JP2000296492A - ロボットのモータブレーキ装置 - Google Patents

ロボットのモータブレーキ装置

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JP2000296492A
JP2000296492A JP11107912A JP10791299A JP2000296492A JP 2000296492 A JP2000296492 A JP 2000296492A JP 11107912 A JP11107912 A JP 11107912A JP 10791299 A JP10791299 A JP 10791299A JP 2000296492 A JP2000296492 A JP 2000296492A
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JP
Japan
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power supply
motor brake
capacitor
motor
resistor
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JP11107912A
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Shigeru Shimogama
茂 下釜
Taido Muto
泰道 武藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P3/00Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
    • H02P3/02Details of stopping control
    • H02P3/04Means for stopping or slowing by a separate brake, e.g. friction brake or eddy-current brake
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/106Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with dynamo-electric brakes

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ軸をロックする電磁ブレーキの解放電
源部とモータ駆動表示灯電源部とが異電圧のため、独立
した回路となっており、それぞれに絶縁トランス(主に
降圧用)と全波整流用のダイオードブリッジと回路を同
期してON/OFFするための接点とをそれぞれ別々に
要し、軽量化、低価格化ができなかった。 【解決手段】 モータをロックする電磁ブレーキ解除回
路と解除状態を示す表示灯回路を1つのつながった回路
とし、かつ両回路のON/OFFを1ケのスイッチ接点
で行うことで、省スペース、経済性、安全性を確保する
モータブレーキ解除装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの駆動を制
限するモータブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータの駆動を制限するモータブ
レーキ装置は、図6に示すようにモータ軸をロックする
電磁ブレーキのブレーキ解放用電源として、絶縁トラン
スを介して全波整流した電源を用いていた。
【0003】同様に、モータ駆動用表示装置の電源も絶
縁トランスを介した電圧を全波整流し、コンデンサにて
定電圧電源を作り表示灯部に供給していた。
【0004】また、それらの2つの回路を同期してON
/OFFするための接点も供給される電圧が異なるため
各々別々に必要であった。
【0005】この従来例を図6に示す。
【0006】単層の商用電源1を絶縁トランス2の入力
側に接続し、該トランス2の相異なる異電圧交流をモー
タブレーキ電源供給部3と表示灯用電源供給部6へそれ
ぞれ供給している。
【0007】モータブレーキ電源供給部3では必要に応
じてモータブレーキ解放用スイッチ接点3−aを閉じて
単相交流をブリッジダイオード3−bで全波整流し、モ
ータ軸をロックする電磁ブレーキのコイル41〜4n
(nは存在する個数)へ電圧供給することでモータ軸の
ロックを解除する。
【0008】このモータブレーキが解除されたことをオ
ペレータに示すために表示灯部5が設けられていた。
【0009】表示灯用電源供給部6ではモータブレーキ
解放用スイッチ接点3−aと同期してON/OFFする
