JP2000292904A - 位相シフトマスクの位相差測定方法および装置 - Google Patents

位相シフトマスクの位相差測定方法および装置

Info

Publication number
JP2000292904A
JP2000292904A JP10370999A JP10370999A JP2000292904A JP 2000292904 A JP2000292904 A JP 2000292904A JP 10370999 A JP10370999 A JP 10370999A JP 10370999 A JP10370999 A JP 10370999A JP 2000292904 A JP2000292904 A JP 2000292904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
pattern
phase shift
phase
phase difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10370999A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Terasawa
恒男 寺澤
Akira Imai
彰 今井
Yoshihiko Okamoto
好彦 岡本
Tatsuhiko Kamibayashi
辰彦 上林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10370999A priority Critical patent/JP2000292904A/ja
Publication of JP2000292904A publication Critical patent/JP2000292904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70591Testing optical components
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/82Auxiliary processes, e.g. cleaning or inspecting
    • G03F1/84Inspecting

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】位相シフトマスクの位相誤差を精度よく求める
手法を提供すると共に、位相精度を高めた位相シフトマ
スクの製造方法を提供する。 【解決手段】位相シフトマスクに検出光を照射し、種々
のデフォーカス位置でマスクパターン拡大像を捕らえる
光学検出手段と、種々の位相差を仮定して前記の拡大像
を数値予測するシミュレータ部と、検出した光学像と数
値計算結果の比較からマスクの位相差を求める比較判断
部とから構成され、各種のデフォーカスに対応する像寸
法のフォーカス依存性を表すテーブルを作成し、このテ
ーブルと前記信号処理による像寸法を比較して、マスク
の位相を計測する。また、計測結果をマスク製造方法に
フィードバックしてマスクの位相誤差を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置(LSI)等の製造に使用されるマスクに関し、特
に、マスクを透過する照明に位相差を与える処理を施し
たマスクの位相差検査方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置(LSI)の高性能
化を目的とした回路パターンの微細化に伴って、微細加
工を実現するリソグラフィ装置の高解像度化がますます
重要になってきている。これまでLSIの量産には、パ
ターン転写のためのエネルギ線として光を用いる投影露
光装置が広く採用されてきた。投影露光装置の性能は、
感光性膜が形成されている被露光基板上にどれだけ微細
な感光膜パターンが形成されるかで表され、その分解能
Rは一般には、R=k×λ/NAで表現される。ここに
kはプロセスに依存する係数、λは照明光の波長、NA
は投影露光装置のレンズの開口数である。
【0003】これまで、照明光として水銀ランプのg線
(λ=436nm)やi線(λ=365nm)からKrFエ
キシマレーザ(λ=248nm)へと短波長化が進められ
てきた。同時に、レンズの性能向上のための高NA化も
進められてきた。
【0004】一方、短波長化によらず、kの値を従来の
0.6〜0.7から0.3程度にまで小さくすることに
よって解像力を向上させる手法として、マスク透過光に
位相差を与える方法がある。例えば、特公昭62−50
811号公報では、図10に示すように、マスク基板4
5上の不透明部46を挟む両側の透明部の少なくとも一
方に、位相を変える透明膜47を形成している。このマ
スク技術によれば、像面上の投影像光振幅分布48が正
と負の値を有するので、従来解像しない微細領域でも光
強度分布49が明確に現れ、パターンが分離する。
【0005】したがって、従来と同一の露光用投影レン
ズを用いて解像度を格段に高めることができる。透過光
の位相を180度だけ変える上記透明膜47の厚さd
