JP2000275346A - 熱蛍光線量計用ホルダー - Google Patents

熱蛍光線量計用ホルダー

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JP2000275346A
JP2000275346A JP11697899A JP11697899A JP2000275346A JP 2000275346 A JP2000275346 A JP 2000275346A JP 11697899 A JP11697899 A JP 11697899A JP 11697899 A JP11697899 A JP 11697899A JP 2000275346 A JP2000275346 A JP 2000275346A
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Shusaku Miyake
周作 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性があり、落下等による外部からの衝
撃に対しても内部に収納されたTLD素子の破損を防止
し得る構造を有するTLDホルダーを提供する。 【解決手段】 外ケース本体(11a)及びキャップ
(11b)からなる外ケース(11)と、該外ケース
(11)の内壁面の一部分と連通する連通部(12a)
を有し、該連通部を除き前記外ケース(11)の内壁面
とは非接触の状態で前記外ケース(11)の内部に保
持、収容されている、熱蛍光線量形素子が収納された内
ケース(12)とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放射線取り扱い作業
者が放射線被曝モニタリングのために熱蛍光線量計素子
を収納し携行するため等に使用する熱蛍光線量計用ホル
ダーに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、熱蛍光線量計(以下、
「TLD」という)は蛍光体の熱蛍光現象を利用した積
算型の放射線線量を測定する固体線量計であり、蛍光体
がX線、γ線等の電離放射線を吸収(被曝)すると、こ
の蛍光体を加熱した際に、放射線の吸収(被曝)量に比
例した蛍光(熱蛍光、以下、「TL」と略称する)を発
するところから、蛍光体のTLの光量を測光することに
よって、その蛍光体が被曝した放射線の積算線量が計測
される。
【0003】TLDは基本的には、放射線に対するセン
サーであるところのTLD素子とこれを加熱することに
よってその光量を検出し、放射線量に換算するためのT
LDリーダーとから構成されている。TLD素子はTL
を呈する性質をもった蛍光体の粉末(熱蛍光性蛍光体)
を所望の形状に成形加工して素子化されるが、通常は取
り扱い性、対汚染性等を考慮して、熱蛍光性蛍光体の粉
末をガラスの細管に充填してその両端を封じた構造のガ
ラス管封入素子が主として用いられている。
【0004】TLDを放射線取り扱い作業者の放射線被
曝モニターとして使用する場合にはTLDホルダーにT
LD素子を収納してこれを作業者の着衣などにつけて携
行するようにしている。
【0005】ところで、従来のTLDホルダーでは、特
にガラス管封入のTLD素子の場合、これを収納して放
射線取り扱い作業者が携行していて落下させたり、衝撃
を与えた際、その内部に収納されているTLD素子が破
損し、被曝情報が消失してしまうという弊害があり、そ
の改良が望まれていた。
【0006】
【発明が解決使用とする課題】本発明は従来のTLDホ
ルダーが有する上記弊害を取り除くことを目的としてな
されたものであり、耐衝撃性があり、落下等により外部
からの衝撃に際しても内部に収納されたTLD素子の破
損を防止し得る構造を有するTLDホルダーを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者はTLDホルダ
ーの構造に関して鋭意検討した結果、TLD素子を収納
するケース部分を内外の2重構造とし、TLD素子を内
側のケースに収納し、TLD素子が収納された内側のケ
ースとの接触部分を出来るだけ少なくするような方法で
これを更に外側のケースに収容することによって上記目