スイッチ接点6−aを設けており、このスイッチ接点6
−aが閉じた時、単相交流をブリッジダイオード6−b
により全波整流し、かつコンデンサ6−cにより平滑し
定電圧を作りこの電源を表示灯部5へ供給することで表
示灯部5を点灯させる。
【0010】この点灯によりオペレータはモータブレー
キが解除されモータが駆動状態であることを認識できる
ようにしていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例で
は、モータブレーキ電源供給部3と表示灯用電源供給部
6が異電圧を供給されるため、それぞれが独立した回路
となっており、それぞれに絶縁トランス(主に降圧用)
と全波整流用のブリッジダイオードと回路を同期してO
N/OFFするためのスイッチ接点とをそれぞれ別々に
要し、軽量化、コンパクト化ができなかった。
【0012】加えて、前記回路を同期してON/OFF
するスイッチ接点の接点不良発生時に片方の接点が動作
できない場合はモータの駆動状態と該状態を示す表示灯
部の整合性がとれずオペレータにとって危険な状態が発
生する可能性があった。
【0013】本発明では、前記問題点に鑑み、軽量化、
コンパクト化および整合性のとれたモータブレーキ装置
を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の本発明は、商用電源を入力側に接続
し、出力側に電磁ブレーキのコイルを接続し、該入力側
の一端と出力側の一端の間に整流素子を配置するととも
に該入力側の他端と出力側の他端の間に開閉素子を配置
したモータブレーキ電源供給部を有するロボットのモー
タブレーキ装置である。
【0015】請求項2記載の本発明は、商用電源を入力
側に接続し、出力側に電磁ブレーキのコイルを接続し、
該入力側の一端と出力側の一端の間に第1の整流素子を
配置するとともに該入力側の他端と出力側の他端の間に
開閉素子を配置したモータブレーキ電源供給部を有し、
該モータブレーキ電源供給部の出力側の一端に第1の抵
抗の一端を接続し、該第1の抵抗の多端に第2の整流素
子の一端を接続し、該第2の整流素子の多端に第2の抵
抗を接続し、該第2の抵抗の多端に前記モータブレーキ
電源供給部の出力側の多端を接続し、該第2の抵抗と並
列にコンデンサを接続し、該コンデンサの両端を表示灯
部の入力に接続したロボットのモータブレーキ装置であ
る。
【0016】請求項3記載の本発明は、第2の抵抗の多
端とモータブレーキ電源供給部の出力側の多端の間に第
3の整流素子を設けた2記載のロボットのモータブレー
キ装置である。
【0017】請求項4記載の本発明は、コンデンサと並
列に定電圧素子を接続し、該定電圧素子の電圧出力値を
コンデンサの耐電圧以下でかつ表示灯部の駆動電圧以上
に設定した請求項2または3記載のロボットのモータブ
レーキ装置である。
【0018】請求項5記載の本発明は、コンデンサの電
荷を12×10EXP(−3)クーロン以下とした請求
項2から4の何れかに記載のロボットのモータブレーキ
装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】上記構成により、請求項1記載の
本発明では、商用電源を整流素子により整流した電源を
電磁ブレーキの電源とし、その電源はモータブレーキ解
放用スイッチ接点を介してON/OFFされるので従来
例と比して省スペースでありかつ経済的である。
【0020】請求項2記載の本発明では、モータブレー
キ電源供給部の出力側の一端に第1の抵抗の一端を接続
し、該第1の抵抗の多端に第2の整流素子の一端を接続
し、該第2の整流素子の多端に第2の抵抗を接続し、該
第2の抵抗の多端に前記モータブレーキ電源供給部の出
力側の多端を接続し、該第2の抵抗と並列にコンデンサ
を接続し、該コンデンサの両端を表示灯部の入力に接続
したことにより、表示灯部に分圧電圧を提供できるので
モータブレーキ電源供給部から電源を共用できるので単
一電源ですみ、従来のような絶縁トランスやブリッジダ
イオードを削減でき、省スペースでありかつ経済的であ
る。
【0021】また、モータブレーキ電源供給部のスイッ
チ接点で電磁ブレーキと表示灯部を同期してON/OF
Fできるので従来のモータブレーキ電源供給部回路ある
いは表示灯用電源供給部のいずれかのスイッチ接点の接
点不良発生時の不整合を無くすことができ、モータブレ
ーキ解放状態とその状態を表示する状態とが常時一致す
るのでオペレータの安全性を向上することができる。
【0022】請求項3記載の本発明では、第2の抵抗の
多端とモータブレーキ電源供給部の出力側の多端の間に
第3の整流素子を設けたので、電磁ブレーキのコイル逆
起電力作用によるスパイクノイズから表示灯用電源供給
部や表示灯部を保護する事ができる。
