JP2000293438A - ハードディスクドライブのデータを保護する方法 - Google Patents
ハードディスクドライブのデータを保護する方法Info
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- JP2000293438A JP2000293438A JP11154011A JP15401199A JP2000293438A JP 2000293438 A JP2000293438 A JP 2000293438A JP 11154011 A JP11154011 A JP 11154011A JP 15401199 A JP15401199 A JP 15401199A JP 2000293438 A JP2000293438 A JP 2000293438A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードディスクドライブ中のデータを保護す
る方法を提供する。 【解決手段】 本発明によって、ハードディスクドライ
ブ中のデータの破壊や盗難が防止される。本発明は、特
定の領域(保護領域と名付けられる)を設定する。書込
み専用状態または読取り専用状態を含む保護領域の状態
は、スイッチによって制御される。保護領域が読取り専
用状態にある間、保護領域は書込みができないので、デ
ータの破壊が防止される。同様に、保護領域が書込み専
用状態にあると、データの読取りができない。このた
め、データの盗難が防止される。
る方法を提供する。 【解決手段】 本発明によって、ハードディスクドライ
ブ中のデータの破壊や盗難が防止される。本発明は、特
定の領域(保護領域と名付けられる)を設定する。書込
み専用状態または読取り専用状態を含む保護領域の状態
は、スイッチによって制御される。保護領域が読取り専
用状態にある間、保護領域は書込みができないので、デ
ータの破壊が防止される。同様に、保護領域が書込み専
用状態にあると、データの読取りができない。このた
め、データの盗難が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブ(HDD)中のデータを保護する方法に関し、特
に、保護領域を用いてデータの破壊や盗難を防ぐ方法に
関する。
ライブ(HDD)中のデータを保護する方法に関し、特
に、保護領域を用いてデータの破壊や盗難を防ぐ方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】情報の必要性と技術の発達に伴い、コン
ピュータは日常生活のための重要な道具になった。ワー
ルド・ワイド・ウェブ(WWW)の進歩と発展は、情報
伝逹の効率を高めている。しかしながら、コンピュータ
が侵入され、ウイルスによって破壊される可能性も同時
に増加している。コンピュータがウイルスによって侵入
されると、ハードディスクドライブ(HDD)に記録さ
れたデータ(オペレーションシステムやファイルなど)
が破壊されてしまう。さらに、ハックによってデータが
破壊されたり盗まれたという問題がしばしば聞かれるよ
うになった。したがって、ハードディスクドライブを破
壊や盗難から保護することは重要である。
ピュータは日常生活のための重要な道具になった。ワー
ルド・ワイド・ウェブ(WWW)の進歩と発展は、情報
伝逹の効率を高めている。しかしながら、コンピュータ
が侵入され、ウイルスによって破壊される可能性も同時
に増加している。コンピュータがウイルスによって侵入
されると、ハードディスクドライブ(HDD)に記録さ
れたデータ(オペレーションシステムやファイルなど)
が破壊されてしまう。さらに、ハックによってデータが
破壊されたり盗まれたという問題がしばしば聞かれるよ
うになった。したがって、ハードディスクドライブを破
壊や盗難から保護することは重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在のところ、ハード
ディスクドライブの保護は、ソフトウェアプログラムの
コーディング/デコーディングを通じて達成される。し
かし、ソフトウェアプログラムを用いてデータを保護す
る上記の方法の欠点の一つは、メインメモリがプログラ
ムを記録しなければならないということである。このた
め、メインメモリの多くの容量がプログラムで占められ
てしまう。さらに、ソフトウェアプログラムを使ってデ
ータを保護する方法は、ウイルスの侵入を完全に避ける
ことはできない。
ディスクドライブの保護は、ソフトウェアプログラムの
コーディング/デコーディングを通じて達成される。し
かし、ソフトウェアプログラムを用いてデータを保護す
る上記の方法の欠点の一つは、メインメモリがプログラ
ムを記録しなければならないということである。このた
