JP2000274721A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2000274721A
JP2000274721A JP11075452A JP7545299A JP2000274721A JP 2000274721 A JP2000274721 A JP 2000274721A JP 11075452 A JP11075452 A JP 11075452A JP 7545299 A JP7545299 A JP 7545299A JP 2000274721 A JP2000274721 A JP 2000274721A
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JP
Japan
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dew receiving
air conditioner
inclined portion
plates
dew
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JP11075452A
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English (en)
Inventor
勝明 ▲高▼柳
Katsuaki Takayanagi
Yoshimi Kawai
▲吉▼美 河合
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜させた熱交換器から滴下するドレン水
を、コスト的に有利な構成により効果的に処理できるよ
うにした空気調和機を提供する。 【解決手段】 後方傾斜部4bおよび下方傾斜部4cの下部
に、これら後方傾斜部および下方傾斜部から滴下するド
レン水を受けて垂直部4aおよびドレンパン6と、補助ド
レンパン7とに導く前方露受具8および後方露受具9
と、これら前方露受具および後方露受具を連結する連結
具10とからなる露受具が取り付けられてなる構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、傾斜させた熱交換器から滴下するド
レン水を、コスト的に有利な構成により効果的に処理で
きるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図7で示す
ように、本体1を構成する前面パネル1aの前面上部およ
び上面に吸込口2が設けられ、前面下部に吹出口3が設
けられ、これら吸込口2と吹出口3とを結ぶ空気通路
に、垂直部4aと、同垂直部4aの上端を折曲して後方に傾
斜させた後方傾斜部4bと、同後方傾斜部4bの後端を折曲
して下方に傾斜させた下方傾斜部4cとからなる熱交換器
と、送風ファン5とが設けられ、前記垂直部4aの下部に
ドレンパン6を、前記下方傾斜部4c下端の下部に補助ド
レンパン7を夫々設けてなる構成であった。
【0003】しかしながら、前記後方傾斜部4bおよび前
記下方傾斜部4cからドレン水の一部が滴下して、前記送
風ファン5により前記吹出口3に向けて送出されるとい
う問題を有していた。
【0004】または、図8で示すように特開平9ー26
254号公報により開示されているような事例があっ
た。即ち、「傾斜した熱交換器8'および、この傾斜した
熱交換器8'に対向して配置される送風機12' を収容する
ユニット本体1'と、上記熱交換器8'の下方の投影面上
に、熱交換器8'から任意の距離を存して熱交換器8'と平
行に配置され、かつ階段状に形成されるサブドレンパン
7'と、このサブドレンパン7'に集溜したドレン水を受け
て外部へ排出案内するメインドレンパン9'とを具備し、
上記サブドレンパン7'は、複数の水受け皿が水平面に対
して傾斜して配置されるとともに、隣接する水受け皿の
上下端部は垂直線に対して互いにラップし、かつ水受け
皿の中央部に、各水受け皿に滴下したドレン水を上記メ
インドレンパン9'に導く断面U字状の中央案内樋が連設
されることを特徴とした」構成が記載されている。
【0005】しかしながら、前記サブドレンパン7'は、
前記熱交換器8'の風上側に、しかも、同熱交換器8'と狭
小の間隔を存して平行に配置されていることから、前記
熱交換器8'による熱放射率が高くなり、且つ吸込空気と
の温度差が大きくなって結露が生じやすいため、同熱放
射率が低くなる表面処理を施す必要が生じるなどしてコ
スト的に不利になってしまうという問題を有していた。
