JP2000293490A - パスワード自動入力代行システム - Google Patents

パスワード自動入力代行システム

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JP2000293490A
JP2000293490A JP9741299A JP9741299A JP2000293490A JP 2000293490 A JP2000293490 A JP 2000293490A JP 9741299 A JP9741299 A JP 9741299A JP 9741299 A JP9741299 A JP 9741299A JP 2000293490 A JP2000293490 A JP 2000293490A
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JP9741299A
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English (en)
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Akinori Omokawa
晃徳 面川
Osamu Tanaka
修 田中
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NEC Informatec Systems Ltd
Original Assignee
NEC Informatec Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きなコスト増を招くことなく、利用者の負
担を低減するとともに、安全性を向上させるパスワード
自動入力代行システムを提供する。 【解決手段】 入出力監視装置11は、アプリケーショ
ンから利用者認証要求が発生すると、利用者識別装置1
2を起動し、利用者の身体的特徴を表す抽出情報を抽出
させ、利用者照合装置13へ出力する。利用者照合装置
は、入力された抽出情報を検索キーとして利用者データ
ベースを検索し、対応する利用者ID及びパスワード
を、入出力監視装置へ出力する。入出力監視装置は、利
用者照合装置からの利用者ID及びパスワードをアプリ
ケーションへ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パスワード自動入
力代行システムに関し、特に複数のアプリケーションを
実行可能なコンピュータシステムに組み込まれるパスワ
ード自動入力代行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータシステムによっ
て実行されるアプリケーションの中には、その利用者
を、正当な権限を有する者に制限するため、利用者ID
及びパスワードの入力を要求して、利用者認証を行うも
のがある。この種のアプリケーションが、図3に示すよ
うなコンピュータシステムによって実行されているもの
として、利用者認定動作について説明する。
【0003】図3のコンピュータシステムは、アプリケ
ーションを実行するデータ処理装置31と、データ処理
装置31に接続された入出力装置32と、同じくデータ
処理装置に接続されたデータ照合装置33とを有してい
る。
【0004】データ処理装置31により実行されている
アプリケーションは、起動時または必要に応じて起動中
に、利用者に対して利用者ID及びパスワードの入力を
要求する(利用者認証要求)。この利用者ID及びパス
ワードの入力要求は、入出力装置32のCRT等の表示
部に表示される。利用者ID及びパスワードの入力を求
められた利用者は、入出力装置32のキーボード等の入
力部から、利用者ID及びパスワードを入力する。アプ
リケーションは、入力された利用者ID及びパスワード
をデータ照合装置33へ出力する(利用者認証)。デー
タ照合装置33は、データ処理装置31から入力された
利用者IDを用いて、予め記憶部に登録しておいた利用
者データベースの検索を行う。そして、検索した利用者
IDに対応させて利用者データベースに登録されている
パスワードと入力されたパスワードとを比較する。利用
者データベースに登録されているパスワードと入力され
たパスワードとが一致した場合、アプリケーションは、
利用者認証に成功したと判断して、その後の処理を実行
する。一方、これらのパスワードが一致しなかった場合
には、利用者認証に失敗したと判断して、その後の処理
を実行することなく、処理を終了する。
【0005】以上のようにして、この種のアプリケーシ
ョンは、利用者に利用者ID及びパスワードの入力を要
求して利用者認証を行い、その結果に基づいて、正当な
権限を有するものにのみその利用を許可するようにして
いる。
【0006】また、別の利用者認証方法として、利用者
ID及びパスワードを用いる代わりに、指紋や音声、あ
るいは虹彩等の身体的特徴を利用する方法も提案され
(特開平5−233896号公報や特開平10−187
