JP2000293296A - キーボード装置及びそれに用いる出力信号遮断方法 - Google Patents

キーボード装置及びそれに用いる出力信号遮断方法

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JP2000293296A
JP2000293296A JP11099533A JP9953399A JP2000293296A JP 2000293296 A JP2000293296 A JP 2000293296A JP 11099533 A JP11099533 A JP 11099533A JP 9953399 A JP9953399 A JP 9953399A JP 2000293296 A JP2000293296 A JP 2000293296A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えパスワードの入力操作が覗かれた場合に
もパスワードが他者に知られるのを防ぐことが可能なキ
ーボード装置を提供する。 【解決手段】 圧力センサ12に力を加えない状態では
スイッチ13が動作せず、キーボード回路11の各キー
からの入力信号がコネクタ2を介して本体装置に出力さ
れる。圧力センサ12に力を加えた状態ではスイッチ1
3が動作し、キーボード回路11の各キーからの入力信
号の本体装置への出力が抑止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーボード装置及び
それに用いる出力信号遮断方法に関し、特にマルチユー
ザシステムやLAN(Local AREA Netw
ork)、及びインタネット等におけるパスワード入力
に用いる入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチユーザシステムやLAN、
及びインタネット等においては、1台の端末を複数のユ
ーザが使用することがあり、その際、各ユーザをパスワ
ード入力によって識別するのがもっともポピュラーな方
法である。
【0003】しかしながら、入力されたパスワードを画
面上に表示すると、そのパスワードが他者に漏洩しまう
ことにもなりかねないため、一般的に入力されたパスワ
ードの数のみが画面上に表示されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
ユーザシステムやLAN、及びインタネット等では、情
報の安全性を守るために、パスワードを複雑なものにす
るように推奨しているが、肩越しにパスワードの入力操
作が覗かれたりするハッキング行為に対しては有効な手
段がない。
【0005】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、例えパスワードの入力操作が覗かれた場合にもパ
スワードが他者に知られるのを防ぐことができるキーボ
ード装置及びそれに用いる出力信号遮断方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるキーボード
装置は、複数のキーのいずれかの押下に応答して対応す
る信号を上位装置に送出するキーボード装置であって、
筐体への圧迫を検知する検知手段と、前記検知手段が前
記筐体への圧迫を検知した時に前記信号の前記上位装置
への送出を遮断する遮断手段とを備えている。
【0007】本発明によるキーボード装置の出力信号遮
断方法は、複数のキーのいずれかの押下に応答して対応
する信号を上位装置に送出するキーボード装置の出力信
号遮断方法であって、筐体への圧迫を検知した時に前記
信号の前記上位装置への送出を遮断するようにしてい
る。
【0008】まず、本発明のキーボード装置は、端末使
用開始時にパスワードを入力する必要がある装置等で、
周囲に人がいて手元や画面を覗かれたとしても、入力者
以外にはパスワードが分からないようにするものであ
る。
【0009】現在のキーボードは手元を見られている
と、パスワードの入力時に漏洩を防御する手段がない。
それを簡単なセンサをキーボードに追加するだけで、パ
スワード漏洩から効果的に防御することが可能となる。
このキーボードは従来のものの上位互換であり、さらに
本体の変更なしにキーボードの変更だけで効果を発揮す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るキーボード装置の構成を示すブロック図である。図1
において、本発明の一実施例によるキーボード1はキー
ボード回路11と、圧力センサ12と、スイッチ13と
から構成され、図示せぬ本体装置に接続するためのコネ
クタ2が接続されている。尚、キーボード回路11は従
来のものの上位互換であり、さらに本体装置の変更なし
にキーボード1の変更だけを行ったものである。
【0011】図2は図1の圧力センサ12の配置例を示
す図である。図2において、圧力センサ12は左手のひ
らが当る場所aと右手のひらが当る場所bと左右の親指
が当る場所cとにそれぞれ配設されている。
【0012】尚、圧力センサ12は左手のひらが当る場
所aと右手のひらが当る場所bと左右の親指が当る場所
cとにそれぞれ個別に設置しても、または左手のひらが
当る場所aと右手のひらが当る場所bと左右の親指が当
る場所cとをカバーするように一つのセンサを設置して
もよく、その設置場所は任意に設定自在である。
【0013】図3は本発明の一実施例によるキーボード
装置の動作を示すフローチャートである。これら図1〜
図3を参照して本発明の一実施例によるキーボード1の
処理動作について説明する。尚、キーボード1を通常使
用する際には図2のaに左手のひらが、bに右手のひら
が、cに左右の親指がそれぞれ当るものとする。
【0014】圧力センサ12に力を加えない状態、つま
りキーボード1の筐体が圧迫されない状態を圧力センサ
12が検知しなければ(図3ステップS1)、圧力セン
サ12はスイッチ13への切替え信号を出力しないの
で、スイッチ13が動作せず、キーボード回路11の各
キー(図2参照)からの入力信号がコネクタ2を介して
本体装置に出力されることとなる(図3ステップS2,
S3)。したがって、ユーザはキーボード回路11から
普通に文字を入力することができる。
【0015】一方、キーボード1の筐体を左手のひらま
たは右手のひら、あるいは左右の親指のいずれかで圧迫
すると、圧力センサ12がそれを検知してスイッチ13
に切替え信号を出力するので(図3ステップS1)、ス
イッチ13が動作し、キーボード回路11とコネクタ2
との間を切断する(図3ステップS4)。
【0016】よって、キーボード回路11の各キーから
の入力信号は本体装置に出力されなくなる。この場合、
圧力センサ12がキーボード1の筐体に対する圧迫を検
知している間、スイッチ13に切替え信号を出力するの
で、その間中スイッチ13が動作し、キーボード回路1
1とコネクタ2との間が切断される(図3ステップS
4,S5)。
【0017】パスワード入力時に周囲の視線があると感
じた場合、ユーザが左手でキーボード1の筐体の場所a
を圧迫しながら右手で適当なキーを押すか、もしくは右
手でキーボード1の筐体の場所bを圧迫しながら左手で
適当なキーを押すか、あるいは左右の親指のいずれかで
キーボード1の筐体の場所cを押すと、スイッチ13が
動作して本体装置への出力が遮断されることとなる。
【0018】この動作は普段の入力と見かけ上全く変わ
らない動作で行うことができるので、キーボード1の筐
体の場所a,b,cのいずれかを圧迫することを圧力セ
ンサ12が感知してスイッチ13が動作し、キーボード
回路11からの通常入力を遮断することができる。
【0019】この後に、力をぬいてパスワードを打った
り、力を入れて圧力センサ12を動作させたりすること
で、疑似的に各キーを打ったりする動作を織り交ぜるこ
とで、例え画面や手元を見られていたとしても、パスワ
ードが他者に漏洩することは絶対にない。この場合、本
体装置側に関係なく、キーボード1側を交換するだけ
で、覗き見によるパスワードの漏洩を防ぐことができ
る。
【0020】尚、圧力センサ12でスイッチを切るだけ
では、入力した時に画面上に“*”等の表記が出るシス
テムの場合、空打ちしたことが分かってしまう。そこ
で、圧力センサ7を作動させると、全く新しいか、もし
くはパスワードに使えないキャラクタコード(擬似信
号)を送出するようにスイッチ13を変更することも可
能である。
【0021】また、ソフトウェア側でダミー文字を
“*”で表示し、ダミー文字であることを認識するよう
に変更するも可能である。上記のように動作させること
で、盗み見ている他者からはダミー文字を打ったか、ま
たは正規の文字を打ったかどうかが完全に認識すること
ができなくなり、パスワード文字数をごまかしたりもで
きるようになる。
【0022】このように、外部信号に応じてキーボード
回路11の各キーからの入力信号の本体装置への出力と
遮断とを切替えるスイッチ13と、その外部信号の入力
を検知する圧力センサ12とをキーボード1に配設する
ことによって、例えパスワードの入力操作が覗かれた場
合にもパスワードが他者に知られるのを防ぐことができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のキーのいずれかの押下に応答して対応する信号を上
位装置に送出するキーボード装置において、筐体への圧
迫を検知した時に上位装置への信号送出を遮断すること
によって、例えパスワードの入力操作が覗かれた場合に
もパスワードが他者に知られるのを防ぐことができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるキーボード装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の圧力センサの配置例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるキーボード装置の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キーボード 2 コネクタ 11 キーボード回路 12 圧力センサ 13 スイッチ a 左手のひらが当る場所 b 右手のひらが当る場所 c 左右の親指が当る場所