め、メインメモリの多くの容量がプログラムで占められ
てしまう。さらに、ソフトウェアプログラムを使ってデ
ータを保護する方法は、ウイルスの侵入を完全に避ける
ことはできない。
【0004】ハードディスクドライブ中のデータを破壊
や盗難から防ぐための積極的な態度はハックやウイルス
の侵入を避けることであり、消極的な態度はデータをバ
ックアップすることである。バックアップする方法は、
一般的なディスクや高い容量を持つ別の記憶手段(M
O、CD−ROM、CD−RW、リライタブルDVDな
ど)を使用する範囲を越えてはいない。しかし、一般的
なディスケットの容量は1.44メガバイトしかなく、
高い容量を有する別の記憶手段の価格は高すぎて受け入
れられない。
や盗難から防ぐための積極的な態度はハックやウイルス
の侵入を避けることであり、消極的な態度はデータをバ
ックアップすることである。バックアップする方法は、
一般的なディスクや高い容量を持つ別の記憶手段(M
O、CD−ROM、CD−RW、リライタブルDVDな
ど)を使用する範囲を越えてはいない。しかし、一般的
なディスケットの容量は1.44メガバイトしかなく、
高い容量を有する別の記憶手段の価格は高すぎて受け入
れられない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的のために、本
発明は、ハードディスクドライブ中のデータを保護する
方法を本明細書のなかで開示する。データを保護する意
味は、データの破壊や盗難を避けることである。ここで
開示されるデータ保護方法は、ハードディスクドライブ
中に少なくとも一つの特定領域を形成する。この特定領
域を保護領域と名づけ、残りの領域を一般領域と名づけ
ることにする。さらに本発明は、読取り専用状態および
書込み専用状態を含む保護領域の二種類の状態を提供す
る。保護領域のこれらの状態は、スイッチによって制御
される。保護領域が読取り専用状態にある間、保護領域
は書込みを行うことができないので、データの破壊が回
避される。保護領域が書込み専用状態にある間、保護領
域は読取りを行うことができないので、データの盗難が
回避される。
発明は、ハードディスクドライブ中のデータを保護する
方法を本明細書のなかで開示する。データを保護する意
味は、データの破壊や盗難を避けることである。ここで
開示されるデータ保護方法は、ハードディスクドライブ
中に少なくとも一つの特定領域を形成する。この特定領
域を保護領域と名づけ、残りの領域を一般領域と名づけ
ることにする。さらに本発明は、読取り専用状態および
書込み専用状態を含む保護領域の二種類の状態を提供す
る。保護領域のこれらの状態は、スイッチによって制御
される。保護領域が読取り専用状態にある間、保護領域
は書込みを行うことができないので、データの破壊が回
避される。保護領域が書込み専用状態にある間、保護領
域は読取りを行うことができないので、データの盗難が
回避される。
【0006】上記の点や本発明に伴う利点の多くは、以
下の詳細な説明を添付の図面とともに参照することによ
って、より容易に把握され、より良く理解される。
下の詳細な説明を添付の図面とともに参照することによ
って、より容易に把握され、より良く理解される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、ハードディスクドラ
イブ(HDD)を読取り専用(read-only)状態または
書込み専用(write-only)状態に設定することができ
る。本発明は、保護領域として機能する少なくとも一つ
の特定領域をHDD中に定義する。HDD中の残りのス
ペースは、一般領域と呼ぶことにする。より詳細に説明
すると、読取り専用状態では、HDDへのデータ伝送が
妨げられる。また、書込み専用状態では、保護領域中の
データ記憶を読み取ることができない。
イブ(HDD)を読取り専用(read-only)状態または
書込み専用(write-only)状態に設定することができ
る。本発明は、保護領域として機能する少なくとも一つ
の特定領域をHDD中に定義する。HDD中の残りのス
ペースは、一般領域と呼ぶことにする。より詳細に説明
すると、読取り専用状態では、HDDへのデータ伝送が
妨げられる。また、書込み専用状態では、保護領域中の
データ記憶を読み取ることができない。
【0008】本発明のブロック図を表す図1について説
明すると、本発明は、上記の目的を達成するためにHD
Dロック10を使用する。このHDDロック10は、コ
ンピュータ3およびHDD5にそれぞれ接続されてい
る。HDDロック10は、スイッチ11、マイクロコン
トローラ13およびメモリ15を含んでいる。スイッチ
11は、HDD5の状態を切り換えるため使用され、こ
の状態には読取り専用状態および書込み専用状態が含ま