266号公報等)、実用化されている。
【0007】さらに、利用者認証時に要求される情報
を、ICカードに記憶させておく、利用者認証システム
も提案(特開平2−173869号公報等)されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の、利用者が利用
者ID及びパスワードを入力する利用者認証方法では、
利用者が、アプリケーションを起動するたびに、利用者
IDとパスワードを入力しなければならない。ところ
が、パスワードの桁数は、パスワードの盗用等による不
正利用を回避するために増加する傾向にあり、入力に手
間がかかるという問題点がある。
【0009】また、この方法では、利用者が、利用者I
D及びパスワードを記憶しておかなければならない。と
ころが、パスワードの不正使用を回避するためには、パ
スワードを頻繁に変更することが望ましく、また、アプ
リケーション毎に異なるパスワードを使用することが望
ましい。また、利用者ID及びパスワードをメモ等の形
で記録しておくことは、盗用の恐れが大きくなるので避
けた方がよい。従って、利用者が、利用者ID及びパス
ワードを記憶しておくのは負担が大きく、また、忘れて
しまう可能性があるという問題点がある。
【0010】一方、指紋等の身体的特徴を利用する利用
者認証方法では、利用者ID及びパスワードを入力する
利用者認証方法の場合のような問題点は発生しない。し
かしながら、このような認証方法を採用するためには、
認証要求を行うアプリケーションが、その様な利用者認
証方法に対応していなければならない。即ち、新たなア
プリケーションが必要となる。あるいは、既存のアプリ
ケーションに、このような利用者認証方法に対応するた
めの変更を加えなければならない。従って、複数のアプ
リケーションを実行するコンピュータシステムの場合に
は、全てのアプリケーションについて交換、または変更
が必要となり、大きなコストがかかるという問題点があ
る。
【0011】また、ICカードを用いる利用者認証方法
では、ICカードの盗難や紛失、あるいはコピー等の不
正使用などの問題が生じる可能性がある。また、この方
法では、ICカードに記憶させる情報が利用者の身体的
特徴を表す情報である場合には、上記の場合と同様、ア
プリケーションの交換、変更が必要となり、コストがか
かるという問題点ある。
【0012】本発明は、大きなコスト増を招くことな
く、利用者の負担を低減するとともに、安全性を向上さ
せることが可能なパスワード自動入力代行システムを提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、利用者
に認証情報の入力を要求するアプリケーションを実行す
るデータ処理装置とともに使用され、前記アプリケーシ
ョンからの前記認証要求を検出する検出手段と、前記検
出手段が前記認証要求を検出したとき、前記認証情報を
前記アプリケーションに供給する自動応答手段とを備
え、前記アプリケーションに変更を加えることなく、前
記アプリケーションに対応する前記認証情報を自動的に
入力できるようにしたことを特徴とするパスワード自動
入力代行システムが得られる。
【0014】ここで、前記自動応答手段は、前記利用者
の身体的特徴を表す特徴情報と前記利用者に固有の認証
情報とを組にした利用者データベースを記憶する記憶手
段と、前記検出手段が前記認証要求を検出したとき、前
記利用者の身体的特徴を抽出し抽出情報を生成する抽出
手段と、前記抽出情報を用いて前記利用者データベース
を検索し、前記抽出情報に一致する前記特徴情報を含む
組を検出する検索手段と、該検索手段が検出した組の前
記認証情報を、前記アプリケーションに供給する応答手
段とを備えている。
【0015】また、本発明によれば、前記データ処理装
置が複数のアプリケーションを実行することが可能であ
って、前記認証情報には、前記複数のアプリケーション
にそれぞれ対応する認証情報が含まれており、前記検出
手段が、前記複数のアプリケーションのうち、どのアプ
リケーションから認証要求が成されたのかを検出し、前
記応答手段が前記検索手段により検索された組の認証情
報であって検出したアプリケーションに対応する認証情
報を前記記憶手段から読み出して該当するアプリケーシ
ョンに供給するパスワード自動入力代行システムが得ら
れる。
【0016】さらに、本発明によれば、前記応答手段
が、前記認証情報を前記アプリケーションへ供給する際
に、前記認証情報を暗号化することを特徴とするパスワ
ード自動入力代行システムが得られる。
【0017】また、本発明によれば、コンピュータシス
テムによって実行されるアプリケーションからの認証要
求に応答して、認証情報を入力するパスワード入力方法
において、予め利用者の身体的特徴を表す特徴情報と前
記利用者に固有の認証情報とを組にした利用者データベ
ースを記憶手段に記憶させておき、前記アプリケーショ
ンからの前記認証要求の発生を監視し、前記アプリケー
ションからの前記認証要求の発生を検出したとき、前記