また、前記複数の水受け皿は、上部に上端水切りリブ
を、下部に下端立上がりリブを夫々設けた複雑な形状で
あることから、成形用の金型構造が複雑になってコスト
的に不利になってしまうという問題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、傾斜させた熱交換器から滴下するド
レン水を、コスト的に有利な構成により効果的に処理で
きるようにした空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、本体を構成する前面パネルの前面上部およ
び上面に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設けら
れ、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、垂直部
と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後方傾
斜部と、同後方傾斜部の後端を折曲して下方に傾斜させ
た下方傾斜部とからなる熱交換器と、送風ファンとが設
けられ、前記垂直部の下部にドレンパンを、前記下方傾
斜部下端の下部に補助ドレンパンを夫々設けてなる空気
調和機において、前記後方傾斜部および前記下方傾斜部
の下部に、これら後方傾斜部および下方傾斜部から滴下
するドレン水を受けて前記垂直部および前記ドレンパン
と、前記補助ドレンパンとに導く前方露受具および後方
露受具と、これら前方露受具および後方露受具を連結す
る連結具とからなる露受具が取り付けられた構成となっ
ている。
【0008】また、前記前方露受具が、前方を水平面に
対して低く傾斜し、前記後方傾斜部の下方の投影面から
所定の距離を存して上下に平行に配置され、且つ隣り合
う上下端部は垂直線に対して互いにラップした複数の前
方露受板からなる一方、前記後方露受具が、後方を水平
面に対して低く傾斜し、前記下方傾斜部の下方の投影面
から所定の距離を存して平行に配置され、且つ隣り合う
上下端部は垂直線に対して互いにラップした複数の後方
露受板からなり、前記連結具が、前記前面パネルの両側
の取り付ける取付部を備えた一対の取付板および、また
は同一対の取付板の間に設けられた少なくとも一つの連
結板からなる構成となっている。
【0009】また、前記複数の前方露受板の前端、およ
び前記複数の後方露受板の後端に、鋭角状の水切り部を
夫々形成した構成となっている。
【0010】また、前記複数の前方露受板および前記複
数の後方露受板を、前記一対の取付板の間の中央部およ
び、または同一対の取付板と前記連結板との間の中央
部、もしくは同複数の連結板同士の間の中央部を夫々低
くして、断面略V字状に形成した構成となっている。
【0011】また、前記複数の前方露受板および前記複
数の後方露受板と、前記一対の取付板および少なくとも
一つの連結板とを、一体的に形成した構成となってい
る。
【0012】また、前記取付部が、前記一対の取付板に
設けられた取付孔からなり、同取付孔に、これに対応し
て前記前面パネルの両側に設けられた突部を嵌入して、
前記露受具を前記後方傾斜部および前記下方傾斜部の下
部に取り付けた構成となっている。
【0013】また、前記取付孔および前記突部を、夫々
複数設けた構成となっている。
【0014】また、本体を構成する前面パネルの前面上
部および上面に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が
設けられ、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、
垂直部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた
後方傾斜部とからなる熱交換器と、送風ファンとが設け
られ、前記垂直部の下部にドレンパンを設けてなる空気
調和機において、前記後方傾斜部の下部に、同後方傾斜
部から滴下するドレン水を受けて前記垂直部および前記
ドレンパンに導く露受具が取り付けられた構成となって
いる。
【0015】また、前記露受具が、前方を水平面に対し
て低く傾斜し、前記後方傾斜部の下方の投影面から所定
の距離を存して上下に平行に配置され、且つ隣り合う上
下端部は垂直線に対して互いにラップした複数の露受フ
ィンと、同複数の露受フィンを連結し、前記後方傾斜部
に固定する固定部を備えた露受板とからなる構成となっ
ている。
【0016】また、前記固定部が、前記露受板の少なく
とも両側部に延出された複数の固定板からなり、同固定
