JP2000278316A - データ切替装置 - Google Patents

データ切替装置

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JP2000278316A
JP2000278316A JP7852499A JP7852499A JP2000278316A JP 2000278316 A JP2000278316 A JP 2000278316A JP 7852499 A JP7852499 A JP 7852499A JP 7852499 A JP7852499 A JP 7852499A JP 2000278316 A JP2000278316 A JP 2000278316A
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Ryoichi Bandai
代 亮 一 萬
Kenji Sakagami
上 健 二 坂
Yasuo Unekawa
川 康 夫 畝
Yuichi Miyazawa
沢 祐 一 宮
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な回路で複数の入力ポートを公平に選択
可能なデータ切替装置を提供する。 【解決手段】 本発明のデータ切替装置は、アップカウ
ンタ1と、ダウンカウンタ2と、アップカウンタ1によ
る計測値とダウンカウンタ2による計測値のいずれか一
方を選択するカウンタ選択回路3と、カウンタ選択回路
3の出力に基づいて複数の入力ポートLinのいずれかを
選択するポート選択回路4と、ポート選択回路4で選択
された入力ポートLinから送られたパケットを蓄積する
バッファ5とを備える。ポート選択回路4は、アップカ
ウンタ1とダウンカウンタ2を交互に選択することによ
り、入力ポートLin1〜Lin4の取り込み優先順序を昇順
に変化させるか、降順に変化させるかを、パケットを取
り込むたびに切り替える。これにより、各入力ポートL
in1〜Lin4を公平に選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力ポートに対し
てデータを伝送する複数の入力ポートの切替制御を行う
技術に関し、例えば、ATMスイッチやIPパケットス
イッチなどを対象とする。
【0002】
【従来の技術】入力ポートから出力ポートにパケットを
伝送する際、入力ポートと出力ポートの間に、共有バッ
ファ型、または出力バッファ型スイッチを設ける場合が
ある。この種のスイッチは、入力ポートから送られたパ
ケットのヘッダ情報を解析し、ヘッダ情報中に含まれる
宛先情報に基づいて、出力ポートごと、もしくは出力ポ
ートごと優先クラスごとに設けられたバッファ(論理キ
ュー)にパケットを蓄積していく。
【0003】特定の出力ポートへのパケットの競合が継
続的に発生すると、バッファに蓄積されるパケットがバ
ッファに蓄積可能なしきい値を超えてしまう。この場
合、古いパケットから順に廃棄する処理が行われる。
【0004】また、バッファに1パケット分の空きがで
きたときに、複数の入力ポートからのパケットが競合し
た場合には、競合するパケット間で、バッファに蓄積す
るか、廃棄するかの調停処理が行われる。このとき、入
力ポートに取り込み優先順序を設定しておき、この優先
順序に従ってパケットをバッファに蓄積する場合があ
る。
【0005】図8は従来のパケット振り分け処理を説明
する図であり、入力ポートの優先順位を固定にした例を
示している。具体的には、図8では、入力ポートが4つ
で、出力ポートも4つの共有バッファ型、または出力バ
ッファ型スイッチを想定している。
【0006】図8に示す入力ポートは、共通のバスに接
続されており、各入力ポートは、一定の周期で規則的に
バスにパケットを送り込む。これにより、バスの時分割
多重化(TDM:Timing Division Multiplex)が実現され
る。
【0007】例えば、図8は、出力ポートに接続された
バッファ101に、あと1パケット分だけパケットを蓄
積できる余裕があるときに、このバッファ101に入力
ポートLin2,Lin3がパケットを送ろうとした例を示し
ている。
【0008】入力ポートの取り込み優先順序は、図8に
示したように固定であり、入力ポートLin1が最も取り
込み優先順序が高く、入力ポートLin4が最も低い。こ
のため、入力ポートLin2とLin3が競合すると、必ず入
力ポートLin2が選択され、入力ポートLin3は廃棄され
る。なお、図8の「取り込み優先順序」の欄に記載され
た数字のうち、値の小さいものほど取り込み優先順序が
高いことを示している。
【0009】これに対して、図9は入力ポートの取り込
み優先順序を定期的に変化させる従来例を示す図であ
る。具体的には、パケットをバスに取り込むタイミング
に同期して、入力ポートの取り込み優先順序を順繰りに
