JP2000293295A - キーボード - Google Patents

キーボード

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JP2000293295A
JP2000293295A JP11137597A JP13759799A JP2000293295A JP 2000293295 A JP2000293295 A JP 2000293295A JP 11137597 A JP11137597 A JP 11137597A JP 13759799 A JP13759799 A JP 13759799A JP 2000293295 A JP2000293295 A JP 2000293295A
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keyboard
thumb
palm
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JP11137597A
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English (en)
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Seiji Ose
清司 小瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パソコンや情報端末、各種制御装置等に利用さ
れているキーボードを、立ったままでも効率よく入力で
きるようにする。 【解決手段】キーボードの裏面に親指を回す構造とし、
一部キーを裏面に設置、さらに掌を置く支持部を設置
し、キーボードを親指と掌で表裏から挟んで支え、裏表
から打鍵および操作ができる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン、情報端
末、各種入力装置、各種制御装置等に利用されているキ
ーボードを、立位で利用するのに適するようにしたキー
ボードあるいは情報処理装置に係わるものであり、詳し
くは、キーボードの形態、キーやデバイスの配置、支持
形態に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現状において、情報機器におけるデータ
入力の方法としては、キーボードを使った入力が、最も
一般的で普及しており、かつ入力の効率も高い。
【0003】従来より、パソコン等で使われる一般的な
キーボードは、机等の上で両手で入力することを前提と
して設計されており、キーはキーボード表面にすべて配
置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯用情報機器や制御
機器では、使用者が立ったままで入力する必要や欲求が
生じるが、従来のキーボードは机等の上での操作が原則
であり、入力したい場合は机や膝の上に置いて操作する
か、片手でキーボードを支えて残った片手で操作するこ
とになる。前者の場合は立位での入力が困難であり、ま
た後者の場合は片手打ちのため入力効率が落ちる。
【0005】また、携帯時の操作や片手での操作が可能
なペン入力方式もあるが、キーボード入力と比べて入力
速度が落ち、また、入力方法を新たに学ぶ必要が生じ
る。
【0006】そこで本発明は、従来型のキーボードとほ
ぼ同じ配列・使用感を維持しながら、使用者が立った状
態でも両手で入力が行えるキーボードあるいはそのキー
ボードを使った情報処理装置を実現し、提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、キーボードの裏面に親指を回す構造と
し、一部キーを裏面に設置、さらに掌を置く支持部をキ
ーボード表面または側面に設置し、キーボードを親指と
掌で表裏から挟んで支え、裏表から打鍵および操作がで
きる構成とすることによって達成される。
【作用】
【0008】単純に親指を裏面に回してキーボードを上
下から挟んで支持する場合、キーボードの重さは親指に
かかり、長時間の支持は困難である。しかし、本発明で
はキーボード表面に掌の支持部を設け、掌で支持部をキ
ーボード上から下へ押さえるようにすることで、親指の
付け根を支点として、キーボードの重さを掌で受けるよ
うになる。そのため無理な力をかけずにキーボードを長
時間支えることができる。また、キーボードの形状によ
り、手の力を抜いた状態でも固定用の器具を使わずとも
キーボードを保持できるため、任意のタイミングで片手
をキーボードより離すことができる。
【0009】親指を裏面にまわすため、本来、表面で親
指で押すべきキーはキーボード裏面に重複して配置し、
裏面にまわした親指で操作することができる。キーの配
列が一般的なものであれば、利用者は立ったままで両手
を使ってタッチタイプが可能となり、効率の良い入力が
可能になる。また、ポインティングデバイスを組み込む
場合も、クリックボタンや操作パッド部を裏面に配置す
ることで操作が可能となる。
【0010】また、机の上等水平な場所に設置して表面
のキーを使って入力する際に、裏面のキーの存在が表面
でのキー入力を阻害しないよう、キーボード裏面に裏面
のキーを無効とするような機構や形状をとることで、机
の上では通常のキーボードのように扱つことが可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0012】図1は本発明になるキーボードの第一実施