板を、前記後方傾斜部を構成する多数のフィン間を下方
の投影面側から上方の投影面側に挿通し、先端部を折り
返して前記フィンの周縁部に係合固定するようにした構
成となっている。
【0017】また、前記複数の露受フィンが、前記露受
板から切り起こされた切起し片からなる構成となってい
る。
【0018】また、前記切起し片からなる複数の露受フ
ィンが、前記露受板の上下の周縁部を接続する接続部を
介し、左右に複数列切り起こされてなる構成となってい
る。
【0019】更に、前記露受板の上下の周縁部を接続す
る接続部を、ほぼ等間隔により複数設けた構成となって
いる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1(A)お
よび図1(B)と、図2乃至図6とにおいて、1は空気
調和機本体、1aは同本体の前面側を構成する前面パネ
ル、2は同本体1の前面上部および上面に設けられた吸
込口、3は前面下部に設けられた吹出口、4はこれら吸
込口2と吹出口3とを結ぶ空気通路に設けられ、垂直部
4aと、同垂直部4aの上端を折曲して後方に傾斜させた後
方傾斜部4bと、同後方傾斜部4bの後端を折曲して下方に
傾斜させた下方傾斜部4cとからなる熱交換器、5は送風
ファン、6は前記垂直部4aの下部に設けられたドレンパ
ン、7は前記下方傾斜部4c下端の下部に設けられた補助
ドレンパンである。
【0021】前記後方傾斜部4bおよび前記下方傾斜部4c
の下部に、第一の実施例として図1(A)および図1
(B)と、図2と、図3とで示すように、これら後方傾
斜部4bおよび下方傾斜部4cから滴下するドレン水を受け
て前記垂直部4aおよび前記ドレンパン6と、前記補助ド
レンパン7とに導く前方露受具8および後方露受具9
と、これら前方露受具8および後方露受具9を連結する
連結具とからなる露受具が取り付けられてなる構成とな
っており、これによって、上記に説明した従来技術にお
ける問題点を解決できるようになり、コスト的に有利な
構成でなる前記露受具によって、傾斜させた前記熱交換
器の後方傾斜部4bおよび下方傾斜部4cから滴下するドレ
ン水を受けることができるようになり、前記垂直部4aお
よび前記ドレンパン6と、前記補助ドレンパン7とに正
確に導けるようにした構造となる。
【0022】また、前記前方露受具8が、前方を水平面
に対して低く傾斜し、前記後方傾斜部4bの下方の投影面
から所定の距離aを存して上下に平行に配置され、且つ
隣り合う上下端部は垂直線に対して互いにラップした複
数の前方露受板8からなる一方、前記後方露受具9が、
後方を水平面に対して低く傾斜し、前記下方傾斜部4cの
下方の投影面から所定の距離を存して平行に配置され、
且つ隣り合う上下端部は垂直線に対して互いにラップし
た複数の後方露受板9からなり、前記連結具が、前記前
面パネル1aの両側の取り付ける取付部10a を備えた一対
の取付板10および、または同一対の取付板10の間に設け
られた少なくとも一つの連結板11からなる構成となって
おり、これによって、上記に説明した従来技術のよう
に、前記露受具が、上部に上端水切りリブを、下部に下
端立上がりリブを設けることのない構造となり、成形用
の金型構造をシンプルな構成にすることができてコスト
的に有利な構造となる。
【0023】また、前記複数の前方露受板8の前端、お
よび前記複数の後方露受板9の後端に、図1(B)で示
すように、鋭角状の水切り部bを夫々形成したことによ
り、同鋭角状の水切り部bによって、前記前方露受板8
および前記後方露受板9の上位から下位に向かうドレン
水が効果的に水切りされて順次円滑に導かれるようにし
た構成となっている。なお、図1(B)においては前記
複数の後方露受板9の後端に形成した前記水切り部bを
図示しているが、前記複数の前方露受板8の前端におい
ても、前記鋭角状の水切り部bと同じものが形成された
構成となっている。
【0024】また、前記複数の前方露受板8および前記
複数の後方露受板9を、図3の傾斜角度Θで示すよう
に、前記一対の取付板10の間の中央部および、または同
一対の取付板10と前記連結板11との間の中央部、もしく
は同複数の連結板11同士の間の中央部を夫々低くして断
面略V字状に形成したことにより、同断面略V字状の中
央部にドレン水が集められて順次円滑に導かれるように
なるので、上記に説明した従来技術のように、「各水受
け皿に滴下したドレン水を上記メインドレンパン9'に導
く断面U字状の中央案内樋が連設される」ような構成に
する必要がない構成となっている。
【0025】また、前記複数の前方露受板8および前記