れる。より詳細に説明すると、読取り専用状態では、H
DD5中のデータは読取り専用であり、保護領域は書込
みを行うことができない。このようにして、HDD中の
データの破壊を防ぐという目的が達成される。さらに、
書込み専用状態では、保護領域中のデータを読み取るこ
とができない。このようにして、HDD中のデータ記憶
の盗難を防ぐという目的が達成される。好適な態様で
は、スイッチ11は手動スイッチである。
明すると、本発明は、上記の目的を達成するためにHD
Dロック10を使用する。このHDDロック10は、コ
ンピュータ3およびHDD5にそれぞれ接続されてい
る。HDDロック10は、スイッチ11、マイクロコン
トローラ13およびメモリ15を含んでいる。スイッチ
11は、HDD5の状態を切り換えるため使用され、こ
の状態には読取り専用状態および書込み専用状態が含ま
れる。より詳細に説明すると、読取り専用状態では、H
DD5中のデータは読取り専用であり、保護領域は書込
みを行うことができない。このようにして、HDD中の
データの破壊を防ぐという目的が達成される。さらに、
書込み専用状態では、保護領域中のデータを読み取るこ
とができない。このようにして、HDD中のデータ記憶
の盗難を防ぐという目的が達成される。好適な態様で
は、スイッチ11は手動スイッチである。
【0009】さらに図1には、マイクロコントローラ1
3が示されている。マイクロコントローラ13は、第1
のターミナル13a、第2のターミナル13b、第3の
ターミナル13cおよび第4のターミナル13dを含む
四つのターミナルを有している。第1ターミナル13a
は、スイッチ11に接続されている。第2ターミナル1
3bは、コンピュータ3に接続されている。第3ターミ
ナル13cは、HDD5に接続され、第4ターミナル1
3dは、メモリ15に接続されている。図1に示される
メモリ15は、保護領域のアドレスを記憶するために使
われる。このアドレスには、先頭アドレスや最終アドレ
スが含まれる。本発明では、IDEインタフェースHD
Dが好適な態様として例示される。IDEインタフェー
スのアドレス指定方法はCHS(シリンダ(cylinde
r)、ヘッド(head)およびセクタ(sector))である
から、制御信号(FORMATコマンドやWRITEコマンドやREA
Dコマンドを含む)は、シリンダパラメータ、ヘッドパ
ラメータおよびセクタパラメータを含んでいる。FOR
MATコマンド、WRITEコマンド、またはREAD
コマンドは、シリンダパラメータ、ヘッドパラメータお
よびセクタパラメータを介して、HDD中のデータをそ
れぞれフォーマットし、書き込み、または読み取ること
ができる。本発明では、制御信号によってフォーマット
され、書き込まれ、または読み取られる領域のアドレス
を第1パラメータと名づける。保護領域のアドレスも同
様に、メモリ15に記録されなければならない。第1パ
ラメータとの混同を避けるため、保護領域のアドレスを
第2パラメータと名づける。この第2パラメータも、第
2のシリンダパラメータ、第2のヘッドパラメータおよ
び第2のセクタパラメータを含んでいる。第1パラメー
タと第2パラメータとの比較により、フォーマットさ
れ、書き込まれ、または読み取られる領域が保護領域で
あるか否かが分かる。さらに、メモリ15の容量は制限
を受けない。すなわち、メモリ15の拡張が許されてい
る。
3が示されている。マイクロコントローラ13は、第1
のターミナル13a、第2のターミナル13b、第3の
ターミナル13cおよび第4のターミナル13dを含む
四つのターミナルを有している。第1ターミナル13a
は、スイッチ11に接続されている。第2ターミナル1
3bは、コンピュータ3に接続されている。第3ターミ
ナル13cは、HDD5に接続され、第4ターミナル1
3dは、メモリ15に接続されている。図1に示される
メモリ15は、保護領域のアドレスを記憶するために使
われる。このアドレスには、先頭アドレスや最終アドレ
スが含まれる。本発明では、IDEインタフェースHD
Dが好適な態様として例示される。IDEインタフェー
スのアドレス指定方法はCHS(シリンダ(cylinde
r)、ヘッド(head)およびセクタ(sector))である
から、制御信号(FORMATコマンドやWRITEコマンドやREA
Dコマンドを含む)は、シリンダパラメータ、ヘッドパ
ラメータおよびセクタパラメータを含んでいる。FOR
MATコマンド、WRITEコマンド、またはREAD
コマンドは、シリンダパラメータ、ヘッドパラメータお
よびセクタパラメータを介して、HDD中のデータをそ
れぞれフォーマットし、書き込み、または読み取ること
ができる。本発明では、制御信号によってフォーマット
され、書き込まれ、または読み取られる領域のアドレス