変化させる。例えば、図9(a),(b),(d)の場
合、入力ポートLin2の取り込み優先順序は入力ポート
Lin3の取り込み優先順序よりも高いため、入力ポート
Lin2から送られたパケットがバッファ101に蓄積さ
れ、入力ポートLin3から送られたパケットは廃棄され
る。
【0010】一方、図9(c)の場合は、入力ポートL
in3の方が入力ポートLin2よりも取り込み優先順序が高
いため、入力ポートLin3から送られたパケットがバッ
ファ101に蓄積され、入力ポートLin2から送られた
パケットは廃棄される。
【0011】しかしながら、図9では、入力ポートの取
り込み優先順序を常に同じ方向に変化させるため、入力
ポートによって、優先度に差が生じる。すなわち、入力
ポートLin1→Lin2→Lin3→Lin4の順に優先度が低く
なる。このため、例えば、入力ポートLin2とLin3が競
合した場合には、入力ポートLin2からのパケットが4
回のうち3回、バッファ101に蓄積され、入力ポート
Lin3からのパケットは4回のうち1回しかバッファ1
01に蓄積されない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】各入力ポートを公平に
選択する手法として従来知られたものに、ラウンドロビ
ン方式がある。この方式は、図10に示すように、取り
込み優先順序を示す配列をリング状に配置し、前回最優
先であった配列要素を配列の最後尾に配置するものであ
り、この配列を時計回り、あるいは反時計回りに順繰り
に変化させて、入力ポートの選択を行うものである。
【0013】配列は、図10に示すように、要素とポイ
ンタとで構成される。要素は記憶素子(レジスタ)の識
別情報を示し、ポインタは入力ポートの識別情報を示
す。取り込み順序制御では、まず、今回最優先取り込み
入力ポートが格納されているであろう要素(例えば、
1)からポインタ(例えば、1)を読み込み、読み込む
べき入力ポートを選択する。次の読み込みサイクルで
は、前サイクルで読み込んだ要素の次の要素(例えば、
2)からポインタ(例えば、2)を読み込むことで、配
列に従った入力ポートの選択を行う。
【0014】図11は、図9と同様に、出力ポートに接
続されたバッファ101に、あと1パケット分だけパケ
ットを蓄積できる余裕があるときに、このバッファ10
1に入力ポートLin2,Lin3がパケットを送ろうとした
例を示す図である。
【0015】入力ポートの取り込み優先順序が図11
(a)の「取り込み優先順序」の欄に示すような場合、
入力ポートLin2がLin3よりも取り込み優先順序が高い
ため、入力ポートLin2から送られたパケットがバッフ
ァ101に蓄積される。
【0016】入力ポートの取り込み優先順序は、図11
(b)に示すように、時計回りに順繰りに変化する。す
なわち、次の取り込みタイミングでは、図11(c)に
示すように、前回最も取り込み優先順序の高かった入力
ポートLin1が最も取り込み優先順序が低くなるよう
に、取り込み優先順序が変化する。この場合、入力ポー
トLin2よりもLin3の方が取り込み優先順序が高くな
り、入力ポートLin3から送られたパケットがバッファ
101に蓄積される。
【0017】以下同様に、次の取り込みタイミングで
は、図11(e)に示すように、前回最も取り込み優先
順序の高かった入力ポートLin2が最も取り込み優先順
序が低くなり、さらに次の次の取り込みタイミングで
は、図11(g)に示すように、前回最も取り込み優先
順序の高かった入力ポートLin3が最も取り込み優先順
序が低くなる。
【0018】図11(b),(d),(f),(h)で
は、入力ポートLin2,Lin3のうち選択されるものを丸
で囲んでいる。図示のように、4回のうち2回は入力ポ
ートLin2が選択され、残りの2回は入力ポートLin3が
選択される。このように、ラウンドロビン方式によれ
ば、競合した入力ポートを公平に選択することができ
る。
【0019】しかしながら、ラウンドロビン方式では、
前回の配列によって、今回の配列が決まるため、図10
に示すような前回の配列を常に記憶しておかなければな
らない。配列の記憶には通常、フリップフロップやメモ
リを用いるため、回路が複雑になってしまう。
【0020】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、簡易な回路で複数の入力ポー
トを公平に選択可能なデータ切替装置を提供することに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、複数の入力ポートのいずれ
かを選択し、選択した入力ポートから取り込まれたデー
タを、出力ポートに接続されたバッファに蓄積するデー
タ切替装置において、前記複数の入力ポートのデータ取
り込み優先順序を設定する優先順序設定手段と、設定さ
