JP2000287310A - 電気自動車用充電設備の除湿装置 - Google Patents

電気自動車用充電設備の除湿装置

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JP2000287310A
JP2000287310A JP11086105A JP8610599A JP2000287310A JP 2000287310 A JP2000287310 A JP 2000287310A JP 11086105 A JP11086105 A JP 11086105A JP 8610599 A JP8610599 A JP 8610599A JP 2000287310 A JP2000287310 A JP 2000287310A
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pit
charging equipment
fence
electric vehicle
ventilating cylinder
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Application number
JP11086105A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Watanabe
邦彦 渡▲邉▼
Toshio Yonetani
敏夫 米谷
Akiyoshi Yamamoto
章善 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電装置設置用のピット内の除湿を行って発
錆などによる充電装置の故障を防止する。 【解決手段】 地盤G内のピットHを充電装置Bの取付
板1によって閉塞する。ピットHはコンクリートCによ
って壁を作る。ピットHの周りは柵Sで囲って充電装置
Bに人等が近づくことをなくし、その柵Sの支柱20a
を換気筒とする。換気筒20aはピットH内に開口し、
その開口から最も離れたピットH内からの導入管23を
換気筒20aに導いてその下部で開口する。このよう
に、柵Sの支柱20aで換気筒を形成することにより、
デザイン上の異和感がなくなる。風により、換気筒20
aを介して吸気されると、導入管23を介してピットH
内に外気が送気されて、ピットH内が換気されて除湿さ
れる。この除湿作用により、ピットH内は常に乾燥状態
に保たれ、電線3、6の接続部やその他関係機器類の発
錆や特性劣化が防止されて、長期信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気自動車のバ
ッテリー(動力用蓄電池)を充電するための電気自動車
用充電設備におけるピットの除湿装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の充電設備は、例えば、この
発明の一実施例を示す図1、図2を参照して説明する
と、充電ポートPの所定位置に、電気自動車Aが手動又
は自動的に移動して停止し、その動力用バッテリーに充
電装置Bで充電する。その充電装置Bは、一般に、地盤
GにピットHを形成し、そのピットH上面を取付板1に
よって閉塞し、その取付板1上に設けられている。
【0003】この充電設備の上記ピットHは、図2に示
すように、全体のデザイン性から概ね地盤G表面よりも
低位置に設けられ、雨水などの浸水を防ぐために、底面
及びその周りをコンクリート壁Cで囲い、その壁Cと取
付板1の間にパッキング2を介在させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、コンクリート
は浸透性があるため、電気配線などの壁Cの貫通部に防
水処理を施しても、地盤G中からそのコンクリート壁C
を通ってピットH内に浸水し、ピットH内は湿潤状態と
なり易い。湿潤状態は、充電装置Bに発錆などの悪影響
を与え、故障の原因にもなる。
【0005】その湿潤状態をなくす手段として、コンク
リート壁C内外面を防水コーティングして浸水を防止す
ることが考えられるが、コンクリートは現場で打設する
ため、その防水コーティング作業は、煩雑となり、また
信頼性高く実施することは難しい。
【0006】また、ピットH内に乾燥剤を配置すること
も考えられるが、ピットH内は常時浸水状態にあるた
め、その浸水量に見合う乾燥剤を配置し続けることは、
乾燥剤の頻繁な取替えを伴うとともにコスト的にも高い
ものとなり、実用性に乏しい。
【0007】この発明は、上記ピット内の除湿を行うこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、ピット内を強制換気して除湿すること
としたものである。換気には、ピットに単に換気口を形
成した自然換気も考えられるが、この発明における強制
換気は、例えば図2に示すように換気筒を設けて前記自
然換気を促進する構成を有するものをいう。ピット内は
一般に地盤内にあって結露が生じ易いため、自然換気で
は十分に除湿できないからである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、地
盤にピットを形成し、そのピット上面を取付板によって
閉塞し、その取付板上に電気自動車用充電装置を設置
し、上記ピットに換気筒を設けた構成を採用し得る。
【0010】換気筒には、図3(a)に示すように、単
なる煙突状筒体に雨よけを付けたもの、同図(b)乃至
(d)に示すよう断面を工夫してどんな向きに風が吹い
ても、常に同程度の吸引力(入口と出口との高低差によ
る煙突効果)を有するもの、同図(e)、(f)に示す
ように、回転型にしたもの、等の種々のものを採用す
る。また、換気扇を付設して、ピット内に空気を送り込
んだり、吸気することもできる。図中、白抜き矢印が外
気流れ、線矢印が換気流れを示す。
【0011】また、この種の電気自動車充電設備におい
ては、後述の実施例のごとく、マニピュレータなどによ
って給電カプラーを電気自動車の充電カプラーまで自動
的に移動させるものが多く、この場合、そのエリアへの
人などの侵入を防止するため、充電装置の周り、すなわ
ちピットの周りには柵が設けられる。このため、その柵
の支柱を筒状にして、その支柱の上端を開口するととも
に下端を前記ピット内に連通して、その支柱を換気筒と
してピット内を吸気する構成を採用するとよい。
【0012】このようにすれば、支柱から成る換気筒に
よってピット内が円滑に換気される。すなわち、ピット
内が除湿されて、充電装置の湿潤による故障を防止す
る。また、本来的に設置される柵の支柱を換気筒とした
ため、デザイン上も異和感のないものとなる。換気筒と
する支柱の数は任意である。
【0013】この支柱を換気筒とした構成において、そ
の換気によるピット内への送気はピットの種々の隙間か
らなされるが、ピット内の支柱の連通口から離れた個所
に外気導入管を開口させたものとすれば、その送気が円