を第1パラメータと名づける。保護領域のアドレスも同
様に、メモリ15に記録されなければならない。第1パ
ラメータとの混同を避けるため、保護領域のアドレスを
第2パラメータと名づける。この第2パラメータも、第
2のシリンダパラメータ、第2のヘッドパラメータおよ
び第2のセクタパラメータを含んでいる。第1パラメー
タと第2パラメータとの比較により、フォーマットさ
れ、書き込まれ、または読み取られる領域が保護領域で
あるか否かが分かる。さらに、メモリ15の容量は制限
を受けない。すなわち、メモリ15の拡張が許されてい
る。
【0010】保護領域設定ステップ200を表す図2を
参照すると、保護領域はHDD中の一般領域から分離さ
れている。ステップ200は、次のような複数のステッ
プを含んでいる。ステップ210aでは、コンピュータ
が保護領域のアドレスをマイクロコントローラに送る。
ステップ2l0bでは、マイクロコントローラが記録の
ために保護領域のアドレスをメモリに送る。ステップ2
10cでは、記録が完了したかどうかが判断される。ス
テップ210bが完了していないときは、記録が繰り返
し行われる。ステップ210bが終了すると、ステップ
210dが実行され、記録が完了したことをマイクロコ
ントローラがコンピュータに通知する。
参照すると、保護領域はHDD中の一般領域から分離さ
れている。ステップ200は、次のような複数のステッ
プを含んでいる。ステップ210aでは、コンピュータ
が保護領域のアドレスをマイクロコントローラに送る。
ステップ2l0bでは、マイクロコントローラが記録の
ために保護領域のアドレスをメモリに送る。ステップ2
10cでは、記録が完了したかどうかが判断される。ス
テップ210bが完了していないときは、記録が繰り返
し行われる。ステップ210bが終了すると、ステップ
210dが実行され、記録が完了したことをマイクロコ
ントローラがコンピュータに通知する。
【0011】図3について説明する。この図は、HDD
中のデータを保護する方法を示している。この方法は、
次のような複数のステップを備えている。最初に、ステ
ップ100が開始し、コンピュータが制御信号をマイク
ロコントローラへ送る。この制御信号は、第1シリンダ
パラメータ、第1ヘッドパラメータおよび第1セクタパ
ラメータからなる第1パラメータを含む可能性がある。
さらに、制御信号はFORMATコマンド、WRITE
コマンドおよびREADコマンドを含む可能性がある。
ステップ200では、保護領域を設定するかどうかが判
断される。保護領域を設定することが必要とされる場
合、上述したステップ210が実行されることになる。
ステップ210が終了すると、次の制御信号を受信する
ためにステップAが実行される。
中のデータを保護する方法を示している。この方法は、
次のような複数のステップを備えている。最初に、ステ
ップ100が開始し、コンピュータが制御信号をマイク
ロコントローラへ送る。この制御信号は、第1シリンダ
パラメータ、第1ヘッドパラメータおよび第1セクタパ
ラメータからなる第1パラメータを含む可能性がある。
さらに、制御信号はFORMATコマンド、WRITE
コマンドおよびREADコマンドを含む可能性がある。
ステップ200では、保護領域を設定するかどうかが判
断される。保護領域を設定することが必要とされる場
合、上述したステップ210が実行されることになる。
ステップ210が終了すると、次の制御信号を受信する
ためにステップAが実行される。
【0012】図3をさらに参照すると、ステップ310
とその次のステップが示されている。ステップ310
は、マイクロコントローラが第1シリンダパラメータを
受信するかどうかを判断する。第1シリンダパラメータ
が受信される場合、メモリが第1シリンダパラメータを
記録するステップ315が実行される。第1シリンダパ
ラメータが受信されない場合は、マイクロコントローラ
が第1ヘッドパラメータを受信するかどうかを判断する
ステップ320が実行される。第1ヘッドパラメータが
受信される場合、第1ヘッドパラメータをメモリに記録
するステップ325が実行される。第1ヘッドパラメー
タが受信されない場合は、マイクロコントローラが第1
セクタパラメータを受信するかどうかを判断するステッ
プ330が実行される。第1ヘッドパラメータが受信さ
れる場合、メモリが第1ヘッドパラメータを記録するス
テップ335が実行される。
とその次のステップが示されている。ステップ310
は、マイクロコントローラが第1シリンダパラメータを
受信するかどうかを判断する。第1シリンダパラメータ
が受信される場合、メモリが第1シリンダパラメータを
記録するステップ315が実行される。第1シリンダパ
ラメータが受信されない場合は、マイクロコントローラ
が第1ヘッドパラメータを受信するかどうかを判断する