れたデータ取り込み優先順序に従って前記複数の入力ポ
ートの選択を切り替えるポート選択手段と、を備え、前
記優先順序設定手段は、前記ポート選択手段により前記
複数の入力ポートが公平に選択されるように、前回のデ
ータ取り込みタイミングでの前記複数の入力ポートのデ
ータ取り込み優先順序に依存することなく、新たなデー
タ取り込み優先順序を設定する。
【0022】請求項1の発明では、複数の入力ポートが
公平に選択されるようにし、かつ、前回のデータ取り込
みタイミングでのデータ取り込み優先順序に依存するこ
となく、新たなデータ取り込み優先順序を設定する。こ
れにより、各入力ポートから送られたデータを公平に扱
うことができ、また、データ取り込み優先順序を記憶す
るメモリ等も不要になる。
【0023】請求項2の発明では、データを取り込むた
びに、データ取り込み優先順序の切替方向を変化させる
ため、簡易な手順で複数の入力ポートを公平に選択する
ことができる。
【0024】請求項3の発明では、乱数または擬似乱数
に基づいて入力ポートの選択を切り替えるため、簡易な
手順で複数の入力ポートを公平に選択することができ
る。
【0025】請求項4の発明では、多項式による割り算
回路で擬似乱数を発生させるため、フリップフロップや
加算回路などの簡易な回路で擬似乱数を発生できる。
【0026】請求項5の発明では、複数の入力ポートか
らのパケットを、時分割多重化してバスに送り込むた
め、大量のデータを効率よく伝送することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ切替装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。本
発明に係るデータ切替装置は、複数の入力ポートのいず
れかを選択し、選択した入力ポートから送られたパケッ
トを、出力ポートに接続されたバッファに蓄積するもの
である。
【0028】(第1の実施形態)図1は本発明に係るデ
ータ切替装置の第1の実施形態の概略構成を示すブロッ
ク図である。図1のデータ切替装置は、クロックに応じ
て「1」ずつインクリメントするアップカウンタ(第1
の優先順序変更手段)1と、クロックに応じて「1」ず
つディクリメントするダウンカウンタ(第2の優先順序
変更手段)2と、アップカウンタ1による計測値とダウ
ンカウンタ2による計測値のいずれか一方を選択するカ
ウンタ選択回路3と、カウンタ選択回路3の出力に基づ
いて複数の入力ポートLinのいずれかを選択するポート
選択回路4と、ポート選択回路4で選択された入力ポー
トLinから送られたパケットを蓄積するバッファ5とを
備える。
【0029】図1において、アップカウンタ1およびダ
ウンカウンタ2が優先順序設定手段に対応し、カウンタ
選択回路3およびポート選択回路4がポート選択手段に
対応する。
【0030】ポート選択回路4で選択された入力ポート
Linからのパケットは、バス6を介してバッファ5に蓄
積される。ポート選択回路4は、新たなパケットを取り
込むたびに、入力ポートLinの選択を切り替える。これ
により、バス6は時分割多重化される。
【0031】バッファ5は、各出力ポートごとに設けら
れている。各バッファ5は、しきい値を超えない範囲で
パケットを蓄積する。
【0032】図1のポート選択回路4は、後述するよう
に、アップカウンタ1またはダウンカウンタ2の計測値
に基づいて、入力ポートLinの取り込み優先順序を切り
替える。
【0033】図2(a)はアップカウンタ1の計測値に
基づいて入力ポートLin1〜Lin4の選択を行う例を示す
図である。図2(a)の場合、入力ポートLin2の取り
込み優先順序が最も高く、入力ポートLin1の取り込み
優先順序が最も低い。
【0034】一方、図2(b)はダウンカウンタ2の計
測値に基づいて入力ポートLin1〜Lin4の選択を行う例
を示す図である。図2(b)の場合、入力ポートLin3
の取り込み優先順序が最も高く、入力ポートLin4の取
り込み優先順序が最も低い。
【0035】本実施形態のポート選択回路4は、アップ
カウンタ1の計測値とダウンカウンタ2の計測値を交互
に選択する点に特徴がある。
【0036】図3および図4はポート選択回路4の動作
を説明する図である。これらの図は、バッファ5にあと
1パケット分だけパケットを蓄積できる余裕があるとき
に、この出力ポートに入力ポートLin2,Lin3がパケッ
トを送ろうとした例を示している。
【0037】まず、最初は、図3(a)に示すように、
アップカウンタ1の計測値に基づいて入力ポートLin1
〜Lin4の取り込み優先順序が設定される。この場合、
入力ポートLin2の方がLin3よりも取り込み優先順序が
上なので、入力ポートLin2から送られたパケットがバ
ッファ5に蓄積され、入力ポートLin3から送られたパ
ケットは廃棄される。