的が達成し得ることを見出した。即ち、本発明のTLD
ホルダーは以下の通りである。
【0008】(1)外ケース本体(11a)及びキャッ
プ(11b)からなる外ケース(11)と、前記外ケー
ス本体(11a)の内壁面の一部分と連通する連通部
(12a)を有し、該連通部(12a)を除き前記外ケ
ース(11)の内壁面とは非接触の状態で前記外ケース
(11)の内部に保持、収容されている、熱蛍光線量形
素子が収納された内ケース(12)とからなる熱蛍光線
量計用ホルダー。 (2)前記外ケース本体(11a)と前記内ケース(1
2)とが一体成型されていることを特徴とする上記
(1)に記載の熱蛍光線量計用ホルダー。
【0009】(3)前記内ケース(12)には、該内ケ
ース(12)に設けられた係止手段により前記熱蛍光線
量計素子が固定されていることを特徴とする上記(1)
ないし(2)に記載の熱蛍光線量計用ホルダー。 (4)前記熱蛍光線量計素子は熱蛍光性蛍光体をガラス
管に封入してなる素子であることを特徴とする上記
(1)〜(3)のいずれかに記載の熱蛍光線量計用ホル
ダー。
【0010】
【発明の実施の形態】次に実施例により、本発明を詳述
する。図1は従来のTLDホルダーの一例を説明する図
面で、図1(a)はTLD素子1の斜視図であり、ガラ
ス細管内に熱蛍光性蛍光体の粉末を充填して熱蛍光発生
部2とし、その両端を封じたガラス細管3の一端にTL
Dホルダーへの脱着を行う等、その取り扱い性を良好に
するためのプラスチック、アルミニウム等で成形された
取手4が設けられている。
【0011】図1(b)はTLD素子1が内部に収納さ
れた従来のTLDホルダーの斜視図であり、図1(c)
は図1(b)のA−A面における断面図である。このT
LDホルダーは、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂などのプ
ラスチックからなり、内部を中空状に成形加工されてそ
の両端が開口された円筒状のケース5の断面図であっ
て、TLD素子1が装填された際に、TLD素子1のT
L発生部2と対峙する位置に錫、鉛などの金属からなる
フイルター6が所定の間隔を隔てて配設されている。こ
のフイルター6は、TLD素子の放射線に対する感度が
放射線のエネルギーによって異なる(感度に関してエネ
ルギー依存性を有する)ため、TLD素子に入射する放
射線の量を調整することによってTLD素子の感度のエ
ネルギー依存性を補償し、TLD素子に入射する放射線
エネルギーによらず一定のレスポンスが得られるように
するために設けられる、エネルギー依存性補償フイルタ
ーであり、蛍光体の種類によってそのエネルギー依存性
の程度は異なるため、TLD素子として用いられる熱蛍
光性蛍光体の種類に応じてフィルターの材質、厚みや、
複数のフイルターを用いる場合にはその配置間隔等が適
宜選択される。
【0012】放射線作業従事者の放射線被曝モニターに
際しては、ケース5の両端からTLD素子1を挿入し、
固定する(本例ではTLD素子1の取手部4並びにケー
ス5の両端部内壁面に刻まれた雌雄のネジを螺合させ、
このネジを介してTLD素子1とケース5とを固定させ
ている)。7はTLDホルダーを放射線作業従事者の着
衣等に固定させるためのクリップである。
【0013】ところが、上述の、従来のTLDホルダー
では、放射線作業従事者がTLD素子の入ったTLDホ
ルダーを着用中に着衣から脱離して落下したり、外部か
ら何らかの衝撃を受けた場合、TLDホルダー内のTL
D素子が破損することが度々あり、TLD素子が保有し
ている被曝線量のモニタリング情報が一瞬のうちに消失
してしまうことがあった。
【0014】また、TLD素子は外光、特に紫外線に対
して有感である場合が多く、これが放射線量の測定に支
障を来すため、一般にはTLD素子が収納されるケース
は黒色もしくは黒色に近く光吸収能の高い着色材で着色
しておく必要があるところから、TLDホルダーの色の
選択に制限があり、デザイン上においても難点があっ
た。
【0015】一方、図2〜8は本発明のTLDホルダー
の一例を例示する図面であり、図2は本発明のTLDホ
ルダーの外観斜視図、図3は本発明のTLDホルダーの
外ケース11を構成する外ケース本体11aの外観斜視