利用者の身体的特徴を抽出して抽出情報を生成し、前記
抽出情報を用いて前記利用者データベースを検索して、
前記抽出情報に一致する前記特徴情報を含む組を検出
し、検出した組の前記認証情報を、前記アプリケーショ
ンに供給するようにしたことを特徴とするパスワード入
力方法が得られる。
【0018】さらに、本発明によれば、前記コンピュー
タシステムが複数のアプリケーションを実行可能な場合
において、前記認証情報として、前記複数のアプリケー
ションにそれぞれ対応する認証情報を含ませておき、前
記アプリケーションからの前記認証要求の発生を検出し
たとき、前記複数のアプリケーションのうち、どのアプ
リケーションから認証要求が出されたのかを検出し、前
記利用者データベースを検索する際に、検出された組の
認証情報であって、先に検出したアプリケーションに対
応する認証情報を前記アプリケーションに供給するよう
にしたことを特徴とするパスワード入力方法が得られ
る。
【0019】さらにまた、本発明によれば、前記認証情
報を前記アプリケーションへ供給する際に、前記認証情
報を暗号化してから供給するようにしたことを特徴とす
るパスワード入力方法が得られる。
【0020】また、本発明によれば、コンピュータシス
テムによって実行されるアプリケーションからの認証要
求に応答して、認証情報を入力するパスワード自動入力
代行システムを実現するプログラムが記録された記録媒
体であって、前記アプリケーションからの前記認証要求
の発生を監視するプログラムと、前記アプリケーション
からの前記認証要求の発生を検出したとき、前記利用者
の身体的特徴を抽出して抽出情報を生成するプログラム
と、予め利用者の身体的特徴を表す特徴情報と前記利用
者に固有の認証情報とを組にした利用者データベース
を、前記抽出情報を用いて検索し、前記抽出情報に一致
する前記特徴情報を含む組を検出するプログラムと、検
出した組の前記認証情報を、前記アプリケーションに供
給するプログラムと、が記録されていることを特徴とす
る記録媒体が得られる。
【0021】さらに、本発明によれば、前記コンピュー
タシステムが複数のアプリケーションを実行可能で、か
つ、前記認証情報として、前記複数のアプリケーション
にそれぞれ対応する認証情報を含まれている場合に対応
するため、前記アプリケーションからの前記認証要求の
発生を検出したとき、前記複数のアプリケーションのう
ち、どのアプリケーションから認証要求が出されたのか
を検出するプログラムと、前記利用者データベースを検
索する際に、検出された組の認証情報であって、先に検
出したアプリケーションに対応する認証情報を前記アプ
リケーションに供給するプログラムとが記録されている
ことを特徴とする記録媒体が得られる。
【0022】さらにまた、本発明によれば、前記認証情
報を前記アプリケーションへ供給する際に、前記認証情
報を暗号化してから供給するプログラムが記録されてい
ることを特徴とする記録媒体が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0024】図1に本発明の第1の形態を示す。本実施
の形態によるパスワード自動入力代行システムは、入出
力監視装置11、利用者識別装置12、及び利用者照合
装置13を有し、各種アプリケーションを実行するコン
ピュータシステムに組み込まれている。なお、コンピュ
ータシステムは、従来同様、データ処理装置31、入出
力装置32、及びデータ照合装置33を有している。
【0025】入出力監視装置11は、例えば、コンピュ
ータシステムにより実行されるプログラムにより実現さ
れ、データ処理装置31内に常駐して、アプリケーショ
ンの起動及び利用者認証要求の発生を監視するデーモン
として動作する。そして、利用者認証要求の発生を検出
すると、利用者識別装置12を起動するとともに利用者
照合装置13を起動して、得られた認証情報をアプリケ
ーションへ供給する。
【0026】利用者識別装置12は、入出力監視装置1
1によって起動され、利用者の身体的特徴を抽出して抽
出情報を生成する。利用者識別装置12は、例えば、利
用者の指紋を画像として読取り、特徴点の抽出等の処理
を行って、抽出情報を生成する指紋情報入力装置であ
る。
【0027】利用者照合装置13は、利用者毎に、身体
的特徴を表す特徴情報、利用者ID、及びアプリケーシ
ョン種別毎のパスワードを一組にした利用者データベー
スを登録した記憶部と、入力監視装置11によって起動
され、利用者識別装置12からの抽出情報を検索のキー
として利用者データベースを検索する検索部とを有し、
入力された抽出情報とアプリケーション種別とに基づい
て、一組の利用者IDとパスワードを取り出し、認証情
報として入力監視装置11へ出力する。
【0028】以下、本実施の形態によるパスワード自動
入力代行システムの動作について説明する。
【0029】利用者は、入出力装置32のキーボード、
マウス、あるいは入力パッド等を操作して、コンピュー
タシステムが有するアプリケーションのうちのいずれか
を起動する。