複数の後方露受板9と、前記一対の取付板10および少な
くとも一つの連結板11とを一体的に形成したことによ
り、例えば合成樹脂により、寸法形状を正確に仕上げる
ことができるとともに、コスト的に有利な構成でなる前
記露受具が形成されるようになっている。
【0026】また、前記取付部10a が、前記一対の取付
板10に設けられた取付孔10からなり、同取付孔10に、こ
れに対応して前記前面パネル1aの両側に設けられた図示
しない突部を嵌入して、前記露受具を前記後方傾斜部4b
および前記下方傾斜部4cの下部に取り付けた構成となっ
ており、これによって、前記前面パネル1aの両側およ
び、または前記一対の取付板10の弾性変形を利用しなが
ら、前記露受具を容易に、且つ正確に取り付けることが
できるようにした構造となる。
【0027】また、前記取付孔10および前記図示しない
突部を夫々複数設けたことにより、前記露受具を更に正
確に、且つ強固で取り付けることができるようにした構
成となっている。
【0028】なお、上記に説明した第一の実施例の応用
例として、図4で示すように、前記後方傾斜部4bおよび
前記下方傾斜部4cの上部を夫々切欠し、該切欠部に熱交
換器の略水平部4dを配置した実施例が考えられるが、こ
の場合においても、上記に説明した第一の実施例と同様
に、前記後方傾斜部4b、前記下方傾斜部4cおよび前記略
水平部4dから滴下するドレン水を、前記前方露受板8お
よび前記後方露受板9により前記ドレンパン6および前
記補助ドレンパン7に効果的に導けるようにした構造と
なる。
【0029】または、前記後方傾斜部4bの下部に、第二
の実施例として図5と、図6とで示すように、同後方傾
斜部4bから滴下するドレン水を受けて前記垂直部4aおよ
び前記ドレンパン6に導く露受具が取り付けられた構成
となっており、これによって、上記に説明した第一の実
施例の場合とほぼ同様に、コスト的に有利な構成でなる
前記露受具によって、傾斜させた前記熱交換器の後方傾
斜部4bから滴下するドレン水を受けることができるよう
になり、前記垂直部4aおよび前記ドレンパン6に正確に
導けるようにした構造となる。
【0030】また、前記露受具が、前方を水平面に対し
て低く傾斜し、前記後方傾斜部4bの下方の投影面から所
定の距離を存して上下に平行に配置され、且つ隣り合う
上下端部は垂直線に対して互いにラップした複数の露受
フィン12と、同複数の露受フィン12を連結し、前記後方
傾斜部4bに固定する固定部13a を備えた露受板13とから
なる構成となっており、これによって、上記に説明した
従来技術のように、前記露受具が、上部に上端水切りリ
ブを、下部に下端立上がりリブを設けることのない構造
となり、成形用の金型構造をシンプルな構成にすること
ができてコスト的に有利な構造となる。
【0031】また、前記露受具を前記後方傾斜部4bに固
定する固定部13a が、前記露受板13の少なくとも両側部
に延出された複数の固定板13a からなり、同固定板13a
を、前記後方傾斜部4bを構成する多数のフィン間を下方
の投影面側から上方の投影面側に挿通し、図6で示す先
端部cを折り返して前記後方傾斜部4bのフィンの周縁部
に係合固定するようにした構成となっており、これによ
って、前記露受板13を、前記後方傾斜部4bに容易に固定
できるようにした構造となる。
【0032】また、前記複数の露受フィン12が、前記露
受板13から切り起こされた切起し片12からなる構成とな
っており、これによって、前記露受具を、板金をプレス
加工することにより安価に、且つ正確な寸法および形状
で製作できるようにした構造となる。
【0033】また、前記切起し片12からなる複数の露受
フィン12が、前記露受板13の上下の周縁部を接続する接
続部dを介し、左右に複数列切り起こされてなる構成と
なっており、これによって、前記露受具に適宜強度をも
たせて、安価に、且つ正確な寸法および形状でプレス加
工できるようにした構造となる。
【0034】更に、前記露受板13の上下の周縁部を接続
する接続部dを、ほぼ等間隔により複数設けたことによ
り、前記露受具に更に強度をもたせることができるよう
にした構成となっている。
【0035】以上の構成により、図1(A)および図1
(B)と、図2乃至図4とで示す第一の実施例のよう
に、前記露受具を構成する前記前方露受具8が、前方を
水平面に対して低く傾斜し、前記後方傾斜部4bの下方の
投影面から所定の距離aを存して上下に平行に配置さ
れ、且つ隣り合う上下端部は垂直線に対して互いにラッ
プした複数の前方露受板8からなる一方、前記後方露受
