JP2000276581A - 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2000276581A
JP2000276581A JP11078216A JP7821699A JP2000276581A JP 2000276581 A JP2000276581 A JP 2000276581A JP 11078216 A JP11078216 A JP 11078216A JP 7821699 A JP7821699 A JP 7821699A JP 2000276581 A JP2000276581 A JP 2000276581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image processing
luminance value
value
blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11078216A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisaku Horie
大作 保理江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP11078216A priority Critical patent/JP2000276581A/ja
Publication of JP2000276581A publication Critical patent/JP2000276581A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の高いシェーディング補正を施すこと。 【解決手段】 入力された画像を複数のブロックに分割
する(S11)。分割したそれぞれのブロックについ
て、ブロックに含まれる画素の画素値別の度数を表わす
輝度ヒストグラムを作成する(S14)。作成した輝度
ヒストグラムの最大の度数となる輝度値を山頂値として
検出する(S15)。画像全体の画素の輝度値を最小二
乗法を用いて、それぞれのブロックについて求められた
山頂値に近似することにより、近似2次曲面を求める
(S18)。求めた近似2次曲面と目標とする下地輝度
値とから画素ごとの輝度値を補正する(S19)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像処理装置およ
び画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した
記録媒体に関し、特に画素ごとの下地輝度値を求めるこ
とによりシェーディング補正を行なう画像処理装置およ
び画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラやデジタルビデオカメラ
等で撮影した画像、特に紙などの印刷物を撮影した画像
は、シェーディングが生じる場合が多い。シェーディン
グとは、撮像した画像に見られる輝度の場所的なむらで
あって、被写体に対する照明むらや影、または撮像素子
のばらつき等が原因で生じる現象をいう。
【0003】デジタルカメラ等で撮像された画像がシェ
ーディングの影響を受けている場合には、撮像された画
像を2値化または圧縮する場合に問題が生じる。図13
は、文字とグラフが表わされた原稿をデジタルカメラで
撮像して得られる画像であって、シェーディングの影響
を受けた画像を示す図である。図を参照して、画像の右
側半分の領域と左側半分の領域とを比較すると、右側の
領域の方が左側の領域よりも輝度が低い。さらに、左側
の領域だけで見ると、上側半分の領域の輝度が、下側半
分の領域の輝度よりも高い。また、上側半分の領域は、
左上方向に向って輝度が徐々に高くなっている。
【0004】図14は、図13に示した画像のすべての
画素について、輝度ごとに度数を表わしたヒストグラム
を示す図である。図15は、文字とグラフが印刷された
原稿をデジタルカメラで撮像して得られる画像であっ
て、シェーディングの影響を受けていない画像のすべて
の画素について、輝度ごとに度数を表わしたヒストグラ
ムを示す図である。図14と図15とも、横軸に輝度値
を縦軸に度数をとって示す。
【0005】図14を参照して、輝度値が高い部分で度
数が高くなっているけれども、輝度値の変化に対する度
数の変化がなだらかであるので、このヒストグラムから
は、撮像した原稿が文字を表わした原稿であるのか否か
の判断ができない。図13に示す画像を2値化する場合
に、図14に示すヒストグラムからは、2値化に用いる
しきい値が決定できない。また決定したとしても、2値
化後の画像の品質が悪くなってしまう。図16は、シェ
ーディングの影響を受けた画像の2値化処理の問題点を
説明するための図であって、シェーディングの影響を受
けた画像の下地輝度値が高い部分と低い部分のそれぞれ
に描かれた「文字」の部分に2値化処理を施した結果を
示す図である。図16を参照して、画像の右下の部分に
描かれた「文字」の部分を2値化した場合には、文字の
線が太く、「文字」の字の周辺にノイズが現われてい
る。一方、画像の上の部分に描かれた「文字」の部分を
2値化すると、文字の線が細く、所々で線がかすれてし
まっている。このように、シェーディングの影響を受け
た画像を2値化する場合には、文字が描かれた画像中の
位置の違いにより、2値化後の文字の太さや形が異なっ
てしまうといった問題が生じる。