図、図4は本発明のTLDホルダーの外ケース11のキ
ャップ部を構成するキャップ11bの外観斜視図、図5
は図2のB−B面における断面図、図6は図3のC−C
面における断面図、図7は本発明のTLDホルダーのキ
ャップ11b(図4)の正面図であり、図8は本発明の
TLD素子の斜視図(図1(a)、即ち従来のTLD素
子と同じ構造)である。
【0016】本発明のTLDホルダーは、基本的にはA
BS樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂など
のプラスチック等、比較的放射線吸収が少なく、ある程
度の硬度を有する材質からなる外ケース本体11a及び
キャップ11bでもって正面、背面、左右側面及び上下
底面の6面を有する直方体形状の箱体を形成する。そし
て、外ケース11と、その外ケース11の内部にTLD
素子10及び該TLD素子10が収納されたと時、該T
LD素子10のTL発生部102を包囲するようにして
その内壁に併設されるエネルギー依存性補償フィルター
18を配設し得るようにした内ケース12とから成る2
重のケースで構成されている。外ケース本体11a及び
キャップ11bは放射線吸収を出来るだけ小さくするこ
とによって、特にTLD素子10の軸に垂直な方向にお
ける方向の違いによるTLD素子10への放射線入射量
の差によって起こる、感度の方向依存性が出にくいよう
にするため、その厚みを1〜3mm程度にしておくのが
望ましい。
【0017】図2〜図8に例示した本実施例において
は、外ケース本体11aはこのTLDホルダーの底面と
背面の一部(中央部)とを除く前面、左右両面、上面及
び背面の一部を構成し、またキャップ11bはこのTL
Dホルダーの外ケース本体11aのキャップであって、
本実施例にあっては、該外ケース本体11aの開口面で
ある、TLDホルダーの底面及び背面部の内の外ケース
本体1aが占める部分以外の部分を構成している。
【0018】12はTLD素子10を収納するための、
一端が開口したほぼ中空の円筒状の内ケースであり、そ
の内周壁には、内部空間にTLD素子10を収納した
際、TLD素子10のTL発生部102が対峙する場所
近傍にエネルギー依存性補償フイルター18が配設され
ており、また、TLD素子10を脱着する開口端の内壁
面には係止手段、例えば、ネジ溝が刻まれていて、TL
D素子10を内部に挿入した際、TLD素子10の取手
104部分にも設けられているネジとの間で螺合させる
等の係止手段によって、TLD素子10を内ケース12
に係止させてこの内ケース12の中に収納、保持され
る。内ケース12の形状としては本実施例のように円筒
状とするのではなく、外ケースと同様に直方体形状とし
ても良いが、上述のように、TLD素子10の軸方向に
垂直な面におけるTLD素子への放射線入射量を一様に
してTLD素子の軸に垂直な方向におけるレスポンスの
方向依存性を少なくし得る点で、本実施例のごとく円筒
状の形状とするのがより好ましい。
【0019】外ケース本体11aの内壁面と内ケース1
2の外壁面とは、例えば、直方体形状である、外ケース
11の6つの面の中の1つの面における一部分である連
通部12aにおいてのみ連結されており、この連通部1
2a以外においては両者の接触部分を有さず、外ケース
本体11aと内ケース12との周囲には、この両者の連
通部12aを除いてはその周囲に空間部が形成されてい
る。本実施例では外ケース本体11aの正面部の内壁面
の一部とこれと対峙している内ケース12の外壁面の一
部とを一体に成型することによって外ケース本体11a
の内壁と内ケース12の外壁とが連結した連通部12a
を形成しているが、外ケース本体11aと内ケース12
との連通部12aは、これら外ケース本体11aと内ケ
ース12とを別々に作製ておいて、これらを後で接着し
てもよい。
【0020】また、本実施例では、外ケース本体11a
の内壁面と内ケース12の外壁面との連通部12aはほ
ぼ直方体形状を有する外ケース11の6つの面における
正面部の内壁の一部分であるが、これが各々の左右側面
の内壁面の一部であってもまた、上面の内壁面の一部で
あってもよく、いずれの場合においても各連通部12a
以外においては外ケース本体11aと内ケース12との