【0030】起動されるアプリケーションは、その利用
を正当な利用者に限定するため、起動時、あるいは、起
動中に必要に応じて、利用者認証要求を発生する。
【0031】入出力監視装置11は、アプリケーション
からの認証要求発生を監視しており、認証要求発生を検
出すると、利用者識別装置12へ利用者特徴情報の抽出
要求を発行して、利用者識別装置12を起動する。ま
た、入出力監視装置11は、認証要求を発生させたアプ
リケーションの種別を認識する。このアプリケーション
の種別の認識は、検出した認証要求、または先に利用者
によって入力されたアプリケーションの起動命令を監視
することにより行なわれる。
【0032】利用者特徴情報の抽出要求を受け取った利
用者識別装置12は、例えば指紋読み込みパッド等に指
を載置するよう音声等で利用者を促し、その指紋を画像
として読み込み、特徴点を抽出して抽出情報を生成す
る。生成した抽出情報は、入出力監視装置11へ出力さ
れる。
【0033】入出力監視装置11は、利用者識別装置か
ら抽出情報が送られてくると、その抽出情報と、アプリ
ケーションの種別を表す情報とを利用者照合装置13へ
送出する。
【0034】利用者照合装置13は、入力監視装置11
から送られてきた抽出情報を検索のキーとして、利用者
データベースを検索し、抽出情報と一致する特徴情報が
登録されているか否か判断する。抽出情報と一致する特
徴情報が、利用者データベースに登録されている場合に
は、その特徴情報と同じ組に登録されているパスワード
の中から、アプリケーションの種別に対応するパスワー
ドを、利用者IDとともに取り出す。そして、利用者照
合装置13は、取り出した利用者IDとパスワードを入
出力監視装置11へ出力する。
【0035】入出力監視装置11は、利用者照合装置か
らの利用者IDとパスワードを、アプリケーションから
の利用者認証要求に対する応答として、アプリケーショ
ンへ供給する。
【0036】アプリケーションは、入出力監視装置11
からの利用者IDとパスワードを、利用者から入力され
た利用者ID及びパスワードとして、従来と同様の認証
動作を行う。
【0037】以上のようにして、本実施の形態によるパ
スワード自動入力代行システムでは、利用者が、利用者
ID及びパスワードを直接入力する必要がなく、指を指
紋読み込みパッド等に載置するだけでよいので、利用者
ID及びパスワードを記憶する必要がない。また、アプ
リケーションは、従来通り、認証要求を発生させれば、
利用者ID及びパスワードが入力されるので、何らの変
更も必要としない。
【0038】なお、上記実施の形態では、抽出情報のみ
を検索キーとして利用したが、抽出情報と利用者IDと
の組み合わせとを検索キーとして用いることもできる。
これは、例えばコンピュータシステム自体の起動時に、
利用者IDの入力を要求するシステムに有効である。こ
の場合、入力監視装置11は、入出力装置32から入力
される利用者IDを取得し、アプリケーションからの利
用者認証要求が発生した場合に、利用者識別装置から送
られてくる抽出情報とともに利用者照合装置13へ出力
する。利用者照合装置13は、利用者IDを検索キーと
して利用者データベースの検索を行い、その後、抽出情
報と利用者IDに対応する特徴情報との比較を行う。比
較の結果が一致したならば、アプリケーションの種別に
応じたパスワードを入出力監視装置11へ出力する。入
出力監視装置11は、利用者IDとともに、利用者照合
装置13からのパスワードをアプリケーションへ供給す
る。
【0039】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態によるパスワード自動入力代行システムについ
て説明する。
【0040】本実施の形態によるパスワード自動入力代
行システムは、基本的には、第1の実施の形態によるパ
スワード自動入力代行システムと同じである。従って、
以下では、第1の実施の形態によるパスワード自動入力
代行システムと異なる点についてのみ説明する。
【0041】まず、本実施の形態によるパスワード自動
入力代行システムは、複数の端末が、1台のサーバーに
接続されるようなネットワークシステムに適用される。
図2において、一点鎖線より上が1台の端末、下が、そ
の端末にネットワーク接続されたサーバーに相当する。
【0042】また、本実施の形態によるパスワード自動
入力代行システムは、第1の実施の形態における入出力
監視装置11と一部異なる動作を行う入出力監視装置2
1を有している。即ち、入出力監視装置21は、入出力
監視装置11の機能に加え、ワンタイムパスワード生成
機能を有している。なお、これに対応して、サーバ側
も、第1の実施の形態におけるデータ照合装置33に代
えて、データ照合装置22が設けられている。
【0043】次に、このパスワード自動代行システムの
動作について説明する。このパスワード自動代行システ
ムでは、第1の実施の形態と同様の動作により、入出力
監視装置21が、利用者照合装置13から利用者IDと
パスワードとを受け取る。