【0006】図15を参照して、撮像した画像にシェー
ディングの影響がない場合には、輝度値の高い部分で度
数が急激に高くなっている。したがって、このヒストグ
ラムから文字が印刷された原稿であることを判断でき
る。さらに、撮像して得られる画像を2値化するのに用
いるしきい値を、図中でAで示す輝度値として決定する
ことが容易にできる。
【0007】図17は、画像の圧縮処理の問題点を説明
するための図であって、シェーディングの影響を受けた
画像を示す図である。図18は、画像の圧縮処理の問題
点を説明するための図であって、シェーディングの影響
を受けていない画像を示す図である。図17と図18と
を参照して、両図に表わされたラインA上に配列する画
素について見ると、図18では、下地が均一な輝度分布
なので、画素値が同じ画素が連続して配列することにな
る。これにより、ランレングス符号化を利用した圧縮法
を用いた場合には、圧縮率が高くなる。これに対して、
図17では、下地輝度が均一でないため、同じ画素値の
画素が連続していない。このため、ランレングス符号化
を利用した圧縮法では、圧縮率が低下してしまう。
【0008】また、図18に示すシェーディングの影響
を受けていない画像は、下地が均一な輝度分布を持つた
め、たとえばブロックB内の画素は輝度変化が少ない。
これにより、ブロック単位でベクトル量子化や直交変換
を利用する圧縮法を用いた場合、圧縮率を高くすること
ができる。これに対して図17に示すシェーディングの
影響を受けた画像では、下地が均一な輝度分布を持たな
いため、ブロックB内の画素は輝度変化が大きい。した
がって、ブロック単位でベクトル量子化や直交変換を利
用する圧縮法を用いた場合には、圧縮率を高くすること
ができない。
【0009】撮影した画像からシェーディングの影響を
除去するための処理をシェーディング補正といい、従来
より種々の方法が用いられているが精度が悪かった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来より
用いられているシェーディング補正の技術を改良するた
めになされたものであり、精度の高いシェーディング補
正を施すことができる画像処理装置および画像処理方法
ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、入力された画像を複数の
ブロックに分割するための分割手段と、分割されたブロ
ックごとに下地輝度値を検出するための検出手段と、検
出された下地輝度値の分布から入力された画像の下地輝
度値の近似曲面を求めるための演算手段と、求められた
近似曲面に基づいて、入力された画像の画素値を補正す
るための補正手段とを備える。
【0012】好ましくは画像処理装置は、演算手段で求
められる近似曲面は2次曲面であることを特徴とする。
【0013】さらに好ましくは、画像処理装置の分割手
段は、入力された画像に含まれる被写体の大きさに基づ
き分割するブロックの数を決定するための決定手段を含
むことを特徴とする。
【0014】さらに好ましくは、画像処理装置の分割手
段は、被写体の大きさを解像度と画像サイズとに基づき
決定するための決定手段を含むことを特徴とする。
【0015】さらに好ましくは、画像処理装置の検出手
段は、画素値が同じ画素の数が最大の画素値を下地輝度
値として検出することを特徴とする。
【0016】さらに好ましくは、画像処理装置の検出手
段は、高輝度側から下地輝度値を検出することを特徴と
する。
【0017】この発明の他の局面に従うと画像処理方法
は、入力された画像を複数のブロックに分割するための
分割ステップと、分割されたブロックごとに下地輝度値
を検出するための検出ステップと、検出された下地輝度
値の分布から入力された画像の下地輝度値の近似曲面を
求める演算ステップと、求められた近似曲面に基づいて
入力された画像の画素値を補正するための補正ステップ
とを含む。
【0018】この発明のさらに他の局面に従うと画像処
理プログラムを記録した記録媒体は、入力された画像を
複数のブロックに分割するための分割ステップと、分割
されたブロックごとに下地輝度値を検出するための検出
ステップと、検出された下地輝度値の分布から入力され
た画像の下地輝度値の近似曲面を求める演算ステップ
と、求められた近似曲面に基づいて入力された画像の画
素値を補正するための補正ステップとをコンピュータに
実行させる。
【0019】これらの発明によると、分割したブロック
ごとの下地輝度値の分布から下地輝度値の近似曲面を求
めるので、画像全体にバランスのとれた画素ごとの下地
輝度値を求めることができ、精度の高いシェーディング
補正を行なうことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
における画像処理装置を備えたデジタルカメラについて
図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は、デジタルカメラ1が雑誌などの原
稿2を撮像している状況を示す図である。図2は、デジ
タルカメラ1の前方からの斜視図である。図を参照し
て、デジタルカメラ1は、撮影ボタン3と、撮影レンズ
部4と、カード挿入口5とを備える。
【0022】デジタルカメラ1による撮影結果は、デジ
タルカメラ1の内部に存在する図示しないハードディス
クカードに電子データとして記憶される。ここでハード
ディスクカードは画像データの記録媒体であり、たとえ