間にはこの両者が連通もしくは接触する部分を設けず、
外ケース本体11aの内壁面と内ケース12の外壁面と
の間の大部分に間隙が形成されるようにして外ケース本
体11aと内ケース12とが配置される構造とする。こ
のような構造とすると、外ケース本体11aは、その厚
みが1〜3mm程度であって比較的厚みが薄くなってお
り、かつ、連通部12外ケース本体11aを除いては外
ケース11と内ケース12との間に空隙を有していて、
外ケース11の外部から衝撃が加わっても、外ケース1
1がこれと内ケース12との間の空隙内において連通部
12を支点にして振動し、外部からの衝撃がここで吸
収、緩和されるため、外ケース11が弾力性を有し、耐
衝撃性が大きくなる。
【0021】キャップ11bの底面にはTLDホルダー
の外部からTLD素子10収納の有無及びこれが収納さ
れている場合にはそのTLD素子の取手104に付され
ているTLD素子識別のための符号等がキャップ11b
を取り外すことなくTLDホルダーの外部から容易に確
認出来るように開孔21が穿設されており、また、外ケ
ース11の背面部を構成するキャップ11bの外壁表面
には、TLDホルダーを放射線作業従事者の着衣などに
固定するためのクリップ14が設けられている。
【0022】外ケース本体11aの背面における左右両
側面側の内壁には、断面がコの字状であり出口の一端が
開口したガイド溝15がそれぞれ両側面に平行に設けら
れており、一方、外ケース11の背面部を形成する、キ
ャップ11bの内側壁面の左右端部にはそれぞれ該内側
壁面から見て順次内側へ、次に左右外側面側へと向かっ
てL字状に屈曲し突出した突出片17がそれぞれ両側面
に平行に設けられていて、キャップ11bを外ケース本
体11aに被せるには、外ケース本体11aとキャップ
11bとを互いにその内側面を対峙させた状態で外ケー
ス本体11aの上記ガイド溝15内にキャップ11bの
上記突出片17の先端部をガイド溝15の先端の開口部
から挿入して、ガイド溝15に沿ってキャップ11bを
奥まで摺動させることにより外ケース本体11aにキャ
ップ11bを被せることによって箱体形状を有する本発
明のTLDホルダー11を得る。
【0023】この時、外ケース本体11aとキャップ1
1bとの固定は、例えば、外ケース本体11aの上記ガ
イド溝15における開口部付近に切欠部16を設けると
共に、キャップ11bの背面下端には突起26を設けて
おき、キャップ11bを外ケース本体11aのガイド溝
15に沿って摺動させた際、キャップ11bの上記突起
26の付近に来るとガイド溝15に設けられた切欠部1
6とが軽く嵌合する結果、外ケース11aとキャップ1
1bとが脱着自在に係合し、固定される。
【0024】外ケース本体11aとキャップ11bとを
嵌合させる手段として本実施例のような方法を採ること
により、ガイド溝15に設けられた切欠部16とキャッ
プ11bに設けられた突起26とは緩やかな嵌合状態と
なるから、わずかな力でこれを引っ張るとキャップ11
bと外ケース本体11aとの係合を簡単に解除すること
ができると共に、キャップ11bの外ケース本体11a
へのストッパーの役目をも充分に果たすに加えて、この
嵌合手段もまたTLDホルダーに加わる外部からの衝撃
に対するショックアブソーバーの機能を付与するため、
前述のように外ケース本体11aの適度の厚み及び連通
部12aを除いて外ケース本体11aと内ケース12と
の間にかなりの部分の空隙を設けたことによる外ケース
本体11aへの弾力性の付与のため、その内部に収納さ
れているTLD素子の耐衝撃性をより高めることが出来
る。
【0025】なお、本発明のTLDホルダーにおいて
は、その外ケース本体11aとキャップ11bとでもっ
て箱状体を形成した場合、当然ながら、内ケース12の
外周壁面とキャップ11bの内壁面とも非接触の状態に
あり、TLDホルダーの外ケース11とこの中に収容さ
れている内ケース12との間の空隙を出来るだけ多く設
けるように設計されている。
【0026】発明のTLDホルダーにおいて、内ケース
12は上記実施例のように外ケース本体11aと一体に
成型する代わりに、キャップ11bと一体に成型してお
いても良いが、落下時における耐衝撃性の点からは上記