は、露光光の波長をλ、屈折率をnとすると、d=λ/
{2(n−1)}と設定すればよい。また、透明膜を形
成するかわりに、図11に示すように、所定開口部52
においてマスク基板50をdだけ彫り込むマスクも提案
されている。ここで、図中51は遮光膜である。このと
き、dを定義する前記の式におけるnは、マスク基板の
屈折率である。
【0006】しかし、上記の膜厚あるいは彫り込み深さ
dに誤差があると、遮光部の両側の開口部を透過する光
の位相差が180度からずれてしまい、この位相誤差が
パターン転写精度に大きな影響を与える。そこで、マス
クに与えた位相差を正確に把握するために、特開平7−
159976号公報には、位相差を計測する専用のパタ
ーンをマスク上に形成し、このパターンの投影パターン
寸法とデフォーカス量との相関から位相差を計測する方
法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】位相シフトマスクを用
いる従来技術では、180度の位相差を有することが理
想的であるが、位相差に誤差があると解像性能が劣化す
る。例えば、位相誤差が5度ある場合、デフォーカス量
の増大とともに隣接するパターン間で寸法差を生じ、露
光装置の焦点深度内のデフォーカスでも10〜20nmの
寸法差が現れる。そこで、位相シフトマスクを製造する
際には、位相差を与える加工を正確に行なうことが必要
で、そのためにはマスク上で位相差を正確に計測するこ
とが必要不可欠である。しかし、特公昭62−5081
1号公報では、位相誤差の低減については考慮されてい
ない。
【0008】特開平7−159976号公報に開示され
た方法は、位相差を計測する専用のパターンをマスク上
に形成し、その解像特性から位相差を求める計測方法で
ある。しかし、位相差を与える部分のマスク加工の際、
前記透明膜の厚さあるいはマスク基板彫り込み量dは、
パターン形状や大きさに依存して変化する可能性があ
る。また、マスク上全面にわたってみれば加工量dに分
布を生じる可能性もあり、専用の位相検査パターン部に
おいて180度の位相差を与えるように透明薄膜の厚さ
dを設定しても、実素子パターン部ではdとは異なる膜
厚となり位相差が変化する場合がある。
【0009】さらに、レジストパターンを介して寸法差
を計測するので、レジストの種類によって計測結果が変
わる場合もある。したがって、位相測定用パターンから
計測された位相差が実パターン部での位相差を正確に表
しているかどうかは明確ではない。
【0010】以上の理由から、上記従来技術はいずれも
位相計測の精度の面では不充分であった。
【0011】本発明の目的は、位相シフトマスクの位相
差を簡単かつ精度よく計測する方法を提供することであ
る。また本発明の他の目的は、位相シフトマスクの位相
差を精度よく計測する位相計測装置を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明ではマスク上の実素子パターンのうち検査
したい領域に形成されているパターンの拡大像を撮像素
子で検出する光学検出手段と、撮像部分のパターン設計
データを読み込んで投影像光強度分布を数値計算により
求めるシミュレータ部を設けた。ここで、検査すべきパ
ターンとは、互いに位相差を有して隣接する少なくとも
1組のパターンであり、検査対象は隣接するパターン投
影像の寸法差である。
【0013】光学検出手段は、マスクを搭載するステー
ジ、マスクを照明する照明系、拡大投影光学系、および
撮像素子から構成され、予め指定した複数のデフォーカ
ス量に対して、撮像素子でとらえた光学像から信号処理
によりそれぞれのパターン寸法を求める。一方、パター
ン投影像シミュレータ部では、180度を中心に±10
度程度の範囲で複数個の位相差を想定し、所定領域内の
同一のパターン形状に対して複数のデフォーカス状態で
の投影像とパターン寸法を計算する。この計算により、
種々の位相差に対して、投影像から得られるパターン寸
法のフォーカス位置依存性を表す参照テーブルが作成さ
れる。
【0014】撮像素子でとらえた光学像から求めた寸法
のフォーカス位置依存性と、上記の数値計算で得られた
フォーカス位置依存性を表す参照テーブルとを比較する
ことにより、位相差を求めることができる。撮像素子で
とらえた光学像から求める寸法は、レジストを介するこ
となく得られるので、レジストに起因する計測誤差が低
減され、精度よく位相差を計測することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明を実施
する装置の構成を示す図である。位相差を計測する位相
シフトマスク5はマスクステージ4上に載置され、露光
光と同一の波長の検出光で所定の被検出領域が照明され
る。検出光を発する光源1は、水銀ランプあるいはキセ
ノンランプと波長を選択するフィルタ(図示せず)から
構成され、さらに、照明の形状を規定する絞り2が設け
られており干渉性を制御する。図中、マスク5のパター
ン面は上側になるように載置されているが、逆でもよ
い。被検出領域のパターンは、拡大光学系7を介して撮
像素子9の受光面上にその拡大像を形成する。