ばPCMCIAに準拠したハードディスクカードのよう
なものを用いてもよいし、これに代えてメモリカードな
どを用いてもよい。また、ミニディスク(MD)を記録
媒体に用いてもよい。さらに、カードを記録媒体としな
くても、たとえばSCSIケーブルなどでデジタルカメ
ラ1をプリンタなどに直接接続するようにしてもよい。
【0023】本実施の形態におけるデジタルカメラ1で
は、会議などで配布された資料、カタログ、雑誌、研究
記録などの紙原稿を電子データとして保存する場合の画
質と圧縮率とを向上させることができる。
【0024】図3は、デジタルカメラ1の回路構成を示
すブロック図である。図を参照して、デジタルカメラ1
はデジタルカメラ1の全体の制御を行なうCPU100
と、撮像を行なうCCD104と、撮像された内容を表
示する表示部106と、CCD104からの画像を一時
記憶するためのRAM108と、撮像された画像にシェ
ーディング補正を施すためのシェーディング補正部11
0と、シェーディング補正された画像から属性領域を抽
出するための領域判別部112と、抽出された属性領域
ごとに適切な補正を行なうための適応補正部114と、
補正された属性領域ごとに圧縮を行なうための圧縮部1
16と、圧縮が行なわれた画像を統合し出力するための
画像合成部118と、画像を記録するためのカードメモ
リ部120と、CPU100で実行するためのプログラ
ムを記憶するためのROM102とを備える。
【0025】なお、デジタルカメラ1のCPU100に
外部記憶装置122を設け、CD−ROM124やフロ
ッピーディスク等からデジタルカメラ1の制御のための
プログラムを読取るようにしてもよい。
【0026】次に、図3に示されるブロック図を用いて
実際の撮影の様子を説明する。図3において太い矢印は
画像の流れを示し、細い矢印は制御データの流れを示し
ている。ユーザがカメラの電源をONにすると、撮影レ
ンズ部4で撮られているシーンがCCD104を介して
表示部106に映し出される。
【0027】CPU100は、撮影ボタン3がONにな
ったことを検出すると、CCD104に対してCCDの
積分を指示し、積分が終了すればCCDデータのRAM
108へのダンプを行なう。そして、表示部106にこ
の画像を表示(フリーズ表示)させる。
【0028】CCD104からの画像は、RAM108
に記憶される。画像がCCD104からRAM108に
記憶されると、シェーディング補正部110、領域判別
部112、適応補正部114、圧縮部116、画像合成
部118のそれぞれで処理が順に行なわれ、カードメモ
リ部125にJPEG、PNGなどの画像圧縮データを
記憶する。
【0029】カードメモリ部120は、ハードディスク
などであっても外部の記憶装置や端末などであってもよ
い。また、圧縮を行なわずに画像データをプリンタやモ
ニタに出力することもできる。さらに以下に述べるシェ
ーディング補正処理、領域判別処理、適応補正処理はデ
ジタルカメラ1の内部で行なってもよいし、デジタルカ
メラ1に接続された別のカメラやパーソナルコンピュー
タの端末などにデータを転送してそこで行なってもよ
い。
【0030】次に画像がRAM108に記憶されたとき
に、デジタルカメラ1で行なう処理の流れについて説明
する。図4は、デジタルカメラ1で行なわれる画像処理
の流れを示すフローチャートである。図を参照して、C
CD104で撮像された画像がRAM108に記憶され
ると、シェーディング補正処理が施される(S01)。
シェーディング補正処理については後で詳しく説明す
る。
【0031】次にシェーディング補正処理が施された画
像に対して領域判別処理が施される(S02)。これに
より、画像は文字属性の文字領域、線画属性の線画領
域、または写真属性の写真領域に分割される。一般に、
紙原稿には、文字領域、線画領域、写真領域などが含ま
れる。ここに文字領域とは、黒字の文字のみで構成され
る矩形領域を示す。線画領域とは棒グラフやべた塗り画
像など、単色領域とエッジ領域とで主に構成される矩形
領域を示す。また、写真領域とは階調の変化する部分を
多く含む矩形領域を示し、絵画、イラスト、テクスチャ
なども写真領域に含まれる。
【0032】そして、分割された領域別に画像補正処理
が施される(S03)。文字領域に対しては、解像度変
換、文字補正、2値化などの処理が行なわれる。線画領
域と写真領域に対しては、ノイズによる画質劣化と圧縮
率の低下とを防ぐために平滑化等が行なわれる。
【0033】そして、画像補正処理が施された領域に対
して領域別の圧縮処理が施される(S04)。文字領域
に対しては2値圧縮が施されて、写真領域に対してはLo
ssless圧縮、写真領域に対してはlossy圧縮が行なわれ
る。なお、文字領域に対してはステップS03の領域別
画像補正処理において、OCRを行なった場合には、ス
テップS04の領域別圧縮処理でキャラクタコードに変
換する処理を行なってもよい。
【0034】領域別に圧縮されたデータは統合化され
(S05)、カードメモリ部120へ出力される(S2
3)。
【0035】次にシェーディング補正処理について説明
する。図5は、図4のステップS01で行なわれるシェ
ーディング補正処理の流れを示すフローチャートであ
る。シェーディング補正処理はシェーディング補正部1
10で行なわれる。シェーディング補正処理は、入力さ
れた画像が白黒の場合には、輝度値を用いて行なわれ
る。入力される画像がカラーの場合には、RGBの3つ
