JP2000280864A - 車両検出システム、及び車両検出用携帯装置 - Google Patents

車両検出システム、及び車両検出用携帯装置

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JP2000280864A
JP2000280864A JP11094996A JP9499699A JP2000280864A JP 2000280864 A JP2000280864 A JP 2000280864A JP 11094996 A JP11094996 A JP 11094996A JP 9499699 A JP9499699 A JP 9499699A JP 2000280864 A JP2000280864 A JP 2000280864A
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vehicle
portable device
display
microcomputer
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JP11094996A
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Inventor
Tomohiro Ito
智大 伊藤
Hiroaki Kojima
弘明 小島
Taketoshi Sakurai
武俊 桜井
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両の位置情報を携帯装置を持っている人自身
に直に表示することができ、周囲の状況いかんに拘わら
ず確実に車両の位置を知らせることができる車両検出シ
ステム、及び車両検出用携帯装置を提供する。 【解決手段】携帯機11に送信コード信号を送信する送
信回路15を設け、車両には受信回路22を備えた送受
信装置12を設け、送受信装置12には、前回値(受信
した過去の信号レベル)と今回値(現在の信号のレベ
ル)に基づいて携帯機11が車両に対して相対的に接近
しているか否かを判定するマイコン23を設ける。マイ
コン23には、その判定結果を出力する送信回路21を
接続し、携帯機11には、送信回路21から送信された
接近信号或いは離間信号を入力するとともに送信回路2
1が出力した接近信号或いは離間信号に応じて表示内容
を変化させる表示器17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両検出システ
ム、及び車両検出用携帯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、郊外店等においては、広大な駐車
場を設けることが多くなってきている。このような駐車
場に車両を駐車した場合、自己の車両を多くの駐車車両
の中から探し出すことに多大の時間を要するようになっ
てきた。
【0003】上記のような問題に対して、例えばワイヤ
レスドアロックのための携帯型の遠隔操作装置を利用し
て、自己の駐車車両に遠隔操作装置から遠隔操作し、同
車両のルームランプやヘッドライトを点灯させる技術が
提案されている(実開昭64−27371号、特開平5
−231057号)。
【0004】又、上記のように所定の照明灯を点灯する
代わりに、ホーンを鳴らす方法も考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車両のルー
ムランプや、ヘッドランプ等のように所定の照明灯を点
灯する場合には、昼間は、点灯しているか否かの確認が
しずらく、又、駐車した車両の向き、周囲の状況によ
り、夜間といえども、自己の駐車車両の存在が確認でき
ないことがある。又、所定の照明灯を点灯する代わりに
ホーンを鳴らす場合、大きな音が鳴るため、周囲にとっ
ては騒音となり、迷惑がかかる問題がある。
【0006】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、車両の位置情報を携帯装置を持っ
ている人自身に直に表示することができ、周囲の状況い
かんに拘わらず確実に車両の位置を知らせることができ
る車両検出システム、及び車両検出用携帯装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、所定の信号を送信す
る送信手段と、該信号を受信する受信手段とのうち、一
方を車両に、他方を携帯装置に設け、前記受信手段が設
けられた方には、受信した過去の信号と現在の信号のレ
ベルに基づいて携帯装置が車両に対して相対的に接近し
ているか否かを判定する接近離間判定手段を設け、前記
接近離間判定手段には、その判定結果を出力する出力手
段を備え、前記携帯装置には、前記出力手段から出力さ
れた判定結果を入力するとともに前記出力手段が出力し
た判定結果に応じて表示内容を変化させる表示手段を備
えた車両検出システムを要旨とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1にお
いて、前記所定の信号は、データを搬送するキャリア信
号である車両検出システムを要旨とするものである。請