具9が、後方を水平面に対して低く傾斜し、前記下方傾
斜部4cの下方の投影面から所定の距離を存して平行に配
置され、且つ隣り合う上下端部は垂直線に対して互いに
ラップした複数の後方露受板9からなり、前記連結具
が、前記前面パネル1aの両側の取り付ける取付部10a を
備えた一対の取付板10および、または同一対の取付板10
の間に設けられた少なくとも一つの連結板11からなる構
成となっており、または、図5と、図6とで示す第二の
実施例のように、前記露受具が、前方を水平面に対して
低く傾斜し、前記後方傾斜部4bの下方の投影面から所定
の距離を存して上下に平行に配置され、且つ隣り合う上
下端部は垂直線に対して互いにラップした複数の露受フ
ィン12と、同複数の露受フィン12を連結し、前記後方傾
斜部4bに固定する固定部13a を備えた露受板13とからな
る構成となっており、これによって、上記に説明した従
来技術における問題点を解決できるようになり、コスト
的に有利な構成でなる前記露受具によって、傾斜させた
前記熱交換器の後方傾斜部4bおよび、または下方傾斜部
4cから滴下するドレン水を受けることができるようにな
り、前記垂直部4a、前記ドレンパン6および、または前
記補助ドレンパン7に正確に導けるようにした空気調和
機となる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によると、傾斜させ
た熱交換器から滴下するドレン水を、コスト的に有利な
構成により効果的に処理できるようにした空気調和機と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の第一の実施例を示す
説明図で、(A)は断面図であり、(B)は(A)で示
すA部の拡大図である。
【図2】本発明による空気調和機の要部分解斜視図であ
る。
【図3】本発明による空気調和機の要部説明図である。
【図4】本発明による空気調和機の第一の実施例の応用
例を示す断面図である。
【図5】本発明による空気調和機の第二の実施例を示す
断面図である。
【図6】本発明による空気調和機の第二の実施例の要部
説明図である。
【図7】従来例による空気調和機の一例を示す断面図で
ある。
【図8】従来例による空気調和機の他の例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体 1a 前面パネル 2 吸込口 3 吹出口 4a 熱交換器の垂直部 4b 熱交換器の後方傾斜部 4c 熱交換器の下方傾斜部 4d 熱交換器の略水平部 5 送風ファン 6 ドレンパン 7 補助ドレンパン 8 前方露受具,前方露受板 9 後方露受具,後方露受板 10 取付板 10a 取付部,取付孔 11 連結板 12 露受フィン 13 露受板 13a 固定部,固定板 a 離間部 b 水切り部 c 先端部 d 接続部 Θ 傾斜角度

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体を構成する前面パネルの前面上部お
    よび上面に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設け
    られ、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、垂直
    部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後方
    傾斜部と、同後方傾斜部の後端を折曲して下方に傾斜さ
    せた下方傾斜部とからなる熱交換器と、送風ファンとが
    設けられ、前記垂直部の下部にドレンパンを、前記下方
    傾斜部下端の下部に補助ドレンパンを夫々設けてなる空
    気調和機において、 前記後方傾斜部および前記下方傾斜部の下部に、これら
    後方傾斜部および下方傾斜部から滴下するドレン水を受
    けて前記垂直部および前記ドレンパンと、前記補助ドレ
    ンパンとに導く前方露受具および後方露受具と、これら
    前方露受具および後方露受具を連結する連結具とからな
    る露受具が取り付けられてなることを特徴とする空気調
    和機。
  2. 【請求項2】 前記前方露受具が、前方を水平面に対し
    て低く傾斜し、前記後方傾斜部の下方の投影面から所定
    の距離を存して上下に平行に配置され、且つ隣り合う上
    下端部は垂直線に対して互いにラップした複数の前方露
    受板からなる一方、前記後方露受具が、後方を水平面に