【0038】次のパケット取り込みタイミングでは、図
3(b)に示すように、ダウンカウンタ2の計測値に基
づいて入力ポートLin1〜Lin4の取り込み優先順序が設
定される。この場合、入力ポートLin3の方がLin2より
も取り込み優先順序が上なので、入力ポートLin3から
送られたパケットがバッファ5に蓄積され、入力ポート
Lin2から送られたパケットは廃棄される。
【0039】次のパケット取り込みタイミングでは、図
3(c)に示すように、図3(a)に対して「1」だけ
インクリメントしたアップカウンタ1の計測値に基づい
て入力ポートLin1〜Lin4の取り込み優先順序が設定さ
れる。この場合、入力ポートLin2から送られたパケッ
トがバッファ5に蓄積される。
【0040】次のパケット取り込みタイミングでは、図
3(d)に示すように、図3(b)に対して「1」だけ
ディクリメントしたダウンカウンタ2の計測値に基づい
て入力ポートLin1〜Lin4の取り込み優先順序が設定さ
れる。この場合、入力ポートLin3から送られたパケッ
トがバッファ5に蓄積される。
【0041】以下同様に、ポート選択回路4は、アップ
カウンタ1とダウンカウンタ2を交互に選択して入力ポ
ートLin1〜Lin4の選択を行う。図4(d)の処理が終
了すると、再び、図3(a)〜図4(d)までの処理が
繰り返される。
【0042】このように、4つの入力ポートLin1〜Li
n4が存在する場合には、ポート選択回路4は、図3
(a)〜図4(d)までの8つの処理を繰り返す。これ
らの処理のうち、4つの処理(図3(a),(c),図
4(c),(d))では入力ポートLin2からのパケッ
トがバッファ5に蓄積され、残りの4つの処理(図3
(b),(d),図4(a),(b))では入力ポート
Lin3からのパケットがバッファ5に蓄積される。すな
わち、ポート選択回路4は、入力ポートLin1〜Lin4を
公平に選択する。
【0043】以上のように、第1の実施形態では、入力
ポートLin1〜Lin4の取り込み優先順序を昇順に変化さ
せるか、降順に変化させるかを、パケットを取り込むた
びに切り替えるようにしたため、各入力ポートLin1〜
Lin4を公平に選択することができる。また、前回にお
ける入力ポートLin1〜Lin4の取り込み優先順序に関係
なく、今回における入力ポートLin1〜Lin4の取り込み
優先順序を設定するため、前回の取り込み優先順序を記
憶しておく必要がなく、回路規模を小型化できる。
【0044】(第2の実施形態)第2の実施形態は、擬
似乱数に基づいて入力ポートLinの選択を切り替えるも
のである。
【0045】図5は本発明に係るデータ切替装置の第2
の実施形態のブロック図である。図5のデータ切替装置
は、図1と同様のポート選択回路4とバッファ5を備え
ており、この他に、擬似乱数を発生する乱数発生回路
(乱数発生手段)11を備える。
【0046】図6は乱数発生回路11の一例を示す図で
あり、多項式G(x)=x3+x+1による割り算回路を示
している。図6の回路11は、フリップフロップ21〜
23と加算回路24,25とで構成される。
【0047】図6の回路において、例えば、各フリップ
フロップ21〜23の入力を(1,0,0)とおいてシフト動
作を行うと、各フリップフロップ21〜23の入力と最
終段のフリップフロップ23の出力は図7のようにな
る。
【0048】図7からわかるように、図6の回路は、7
つのクロックで各フリップフロップ21〜23の状態が
一巡する。また、各フリップフロップ21〜23の入力
端子には、0以外の全パターンが現れる。
【0049】一般に、フリップフロップm段からなる割
り算器を、次数mの原子既約多項式の係数に等しくなる
ように結線すると、周期m=2m−1の最大長系列が得
られる。したがって、mを十分大きな整数に設定すれ
ば、割り算器を構成する各フリップフロップの入出力端
子により、擬似的な乱数を得ることができる。
【0050】このような割り算器は、フリップフロップ
と加算器だけで構成されるため、簡易な回路で構成で
き、図11のようなラウンドロビン方式に比べて、回路
規模を削減できる。
【0051】図5のポート選択回路4は、乱数発生回路
11から発生された擬似乱数に基づいて入力ポートLin
の選択を切り替える。これにより、入力ポートLinのそ
れぞれを公平に選択できるようになる。
【0052】なお、擬似乱数を発生させる回路は図6の
ような割り算回路に限定されない。例えば、メモリ等に
擬似乱数のテーブルを格納しておき、このテーブルから
読み出したデータに基づいて入力ポートLinの選択を切
り替えてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、前回のデータ取り込み優先順序に依存することな
く、複数の入力ポートを公平に選択できるため、各入力
ポートから送られるデータを公平に扱うことができ、ま