求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2におい
て、前記送信手段、及び受信手段は、携帯装置及び車両
に設けられている他の遠隔操作システムに使用されてい
る手段と共用されている車両検出システムを要旨とする
ものである。
【0009】請求項4に記載の発明では、外部からの判
定結果信号を受信する判定結果受信手段と、前記判定結
果受信手段が受信した判定結果信号に基づいて出力結果
に応じて表示内容を変化させる表示手段と、所定の信号
を送信する送信手段を備えた車両検出用携帯装置を要旨
とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明では、車両からの所
定の信号を受信する受信手段と、受信した信号レベルに
基づいて携帯装置が車両に対して相対的に接近している
か否かを判定する接近離間判定手段と、接近離間判定手
段の判定結果を出力する出力手段と、前記出力手段が出
力した判定結果に応じて表示内容を変化させる表示手段
を備えた車両検出用携帯装置を要旨とするものである。
【0011】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
車両と携帯装置には、いずれか一方には、送信手段が設
けられ、他方に受信手段が設けられているため、送信手
段が所定の信号を送信すると、受信手段は該信号を受信
する。この送受信をしている間において、携帯装置を所
有した人が車両に接近若しくは、離間すると、その受信
信号のレベルが過去に受信した信号のレベルと相違す
る。従って、受信手段が受信した信号は、接近離間判定
手段によりその信号レベルに基づいて携帯装置が車両に
対して相対的に接近しているか否かを判定する。出力手
段は、その判定結果を出力する。携帯装置の表示手段
は、出力手段から出力された判定結果を入力するととも
に同出力手段が出力した判定結果に応じて表示内容を変
化させる。
【0012】この表示手段の表示内容が変化することに
より、携帯装置を持っている人は、車両に接近している
か、否かが確認でき、接近している旨の表示が行なわれ
た場合、その方向に車両が位置することが分かる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、送信手段
から送信され、受信手段にて受信された所定の信号は、
データを搬送するキャリア信号とすることにより、遠隔
操作のためのデータ等のように他の目的のために使用さ
れるコードには、なんら変更加える必要がない。従っ
て、本システムでは、前記データを送信することによっ
て、遠隔操作が可能な携帯装置を利用することが可能と
なる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、送信手
段、及び受信手段は、携帯装置及び車両に設けられてい
る他の遠隔操作システムに使用されている手段と共用し
ているため、本システムのための携帯装置を別途設ける
必要がない。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、車両検出
用携帯装置に、判定結果信号を受信する判定結果受信手
段と、判定結果受信手段が受信した判定結果信号に基づ
いて出力結果に応じて表示内容を変化させる表示手段
と、所定の信号を送信する送信手段を備えているため、
請求項1のシステムを構築することができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、車両検出
用携帯装置に、車両からの所定の信号を受信する受信手
段と、受信した信号レベルに基づいて携帯装置が車両に
対して相対的に接近しているか否かを判定する接近離間
判定手段と、接近離間判定手段の判定結果を出力する出
力手段と、前記出力手段が出力した判定結果に応じて表
示内容を変化させる表示手段を備えているため、請求項
1に記載のシステムを構築できる。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明を
スマートエントリーを行なう車両用遠隔操作装置1に具
体化した一実施形態を図1〜図6に基づき詳細に説明す
る。
【0018】図1に示すように、車両用遠隔操作装置1
は、車両の所有者(運転者)に所持される携帯機11
と、車両に搭載される送受信装置12とを備えている。
携帯機11は、運転者が携帯するイグニッションキーに
付属品として設けられ、受信回路13、マイクロコンピ
ュータ(以下、単に「マイコン」という)14、送信回
路15及び表示器17を備えている。
【0019】受信回路13は、後記する送受信装置12
においてキャリア(搬送波)の特性(振幅、周波数、或
いは位相など)に応じて変調され、かつ送信されたリク
エスト信号、接近信号、及び離間信号を受信して、その
信号をマイコン14に入力するための回路である。受信
回路13は、前記変調されたリクエスト信号を復調する
公知の復調器(RFU)を備えている。なお、前記復調
器(RFU)は公知のRSSI出力(電圧)が得られる
ようになっており、図2に示すようにRSSI出力は、
受信キャリアレベルに応じて、その出力値が増大する領
域を有する。
【0020】マイコン14は、受信回路13において復