ステップ320が実行される。第1ヘッドパラメータが
受信される場合、第1ヘッドパラメータをメモリに記録
するステップ325が実行される。第1ヘッドパラメー
タが受信されない場合は、マイクロコントローラが第1
セクタパラメータを受信するかどうかを判断するステッ
プ330が実行される。第1ヘッドパラメータが受信さ
れる場合、メモリが第1ヘッドパラメータを記録するス
テップ335が実行される。
【0013】図3をさらに参照すると、第1ヘッドパラ
メータが受信されない場合は、マイクロコントローラが
FORMATコマンドを受信するかどうかを判断するス
テップ340が実行される。マイクロコントローラがF
ORMATコマンドを受信する場合は、ステップ345
が実行される。ステップ345は、警告を与えてからF
ORMATコマンドをディセーブルにする。
メータが受信されない場合は、マイクロコントローラが
FORMATコマンドを受信するかどうかを判断するス
テップ340が実行される。マイクロコントローラがF
ORMATコマンドを受信する場合は、ステップ345
が実行される。ステップ345は、警告を与えてからF
ORMATコマンドをディセーブルにする。
【0014】図3をさらに参照すると、FORMATコ
マンドが受信されない場合、マイクロコントローラがW
RITEコマンドを受信するかどうかを判断するステッ
プ350が実行される。マイクロコントローラがWRI
TEコマンドを受信する場合、書込みを要求される領域
が読取り専用保護領域であるか否かをチェックするステ
ップ355が実行される。書込みを要求される領域が読
取り専用保護領域である場合、警告を与えてからWRI
TEコマンドをディセーブルにするステップ345が実
行される。このようにして、データを破壊から保護する
目的が達成される。これに対して、書込みを要求される
領域が読取り専用保護領域でない場合は、WRITEコ
マンドをHDDに送ってHDDを起動するステップ39
0が実行される。書込みを要求される領域が読取り専用
保護領域であるか否かを判断する方法は、メモリに記録
された第1パラメータと第2パラメータとの比較を行う
ことによって達成される。
マンドが受信されない場合、マイクロコントローラがW
RITEコマンドを受信するかどうかを判断するステッ
プ350が実行される。マイクロコントローラがWRI
TEコマンドを受信する場合、書込みを要求される領域
が読取り専用保護領域であるか否かをチェックするステ
ップ355が実行される。書込みを要求される領域が読
取り専用保護領域である場合、警告を与えてからWRI
TEコマンドをディセーブルにするステップ345が実
行される。このようにして、データを破壊から保護する
目的が達成される。これに対して、書込みを要求される
領域が読取り専用保護領域でない場合は、WRITEコ
マンドをHDDに送ってHDDを起動するステップ39
0が実行される。書込みを要求される領域が読取り専用
保護領域であるか否かを判断する方法は、メモリに記録
された第1パラメータと第2パラメータとの比較を行う
ことによって達成される。
【0015】図3をさらに参照すると、WRITEコマ
ンドが受信されない場合、書込みを要求されるデータが
受信されるかどうかを判断するステップ360が実行さ
れる。このステップ360は、HDD中のデータの破壊
を防ぐための二重チェックとして働く。書込みを要求さ
れるデータが検出されると、書込みを要求される領域が
読取り専用保護領域かどうかをチェックするステップ3
55が実行される。書込みを要求される領域がちょうど
読取り専用保護領域である場合、警告を与えてから書込
みが要求されるデータをディセーブルにするステップ3
45が実行される。このようにして、データを破壊から
保護する目的が達成される。これに対して、書込みを要
求される領域が読取り専用領域でない場合は、WRIT
EコマンドにHDDを送ってHDDを起動するステップ
390が実行される。書込みを要求される領域が読取り
専用保護領域であるかどうかを判断する方法は、メモリ
に記録された第1パラメータと第2パラメータとの比較
を行うことによって達成される。
ンドが受信されない場合、書込みを要求されるデータが
受信されるかどうかを判断するステップ360が実行さ
れる。このステップ360は、HDD中のデータの破壊
を防ぐための二重チェックとして働く。書込みを要求さ
れるデータが検出されると、書込みを要求される領域が
読取り専用保護領域かどうかをチェックするステップ3
55が実行される。書込みを要求される領域がちょうど
読取り専用保護領域である場合、警告を与えてから書込
みが要求されるデータをディセーブルにするステップ3
45が実行される。このようにして、データを破壊から
保護する目的が達成される。これに対して、書込みを要