【0023】この挿入した整流素子は電磁ブレーキコイ
ルのラインに対してフライホィールダイオード(ダンパ
ダイオード)等の機能はしないので電磁ブレーキのブレ
ーキが動作する所要時間には何ら関与しなく、安全動作
を保てる。
【0024】請求項4記載の本発明では、コンデンサと
並列に定電圧素子を接続し、該定電圧素子の電圧出力値
をコンデンサの耐電圧以下でかつ表示灯部の駆動電圧以
上に設定したことにより、メンテナンス等で表示灯部を
交換する際に接続コネクタを解放したまま通電したり、
また、通電中に接続コネクタにつながるハーネスが断線
した場合でも定電圧素子の出力電圧値となりコンデンサ
の耐電圧値以下の電圧値に押さえることができるので、
コンデンサの破壊を防ぎ、表示灯用電源供給部の機能を
維持し続けられる。
【0025】請求項5記載の本発明では、コンデンサの
電荷をQ=C・V < 12×10EXP(−3)クー
ロン以下となるように該コンデンサの静電容量 C を
470μF(マイクロファラッド)以下としたので、
モータをロックしている電磁ブレーキのON/OFF動
作と表示灯部の点灯/消灯動作とが同一、あるいは一致
しているとオペレータが認知あるいは許容できる遅延時
間差である0.5秒以下にできる。
【0026】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態を図1、図2、図3、図4、図5を用いて説明する。
図1に本発明の一実施の形態における単相半波整流回
路を電源とするロボットのモータブレーキ装置を示す。
【0027】モータブレーキ電源供給部7では必要に応
じて開閉素子であるモータブレーキ解放用スイッチ接点
7−aを閉じて、整流素子であるダイオード7−bによ
り半波整流した電源をモータ軸をロックする電磁ブレー
キのコイル41〜4n(nは存在する個数)へ供給する
ことでモータ軸のロックを解除する。
【0028】次に、図2に本発明の一実施の形態におけ
る表示灯部を備えたロボットのモータブレーキ装置の図
を示す。
【0029】必要に応じてモータブレーキ解放用スイッ
チ接点7−aを閉じて、ダイオード7−bにより半波整
流した電源ラインへ図2のように並列にモータ駆動表示
装置回路を形成するものである。
【0030】ダイオード7−bのカソード側を正極とし
電磁ブレーキコイル41〜4nと並列に第1の抵抗8と
第2の整流素子であるダイオード9と第2の抵抗10と
を挿入する。
【0031】抵抗8と抵抗10と表示灯部5の内部抵抗
5−aとにより表示灯部5に必要な定電圧となるように
半波整流電源を分圧し、その分圧電圧をコンデンサ11
により定電圧とし表示灯部5に供給する。
【0032】ダイオード9により半波整流された電源ラ
インへの定電圧化回路の影響を阻止している。
【0033】この事により、モータブレーキ解放用スイ
ッチ接点7−aが閉じた時に同期して表示灯部5が点灯
することができる。
【0034】すなわち、モータブレーキ解放用スイッチ
接点7−aのみの開閉でモータブレーキの電磁ブレーキ
コイル41〜4nと表示灯部5の電源供給動作を制御で
きてかつ、ブレーキコイル41〜4nのON/OFF状
態と表示灯部5のON/OFF状態は常時、一致させる
事ができる。
【0035】次に、図3に電磁ブレーキ電源遮断時の電
磁ブレーキのコイルによる(逆起電力)スパイクノイズ
から表示灯部を保護する実施の形態例について説明す
る。
【0036】モータブレーキ解放用スイッチ接点7−a
が閉じた状態から開いた状態になった時、電磁ブレーキ
のコイル41〜4nによる逆起電力が半波整流した電源
ラインのグランド側に発生する。
【0037】この負電圧値は半波電圧の波高値の2倍以
上の負電圧である。
【0038】この負電圧が繰り返し印加されると定電圧
用のコンデンサ11や表示灯部5のLED表示部5−b
が破壊される。
【0039】一般に、その負電圧を吸収するためにダイ
オードのカソード側をモータブレーキ電源供給部の正極
側へかつ、ダイオードのアノード側をグランド側へ言い
換えれば、ダイオードを電磁ブレーキコイル41〜4n
と並列に接続して、フライホィールダイオード(ダンパ
ダイオード)を機能させて負電圧(サージ電圧)を吸収
することが考えられるが、この場合、電磁ブレーキコイ
ル41〜4nが励磁状態OFFとなるまでに数百ミリ秒
の時間を要するために緊急にモータを停止させたい時に
は大問題となり、またモータに組み込まれた機構部が重
力方向に移動する機構のものである場合、機構部が該数
百ミリ秒間、自由落下してしまうという問題がある。
【0040】そこで、本発明の他の実施の形態例では図
3に示す通り、第3の整流素子であるダイオード13
を、ダイオード13のアノード側を表示灯部5に電源供
給しているラインのグランド側に又、ダイオード13の