調されたリクエスト信号が入力されたときに、予め設定
された所定のIDコードを含む送信信号を出力するため
の回路である。送信回路15は、前記送信信号を所定周
波数の電波に変調して外部に送信するための回路であ
る。受信回路13及び送信回路15にはアンテナ16が
それぞれ接続されている。
【0021】又、携帯機11には、車両検出スイッチ1
8が備えられ、同車両検出スイッチ18がオン操作され
ると、マイコン14は、その車両検出スイッチ18のオ
ン操作に基づいて、送信回路15にその車両固有の車両
検出コードを所定時間毎に断続的に出力する。送信回路
15は同車両検出コードをキャリアの特性に応じて変調
して送信する。
【0022】又、マイコン14のROM内には、リクエ
スト信号応答プログラム及び表示器制御プログラムが格
納されている。マイコン14は、そのとき受信した接近
信号に応答して接近表示信号を、離間信号に応答して離
間表示信号を表示器17に出力する。
【0023】表示器17の本体ケースには、LED(発
光ダイオード)等からなる複数個(本実施形態では、5
個)の発光素子が表示器17の図示しないケースに対し
て1列に配置されている。1列に並んだ発光素子のうち
一方の端よりも他方の端寄りに位置するほど車両に接近
したことを示す発光素子となる。以下、より接近した表
示を示す発光素子を高位側の発光素子という。
【0024】従って、マイコン14から接近表示信号を
入力すると、例えば、表示器17は、発光素子の表示数
が0のときは、一方の端の低位に位置する発光素子が発
光されるとともに、以後、接近表示信号が入力される毎
に、隣接する高位側の発光素子を順次発光制御され、一
方の端の1個の発光素子が発光する状態から始まって、
隣接する他の発光素子がともに順次発光する状態へと、
表示状態が変化する。
【0025】又、表示器17が、例えば全ての発光素子
が発光された状態のときにおいて、マイコン14から離
間表示信号を入力したとき、以後、離間表示信号が入力
される毎に、他方の発光素子から順次消灯すべく制御さ
れ、全ての発光素子が発光する状態から始まって、隣接
する他の発光素子がともに順次消灯する状態へと、表示
状態が変化する。
【0026】一方、車両に搭載される送受信装置12
は、送信回路21、受信回路22、及びマイクロコンピ
ュータ(以下、単に「マイコン」という)23を備えて
いる。送信回路21及び受信回路22には、車両外部に
取付けられたアンテナ24が接続されている。
【0027】送信回路21は、マイコン23から出力さ
れるリクエスト信号、接近信号又は離間信号を変調して
アンテナ24を介して送信するための回路である。受信
回路22は、携帯機11からのキャリア(搬送波)の特
性(周波数)に応じて変調され、かつ送信された信号を
受信して、その送信信号をパルス信号に復調して受信信
号を生成するとともに、その受信信号をマイコン23に
入力するための回路である。
【0028】受信回路22は、前記変調された送信信号
を復調する公知の復調器(RFU)を備えている。な
お、前記復調器(RFU)は公知のRSSI出力(電
圧)が得られるようになっており、図2に示すようにR
SSI出力は、受信キャリアレベルに応じて、その出力
値が増大する領域を有する。
【0029】マイコン23は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、
リクエスト信号を間欠的に出力するため、車両検出コー
ドの検出及び、受信回路22が受信した際の受信レベル
を検出するための回路である。又、マイコン23のRO
M内には、車両検出制御プログラム、及びスマートエン
トリ制御信プログラムが格納されている。
【0030】さらに、マイコン23のROMには予め設
定された所定のIDコードが記憶されており、スマート
エントリ制御プログラムに基づいてマイコン23は前記
受信信号が入力されたときには、自身のIDコードと受
信信号に含まれるIDコードとを比較する。そして、マ
イコン23は、それらIDコードが一致し、かつ、受信
レベルが飽和状態になったことを検出したときに、アク
チュエータとしてのドアロック駆動装置28に対して駆
動信号を出力する。詳しくは、携帯機11からの送信信
号がリクエスト信号に応答したものであれば、マイコン
23はドアロック駆動装置28を駆動してドアをアンロ
ックさせる。マイコン23には、車両のドアが開いたか
否かを検出するドアセンサ29が接続され、ドアが開い
た時には、ドアセンサから、オン信号が入力され、ドア
が閉じているときには、ドアセンサからオフ信号が入力
される。
【0031】したがって、車両用遠隔操作装置1は、ス
マートエントリ装置として機能することとなる。又、マ
イコン23は、ROMに車両固有の車両検出コードか否
かを照合するための基準照合データを記憶しており、前
記受信信号が、基準照合データと比較してこの車両固有
の車両検出コードか否かを検出し、受信信号がこの車両
固有の車両検出コードであれば、車両検出制御プログラ
ムを起動する。そして、この車両検出プログラムに従っ
て、マイコン23は、受信回路22の前記受信器(RF
U)のRSSI出力を利用(図2において、利用領域部
分を利用)して、受信レベル(キャリアレベル)を検出