滑になされて、換気効果も高くなる。このとき、外気導
入管をその支柱内に導いてその下部から外気に開口した
ものとすれば、その導入管が目立たず、デザイン的にも
優れたものとなる。なお、ピット内全域を円滑に除湿す
る点から、外気導入管のピット内開口は支柱のピット内
連通口からでき得るかぎり遠ざけることが好ましい。
【0014】
【実施例】一実施例を図1、図2に示し、この実施例
は、充電ポートPの所定位置に電気自動車Aが手動又は
自動的に移動して停止し、その自動車Aに充電装置Bに
より充電する設備に構成したものである。その充電装置
Bは、地盤Gに形成したピットH上にあり、ピットHは
底面及び側面がコンクリート壁Cから成り、その上面が
パッキング2を介し取付板1によって閉塞されている。
【0015】その取付板1に充電装置Bが設けられてお
り、充電装置Bは、制御器付給電器10とマニピュレー
タ11とから成り、そのマニピュレータ11の腕を実線
・鎖線のごとく伸縮させて、その先端の給電カプラー1
2を自動車Aの充電カプラー13に結合して充電する。
ピットHには外部から信号及び電力線3がシール材4を
介して導かれ、この線3はコネクタ5を介して給電器1
0に導かれている。給電器10からはマニピュレータ1
1に同じく信号・電力線6が導かれている。
【0016】ピットHの周りには柵Sが設けられてお
り、その支柱20は筒21にキャップ22を被せたもの
である。その支柱20の1本(図中、20a)は図2に
示すようにピットH内にその下端が連通して、換気筒と
なっており、風により、同図矢印のごとくピットH内の
空気が吸気される。キャップ22は脚24を筒21内面
に拡張状態で嵌めることにより筒21に通気自在に設け
られている。
【0017】支柱20aの下部には外気導入管23が導
かれてその上端(一端)が外気に開口し、導入管23の
他端は筒21のピットH内連通口から最も離れたピット
H内底面に向かって開口している。このため、図2矢印
のごとく、支柱(換気筒)20aによって吸気される
と、導入管23を介して矢印のごとくピットH内に外気
が送気されて、ピットH内が換気されて除湿される。こ
のピットH内に浸透した水分をピットH外に放出する除
湿作用により、ピットH内は常に乾燥状態に保たれ、電
線3、6など及びその接続部やその他関係機器類の発錆
や特性劣化が防止されて、長期信頼性が向上する。
【0018】
【発明の効果】この発明は、ピット内を強制換気するよ
うにしたので、ピット内を常に乾燥状態に保つことがで
き、充電装置の故障をなくして信頼性を高めることがで
きる。
【0019】また、その換気装置を充電装置を囲む柵に
組み込めば、デザイン的に異和感のないものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略斜視図
【図2】同実施例の切断正面図
【図3】換気手段の各例の概略図
【符号の説明】
A 電気自動車 B 充電装置 C コンクリート壁 G 地盤 H ピット S 柵 1 充電装置取付板 2 パッキング 3、6 信号・電力線 10 制御器付給電器 11 マニピュレータ 12 給電カプラー 13 充電カプラー 20 支柱 20a 換気筒(支柱) 21 支柱の筒 22 支柱のキャップ 23 外気導入管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005326 本田技研工業株式会社 東京都港区南青山二丁目1番1号 (72)発明者 渡▲邉▼ 邦彦 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 米谷 敏夫 名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会 社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 山本 章善 和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田 技術研究所内 Fターム(参考) 5H115 PA00 PC06 PG04 PI16 PI29 PO07 PO14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤GにピットHを形成し、そのピット
    H上面を取付板1によって閉塞し、その取付板1上に電
    気自動車用充電装置Bを設置した電気自動車用充電設備
    において、 上記ピットH内を強制換気して除湿するようにした電気
    自動車用充電設備の除湿装置。
  2. 【請求項2】 上記ピットHの周りに柵Sを設け、この
    柵Sの支柱20aを筒状にして、その支柱20aの上端
    を開口するとともに下端を前記ピット内に連通して、そ
    の支柱20aを換気筒としてピットH内を換気して除湿
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電気
    自動車用充電設備の除湿装置。
  3. 【請求項3】 上記ピットH内の支柱20aの連通口か
    ら離れた個所に外気導入管23を開口させ、上記換気用
    支柱20aによりピットH内を吸気するとともに、前記
    外気導入管23によりピットH内に送気してピットH内
    を換気して除湿するようにしたことを特徴とする請求項
    2に記載の電気自動車用充電設備の除湿装置。
  4. 【請求項4】 上記外気導入管23を上記支柱20a内
    に導いてその下部から外気に開口したことを特徴とする
    請求項3に記載の電気自動車用充電設備の除湿装置。
JP11086105A 1999-03-29 1999-03-29 電気自動車用充電設備の除湿装置 Pending JP2000287310A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034562A (ja) * 2010-06-28 2012-02-16 Focalworks Corp 自動車の電池システムとその充電装置および方法
WO2018228731A1 (de) * 2017-06-16 2018-12-20 Innogy Se Ladestation
JP2021175291A (ja) * 2020-04-27 2021-11-01 株式会社Ihi建材工業 車両給電装置及び路盤ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012034562A (ja) * 2010-06-28 2012-02-16 Focalworks Corp 自動車の電池システムとその充電装置および方法
WO2018228731A1 (de) * 2017-06-16 2018-12-20 Innogy Se Ladestation
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