カソード側が半波整流した電源ラインのグランド側に接
続することにより、電源遮断時に電磁ブレーキコイル4
1〜4nの逆起電力作用により半波整流した電源ライン
のグランド側に発生する負電圧(サージ電圧)から定電
圧用のコンデンサ11や表示灯部5のLED表示部5−
bを保護することができる。
【0041】次に、図4を用いて本発明の他の実施の形
態例における定電圧部に定電圧用コンデンサの耐電圧値
以下でかつ表示部に必要な電圧値以上の範囲の電圧値を
ツェナ電圧値とするツェナダイオードを定電圧電源ライ
ンのコンデンサの正極側にツェナダイオードのカソード
側をかつ該コンデンサの負極側にツェナダイオードのア
ノード側をそれぞれ接続したロボットのモータブレーキ
装置について説明する。
【0042】コンデンサ11の耐電圧値は省スペースと
経済性の観点から表示灯部5に必要な電圧値より若干、
高めの値に設定される。
【0043】表示灯部5は市販のユニットであり、接続
コネクタ14で表示灯用電源供給部15と接続される。
【0044】ここで、メンテナンス等で表示灯部5を交
換する際に接続コネクタ14の接続を解放したまま通電
したり、何らかの要因で通電中に接続コネクタ14につ
ながるハーネスが断線した場合は抵抗5−aが切り離さ
れた状態となってしまい、半波整流電源電圧を抵抗8と
抵抗10のみで分圧することになり、抵抗10の分圧電
圧値が表示灯部5が正常に接続されている時よりもはる
かに高い電圧値となってしまう。
【0045】結果、コンデンサ11の耐電圧値を越える
のでコンデンサが破壊されてしまう。 ツェナ電圧値と
してコンデンサ11の耐電圧値以下でかつ表示灯部5の
必要電圧値以上の電圧値を有する定電圧素子であるツェ
ナダイオード16を図4に示すようにコンデンサ11と
並列に接続することでコンデンサ11の耐電圧値以下の
ツェナ電圧値に押さえることができコンデンサの破壊を
防ぎ、表示灯用電源供給部15はその機能を安定して維
持することができる。
【0046】次に、本発明の他の実施の形態例について
図4、図5を用いて説明する。
【0047】モータブレーキ解放スイッチ接点7−aが
閉じた状態から、開いた時、表示灯用電源供給部15に
おいてコンデンサ11に蓄積されている電荷 Q=C・
V(Q:電荷(クーロン)、C:静電容量(ファラッ
ド)、V:両端の電圧(ボルト)) が抵抗10と抵抗
5−aにより放電される。
【0048】この放電のために、モータをロックしてい
る電磁ブレーキのON/OFF動作と表示灯部5の点灯
/消灯動作との間には時間差が生じる。電荷 Q=C・
Vについて、表示灯部5の必要入力電圧値により「V」
は一定で変更できない。
【0049】従って、コンデンサ11の静電容量によっ
て遅延時間が決まってしまう。
【0050】図5は「V」が24ボルト一定でのコンデ
ンサ11の静電容量変化による遅延時間を示すものであ
る。
【0051】モータをロックしている電磁ブレーキのO
N/OFF動作と表示灯部5の点灯/消灯動作とが同
一、あるいは一致しているとオペレータが認知あるいは
許容できる遅延時間差は0.5秒以内である。
【0052】又、コンデンサはリップルが少ない方が望
ましいのでコンデンサ11の静電容量は大きい方がよ
い。
【0053】そこで、本発明ではコンデンサ11の静電
容量 C を 470μF(マイクロファラッド)とし
た。
【0054】即ち、定電圧部に使用する定電圧用コンデ
ンサの電荷を12×10EXP(−3)(クーロン)以
下とすればよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、上記構
成により、請求項1記載の本発明では、商用電源を整流
素子により整流した電源を電磁ブレーキの電源として、
その電源はモータブレーキ解放用スイッチ接点を介して
ON/OFFされるので従来例と比して省スペースであ
りかつ経済的である。請求項2記載の本発明では、モー
タブレーキ電源供給部の出力側の一端に第1の抵抗の一
端を接続し、該第1の抵抗の多端に第2の整流素子の一
端を接続し、該第2の整流素子の多端に第2の抵抗を接
続し、該第2の抵抗の多端に前記モータブレーキ電源供
給部の出力側の多端を接続し、該第2の抵抗と並列にコ
ンデンサを接続し、該コンデンサの両端を表示灯部の入
力に接続したことにより、表示灯部に分圧電圧を提供で
きるのでモータブレーキ電源供給部から電源を共用でき
るので単一電源ですみ、従来のような絶縁トランスやブ
リッジダイオードを削減でき、省スペースでありかつ経
済的である。
【0056】また、モータブレーキ電源供給部のスイッ
チ接点で電磁ブレーキと表示灯部を同期してON/OF
Fできるので従来のモータブレーキ電源供給部回路ある
いは表示灯用電源供給部のいずれかのスイッチ接点の接