た、データ取り込み優先順序を記憶するメモリ等も不要
になるため、回路規模を削減でき、部品コストの低減や
装置の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ切替装置の第1の実施形態
の概略構成を示すブロック図。
【図2】(a)はアップカウンタの計測値に基づいて入
力ポートの選択を行う例を示す図、(b)はダウンカウ
ンタの計測値に基づいて入力ポートの選択を行う例を示
す図。
【図3】(a)〜(d)はポート選択回路の動作を説明
する図。
【図4】(a)〜(d)は図3に続くポート選択回路の
動作を説明する図。
【図5】本発明に係るデータ切替装置の第2の実施形態
の概略構成を示すブロック図。
【図6】乱数発生回路の一例を示す図。
【図7】図6の回路の内部状態と出力の変化を示す図。
【図8】従来のパケット振り分け処理を説明する図。
【図9】入力ポートの取り込み優先順序を定期的に変化
させる従来例を示す図。
【図10】ラウンドロビー方式の配列を説明する図。
【図11】ラウンドロビー方式の動作を説明する図。
【符号の説明】
1 アップカウンタ 2 ダウンカウンタ 3 カウンタ選択回路 4 ポート選択回路 5 バッファ 6 バス 11 乱数発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂 上 健 二 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 畝 川 康 夫 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 (72)発明者 宮 沢 祐 一 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 Fターム(参考) 5K030 HA10 HB28 HB29 JA01 KA03 KA22 KX12 KX29 LA03 LA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力ポートのいずれかを選択し、選
    択した入力ポートから取り込まれたデータを、出力ポー
    トに接続されたバッファに蓄積するデータ切替装置にお
    いて、 前記複数の入力ポートのデータ取り込み優先順序を設定
    する優先順序設定手段と、 設定されたデータ取り込み優先順序に従って前記複数の
    入力ポートの選択を切り替えるポート選択手段と、を備
    え、 前記優先順序設定手段は、前記ポート選択手段により前
    記複数の入力ポートが公平に選択されるように、前回の
    データ取り込みタイミングでの前記複数の入力ポートの
    データ取り込み優先順序に依存することなく、新たなデ
    ータ取り込み優先順序を設定することを特徴とするデー
    タ切替装置。
  2. 【請求項2】前記優先順序設定手段は、 前記複数の入力ポートのデータ取り込み優先順序を、デ
    ータの取り込みタイミングに同期させて、所定の方向に
    順に切り替える第1の優先順序変更手段と、 前記複数の入力ポートのデータ取り込み優先順序を、デ
    ータの取り込みタイミングに同期させて、前記所定の方
    向とは逆方向に順に切り替える第2の優先順序変更手段
    と、を有し、 前記ポート選択手段は、前記第1の優先順序変更手段に
    よるデータ取り込み優先順序と前記第2の優先順序変更
    手段によるデータ取り込み優先順序とを交互に選択し
    て、選択したデータ取り込み優先順序に基づいて前記複
    数の入力ポートの選択を切り替えることを特徴とする請
    求項1に記載のデータ切替装置。
  3. 【請求項3】データ取り込みタイミングに同期して、乱
    数または長周期の擬似乱数を発生する乱数発生手段を備
    え、 前記ポート選択手段は、前記乱数発生手段により発生さ
    れた乱数または擬似乱数に基づいて、前記入力ポートの
    選択を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ータ切替装置。
  4. 【請求項4】前記乱数発生手段は、多項式による割り算
    回路で構成されることを特徴とする請求項3に記載のデ
    ータ切替装置。
  5. 【請求項5】前記複数の入力ポートのそれぞれは、入力
    データである固定長セルもしくは可変長パケットを伝送
    し、 前記ポート選択手段と前記バッファとの間に、前記複数
    の入力ポートからのパケットが時分割多重化されて伝送
    されるバスを設けたことを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のデータ切替装置。
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