実施例のように外ケース本体11aと一体に成型してお
く方がより好ましい。更に、TLDホルダーの外ケース
の形状としては上記実施例のように直方体としなくて
も、円柱状としても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のTLDホ
ルダーはTLD素子及びエネルギー依存性補償フィルタ
ーを収納する内ケースと、該内ケースを内部に配した薄
い外ケースとの2重構造となして、TLDホルダーの外
部表面へのTLD素子の露出部分をなくし、TLDホル
ダーを構成する外ケースの内周壁面と内ケースの外周壁
面との間に比較的多くの空隙を設ることによってこの両
者の接触部分を出来るだけ少なくすると共に、ケース本
体とキャップ部分との係合をフレクシブルな係合手段と
したので、内部に収納されたTLD素子への外部からの
衝撃の伝達が緩和され、TLD素子の破損頻度を著しく
低下させ得る、耐衝撃性の大きいTLDホルダーを提供
することが出来る。
【0028】また、本発明のTLDホルダーによれば、
TLD素子が直接収納される内ケースと更にこの内ケー
スを収容する外ケースとの2重構造としたため、内ケー
スによって紫外線等の光に対するTLD素子の遮光に配
慮れば良いので、外ケースによる遮光性配慮の必要がな
く、従って外ケースの色彩、材質等を黒色、不透明材な
どに制約がなくて自由に選定することが出来るのでデザ
イン上も有利となる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
図1は従来のTLDホルダーを例示する図面であり、
(a)はTLD素子の斜視図、(b)はTLDホルダー
の斜視図、(c)図1(b)におけるA−A面でのTL
Dホルダーの断面図である。図2は本発明のTLDホル
ダーの斜視図である。図3は本発明のTLDホルダーの
内ケースと連通する外ケース本体の斜視図である。図4
は本発明のTLDホルダーのキャップ部の斜視図であ
る。図5は図2におけるB−BでのTLDホルダーの断
面図である。図6は図3におけるC−Cでの外ケースの
断面図である。図7は本発明のTLDホルダーのキャッ
プ部の正面図である。図8は本発明のTLDホルダー素
子を例示する斜視図である。
【符号の説明】
1、10………TLD素子 2、10
2………TLD素子 3、103……ガラス細管 4、10
4………取手 5………………ケース 6、18
…………フイルター 7、20………クリップ 11……
………外ケース 11a……… 外ケース本体 11b…
………キャップ 12……………内ケース 12a…
………連通部 15……………ガイド溝 16……
………切欠部 17……………突出片 21……
………開孔 26……………突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外ケース本体(11a)及びキャップ
    (11b)からなる外ケース(11)と、前記外ケース
    本体(11a)の内壁面の一部分と連通する連通部(1
    2a)を有し、該連通部(12a)を除き前記外ケース
    (11)の内壁面とは非接触の状態で前記外ケース(1
    1)の内部に保持、収容されている、熱蛍光線量形素子
    が収納された内ケース(12)とからなる熱蛍光線量計
    用ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記外ケース本体(11a)と前記内ケ
    ース(12)とが一体成型されていることを特徴とする
    請求項1に記載の熱蛍光線量計用ホルダー。
  3. 【請求項3】 前記内ケース(12)には、該内ケース
    (12)に設けられた係止手段により前記熱蛍光線量計
    素子が固定されていることを特徴とする請求項1ないし
    2に記載の熱蛍光線量計用ホルダー。
  4. 【請求項4】 前記熱蛍光線量計素子は熱蛍光性蛍光体
    をガラス管に封入してなる素子であることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱蛍光線量計用ホ
    ルダー。
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