する。この受信レベルは、送受信装置12と携帯機11
が互いに離間している場合、互いの距離が遠距離から近
距離となるに従い増大する。又、近距離でも所定距離内
に入ると、RSSI出力は飽和レベルに達する。前記マ
イコン23は、前記利用領域部分のRSSI出力のレベ
ルを図2に示すL1(>0)〜L5の5段階に区分し、
そのときに入力されたRSSI出力がL1〜L5のレベ
ルのうち、どのレベルか否か、又は、RSSI出力が飽
和レベル(>L5)に達しているか、否かを検出するよ
うに図示しないROMに格納された車両検出制御プログ
ラムに従って作動する。
【0032】又、マイコン23は、そのとき得られた受
信レベルと、前回得られた受信レベルとを比較し、その
比較結果に応じて、接近信号或いは離間信号を送信回路
21を介して携帯機11へ送信する。
【0033】本実施形態では、携帯機11が車両用検出
用携帯装置を構成し、受信回路13が判定結果受信手段
を構成し、送信回路15が送信手段を構成し、表示器1
7が表示手段を構成する。又、送信回路21が出力手段
及び判定結果送信手段を構成し、受信回路22が受信手
段を構成し、マイコン23が接近離間判定手段を構成す
る。
【0034】さて、上記のように構成された車両用遠隔
操作装置1の作用を説明する。今、エンジンが停止した
駐車車両がドアロックされている状態であるとする。こ
の車両から離れたところで、携帯機11の車両検出ボタ
ン18がオン操作されると、マイコン14は、車両検出
スイッチ18のオン操作に基づいて、送信回路15にそ
の車両固有の車両検出コードを所定時間毎に断続的に出
力する。送信回路15は同車両検出コードをキャリアの
特性に応じて変調して送信する。
【0035】車両側の受信回路22は、携帯機11から
送信された信号を受信して、その送信信号をパルス信号
に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号
をマイコン23に入力する。マイコン23はそのとき入
力した受信信号が、基準照合データと比較してこの車両
固有の車両検出コードか否かを検出し、受信信号がこの
車両固有の車両検出コードであれば、車両検出制御プロ
グラムを起動する。
【0036】図3は送受信装置12の車両検出制御プロ
グラムの制御フローを示している。ステップ(以下、ス
テップをSという)1において、マイコン23は受信信
号を受信して、その時の受信信号の受信レベルを判定
し、S2でそのときの受信レベル(キャリアレベル)を
記憶する。次にS3において、前回の受信レベル(、以
下、前回値という)と今回の受信レベル(以下、今回値
という)とを比較する。最初この制御フローが開始され
たときは、前回値は初期値であるため、0レベルとされ
ている。車両と携帯機11との距離が遠距離にあり、受
信キャリアレベルに対応したRSSI出力がL1の時に
はL1>0となるため、S4に移行する。S4におい
て、マイコン23は、接近信号を送信回路21に出力
し、送信回路21は、変調してアンテナ24を介して送
信する。マイコン23は、次のS4において、ドアセン
サ29からオン信号が入力されているか否かを判断し、
オン信号が入力されていない場合には、すなわち、オフ
信号である場合にはS1に戻る。又、S4において、ド
アセンサ29からオン信号が入力されている場合には、
ドアが開いたものとして、マイコン23は停止信号を送
信回路21に出力して、この制御ルーチンを終了する、
送信回路21は、停止信号を変調してアンテナ24を介
して送信する。
【0037】前記S3において、今回値が前回値よりも
小さい時は、携帯機11を持った人が車両から離間して
いるとして、S6において、マイコン23は、離間信号
を送信回路21に出力し、S1に戻る。そして、送信回
路21は、変調してアンテナ24を介して送信する。
【0038】又、前記S3において、今回値が前回値と
同じ場合には、携帯機11を持った人の移動距離が小さ
いものとして、S1に戻る。このようにして、このマイ
コン23は、S5において、ドアセンサ29からオフ信
号がマイコン23に入力されるまで、S1〜S6までの
制御ルーチンを続ける。
【0039】従って、携帯機11を持った人(例えば運
転手)が車両に接近し続ける場合には、前記制御ルーチ
ンにおいては、S1〜S5の処理を継続して行なうた
め、S4において、マイコン23は接近信号を送信回路
21を介して送信し続ける。このような状態において、
マイコン23は、この制御ルーチンとは別に定時的に割
込み処理されるスマートエントリ制御信プログラムに基
づいて、受信したIDコードが一致し、かつ、受信レベ
ルが飽和状態になったことを検出したときに、アクチュ
エータとしてのドアロック駆動装置28に対して駆動信
号を出力する。詳しくは、携帯機11からの送信信号が
リクエスト信号に応答したものであれば、マイコン23
はドアロック駆動装置28を駆動してドアをアンロック
させる。
【0040】又、携帯機11を持った人(例えば運転
手)が車両から離間し続ける場合には、前記制御ルーチ
ンにおいては、S1〜S3,S6の処理を継続して行な
うため、S4において、マイコン23は離間信号を送信
回路21を介して送信し続ける。なお、携帯機11を持