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーのいずれかの押下に応答して
    対応する信号を上位装置に送出するキーボード装置であ
    って、筐体への圧迫を検知する検知手段と、前記検知手
    段が前記筐体への圧迫を検知した時に前記信号の前記上
    位装置への送出を遮断する遮断手段とを有することを特
    徴とするキーボード装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、前記筐体の予め設定さ
    れた複数箇所のいずれかに対する圧迫を検知する圧力セ
    ンサからなることを特徴とする請求項1記載のキーボー
    ド装置。
  3. 【請求項3】 前記遮断手段が前記信号の前記上位装置
    への送出を遮断した時に前記上位装置の画面上に前記キ
    ーからの入力を示す情報を表示するようにしたことを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のキーボード装
    置。
  4. 【請求項4】 前記遮断手段は、前記信号の前記上位装
    置への送出を遮断した時に前記画面上に前記キーからの
    入力を示す情報を表示させるための擬似信号を送出する
    よう構成したことを特徴とする請求項3記載のキーボー
    ド装置。
  5. 【請求項5】 複数のキーのいずれかの押下に応答して
    対応する信号を上位装置に送出するキーボード装置の出
    力信号遮断方法であって、筐体への圧迫を検知した時に
    前記信号の前記上位装置への送出を遮断するようにした
    ことを特徴とする出力信号遮断方法。
  6. 【請求項6】 前記筐体の予め設定された複数箇所のい
    ずれかに対する圧迫を圧力センサで検知するようにした
    ことを特徴とする請求項5記載の出力信号遮断方法。
  7. 【請求項7】 前記信号の前記上位装置への送出が遮断
    された時に前記上位装置の画面上に前記キーからの入力
    を示す情報を表示させるようにしたことを特徴とする請
    求項5または請求項6記載の出力信号遮断方法。
  8. 【請求項8】 前記信号の前記上位装置への送出が遮断
    された時に前記画面上に前記キーからの入力を示す情報
    を表示させるための擬似信号を送出するようにしたこと
    を特徴とする請求項7記載の出力信号遮断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815209B1 (ko) * 2001-05-09 2008-03-19 주식회사 씨알이에스 3차원 영상의 생성을 위한 2차원 영상의 특징 추출 장치및 그 방법과 그를 이용한 3차원 영상의 생성 장치 및 그방법
US7451323B2 (en) 2002-03-19 2008-11-11 Fujitsu Limited Password inputting apparatus, method of inputting password, and computer product

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