例の表面側であり、図2はキーボードの裏面側である。
このキーボードには、掌の支持部(1)、親指の付け根
があたる支点部(2)、裏面に配置したキー(3)が設
置されている。また、裏面のキーとキーボードの底部に
は段差(4)を設けている。
【0013】図3は第一実施例に使用時の手を添えた場
合のキーボード表面側の状態であり、図4はキーボード
の裏面側の状態である。掌(5)が支持部を上から支
え、親指(6)は支点部でキーボードを支えると同時に
裏面のキーを打鍵できる。また、支点部が支持部より奥
に入る形状になるため、手の位置が固定され、キーボー
ドの前後の重量バランスも良くなり、キーボードを支え
やすくなる。
【0014】図5は第一実施例のキーボードを机の上に
置いた場合の正面図である。キーボードの底部の段差
(4)により、裏面に配置したキー(3)は机の上では
押されず、表面のキーが利用できる。
【0015】図6は第一実施例のキーボードを持った場
合の力のかかり方を、キーボードの前から見た説明図
で、図7は横から見た断面図である。支持部(1)、支
点部(2)、掌(5)および親指(6)の位置関係によ
りバランスがとれ、力を入れなくてもキーボードを自然
に支えられることがわかる。
【0016】図8は第一実施例にポインティングデバイ
ス装置を加えた第二実施例のキーボードの表面側、図9
は裏面側である。ポインター式のポインティングデバイ
ス装置の場合はポインター(7)をキーボード表面に設
置し、右クリックボタン(8)および左クリックボタン
(9)を裏面に配置する。これにより立ったままでもキ
ー操作とポインティングデバイスの操作が可能になる。
【0017】図10は支持部にキーの一部を設置し、掌
で押すキー(10)を加えた第三実施例のキーボードの
表面側で、図11は使用時の手を添えた場合のキーボー
ド表面側の状態である。支持部に配置された掌で押すキ
ー(10)は、持ったままの状態でも掌(5)で圧迫す
るようにして押すことができる。たとえばシフトキーを
支持部に配置すれば、指での操作中に掌の操作でシフト
キーを押すことができるので、立ったまま打鍵する場合
のキー操作の効率化を図ることができる。
【0018】図12は支持部の形状を掌で上から包み込
む形状にした第四実施例のキーボードの表面側で、図1
3は使用時の手の状態を加えて前から見た説明図であ
る。支持部(11)の形状を掌で上から包み込む形状に
することで、キーボードを小型化と前後の重量バランス
を改善することができる。また、親指の間に突起(1
2)を設置することで、左右の親指を交錯を防ぎ、安定
して使用することができる。
【0019】図14は支持部の形状を手の形に合わせて
膨らました形状にした第五実施例のキーボードの表面側
で、図15は使用時の手の状態を加えて横から見た説明
図である。支持部(13)の形状を手の形に合わせて膨
らんだ形にすることで、キーボードを持ちやすくするこ
とができる。また、膨らんだ形状の支持部(13)の中
に基盤を入れることで、重量バランスの改善や情報処理
装置としての利用を実現することができる。
【0020】図16は支持部を可変式形状にした第六実
施例のキーボードが、支持部を出した状態での表面側、
図17は支持部を隠した状態での使用時の表面側であ
る。支持部(14)を折り畳み式や着脱式にすること
で、立って使用する場合は図16の形状で、運搬・収納
時や机の上での使用時には図17の形状で利用すること
ができる。
【0021】図18は、ワイヤレス方式を採用した第七
実施例のキーボードの表面側である。キーボードからの
データ送信をコードでなくワイヤレス装置(15)を組
み込んで行うことにより、デスクトップタイプの情報処
理装置や制御機器を、操作卓から離れ立ったままや歩き
ながら、操作卓上と同じように操作可能となる。
【0022】図19は、本発明のキーボードに電子基盤
を組み込んだ情報処理装置としての実施例であり、キー
ボードの形状を一般的な一体型として、それに表示部
(16)を組み込んだものである。
【0023】図20は、本発明のキーボードに電子基盤
を組み込んだ情報処理装置としての別の実施例であり、
左右に分割したキーボード(17)採用し、その間に表
示部(18)を組み込んだものである。
【0024】図21は、本発明のキーボードを採用した
情報処理装置としての別の実施例であり、一般的な設置
位置のディスプレイ(19)を採用したものである。
【0025】図22は、本発明のキーボードを採用した
情報処理装置としての別の実施例であり、重量バランス
を考え、ディスプレイ(20)の設置位置を手前側に配
置したものである。
【0026】図23は支持部と裏面キーボードを着脱式
アダプターとした実施例の着脱式アダプター単体の表面
側であり、図24は着脱式アダプター単体の裏面側、図
25は着脱式アダプター(21)を装着した状態の情報
処理装置である。情報処理装置に別途用意することで、
通常の形態の情報処理装置も、本発明のキーボードを採
用したのと同じ効果が得られる。
【発明の効果】
【0027】本発明により、机などの支えなしに宙に浮
かした状態でも、キーボードを安定して支え・操作する
ことができるようになるので、携帯時でも、キーボード
ならではの効率よい入力ができるようになる。
【0028】キーの配置は、通常のキー配列とほぼ同じ
にできるので、タッチタイピングを指使いをあらたに学
習することなく、すぐに使用できる。
【0029】また、キーボード使用状態から、キーボー
ドを落下させずに片手をただちに解放できるため、入力
中に電話をとったり、キーボードを片手で持ったままメ