った人(例えば運転手)の移動が停止した場合や、移動
量が少ない場合には、前回値と今回値の受信レベルが同
じとなるため、接近信号、離間信号のいずれも出力しな
い。
【0041】一方、携帯機11側では、図4の表示器制
御プログラムに基づいた制御ルーチンにて、表示器17
の制御が行なわれる。なお、この制御ルーチンは、その
車両検出スイッチ18のオン操作に基づいて起動する。
【0042】同図に示すように、S11では、信号を受
信し、その受信した信号が、接近信号か、離間信号か、
停止信号であるかをS12〜S14の各ステップにおい
て、マイコン14は判定する。S12において、接近信
号であると判定すると、S15において、マイコン14
は、表示器17に接近表示信号を出力し、S11に戻
る。この接近表示信号に基づいて、表示器17は、発光
素子を点灯する。最初は、発光素子はいずれも点灯して
いないため、一方の端に位置する低位の発光素子が点灯
される。以後において、続けて、S15で表示接近信号
が入力されると、表示器17は、隣接するより高位の他
の発光素子も点灯する。
【0043】又、S13において、離間信号であると判
定すると、マイコン14は、S16において、表示器1
7に離間表示信号を出力し、S11に戻る。この離間表
示信号に基づいて、表示器17はその時までに表示して
いた発光素子のうち、車両により接近したことを高位レ
ベル側の発光素子を消灯する。
【0044】又、S14において、停止信号であると判
定すると、マイコン14は、表示器17の表示制御を中
止し、すなわち、全ての発光素子を消灯させて、この制
御ルーチンを終了する。
【0045】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1) 本実施形態では、携帯機11(携帯装置)に送
信コード信号(所定の信号)を送信する送信回路15
(送信手段)を設け、車両には受信回路22(受信手
段)を備えた送受信装置12を設け、送受信装置12に
は、前回値(受信した過去の信号レベル)と今回値(現
在の信号のレベル)に基づいて携帯機11が車両に対し
て相対的に接近しているか否かを判定するマイコン23
(接近離間判定手段)を設けた。そして、マイコン23
には、その判定結果を出力する送信回路21(出力手
段)を接続し、携帯機11には、送信回路21から送信
された接近信号或いは離間信号(判定結果及び判定結果
信号)を入力するとともに送信回路21が出力した接近
信号或いは離間信号に応じて表示内容を変化させる表示
器17(表示手段)を設けた。
【0046】この結果、この表示器17の表示内容が変
化することにより、携帯機11を持っている人は、車両
に接近しているか、否かが確認でき、接近している旨の
表示が行なわれた場合、その方向に車両が位置すること
が分かる。
【0047】(2) 本実施形態では、出力手段として
の送信回路21は判定結果を送信する判定結果送信手段
とし、携帯機11には、送信回路21から出力された判
定結果信号を入力するための受信回路13(判定結果受
信手段)を備えるようにした。
【0048】この結果、送信回路21、及び受信回路1
3は、携帯装置11及び車両に設けられている他の遠隔
操作システムに使用されている手段と共用しているた
め、本システムのための携帯装置や、送受信装置12を
別途設ける必要がない。
【0049】(3) 本実施形態では、車両検出コード
(データ)を送信するキャリア信号(搬送波)の受信レ
ベルの前回値と今回値を比較判定するようにした。この
結果、車両検出コード信号には、なんら変更加える必要
がない。従って、本システムでは、前記車両検出コード
信号を送信することによって、その車両検出コード信号
を送信する携帯装置及び受信する送受信装置12を利用
することが可能となる。 [第2実施形態]次に、本発明を具体化した第2実施形
態を図1、図2、図4及び図5に基づいて説明する。こ
こでは第1実施形態と相違する点を主に述べる。なお、
前記第1実施形態と共通又は、相当する構成について
は、同一符号を付す。第2実施形態においても、スマー
トエントリーを行なう車両用遠隔操作装置1に具体化さ
れている。
【0050】前記第1実施形態では、送受信装置12側
のマイコン23が受信回路22にて受信したキャリアの
受信レベルである前回値と今回値とを比較するようにし
たが、第2実施形態では、携帯機11側の受信回路13
が受信したキャリアの受信レベルである前回値と今回値
とを比較するようにしたところが異なっている。
【0051】詳説すると、車両に搭載される送受信装置
12は、第1実施形態と同様に送信回路21、受信回路
22、マイコン23、アンテナ24を備えている。送信
回路21は、マイコン23から出力されるリクエスト信
号を第1実施形態と同様にキャリア(搬送波)の特性に
応じて変調して、アンテナ24を介して車両室外に出力
する。
【0052】マイコン23は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、
リクエスト信号を間欠的に出力する。また、マイコン2
3には予め設定された所定のIDコードが記憶されてお
り、前記受信信号が入力されたときには、自身のIDコ
ードと受信信号に含まれるIDコードとを比較する。そ