【0016】ここで、マスクステージ4と撮像素子9
は、それぞれステージ駆動系15と撮像素子駆動部10
によって、検出光学系の光軸方向すなわち矢印8に示す
方向に移動させることができる。この機能により、予め
指定したデフォーカス状態で投影像を捕えることができ
る。得られた投影像は信号処理手段11で処理され、位
相差を有して隣接するパターンに対応したそれぞれの像
寸法が求められる。
【0017】一方、データファイル14にはマスクパタ
ーンデータが格納されている。制御系16は、ステージ
駆動系15を駆動して所定の被検出領域を定めるととも
に、同一の領域のマスクパターンデータを抽出してシミ
ュレータ部13に送る。シミュレータ部13では投影像
の計算を行ない、比較部12では実測結果とシミュレー
ション結果とを比較する。
【0018】次に、本発明の方法の処理フローを示す図
2およびマスクを示す図3を用いて本発明を詳細に説明
する。
【0019】位相差を計測する被検査マスクをマスクス
テージ上に載置(工程21)した後、被検査領域と設定
すべきデフォーカス量を指定する(工程22、23)。
その後、工程24で、マスクステージのマスク面内方向
の移動による位置決め、マスクステージの検出光軸に沿
った方向への移動(デフォーカス)、投影露光による拡
大像の取り込み、信号処理による像寸法の判断、を行な
う。そして、位相シフト部の有るパターン投影像寸法と
位相シフト部の無いパターン投影像寸法との差をデフォ
ーカスの関数として記憶する。
【0020】ここで用いたマスクパターンは、図3に示
すように、マスク31上の領域32の内側に存在する
0.8μmラインアンドスペース(L/S)である。こ
のパターンは、遮光部35の中に開口部33と位相が1
80度進む開口部34が交互に配置されたもので、波長
248nmのKrFエキシマレーザ光を光源とする1/5
縮小投影露光装置を用いて被露光基板上に0.16μm
L/Sを転写するためのパターンである。このパターン
を、縮小投影露光に用いる露光光と同一の、波長が24
8nmの照明光で照明し、100倍の拡大光学系を介して
像を取り込み、開口部33から得られる像の寸法W1と
開口部34から得られる像の寸法W2を検出した。
【0021】一方、工程25では、計算すべき複数の位
相差を設定して、各位相ごとに投影像寸法を数値計算
し、位相シフト部の有るパターン投影像寸法と位相シフ
ト部の無いパターン投影像寸法との差を求め、デフォー
カスの関数としてテーブルを作成する。ここで、計算す
べき複数の位相差として、170度、175度、177
度、180度、183度、185度、190度の7種を
与えた。また、デフォーカス量としては、前記マスクを
1/5縮小投影露光装置を用いた場合の被露光基板のデ
フォーカス量に換算して、−1μmから1μmの範囲を指
定した。最後に、工程26において、実測値と数値計算
結果を比較し、マスクの位相差を判断した。
【0022】図4は、前記撮像素子で取り込んだ信号か
ら求めた投影像の寸法差(W2−W1)と、マスクステ
ージの位置を前記被露光基板の位置に換算したデフォー
カス量との関係を示す図である。この結果から、図3に
示すマスクの投影像の寸法差(W2−W1)は、フォー
カス変動1μmに対して約4nm変化することがわかっ
た。
【0023】一方、図5に示す曲線群は、図3に示すマ
スクパターンのうち、位相シフトのある開口部34の位
相を170度から190度まで変化させたときの、寸法
差のフォーカス依存性を数値計算から求めた結果であ
る。同図において、デフォーカス=0近傍での曲線の傾
きを調べることにより、フォーカスに対する寸法変化率
と位相差との関係を求めることができる。
【0024】その結果を図6に示した。図4と図6の結
果を比較することにより、マスクパターンの位相差は1
81度と求めることができた。したがって、位相測定用
の特別のパターンは不要であり、実素子パターンを用い
て、かつレジストを介さずに位相差を測定できる、とい
う利点がある。
【0025】(実施例2)図7は、本発明の第2の実施
例で用いたマスクパターンを示す図である。図中、40
は位相シフトの無い開口パターン、41は180度の位
相シフトを目標とした開口パターン、42は遮光部であ
る。ここで、各開口部の幅は実施例1と同じ0.8μm
であるが、長さは2.0μmであり、位相シフトの有る
開口パターンと位相シフトの無い開口パターンが2次元
的に交互に配置されている。
【0026】ここで、パターン寸法を計測する位置とし
て、図7に示す2個所の断面位置A、Bを指定した。実
施例1と同一の方法で、拡大光学系7を介して撮像素子
9の受光面上にその拡大像を形成し、予め指定した断面
位置A、Bに対応する投影像の幅をデフォーカスの関数
として求めた。一方、シミュレーションも7種類の位相
差(170度、175度、177度、180度、183
度、185度、190度)を想定して実施例1と同一の
方法で行なった。図8はシミュレーション結果を示す図
である。このシミュレーション結果と撮像素子でとらえ
た実測結果とを比較して、位相差が179度であること
を確認した。
【0027】図9に示すように、マスク43上のパター