求される領域が読取り専用領域でない場合は、WRIT
EコマンドにHDDを送ってHDDを起動するステップ
390が実行される。書込みを要求される領域が読取り
専用保護領域であるかどうかを判断する方法は、メモリ
に記録された第1パラメータと第2パラメータとの比較
を行うことによって達成される。
【0016】図3をさらに参照すると、書込みを要求さ
れるデータが受信されないとステップ360が判断した
場合、マイクロコントローラがREADコマンドを受信
するかどうかを判断するステップ370が実行される。
マイクロコントローラがREADコマンドを受信する場
合、読取りを要求される領域が書込み専用保護領域であ
るかどうかをチェックするステップ375が実行され
る。読取りを要求される領域がちょうど書込み専用保護
領域である場合、警告を与えてからREADコマンドを
ディセーブルにするステップ345が実行される。この
ようにして、データを盗難から保護する目的が達成され
る。これに対して、読取りを要求される領域が書込み専
用保護領域でない場合は、READコマンドがHDDへ
送られ、HDDが起動される。読取りを要求される領域
が書込み専用保護領域であるか否かを判断する方法は、
メモリに記録された第1パラメータと第2パラメータと
の比較を行うことによって達成される。
れるデータが受信されないとステップ360が判断した
場合、マイクロコントローラがREADコマンドを受信
するかどうかを判断するステップ370が実行される。
マイクロコントローラがREADコマンドを受信する場
合、読取りを要求される領域が書込み専用保護領域であ
るかどうかをチェックするステップ375が実行され
る。読取りを要求される領域がちょうど書込み専用保護
領域である場合、警告を与えてからREADコマンドを
ディセーブルにするステップ345が実行される。この
ようにして、データを盗難から保護する目的が達成され
る。これに対して、読取りを要求される領域が書込み専
用保護領域でない場合は、READコマンドがHDDへ
送られ、HDDが起動される。読取りを要求される領域
が書込み専用保護領域であるか否かを判断する方法は、
メモリに記録された第1パラメータと第2パラメータと
の比較を行うことによって達成される。
【0017】図3をさらに参照すると、READコマン
ドが受信されない場合、読取りを要求されるデータが受
信されるかどうかを判断するステップ380が実行され
る。読取りを要求されるデータがマイクロコントローラ
によって検出されると、読取りを要求されるデータが取
り出される領域が読取り保護領域であるかどうかをチェ
ックするステップ375が実行される。読取りを要求さ
れるデータが取り出される領域がちょうど書込み専用保
護領域である場合、警告を与えてからREADコマンド
をディセーブルにするステップ345が実行される。こ
のようにして、データを盗難から保護する目的が達成さ
れる。これに対して、読取りを要求されるデータが取り
出される領域が書込み専用保護領域でない場合は、読取
りを要求されるデータがコンピュータへ送られる。読取
りを要求される領域が書込み専用保護領域であるか否か
を判断する方法は、メモリに記録された第1パラメータ
と第2パラメータとの比較を行うことにより達成され
る。読取りを要求されるデータがマイクロコントローラ
によって受信されない場合は、制御信号をHDDへ送る
ステップ390が実行される。
ドが受信されない場合、読取りを要求されるデータが受
信されるかどうかを判断するステップ380が実行され
る。読取りを要求されるデータがマイクロコントローラ
によって検出されると、読取りを要求されるデータが取
り出される領域が読取り保護領域であるかどうかをチェ
ックするステップ375が実行される。読取りを要求さ
れるデータが取り出される領域がちょうど書込み専用保
護領域である場合、警告を与えてからREADコマンド
をディセーブルにするステップ345が実行される。こ
のようにして、データを盗難から保護する目的が達成さ
れる。これに対して、読取りを要求されるデータが取り
出される領域が書込み専用保護領域でない場合は、読取
りを要求されるデータがコンピュータへ送られる。読取
りを要求される領域が書込み専用保護領域であるか否か
を判断する方法は、メモリに記録された第1パラメータ
と第2パラメータとの比較を行うことにより達成され
る。読取りを要求されるデータがマイクロコントローラ
によって受信されない場合は、制御信号をHDDへ送る
ステップ390が実行される。
【0018】ここで開示した方法はSCSIインタフェ
ースにも適していることが注目される。ここで、SCS
Iインタフェースのコマンドシーケンスを表す図4を参
照する。制御信号がFORMATコマンド、WRITE
コマンド、READコマンドのいずれを表しているか