の画素値から輝度を求めて作成してもよい。さらに、
R、G、Bのそれぞれの画素値ごとに独立に行なっても
よいし、ホワイトバランスが正常である場合や、処理速
度の高速化を図る場合などには、いずれかの値を用いて
もよい。また、YUV等の他の色空間で行なってもよ
い。
【0036】シェーディング補正処理は、入力された画
像をN個のブロックに分割する処理(S11)と、変数
Kに初期値である「1」を設定する処理(S12)と、
K番目のブロックKを注目ブロックとして選択する処理
(S13)と、注目ブロックに対して輝度ヒストグラム
を作成する処理(S14)と、求めた輝度ヒストグラム
の度数が最大となる輝度値を下地輝度値として検出する
ステップ(S15)と、変数Kがブロックの個数Nか否
かを判定するステップ(S16)と、変数Kをインクリ
メントするステップ(S17)と、N個のブロックの下
地輝度値から近似2次曲面を計算するステップ(S1
8)と画素ごとに画素値を補正するステップ(S19)
とを含む。
【0037】ステップS11では、RAM108から画
像が入力されると、入力された画像をN個のブロックに
分割する。ここで分割するブロック数について説明す
る。分割するブロック数は、少なすぎるとブロックの面
積が大きくなるため、ブロック内にシェーディングの影
響を受けた画像を含む可能性が高くなる。このためブロ
ック内の画像の下地輝度値を検出する精度が低下する。
逆に、分割するブロック数が多すぎるとブロックの面積
が小さくなるため、ブロック内の画像が下地部分を含ま
ない可能性が高くなる。このためブロック内の画像の下
地輝度値を誤って判別してしまう。また、すべてのブロ
ック内の画像が下地部分を含む場合であっても、ブロッ
クの面積が小さければ下地輝度値を検出するために用い
る画素数が少なくなるため、下地輝度値を検出する精度
が低下してしまう。
【0038】したがって、分割するブロックの数は、撮
像される原稿の大きさにより定められる。たとえば、A
4の大きさの原稿の場合には、縦方向と横方向にそれぞ
れ3等分した3×3=9(個)、または4等分した4×
4=16(個)のブロックに分割するのが好ましい。
【0039】撮像される原稿の大きさは、デジタルカメ
ラ1の使用者が入力するようにしてもよいし、解像度と
画像サイズとから求めるようにしてもよい。原稿サイズ
と解像度と画像サイズとは、[(解像度)×(原稿の大
きさ)=画像サイズ]の関係にある。たとえば、横が8
×1/4(inch)で縦が11×3/4(inch)のA4サ
イズの紙を解像度400[dpi]で撮像した場合、横3
300[dot]×縦4700[dot]の画像サイズとな
る。したがって、解像度と画像サイズとがわかれば、原
稿サイズを求めることができる。
【0040】画像サイズはCCD104の画素数から求
めることができる。解像度は、デジタルカメラ1と原稿
との間の距離およびCCD104の画素数から求めるこ
とができる。また、密着型のスキャナを用いて原稿を読
取る場合には、解像度は密着型のスキャナにより定めら
れる。
【0041】次にステップS12において、変数Kに1
が設定される。変数Kは、ステップS11で分割された
ブロックの番号を示す。ステップS17で変数Kをイン
クリメントしてステップS13からステップS15まで
の処理を繰返して行なうことにより、ステップS11で
分割されたすべてのブロックに対してステップS13か
らステップ15までの処理を施す。ステップS16で、
変数Kが分割したブロック数Nか否かを判断することに
より、繰り返しルーチンを出るようになっている。
【0042】図6は、読込まれた画像を縦方向と横方向
とにそれぞれ4等分して4×4=16(個)のブロック
に分割した状態を示す図である。それぞれのブロック内
の画像は、下地部分を含んでおり、シェーディングの影
響が少なくなっている。ここで、下地とは、原稿に描か
れている文字や線画の背景となる部分をいう。換言すれ
ば、原稿となる用紙の文字や線画が描かれていない部分
をいう。
【0043】次に、ステップS13において、注目ブロ
ックにK番目のブロックKが選択される(S13)。こ
れは、分割されたブロックのすべてに対して次のステッ
プS14とS15とを行なうために、処理の対象となる
ブロックを注目ブロックとして順に選択するための処理
である。
【0044】ステップS14では、選択された注目ブロ
ックに対して輝度ヒストグラムを作成する(S14)。
輝度ヒストグラムとは、注目ブロックに含まれるすべて
の画素について、輝度別の度数をヒストグラムで表わし
たものである。図7は、図6のブロックKにおける輝度
ヒストグラムを表わした図である。図7を参照して、輝
度値がP1とP2とにおいて、度数が高くなる山が存在
する。P2は、局所的な山であり、P1は大局的な山で
ある。
【0045】図5に戻って次のステップS15では、ヒ
ストグラムの山頂値検出処理が行なわれる。ヒストグラ
ムの山頂値検出処理は、ブロックごとに行なわれ、処理
の対象となるブロックの下地部分の輝度値(下地輝度
値)を山頂値として求める処理である。このためヒスト
グラムの山頂値検出処理は、ステップS14で作成した
輝度ヒストグラムから、度数が最も高くなる輝度値を山
頂値として検出する処理である。ここでは、大局的な山
の山頂に当たる輝度値P1が検出され、検出された輝度
値P1が山頂値とされる。ステップS15で行なわれる
処理については後で詳しく説明する。
【0046】次にステップS18では、N個のブロック