ン領域44内の多数の領域にわたって同様の測定を行な
った結果、同図に示すような位相差分布が得られた。本
実施例では、位相差を与えるために、1個おきの開口部
においてマスク基板を所定深さdだけエッチング除去し
て彫り込んでいる。図9はこのエッチング量に分布が有
ることを示している。そこで、この分布を位相シフト加
工部にフィードバックし、再度エッチングの分布を調整
して位相マスクを製作した。
【0028】すなわち、通常の方法で遮光膜中に光透過
用の開口パターンを形成した後、再度通常のレジストプ
ロセスにてエッチングすべき開口部を露出させて、分布
を調整した基板エッチング処理を施した。その結果、マ
スクパターン領域44内の全面にわたって180度±1
度、すなわち2度以内のばらつきに抑えることができ、
位相精度のよい位相シフトマスクを製作することができ
た。位相差の変動に起因するパターン転写不良の発生を
未然に防止できたので、LSIの製造歩留まりを向上さ
せることができた。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、マスク上の実素子パタ
ーンを用いて位相差を計測することができる。位相シフ
トマスクの位相差検査を容易にかつ精度よく行なうこと
ができるので、位相差の変動に起因するパターン転写不
良の発生を未然に防止でき、LSIの製造歩留まりを向
上できた。同時に、位相差の分布がある場合はその傾向
を正確に把握できるので、マスク製造工程における位相
差を施す処理加工工程へのフィードバックが可能とな
り、位相シフトマスクの位相精度が向上するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の方法の処理フロー図。
【図3】本発明の第1の実施例に用いたマスクパターン
の平面図および部分拡大図。
【図4】本発明の第1の実施例によるデフォーカスと寸
法差との関係を示す図。
【図5】本発明の第1の実施例でシミュレーションによ
り得られた、デフォーカスと寸法差との関係を示す図。
【図6】デフォーカスに対する寸法変化率と位相差との
関係を示す図。
【図7】本発明の第2の実施例で実測したデフォーカス
と寸法差との関係を示す図。
【図8】本発明の第2の実施例でシミュレーションによ
り得られた、デフォーカスと寸法差との関係を示す図。
【図9】マスク上の位相分布を示す平面図。
【図10】従来の位相シフトマスクの断面図とその投影
像を示す光強度分布図。
【図11】従来の位相シフトマスクの他の例を示す断面
図。
【符号の説明】
1…照明光源、2…照明絞り、3…コンデンサレンズ、
5…マスク、7…拡大投影レンズ、9…撮像素子、11
…信号処理手段、12…比較部、13…シミュレータ
部、14…データファイル、16…制御系、31…マス
ク、32…マスク上のパターン領域、33…透過光の位
相が0度の開口部、34…位相差を与えた開口部、35
…遮光部、40…透過光の位相が0度の開口部、41…
位相差を与えた開口部、42…遮光部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 好彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 上林 辰彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 2G086 EE12 2H095 BB03 BB31 BD12 BD15 BD19 BD25 BD27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素子パターンの投影露光に用いる位相シフ
    トマスクの位相差を測定する方法であって、前記位相シ
    フトマスクをマスク面に垂直方向に予め指定した複数の
    距離だけ逐次移動させる工程と、投影露光に用いる光と
    同一の波長の光を前記位相シフトマスクの所定の領域に
    照明する工程と、前記複数の移動位置においてパターン
    群を拡大投影して撮像素子に取り込む工程と、前記照明
    領域に対応するパターン設計データを読み込んで前記複
    数の位置におけるパターン投影像光強度分布を位相差を
    変化させて数値計算する工程と、上記数値計算工程で得
    られた結果から位相シフト部のあるパターンと無いパタ
    ーンの投影像寸法差と位相差との相関を求める工程と、
    前記パターンの撮像データと前記寸法の数値計算結果か
    ら前記マスクの位相差を判断する工程からなることを特
    徴とする位相シフトマスクの位相差測定方法。
  2. 【請求項2】被検査領域である、前記位相シフトマスク
    の所定の領域とは、少なくとも位相シフトのあるパター
    ン開口部と位相シフトが無いパターン開口部とが隣あっ
    て配置された部分を含むことを特徴とする、請求項1記
    載の位相シフトマスクの位相差測定方法。
  3. 【請求項3】位相シフトのあるパターン開口部とは、マ
    スク基板を所定量エッチング除去した開口部であること
    を特徴とする、請求項2記載の位相シフトマスクの位相