【0044】利用者照合装置13は、受け取った利用者
IDとパスワードとを暗号化する。暗号化の方法は、既
知の方法が利用できるが、暗号化鍵は、1回だけ使用さ
れる一時鍵を使用する(ワンタイムパスワードの生
成)。
【0045】暗号化された利用者IDとパスワードは、
復号鍵を得るための情報とともに、サーバ側に、ネット
ワークを介して送信される。
【0046】サーバー側では、データ照合装置におい
て、受信した情報から復号鍵を生成し、その復号鍵を用
いて利用者ID及びパスワードを復号する。そして、復
号された利用者ID及びパスワードを用いて利用者認証
を行う。
【0047】以上のようにして、本実施の形態によるパ
スワード自動入力代行システムでは、ネットワークを介
して伝送される利用者ID及びパスワードが暗号化され
ているので、利用者ID及びパスワードの盗用の危険性
を大きく減少させることができる。
【0048】なお、上記実施の形態では、利用者IDを
も暗号化することとしたが、パスワードのみを暗号化す
るようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、パスワード自動入力代
行システムが、利用者の身体的特徴を利用して認証を行
い、利用者に代わってパスワードをアプリケーションに
供給するようにしたことで、利用者は、パスワードを記
憶する必要がないので、負担が軽減される。また、利用
者がパスワードを記憶する必要がないので、複雑な桁数
の多いパスワードを採用することができ、安全性が向上
する。また、パスワード自動入力代行システムは、アプ
リケーションとは独立に動作するため、アプリケーショ
ンに何ら変更を加える必要がなく、身体的特徴を利用者
認証に利用できるので、安価に安全性を向上させること
ができ、利用者認証用のデータの管理も容易になる。
【0050】また、本発明によれば、パスワード自動入
力代行システムが、利用者に代わってアプリケーション
にパスワードを供給する際に、暗号化を行うようにした
ことで、さらに安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるパスワード自
動入力代行システムを適用したコンピュータシステムに
おける認証動作を説明するための図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるパスワード自
動入力代行システムを適用したネットワークシステムに
おける認証動作を説明するための図である。
【図3】従来のコンピュータシステムにおける認証動作
を説明するための図である。
【符号の説明】
11 入出力監視装置 12 利用者識別装置 13 利用者照合装置 21 入出力監視装置 22 データ照合装置 31 データ処理装置 32 入出力装置 33 データ照合装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/403 310Z Fターム(参考) 5B049 AA05 CC01 DD02 EE05 EE10 EE23 FF06 GG04 GG07 GG10 5B075 KK07 KK13 KK33 KK37 KK40 ND03 ND20 ND23 NK06 NK13 PP10 PP12 PP30 PQ10 UU40 5B076 FB03 5B085 AA08 AE03 AE09 AE26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者に認証情報の入力を要求するアプ
    リケーションを実行するデータ処理装置とともに使用さ
    れ、 前記アプリケーションからの前記認証要求を検出する検
    出手段と、 前記検出手段が前記認証要求を検出したとき、前記認証
    情報を前記アプリケーションに供給する自動応答手段と
    を備え、 前記アプリケーションに変更を加えることなく、前記ア
    プリケーションに対応する前記認証情報を自動的に入力
    できるようにしたことを特徴とするパスワード自動入力
    代行システム。
  2. 【請求項2】 前記自動応答手段が、前記利用者の身体
    的特徴を表す特徴情報と前記利用者に固有の認証情報と
    を組にした利用者データベースを記憶する記憶手段と、 前記検出手段が前記認証要求を検出したとき、前記利用
    者の身体的特徴を抽出し抽出情報を生成する抽出手段
    と、 前記抽出情報を用いて前記利用者データベースを検索
    し、前記抽出情報に一致する前記特徴情報を含む組を検
    出する検索手段と、 該検索手段が検出した組の前記認証情報を、前記アプリ
    ケーションに供給する応答手段と、を備えたことを特徴
    とする請求項1のパスワード自動入力代行システム。
  3. 【請求項3】 前記データ処理装置が複数のアプリケー
    ションを実行することが可能であって、前記認証情報に
    は、前記複数のアプリケーションにそれぞれ対応する認
    証情報が含まれており、前記検出手段が、前記複数のア
