
制動作スイッチを設けたことを特徴とし、強制動作スイ
ッチを操作することにより任意の時間に給水できるとい
う効果がある。
明において、操作時に上記弁を強制的に開動作させる強
制動作スイッチを設けたことを特徴とし、強制動作スイ
ッチを操作することにより任意の時間に給水できるとい
う効果がある。
【0046】請求項8の発明では、請求項1乃至7の発
明において、上記水貯蔵手段は要所に開口部が設けられ
た容器からなり、該容器は開口部を下側にして配置さ
れ、開口部を塞ぐ蓋に給水路及び吸気路の一端が貫挿さ
れたことを特徴とし、水貯蔵手段は蓋付きの容器から構
成されているので、水貯蔵手段に市販のペットボトルや
瓶などを利用することができ、しかも容器自体はそのま
ま利用し、蓋のみに給水路及び吸気路を貫挿させるよう
に加工しているので、さらに安価な潅水装置を提供する
ことができ、且つ、蓋が同じで容量の異なる容器を用い
ることによって、用途に応じて必要な容量の容器を選択
できるという効果がある。
明において、上記水貯蔵手段は要所に開口部が設けられ
た容器からなり、該容器は開口部を下側にして配置さ
れ、開口部を塞ぐ蓋に給水路及び吸気路の一端が貫挿さ
れたことを特徴とし、水貯蔵手段は蓋付きの容器から構
成されているので、水貯蔵手段に市販のペットボトルや
瓶などを利用することができ、しかも容器自体はそのま
ま利用し、蓋のみに給水路及び吸気路を貫挿させるよう
に加工しているので、さらに安価な潅水装置を提供する
ことができ、且つ、蓋が同じで容量の異なる容器を用い
ることによって、用途に応じて必要な容量の容器を選択
できるという効果がある。
【図1】実施形態1の潅水装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】同上の潅水装置に用いる制御回路の回路図であ
る。
る。
【図3】同上の潅水装置に用いる制御回路の動作を説明
するタイムチャートである。
するタイムチャートである。
【図4】同上の潅水装置を示し、(a)は外観図、
(b)(c)は要部拡大図である。
(b)(c)は要部拡大図である。
【図5】実施形態2の潅水装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】実施形態3の潅水装置を示す概略の構成図であ
る。
る。
【図7】(a)(b)は同上の潅水装置の使用状態の説
明図である。
明図である。
1 タイマ回路 2 パルス発生回路 3 電磁弁駆動回路 5 電磁弁 6 給水タンク 11 吸気ホース 12 給水ホース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月7日(1999.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】而して、ノアゲートIC4の出力信号d
は、カウンタIC3のパルス信号bを反転させた信号を
一定時間Tonだけ遅延させた信号となり、この遅延時
間Tonはパルス幅調整ボリュームVR2とコンデンサ
C3とで決定される時定数により決定される。ノアゲー
トIC5にはカウンタIC3のパルス信号bとノアゲー
トIC4の出力信号dが入力されており、パルス信号b
と出力信号dの信号レベルが共にローとなる期間だけノ
アゲートIC5の出力信号eがハイになる。すなわち、
ノアゲートIC5の出力信号eは、カウンタIC3の出
力信号bが立ち下がった時点から一定時間Tonが経過
するまでの間、ハイになる。
は、カウンタIC3のパルス信号bを反転させた信号を
一定時間Tonだけ遅延させた信号となり、この遅延時
間Tonはパルス幅調整ボリュームVR2とコンデンサ
C3とで決定される時定数により決定される。ノアゲー
トIC5にはカウンタIC3のパルス信号bとノアゲー
トIC4の出力信号dが入力されており、パルス信号b
と出力信号dの信号レベルが共にローとなる期間だけノ
アゲートIC5の出力信号eがハイになる。すなわち、
ノアゲートIC5の出力信号eは、カウンタIC3の出
力信号bが立ち下がった時点から一定時間Tonが経過
するまでの間、ハイになる。
Claims (8)
- 【請求項1】水を貯蔵する水貯蔵手段と、水貯蔵手段の
内部に空気を送り込むための吸気路と、一端が水貯蔵手
段の底面から水貯蔵手段の内部に挿入され、水貯蔵手段
から該水貯蔵手段の底面よりも下方に配置された給水対
象に水を給水するための給水路と、一定時間を限時する
限時動作を繰り返し実行する限時手段と、限時手段が一
定時間の限時を終了する毎に所定の時間幅のパルス信号
を発生するパルス発生手段と、パルス発生手段のパルス
信号に応じて給水対象への給水をオン/オフさせる弁と
を備えて成ることを特徴とする潅水装置。 - 【請求項2】上記水貯蔵手段は密閉されており、上記弁
は吸気路の途中に配置されたことを特徴とする請求項1
記載の潅水装置。 - 【請求項3】上記弁は給水路の途中に配置されたことを
特徴とする請求項1記載の潅水装置。 - 【請求項4】上記弁は電気信号に応じて開閉動作する電
磁弁から成ることを特徴とする請求項1乃至3記載の潅
水装置。 - 【請求項5】限時手段の限時する時間を変化させる限時
時間可変手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3
記載の潅水装置。 - 【請求項6】パルス信号の時間幅を可変させるパルス幅
可変手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3記載
の潅水装置。 - 【請求項7】操作時に上記弁を強制的に動作させて給水
する強制給水スイッチを設けたことを特徴とする請求項
1乃至3記載の潅水装置。 - 【請求項8】上記水貯蔵手段は要所に開口部が設けられ
た容器からなり、該容器は開口部を下側にして配置さ
れ、開口部を塞ぐ蓋に給水路及び吸気路の一端が貫挿さ
れたことを特徴とする請求項1乃至7記載の潅水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11570899A JP2000300092A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 潅水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11570899A JP2000300092A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 潅水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000300092A true JP2000300092A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14669245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11570899A Pending JP2000300092A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 潅水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000300092A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005348695A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 自動給水装置 |
JP2010226964A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Osamu Komatsu | 自動水撒き機 |
KR101226010B1 (ko) * | 2010-06-04 | 2013-01-24 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 펌프 보호장치 및 방법 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11570899A patent/JP2000300092A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005348695A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 自動給水装置 |
JP2010226964A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Osamu Komatsu | 自動水撒き機 |
KR101226010B1 (ko) * | 2010-06-04 | 2013-01-24 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 펌프 보호장치 및 방법 |
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