点不良発生時の不整合を無くすことができ、モータブレ
ーキ解放状態とその状態を表示する状態とが常時一致す
るのでオペレータの安全性を向上することができる。
【0057】請求項3記載の本発明では、第2の抵抗の
多端とモータブレーキ電源供給部の出力側の多端の間に
第3の整流素子を設けたので、電磁ブレーキ電源遮断時
の電磁ブレーキのコイル逆起電力作用によるスパイクノ
イズから表示灯用電源供給部や表示灯部を保護する事が
できる。
【0058】この挿入した整流素子は電磁ブレーキコイ
ルのラインに対してフライホィールダイオード(ダンパ
ダイオード)等の機能はしないので電磁ブレーキのブレ
ーキが動作する所要時間には何ら関与しなく、安全動作
を保てる。
【0059】請求項4記載の本発明では、コンデンサと
並列に定電圧素子を接続し、該定電圧素子の電圧出力値
をコンデンサの耐電圧以下でかつ表示灯部の駆動電圧以
上に設定したことにより、メンテナンス等で表示灯部を
交換する際に接続コネクタを解放したまま通電したり、
また、通電中に接続コネクタにつながるハーネスが断線
した場合でも定電圧素子の出力電圧値となりコンデンサ
の耐電圧値以下の電圧値に押さえることができるので、
コンデンサの破壊を防ぎ、表示灯用電源供給部の機能を
維持し続けられる。
【0060】請求項5記載の本発明では、コンデンサの
電荷をQ=C・V < 12×10EXP(−3)クー
ロン以下となるように該コンデンサの静電容量 C を
470μF(マイクロファラッド)以下としたので、
モータをロックしている電磁ブレーキのON/OFF動
作と表示灯部の点灯/消灯動作とが同一、あるいは一致
しているとオペレータが認知あるいは許容できる遅延時
間差である0.5秒以下にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例を示す回路図
【図2】本発明の他の実施の形態例を示す回路図
【図3】本発明の他の実施の形態例を示す回路図
【図4】本発明の他の実施の形態例を示す回路図
【図5】電磁ブレーキ解除装置とモータモータ駆動表示
装置との遅延時間を表す図
【図6】従来のモータブレーキ装置の回路図
【符号の説明】
1 商用電源 41〜4n 電磁ブレーキのコイル 5 表示灯部 7 モータブレーキ電源供給部 7−a モータブレーキ解放用スイッチ接点 7−b ダイオード 8 抵抗 9 ダイオード 10 抵抗 11 コンデンサ 12 ダイオード 13 ダイオード 15 表示灯用電源供給部 16 ツェナダイオード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を入力側に接続し、出力側に電
    磁ブレーキのコイルを接続し、該入力側の一端と出力側
    の一端の間に整流素子を配置するとともに該入力側の他
    端と出力側の他端の間に開閉素子を配置したモータブレ
    ーキ電源供給部を有するロボットのモータブレーキ装
    置。
  2. 【請求項2】 商用電源を入力側に接続し、出力側に電
    磁ブレーキのコイルを接続し、該入力側の一端と出力側
    の一端の間に第1の整流素子を配置するとともに該入力
    側の他端と出力側の他端の間に開閉素子を配置したモー
    タブレーキ電源供給部を有し、該モータブレーキ電源供
    給部の出力側の一端に第1の抵抗の一端を接続し、該第
    1の抵抗の多端に第2の整流素子の一端を接続し、該第
    2の整流素子の多端に第2の抵抗の一端を接続し、該第
    2の抵抗の多端にモータブレーキ電源供給部の出力側の
    多端を接続し、該第2の抵抗と並列にコンデンサを接続
    し、該コンデンサの両端を表示灯部の入力に接続したロ
    ボットのモータブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 第2の抵抗の多端とモータブレーキ電源
    供給部の出力側の多端の間に第3の整流素子を設けた2
    記載のロボットのモータブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 コンデンサと並列に定電圧素子を接続
    し、該定電圧素子の電圧出力値をコンデンサの耐電圧以
    下でかつ表示灯部の駆動電圧以上に設定した請求項2ま
    たは3記載のロボットのモータブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 コンデンサの電荷を12×10EXP
    (−3)クーロン以下とした請求項2から4の何れかに
    記載のロボットのモータブレーキ装置。
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