のそれぞれについて求められた山頂値に基づき、画像全
体の下地輝度値を表わす近似2次曲面を計算する(S1
8)。近似2次曲面は、ブロックごとに検出された山頂
値を、分割されたそれぞれのブロックの中心座標に割当
て、最小二乗法を用いて、画像全体の下地輝度値を山頂
値に近似することにより求められる。
【0047】図8は、シェーディングの影響を受けた画
像の実際の下地輝度値を表わした図である。図を参照し
て、画像中の画素の位置をX−Y平面で示し、それぞれ
の座標の輝度値をZ軸で示している。図9は、ブロック
ごとに検出した山頂値を各ブロックの中心座標に割当
て、ブロックごとに画素の輝度値を山頂値として表わし
た図である。図10は、最小二乗法を用いて求めた下地
輝度値の近似2次曲面を示す図である。
【0048】ここで、下地輝度値の近似2次曲面の求め
方を具体的に説明する。まず近似2次曲面を次の式
(1)で定義する。
【0049】 F(X,Y)=aX2+bXY+cY2+dX+eY+f …(1) ただし、X、Yは、画像に含まれる画素のX−Y平面に
おけるX座標とY座標を示し、F(X,Y)は、座標
(X,Y)の画素の近似された下地輝度値を示す。そし
て、次の式(2)で求めた値Zが最小となるときの式
(1)の定数a,b,c,d,fを求める。
【0050】 Z=Σ|P−F(Xj,Yk)|2 …(2) ただし、Pは、ブロックごとに検出した山頂値を示し、
座標(Xj,Yk)の画素が含まれるブロックの山頂値で
ある。
【0051】このようにして、式(1)に示す近似2次
曲面が求められると、ステップS19では、ステップS
18で求めた近似2次曲面を用いて画像全体の下地輝度
値が一定になるように、入力された画像のすべての画素
に対して画素値を補正する。画素値の補正は、座標
(X,Y)の画素における近似2次曲面で近似された下
地輝度値をF(X,Y)とし、入力された画像の画素値
をP(X,Y)とし、目標とする下地輝度値をU(=一
定)とすると、補正後の画素値は、次の式(3)により
求められる。
【0052】 Q(X,Y)=P(X,Y)+U−F(X,Y) …(3) 目標となる下地輝度値Uは、補正後の画像の下地輝度値
を示す。したがって、シェーディング補正処理の次に、
画像に対して施す処理によって異なる。
【0053】上記式(3)を用いた補正がすべての画素
について行なわれる。これにより、シェーディングの影
響が除去された画像に補正される。上記式(3)の代わ
りに次の式(4)を用いてシェーディング補正を行なう
こともできる。この場合には、式(3)を用いた補正よ
りも誤差を軽減することができる。
【0054】 Q′(X,Y)=P(X,Y)+(U−F(X,Y))/2 …(4) 次に、図5のステップS15で行なわれるヒストグラム
の山頂値検出処理について説明する。図11は、図5の
ステップS15で行なわれるヒストグラムの山頂値検出
処理の流れを示すフローチャートである。図を参照し
て、画素値を示す変数Pに初期値「255」を設定す
る。初期値を「255」としたのは、輝度の高い側から
検索することによって、山頂値を速く求めるようにする
ためである。一般に、下地部分の輝度は高い値をとるの
で、高い輝度値から始めることにより、山頂値を速く求
めることができる。
【0055】次に輝度値Pは前後m個の輝度値の中で度
数が最大か否かが判断される(S32)。輝度値Pに対
するヒストグラムの度数をH(P)とすると、度数H
(P)が次式を満たすか否かが判断される。
【0056】 H(P)>max(H(P−m),H(P−m+1),…,H(P−1)) かつ、 H(P)>max(H(P+m),H(P+m−1),…,H(P+1)) …(5) 上述の式(5)を満たす輝度値Pが現われるまで、ステ
ップS33において輝度値Pがデクリメントされる。そ
して、上述の式(5)を満たす輝度値が検出されると
(ステップS32でYES)、検出された輝度値Pが山
頂値とされる(S34)。これにより求められる山頂値
は、ヒストグラムの局所的な山の山頂値を示す輝度値P
2ではなく、大局的な山の山頂である輝度値P1であ
る。
【0057】次に図5のステップS19で行なわれる画
素ごとの補正処理について説明する。図12は、画素ご
との補正処理の流れを示すフローチャートである。図を
参照して、入力された画像から最初の画素が対象画素と
して選択される(S41)。そして、ステップS42で
は、処理の対象となる対象画像の画素値と、図5のステ
ップS18で求められた近似2次曲面と、目標となる下
地輝度値とを用いて、式(4)に示した計算式に基づき
補正後の新たな画素値を求める。ステップS43では、
処理の対象となる対象画素が入力された画像中の最後の
画素か否かが判断される。最後の画素でない場合には、
ステップS44で次の画素が処理の対象となる対象画素
に選択されて、ステップS42の処理が施される。ステ
ップS43で処理の対象となる対象画素が、最後の画素
と判断された場合には、処理を終了する。これにより、
入力された画像のすべての画素についてステップS42
の処理が施されることになる。その結果、シェーディン
グ補正処理が施された画像が得られる。
【0058】以上説明したとおり、本実施の形態におけ
るデジタルカメラ1では、入力された画像を複数のブロ
ックに分割し、入力された画像におけるブロックごとの
下地輝度値の分布から、入力された画像の下地輝度値の
近似2次曲面を求めるので、画像全体にバランスのとれ
た画素ごとの下地輝度値を求めることができる。このた