して、それらIDコードが一致したとき、スマートエン
トリ制御信プログラムに基づいて、受信したIDコード
が一致し、かつ、受信回路22の受信レベルが飽和状態
になったことを検出したときに、アクチュエータとして
のドアロック駆動装置28に対して駆動信号を出力す
る。詳しくは、携帯機11からの送信信号がリクエスト
信号に応答したものであれば、マイコン23はドアロッ
ク駆動装置28を駆動してドアをアンロックさせる。
【0053】一方、携帯機11の受信回路13は、前記
送受信装置12においてキャリア(搬送波)の特性(振
幅、周波数、或いは位相など)に応じて変調され、かつ
送信されたリクエスト信号を受信して、その信号をマイ
コン14に入力するための回路である。受信回路13
は、前記変調されたリクエスト信号を復調する公知の復
調器(RFU)を備えている。なお、前記復調器(RF
U)は公知のRSSI出力(電圧)が得られるようにな
っており、図2に示すようにRSSI出力は、受信キャ
リアレベルに応じて、その出力値が増大する領域を有す
る。
【0054】マイコン14は、受信回路13において復
調されたリクエスト信号が入力されたときに、予め設定
された所定のIDコードを含む送信信号を出力するた
め、及び、受信回路13が受信した際の受信レベルを検
出するための回路である。送信回路15は、前記送信信
号を所定周波数の電波に変調して外部に送信する。
【0055】又、マイコン14のROM内には、車両検
出携帯機用制御プログラム、及びリクエスト信号応答プ
ログラムが格納されている。マイコン14は、受信回路
13の前記受信器(RFU)のRSSI出力を利用(図
2において、利用領域部分を利用)して、受信レベルを
検出する。この受信レベルは、送受信装置12と携帯機
11が互いに離間している場合、互いの距離が遠距離か
ら近距離となるに従い増大する。又、近距離でも所定距
離内に入ると、RSSI出力は飽和レベルに達する。前
記マイコン14は、前記利用領域部分のRSSI出力の
レベルを図2に示すL1〜L5の5段階に区分し、その
ときに入力されたRSSI出力がL1〜L5のレベルの
うち、どのレベルか否か、又は、RSSI出力が飽和レ
ベル(>L5)に達しているか、否かを検出するように
図示しないROMに格納された車両検出携帯機用制御プ
ログラムに従って作動する。
【0056】又、マイコン14は、そのとき得られたレ
ベルに応じて、接近表示信号或いは離間表示信号を表示
器17に出力する。表示器17の本体ケースには、第1
実施形態と同様にLED(発光ダイオード)等からなる
複数個(本実施形態では、5個)の発光素子が表示器1
7の図示しないケースに対して1列に配置されている。
そして、第1実施形態と同様にマイコン14から接近表
示信号を入力すると、例えば、表示器17は、発光素子
の表示数が0のときは、一方の端の低位に位置する発光
素子が発光されるとともに、以後、接近表示信号が入力
される毎に、隣接する高位側の発光素子を順次発光制御
され、一方の端の1個の発光素子が発光する状態から始
まって、隣接する他の発光素子がともに順次発光する状
態へと、表示状態が変化する。
【0057】又、表示器17が、例えば全ての発光素子
が発光された状態のときにおいて、マイコン14から離
間表示信号を入力したとき、以後、離間表示信号が入力
される毎に、他方の発光素子から順次消灯すべく制御さ
れ、全ての発光素子が発光する状態から始まって、隣接
する他の発光素子がともに順次消灯する状態へと、表示
状態が変化する。
【0058】本実施形態では、携帯機11が車両用検出
用携帯装置を構成し、受信回路13が受信手段を構成
し、表示器17が表示手段を構成し、マイコン14が接
近離間判定手段を構成する。又、送信回路21が送信手
段を構成する。
【0059】さて、上記のように構成された車両用遠隔
操作装置1の作用を説明する。今、エンジンが停止した
駐車車両がドアロックされている状態であるとする。そ
して、送受信装置12では、図6に示すように、マイコ
ン23によって、スマートエントリ制御信プログラムが
所定時間毎に割込み処理されて、送信回路21を介して
リクエスト信号を送信している。
【0060】この車両から離れたところで、携帯機11
の車両検出ボタン18がオン操作されると、マイコン1
4は、車両検出スイッチ18のオン操作に基づいて、図
5に示すように表示器制御プログラムに基づいた制御ル
ーチンが実行される。
【0061】S21において、マイコン14は受信信号
を受信して、その受信信号がエンド信号か否かを判定す
る。なお、エンド信号は、以下のときに、送受信装置1
2から送信される信号である。すなわち、車両のドアが
開けられた際に、ドアセンサ27からのオン信号がマイ
コン23に入力されると、マイコン23は、車両検出の
ための制御プログラム(前記表示器制御プログラム)を
終了させるために、送信回路21を介してエンド信号を
送信する。
【0062】エンド信号ではないと判定された場合は、
S23においてその時の受信信号の受信レベルを判定
し、そのときの受信レベル(キャリアレベル)を記憶す
る。又、エンド信号であるときは、この制御プログラム
を終了する。
【0063】次にS24において、前回の受信レベ