    差測定方法。
  4. 【請求項4】上記の請求項3に記載の位相差測定方法を
    用いて位相シフトマスクを製造する際のエッチング分布
    を求める工程と、前記エッチング分布の測定結果に基づ
    いて基板エッチング量の局所的な補正を施す工程を含む
    ことを特徴とする位相シフトマスクの製造方法。
  5. 【請求項5】素子パターンの投影露光に用いる位相シフ
    トマスクの位相差を測定する装置であって、前記位相シ
    フトマスクをマスク面に垂直方向に予め指定した複数の
    距離だけ逐次移動させるマスクステージと、投影露光に
    用いる光と同一の波長の光を前記位相シフトマスクの所
    定の領域に照明する照明手段と、前記複数の移動位置に
    おいてパターン群を拡大投影してその像を取り込む撮像
    手段と、前記照明領域に対応するパターン設計データを
    読み込んで前記複数の位置におけるパターン投影像光強
    度分布を位相差を変えて数値計算するシミュレータ部
    と、上記数値計算工程で得られた結果から位相シフト部
    のあるパターンと無いパターンとの投影像寸法差と位相
    差との相関を求める計算部と、前記パターンの撮像デー
    タと前記寸法の数値計算結果を比較して前記マスクの位
    相差を判断する比較判断手段、とからなることを特徴と
    する位相シフトマスクの位相差測定装置。
JP10370999A 1999-04-12 1999-04-12 位相シフトマスクの位相差測定方法および装置 Pending JP2000292904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370999A JP2000292904A (ja) 1999-04-12 1999-04-12 位相シフトマスクの位相差測定方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370999A JP2000292904A (ja) 1999-04-12 1999-04-12 位相シフトマスクの位相差測定方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000292904A true JP2000292904A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14361272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10370999A Pending JP2000292904A (ja) 1999-04-12 1999-04-12 位相シフトマスクの位相差測定方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000292904A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001050819A (ja) * 1999-06-17 2001-02-23 Onera Office Natl D'etudes & De Recherches Aerospatiales 連続可変感度型無色光学干渉計
CN109307980A (zh) * 2017-07-27 2019-02-05 Hoya株式会社 光掩模检查方法、光掩模制造方法及光掩模检查装置
KR20220053931A (ko) * 2020-10-23 2022-05-02 인하대학교 산학협력단 감쇠형 위상반전 마스크 블랭크 제작 공정을 위한 감쇠형 위상반전막의 노광광 파장 영역 투과율, 표면 반사율, 이면 반사율의 측정 및 계산 값을 이용하는 감쇠형 위상반전막의 광학상수 결정 방법 및 장치
JP2022553197A (ja) * 2019-10-15 2022-12-22 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 構造化物体の表面にわたる測定光波長の測定光の光学的位相差を決定するための方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001050819A (ja) * 1999-06-17 2001-02-23 Onera Office Natl D'etudes & De Recherches Aerospatiales 連続可変感度型無色光学干渉計
CN109307980A (zh) * 2017-07-27 2019-02-05 Hoya株式会社 光掩模检查方法、光掩模制造方法及光掩模检查装置
KR20190013517A (ko) * 2017-07-27 2019-02-11 호야 가부시키가이샤 포토마스크의 검사 방법, 포토마스크의 제조 방법, 및 포토마스크 검사 장치
JP2019028171A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 Hoya株式会社 フォトマスクの検査方法、フォトマスクの製造方法、及びフォトマスク検査装置