め、シェーディング補正の精度が向上する。
【0059】また、精度の高いシェーディング補正を行
なうことができるので、画像に2値化処理を施す場合
に、2値化に用いるしきい値を容易に決定するとができ
る。また、画像に圧縮処理を施す場合においても、圧縮
率を向上させることができる。
【0060】なお、本実施の形態においては、図3に示
すハード構成で画像処理を施す形態としたが、図4、図
5、図11および図12に示すフローチャートをプログ
ラムで記載し、そのプログラムをCPU100で実行す
るようにしてもよい。この場合には、プログラムをCD
−ROM124に記憶し、記憶されたプログラムを外部
記憶装置122で読込むことにより、CPU100でプ
ログラムを実行する。
【0061】また、本実施の形態においては、画像処理
装置をデジタルカメラ1に適用した形態を示したが、密
接型のスキャナに応用できることはいうまでもない。
【0062】なお、より複雑な影や照明等に起因するシ
ェーディングの影響を受けた画像に対しては、さらに複
雑な近似、たとえば高次の曲面近似を行なってもよい。
その場合には、近似のためにより多くのサンプル点を必
要とするため、分割するブロックの数を多くしなければ
ならない。これにより、次の問題点が生じる。
【0063】(1) 高精度な下地輝度認識処理 分割したブロック内に含まれる画素数が少なくなるの
で、少ない画素数からでも下地輝度値を高精度に求める
ことができる下地輝度値を認識する処理を行なう必要が
ある。
【0064】(2) 例外処理 分割したブロック内に下地部分がほとんど存在しない例
外的なブロックが発生する。この場合に、下地部分がほ
とんど存在しないブロックを例外的に処理する必要があ
る。
【0065】(3) 処理時間の増大 複雑な関数を用いて曲面近似するには、処理時間が増大
する。
【0066】以上3つの問題点が解決される場合には、
高次曲面近似等のさらに複雑な近似を利用してもよい。
【0067】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおけるデジタルカ
メラ1と撮像対象である原稿2との関係を示す図であ
る。
【図2】デジタルカメラ1をレンズの側から見た斜視図
である。
【図3】デジタルカメラ1の回路構成を示すブロック図
である。
【図4】デジタルカメラ1で行なう画像処理の流れを示
すフローチャートである。
【図5】図4のステップS01で行なうシェーディング
補正処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】画像を4×4(個)のブロックに分割した状態
を示す図である。
【図7】図6のブロックKに含まれる画素の輝度値別の
度数を示すヒストグラムを表した図である。
【図8】入力された画像の下地輝度値を画素ごとに示す
図である。
【図9】分割されたブロックごとの下地輝度値をそれぞ
れのブロックの中心の座標に割当てた状態を示す図であ
る。
【図10】最小二乗法を用いて求めた下地輝度値の近似
2次曲面を示す図である。
【図11】図5のステップS15で行なわれるヒストグ
ラムの山頂値検出処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図12】図5のステップS19で行なわれる画素ごと
の補正処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】文字と線画が印刷された原稿をデジタルカメ
ラで撮像して得られる画像であって、シェーディングの
影響を受けた画像を示す図である。
【図14】図13に示す画像のすべての画素について、
輝度値ごとに度数を表わすヒストグラムを示す図であ
る。
【図15】文字とグラフが印刷された原稿をデジタルカ
メラで撮像して得られる画像であって、シェーディング
の影響を受けていない画像のすべての画素について、輝
度値ごとに度数を表わすヒストグラムを示す図である。
【図16】シェーディングの影響を受けた画像の2値化
処理の問題点を説明するための図であって、シェーディ
ングの影響を受けた画像の下地輝度値が高い部分と低い
部分のそれぞれに描かれた「文字」の部分に2値化処理
を施した結果を示す図である。
【図17】画像の圧縮処理の問題点を説明するための図
であって、シェーディングの影響を受けた画像を示す図
である。
【図18】画像の圧縮処理の問題点を説明するための図
であって、シェーディングの影響を受けていない画像を
示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 100 CPU 104 CCD 108 RAM 110 シェーディング補正部 112 領域判別部 114 適応補正部 116 圧縮部 118 画像合成部 120 カードメモリ 122 外部記憶装置 124 CD−ROM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像を複数のブロックに分割
    するための分割手段と、 前記分割されたブロックごとに下地輝度値を検出するた
    めの検出手段と、 前記検出された下地輝度値の分布から前記入力された画
    像の下地輝度値の近似曲面を求めるための演算手段と、 前記求められた近似曲面に基づいて、前記入力された画
    像の画素値を補正するための補正手段とを備えた、画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段で求められる近似曲面は2