    プリケーションのうち、どのアプリケーションから認証
    要求が出されたのかを検出し、前記応答手段が前記検索
    手段により検索された組の認証情報であって検出したア
    プリケーションに対応する認証情報を前記記憶手段から
    読み出して該当するアプリケーションに供給することを
    特徴とする請求項2のパスワード自動入力代行システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記応答手段が、前記認証情報を前記ア
    プリケーションへ供給する際に、前記認証情報を暗号化
    することを特徴とする請求項2または3のパスワード自
    動入力代行システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータシステムによって実行され
    るアプリケーションからの認証要求に応答して、認証情
    報を入力するパスワード入力方法において、 予め利用者の身体的特徴を表す特徴情報と前記利用者に
    固有の認証情報とを組にした利用者データベースを記憶
    手段に記憶させておき、 前記アプリケーションからの前記認証要求の発生を監視
    し、 前記アプリケーションからの前記認証要求の発生を検出
    したとき、前記利用者の身体的特徴を抽出して抽出情報
    を生成し、 前記抽出情報を用いて前記利用者データベースを検索し
    て、前記抽出情報に一致する前記特徴情報を含む組を検
    出し、 検出した組の前記認証情報を、前記アプリケーションに
    供給するようにしたことを特徴とするパスワード入力方
    法。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータシステムが複数のアプ
    リケーションを実行可能な場合において、前記認証情報
    として、前記複数のアプリケーションにそれぞれ対応す
    る認証情報を含ませておき、 前記アプリケーションからの前記認証要求の発生を検出
    したとき、前記複数のアプリケーションのうち、どのア
    プリケーションから認証要求が出されたのかを検出し、 前記利用者データベースを検索する際に、検出された組
    の認証情報であって、先に検出したアプリケーションに
    対応する認証情報を前記アプリケーションに供給するよ
    うにしたことを特徴とする請求項5のパスワード入力方
    法。
  7. 【請求項7】 前記認証情報を前記アプリケーションへ
    供給する際に、前記認証情報を暗号化してから供給する
    ようにしたことを特徴とする請求項5または6のパスワ
    ード入力方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータシステムによって実行され
    るアプリケーションからの認証要求に応答して、認証情
    報を入力するパスワード自動入力代行システムを実現す
    るプログラムが記録された記録媒体であって、 前記アプリケーションからの前記認証要求の発生を監視
    するプログラムと、 前記アプリケーションからの前記認証要求の発生を検出
    したとき、前記利用者の身体的特徴を抽出して抽出情報
    を生成するプログラムと、 予め利用者の身体的特徴を表す特徴情報と前記利用者に
    固有の認証情報とを組にした利用者データベースを、前
    記抽出情報を用いて検索し、前記抽出情報に一致する前
    記特徴情報を含む組を検出するプログラムと、 検出した組の前記認証情報を、前記アプリケーションに
    供給するプログラムと、が記録されていることを特徴と
    する記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記コンピュータシステムが複数のアプ
    リケーションを実行可能で、かつ、前記認証情報とし
    て、前記複数のアプリケーションにそれぞれ対応する認
    証情報を含まれている場合に対応するため、 前記アプリケーションからの前記認証要求の発生を検出
    したとき、前記複数のアプリケーションのうち、どのア
    プリケーションから認証要求が出されたのかを検出する
    プログラムと、 前記利用者データベースを検索する際に、検出された組
    の認証情報であって、先に検出したアプリケーションに
    対応する認証情報を前記アプリケーションに供給するプ
    ログラムと、が記録されていることを特徴とする請求項
    8の記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記認証情報を前記アプリケーション
    へ供給する際に、前記認証情報を暗号化してから供給す
    るプログラムが記録されていることを特徴とする請求項
    8または9の記録媒体。
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