は、C/D、SEL、I/O、MSGなどのSCSI制
御信号によって決まる。シリンダパラメータ、ヘッドパ
ラメータまたはセクタパラメータは、論理ブロック(Lo
gical block)のデコーディングを通じて決定される。
第1パラメータと第2パラメータとを比較した後、フォ
ーマット、書込みまたは読取りを要求される領域が保護
領域であるか否かが判断される。フォーマット、書込み
または読取りを要求される領域が保護領域である場合、
データを保護するために制御信号がディセーブルにされ
る。
ースにも適していることが注目される。ここで、SCS
Iインタフェースのコマンドシーケンスを表す図4を参
照する。制御信号がFORMATコマンド、WRITE
コマンド、READコマンドのいずれを表しているか
は、C/D、SEL、I/O、MSGなどのSCSI制
御信号によって決まる。シリンダパラメータ、ヘッドパ
ラメータまたはセクタパラメータは、論理ブロック(Lo
gical block)のデコーディングを通じて決定される。
第1パラメータと第2パラメータとを比較した後、フォ
ーマット、書込みまたは読取りを要求される領域が保護
領域であるか否かが判断される。フォーマット、書込み
または読取りを要求される領域が保護領域である場合、
データを保護するために制御信号がディセーブルにされ
る。
【0019】当業者であれば理解できるように、上述し
た本発明の好適な実施形態は本発明の例示であり、本発
明を限定するものではない。請求項の趣旨と範囲に含ま
れる種々の変形例や類似の構成を包含することが意図さ
れており、ここで請求項の範囲は、このような変形例や
類似構造のすべてを包含するように最も広い解釈に一致
させるべきである。
た本発明の好適な実施形態は本発明の例示であり、本発
明を限定するものではない。請求項の趣旨と範囲に含ま
れる種々の変形例や類似の構成を包含することが意図さ
れており、ここで請求項の範囲は、このような変形例や
類似構造のすべてを包含するように最も広い解釈に一致
させるべきである。
【図1】本発明に係るブロック図である。
【図2】保護領域を設定するためのステップを表す図で
ある。
ある。
【図3】本発明に係るフローチャートである。
【図4】SCSIインタフェースのコマンドシーケンス
を列挙する図である。
を列挙する図である。
3…コンピュータ、10…ロック、11…スイッチ、1
3 …マイクロコントローラ、13a〜13d…タ
ーミナル、15 メモリ。
3 …マイクロコントローラ、13a〜13d…タ
ーミナル、15 メモリ。
Claims (8)
- 【請求項1】 ハードディスクドライブ中のデータを保
護する方法であって、 前記ハードディスクドライブをHDDロックを介してコ
ンピュータに接続するステップと、 前記HDDロックへ制御信号を送るステップであって、
前記制御信号は、FORMATコマンド、WRITEコ
マンドまたはREADコマンドを含んでおり、前記制御
信号は、前記FORMATコマンドによってフォーマッ
トされる領域のアドレス、前記WRITEコマンドによ
って書込みが行われる領域のアドレスまたは前記REA
Dコマンドによって読取りが行われる領域のアドレスを
表す第1のパラメータを含んでいるステップと、 前記ハードディスクドライブ中に少なくとも一つの保護
領域を形成するステップと、 前記保護領域のアドレスを表す第2のパラメータを記録
するステップと、 前記第1パラメータを記録するステップと、 前記FORMATコマンドが受信されているときに前記
第1パラメータと前記第2パラメータを比較し、前記第
1パラメータが前記第2パラメータと同じ場合、そのF
ORMATコマンドをディセーブルにするとともに警告
を与えるステップと、 前記WRITEコマンドが受信されているときに前記第
1パラメータと前記第2パラメータを比較し、前記第1
パラメータが前記第2パラメータと同じ場合、そのWR
ITEコマンドをディセーブルにするとともに警告を与
えるステップと、 書込みを要求されるデータが検出されているときに前記
第1パラメータと前記第2パラメータを比較し、前記第
1パラメータが前記第2パラメータと同じ場合、前記書
込みを要求されるデータをディセーブルにするステップ
と、 前記READコマンドが受信されているときに前記第1
パラメータと前記第2パラメータを比較し、前記第1パ
ラメータが前記第2パラメータと同じ場合、そのREA
Dコマンドをディセーブルにするとともに警告を与える
ステップと、 読取りを要求されるデータが検出されているときに前記
第1パラメータと前記第2パラメータを比較し、前記第
1パラメータが前記第2パラメータと同じ場合、前記読
取りを要求されるデータをディセーブルにするステップ
と、を備える方法。 - 【請求項2】 前記第1パラメータは、第1のシリンダ