    次曲面であることを特徴とする、請求項1に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記分割手段は、前記入力された画像に
    含まれる被写体の大きさに基づき分割するブロックの数
    を決定するための決定手段を含むことを特徴とする、請
    求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記分割手段は、解像度と画像サイズと
    に基づき前記被写体の大きさを決定するための決定手段
    を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、画素値が同じ画素の数
    が最大の画素値を前記下地輝度値として検出することを
    特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、高輝度側から前記下地
    輝度値を検出することを特徴とする、請求項5に記載の
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力された画像を複数のブロックに分割
    するための分割ステップと、 前記分割されたブロックごとに下地輝度値を検出するた
    めの検出ステップと、 前記検出された下地輝度値の分布から前記入力された画
    像の下地輝度値の近似曲面を求める演算ステップと、 前記求められた近似曲面に基づいて前記入力された画像
    の画素値を補正するための補正ステップとを含む、画像
    処理方法。
  8. 【請求項8】 入力された画像を複数のブロックに分割
    するための分割ステップと、 前記分割されたブロックごとに下地輝度値を検出するた
    めの検出ステップと、 前記検出された下地輝度値の分布から前記入力された画
    像の下地輝度値の近似曲面を求める演算ステップと、 前記求められた近似曲面に基づいて前記入力された画像
    の画素値を補正するための補正ステップとを含む、コン
    ピュータに実行させるための画像処理プログラムを記録
    した記録媒体。
JP11078216A 1999-03-23 1999-03-23 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2000276581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11078216A JP2000276581A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11078216A JP2000276581A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000276581A true JP2000276581A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13655863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11078216A Pending JP2000276581A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000276581A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049496A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Olympus Corp 画像処理方法および装置
CN100412681C (zh) * 2005-03-14 2008-08-20 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 影像的补光方法
JP2009146006A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Pfu Ltd 画像処理装置および画像処理方法
JP2010191952A (ja) * 2009-01-22 2010-09-02 Canon Inc シェーディング補正を行なう装置及び方法
US8475004B2 (en) 2009-05-12 2013-07-02 Panasonic Corporation Optical sheet, light-emitting device, and method for manufacturing optical sheet
JP2014103584A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412681C (zh) * 2005-03-14 2008-08-20 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 影像的补光方法
JP2007049496A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Olympus Corp 画像処理方法および装置
JP2009146006A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Pfu Ltd 画像処理装置および画像処理方法