モをとることも可能であり、また、転倒などの急な姿勢
の変更にも対応できる。
【0030】キーボード裏面に配置されるキーはキーボ
ード表面にも重複して配列されるので、机の上などでは
通常のキーボードと同様に操作できる。
【0031】このような効果から、サブノートパソコン
や携帯情報端末など、使用者が立った状態で利用するモ
バイルツールや、プレゼンテーション用キーボードとし
て、本発明は寄与することが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるキーボードの第一実施例の表面側
斜視図。
【図2】本発明になるキーボードの第一実施例の裏面側
斜視図。
【図3】第一実施例に使用時の手を加えた表面側斜視
図。
【図4】第一実施例に使用時の手を加えた裏面側斜視
図。
【図5】第一実施例のキーボードを机の上に置いた場合
の正面図。
【図6】第一実施例のキーボードを持った場合の力のか
かり方を、キーボードの前から見た説明図。
【図7】第一実施例のキーボードを持った場合の力のか
かり方を、キーボードの横から見た説明図。
【図8】第一実施例にポインティングデバイス装置を加
えた第二実施例の表面側斜視図。
【図9】第一実施例にポインティングデバイス装置を加
えた第二実施例の裏面側斜視図。
【図10】支持部に掌で押すキーを加えた第三実施例の
表面側斜視図。
【図11】支持部に掌で押すキーを加えた第三実施例の
使用時の手を加えた表面側斜視図。
【図12】支持部の形状を掌で上から包み込む形状にし
た第四実施例の表面側の斜視図。
【図13】支持部の形状を掌で上から包み込む形状にし
た第四実施例の使用時の手を加えたものを前から見た説
明図。
【図14】支持部を手の形に合わせて膨らました形状に
した第五実施例の表面側斜視図。
【図15】支持部を手の形に合わせて膨らました形状に
した第五実施例に使用時の手を加えたものを横から見た
説明図。
【図16】支持部を可変式形状にした第六実施例で支持
部を出した状態の表面側斜視図。
【図17】支持部を可変式形状にした第六実施例で支持
部を隠した状態の表面側斜視図。
【図18】ワイヤレス方式を採用した第七実施例の斜視
図。
【図19】本発明のキーボードに電子基盤を組み込んだ
情報処理装置としての実施例で、一般的な一体型キーボ
ードの形状に表示部を組み込んだ実施例の斜視図。
【図20】本発明のキーボードに電子基盤を組み込んだ
情報処理装置としての実施例で、左右に分割したキーボ
ードの間に表示部を組み込んだ実施例の斜視図。
【図21】本発明のキーボードを採用した情報処理装置
としての実施例で、一般的な設置位置のディスプレイを
採用した実施例の斜視図。
【図22】本発明のキーボードを採用した情報処理装置
としての実施例で、ディスプレイの設置位置を手前側に
した実施例の斜視図。
【図23】支持部と裏面キーボードを着脱式アダプター
とした実施例で、着脱式アダプター単体の表面側の斜視
図。
【図24】支持部と裏面キーボードを着脱式アダプター
とした実施例で、着脱式アダプター単体の裏面側の斜視
図。
【図25】支持部と裏面キーボードを着脱式アダプター
とした実施例で、着脱式アダプターを装着した状態の情
報処理装置の斜視図。
【符号の説明】
1 支持部 2 支点部 3 裏面に配置したキー 4 段差 5 掌 6 親指 7 ポインター 8 右クリックボタン 9 左クリックボタン 10 掌で押すキー 11 支持部 12 突起 13 支持部 14 支持部 15 ワイヤレス送信部 16 表示部 17 左右に分割したキーボード 18 表示部 19 ディスプレイ 20 ディスプレイ 21 着脱式アダプター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードの裏面に、親指を配置し親指と
    親指の付け根および掌によりキーボードを挟んでキーボ
    ードの支持できる支持部を持ったキーボード。
  2. 【請求項2】キーボードの裏面に、親指を配置し親指と
    親指の付け根および掌によりキーボードを挟んでキーボ
    ードの支持・操作ができる支持部を持ち、また、通常の
    キー配列で親指が押すよう推奨されているキーの一部ま
    たは全てをキーボード裏面にも重複して配置したキーボ
    ード。
  3. 【請求項3】キーの一部を、掌の支持部に組み込んだ請
    求項1、または2のキーボード。
  4. 【請求項4】ポインティングデバイス機構を表面または
    裏面に組み込んだ請求項1、2または3のキーボード。
  5. 【請求項5】机など水平面の上に設置しても裏面のキー
    を押さない機構を持った請求項1、2、3または4のキ
    ーボード。
JP11137597A 1999-04-07 1999-04-07 キーボード Pending JP2000293295A (ja)

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JP11137597A JP2000293295A (ja) 1999-04-07 1999-04-07 キーボード

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223613A (ja) * 2010-06-19 2011-11-04 Shunsuke Yoshida 持ち手つき携帯型情報端末

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