パラメータ、第1のヘッドパラメータおよび第1のセク
タパラメータを含んでいる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記第2パラメータは、第2のシリンダ
パラメータ、第2のヘッドパラメータおよび第2のセク
タパラメータを含んでいる請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記第1パラメータおよび前記第2パラ
メータがメモリに記録される請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記メモリの拡張が許されている請求項
4記載の方法。 - 【請求項6】 前記HDDロックは、前記保護領域を書
込み専用状態または読取り専用状態にするために使用さ
れるスイッチを備えている請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記保護領域が前記書込み専用状態にあ
る間、前記保護領域の読取りが禁止される請求項6記載
の方法。 - 【請求項8】 前記保護領域が前記読取り専用状態にあ
る間、前記保護領域の書込みが禁止される請求項6記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW88105464 | 1999-04-06 | ||
TW88105464 | 1999-04-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000293438A true JP2000293438A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=21640201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11154011A Pending JP2000293438A (ja) | 1999-04-06 | 1999-06-01 | ハードディスクドライブのデータを保護する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000293438A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457558B1 (ko) * | 2002-03-06 | 2004-11-18 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 하드 디스크 드라이브 제어방법 |
US6879454B2 (en) | 2003-07-11 | 2005-04-12 | International Business Machines Corporation | Write-once read-many hard disk drive |
WO2008052794A1 (de) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Fast Lta Ag | Schreibschutzverfahren und -vorrichtung für wenigstens eine speichereinrichtung mit wahlfreiem zugriff |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP11154011A patent/JP2000293438A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457558B1 (ko) * | 2002-03-06 | 2004-11-18 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 하드 디스크 드라이브 제어방법 |
US6879454B2 (en) | 2003-07-11 | 2005-04-12 | International Business Machines Corporation | Write-once read-many hard disk drive |
WO2008052794A1 (de) * | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Fast Lta Ag | Schreibschutzverfahren und -vorrichtung für wenigstens eine speichereinrichtung mit wahlfreiem zugriff |
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