JP2010191952A (ja) * 2009-01-22 2010-09-02 Canon Inc シェーディング補正を行なう装置及び方法
US8475004B2 (en) 2009-05-12 2013-07-02 Panasonic Corporation Optical sheet, light-emitting device, and method for manufacturing optical sheet
JP2014103584A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6985631B2 (en) Systems and methods for automatically detecting a corner in a digitally captured image
JP4042563B2 (ja) 画像ノイズの低減
US6735341B1 (en) Image processing device and method and recording medium for recording image processing program for same
US7940965B2 (en) Image processing apparatus and method and program storage medium
US6628833B1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and recording medium with image processing program to process image according to input image
EP1984892B1 (en) Foreground/background segmentation in digital images
US7486310B2 (en) Imaging apparatus and image processing method therefor
US7065255B2 (en) Method and apparatus for enhancing digital images utilizing non-image data
US8351707B2 (en) Image processing apparatus, image forming apparatus, image processing system, and image processing method
JP4415188B2 (ja) 画像撮影装置
EP2773120A1 (en) White balance control device and white balance control method
US7869630B2 (en) Apparatus and method for processing image
US7602967B2 (en) Method of improving image quality
JP2008099149A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP3438719B2 (ja) 画像検出装置、画像検出方法、ディジタルカメラおよびプリンタ
JP2002150287A (ja) 画像検出装置、画像検出方法、ディジタルカメラおよびプリンタ
JP2005275447A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US7003160B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer readable recording medium recording image processing program for processing image obtained by picking up or reading original
JP3820751B2 (ja) 画像処理装置および方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP2000276581A (ja) 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP2000013596A (ja) 画像処理装置および方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体
US7542074B2 (en) Photographed image projection device which sets a frame frequency of photographing by a camera based on movement in a photographed image
JP2001136438A (ja) 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2000013612A (ja) 画像処理装置および方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP2000013613A (ja) 画像処理装置および方法ならびに画像処理プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050615