KR102137868B1 (ko) * 2017-07-27 2020-07-24 호야 가부시키가이샤 포토마스크의 검사 방법, 포토마스크의 제조 방법, 및 포토마스크 검사 장치
JP2022553197A (ja) * 2019-10-15 2022-12-22 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 構造化物体の表面にわたる測定光波長の測定光の光学的位相差を決定するための方法
JP7535577B2 (ja) 2019-10-15 2024-08-16 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 構造化物体の表面にわたる測定光波長の測定光の光学的位相差を決定するための方法
KR20220053931A (ko) * 2020-10-23 2022-05-02 인하대학교 산학협력단 감쇠형 위상반전 마스크 블랭크 제작 공정을 위한 감쇠형 위상반전막의 노광광 파장 영역 투과율, 표면 반사율, 이면 반사율의 측정 및 계산 값을 이용하는 감쇠형 위상반전막의 광학상수 결정 방법 및 장치
KR102487988B1 (ko) 2020-10-23 2023-01-12 인하대학교 산학협력단 감쇠형 위상반전 마스크 블랭크 제작 공정을 위한 감쇠형 위상반전막의 노광광 파장 영역 투과율, 표면 반사율, 이면 반사율의 측정 및 계산 값을 이용하는 감쇠형 위상반전막의 광학상수 결정 방법 및 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100714480B1 (ko) 포토마스크의 테스트 패턴 이미지로부터 인쇄된 테스트피쳐들을 이용하는 포토리소그래피 공정에 있어서 초점변화를 측정하는 시스템 및 방법
US7368208B1 (en) Measuring phase errors on phase shift masks
US20030095267A1 (en) Focus masking structures, focus patterns and measurements thereof
JP3269343B2 (ja) ベストフォーカス決定方法及びそれを用いた露光条件決定方法
KR20040030652A (ko) 교번적인 위상 변위 마스크 검출 방법 및 장치
US6764794B2 (en) Photomask for focus monitoring
US6294297B1 (en) Computer program product for calculating a process tolerance relating exposure amount and focal point position
US6797443B2 (en) Focus monitoring method, focus monitoring apparatus, and method of manufacturing semiconductor device
JP3287017B2 (ja) 結像特性の測定方法
EP1643542A1 (en) Focus test mask, focus measureing method, and exposure device
US8023759B2 (en) Focus monitoring method
JP5084239B2 (ja) 計測装置、露光装置並びにデバイス製造方法
JP2000292904A (ja) 位相シフトマスクの位相差測定方法および装置
US8077290B2 (en) Exposure apparatus, and device manufacturing method
JP3634198B2 (ja) 位置ずれ検査装置の光学的収差測定方法
US11854854B2 (en) Method for calibrating alignment of wafer and lithography system
JP3313543B2 (ja) 露光装置用位置合せ装置及び位置合わせ方法
US20020048018A1 (en) Method for measuring coma aberration in optical system
KR100576518B1 (ko) 노광장치 및 그를 이용한 반도체 소자의 노광 방법
JPH11297614A (ja) コマ収差測定装置および該装置を備えた投影露光装置
JP2000171683A (ja) 最適フォーカス位置測定方法およびフォーカス位置測定用マスク
JP2003084426A (ja) マスク検査装置およびマスク検査方法
JP2005309319A (ja) 露光マスク、フォーカス測定方法及び露光装置管理方法
JP2000106338A (ja) 投影露光方法およびその装置
JP3420401B2 (ja) 位置検出装置および方法、半導体露光装置ならびに半導体デバイスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070313