ル(、以下、前回値という)と今回の受信レベル(以
下、今回値という)とを比較する。最初この制御フロー
が開始されたときは、前回値は初期値であるため、0レ
ベルとされている。車両と携帯機11との距離が遠距離
にあり、受信キャリアレベルに対応したRSSI出力が
L1の時にはL1>0となるため、S25に移行する。
S25において、マイコン14は、接近表示信号を表示
器17に出力し、S23に戻る。
【0064】又、マイコン23は、S24において、今
回値が前回値よりも小さい時は、携帯機11を持った人
が車両から離間しているとして、S26において、マイ
コン23は、離間表示信号を表示器17に出力し、S2
1に戻る。
【0065】又、前記S24において、今回値が前回値
と同じ場合には、携帯機11を持った人の移動距離が小
さいものとして、S21に戻る。このようにして、この
マイコン14は、S22において、エンド信号が受信さ
れるまで、S21〜S26までの制御ルーチンを続け
る。
【0066】従って、携帯機11を持った人(例えば運
転手)が車両に接近し続ける場合には、前記制御ルーチ
ンにおいては、S21〜S25の処理を継続して行なう
ため、S25において、マイコン23は接近表示信号を
表示器17に出力し続ける。このような状態において、
車両側では、マイコン23は、スマートエントリ制御信
プログラムに基づいて、受信したIDコードが一致し、
かつ、受信レベルが飽和状態になったことを検出したと
きに、アクチュエータとしてのドアロック駆動装置28
に対して駆動信号を出力する。詳しくは、携帯機11か
らの送信信号がリクエスト信号に応答したものであれ
ば、マイコン23はドアロック駆動装置28を駆動して
ドアをアンロックさせる。
【0067】又、携帯機11を持った人(例えば運転
手)が車両から離間し続ける場合には、前記制御ルーチ
ンにおいては、S21〜S24,S26の処理を継続し
て行なうため、S25において、マイコン14は離間表
示信号を表示器17に出力し続ける。
【0068】なお、携帯機11を持った人(例えば運転
手)の移動が停止した場合や、移動量が少ない場合に
は、前回値と今回値の受信レベルが同じとなるため、接
近信号、離間信号のいずれも出力しない。
【0069】このようにして、表示器17は、第1実施
形態と同様に接近表示信号又は離間表示信号に基づいて
発光素子を点灯又は消灯する。したがって、本実施形態
によれば、前記第1の実施形態における上記(1)〜
(3)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得る
ことができる。
【0070】(1)本実施形態では、車両に設けられた
送受信装置12にリクエスト信号(所定の信号)を送信
する送信回路21を設け、携帯機11には受信回路13
(受信手段)を設け、携帯機11には、前回値(受信し
た過去の信号レベル)と今回値(現在の信号のレベル)
に基づいて携帯機11が車両に対して相対的に接近して
いるか否かを判定するマイコン14(接近離間判定手
段)を設けた。そして、マイコン14は、その判定結果
を出力する出力機能(出力手段)を備え、その判定に応
じて表示内容を変化させる表示器17(表示手段)を設
けた。
【0071】この結果、この表示器17の表示内容が変
化することにより、携帯機11を持っている人は、車両
に接近しているか、否かが確認でき、接近している旨の
表示が行なわれた場合、その方向に車両が位置すること
が分かる。
【0072】(2) 本実施形態では、リクエスト信号
(データ)を送信するキャリア信号(搬送波)の受信レ
ベルの前回値と今回値を比較判定するようにした。この
結果、リクエスト信号には、なんら変更加える必要がな
い。従って、本システムでは、前記リクエスト信号を送
信することによって、そのリクエスト信号を受信する携
帯装置及び送信する送受信装置12を利用することが可
能となる。
【0073】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 (1) 前記各実施形態では、表示器17は、LED
(発光ダイオード)等からなる複数個の発光素子をケー
スに対して1列に配置することにより構成した。
【0074】この代わりに、色表示にて、互いに異なる
色にて発光するダイオードを複数個設けてその接近離間
度に対応して発光色を異ならしめるようにしてもよい。
又、LEDの点滅速度を接近の程度に応じて変更したり
してもよい。
【0075】(2) 表示器17のダイオードに代え
て、液晶表示装置にて、その接近離間度に応じてグラフ
表示、図、文字等の表示ができるようにしてもよい。 (3) 前記各実施形態では、表示器17は視覚で接近
離間度が確認できるようにしたが、表示器17として携
帯機11を持っている人が分かる程度の報知音を断続的
に出力できる発音器としてもよい。この場合、接近程度
に応じて、報知音の間隔を異ならしめたり、音の高さを
変えたり、音量を変化するように制御するものとする。
又、表示器17として、振動を付与するバイブレータに
代えてもよく、この場合、接近程度に応じて、振動の周
波数を変化させるものとする。このようにすれば、発音
器と異なり、音を発することがないため、音により周囲