    対して低く傾斜し、前記下方傾斜部の下方の投影面から
    所定の距離を存して平行に配置され、且つ隣り合う上下
    端部は垂直線に対して互いにラップした複数の後方露受
    板からなり、前記連結具が、前記前面パネルの両側の取
    り付ける取付部を備えた一対の取付板および、または同
    一対の取付板の間に設けられた少なくとも一つの連結板
    からなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 前記複数の前方露受板の前端、および前
    記複数の後方露受板の後端に、鋭角状の水切り部を夫々
    形成したことを特徴とする請求項2に記載の空気調和
    機。
  4. 【請求項4】 前記複数の前方露受板および前記複数の
    後方露受板を、前記一対の取付板の間の中央部および、
    または同一対の取付板と前記連結板との間の中央部、も
    しくは同複数の連結板同士の間の中央部を夫々低くし
    て、断面略V字状に形成したことを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記複数の前方露受板および前記複数の
    後方露受板と、前記一対の取付板および少なくとも一つ
    の連結板とを、一体的に形成したことを特徴とする請求
    項2、請求項3または請求項4に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記取付部が、前記一対の取付板に設け
    られた取付孔からなり、同取付孔に、これに対応して前
    記前面パネルの両側に設けられた突部を嵌入して、前記
    露受具を前記後方傾斜部および前記下方傾斜部の下部に
    取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和
    機。
  7. 【請求項7】 前記取付孔および前記突部を、夫々複数
    設けたことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 本体を構成する前面パネルの前面上部お
    よび上面に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設け
    られ、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に、垂直
    部と、同垂直部の上端を折曲して後方に傾斜させた後方
    傾斜部とからなる熱交換器と、送風ファンとが設けら
    れ、前記垂直部の下部にドレンパンを設けてなる空気調
    和機において、 前記後方傾斜部の下部に、同後方傾斜部から滴下するド
    レン水を受けて前記垂直部および前記ドレンパンに導く
    露受具が取り付けられてなることを特徴とする空気調和
    機。
  9. 【請求項9】 前記露受具が、前方を水平面に対して低
    く傾斜し、前記後方傾斜部の下方の投影面から所定の距
    離を存して上下に平行に配置され、且つ隣り合う上下端
    部は垂直線に対して互いにラップした複数の露受フィン
    と、同複数の露受フィンを連結し、前記後方傾斜部に固
    定する固定部を備えた露受板とからなることを特徴とす
    る請求項8に記載の空気調和機。
  10. 【請求項10】 前記固定部が、前記露受板の少なくと
    も両側部に延出された複数の固定板からなり、同固定板
    を、前記後方傾斜部を構成する多数のフィン間を下方の
    投影面側から上方の投影面側に挿通し、先端部を折り返
    して前記フィンの周縁部に係合固定するようにしたこと
    を特徴とする請求項9に記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 前記複数の露受フィンが、前記露受板
    から切り起こされた切起し片からなることを特徴とする
    請求項8に記載の空気調和機。
  12. 【請求項12】 前記切起し片からなる複数の露受フィ
    ンが、前記露受板の上下の周縁部を接続する接続部を介
    し、左右に複数列切り起こされてなることを特徴とする
    請求項11に記載の空気調和機。
  13. 【請求項13】 前記露受板の上下の周縁部を接続する
    接続部を、ほぼ等間隔により複数設けたことを特徴とす
    る請求項12に記載の空気調和機。
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