に迷惑がかけることがない。
【0076】(4) 前記各実施形態では、スマートエ
ントリ装置に具体化したが、車両に携帯機を持っている
人が車両に接近した場合、エンジン始動を自動に行なう
ことができるスマートイグニッション装置に具体化した
り、携帯機として、ドアロック、及びそのアンロックを
遠隔操作で行なうことができる電波キーと、その電波キ
ーとの車両側に設けられた送受信装置とからなるシステ
ムに具体化してもよい。
【0077】(5) 前記各実施形態では、車両用遠隔
操作装置1に具体化したが、携帯電話装置に対して前記
第1実施形態又は第2実施形態の携帯装置の機能を持た
せ、車両側に携帯電話と通信でき、前記第1実施形態又
は第2実施形態の機能を持たせた送受信装置12を設け
ても、前記第1実施形態又は第2実施形態と同様の作用
効果を奏することができる。
【0078】(6) 又、携帯機11のアンテナ16
は、指向性の強いもの、例えば八木アンテナ、導波管を
利用すると、より車両検出の精度を高くすることができ
る。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項5に記載の発明によれば、車両の位置情報を携帯装置
を持っている人自身に直に表示することができ、周囲の
状況いかんに拘わらず確実に車両の位置を知らせること
ができる。
【0080】請求項2に記載の発明によれば、データを
送信することによって、遠隔操作が可能な携帯装置を利
用することができる。請求項3に記載の発明によれば、
他の遠隔操作システムに使用されている手段と共用して
いるため、本システムのための携帯装置を別途設ける必
要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用遠隔操作装置の第1実施形態の
構成を示すブロック図。
【図2】同じく受信キャリアレベルとRISSI出力と
の相関を示す特性図。
【図3】同じく車両検出制御プログラムのフローチャー
ト図。
【図4】同じく表示器制御プログラムに基づいたフロー
チャート図。
【図5】第2実施形態の表示器制御プログラムに基づい
たフローチャート図。
【図6】同じくスマートエントリ制御信プログラムのフ
ローチャート図。
【符号の説明】
1…車両用遠隔操作装置、11…携帯機(携帯装置及び
車両用検出用携帯装置を構成する。)、12…送受信装
置、13…受信回路(第1実施形態の判定結果受信手段
及び第2実施形態における受信手段を構成する。)、1
4…マイコン(第2実施形態における接近離間手段を構
成する。)、15…送信回路(第1実施形態における送
信手段を構成する。)、17…表示器(表示手段を構成
する。)、21…送信回路(第1実施形態における出力
手段、判定結果送信手段、及び第2実施形態における送
信手段を構成する。)、22…受信回路(第1実施形態
における受信手段を構成する。)、23…マイコン(第
1実施形態における接近離間判定手段を構成する。)、
24…アンテナ、28…アクチュエータとしてのドアロ
ック制御装置、29…ドアセンサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の信号を送信する送信手段と、該信
    号を受信する受信手段とのうち、一方を車両に、他方を
    携帯装置に設け、 前記受信手段が設けられた方には、受信した過去の信号
    と現在の信号のレベルに基づいて携帯装置が車両に対し
    て相対的に接近しているか否かを判定する接近離間判定
    手段を設け、 前記接近離間判定手段には、その判定結果を出力する出
    力手段を備え、 前記携帯装置には、前記出力手段から出力された判定結
    果を入力するとともに前記出力手段が出力した判定結果
    に応じて表示内容を変化させる表示手段を備えた車両検
    出システム。
  2. 【請求項2】 前記所定の信号は、データを搬送するキ
    ャリア信号である請求項1に記載の車両検出システム。
  3. 【請求項3】 前記送信手段、及び受信手段は、携帯装
    置及び車両に設けられている他の遠隔操作システムに使
    用されている手段と共用されている請求項1又は請求項
    2に記載の車両検出システム。
  4. 【請求項4】 外部からの判定結果信号を受信する判定
    結果受信手段と、前記判定結果受信手段が受信した判定
    結果信号に基づいて出力結果に応じて表示内容を変化さ
    せる表示手段と、所定の信号を送信する送信手段を備え
    た車両検出用携帯装置。
  5. 【請求項5】 車両からの所定の信号を受信する受信手
    段と、受信した信号レベルに基づいて携帯装置が車両に
    対して相対的に接近しているか否かを判定する接近離間
    判定手段と、接近離間判定手段の判定結果を出力する出
    力手段と、前記出力手段が出力した判定結果に応じて表
    示内容を変化させる表示手段を備えた車両検出用携帯装
    置。
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Cited By (2)

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